2021年01月26日
瓦屋根の棟直し
瓦屋根の棟が壊れており、雨漏りしている形跡があるため、修理をしています。
棟の瓦を受けている土が流れてしまっており、棟が崩れた状態になってました。
写真は、いったん棟を撤去し、新しい土を補填して、再度積み直しをしています。
他にも割れた瓦も直します。
瓦屋根は、このように部分補修ができるという利点があります。
ただ、瓦屋根は、都内では減少しており、職人さんも限られてきています。
これから、どうなっていくのか、心配です。
2021年01月25日
塔婆立てのやりかえ
  
あるお寺の塔婆立を交換しました。
以前の塔婆立も当社で作成したのですが、20年以上経過して足元や他の部材が腐食したため交換しました。
前は、接合部をほぞで組立て、釘などがあまり見えないようにしていました。
今回は、コストのことも考え、接合部はステンレスのビス止め。ただし、ビス頭が見えないように、埋木をして隠しました。
まれな工事ですが、大工さんの技術維持のためにも必要なのかなと思いました。
2021年01月22日
外装工事
 
1階が鉄骨造で、2,3階と木造の住宅の外装工事です。
足場で囲い、外壁と屋根の塗装、防水が主な作業です。
割と大きめの建物と裏側が狭く、思ったように進んでいません。
天候にも左右される工事ですが、足場があるので、できるだけ早めに終わらせたいものです。
今、見た限りでも、きれいな壁になっているので、早く完成を見たいものです。
2020年12月19日
ユニットバスの交換
 
給湯器交換
2020年12月10日
窓ガラスのフィルム張り
  
窓ガラスに外から見られないようにミラーフィルムを張っています。
フィルムには、種類が合って、用途に応じて選びます。
よくあるのが、防犯。目隠しです。その他結露防止もあります。
ここでは、目隠しとして張っています。
ガラス面を水で清掃して表面を平滑にします(上)。
あらかじめ切ったフィルムを窓ガラスに張ります(中)。その際、状況に応じて水をかけています。
張ったときに出来る気泡をへらを使って、フィルムを伸ばすようにして平にします(下)。
フィルムを張ると若干曇ったように見えますが、徐々に透明になります。
ただ、何もしてない透明ガラスと比べると、若干曇って見えるようです。
2020年11月25日
玄関ドア交換カバー工法
  
既存の玄関ドア枠を利用して、新しい玄関ドアを設置する工事です。
この工法は、アルミサッシの各メーカーがやっています。
まず、既存ドアを撤去(下の写真)。ここでは、欄間もあったので同じく撤去し、枠だけを残します。アルミサッシは、窓でも玄関ドアでも枠とセットの商品です。
そこで、新規の枠を既存の枠に取り付けます(中の写真)。
最後に、新しいドアを設置し、細部の補修後完了です(上の写真)。
工事は、1日で完了しますが、事前に寸法と現状の枠の形状を調べたうえで、製作する時間がかかります。ただ、他に伴う工事がないので、現場での工期が短くて済みます。
欠点としては、既存の枠に新しい枠を取り付けるので、その分小さくはなります。
ここのように親子ドアだとそれほど小さくなったとは感じませんでした。
木製ドアではできませんが、お勧めの工法です。
2020年11月19日
破風の修理
  
屋根の形状によっては、写真のように屋根の両端が、山形になっています。
この部分を破風と言いますが、古い建物だとその部分が木製になっており、塗装で仕上げています。
外装を頼まれると、その部分も塗装しますが、やはり経年劣化で、塗装がはがれてしまいます。
その都度塗装しますと、費用も掛かるので、今回は、破風にカラー鋼板を張ることにしました。塗装よりも劣化が遅く、雨風にも強いという利点があります。
ここでは、屋根の上から作業していますが、状況によっては、足場が必要です。
2020年11月17日
サイン工事
    
二つのサイン工事です。
上から3枚は、薬局の入口ガラスに張ってある、営業時間の文字変更です。
カッティングシートと言うシールでガラスに文字を貼っています。
前に張ってある文字をはがし、新規文字を貼りました。
一文字づつではなく、すでに工場で張り替える部分を1枚のシートにしてあるので、張替は早いです。
下2枚は、珠算塾の営業時間などを記した看板を撤去し、新規に取り付けました。
アクリル板に同じくカッティングシートの文字を張っています。
既存の看板は、フェンスに針金で止めてありましたが、今回はフェンスの縦格子を利用して、ボルト止めにしています。
頻繁に請け負っている工事ではありませんが、年に2?3件ほどやっています。
2020年11月12日
浴室手すり
  
玄関アプローチの手すり
足が不自由な方のために、自宅玄関前に手すりを設けました。
緩やかな坂道で、長いということもありますが、手をかけるようなところが、
1ヶ所もないので、設置ということになりました。
壁に取り付けようとしましたが、弱いブロック塀の為、狭くはなりますが、柱建て式の手摺にしました。
色は、優しく感じるように木目調にしています。
2020年10月31日
駐車場工事
 
お客様が所有していた貸家が老朽化し、解体されました。
その後を、どのようにするかを迷われていましたが、とりあえず当面、自分の駐車場として使用することとなり、土のままだったところを整地、舗装しました。
境界にネット上のフェンスを建て、土を均した後に砕石を撒いて舗装しました。
これならば、後で建築をするにしても簡易に壊せます。
2020年10月21日
塀のやりかえ
大谷石の塀が、植栽の根に押されて、道路側に傾いてしまったので、その改善工事を行っています。
まず、大谷石を撤去します。塀を押している原因だった樹木も撤去しました。
どれからコンクリートの基礎を作り、塀として化粧ブロックを積んでいます。
大谷石は、とても見栄えのいい材料ではありますが、雨水に弱く風化してしまい、崩れてしまうのが欠点です。
また、土地と道路の高低差がある場合、大谷石に限らず、大きく育つ樹木を塀の近くに植えると、たいてい根元が塀を押してしまうため、気を付けなければいけません。
その場合、強度上しっかりとした塀を作ることをお勧めします。
土台入れ替えなど補修
キッチンの取替工事で、既存のキッチンを取り外してみたら、排水が漏れていて、下の床から土台、柱の根元まで腐食していました。
おそらく、長い間に漏れていたのでしょう。
そのままでは、新しいキッチンを据え付けても、しっかり固定できませんし、なにより土台が腐食したままというわけにはいきません。
新しい土台に入れ替えて、腐食した部分も補修。
古い土台や他の部材と金物で結合。このあと、構造用合板を表面に張ります。
防蟻剤も塗布しました。
何度もお伝えしていますが、リフォームの利点は、見えないところの悪いところが見つかることと、その補修が可能なことです(状態や状況にもよります)。
2020年10月14日
コンクリート壁の穴あけ
建物の外壁に穴をあけている作業の写真です。
なぜ、穴をあけるかと言うと、上に見えてる給湯器の配管が壁の中で漏水していました。
コンクリートの建物なので、壊してしまうことができず、新たに新しく配管をし直すことにしました。
そのため、建物内から外部に配管を通すための穴あけをしています。
コア抜きと設備業者さんは言います。
専用の機械があり、丸い穴でコンクリートをドリルのようなもので、あけてしまいます。
穴あけの際には、機械を壁に固定します。
あまり頻繁にやる作業ではないし、できれば穴をあけたくはないのですが、やむを得ないときの作業です。
2020年10月09日
和室の壁補修
 
エアコンの排水管から、漏水して壁が汚れてしまいました。
エアコンを撤去し、壁の補修です。
じゅらく壁と言う、左官業者が仕上げる塗り壁で、できているので、今回も同じ材料で補修です。
いろいろとやり方はありますが、工期、金額、お使いになっている部屋だということから、上塗りをすることにしました。
ただし、漏水で汚れた灰汁が染み出てくる可能性があるので、接着性をよくすることも含めて、灰汁止めを下塗りします(下)。
また塗り壁なので、塗装と同じく汚してしまう可能性もあるので、床は養生します。
下塗り後乾かしてから、既存の色に近い材料で上塗りです。
2020年10月02日
コンクリート打ち
貸店舗の排水が何度直しても流れず、すべて撤去しやり直しました。
その際、コンクリート土間も壊したので、その復旧です。
水だまりが出来ないように、若干勾配を作ります。
隣の空き地が、同じ持ち主なので、作業がしやすく助かりました。
タケノコのように伸びているのは、今回直した排水管の掃除口や枡です。
このあと、コンクリートが乾いたら、延びている分を切って、土間と同じ高さにします。
リフォーム完了
 
内装及び設備交換工事の完了です。
もともと、床はタイル張りで、それを生かしたうえで、天寿壁のクロスの貼替をしました。
また、生活スタイルの変更で、間仕切りの位置の移動と仕切り方法の変更。アルミ製の3枚引き戸の建具を入れました。
窓枠は、ペンキ塗りでしたが、その上からシートを貼りました。
あとは、キッチン交換。形状が変形でしたので、取り付け業者さんは苦労していました。
本日は、クリーニングです。この住宅は、2期工事に分かれており、このあと、2期工事に入ります。
2020年09月29日
外装足場撤去
どんな工事でも足場を撤去するときほど、ホッとするものはない。
足場があると、台風など荒れた天候の時は気になるし、お客様もいつまでもあればうっとうしい。
また、足場を掛ける時も外す時も近隣には迷惑が掛かる。
見栄えも良くない。
養生のネットが外され、建物が見えてくると、塗装できれいになった壁が見えてくる。それも気持ちがいいし、邪魔なものが無くなっていく過程も好きです。
足場は、掛ける時よりも、外す時の方がはるかに速い。
天気がいいとなおさらいいもんです。
2020年09月25日
内装解体
 
古い住宅の改装工事です。
まずは、新しくする場所を壊していきます。
浴室は、タイル張りの浴室から、ユニットバスに変えるので、完全に壊します。
他の場所も基本的には、壊しますが、構造的には残すので、単に壊すということではなく、必要なものを残し、次に作ることを考えて壊していきます。
解体には、解体業者に依頼するのですが、リフォームのような壊しは、大工さんに壊してもらっています。大工さんは、以上のことをよく考えて壊すからです。
解体業者さんも大工さんの壊しはきれいだと言っています。
単に壊すというだけでも、いろいろと考える必要があるのです。
2020年09月15日
店舗改修
居酒屋さんのカウンターの天板の貼替です。
オーナーがとても気に入った面材の色があり、貼替することになりました。
メラミン化粧板という数ミリもない厚みの合板が張ってあるのを、はがし液やドライヤーの熱ではがします。
当初は、現状の上に新規に張る予定でしたが、はがれそうだったので、現場の判断で貼替にしました。
その他、テーブルの天板や食器棚を修正しました。
2020年09月11日
バルコニー完成
元々あった、バルコニーが自重で傾き、落下の危険があったため、撤去しました。
その後、外壁のタイルを補修し、新規のバルコニーを設置。
新しいバルコニーは、メーカー(ここでは、LIXIL)の商品にしました。
アルミ製で、柱建て。床は、スリットで開放的にして、手摺は、不透明のアクリルのパネル。
非常に、メタリックな感じで、夏の暑い日差しに反射して、よくわからない写真になってしまいました(笑)。
バルコニーには、オプションで物干掛けも設置。
バルコニーのデザインや色は、多様なので、古いバルコニーの方は、こういうやり方もあるということでご検討ください。
2020年08月29日
FRP防水工事下塗り
10年以上前に新築した住まいのベランダの防水工事です。
ベランダの雨水排水部分に不具合があり、全体の防水も含めて、やり直しています。
防水も永遠のものではありません。ここでは、少し間が空きすぎましたが、豆にお手入れすることをお勧めします。
2020年08月28日
ビルの便所他改装
 
事務所ビルの共用の便所と給湯室の改装です。
既存設備の交換と(設備工事は別会社が請け負いました)内装の工事です。
壁天井は、塗装。床はPタイル。
パーテーションの建具交換。
1週間で1フロアづつ。ちょっと忙しい工事でした。
2020年08月12日
外装完了
外装工事が終われば、足場の撤去です。
足場を取った後の外壁が、ようやくみられる時でもあります。
きれいになるのは気持ちいいものです。
2020年07月14日
足場掛け
外壁や屋根の工事には、必ず必要な工事です。
作業の施工向上、安全、周囲への配慮です。
ただ、都内では敷地が狭く、づしても隣地に越境してしまうことも、よくあります。
隣地の方も越境することもあると思います。
お互い様ですので、お互い配慮するようにしていただきたいです。
2020年07月07日
キッチン前タイル張り
 
キッチンを交換し、その前の壁にタイルを貼っています。
最近、キッチンパネルという材料を張ることが多いですが、こういった特徴あるタイルを貼るのも趣があります。
アクセントで使うのいいかもしれません。
鉄板の修理
よく店舗など、出入り口前の路肩の段差に置いてある鉄板の修理です。
長年使われて、車などが乗ったりして、変形してしまったので、交換しています。
ただ、路肩が悪く、鉄板は固くまっすぐなので、置いた状態で、がたつきや大きい段差をなくすようにする調整に時間がかかります。
2020年06月29日
内窓取り付け
遮音、遮熱、虫よけの対策として内窓を取り付けています。
簡単に窓を取り換えられない、でも音や温度が気になると言う時に、取り付けるスペースがあれば、この内窓を取り付けることはよくあります。
窓の形状に合わせて、製作ができます。製作日数にはちょっと時間がかかりますが、取付にはさほど時間は要しません。
窓を開放するのに2回操作が必要ですが、効果は大きいです。
2020年06月27日
車庫土間修理
この写真は、修理と言っても、この下を通る排水管の詰まりを修理後の補修です。
車庫の土間下に、家から出ている排水管が詰まってしまいました。
流すものによるものではなく、排水管の不具合によるものでした。
仕方なく、土間を壊し、修理した後の復旧工事です。
残っていたタイルが使えるので、モルタルで補修した後にタイルを貼っています。
工事としては、合計3日ほどでしたが、まだこれは良い方で、原因がわからなかったり、
現場の状況が悪いともっとかかることもあります。
こうした工事は、なるべく程度が少ないほうが良いのですが、なかなか思惑通りにはいきません。こういった工事に関しては、時間を要するものと考えていた方が良いと思います。
2020年06月10日
屋根葺き増し完了
車庫の雨漏りがひどく、既存の屋根の上にさらに新規に屋根をかけました。
元の屋根が太いアルミ型材で丈夫なため、今度は木下地で作りました。
仕上げは、ガルバニウム鋼板貼り。
屋根勾配が緩いのと、屋根の重みを軽くするためです。
建物の屋根と同じく色を合わせました。
2020年06月06日
エアコンのドレン掃除
工場の休憩室にあたる部屋の大きなエアコンから、漏水がありました。
住宅用のエアコンでもたまにありますが、エアコンのドレン(排水管)から排水が逆流してしまう現象です。
エアコンは冷房時に大量の水を排水しています。通常その配管から外に流れているのですが、長年のほこりなどのたまりがあり、詰まって逆流して室内に出てしまうことがあります。
写真のように室内機から機械を使って、排水の詰まりを直します。
それでもダメな場合は、外部の排水管を切り取って修理します。
2020年05月27日
外装工事の完了
 
きっかけは、この写真では見えませんが、2019年秋の台風で、屋根材が吹き飛んでしまいました。
この建物は、RC造なので、屋根材の下は、コンクリートの躯体なので、直に雨漏りすることはありませんでした。
そこで、保険を使って、修理することになったのですが、同じ屋根材にすると、また台風で飛んでしまう可能性があるため、すべて撤去し、防水仕上げにしました。
工事に関しては、足場を組みました。その際、想定以上に外装が悪く、足場を掛けた流れで、すべて外装をやり直しました。
工事内容が大きくはなってしまいましたが、足場を掛けるということは、見えないものが見えるという、大きな利点があります。
軽微な状態もあれば、大きな修理が必要な時もあります。
できれば、足場があるうちに、工事をしたほうが、経費も含めて有効と思います。
予算の問題もあるとは思いますが、足場を含めた工事をお勧めします。
屋根の葺き増し
駐車場の屋根から雨漏りがひどく、何度か、修理したものの、解決されませんでした。
車庫には、電動のシャッターもあり、壊れているそうですが、雨漏りを解決しないといけないとメーカーに言われました。
そこで、現状の屋根の上に新しく金属板の屋根を葺き、車庫自体を覆ってしまう方法にしました。
写真は、新規の屋根の骨組みを取り付けています。
いろいろな方法があるとは思いますが、現場の状況によっても変わるので、いつもその方法で悩みます。
2020年05月13日
アイランドカウンター設置
 
システムキッチンとダイニングの間にアイランド型のカウンター兼収納を設置しました。
お客様のご要望に合うように作る中で、設備メーカーや建材メーカーのものではなく、家具工事として製作しました。
面材の色もカウンターの素材や色も、選べるので思い通りの形に出来ます。
これには、収納だけでなく、コンセント、炊飯器が置けるようにもしました。
配線が、完全に隠ぺいはできませんでしたが、独立した形で完成しました。
足場撤去
雨漏りの修理を兼ねて外装工事を行い、完了したので足場を撤去します。
足場の材料を積むために、運搬するトラックもそれなりに大きいです。
足場を組む(または撤去)するためには、当然現場のそばに停車します。
たいていその場合、道路に停車しますので、往来の邪魔になります。
そこで、警察に道路使用許可の申請をします。また、歩行者などの安全を確保するために、警備員もつけます。その分費用は高くなりますが、安全面を考えるとやむをえません。
ただ、道路使用許可をもらっても、近隣などから苦情が来ると、移動しなければいけません。
システムキッチン完成の遅れ
3月初めから始まった工事がやっと終りのめどが立ちました。
浴室、便所と工事を行い、最後にキッチンの取替でしたが、新型コロナウィルスの影響で、部材が入らず、大きくキッチン工事だけ、遅れてしまいました。
今回のことで、流通、生産工場の場所など現地とは全く関係のないところでの、仕事への影響。とても考えさせられました。
まだ、関係者に感染者がいないので、現場は進みますが、これで感染者も出てしまうと、大変です。
早く終息することを願います。
2020年04月25日
キッチン前のタイル張り
 
システムキッチン設置後、廻りの壁にタイルを貼っています。
最近は、キッチンパネルという合板を張ることが多いですが、以前はこのタイル貼りかステンレスなどを貼るのが主流でした。
清掃性などキッチンパネルもよいのですが、素材感とデザイン性では、タイルも味わいがあります。
タイルの色柄同様大きさも何種類かあり、キッチンや周りの雰囲気に合わせるのもよいでしょう。
ここでは、キッチン設置後にタイルを貼り、写真は、目地を塗り込んでいるところです。
2020年04月20日
キッチンの交換工事
現状のシステムキッチンを交換する工事で、まずは、既存のキッチンを撤去に入りました。
まず、工事に関わらない部分の養生(床や壁)を行っています。
あわせて、設備業者さんに不要な設備機器と配管を撤去してもらいます。この写真では、すでにガスコンロが撤去されています。
その後、新規のキッチンのために配管直し、下地の直しを行います。
2020年04月10日
外装工事の完了
 
2020年04月08日
ベランダ防水上塗り
FRP防水の上塗り工事です。
下地まで悪くないので、トップの塗り替えだけ行いました。
2020年03月25日
塗り替えの材料
2020年03月10日
ユニットバスの設置工事
在来の浴室を解体し、新規にユニットバスを設置しています。
写真は、完成間近の状態で給水と給湯管を結んでいます。
このあと、コーキングを細部に施し完了です。
ユニットバスを設置する際に、良くお客様から言われるのは、どうやって設置するのかということです。
あの形状をどうやって、入れるのかと悩まれていますが、ユニットバスは、どのメーカーも天井、壁、床、浴槽がバラバラできます。それを順番に組み立てます。
浴槽が一番重く、搬入しにくいのですが、廊下や入り口の幅が75?以上あれば、問題ありません。
その代わり、入口側の壁を壊すこともありますが、商品によっては、それもしないで済むものもあるようです。
設置工事は、ほぼ1日で完成します。
2020年03月06日
ユニットバスの土間つくり
ちょっとごちゃごちゃした写真ですが、奥の方が浴室の土間です。
手前でコンクリートを練っています。
在来の浴室からユニットバスに変更します。
既存の浴室を解体。壊れた後に土間にコンクリートを打ちます。
ユニットバスの基礎となります。また、土間下からの湿気を止める役割もあります。
2020年03月04日
シャッター取り付け
  
新規に車庫を建てて、その入り口にシャッターを取り付けています。
車庫は、木造で道路に飛び出さないよう、シャッターボックスは建物内部に取り付けています。
シャッターボックスの骨となる側板を取り付けます。
その後、シャッターの軸を取り付け、シャッターを巻き込んでいきます。
あとは、シャッターボックスを囲って完了。
工事前には、電源も配線しておきます。
2020年02月28日
トタン屋根の棟の補修
春の日差しで屋根の上は、心地よいです(笑)
台風で屋根の頂部にあたる棟の釘が緩んでいたり、外れていたので、点検しながら新たに釘打ちをしました。また、台風が来ていたら、今度は屋根材が飛んでいたでしょう。
2020年02月26日
床の骨組みの直し
和室の畳を取り換えるにあたり(畳業者は別)、その下を直してほしいとのことで、畳下の床板を解体し、骨組(根太)を補強しています。
畳の下の骨組みは、古い木造住宅ですと、一般的には、床束という上の骨組みを支える柱の小さいものあり、その束の上を大引きという9センチ角か10.5?角の材が約90センチピッチに、水平に取り付けられます。
その上を根太という3.5?×4.5?位の角材が等間隔で並べられ、その上に厚み1.2?の合板もしくは、板が敷かれます。その上に畳を敷きます。
ここでは、畳の下の合板が床下の湿気で強度が無くなり、畳の上からでも大きくへこむようになりました。
当然その合板をはがし、新しく合板を敷き込むのですが、お客様の要望により、現状の根太と根太の間に新しく根太を追加しています。
和室の場合、畳が厚いため、根太の間隔は、45?ピッチぐらいです。畳以外の床材だと30?ピッチになります。間隔が広いゆえに合板が弱まると、床が沈むような感じになります。骨材となる根太や大引きは、大丈夫でしたが、将来また同じことになるのを避けるため、骨材を増やしました。
このあと、新規の合板を張って、畳をもとに戻します。
2020年02月19日
窓カバー工法
 
マンションの3階にある窓の改修工事です。
窓の交換となると壁も壊すし、高い場所だと足場も必要です。
そこで、既存の窓枠の上から、新しい窓を取り付けるという工法があります。
これだと、壊すことも足場もいりません。マンションに限らず、木造住宅でも工事は可能です。
ただし、既存の窓より開口部が小さくなります。
ペアガラスや防犯ガラスも可能なので、工事条件が難しい場合、この工法がいいかと思います。
2020年02月12日
店舗入口
シャッターしかない店舗の出入口に、アルミサッシの出入り口と嵌め殺しの窓を取り付けました。
当初は、サッシ業者のみで製作する予定でしたが、製作費が高く、住宅用サッシに変更して、大工さんが取り付けています。多少出てくる小壁は、塗装仕上げ。
2020年02月05日
外部木部の塗装
 
以前、改修を行った際に、木戸や木部を生かした工事をしました。
その木部の塗装を行いました。
やはり木部なので、そのままにしておくと腐食します。それを防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。
ここでは、キシラデコールという外部用の塗装を使っています。木部の良さを生かしつつ防腐防虫効果があります。色も何種類かあり、クリアな色もあります。
2020年01月27日
塀の改修工事
大谷石の塀から、ブロック+アルミ製のフェンスに改修した工事です。
大谷石が経年変化で危険な状態だったので、改修しました。
解体には、世田谷区から助成金が出ています。
重量ブロックで基礎とある程度の高さまで作りました。
アルミのフェンスについては、いろいろなメーカーと商品があるので、デザイン、価格、用途(目隠しか、多少風が必要なのか、などなど)から選びましょう。
万が一塀が倒壊するなどを考えると、フェンスの割合を多くした方が良いかと思います。
2020年01月24日
建具の吊り込み
 
既存の建具を撤去し、新しい建具を入れています。
元々は、襖でしたが、木建具が良いということで入れ替えています。
元の大きさが決まっているので、採寸して建具を製作。
出来た建具を現場で再度調整し、吊り込みます。
出来た建具は、直角に出来ていますが、実際は建物の傾きや精度が悪かったりするので、
出来た建具をあてがいながら、形を修正していきます。
丁番の位置や取っ手などもその場で取り付けていきます。その過程を吊り込むと言っています。
2020年01月22日
塀の撤去
 
古くなった大谷石の塀を撤去しています。
大谷石は、経年変化で表面がもろくなっていきます。手で触ってもぼろぼろ落ちていくこともあります。
この現場では、その大谷石で積み上げた塀が道路側に倒れることを懸念して、撤去することになりました。
世田谷区では、ブロック塀など危険な塀を撤去することに対し、補助金が出ます。
高さや塀の構造、状況によって条件がありますので確認してください。
2019年11月30日
物干し金物取り付け
 
洗濯竿を差し込む用の金物です。
写真用に金物の腕の位置が上、中、下と三段階から四段階設定できます。
腕の長さも30センチ程度から70センチ前後まで何種類かあります。
色も3色から4色あります。
写真では、バルコニー外側の壁に付けています。
これは、美観とプライバシーの点から外から洗濯物見えないようにするためです。
また設置位置が低いので、洗濯物が干しやすいですが、長物がかけられないこともあります。
バルコニーに出る窓の両側に取り付けることもあります。(こちらの方が多いかもしれません)
2019年11月16日
バルコニー塗り替え
 
住宅の2階バルコニーの塗り替えです。
鉄と木でできているので、錆びていたり、腐食している部分があります。
下地処理をして、塗装をします。
足場無しでも可能ですが、屋根の修理もあることから、必要最低限の足場を組んでいます。
2019年11月15日
浸水
 
台風19号による多摩川の増水による影響で、支流からあふれた水によって、アパートが床上浸水しました。
写真下のはがれた壁の上にうっすらとシミがあります。そこまで上がってしまいました。
40?50?位と思われます。
住まわれているので、大ごとな工事ができませんが、畳を処分し、床下地からやり替えます。壁は、この上から合板を張ってクロス工事とします。
電気系統は、調べたところ、漏電はしていませんが、浸水したコンセントは、交換することにしました。
このアパートの前にオーナーの自宅がありますが、さらに浸水がひどく、床から、1mは上がっていました。
2019年11月14日
手すりの設置
   
マンションの共用階段に手すりを設置しました。
写真上から
養生テープを使って、設置する手摺の高さを計り、ラインを出し、受金物の位置出しをします(これは、大工さんによてやり方はいろいろです)。
手摺の受け金物を取り付けます。
受金物に手すりを取り付けています。ここは屋内なので、手触り感を重視して、木製です。また、握りやすいようにただの丸い棒ではなくすべり止めが付いたタイプにしました。
一番下の写真が完成した状態です。
手摺の受金物は、だいたい90?ピッチ(鉄やステンレスの手摺だともう少し間をあける時もあります)。
ここでは、手摺をカットして、コーナーやジョイントを済ませましたが、専用の金物もあります。
相手がコンクリートの躯体なので、設置するのに手間はかかりますが、どこでも取り付けられる利点があります。木造や鉄骨造の場合、下地を考えなければいけないこともあります。
台風被害・塀の直し
台風の風によって、アルミのフェンスと下のブロックが、破損しました。
フェンスが、目隠しのためのものだったので、風が抜けず、帆のようになってしまい、土台のブロックごと壊しました(写真の中で一番上の白いものが新しいブロック)。
既存のブロックも鉄筋が不足していたり、モルタルが充填されていないなどありましたが、それにしても、何十年もった塀が、一瞬で壊れるとは、台風の恐ろしさがわかります。
破損したブロックとフェンスを撤去し、新規にブロックを積んで(不足していた鉄筋やモルタルも充填)、これからフェンスを設置します。
2019年11月13日
台風被害・窓のカバー工法
台風被害シリーズ2弾。
マンションの共用階段にある各窓が、台風の風によって、割れたり、障子が外れてしまいました。
鉄製の窓でしたが、アルミ製の窓に取り換えました。
実際取り換えるとなると、足場を組み、窓廻りの壁も含めて解体しないと交換できません。
それでは、高所になればなるほど大工事になってしまいます。
そこで、既存の窓枠を利用して、新しい窓を枠ごと取り付けるカバー工法という施工方法にしました。マンションなどビルでは、よくやる方法です。
欠点は、既存の開口部より小さくなることですが、新品同様になります。
写真用に出来てしまうと、本当に工事をしたのかわからない状態です。
2019年10月16日
台風被害
 
写真は、物が飛んできて壊れた瓦を取り換えたところと、マンションのバルコニーで隣室との境にあるパーテーションが破損した写真です。こういった被害は、ごくごく一部です。
いずれも、台風15号、19号によるものです。
この二つの台風は、東日本に大損害をもたらせましたが、その影響は、当社のような小さな工務店にもあります。
1回の台風で、破損や雨漏りは20件以上来ます。最近の台風は、くるごとに大型になってきているので、被害は増える一方です。
テレビで見ているよりも、はるかに被害はあります。
中には、そうなっても仕方ないのかな・・という状態の家もありますが、台風が来なければ壊れないのにというのもあります。
いずれにしろ、これ以上の台風が来ないことを祈るばかりです。
2019年09月06日
床暖房の試運転
改装工事に伴い、ガス床暖房を取り入れました。
外部にガスで燃焼させた温水を特殊なチューブで床下に配管設置します。
この写真は、リモコンと床暖房が入っている場所がつながっているか、ちゃんと温まるのかということをセンサーで試験しているところです。
2019年08月09日
ブロック塀・ブロック積
根切・基礎工事が終わり、下からブロックを積み上げています。
ブロックは、軽量と重量、それと化粧とあります。
軽量は、安く軽く施工もしやすいですが、強度や経年変化に弱いので、通常ある程度の高さにする塀は、重量にします。
ブロックの大きさは規格で決まっていますが、幅は、数種類あり、強度を考慮して選びます。
化粧ブロックは、基本的に重量ブロックの部類ですが、表面に加工が施してあったり、色がついているのもあります。
ここでは、敷地境界の塀なので、重量ブロックにしています。
ブロック内には、鉄筋を立てて、強度を上げています。
2019年08月08日
床屋さんの給湯器交換
 
会社の向かいにある床屋さんの給湯器を交換しています。
作業としては、通常と同じで給湯器も同じ形状です。
一般の住宅と違うのは、給湯能力が店舗の方が大きいこと(使う量が多いので)。
また、浴室にはつながっていないので、追い焚きの配管がありません。
その代わり、即湯タイプなので、わりとお湯が出始める時間が早いです。
お湯が循環している状態になっています。追い焚きの配管がない代わりに循環の配管あります。
あまり店舗工事を請けていないので、ちょっと珍しいので掲載しました。
2019年08月06日
塀の解体と根切り
既存の塀を解体し、新規に塀を作り直しています。
隣宅が解体されたのを機に境界が確定したので、あらためて境界に合わせてくることになりました。
解体は、元請の方がほとんど壊してくれましたが、底の方を根切を含めてさらに撤去しました。古い土管などがたくさん出てきました。この後ベースの基礎コンクリートを打って、ブロックを積みます。熱中症との戦いです。
2019年07月31日
玄関ドアの電気錠
アルミサッシの玄関スライドドアの電気錠が故障してしまい、交換工事を行っています。
当社で新築時に取り付けたものなのでデータがあっため、手配は容易でした。ただし、納期に時間がかかりました。
施工時間も1時間程度です。
ただし、費用が新築時と比べると高くなっていました。
部品供給が徐々に少なくなり、商品の入れ替えも行われるため、古くなるとその制作に部品代とも値上がりしてしまうそうです。
これは、メーカー側の課題でもあると思いますが、こういったメンテナンスも起こると考慮したほうが良いと思います。
2019年07月12日
キッチン交換
システムキッチンの交換工事が完了しました。
L型の古いキッチンを取外し、I型のキッチンを取り付けました。
古いキッチンを撤去すると、床が張っていないとか、壁が一緒に壊れてしまったとか、
出来てしまうと見えない部分が多くあり、実際にその工事の方が時間がかかっています。
お客様も毎日見ていらっしゃたので、大工さんの苦労がわかっていただけました。
何事も下地が良くないと仕上げもよくはならないということを改めて実感しました。
絨毯の修繕
 
キッチンの交換に伴い、敷いてある絨毯が足らない部分が出てきました。
当初は、違う素材の床をやる予定でしたが、違和感があるので、同じような色のじゅうたんをつぎ足しました。
同じような色とはいえ、新しいもの古いものでは、色が合いませんが、ご了承いただいて張りました。
継ぎ目がわかりにくいよう新しく張る絨毯の切り口を何度か合わせていました(これが大変そうでした)。
古い絨毯と新しい絨毯の下に両面テープのようなものを敷き、アイロンで温めて(上の写真)、両者を張ります。
色の違いはありますが、きれいにつなぐことが出来ました。
2019年06月20日
リフォーム床
賃貸物件で、床の傷が多いため、直すことになりました。
床などの傷は、傷直し専門の業者がいて、そこにお願いすることが多いのですが、
ひっかき傷、引っ込み傷、すったような跡、変色などその数量が多すぎて、費用が掛かってしまうことや、思ったほどきれいにならないと判断して、床を張ることにしました。
ただ、張り替えると、解体費もかかり時間もかかります。おそらく、コンクリートの建物なので現状の床がボンドで接着されているとなると、きれいにはがすことが難しいです。
その上から張るとなると、厚みが付きすぎてしまうのですが、リフォーム用の床という厚みが6?しかないフローリングがあります。
写真は、途中まで張っています(色が近いのでわかりにくいかも)。
これも、ボンドで接着ですが、ところどころ脚の短い釘で止めています。
これで、完成すれば新品同様です。
2019年06月14日
床の補強
1階の縁側(庭に面している廊下)の床が、劣化して上に乗ると下に下がるようになっていました。
張ってある合板材が、経年変化で劣化し、肌別れを起こしている、よくある現象です。
すぐに抜け落ちることはありませんが、生活するうえでストレスになるので、張り替えています。
屋根塗装下地その2
 
コロニアル屋根の塗装の場合、下地材を塗る時に合わせて行う作業があります。
写真の部材をコロニアルの重ね合わせの部分に(写真上の置いてある金具の上)、写真下のように差し込んでいきます。
これは、雨水の吸い込み防止材です。
塗料をそのまま塗り込むと、コロニアルの重なり部分にあるわずかな隙間が塗料で被膜を作ります。完全に被膜していればいいのですが、その部分に吹き込まれた雨水が毛細管現象で吸い込まれてしまいます。
ある程度の重なり部分にある隙間は、中の圧力と外の圧力で吸い込まれないようにっているので、その隙間を保つために金物を差し込んでいます。
屋根塗装下地
建物全体を塗り替えていますが、作業としては、全体を水で流す「洗い」という作業をします。この作業で、汚れなどを落とします。
それから順番としては、屋根から塗っていきます(下地の段階では、外壁も合わせて行うこともあります)。
写真は、屋根塗装の下地材を塗っています。外壁でもそうですが、白い色なので、お客様からよく違う色を塗っていると指摘されますが、下地材なので指定の色を塗るのはこの次になります。塗料と屋根や壁がよく接着するための塗料です。
外壁亀裂修理
建物全体の塗り替え工事に入っています。
新築してから10年以上、大きくはないですが、細いひびが多々見られました。
その部分にシリコンを注入するなど、ひびを埋める修理をして、壁を塗ります。
2019年06月12日
門扉交換
 
既存のアコーディオン門扉が所々壊れてしまい、開閉がうまくできなくなったので交換です。
丈夫なものをということで、ちょっと高めですが、部材の大きいものにしました。
アコーディオン門扉は、両側に柱が立ち、キャスターで開閉します(レール式もあります)。扉は、すぐに外れますが、両側の柱は、コンクリートの土間に埋まっているので、コンクリートを斫って、撤去(写真上)。
その後に新規の柱を埋めます。水平や垂直を考慮して調整。コンクリートで固めます。
それから門を設置して完成。コンクリートが乾くまで1日動かさずにしておきます。
2019年05月29日
銭湯の床直し
会社の裏にある、銭湯の下足入れの前のの床を直しています。
床板が腐ってしまったので、撤去しました。
前は、クッションフロアというビニルシートでしたが、味気がないので気にしたいということで、桧の床板にしました。すのこ状にして張っています。
2019年05月25日
障子張り替え
  
障子張替です。既存の紙をはがして、清掃し、新規に張っています。
2019年05月24日
棚板の取り付け
店舗の壁にお店の方が、棚板を取り付けたところ、落下してしまったので、再度取付です。
壁が、石膏ボードなので、ボードアンカーを使ったらしいのですが、アンカーごと取れたそうです。
大工さんに再度間柱などの骨の位置を確認してもらい、棚板を取り付ける前に補強用の板を張り(手摺と同じ要領)、棚取付ました。
2019年05月10日
漏水の修理
 
アパートの2階のお部屋の給湯配管より漏水があり、その修理。
1階の天井が漏水により、ダメになってしまったこともあり、修理するために天井を全部落としました。
原因は、給湯配管に小さな穴が開いており、そこからの漏水です。
これは、経年変化で起こるものです。給湯の配管は、銅管が多く、鉄でいう錆びたような状態が起こり、その部分に穴が開くことが多いです。特に接続部分やエルボといったまがっている部分です。
最近は、銅管を使うことないので、漏水の可能性が低くなりました。
仕事は大変でしたが、天井を壊してすぐに発見できたので、状況としては良い方でした。
修理の確認後、天井を張りなおしました。
2019年05月06日
雨樋直し
原因は不明ですが、横樋のジョイント部分が下がってしまい、そこから雨が下へ落ちていました。
ジョイントは、しっかり接合されていたので、雨樋の角度を支持金物を曲げて調整しました。あまり、やりすぎると角度が変わり別の方に雨がたまるので、調整が難しいです。
ごみが詰まってしまうことや、雪が乗って重みによる原因などいくつか考えられます。
また、経年変化でジョイントが外れてしまったり、樋自体がひび割れを起こしてしまうこともあります。
雨の日に雨樋からあふれるように落ちて来たりしたときは、気を付けてください。
また、晴れた日でも特定の場所だけ雨樋に汚れがついていたら、そこから漏れている可能性があります。
2019年04月24日
文字張り
お店の文字張り直しの工事です。
店先の窓にカッティングシートというシールを張り付けているところです。
ここでは、文字をはっきり見せるために白にしていますが、規格内であれば、
何種類も色はあります。書体もいろいろありますが、最近は、データから文字を起こせるので、ちょっと特殊でも対応できます。
窓面をきれいに掃除して、シートを張っていきます。
文字は、1文字ずつにはなっていないので、いっぺんに張っていきます。
2019年04月23日
外壁・シール工事
 
古い建物で、外壁材のジョイント部分がひび割れてしまい、防水効果がない状態になっていました。
へーベルという外壁材で、この材料は、だいたい60?間隔ぐらいにジョイントがあります。
いわゆるコーキングというものとその後の塗装で、雨水が入らないようにしていますが、全く手入れされおらず、今回修理しています。
一度既存のコーキングを撤去し(上の写真左側の下がその状態)、新たにコーキングします。
きれいに仕上げるためと余計なところに付着しないように養生のテープを張って(緑色のテープ)、コーキングを打ちます(写真上)。
そのあと、専用のへらできれいに仕上げます(写真下)。
この作業が終わり、1日乾燥させてから、塗装工事に入ります。
2019年04月16日
外装工事中間
   
10数年前に新築した住宅の塗り替えです。
足場をかけて、屋根から外壁、ウッドデッキまですべて塗り直しです。
屋根は、金属板、外壁はモルタルの上に塗装、サイディング、格子は木製、バルコニーとウッドデッキは木製と塗装業者さんは、その個所ヶ所で材料を変えたり、養生したりが大変です。おそらく、塗る面積は大きいので、塗装はしやすいでしょうが、養生が大変でした。
この建物は木製の格子も多く、塗装が苦労したようです。
でも、デザインが面白い建物なので、工事が終われば、また元のようにきれいに見えるでしょう。足場を早く取りたいものです。
2019年03月19日
白線引き
完成したアパートに駐輪場がないので、空いているスペースに、目印となる白線を引きました。
2019年03月16日
塀の補修
塀の表面の仕上げがひび割れたり、剥離していたので塗り替えることにしました。
当初は、悪いところを左官業者に補修してもらい、それから塗装の予定でしたが、思ったよりも現状のモルタルが浮いていて、いずれ剥離して落ちてしまう恐れがあったので、急遽、お客様の了解を得て、すべて剥離しました。
裏の庭の土からくる湿気、植木の根が塀に圧迫していること、そこでひびが入り、雨水が入って剥離するなど、良くない状況でしたが、剥離して分かったことは、作った当初のコンクリートが良くないか施工が良くないかということでした。
その後、モルタル補修をした業者が、水抜き穴も一緒に塗ってしまったので、余計に湿気が回ったようです。
剥離してはじめてわかることでしたが、塀をすべて壊すわけにはいかず、接着性の強いモルタルで補修し、塗装して保護することにしました。
完璧に直せるわけではありませんが、よりこの塀を持続させることはできると思います。
2019年03月13日
玄関先改修
以前、当社で新築させていただいた現場です。
車を所有されていたのですが、年齢の関係で手放されました。
建物の中に駐車スペースが食い込んでいたので、空いたスペースの有効活用として、壁でふさいで、玄関ドアと窓を取り付けました。増築ではありません。
外壁は、現状と同じサイディングですが、全く同じ色にはできないので、似てるよりは変えてしまおうということで、違うデザインのサイディングにしました。
木材が好きな方なので、木目調のものにしました。
中の壁は、2階のお部屋がシナ合板なので、合わせることにしました。
他に棚なども取り付けます。
大きい工事ではないので、基礎もブロックにしてほとんど大工さんだけで施工してます。
屋根改修
 
屋根の上に改めて屋根を作るカバー工法という工事です。
何度か、このブログでも紹介させていただいています。
現状は、コロニアル葺きの屋根で、以前、塗装を当社でさせていただきました。
塗装も何度もしてしまうとかえって、雨水の吸い込みがなりやすくなるなど、弊害も出てきます。
かといって、吹き替えると大工事になってしまうのと雨が降ると大変なので、カバー工法が多くなってきました。
新規に張る材料は、ガルバニウムという金属屋根です。
大きい屋根ではありませんが、写真のように屋根が折れ曲がっていたり、トップライトがあったりと役物が多く、少し手間がかかります。
防水紙を貼って、新規にガルバニウムを張っていきます。屋根が二重になるので荷重はかかりますが、金属なので大きな影響はありません。また、屋根が二重になるので、断熱効果もでます。
2019年02月27日
玄関土間のタイル
共用玄関の前の土間をタイルで仕上げています。
タイルは、材質、色など多彩です。ただ、土間など床に使うタイルは、大理石など滑りやすいものを使ってはいけません。
タイルメーカーの方で、使用する場所を指定していますので、それを参考にします。
ここでは、100角の磁器質タイルにしています。
内装が木目風のものがあったので、やや茶色がかった色にしました。
2019年02月25日
アパート完成
    
9月末より始めてやっと完成になりました。外構で少し残していますが、入居には影響ありません。
アパートなので、完成となると消防の検査、建築(役所)の検査があります。
これらをクリアして、やっとお客様に引き渡しができます。
外観と内部で目立つところを写真にして更新しました。
2019年02月21日
建物回りの砂利敷き詰め
道路からのアプローチは、コンクリートの仕上げですが、その他の周囲は砂利敷です。
予算や目的でその仕上げは、変わっていきます。
ここでの砂利は、
?安価、?施工が早い、?防犯(歩くと音がする)、?土のままだと雨の時の泥はねして汚れるから、?雑草を防ぐ。
?と?については、施工上の問題がなければ、コンクリートを打ったほうが良いでしょう。
黒いシートが敷いてあるのが、防草シートです。その上に砂利を敷きます。
アプローチ土間工事その2
 
コンクリートの下地を終えて、コンクリート打ちになりました。
コンクリートの強度及びひび割れ防止のためにワイヤーメッシュという格子状にできた鉄筋を配します。
そして、コンクリートを打ち込みます。
距離と数量が少ないので、コンクリートのミキサー車から一輪車に直に受けて、流し込みます。
流し込んでいきながら、左官業者が土間を均していきます。
冬なので乾きが悪く、おそらく左官業者は、夕方まで均し作業となるでしょう。
2019年02月14日
アプローチ土間工事
新築アパートの外構工事です。
道路からアパートまでのアプローチの工事をしています。
コンクリート仕上げで、奥の建物から道路まで雨が流れるように勾配が着いています。
左に並んでいる箱は、水道メーターで土間の高さと同じになるように設置しています(これは、設備業者の仕事)。
写真は、コンクリート下の地面を突き固めて、伸縮目地(横に2本据えてある)を設置しています。
コンクリートは、ある程度の大きさになると寒暖で多少動きます。
そこで、ひび割れなどが入るため、緩衝材を入れています。
このあと、鉄筋を入れてコンクリートを打ちます。
キッチン組立
新しくシステムキッチンを設置している写真です。
収納部屋だったところを解体し、湯感度を新規に張って、キッチンに変えました。
内装工事としては、通常工事ですが、もともと水回りの場所ではないので、設備の配管工事が大変でした。外部をガス・水道の配管を切り回しました。
施工しやすい条件であったため設置が可能になりました。
電気については、内装を変えるので内部の壁や天井を一部壊して、配線しています。
システムキッチンは、TOTO製品で前面にはキッチンパネルを張っています。
さほど大きいキッチンでは、ないので1日で完了しました。
2019年01月25日
排水詰まり直し
建物の排水が詰まってしまい、その修理です。
水回りから出た排水管は、最終的に道路の下水へと流れていきます。
ここでは、その下水への出口で詰まっていました。下水の前には、最終枡と言って、敷地内最後の枡があります。ここは、その後に掃除口があってその下で詰まっていました。
専門の洗浄機を使って直すこともありますが、取り急ぎ手動の道具を使ってみたところ、直に直りました。
排水が詰まる要因はいくつもありますが、流していけない固形物や水に溶けにくいものが固まってしまう場合もあります。
ここでは、その要因までは探れませんでしたが、排水管の破損などの外的な要因もあります。
定期的に点検してみましょう。
2019年01月23日
塀の改修
古くなったブロック塀を撤去し、新規に塀を作りました。
目隠しにはしたいのですが、今後の地震対策を考えてフェンス式にしました。
アルミ製なのでほぼメンテナンスも不要。目隠しですが、風は通るタイプにしました。
他にもいろいろタイプはあります。
2018年12月26日
バルコニー笠木工事
 
外部の工事で、最後に行うのは設備以外では、バルコニーがない場合を除いて、笠木の工事でしょうか。
笠木は、板金業者にカラー鋼板で作る場合と、アルミサッシなどの建材メーカーで作る場合があります。
ほとんど、メンテナンスや雨漏りなどを考慮すると、サッシメーカーの笠木がほとんどでしょう。
この現場では、バルコニーの立ち上がりに壁の頂部に手すり付きの笠木を取り付けています。色は、同じサッシメーカーなので、アルミサッシと同じ色ができます。
形状やデザインは、いろいろあります。好みと建物の状態から選択します。
足場の後に施工するのは、たいてい笠木は、材料が長いので、足場が邪魔になるのと足場を撤去する際に、足場材がぶつかって傷になる恐れがあるためです。
2018年12月21日
足場撤去
いよいよ足場を撤去しています。
外装関係が終わり、足場を必要とする工事がすべて終わると撤去します。
足場がなくなると外構、外回りの工事に入ります。
足場が取れて、外観が見えてくると気持ちのいいものです。
2018年12月07日
撮影用のセットの塗装
 
特殊な工事ですが、写真家の方の撮影用のセットを作っています。
被写体の背景に使うもので、この裏面には、白いタイルを張ります。
写真は塗装で、下の写真が塗料です。ネット通販で購入しました。
グレーの色をまず単一に塗り、ベースとします。
その上から、2種類の塗料をビニール袋を使って、たたくように塗布します。
正直、塗装業者さんはためらっていましたが、最後は慣れてきて、きれいにできるようになりました。
仕上がりは、モルタルが風化したような、ムラがあるような感じになって趣があります。
ただ、見た感じについては、人によって変わるので、立ち会って状態を確認し他方が良いでしょう。ご自分で塗装も可能かと思います。
いろいろな商品があるので、こちらも苦労と勉強の連続です。
2018年12月05日
床のシート張り
店舗の床張工事です。
現在、無垢板の床材が張ってあるのですが、幼児向けの商品を扱うということで、幼児が床を這った時に、床材と床材の隙間、木の表面の粗さが良くないということで、上にシートを貼っています。
木目調のシートで写真でいう遠くの方から貼っています。
下地となる木の床材が平滑ではないので、アースシールというモルタルのような材料で平滑にして、ボンドを塗布して、貼っていきます。
2018年11月30日
サイディングの継ぎ目
外壁の仕上げ材、サイディングが張り終わると継ぎ目の処理に入ります。
サイディングは、材の長さが通常3mほどでどうしても継ぎ目が出ます。また、建物の角や窓廻り等も突き付けてはいないので、隙間が空きます。
そこにサイディングメーカーのコーキング材を注入します。
雨水の侵入を防ぐためです。
写真のように継ぎ目に養生のテープを張っていきます。これは、コーキング材が本体に付着して汚さないようにするためです。
このあと、プライマーという接着剤を塗布し、コーキング材を注入します。
メーカーのコーキングなので、サイディングと同色です。
これで、外壁は完了です。
2018年11月24日
サイディングの張り始め
2018年11月19日
アパートのユニットバス工事
新築アパートの浴室工事です。
6所帯なので、6台設置になります。現場の状況にもよりますが、ここでは、一気に設置できず1台づつの施工となります。
住宅やマンションと大きな差はありません。周りを囲ってしまうと組立が出来なくなるので、途中の段階で設置しますので、最初に仕上がる部屋です。
床から設置し、壁、天井、器具となります。
軒先の塗装下地
建物外装工事の一部。屋根の軒先塗装の下地です。
防火のボードを軒廻りに張って、それを塗装で仕上げます。
塗装は直に塗れますが、ボードのジョイントやビスの頭などが見え、それは塗装では隠せません。そのために、パテを使って隙間やビスの頭を埋めて平滑にしていきます。
それらが乾いてから、仕上げの塗装となります。
2018年11月16日
壁クロス下地
古い住宅の洗面所の改装です。
洗面化粧台の交換に合わせて、壁の内装工事も行っています。壁の腰下は、タイル張りになっていて、腰上が塗り壁になっていました。そこをビニルクロスを張るのですが、そのままでは、貼ることができないので、合板を下地にすることにして、大工さんが合板を張っています。
合板は、ラワンの4ミリ厚です。厚みは、壁のチリ・・・柱や枠材などと壁との差(合板を張ることで、壁が枠材などより飛び出ないようにする)によって、合板の厚みは変えます。
合板は、低ホルムアルデヒドの耐水。
合板であれば、クロスを張ることができます。
古い住宅で壁がボードや合板以外の場合、この方法で施工しています。
塗り壁のまま貼れないことはありませんが、強力な接着剤を塗布したり、壁を平滑にするため前面にパテを施すので、クロス業者の時間と施工費がかかります。また、それでもクロスのジョイント部などはがれる恐れもあるので、なるべく下地を張るようにしています。
FRP防水工事
 
ベランダ床の防水工事です。
防水工事は、ウレタンやシートなどいろいろありますが、ここでは、FRP防水を使っています。
写真上は、下地のプライマー処理です。防水をよく接着するための作業です。
その上に写真下のFRPのシートを敷き込み、さらに接着させます。
最後は、トップの防水材を塗布して仕上げます。FRPが接着剤で固まるので、船底のような状態になります。
どの防水もそうですが、一度工事したら終わりではありません。何年かに一度トップの防水材を塗布したほうが、より長く持ちます。
2018年11月15日
外壁工事
  
外壁の仕上げ工事に入っています。
ここでの外壁材は、一般的言われるサイディングです。横張式で、幅約45?長さ3mほどのセメント系の板を下から上に向かって貼っていきます。
最初に一番下部に水切を取り付けます(写真上)。
雨水の侵入を防ぐためと外壁に垂れる雨水が最後に建物に回らないようにする部材です。
その後ろに見える黒いものは、防虫部材で、通気層の中に入る虫をここで止めるためです。
サイディング材が搬入され(写真中)、加工して貼っていきます(写真下)。
窓や換気口の穴あけをして、ジョイントがそろうように張っていきます。
コーナーは、専用のコーナー部材があり、先行して貼り、それが基準になります。
全部貼り終わると、ジョイントや窓廻り等にコーキングを施していきます。
2018年11月10日
窓の気密
アルミサッシを取り付けた後、アルミの枠と木の骨組みの間にある隙間(クリアランス)に発砲系の断熱材を充てんしました。
隙間から外部の冷気が入り、内部結露を防ぐためです。
このあと、窓枠が取りつくので見えなくなる前に写真を撮りました。
2018年10月26日
土間塗り直し
玄関門扉前の土間のコンクリートが、劣化してひびが入り、部分的にはがれてきました。
おそらく、当初コンクリートを打って、モルタルで平滑に仕上げたと思われます。
長年にわたり土間が下がったりなどの風化が起きて、部分的にひびが入り、そこから雨水が侵入して、仕上げのモルタルがはがれたと思われます。
全部壊して、下地から直す予算と時間もなかったので、表面のモルタルをはがし、改めて、新規に塗りなおしました。
ただ塗りだけでははがれるので、網状の下地材と接着剤を併用して塗りました。
あとは、乾燥待ちです。
2018年10月20日
外壁下地
 
屋根ができて、次に外壁下地を作っていきます(その間にもいろいろやっていますけど)。
木造の強度を高める部材として、筋交いという柱と柱の間に斜めに入れる部材がありますが、他に壁面に写真の上のように構造用の合板を張る方法もあります。
2×4の住宅の方法に倣った工法です。面で建物の強度を高めます。
ただ、それだけは計算上弱い部分もあるので、筋交いも併用します。
写真上は、構造用合板を張り、窓のアルミサッシを取り付けたところです。
下の写真は、その上に防水透湿シートを張った写真です。
屋根も含めて全面にこのシートを張ります。
雨水の侵入を防ぐためのものであり、外部の湿度を入れず且つ、内部の湿度を外に出す材料です。
これらがすむと、外壁仕上げの準備に張ります。
2018年10月06日
屋根下地
 
骨組みが出来たら、屋根から作っていきます。
大工さんたちは屋根材を葺きませんが、その下地を作ります。
垂木という骨材を棟木の方から軒先の桁へとだいたい45?ピッチで架けていきます。
その上に野地板といわれる屋根下地を張ります。
これは、構造用合板で屋根の面的な耐力を保つために張ります。それが屋根の下地材になります。
合板の上に防水シートを張ります(写真下)。これは、防水だけでなく、湿気の侵入も防ぐために貼るもので、屋根業者さんがこの後にさらに防水シートを張ります。
2018年09月27日
建て方
土台を敷き込んだら、建て方になります。
柱を立てて、その上に梁など水平材を架けていき、1階から2階へと立上ていきます。
最後は、屋根材を受ける母屋や棟を上げてほぼその日は完了です。
ここまででおよそ建物の主要構造体は出来上がります。
時間があると屋根垂木を並べていくところまでやるので、家の形状はほぼ完成に近い形です。写真は、1階が出来上がったところです。
工事の過程の中で、一番大きな工事と言ってもよいでしょう。
1日のうちに土台までしかなかった家が、ほぼ完成の形まで、骨組みができるので、見ている方にも面白いでしょう。
2018年09月22日
土台入
 
基礎が出来上がり、まずは土台を敷き込みます。
土台がないと家は建てられません。
あらかじめ加工された土台を基礎の上にのせます。
その前に、写真下のように気密パッキンを挟み込みます。これは、土台と基礎の隙間から
雨水などが侵入しないようにするためです。
土台の下側に防蟻剤を塗布して、載せていきます。
基礎から飛び出ている棒状のものがアンカーボルトで、基礎の中に埋まっています。
土台に穴をあけて、アンカーボルトを貫通させ、土台を載せた後に上からナットで絞め込みます。これで基礎と土台が緊結されるのです。
2018年09月21日
先行足場
建物を建てる前に、足場を組みました。
現場の状況によって変わるので、かならずしも先に足場をするとは限りません。
足場がなくても建物は立ちますが、足場はその後が必要になります。
そうなると、周りが狭いと建物が邪魔して足場ができません。そこで、先に足場を組み立てるのです。
2018年09月20日
外階段シート張り
木造アパートの外階段です。鉄骨製で、すべて塗装(防水)仕上げの予定でしたが、
今後のメンテナンスを考えて、階段と廊下の床を樹脂のシート張りにしました。
手摺などの鉄部は、塗装して、その後に貼ります。
塗装と違って、シートの場合汚れを除けば、まず張り替えることはありません。
歩く音も多少軽減されますし、滑ることもないので、外階段の床にはお勧めです。
規模にもよりますが、アパートぐらいでしたら、1日か2日で終わります。
また、塗装(防水)の場合、塗装後に歩行ができないので、住居者がいると難しいのですが、シート張りならすぐに歩行できるので、その心配もいりません。
2018年09月14日
基礎工事立ち上がりコンクリート
2018年09月10日
コンクリート品質試験
コンクリートは、水、砂利、セメントなどが混ざり合って、化学反応によって、固まります。
でも、ちゃんと固まらないと、その上に木造の2階建てが乗るわけですから、崩れては困ります。
その性能がちゃんとあるのかという検査もあります。現場で直接コンクリートを採取して、その場で試験をします。
打ち込み時のコンクリートの硬さ、塩分の濃度他計測します。
生コンクリートの製造工場で、作られてくるので、ほぼ問題はありませんが、試験結果は、報告書にまとめてくれるので、記録として保存できます。
基礎コンクリート打ち(スラブ)
 
鉄筋の加工や配筋が終わり、検査完了をしたらコンクリートを打ち込みます。量が多いので、ポンプ車を使いました。基礎のスラブ(土間)の隅々まで空間ができないよう、バイブレーターで鉄筋を振動させながら、コンクリートがまんべんなく入るようにします。
コンクリートが水のように柔らかくはないので、ただ、ポンプで打つだけだと鉄筋によって、いきわたらないことがあるので、鉄筋を振動させているのです。
2018年09月07日
基礎配筋検索
基礎の鉄筋加工と配筋が終わるころを見計らって、検査を行います。
検査は、工務店が行う自主検査、設計事務所などの監理者が行う検査、役所または確認申請業務会社の行う検査、瑕疵保険に関する検査とあります。
役所検査は、建物の規模によっては、省略されることもあります。2階建ての住宅なので、今回はありません。
その他は、行います。
写真は、瑕疵保険の基礎検査です。間違いなく基礎の鉄筋が出来ているかの確認検査です。
ここの検査も大事ですが、やはり設計事務所などの監理者の検査が重要と思います。
そこで、間違いなどがあれば指摘を受け是正します。
このあと、上棟時や中間の検査、完了検査などが行われます。
2018年08月31日
基礎工事鉄筋組立
地盤を固めたら、本格的な基礎工事です。
捨てコンクリートと言って、50ミリ程度の厚みにコンクリートを打ちます。鉄筋が、地盤面に近づかないように、湿気止め、次の工事の足場をよくするためなどに施工します。
乾いたら、外周部に基礎用の型枠を立てます。
これが基本となり、鉄筋の組み立てに入ります。おおよそ加工された鉄筋を搬入し現場に合わせて加工し、組み立てていきます。
鉄筋下にはサイコロ状の石が置いてあります。これは、鉄筋が、地盤面より一定寸法以上離すようにするためです。
鉄筋は、立ち上がりでも底部でも外部面よりかぶり厚と言って、一定の寸法以上に離すようにします。コンクリートが薄くて、外部に近づくと鉄筋が錆びるなど性能が落ちてしまいます。
大きな材料を大まかに動かして組み立てているようですが、細かい配慮の必要な工事です。
2018年08月30日
金属屋根仕上げ
瓦屋根から金属屋根
  
瓦だった屋根を金属板葺きに変えている工事です。
瓦を撤去して、防水紙を敷き込み、屋根材を軒先から棟に向かって貼っていきます。
写真下は、その途中の状態です。中の写真は、下地となる防水シートです。
この建物では、瓦の下にビニールが敷いてあったので、二重になった状態です(ただ、既存のビニルには、釘穴があるので、それで防水にはできませんが)。
写真上は、屋根が仕上がったところです。
軒先寄りにある突起物は、雪止めです。雪止めも屋根と同じ色のものがあります。
撤去した瓦は、900kg搭載のトラックで3回搬出しました。
ですから、計算上は。2.7tになります。
次に新しく葺いて金属板(ガルバニウム)は、軽トラック1台で搬入しました。約700kg。
つまり2tは、屋根が軽くなったということです。
今回は、耐震のために屋根を軽くしたいということなので、それが実現できました。
2018年08月26日
基礎工事石敷詰
基礎の鉄筋やコンクリートをやる前に砕石を敷いて転圧をします。
基礎下の地盤を固く突き固めて、沈んだりしないようにします。
2018年08月17日
ユニットバス工事
ユニットバスを設置している写真です。
ユニットバスは、大まかにいうと床と足、壁、天井、浴槽と部品に分かれてきます。
メーカーによって床を支える材が、脚タイプ、架台タイプになります。
これは、TOTOというメーカーのアパート向け商品で、脚タイプです。
まずは、床に脚を何点か取り付けて敷き込みます。床が二つに分かれているものと一つにできているものがあります。
そうなると、水道などの配管ですが、先行して配管がなされていて、当日水道業者も立ち会います。
床を設置して、水平を見たら、壁パネルを立てていきます。壁のパネルもいくつかに分割されてきます。
それから、天井を設置して、浴槽を据えて、換気扇、水栓金具類・・・とつけていきます。
窓がある場合は、壁のパネルを事前にカットして、立てていきます。
およそ1日で完成です。
入浴することは可能ですが、コーキングなどをしている箇所があるので、乾燥してからとなると翌日から使用可能です(ただし、浴室周辺の工事は残っています)。
2018年08月09日
基礎工事開始
準備が整い、基礎工事が始まります。
重機が入り、基礎の根入れ(設計地盤より基礎が潜る部分)を掘る作業(根切)に入ります。
敷地の奥の方から、道路側手前に向かって掘っていきます。
この時、先日に行ったやり方の水平の板が役に立ちます。
この板の天端が基準となっていて、ここからマイナス何?(?)下がったところを掘っていきます。出てきた土は、低いほうに戻したり、搬出して処分します。
2018年08月07日
仮設*やり方
更地にいきなり建物を作ることはできません。
敷地内の配置、敷地内に高低差がある場合の基準の位置など、目測では、決められないことがあります。
また、建築確認申請というものを役所に提出して、その許可を得ているので、その図面通りの位置に建てなければなりません。
その工事を「やり方」と我々の間では、言っています。
敷地の四方に杭を立て、それに水平に板を打っていきます。この板の天端が高さの基準になります。水平の出し方や高さの位置は、この板を打つ前に水準器で測定して決めています。
敷地境界線や道路境界線から建物の位置を測定し、この水平の板に記していきます。
この基準を出してから、基礎工事に入ります。
地鎮祭
どんな規模の建物でも、工事前には、地鎮祭という儀式を執り行います。
読んで字のごとく地の神様を鎮めるための儀式です。
今後の工事の安全とその携わる人たちのためをお祈りします。
深い内容は、ここではあえて触れませんが、着工前にはほぼこの儀式を行っています。
通常、その地域にある神社にお願いしています。自分の知っている神社だからと言って、全く違う地域の場所ではお願いしません。その地に対して行われる儀式なので、その地の神社にお願いしましょう。
また、お施主様の意向により、信仰されているお寺などにお願いすることもあります。
この場合、写真の祭壇を使用しないこともあります。
祭壇には、本当はその地でとれた根菜、葉物、果物、魚類を飾ります(難しいので、たいてい近くのスーパーか商店で買います。神社によっては、有料で用意してくれるところもあります)。
あとは、お酒、塩、米、水です。
祭壇や神具類は、神社で用意します。四方の飾る竹や儀式に使われる砂等工務店で用意します(神社で用意するところもあります)。
そう何度も経験することではないので、新築の際には、ぜひ行ってください。
2018年08月03日
地盤調査
解体がすんだら、地盤調査です。
建物規模や状況で調査方法は変わりますが、当方では、木造住宅だとスウェーデン式サウンディング方法でやります。
地盤調査については、専門の調査会社がありますので、そこに依頼します。
通常、5ポイント(四隅と中央)でデータに偏りがあったりすると現場の判断で数ポイント増やすこともあります。
写真は、最初のポイントを計測しているところです。
自走式の計測機械です。
槍のような棒を差し込み、機械によって一定の圧力と回転をかけて沈ませていきます。
その入っていく状態(ゆっくりなのか、軽く入っていくのか等)と沈んだ距離(数値)によって、地盤を評価します。
それ以外に、周囲に沼や川があるか、周りの建物で傾いていたり異常がないかなども見ていきます。
その後、データと所見をまとめて報告されます。
良い結果であれば、そのまま基礎工事。悪い場合、何らかの地盤改良工事を行うことになります。悪くても、基礎の強度を改善すればいい場合もあります。
2018年08月02日
解体工事完了
すべての解体が終わり、地盤を均し終わったところです。
解体業者さんにとって、作る仕事ではないので、この更地になった時に達成感があるそうです。
つづけて、地盤調査に入ります。
2018年07月31日
解体工事基礎撤去
やっと、建物基礎解体です。古い鉄骨のアパートでしたが、基礎が非常に簡易的なため、いっきにこわれてしまいました。
これなら、解体業者さんも楽だったでしょうっていうぐらい、簡単でした。
このあと、解体材を搬出して細かい壊しの後、地面を均します。
2018年07月27日
ユニットバス用土間の工事
 
ユニットバスを設置するためには、当然そのスペースを確保できるように、きれいに解体しなければなりません。
壁や天井は、解体だけで済みますが、そのままにできないのが床です。
1階と2階では、状況が違いますが、たいてい1階の場合、浴室の床下は、コンクリートが厚く打ってあり、その下が土です。
ユニットバスによって、床下の深さの寸法が違うので、メーカーから承認図をもらい、その寸法まで掘っていきます。たまにそのまま入ることもありますが、ユニットバスは、脚のようなもので設置するものと水平材を床に設置する場合があります。多少の水平は、ユニットバス側で補正できますが、床が土のままとか平滑でないだとか水平が著しく悪い場合は、コンクリートを打って平滑にします。
写真上は、解体した床を砕石などを敷いて、転圧しているところです。下が柔らかいと沈んでしまうので突き固めています。
写真下は、コンクリートを打っているところです。格子状に見えるのは、鉄筋です。
コンクリートが割れるのを防ぐために入れています。
この後、乾いたら水道業者や電気業者が先行配管・配線を行います。
土台入れ換え
既存の浴室をユニットバスに入れ替える工事は、結構多くあります。
タイル張りの浴室を解体し、ユニットバスを設置するのですが、その過程でよくあることが
土台や柱が腐食していることです。
わからないところで、水漏れがあり、長年の経過で木材が腐食してしまうのです。場合によっては、そのこに白アリが来る場合も合います。
木造のいいところは、そういった材木を入れ替えることができます。
新築のようにはいきませんが、補強は可能です。この後には、防腐剤や防蟻剤を塗布しています。
リフォームの利点は、こういった悪い場所を見つけなおすことができます。表面だけきれいにすることもありますが、できれば築年数が長い場合は、中身を見てみることも大事です。
クロス下地
古い貸家を改装しています。
壁が塗り壁である意味、味はありますが、借りる人にとってイメージが悪いということで、
ビニルクロスの壁にしようということになりました。ビニルクロスなら、古くなったら貼替もできます。
ただ、左官業者が行う塗り壁や、塗装仕上げの壁に直接ビニルクロスは貼れません。
とはいえ、壁を壊してまで直すという予算や時間もない時は、写真のように合板を貼ります。この合板がビニルクロスの下地になります。
合板もしっかり止める下地がわからないので、釘とボンドを併用します。
釘は、細いものを使い、特に周囲に細かく打ち込みます(周囲だと、柱などにあたることが多いため)。
あとは、ボンドが乾けば、そうはがれることはありません。
また、合板も耐水合板にします(ビニルクロスのノリが湿気があるため)。
隙間のできないよう、きっちり貼っていきます。
写真は、階段のところなので、大工さんも合わせていくのが大変そうです。
2018年07月24日
解体工事重機
この写真を撮る数日前から、重機が入っています。
前面のブロックを撤去して、搬送用のトラックに乗せた重機を敷地内に入れます。
人間では撤去できないものや重いものなどの運搬をします。
これで、スピードが上がりますが、近隣が近いため大きく壊せず、やはり慎重に解体しています。上物がなくなれば、基礎の撤去です。
2018年07月23日
外階段手すり
 
門から玄関のアプローチに階段があり、転倒防止のために手すりを設置することにしました。
外部なので、雨に強いステンレス製の手摺です。
壁がないので土間から手摺を立てることにしました。
介護向けの商品は、いろいろなメーカーから出ており、施工性もよくなりました。
写真上のようにきりで穴をあけ、アンカーをもみ込んで柱を固定します。
柱は、高さを自由に変えられるので便利です。柱を取り付けたら、次に手すりを取り付けます。
2018年07月19日
タイル補修
店舗の入口外に貼ってあるタイルが何枚か割れてしまい、その補修です。
貼ってあるタイルが、不明のため、タイルの大きさを図り、破片を採取して近い色のタイルを探してもらいました。
カッターを入れて、張り替えるタイルを切り取り、下地を均して新しいタイルを張りました。
少量の工事ですが、お店の入り口なので、見栄えの問題もあり修理しました。
既存のタイルと新しいタイルの色も合っており、店舗の方にも喜んでいただきました。
2018年07月17日
解体工事屋根撤去
内部が骨組みだけの状態になったところで、屋根を撤去しています。
トタン屋根で骨組みも小さかったので、撤去というよりはがしているという感じでした。
こうして上部から徐々に下へ解体していきます。
2018年07月13日
解体工事内部
解体業者さんは、いきなり建物を壊すことをせずに、まずは内部から解体します。
残置物の処分、エアコンやキッチンなどの設備の撤去、それから内装を壊します。
解体材の処分の分別、構造を出すことで解体しやすくするなどの理由がります。
木造ではないので、重機で一気に壊すことができません。
しばらくは手壊しです。
2018年07月12日
間仕切り壁墨だし
子供室を二つの部屋に仕切る工事です。
元々仕切るように考えられており、入り口のドアは二つあります。
その中間に新しく壁を作ります。
写真は、その工事に入る前の段階です。
床はそのままなので、シートで養生し、周りも養生しました。
その後、壁の位置を出します。お客様からは、事前に壁の位置は指定されていますが、
測定して、ちゃんと位置出しをします。
写真中央に緑色に発行しているのは、大工さんたちは、レーザーと言っています。
水平や垂直を出す電池式の水準器です。
価格によって、その機能の範囲は変わりますが、ここでは、縦と横の墨(線)を出すことができ、そのまま垂直の状態もわかります(写真奥の壁に光っている線)。
また、壁には、水平の光も出ており、これで床が水平かわかります。機械自身に垂直水平を保てる機能がついているので正確です。
リフォームの際には、こういった光景が見られます。
2018年07月11日
解体足場
解体工事に先駆け、解体業者は、周りに足場を立てます。
おれは、解体専用の足場です。解体が終わると撤去します。
足場には、防炎及び防音シートを張っています。大きな建物や激しく粉塵や騒音がでる建物だとパネルになります。
2018年07月10日
解体工事始まり
アパートの建て替え工事に入ります。ここは、昔自分たちが借りて住んでいたアパートで、ちょっとした思い出もあるので、いつもの工事とは違う思いがあります。
初日なので、まだ重機も入らず静かなスタートです。
アパートなので、個人住宅とはちょっと違いますが、ガス・電気の供給を一時止めます。解体工事にどちらも必要がなく危険だからです。今回は、この時点では、まだつながっていますが、すぐに撤去してもらうことになっています。これは、解体工事業者ではなく、東京電力と東京ガスが撤去します。各々メーターを撤去し、電気は引込を外し、ガスは道路境界際で止めます。水道は、そのまま利用します。
内外部の不要物や手壊しのできるとことから始めて、足場を周りに組みます。
それから、重機が入ります。
2018年07月02日
ブロック塀の補強
  
大阪の地震で、塀が倒壊したのをうけて、お客様より塀の補強を依頼されました。
細かく写真を撮っていないのですが、上の写真から、既存の塀の敷地内側にブロック1本分を控えとして設けます。
中の写真は、控えとなるブロックの基礎を作るために土を掘っています。(もともとコンクリートのところは、鉄筋を差し込みました)
下の写真が完成です。既存の塀は、化粧ブロックでしたが、敷地内側なので普通の重量ブロックにしました。このブロックは、基礎からと既存のブロック塀に鉄筋が差し込んであります。反対の道路側に倒壊しないようにしました。
2018年06月27日
屋根塗装
既存の屋根に塗装を施しています。
左側は、まだ手を付けていない状態(高圧洗浄はしています)。右側の白い部分は、
仕上げの色ではなくて、下塗材を塗布したところです。これは、仕上げの塗料が
よく付着するように、接着剤のような働きをします。そのため、色が変わっています。
このあと、仕上げの塗料を2回塗っていきます。
2018年06月25日
フェンスの取り付け
 
ブロック塀に新規のフェンス用の柱を立てるために穴をあけ、その穴に柱を立てたところです。
その周りをモルタルを積めて補強します。
乾いたところで、フェンス本体を取り付けていきます。
ブロック塀穴明
2段ほどのブロックの上に古いネットフェンスがありました。
見た目の問題から交換することになりました。
フェンスもアルミ製の格子状のデザインのものに変わります。
撤去したあとに、新しいフェンスの柱を立てるのですが、ブロックには、そのために穴が開いていません。
そこで、新しく穴をあけて、そこに新規のフェンスの柱を立てます。
写真は、その穴をあける作業をしています。専用の機械で、ブロック塀に機械を固定して、
埃が立たないよう水をかけながら、徐々に開けていきます。
2018年06月22日
雨漏り修理その2
先に紹介した、雨漏りによる屋根補修の工事写真続きです。
屋根材(ガルバニウム平葺き)を軒先から貼っているところです。
腐食材の交換
写真は、破風板と言って屋根の軒先の部分で、主に雨樋が設置してあることが多い部分です。
古い家だと軒先廻りが木でできているこは、よくあります。
新築時に塗装はしてあるとは思うのですが、10年以上、放置すると雨で腐食します。
写真ではわかりにくいですが、この部分の幅が大きいために反った状態になっています。
今回、外部をすべて塗装することになり、足場がかけられたので、塗装前に悪い部分を交換しています。こういう作業ができるのが木造の良いところではありますが、メンテナンスを定期的にしていただかないと、塗装業者だけでは済まなくなりますので、気を付けてください。
雨漏り修理
  
屋根の雨漏りで一度、コーキング材という防水材で簡易的に処置してみましたが、大雨では止まらず、正式に屋根全体を修理することになりました。
とはいえ、お客様の予算もあるので、屋根すべての葺き替えは、できず、雨漏りがひどい面を集中して修理することにしました。
ここでは、カバー工法として、既存の屋根の上に防水シートを張り新規の屋根材をその上に葺く方法です。
全体をやるとしても方法は一緒なので、写真を載せました。
一番上の写真は、棟の部分でここも腐食していたので、まず、棟を取り払い下地を交換(細長い板)、新しい棟は、屋根材を葺いた後に上からかぶせます。
中の写真は、防水紙を貼っているところ。軒先の方の写真ですが、この後全体に貼ります。
下の写真は、屋根の端の部分の見切り材を取り付けてます。
このあと、屋根材を軒先から貼っていきます。
2018年06月20日
外部塗り替え足場
2018年06月19日
修繕
 
近所のフランス料理屋さんの修繕しています。
お店の場合、お客様のいないときや仕込みを避けて行うので、時間的にはきつい仕事です。
今回は、それほど時間のかかる作業ではなかったので、ランチとディナーの間にやりました。
勝手口ドアの下が腐ってしまったので、その修理と厨房内の食器棚が水で腐ったのでその修理です。
小規模な仕事ではありますが、お店の人にはストレスになる部分なので、修理をしました。
2018年06月13日
ポンプ
半地下の下にある排水ポンプの交換工事です。
半地下に浴室他水回りがあるのでその排水をポンプでくみ上げて、外部の下水へ排水します。
そのポンプが異音を出して、うるさい状態になりました。15年以上使い続けているとのことで、おそらく止まってしまう可能性があります。
そうなると大変なことになるので、先に交換することになりました。
きれいな仕事ではありませんが、これも大事な仕事です。
2018年06月12日
木製バルコニー笠木
以前、当社で作った木製バルコニーが経年変化で腐食など、修理することになりました。
一度、手すりや柱などを撤去し、新規に作り直しました。
その後、塗装業者にキシラデコールを塗布してもらいました。
前回は塗布だけで、やはり材木が傷んでしまったので、今回は、一番上部に銅板を張りました(写真)。
この材料については、ステンレスやトタンなどもありますが、他の部分で銅板を使っているので、合わせました。料金は高くなりますが、風合いはよくなります。
2018年06月09日
ネットフェンスの張り替え
マンション屋上のネットフェンスを修理しています。いたずらされて、ネットを切られてしまったそうです。
枠はそのまま再利用で、ネットの交換です。古いのでさび付いており、
取りついているねじは全部切ってしまいました。
このネットは、簡単そうですがきれいに張って取り付けるのが難しいようで、
専門の業者にお願いしました。
2018年06月02日
小規模改修
  
築何十年でしょうか、40年いっているのではないかと思います。
便所、玄関、浴室前(便所前)廊下の床の改修です。
便所は、施工前を撮り忘れましたが、いわゆる汽車便といって和式の段差のある床の便所です。床をフラットにして、洋式の便器とウォッシュレットを設置しました。
まだ、壁の塗装が残っています。便所が1か所しかないので、急ピッチで仕上げましたが、それでも一晩我慢していただきました。
廊下の床は、浴室の入り口でもあり、建具が壊れ、水がかかり、床が腐食するという連鎖でした。床をはがし、その下の骨組みを直して、防腐剤を塗布し、新規に床を作っています。
玄関は、木製のドアをアルミ製のドアに交換しています。玄関なので、どのような状況であれ、1日で終わらせないといけません。
どの工事もつきものなのが、建物の倒れです。
建物が傾いていたりすると水平や垂直がありません。どこを基準にして工事を行い、どのあたりを妥協するか。小規模で短期間の工事ですが、考えるところはいっぱいあります。
2018年06月01日
手摺設置
不思議と同じ工事が続くもので、住宅の階段に手すりを設置しました。
介護保険を適用した工事ではありませんが、手摺というより落下防止の柵に近いかもしれません。
階段の最後の2段が廊下側に出ており、そこでお客様が脇に落ちてしまうことがあるとのことで設置しました。
材料は、いつも介護保険で使う手摺材。いろいろな金物があるので、わりに自由な形ができます。
これ以外にも手すりを設置しました。
2018年05月30日
階段手摺取付中
近所の町会の会館で工事しています。
まだ新しい建物で、手摺は設置されているのですが、両側に欲しいということで、
新たに設置しています。
手摺を後付けする場合、下地の補強が必要です。
石膏ボードに設置すると体重をかけた場合に、簡単に外れます。
となると、ボードの下には柱などの骨材があるので、そこに止めればいいのですが、
仕上がってしまうとどこにあるのかわかりません。
だいたいはわかりますが、少しでも外れたら弱いし、付け直すと傷が出ます。
そこで、幕板といって、後付け用の補強板を壁の上に設置する方法があるので、不可能ではありませんので、気軽にご相談ください。
写真では、取り付ける手摺の角度を階段から測りながら、糸を張ってまっすぐ均等になるように位置出ししています。
部屋に取り付ける手摺に比べると、少し難しいので、時間が多くかかります。
2018年05月26日
給湯器取り付け
ここの住宅では、冷暖房と給湯を一つのボイラーで回していました。
給湯管が漏水し、その修理に入ったのですが、コンクリートの建物で配管がすべて埋設、さらに点検スペースなどなく、非常に困りました。
ボイラーもいつ壊れるかわからないので、結果、新規に給湯器を設置しました。
給湯管もガス管も外部を露出で配管しました。
写真は、新規の給湯器を壁に取り付けて、そこへ水道管とガス管をつなげているところです。
2018年05月22日
棚板
  
あちらこちらに棚板設置中です
2018年05月15日
排水詰まり修理
  
下水管が途中で詰まってしまい、下水枡の蓋から汚水があふれ出ている状態でした。
手を入れて掃除すればよいという状態ではなく、専門の業者に来てもらいました。
高圧で水を流し込んで流し出すこともしますが、先に引掛けられるような細工のあるホースを入れて、いろいろと動かしながら詰まっているものを除去することもします。
一番上の写真がその工具で、中の写真は、道路の排水桝を開けて詰まっているものが出てくるのを待っている状態です。実際は、逆に押し込んで敷地内の排水桝から撤去しました。
下の写真が小型カメラです。青いホースがそのケーブルです。機械にモニターがついていて、見ながら作業ができます。
ここでは、無事撤去が出来ました。
2018年05月12日
小屋裏改装
ロフトを改修しています。天井や壁の骨組みを作っているところです。
暗いので手ぶれしてしまいました。
ロフトは、当然一番上の階になるため、上がり降りが多く、たいてい狭いので、
作業効率は非常に悪いです。
特に夏だと暑くて大変です。
通常のお部屋の改装より、手間がかかることは考えておきましょう。
あくまでも補助的に使うお部屋として考えたほうが良いでしょう。
2018年05月10日
引戸建具クローザの修理
地元・世田谷区奥沢にある「宮本三郎記念美術館」の修理依頼を受けました。
多目的便所の引き戸ですが、上の滑車で吊っている建具を動かし、自動でゆっくり閉まるシステムになっている建具です。その部品が破損か摩耗によって閉まらなくなってしまい、その部品を交換しました。
あまり公共建築の依頼はありませんが、地元だからということで仕事をいただきました。
大きな仕事ではありませんが、地元に貢献したような気分になりました(笑)
2018年05月02日
倉庫の便所
当社の倉庫には、男子用の小便器しかなく、兼ねてから洋式便器に変えようという内部の声があり、不要な材料の整理もしたかったので、改装しました。
排水の配管の都合上、床を15?上げています。通常の住宅の改装では、上げるということは、まずしませんが、自分の倉庫なのでそこは妥協しました。
便器については、新規に購入しましたが、その他は、倉庫にあった在庫品です。
床は、タイル業者よりいただいた色の違うタイルを市松模様にしてなんとか間に合わせました(笑)
壁は、腰までを尿や水の飛び跳ね対策として、キッチンパネルを使用。これは、住宅の改装
でもよく使う方法です。清掃性もよくお勧めです。
壁の上部と天井は、杉板を張りました。これは、ご愛敬です。
便器の後ろには、棚板を。これは、TOTO製品で問屋さんから譲っていただいたもの。
お客様の住宅にこのような勝手なやり方はできませんが、何かのヒントになればと思います。
2018年05月01日
蓄電池工事
当社では、太陽光発電によって、電気を作り、東京電力へ売電しています。
コストはかかりましたが、助成金があったので思い切って設置してから10年近くになります。オール電化にもしました。
次に蓄電池というのを設置しました。特に太陽光発電に不満はないのですが、売電がこの先
今の価格より下がるか、0になってしまう危惧があります。
売電して利益を考えてはいませんが、高い設備投資でしたので、電気料金が少しでも賄えられればという考えでした。
かといって、太陽光だけで家全体の電気をカバーできません。
そこで、夜の電気料金が安い時に畜電池へ電気をためて、それを利用しようということにしました。
昼間は、太陽光を使用し、それを超えるようであれば、蓄電池の電気を使用し、最後に電気会社の電気に頼るというシステムです。
また、短期間ながら震災時の電気供給が出来ないときに活用します。
この先が、どう変わっていくかわからない面もありますが、こういう仕事をしているからこそ、取り入れてみようと思いました。
ご興味のある方は、ご相談ください。
2018年04月11日
手摺の取り付け
助成金を使いませんが、老人介護用の手摺工事です。
部屋の出入り口用、床から立ち上がるため、部屋の水平移動を兼ねた手摺です。
水平と垂直に1本づつ取り付けました。
介護保険工事が多くなったので、手摺の材料も豊富で、使用する側も施工する側も便利になってきました。
屋根葺工事
   
屋根下地が出来、仕上げの屋根材の工事です。
カラーベストコロニアルという一般的によく使われる屋根材です。
まずは、軒先から葺き始めていきます(一番上の写真)。
それと同時に屋根の端部分には、カラー鋼板で屋根材の見切りを先に打ちます。
これは、「コ」の字状になっていて、ここにコロニアルを差し込みます。(二番目の写真)
このあと、軒先から順番に棟に向かって屋根材を葺いていきます。
その間必要な材料は、屋根の上に並べて置きます。(三番目の写真)
葺き終わって、雪止めも取り付けました(下の写真)。この写真は、まだ1面であと2面あります。
そのあと、棟を仕上げて完了です。
2018年04月10日
屋根葺き替え
 
古い木造アパートの屋根を葺き替えています。
セメント瓦という何十年前の材料で葺いてありました。もう瓦自体が生産していないので、同じものはできません。また、経年変化で弱まっており、割れたり崩れたりもしてきます。ですから、安易に屋根に上がって歩くとすぐに割れてしまいます。
また、その下地も悪くなっており、頻繁に雨漏りしていました。
最初は部分的に直していましたが、どうしても直しきれず、葺き替えしています。
セメント瓦を下ろして、下地も新規に構造用合板を張ります(上の写真)。あとは、通常の屋根ふき工事と同じで防水シートを張って(下の写真)、新たに今度はカラーベストコロニアルを葺きます。天気が続いているので助かります。
2018年04月06日
デッキ修理
 
外のウッドデッキや塀を修理がいよいよ終わります。
表面上の化粧の板などは、ほとんど再利用したので、ものすごく新しくなったように見えませんが、構造体はほぼ新規です。
今度の材料は、塗装しなくても腐食しにくい材木ですが、ほとんどの材木は塗装をしていかないと、保てません。外部に露出で材木、鉄を使用する場合は、こまめにメンテナンスを考えてください。
2018年03月24日
ウッドデッキ、フェンスの改修
   
すべて木材で作られたデッキやフェンス(目隠し)が腐食してしまい、危険性もあり改修することになりました。
木材は、おそらく米松系の材料と思われ塗装もされていましたが、どうしても水たまりになるところや接合部で腐食してしまったようです。
目隠しや床材など絡まりあっているため、少しづつ外しながら、土台や柱を入れ替えていきます。ホルトそこに水が入るといけないので、ボルトやビス、金物を使って接合していきます。
材料は、イペ材というウッドデッキなど外構によく使う腐食しにくい材料にしています。ただ、重くて硬いので、大工さんは加工が大変です。
ただ、取替不可能な部材もあるので、そこは、部分補修し再塗装にします。
結構大きいので、時間がかかりそうです。
2018年03月14日
煙突の撤去
まず、めったにやらない工事です。
閉店してしまった飲食店の厨房の煙突が今にも倒れそうだったので撤去しました。
あまり大ごとな工事にしたくないとのことなので、丈夫なところは残し、上部のみ撤去。
あとは、煙突の穴があるので、板金屋さんにステンレスで蓋をしてもらいました。まれな工事なので載せてみました。
2018年03月03日
内部壁塗装
マンション内の元事務所だったところを改装しています。
壁塗装というタイトルになっていますが、写真は、梁型を塗装しています。
もともとコンクリートで壁や梁型が仕上がっていました。壁をふかしてビニルクロスという考えもありましたが、狭くなるのでそのまま塗装にしました。
とはいえ、コンクリートには、亀裂が入っていたり、モルタルで補修したりと平滑な仕上げにはなっていません。
そのため、塗装前にパテ処理をしています。塗装面を平滑にする下地工事です。
それが乾いてから、塗装を刷毛を使うところもありますが、ほぼローラーで塗り上げていきます。2回から3回は塗っています。
この次は、ビニルクロス工事です。
アルミバルコニー工事
以前紹介した、2階バルコニーが腐食と大雪のため壊れてしまい、その復旧工事の最終工事です。
壊す前のバルコニーは、建物躯体と一体化した木造のバルコニーでした。
あまりバルコニーは活用しないというお話もありましたが、掃き出し窓が2か所あるので、間違えて落っこちても大変です。エアコンの室外機を置くスペースも必要であることから、改めて設置しましたが、今回はアルミ製にしました。
リクシルの商品です。アルミ製なので、腐食もなくメンテナンスフリーです。躯体側もしっかり補強したので、安心です。
工事は、柱を立てることからその基礎工事もあり、この規模で2日間でした。
壊れてから1か月ちょっと、やっと落ち着けそうです。
2018年02月27日
屋根葺き完成
古くなった屋根の上に新しい屋根を葺き終わったところです。
あまり大きな屋根ではなかったので、写真が追いつきませんでした。
もとは、コロニアルという一般的な材料で葺いてありましたが、材料が一度塗装はしたものの経年変化で表面が削れたような状態になっていました。
あと、棟等板金部分も腐食しており、今回悪いところは取り換えて、その上から金属板(ガルバニウム鋼板)を葺きました。
上から葺くのは、工期短縮、解体工事がなくごみも出さない、工事中の雨の心配がないからです。瓦屋根だと撤去しないといけませんが、それ以外の屋根材では、こうして上から葺くのが主流です。金属板だと雨の時の音がうるさいのではという懸念もありますが、二重屋根になっているので大丈夫です。また、二重屋根なので断熱効果も若干ですが高まります。
屋根は、そんなに上がることはできませんが、7.8年以上経過していたら、ご検討ください。また、飛び込みの業者には気を付けてください。
2018年02月21日
駐車場工事3
鉄筋の配筋まで完了し、コンクリートを打ち込みました。
ポンプ車を使って隅々まで流し込み、鏝他道具を使って平滑にならしていきました。あとは、乾き待ちです。
打ってしまえば、あっさりとしていますが、打ち込み最中は戦争です。
コンクリートは、生ものなので、結構気を遣う工事でもあります。
2018年02月17日
駐車場工事2
地盤整地をした後、砕石を敷き詰め突き固めました。
そのあと、鉄筋を格子状に組んで、コンクリートの中に埋め込み、コンクリート強度を高めます。縦横に山のようになっているラインには、ゴム製の伸縮目地が埋めてあります。
これは、これほどの面積でコンクリートを一面に打つと、コンクリートの伸縮でひびが入る場合があります。そのコンクリートの伸縮を緩衝する部材です。
次は、コンクリートを打ち込みます。
2018年02月09日
駐車場工事、土止め
古い家を壊した後は、駐車場にするということで、解体後の土地を整備しています。
道路と敷地に高低差があったので、解体工事の時点で道路側から土を掘り出しておきました。
敷地の奥に物置があったり、水道関係の配管があったので、奥はそのままの高さにしました。そのため、駐車場となるところ段差ができたので、ブロックで土留め工事しました。
ベースをコンクリートで固め、鉄筋を配したのちに重量ブロックを積みました。
このあとは、地盤を整地して駐車場の土間の工事です。
2018年02月05日
2階バルコニーの修理
 
この写真は、別々の住宅ですが、偶然にも同じ時に修理を頼まれました。
上の写真は、はねだしたベランダの外壁が落ちそうになっていました(他の外壁にも同じようなところがありました)。
下の写真は、完全に壊れていました。
お互い構造物が違ったり、程度の違いがあったり、元の施工性の問題もありますが、根本的には、雨による腐食が原因です。
いずれ直しましょうというわけにもいかない状態だったので、早急に工事に入りました。大きな被害にならなかっただけでも、良しとしたほうがよいでしょう。
どちらも、前兆はあったと思うので、早めに処置をしていただけたらなと思います。
建具の修理
近所の店舗(コーヒー)の入り口の建具を修理しています。
横にスライドするドアで、上から金物で吊る方式なのですが、その金物が破損して、動かなくなってしまいました。
通常、その修理は、それほど大変でもないのですが、建具が重いのとその戸が外れないようになってしまったので苦労してしまいました。
でも、修理ができたので、店の方にも喜んでいただき、よかったです。
住宅にしても店舗にしても、新しいうちはわかりませんが、いずれメンテナンスは来ますので、その時に困らないよう注意したほうが良いと思います。
2018年01月27日
解体工事
古い木造の住宅を解体しています。解体後は、駐車場です。
断熱材は全く入っておらず、内壁はすべて土壁。屋根、外壁ともに金属板。
内壁を外すと即外壁という本当に古い家です。
アスベストや化学物質系の材料は全くないので、解体業者さんも安心して壊しています(笑)。
ただ、土埃がすごいので、それだけは水をかけながら注意深くやっています。
解体材の分別も楽ではないでしょうか。
今後の解体は、アスベスト系の資材を含んだ建物を壊すことが増えていくでしょうから、その処理費用が上がってしまうのが、困ります。
2017年12月21日
カーペット張り替え
マンション内にある階段から廊下にかけてのカーペットの張替えです。
作業としては、既存のものを剥がして、新規に張るという作業になります。
カーペットの下には、フェルトと言ってクッション材が張ってあり、基本的にはそれは再利用します。また、壁際には、カーペットを固定するためのグリッパー(薄い板に釘の先のような金具がついている)も再利用します。
ここでは、階段もあったので、ところどころに接着剤を使用しているところもあります。
カーペットの種類も多様で金額にも幅があります。
毛足の長いものから、密度の濃いもの。色も様々。用途と好みで変わりますので、サンプル兼用のカタログを見て検討してください。
2017年12月14日
外装工事完成足場撤去
 
鉄筋コンクリート造りの住宅の外装工事を行いました。
外装の場合、足場をかけて、養生ネットで覆うため、作業が見えにくく、写真のアップもしづらいです。
ついつい完了の写真になってしまいました。
今回の外壁の色は、ちょっと独特で塗装業者も自分で色づくりをせずに、塗料メーカーに作成してもらいました。色は、短冊形の色見本があり、相当数の色のサンプルがあります。その中でも作りにくい色でした。こういう場合少し割高になるので、ご注意ください。
足場に関係のある所は、塗り終わったので、足場を外しています。
この時、初めて全貌がわかります。
足場も道路使用許可をとり、通行の安全のため警備員を立てています。この分の費用が余計に掛かりますが、工事を滞りなく進めるには必要です。
外壁の色が独特ですが、冬の日差しと夏の日差しでは変わります。どちらにポイントを置くかも考えるとよいかもしれません。
2017年12月06日
瓦棟直し
2017年11月08日
ガスコンロの交換
 
壊れてしまったガスコンロを交換しています。
比較的古くないキッチンで、最新のガスコンロであれば、本当に短時間の交換で終わります。ただ、ガス管を接続したりするので、資格のある人が行わないといけません。
工事後は、ガス漏れがないかのチェックをします。
今回の工事でも、お客様との話で出ましたが、機種の種類が多く、メーカー別にみるとさらに増えます。金額も差が大きいので、こちらも選ぶお客様も迷ってしまうことがあります。
私も料理をしないため、これがおすすめ!と、なかなか言い切れません。
天板がガラスで掃除をしやすいとか、操作が楽、片面や帰化両面焼きかなどなど・・・選択肢は豊富。
もし、交換を急いでなければ、メーカーのショールームへ行ってみてはいかがでしょうか?
色もありますが、操作性や機能は体感するのが一番です。
東京ガスのショールームだと各メーカーの比較もできます。
長く使っているようでしたら、壊れる前にショールームへどうぞ。
2017年11月04日
瓦直し
日本瓦の棟(屋根の一番上)を修理しています。
ちょうどその下の天井にひどく雨漏りがあり、屋根に上がると一番上の棟部分が破損していました。載せている瓦がずれて落ちていました。
経年変化なのか、東北の震災によるものなのかは不明ですが、そのままにはできませんので、修理しました。
一度、現状の瓦を撤去し、下地から改めて作り直しました。
日本瓦は、部分的に直したりできるので、便利です。
屋が重くなるとか、瓦が落ちると危ないという懸念もありますが、雨風をしのぎ、ほぼ経年変化もなく、通気性のとれた日本にあった屋根材ではないかと思います。
価格が高いため、取り入れにくい屋根材になってしまったことと、職人さんが減少してしまったため、今後の課題と思います。
2017年10月19日
事務所改装工事
 
新たに事務所を借りて、その内装(含む電気)工事を請け負いました。
水回りを除く内装工事で、壁は、すべてシナ合板を横にレンガ張。机、作業場など
シナランバーコアで、すべてシナという材質で仕上げます。
シナという材質から白い仕上げになり、明るくなりました。
パッと見て、どこかの工房のようにも見えます。
電気の配線を除き、大工さんが終わるとほぼ終わりです。
このあと床にカーペットを敷きこんで完了です。
2017年10月06日
天井塗装
既存の天井が塗装仕上げでした。経年変化もあり、下地のボードの継ぎ目通りにひびが入ってしまいました。
ちょうど2階バルコニーの雨漏りもあり、天井が雨によってシミができてしまいました。
そこで、防水工事を施し、雨漏りが止まったことを確認して、天井の補修を行いました。
ひびには、パテだけでなく、寒冷紗という継ぎ目補強のテープを貼り、それからパテで調整して塗装しました。
写真の下の職人さんは、パテを調合して作っているところです。天井の一部に一度目のパテをした後が左の職人さんの後方に見えます。
左の職人さんは、照明器具周りの細かい部分を小さい刷毛で下塗りしています。
塗装自体は早いのですが、下地のパテの乾き具合で時間がかかります。
2017年09月21日
屋根葺き替え
 
古いトタン屋根をふき替えています。
厳密にいえば、張増ししています。
瓦棒というトタン屋根で、木の桟が等間隔で並べてあり、その間にトタンを敷きます。桟のところ(ここを瓦棒という)は、写真でも古い桟が見えていますが、その上からコの字状のトタンをかぶせます。
古いトタンをはがすと費用も時間もかかり、雨が降ってきたら大変です。そのため張増しすることが増えました。ただ、瓦棒と一番上の棟は交換となります。
特に棟の下地の木材は腐食していることが多く、下地も交換になることが多いです。
トタン屋根は、初期の段階では塗装することが多いのですが、やはりいずれまた塗り替えが出てきてしまうこと。トタンが金属のため、天候によって伸び縮みがあり、思ったより塗装の寿命が短いこと。などから、ある程度年数や塗装の回数が過ぎたら、葺き替えをお勧めします。
2017年09月08日
砂利敷
 
建物周囲の植物を伐採と防犯および植物があまり生えてこないような対策のための工事を行いました。
当社では、たびたび紹介している工事です。
まずは、不要な植栽を伐採し、軽く土を漉き取ります。土を漉き取るのは、そのあとに砂利を敷くため、地面の高さ調整です。
伐採の後は、防草シート(上の写真の砂利間にある黒いシート)を敷きます。
シートが動かないよう専用のピンがあります。
それから、砂利敷きを行います。
草も生えにくくなり、敷地内に侵入すると砂利の音がするので、防犯も兼ねています。
2017年08月24日
樋と庇の修理
玄関庇(屋根)周りが腐食して、その補修工事をしています。
破風板という軒周りの木部の板が腐食していました。腐食だけでなく、そこに電気などの引き込み線が、止めてあったのでそれがはずれてもいけないので、交換しました。
併せて庇の屋根や雨樋も直しています。
屋根を直したのは、屋根自体が受け皿のようになっていて、雨をためて、1か所の排水口から雨を出すようになっているのですが、こういった構造は必ず長い年月で腐食を起こします。
排水が詰まると水がたまり、普段はいらないところから雨が入って木部を腐食させます。
仕上げ材も悪くなります。
雨樋を隠して屋根内で納めるという方法がありますが、できたら雨樋を外に出してほしいです。
この工事のあと、家全体を塗り替えます。
2017年08月20日
手洗い器の取り付け
店舗内部です。
階段下の物入れに設置してあった流し台を撤去し、新規に手洗い器を取り付けています。
配管はすでにあったので、ほぼ器具交換です。
ただ、流し台と違って、手洗い器は、置くのではなく、壁に取り付けるものです。
壁に下地がないと落ちてしまいます。
そこで、撤去後に大工さんが壁に穴をあけて、補強してふさぎそこに取り付けています。
内装工事をやらないので、壊したところは、防水も含めてキッチンパネルを張りました。
小さな工事でもいろいろとあります。
2017年08月10日
柱の補強
最近始まった改装工事は、内装を全部撤去し、やり替えるちょっと大掛かりな工事です。
おそらく30年以上前の住宅なので、多少の不具合は予想していましたが、大きく1か所柱がシロアリ系によって、腐食していました。
ここは、中古をお客様が購入したものですが、さすがに中まではわかりません。それと、リフォームもきれいにされていたようなので、その時にわからなかったのかなと疑問があります。
この柱は、通し柱と言って、1階から2階まで1本の構造上重要な柱です。
なので、このままでいいというわけにはいきません。
しかし、1階のみの柱でしたら、撤去して新しい柱にすることができますが、通し柱は不可能です。
そこで、根継という方法をしました。腐食した部分を撤去し、そこに新しい木材を継ぎ足すというものです。ここでは、空間もあったので、ただ埋めるだけでなく、前よりも太さを大きくしました。
釘、ビス、ボンドを併用して固く止めています。
こういう作業ができるのが、木造の強みでもあります(何か所もあると問題ですが)。
2017年07月22日
改装の解体
30年以上前の木造住宅の2階を解体しています。
2階の床を支え、なおかつ建物の強度の担う太い梁材が手前から奥に向かって見えています。
窓の下にも入っています。
柱が多く建っていたりするところは、右に見えるように柱と同じの太さの材木ですが
柱を建てず大きい空間をとったり、上に重い荷重がかかるところは、このように背の高い太い材木を入れます。
屋根を支えるための柱は、これらの梁材の上に建っています。
右奥に見える斜めの材木が筋交いというものです。これが、建物の壁の水平方向の強度を担っています。
下に見える板や桟は、1階の天井材の裏側です。
なかなか見えにくいものなので紹介しました。
2017年07月14日
ベランダ防水修理
ベランダ下の部屋に雨漏りするということで、防水工事を行っています。
雨漏りの場所が一目でわかるような状態で、簡易なものだと、コーキング材でその部分を補修のみで済ませる場合もあります。永久ではありませんが、次の外装工事まで持てばという考えです。
ただ、今回は、それだけでなく、防水面がひび割れてしまったり、剥がれたりなど劣化していたので、
全面的に防水修理することにしました。
あと、防ぎきれないのが、写真でもわかるようにベランダの床と窓の段差が少ないことです。
大雨だと防水面と窓の継ぎ手部分から雨水が入るかのせいもあります。
コーキングなど処理はしますが、完全な修理はできません。
これから作る場合、義務的にはなっていますが、窓とベランダ面は不便でも段差を取りましょう。
2017年07月13日
アパートのユニットバス交換
 
ユニットバス工事が続きました。
今度は、賃貸アパートの工事です。在来ではなく、ユニットバスからユニットバスの交換です。
サイズは、同じものになります。
賃貸の場合、アパート・マンション向けのユニットバスというのが、各社あります。
色などの選択肢がなく、よくホテルで見るような便器、手洗い器がセットでついているようなものです。
しかし、最近ではこのセットの人気が悪く、便所は別にしてほしい問い要望が多いです。
スペースが限られている賃貸アパートなどは、不可能なこともありますが、多少部屋が狭くなっても分ける方向になっています。
ここでも、便所を新設しました。なので、浴室は広くなりました。
単一なデザインと色しかないのが欠点ですが、ここに投資をして家賃収入との計算となると、やむを得ないです。
個人住宅でも賃貸住宅でも施工の手順は変わりません。
ただ、施工が個人向け用のユニットバスよりシンプルな分だけ早いです。
2017年07月07日
システムバス設置工事
既存の浴槽を撤去し、新しくシステムバスにしています。
まずは、解体しますが、新しく設置するシステムバスの寸法と配管方法を検討します。
そのうえで解体を行う範囲を決めます。
ここでは、平面上の寸法は、洗面所との間仕切り壁をいったん壊すことで、クリアしました。
高さが厳しく、天井を壊したり、細工をすることで可能となりました。
解体には配管の直しも含めて、数日かかることもあります。
設置工事は、条件が悪くなければ、1日で完了します。
設置完了すれば、工事状況によっては、その日から使用可能です。
ただ、コーキング材など乾かさなければならないものとかあるので、基本翌日から使用してもらっています。
洗面所側の壁を撤去している場合は、そのあとに壁を作ります。あとは、洗面所をどこまで直したり、きれいにするかによって日程が変わります。
2017年06月08日
外壁張り替え完了
既存のタイル壁の上にサイディングを張りました。
細部の納まりで苦労したところもありますが、なかなかきれいに仕上がりました。
既存の壁を壊していないので、二重壁になりましたから、音や断熱性能も少し上がったんじゃないかなと思っています。窓周りが壁に埋まったような感じになってしまったところが残念ですが、何とか終わりました。
2017年06月02日
花壇工事
既存の花壇の壁(土留め)を壊し、作り直しています。
車の出し入れに花壇の壁(土留め)が邪魔なのが理由。
それと本来セットバックといって、道路の幅が4mない場合に、幅を確保するために、敷地と道路の境界を下げなければなりません。
ここでは、下がっていなっかったので、ちょうど都合のよい工事となりました。
改めて作る壁(土留め)は、化粧のレンガにしています。ちょっとしゃれたものになるでしょう。
2017年06月01日
シール工事
既存の外壁(タイル)の上にサイディングを張りました。
ちょっと事情があって、敷地を分けることになり、この住宅の半分を解体しました。その際に張った外壁をお客様がすごく気に入って、正面の壁も張ることになりました。
壁を壊すと一大事なので、既存の壁に垂直に桟を打って、サイディングを横張しました。
写真は、そのサイディングのジョイントや端部にシール(コーキング)を打ち込んでいるところです。
粘着テープで養生し、プライマーという接着剤のような溶液を塗って、シール(コーキング)を打ちます。これで完成です。
2017年05月01日
共有階段の手摺取り付け
マンション共有階段に手すりを取り付けています。
居住者もちろん、1階に住むオーナー様が高齢のため、清掃や点検に上がり降りが大変ということで、設置しています。
建物内ですが、手摺はステンレス製品にしています。握りの部分はゴム製になっているので、滑りにくく冷たくありません。
取り付ける相手が、コンクリートなので設置は可能ですが、タイルを壊さないようにしなければならず、施工には注意を払います。
2017年04月28日
屋根瓦点検
今では、とても珍しいセメント瓦の修理です。
瓦がコンクリートのようなものでできており、よく使わていましたが、今では製造もしていません。
ですから、破損すると屋根の葺き替えとなります。
ここでは、瓦が破損していないことや、修理に来た瓦屋さんが若干在庫を持っているので、修理をお願いしました。
また、瓦屋さんは、状況がわかるので瓦が割れないように気を付けて歩行します。
ここの瓦は破損はしていませんが、瓦と瓦の間のホコリなどが、雨を吸い込み雨漏りになっていると思われます。
いったん外して掃除し、瓦下の防水シートの様子も見て悪いところは張り替えます。
先にも記したように、セメント瓦は製造していません。耐久年数もありません。できれば、新しい屋根材に葺き替えていただくことをお願いします。
2017年04月13日
鉄部の塗装
共同住宅の共用の階段の塗り替えです。
建物内にあるのですが、塗装が剥げており、錆も見え始めたので、再塗装となりました。
まずは、錆と浮いた塗装をケレンして(こすり落とすような感じ)、下地材を塗ります。
これは、接着をよくあい錆止めとして塗っています。実際の仕上げの色は、この色ではありません。
そのため、下地を塗っているとお施主様に色が違うのではと、言われることもあります。
階段の踏面(足を乗せる部分)は、コンクリートなので塗装しないため、ビニルとテープで養生しています。階段の裏も鉄部が見えているので、塗装するため壁に塗料が落ちて付かないよう壁も養生しています。
塗装工事の欠点は、建物内の場合、においが少しこもるのが、難点です。水性塗料があって、においがほぼしないものもありますが、耐久性を考えて油性で工事をしています。
2017年04月06日
床張り替え
店舗の床を張り替えました。
無垢の床材で塗装も剥がれ、傷もついていたのですが、それよりも
床材そのものが、浮いてきてしまい、歩行に支障をきたすようになったため張り替えました。
床材は、その下のコンクリートに直にビス止めでした。
新規の床材は、ヒノキ材にしました。既存床を撤去して、新規に貼り直し塗装業者がその上から着色、ウレタンで保護しました。
これから、家具を戻して明日からの営業に備えます。
2017年04月04日
キッチン扉張り替え。クロス張り替え
 
・和室の壁に新規にビニルクロスを張っています。(写真上)
本来塗り壁の上には、ビニルクロスは直接張らないことが多いのですが、ここでは、強力な接着剤と全面パテをしごいて平滑にして、張っています。
元は、じゅらく壁という塗り壁で左官業者が施工する仕上げです。経年変化で表面の骨材(砂のような状態)が触れると落ちてくることがあったり、肌にあたると痛いという方もいて、ビニルクロスに変えることが多いです。
ただ、ビニルクロスでも和調のデザインもおいので、和室の雰囲気を損なうことはありません。
・キッチン扉のフィルム張(写真下)
もう完成された写真ですが、既存のキッチンの扉の表面にフィルムを張りました。商品としてあり、たびたびこのような仕事もあります。
張り終わるとちょっとした新品のキッチンになります。
デザインも豊富なので、キッチン交換までは・・・という方にはお勧めです。
2017年03月23日
屋外手すり設置
道路から玄関ドアまでにある段差が高く、踏み段を作って各段の高さを平均にしました。
さらに補助として、手すりを設置しました。
踏み段は、木製にしましたが、イペ材という腐食しにくい材料にしています。また、非常に重い木なので、固定をしなくても動くことはありません。
手摺りは、TOTO製品で外部なのでステンレス製です。握りの部分は、樹脂が巻いてあります。
角度があっても対応できるようになっています。
コルクタイル張り
現在フローリングの床ですが、高齢の方が転倒した際、少しでも柔らかく足にやさしくということで、コルクタイルを張っています。
現在の床を壊して直すのは費用も時間もかかるので、現状の上に張っています。
ただ、それによって、出入り口の部分とか床下収納庫とか手直しもしました。
一度角から仮並べをして、配列を決めて、壁際や窓際の加工をします。それから裏返しして、接着剤を塗っていきます(写真)。それから、張っていきます。
2017年03月16日
外装足場掛け
すっかり、最近更新をしていませんでした。
木造住宅1件の外装工事です。壁から屋根まで塗り替えをします。
まずは、足場掛け。これをしないと工事が始まりません。
高所の作業のためが一番ですが、職人の安全確保とごみや物が隣地に落ちないようにするためです。
足場が最後まで架かっているので、どのような状態になっているのかがわかりにくい点もありますが、
きれいになって、足場が取れるとそのインパクトは大きいです。
さて、次に高圧洗浄に入ります。
2017年02月07日
フロアタイル張り
 
店舗工事の床です。
もともと、フローリングだったところをフロアタイルにしています。
既存の床はそのままで、薄くセメントで均して、その上に専用ボンドを張って仕上げていきます。
タイルは、45センチ角です。
建物がやや変形していたので、入口を基準に奥へ向かって張っていき、変形を奥で消化していきます。奥は、家具や設備が置かれるので見えなくなるからです。
廻りのクロスも終わり、コンクリートの壁も残しつつ仕上げているので、出来上がりが楽しみです。
2017年02月01日
床の修理
 
和室の床を畳からフローリングに変える工事を行っています。
何度かアップしていますが、畳下の骨組みを利用して、根太という水平に入る床受けの材料を設置して、補強の合板を張り、フローリング貼りの予定でした。
すると、畳下の合板がもろくなっているのと、以前工事した隣の浴室側の柱が悪かったことを確認しようと開けてみたら、現状の根太がシロアリにやられていました。
他にも床下の不具合が見つかり、まずはそこからの工事になってしまいました。
悪い根太と合板を交換。根太を受けている水平材を補強しています。
それが終わってから、通常の工事に入ります。
2017年01月26日
ブロック塀のやり直し
  
塀の作り直しです。
既存の塀を樹木が成長して、押し倒しそうになっていました。
ここは、人が通らないtころでしたが、往来のところでは、危険な状態です。
まずは、既存の塀を撤去し、樹木を撤去しました。
何もない状態にして、新規に塀を作り直しました。基本的には、解体前と同じ状態にしてます。
ただ、フェンスがスチール製だったので、似たようなデザインで、メンテナンスの良いアルミ製に変えました。
2017年01月21日
手すり取り付け
介護保険工事ではありませんが、お客様のご要望でトイレ内に手すりを取り付けました。
入口から便器に座るまでの補助と便器から立ち上がるための補助兼用で、水平に手すりを取り付けました。
壁に下地がないため、手すりの前に補助用の板を取り付けています。
個の手摺りは、建材メーカーの商品で多数出されています。
当社では、TOTOの商品を使うことが多いです(便器交換他設備の工事も同時に頼まれるので)。
2017年01月15日
下水直し
店舗の排水がつまり、いったんは、緊急工事の業者が直したものの、またつまりました。
外の下水管の道路手前の桝のあたりがよくつまることがわかりました。
要因はいろいろあるようですが、下水の配管とコンクリートの桝が破損しているところまあったので、その修繕をしました。
店舗と事務所なので、日曜日の事務所が休みに工事をしました。
寒い中、汚れる工事をするのは楽な仕事ではありません。
仕事とはいえ、人のやらない工事をすることを私たちも感謝しなければいけません。
2017年01月14日
店舗工事完成
自社がある商店街の中の店舗工事です。
以前は、不動産でしたが、そこを新たに改装しました。次の店舗は決まっていないので、
空間だけを作って、募集中です。
2階には建物のオーナーが居住します。
当初は、ただの塗装のみで外装を仕上げる予定でしたが、やはり商店街にある店舗ということで、アクセントをつけようということになり、レンガ風タイルを外壁の1階部分のみ張りました。
入り口前の土間もモルタルだけの予定をテラコッタ風のタイル張りにしました。いい感じの外観になったので、あとは早くテナントが決まるのを期待します。
2017年01月11日
杉のフローリング
久々に無垢のフローリングを張りました。
もともと和室で畳だった床を板張りにしたいということで、お施主様の強い希望で、無垢のフローリングになりました。
無垢のフローリングも材木屋さん、インターネット、ホームセンターなどで購入できますが、材種等かなり多くあるため、選別も大変です。
ここでは、お施主様が国産杉で、なおかつ塗装品ではないものということにこだわっていられましたが、ちょうど取引先で安く仕入れることができました。
表面がやや柔らかいtぴう難点はありますが、風合い、素材感、においなど日本の家に合う材木だなと改めて感じました。
無垢ですから、当然色合い、木目など様々。節もところどころありますが、それがまた味が出ます。
年月がたつとよりいい風合いになるでしょう。
2016年12月29日
お知らせ
本年もお世話になりました。
来年もより一層お客様の要望に応えられるよう、頑張りますので、
よろしくお願いいたします。
年明けは、1月10日火曜日より通常営業いたします。
2016年12月16日
障子紙の張替
 
暮れになると多い仕事・・・植木、畳、襖、障子張替えです。
これは、お寿司屋さんの障子の張替。
水を霧吹き状に噴霧して、紙を濡らします。それから、はがして、乾いたら新規の障子紙を張ります。
一般の方でもよくご自分でやられる方も多いと思います。
ホームセンターなどに行くと、道具ややり方がわかるようにしているところもあります。
まずは、一度お試しに?
あと、障子紙でも価格は高いですが、フィルム状のやぶれないものもあります。
2016年12月15日
土間・モルタル均し工事
 
店舗の土間と併設する住居の玄関アプロ?チの土間をモルタルで均しています。
そんなに大きな面積ではありませんが、ミキサー車を使用しています。現場前にてモルタルを受けて、
一輪車で中まで搬送し、モルタルを流し込みます。
その中で土間専門の業者が、平滑に均していきます。
大きい現場ではないので、すぐに打ち終わりましたが、その後が大変です。
モルタルやコンクリートは、時間がたつと水が浮いてきます。
そのたびに鏝で均していきます。その後、固まってきた後も一定時間おきに鏝を当てていきます。
ですから、朝から作業していますが、土間業者さんは、夕方までいました。
2016年12月12日
下水引込
 
もともと下水や水道が入っていても、古かったり新規の使用に容量が足りまかったりなど、いろいろな理由から、引き込みをし直すことがあります。
ここでは、古い店舗で、引き込まれている水道と下水が(実際はガスも)、他人の土地を通っていました。
そこで、改装工事に際し、あわせて引き込み工事を行いました。
この工事は、道路を掘って行うことにるなるので、近隣への告知も含めて我々ではなく、水道局や下水道局が行います。
これは、有料になってしまいます。特に工事後の道路復旧工事の費用が高く、道路が大きければ大きいほど高くなります。
また、水道にしてもガスにしても道路の東側か南側に本管が通っています。
ですから、建物がその反対側になると掘る距離が増えるので、やはり高くなります。
水道とガスが同時に引き込まれる場合は、うまく調整してガス工事業者にお願いすると費用が抑えられることもあります。
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2016年12月07日
外壁タイル張
 
店舗の改装工事で、外部の仕上げに入っています。
当初は、塗装仕上げのみだったのですが、貸店舗として見栄えをよくということで、レンガタイルを張りました。
塗装部分をケレンして、接着の良いモルタルを下地として塗って(上の写真)、タイルを張ります。
それから、タイルの目地を埋めます(下の写真)。
やはり、タイルは見栄えも重みも出てきて、いい仕上がりです。
防犯カメラ
当社が所在する商店街に防犯カメラが設置されました。
施工は、当社ではありませんが、自分が会長をやっているので、工事を見ています。
思ったより簡易な工事で、すぐに終わってしまいました。
これからは、安全な商店街として、アピールしていきます。
ユニットバス設置前の土間工事
在来の浴室を解体し、新規にLIXILのユニットバスを設置します。
ユニットバスのを設置する前には、下見をして準備をします。
この現場は、居住者のいない空き家なので工事としては、施工しやすい現場です。
1.養生と解体
まずは、解体や工事で廻りが汚れるので、床や壁を養生します。備品があれば、移動したりすることもあります。
養生がすんだら、解体。ユニットバスの設置する必要な寸法に幅、奥行き、高さ、床下高さを確保します。解体しなくても十分な余裕が時もありますが、たいてい解体があります。特に床下は解体が必須です。この時には、設備業者も一緒です。
2.配管の直し
主に水道業者です。ユニットバスのための、給水、給湯、追い焚き、排水の配管です。電気業者も換気扇のダクトや電気の配線を整理します。
3.土間の打ち込み
写真の工事です。必要な床下寸法を確保し、その高さにコンクリートを打ちます。ユニットバスのためだけでなく、床下の湿気止め、基礎の補強なども考えています。
4.腐食など悪い部分の補修
特に木造ですが、シロアリや漏水による木部の腐食をユニットバス設置前に直します。
また、断熱材を入れたり、壁の補強を必要に応じて行います。これらが、ちゃんとしていれば、この施工は省きます。
5.ユニットバスの設置
上記のほかに、窓の変更など窓回りの工事が発生するときもあります。これらが終わって、ユニットバスが設置できます。
足場設置
サイディング仕上げの外壁の建物で、サイディング同士のジョイント部のコーキングが、経年変化で剥がれたり、切れたりしているので、全面修理となりました。
まずは、足場掛けです。
間口も狭く、3階建てですが、商店街に面していることもあり、施工状況が良く、半日でできました。
このあと、養生シートをかけて完了です。
2016年12月03日
かわいい小物
2016年11月18日
事務所改装
 
施主は、写真家。実は、これが3度目の工事。
2度目の工事は、スタジオで同じビルの6階にあります。
今回は、拡張?として、3階に事務所を作りました。
基本的にスケルトン(天井、壁、床がなく躯体そのまま)で、床を除き、白く塗装。
床は、ほこりなどがたたないようクリアで塗装しています。
写真のいくつかの調度品は、施主が用意したもので、その雰囲気に合うちょっとアンティークな仕上がりにしています。
一部の壁にレンガタイルを張って、アクセントにしています。
2016年11月12日
システムバス設置
在来の浴室を解体し、システムバス(ユニットバス)を設置しています。
写真はほぼ完成に近い状態で、職人さんが細かいところを清掃しています。
このあと、職人さんがいるところに浴槽が据え付けられます。
とても明るくていい感じです。
システムバスにするメリットについては、何度もアップしていますが、高齢者対応、メンテナンス、省エネなどなど考えると、やはりお勧めです。
デザインが、どのメーカーにしても画一的で、カタログからしか選べないと思う方もありますが、最近は、いろんなデザインのバリエーションが出ていますので、よく調べてみましょう。
2016年11月05日
手すり取り付け
高齢者に対応するための階段に手すりを取り付けました。
介護保険工事ではありませんので、費用はすべてお客様の負担です。
階段の勾配に合わせて、手すりを取り付けます。
階段の段板の先端から約70?75センチの高さに手すりを取り付けます。
本当は、手すりの受け金具を直接、壁に取り付ければ、見た目もよいし、施工も早いのですが、
下地の骨組みの位置がわからない場合、板を取り付けて、それに手すりの受け金具を固定します。
2016年11月02日
壁の均し工事
店舗の改装工事です。
元々タイルが張ってあり、それをはがして、そのままの仕上げにしようと思ったのですが、そうはうまくいかず、ガタガタの壁になってしまったので、左官業者にモルタルで平滑に均してもらっています。
タイルの下が、そのままコンクリートの躯体でした。
その上にモルタルを塗るのですが、そのままではすぐに剥がれるので、プライマー材という接着剤のような液状の材料を塗ります(写真)。
それが乾くぐらいのときにモルタルを塗ります。
ここでは、金鏝で平坦に均してもらいました。そのあとに塗装します。
2016年10月27日
床張替え
 
和室の畳から、フローリングに変えます。
フローリングは、商品によりますが、ベッドを置くようになるとのことで、フローリングにするとの要望です。ここでは、大建工業の合板フローリングにします。
まずは、畳を撤去し、骨組みから始めます。
フローリングの厚みが12?で、畳が60?ですから、その間を厚み30?の木を組んで、その上に下地となる厚み12?の合板を張り、その上にフローリングを張ります。
時間とコスト面から、木の骨組み直にフローリングを張ることもします。
木の骨組みの間には、断熱材も入れました。2階だったので、階下への音の考慮と少しでも断熱効果を考えました。
レベルを見たり、補強したり、フローリングを張る作業よりも下地を組む方の作業が時間がかかります。
ここでは、床下がへーベルだったのでちょっと苦労しました。
2016年10月24日
ガス引き込み
この現場では、1つの建物で2つの店舗があり、道路の本管から引き込まれているガス管を両方で共有しています。メーターは分かれていますが、道路からメーターまでの配管が1本でしかも他人の敷地を通っていました。
そこで、片方が改装するにあたり、ガス管を2本に分け他人の敷地を通らないようにすることにしました。
そうなると、道路から改めてガスのは管を引込します。そのままという考えもありましたが、ガス管も古いため、引き込みし直しました。
写真は、すでに新規の配管の引込は終わり、道路を復旧しているところです。1日かかっています。
ガスの引込は、新築でも必ず行いますが、費用は掛かりません。
水道下水関係は費用が掛かります。
水道もガスも道路の配管は、真ん中にはなくて、どちらかの端によっています。
たいてい、東側か南側に配管されています。
ここでは、東側にあり、現場の反対側だったので、引き込み工事も大掛かりになってしまいました。
2016年10月22日
窓ガラスのシール工事
同じシール工事でもこちらは、窓ガラス廻りのシール工事です。
ガラスとアルミの枠をとめている材料にビートというゴム製のパッキンがあります。
これは、新しくても古くても同じです。
ところが、経年劣化で、このビートが縮んだり、外れたりします。
そうなると、ガラスがガタついて、雨や風が侵入するとこともあります。見栄えもよくありません。
そこで、交換するのですが、そのアルミサッシの製作年代が古かったり、商品によって、太さがバラバラで、なかなかぴったりと合いません。
そのような場合、作業ができる空間があれば、写真のようにシールを打ちます。
2016年10月21日
シール工事
ビルの2階が1階店舗の倉庫になっているのですが、その天井から雨漏りしました。
雨のたびに漏るわけでもなく、状況によってというところが、雨漏り修理の難しいところです。
ちょうど天井上に3階の配管があって、あおの外壁部分に亀裂があるためのようです。
場所が悪く、はしごでも上からも行けないところなので、絶対そこなのかという不安はありますが、
まずは怪しいところから直していくことにしました。
少しの工事でも、足場をよくしないと安全面、施工性に影響します。実際この工事は、足場の方が金額がかかっています。
本当は、雨が降るまで足場を残したいのですが、危険なのでこの後すぐに撤去します。
ユニットバス設置
店舗兼住宅の改修工事です。
古い建物で、浴室は、便所兼用のタイル張りでした。
すべて撤去し、悪いところは修復し、コンクリートの土間で補強。
配管も直して、ユニットバスの設置です。回りはまだ工事中ですが、ユニットバスは組み立て式の製品なので、先行して作らないと入らなくなります。
ここでは、コストのこともあり、マンション用のユニットバスにしました。
そのため、床と浴槽が一体型になっています。設置工事も早いです。
ただし、色などのバリエーションはほとんどありません。
ユニットバスは、必ずしもマンション用を選べば安いというわけではなく、状況にっては、設置不可能もあります。
よく、業者に下見をしてもらった方が良いでしょう。
2016年10月18日
足場解体
半分撤去された建物の外装工事が終わり、足場を撤去しています。
撤去したところの土地がまだ空いていたので、都内としては、どの業者も大変仕事がしやすい状態でした。
組むのに時間がかかる足場も外すのは、早いのです。
撤去し、清掃片付けしてこの工事は終わりました。
2016年09月30日
仮設足場
新築、外部の塗装・修理などに絶対必要な工事です。
結果、何も形に残らない工事なので、費用面で指摘されることもある工事ですが、高所での作業、安全面でなくてはならないものです。
古くは、丸太で組んでいた足場も今は、簡単かつ安全に組める足場となっています。
階段を設けたり、高所での作業ができるようにステージを設けたりすることもできます。
都内では、敷地が狭く、ここまでできないこともありますが、ちょっとした空間があるだけでも違います。
この写真は、建物を分離することになり、半分解体した後の外壁の修理のために足場をかけています。
2016年09月15日
塗装工事上塗り
下地処理ができたら、本塗装になります。
カラーワークスという会社の塗料を使います。水性なのでにおいもなく、割と乾きも早くて便利です。
色は、お店の方と設計事務所の方が選んでいます。
塗り方は、いろいろありますが、ここでは、面が大きいことと斑をなくすため、ローラーで塗っています。
このローラーも頭の部分を変えることで、フラットに仕上げたり、ある程度の凹凸がつけられるように
できます。
他に、一般的には、刷毛引きです。刷毛の場合は、塗り斑ができやすいので注意します。
刷毛も大きさや毛の硬さなど結構種類があり、状況によって使い分けています。なかには、細かすぎると筆を使っていることもあります。
あと、吹き付けることもあります。数量をこなし、一番斑なくできる方法ですが、場所を必要とするので、たいてい塗装業者さんは持ち帰っています。
塗装工事下地処理
 
美容院の一部を改修する工事です。
お店側から、裏側(洗面室)が見えないように、大きな引戸を作りました。
建具業者が製作した引戸で、シナ合板という板で仕上げています。
板のままだと汚れるとかあるので塗装をします。店舗なので、着色してアクセントにしようということです。
塗装業者が色を塗るのですが、いきなり色を塗るのではなく、紙やすりを一度当てます。
そうしないと塗装した時に表面がけば立って、ざらざらした感じになってしまいます。
紙やすりを当てることで、それを防ぎます。
あと、汚れがあるとシンナーで拭き取ります。塗る相手が木部だとこういう作業が入ります。
2016年09月08日
ポストの庇
既に設置してあるポストにステンレスで庇を取り付けました。
最近の激しい雨で、ポスト内に雨が入ってしまうことで、庇を取り付けました。
板金業者と言って、トタン、ステンレスなどの金属板を加工する業者に製作してもらい、
ビスとコーキングで、取り付けています。
板金業者は、以前は流し台やその前のステンレス加工や銅板葺き、カラートタンの屋根や壁をやっていました。屋根などはまだまだありますが、流し関係などそういった製作物が少なくなったので、こういう細かい作業をしてもらえる業者さんは貴重です。
2016年09月03日
外壁面防水工事
 
5階建ての建物で4、5階とオーナーが居住しています。
その4階に雨漏りが起きました。
直上がバルコニーになっているので、その床や立上りの壁に防水をすることになりました。
あわせて、外壁面の工事も行っています。
外壁の仕上げがタイルと石張りになっていて、屋上から見てもその継ぎ目のシール材が劣化しているのがわかります。もしかすると外壁面からの雨漏りもあるので、足場をかけて、シール材を打ち変えることにしました。
既存のシールを撤去して、掃除し、プライマーという接着剤を塗布し、シール材を打っていきます。
写真下がシール材で、硬化しないよう機械で攪拌しています。
2016年08月20日
建具金物交換
玄関収納の扉の兆番を交換していましす。
こういった金物は、経年変化や使用頻度で故障します。
基本的に金物を修理するのではなくて、交換になります。
2016年08月14日
夏休み
館山に来ています。
2016年07月27日
土間工事均し
会社のある商店街の空き店舗の改装工事です。
天井壁などが終わり、店舗の土間工事です。前の店舗が飲食店なので、不要な配管を撤去したり、
家具撤去すると、土間がガタガタになってしまいました。
そのまま貸し出すわけにもいかないので、モルタルを均等に店舗全体に塗りました。
レベルを出して水平を見て、その墨を壁に出します。それに合わせて塗っていきます。
商店街の通りに面していたので、ミキサー車を呼んで、一気に土間へ流し込み、奥から均していきます。
この作業は、一度で済まず、均した後乾かし、また均しを繰り返し、表面に水っ気がなくなるまで行います。
この時期なので、温度もあり、風にあたるところなので乾きは早いです。ただ、真夏の状態だと固まるのが早すぎて、左官業者さんは大変です。
冬だと乾かないので、これも時間がかかり大変です。
朝10時前ぐらいから作業していますが、おそらく夕方近くまでかかるでしょう。
明日、一日置いてから、最後の設備仕上げに入ります。
2016年07月08日
シャッター取り付け
店舗の改装工事で、古くなったシャッターを撤去し、新規に取りつけています。
シャッターにも種類はあり、まずは手動か電動です。価格は当然電動のほうが高いですが、操作は楽です。
シャッターの素材として、スチール製、アルミ製、商品によってはステンレス製もあります。
アルミやステンレスは、メンテナンスがよく手動だと軽いですが、店舗に限らず防火対応にするかどうかで選び方が変わります。
あとは、色やポスト口を付けるのかなどです。
写真のように設置状況が難しくなければ、1日もかからずに取り付けます。
シャッターボックスも写真のように外部につくものと内部につくものがあります。
デザイン的に外へ出したくない時もあるのですが、メンテナンスを言うと外にあったほうが良いです。
シャッターボックスの中は、めったに見れませんから、この写真は参考になるでしょう(写真は、手動式です)。
2016年07月06日
ボード張り
近所の店舗の改装を行っています。
すでに以前のお店は解体されていて、それをきれいに直して、貸せる状態にする工事です。
古い建物なので、壊すといろいろと不具合も出て、思ったようにはいきません。
内装も仕上げないのですが、下地となるボードまでは張ります。
張る場所の寸法を取りその大きさにボードを切って、ボードビスを使って張っていきます。
きれいに張らないと、内装業者さんが困るので、いい加減にはできません。
店舗なので、どう内装するかわかりませんが、気を付けて張っています。
2016年06月28日
土間工事左官
工場の倉庫の一部を事務所にするための改装工事を行っています。
元々外部だったところを増築した倉庫で、作りも簡易的なものです。
壁を作ったり、断熱材を入れたり、ボードを張ったりとして、事務所として使えるように仕上げていきます。
ただ、床を作ると天井が低いため、あまり床を上げたくありません。しかし、土間のままともいかず、タイルカーペットを張ることにしました。
ただ、そのまま張るには、床が斜めだったり行きたないので、左官業者さんにモルタルで水平に均してもらっています。
建物内なので、天候に左右されない点では、いい現場です。
ドラム缶のような、モルタルを練る機械を持ち込み、奥の方から順番に塗っていきます。
鏝など使って均していきますが、温度や湿度によって、塗り方も調整しなければならず、一見簡単そうでとても難しい仕事です。
2016年06月14日
店舗の解体
  
古い木造の店舗の内装解体工事です。
長年、ラーメン屋さんだったので、油がべっとりの内装。とてもそのまま貸せる状態ではありません。
まずは、内装(床、壁、天井)の撤去です。そして、不要な設備配管の撤去。
せまいので壊した廃材は、すぐに処分。
壊してみると、いろいろ不都合が。
商店街なので、周囲に迷惑をかけないように注意も必要です。
仕上げは、次に借りる方が、改装するという前提で工事します。
2016年05月27日
キッチン完成
タカラのシステムキッチンです。
既存を解体して、同じ位置に設置しました。前面は、タカラのキッチンパネルです。
設備機器は、やはり新しいのがいいなと思います。
デザインもそうですが、清掃性、機能性をよく考えて選びましょう。
2016年05月20日
朝市
5月21日土曜日、朝10時から 当工務店が所属する商店街の朝市です。
私たちも、役員で手伝っています。
同時開催で木のバザーもやってます。どちらも会社の前です。
床下地の直し
シロアリ調査に床下に潜ったら、和室の床下の骨組みが、ダメになっていました。
そこで、畳を上げて、床下地を骨組みごと撤去し、新規に直します。
直す一方で、防蟻材を塗布しました。
畳の部屋だったので、そういったことでは、仕事はやりやすかったといえます。
フローリング材ですと、解体も大変ですし、フローリングは新規に張替えになります。
逆に畳だったので、床下地が悪くなっていたのを気が付かなかったともいえます。
家は、定期的に点検が大切なんだなと改めて思いました。
2016年05月14日
畳採寸
 
マンションの改装工事です。
洋間を和室に変えます。変えるのは床材だけです。
既存のフローリングをはがして、新規に畳を作ります。フローリングの厚みしかないので、薄い畳にはなってしまいます。
縦横の寸法を細かく測っていきます。微妙に壁が変わっているところもあるので、単純に縦横だけでなく、各々4か所づつぐらい測っています。
この寸法に従い、畳を製作します。
2016年04月24日
外装工事足場、養生
 
建物全体の外装をやり直す工事ですが、まずは、足場を掛けます。
場所が商店街ということもあり、警察で道路使用許可(足場が道路に出る部分があるので)をとり、
足場を掛ける際には、警備員を配置します。
ほぼ1日で足場を掛けて、足場に養生ネットを張ります。
これから、塗装作業に入ります。
2016年04月09日
玄関外の手摺取り付け
 
玄関が、道路より1m50?ぐらい上がっていて、その階段に手すりを取り付けています。
よく階段の手すりの場合、右左どちらに設置するかと言うことで悩むことがあります。できれば、両方が望ましいのですが、たいてい狭いので、必要な方(利き腕とか)に取り付けますが、ここでは、わりと幅が広い階段だったので、両方に設置しました。
外部なので、ステンレス製のメーカー品(ここでは、TOTO)を使いました。握りの部分が樹脂で被膜してあり、持ちやすいものになっています。
外部だとコンクリートなど固い壁に取り付けるので、強度的にはよいのですが、タイルが貼ってあるとP、設置の際に割ってしまうこともあり、気を使います。
2016年04月06日
キッチン工事仕上げ
システムキッチンの交換工事。
既存のキッチンを撤去し、同じ位置にシステムキッチンを取り付けるというもので、数日で完了する工事です。
初日に解体し、時間があれば水道などの設備配管のやり替え、キッチン用の下地作り。
2日目も下地作成し、3日目でキッチンの取付しました。
システムキッチンは、専門業者が設置しました。取付の業者は、配管や配線の結びはしないので、、水道業者、電気業者、ガス業者さんが仕上げをします。
写真は、水道業者さんがシンク下の給湯・給水・排水とここでは、井戸水も使うのでその配管結びをしています。その他、隣の食洗機の配管を結びます。
電気業者さんは、それぞれに電源が必要な器具がある場合は、その結びと換気扇の排気ダクトの結びをします。ガス業者さんは、新しいガスコンロの結びです。
一つの器具にいろいろな業者さんが絡むので、工事内容は単純でも、施工はかかります。
外装樹脂注入作業
コンクリート建物の外装工事に入っています。
ここでは、ただ塗装するだけでなく外壁などの補修補強を行っています。
古い建物で、ひび割れも多く、場所によっては下地のコンクリートごと剥離しているところもあります。
剥離のひどいところはモルタルとコーキングで補修します。
あと、剥離はしていませんが、将来ひび割れから剥離してくる可能性のある場所については、エポキシ樹脂と言う材を注入して、補強します。
写真は、注入するための穴を開けているところです。
そのまま塗装しても剥離しては、意味がないのでコストはかかりますが、注入をしてもらっています。
2016年03月26日
耐震工事2
耐震工事の一つとして、壁の補強があります。
壁は、建物の立横方向にバランスよく配置されるのが望ましいです。
新築は別として、古い家だとどうしても壁の量が足りない場合があります。
窓をなくして壁にすれば強いのですが、そうはできません。
そこで、押入などの壁を補強することが多くなります。
解体後に、基礎補強。それから、筋違を入れたり、柱や梁を補強したりと骨組みの補強をします
古い家だったので、断熱材も入っていなかったので、断熱材も入れました。
土台や柱、筋違など地面から1mぐらいまでを防蟻材を塗布して、白アリ対策も行います。
このあと、現状復旧します。
2016年03月24日
床張り替え前の補修
和室の床の改修工事です。
畳からフローリングに変えます。このような改修工事の要望は多く、畳工事が減っています。
畳の下は、古い家ですと写真のように床の骨組みの上に板が貼ってあります。
たいてい杉板で厚みが12?ほど、幅が21から24?ほどです。
これが、腐っていたり破損していたりすると、撤去して貼り替えますが、問題なければそのまま下地として残します。
ただ、釘が抜けていることが多く、写真のように上から釘を打って補強します。
このあと、さらに根太と言って床用の骨組みを打ちます。畳の厚みは、たいてい6?ぐらい。フローリングの厚みが1.2?。その厚みを調整するために骨材を打って、構造用合板でさらに補強してフローリングを張ります(予算によって、この合板をしないこともあります)。
その際、断熱材も入れます。
耐震工事下地
築50年もたっている、木造住宅を耐震目的のリフォームをしています。
世田谷区では、耐震診断を無料で行っており、それに伴い改修工事にも助成金が出ます。
ただ、今回はお施主様の自費で工事を行っています。
なるべく、現状を変えないように押入やあまり使っていない部屋を中心に改修しています。
まだ、始まったばかりで、押入の内部を解体し、骨組みの状態にします。
基礎の補強は済ませており、これから筋交いなど骨組みの補強に入ります。
また、古い建物で外部側に断熱材が入っていないので、挿入可能な断熱材を入れます。
2016年03月14日
玄関手摺
リフォームをして、玄関廻りも、きれいにしました。
しかし、床の高さと土地のレベルの都合上、玄関前に段差が出来てしまいました。
お施主様に足の不自由な方がいらっしゃるので、鉄板でスロープにしようと思ったのですが、
すべらず、上りやすいようにしようとすると、かなり道路へ出てしまうので、写真のようにやむなく、
階段状にしました。
丈夫で、がっちりと言うことと手摺も欲しいということで、鉄骨業者さんに考えてもらいました。
階段状の鉄板に手摺を取り付けるということで解決。錆が来ることを考えて、塗装ではなく、
亜鉛メッキにしました。
実際には、道路に出ているので、すぐに取り外しできるようになっています。
2016年03月12日
ドア枠塗装
トイレの入り口のドア枠を塗装しています。
仲と外の色を塗り分けにしたので、外側を着色した職人さんが、中の塗装の下地をやっているところです。
最近は、サッシメーカーや建材メーカーの建具を使うことが多くなりました。
メーカーの建具は、枠材も一緒なので、取り付けるだけで完成します。ですから、枠や建具を塗装することはほとんどなくなりました。
ここでは、幅が狭く規格の商品が取り付けないので、木枠を大工さんが削って組んで取付ました。
そうなると今度は、塗装業者さんに塗装してもらいます。色はともかく、塗装することによって木枠を保護し、汚れも付きません。
あとは、好みに合わせた着色が可能です。色のツヤも仕上げのニス材で変えられます。
コストはかかりますが、自由にできる良さはあります。
2016年02月26日
ガスメーター廻り
ガスメーター廻りを必ずこうしなければならない・・・と言うことではありません。
もう一つのホームページのコラムが、外構(エクステリア)関係のシリーズになっているので、合わせてみました。
2階がアパートと言うこともあって、ガスメーターが多数あり、お施主様より、見栄えをよくしたいということから、写真のようにしてみました。
本当は隠したいのですが、それでは、ガスの検針が出来ないので(今は、電話線がつながっている場合もありますが)、検針できるようにしました。
木材を一定の寸法に削って、格子状にしました。それを塗装して、和風なイメージにしました。
これは、大工さんとお施主様の共同作業でした。
やってみると、案外いいもので、雰囲気はよくなりました。
2016年02月16日
フェンス取り付け
玄関前のアプローチが道路との境界に植込みのスペースしかないということで、用心も兼ねて
フェンスを取り付けています。
他のフェンスが、YKKの鋳物フェンスがついているので、商品はそれらに合わせました。
下が土だったので、コンクリート製の既成の基礎石を埋め込み、それにフェンスの柱を立てて、
その柱にフェンスを取り付けました。
2016年02月02日
賃貸マンションのユニットバス
ユニットバスの構造、内容としては、戸建てもマンションも変わりませんが、あえて賃貸マンションのユニットバスとタイトルにしたのは、まず、価格が安価であること。
マンションの場合、平面寸法、天井高さ、床下の高さ等寸法に制限が多く、戸建てのようにはいきません。特にリフォームとなると、配管の問題も出たり、搬入経路の問題等多くの制限を受けます。
それに対応した構造となっています。また、賃貸となると大きなコストを掛けられないので、戸建てより安価な分だけ、内容のバリエーションが少ないです。
施工もシンプルな分だけ早く終わります。この現場では午前中に完成しました。
安価だから、商品として悪いわけではありませんので、十分に機能します。
マンションリフォームとしては、最適な商品です。
2016年01月31日
完成
かなり気温の低い中、完成しお客様にも確認していただきました。
若干、残工事はありますが、引渡しとなりました。
敷地が狭く、大きな家とは言えませんが、外からはそんなことを感じさせない仕上がりになっています。
桜の木と板塀が象徴的な建物です。
2016年01月14日
ビニルクロス張り
内装の仕上げ工事です。
ここは、シナ合板で壁天井を仕上げたり、杉の羽目板で仕上げたりと、大工さんによる主な仕上げが多かったのですが、一部ビニルクロスで仕上げるところもあり、その工事に入っています。
特に写真は、1階の便所で階段の下にあたることから、天井が階段状に仕上がっており、それに合わせて張っていくので、施行者としては大変です。
どの部屋もボードの下地なので、ボードのジョイント、ビス止めの頭などをパテで平坦にして、クロスにノリをつけて貼っていきます。
クロスを貼ると一気に仕上がった感じになります。楽しみでもあります。
2016年01月12日
板塀製作
工事も終盤に差し掛かり、外回りの工事が始まりました。
まわりの地盤の整地、塀の製作です。
道路から、個室の掃出し窓が直接見えてしまうので、目隠しを兼ねて塀を作りました。
車も入るので、その大きさは開けてあります。
化粧ブロックを2段積んで、その上に桧の板塀を作っています。建物と同じように土台を作り、柱を建てます。板を横張にして、ポスト・インタ?ホンも設置します。途中、板が貼っていないのは、インターホンがまだ設置できないので開けています。
家のイメージ、お客様のご要望等から板塀にしました。風合いもやわらかく、木の香りが良いです。
但し、木なので桧といえども風にさらされれば、いずれ腐食します。そのため、この後塗装業者がキシラデコールと言う、外部木用の塗装材を塗ります。
また、定期的には、塗装をしてもらうようになります。
2016年01月10日
外階段のやり替え
 
道路から家に入るまでのアプローチがコンクリート製の階段をやり替えています。
この階段の蹴上寸法が高く、お住まいに高齢の方で、脚も悪いことから、不便と言うことで
やり替えることになりました。
手摺も設置してあるのですが、階段を下りる時が不安のようです。
まず、全て壊して、全てやり直しました。
元は、全てコンクリート製で壊すのが大変でした。
コンクリートとの下は、土でした。
今度は、その土を突き固め、ブロックで階段を作ります。ブロックは重量ブロックです。
ブロックを階段状に積んでいき、踏み面をコンクリートで均します。
その際、若干前に勾配をとります(雨が溜まらないように)。
以前は、蹴上寸法が20?だったのが15?ぐらいになりました。
2015年12月28日
車庫の土間工事
 
建物前に車庫となる土間のコンクリートを打っています。
仕上げもコンクリートのままです。
そのため、表面がきれいに仕上がるよう、土間専門の左官業者に鏝で仕上げてもらいます。
外回りの工事は、鳶(基礎工事業者)に依頼しているので、コンクリートの手配と打ち込みは、鳶が行います。しかし、どうしても表面の仕上げが粗くなってしまうので、土間専門業者にも同時に施工してもらいます。
コンクリートを打つ前に、車庫の土間となる範囲に、型枠を建てて、他にコンクリートが流れないようにします。
それから鉄筋を格子状に組みます(写真上)。コンクリートも強度を上げて発注しますが、どうしても割れたりするので、鉄筋を中に入れます。
さほど大きい土間ではないので、施工する人数も少ないですが、打ち込みの時間も短いです。
左官業者は、まずは、大きな「とんぼ」という道具で、コンクリーとを打ちながら、大まかに均していきます。
それから、同じような大きさの鏝で、さらに平均に均していきます。最後は、小さな鏝で押さえていきます。
季節にもよりますが、コンクリーともすぐ固まるわけではありません。ある程度人が乗れそうな硬さになるまで、左官業者は、ずっと現場にいて、時々鏝で均して調整していきます。冬だと1日かかることもあります。逆に夏だと早く固まってしまうので、固まる前に均していくのが大変です。
2015年12月24日
外壁のタイル張り
新築の工事ではありませんが、外壁にタイルを貼る工事がありました。
ここは、設備材の問屋さんの会社です。
理由があって、入口廻り等を改装しました。既存の外壁がタイルだったので、それに合わせた形にしました。
ボーダーと言う種類のタイルで、横に細長い商品です。形も石らしい感じで、仕上がると重厚感があります。
この写真では、タイルの上下に隙間を開けており、ここに黒色系の目地材を塗ります。
この隙間を開けずに、貼ることもあります。
下地が、不燃材のボード(ケイ酸カルシウム板)が貼ってあるので、ボンドをつけてそのまま直に張っています。
2015年12月21日
玄関ドア交換
アルミ製の玄関ドアを交換している写真です。
すでに新しい枠を取り付けています。
アルミサッシメーカーの玄関ドアを交換する場合、できればドアだけ交換するのが、時間も費用も良いのですが、ある程度の時間が経った商品だと、金物の位置や部材の大きさなど細かいところで変更されており、単純な交換はできません。
メーカーごと、商品ごと、また年数ごとにデザイン、形状、寸法が変わっています。だから、アルミサッシだからといって、何を持ってきても入るとは限りません。
そうすると、枠ごと撤去し、新しい玄関ドアを枠共取付けます。その際に玄関内外の壁の補修も出ます。
しかし、最近は、ドア枠を取り外さず、新しいドアを枠ごと既存の枠に取付てしまう工法が多くなってきました。
時間も早く済みますし、まわりを痛めないので、補修の費用も掛かりません。
若干ドアの寸法が小さくなりますが、出来上がると気になりません。
商品の納品に時間はかかりますが、施工が早いので、条件が合えば、この方法がお勧めです。
2015年12月16日
外装塗装中
建物外部の塗装工事です。
写真は、外壁を塗装しているところです。工程では、2回目の塗装です。仕上げの色が白なので、分かりにくいですが、たいてい下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りです。
中と上は、仕上げの塗装材になります。下塗りは、外壁と塗装材の接着がよくなるようにする下地塗料です。白色が多いので、写真のように、どの工程かわからないかもしれません。
よく、仕上げの色がアイボリーやグレーなど色が入っていると、下塗りを見た時に色が違うと思われる方もよくあります。
外壁面は、大きい平面だとローラーで塗っていくことが多くなりました。
窓廻りや細部は、今でも刷毛塗です。
ローラーで、ある程度表面の仕上げを変えることもできます。平らにしたり、細かい波状にしたり、
塗料の硬度の調整で、その波状も多少変えられます。
ただ、元の外壁の仕上げによって、大きく変わるので、塗るのではなくて、吹付けをすることにもなります。
また、下地が悪いと左官業者によるモルタルの補修も発生します。
2015年12月15日
バルコニー手摺
外部の工事ですが、足場の撤去後に行う工事が、バルコニーの笠木や手摺工事です。
アルミ製で、窓と同じメーカーの商品です(アルミの色が、同色でできるのでそうしていますが、違うメーカーでも大丈夫です)。
笠木は、バルコニー立ち上がりの壁の最上端部に被せるカバーです。
これによって、雨水の侵入を防ぎます。
手摺は、その笠木より上の落下防止用のもので、笠木と一体となっています。
小さなバルコニーなら、数時間でできます。
デザインもいろいろありますので、価格と外観のバランスを考えて選びましょう。
2015年12月09日
足場撤去
外装関係の作業も終わり、足場に絡む設備工事も終わったので、足場を撤去しました。
ここで、初めて養生のネットで見えにくかった、建物の全貌が見えます。
外部については、これから設備関係(給排水、ガスの埋設)や外構の工事に入ります。
網戸張り替え
工事の種類にもいろいろありますが、網戸張替えもその一つ。
ご自分で行う方もいらっしゃいますが、数や大きさによっては、業者でないとできないこともあります。
通常、網戸は、ビートと言うゴムで網を押さえつけています。そのビートを引っ張り出せば、簡単に外せて、また網と共に押し込めば完了です。
網は、カッターなどでも切れるので、簡単と言えば簡単です。
ただ、網をうまく伸ばして取り付けないと、アルミのフレーム枠が変形するので、元に窓の位置に戻すのが大変です。
網は、基本的に新規の網戸だと黒色です。
色は、グレーもあり、探せば青色などもあります。
ただ、黒ですと、外からは見にくく、中からは、あまり網が気にならなうようになるので、黒をお勧めします。
2015年11月30日
外部塗装工事
この建物では、屋根の軒廻り、車庫の天井、ベランダの下面が塗装仕上げになります。
下地の建材は、外部用のものですが、その保護として塗装をします。
ビス等の頭をパテ処理して、2回から3回塗ります。
内部の塗装と違って、大きい面は、写真のようにローラーで塗り上げます。
細部は、刷毛で仕上げます。
塗装なので、色については自由になるので、外壁に合わせてもらいました。
2015年11月14日
システムバスの設置
新築で最初に完成する部屋です。
最近の浴室は、衛生設備機器メーカーのシステムバス(ユニットバス)にすることが多いです。
システムバスは、床、壁、天井などパーツが分かれていて、それらを現場で組み立てます。
そうなると、周囲の壁などが出来てしまうと、組立できなくなるので、まだ骨組みの状態で、外壁側ができて、窓がつくと施工します。
システムバスを設置する前に水道関係の配管をします。
それから、組み立てます。写真は、床のパネルを設置しているところです。
このあと、壁のパネルを組んで、天井を取り付けます。
こうして箱ができると、浴槽、水栓金具、鏡、照明など必要な部品を取り付けていきます。
たいていのシステムバスは、1日で完成します。
2015年11月12日
防水工事の下地作業
 
2階にあるバルコニーで、床と壁の立ち上がりを防水します。
バルコニーは、どうしても雨を受ける状態になる場所です。防水をしておかないと、下階に雨漏りしていしまいます。
防水にもいくつか種類はありますが、今までの当社の中での信頼性のある物として、FRP防水を施工しています。
FRPの樹脂製のものがバルコニーの床を覆うという感じです。仕上げは塗装のようですが、下地が違います。
まず、木工事の下地の上にFRP製のネット上のシートを敷き込みます(写真上)。
それに、接着剤のような塗料を塗り込んでいき、シートが本体に密着するようにします。
この時点でも、十分防水性はあります。
さらにこの上に、仕上げの塗料を塗ります。これは、見た目もありますが、防水部分を保護するためのものです。
メンテナンスとしては、この最後の保護塗料を塗り替えるといいでしょう。
外壁、サイディング張り
外壁の仕上げ工事に入りました。幅約45?、長さ3mの板状の材料を横張しています。
サイディング材の形状によって、横張なので、下から順番に張り上げていきます。
縦に張る商品もあります。表面の仕上げもタイル調、木目調、フラットなもの等々、建物の形状とデザインによって、どのような色や表面があるか考えます。
今回は、同じ材料ですが、場所によって色を変えて張り分けます。
外壁は、建物のイメージを形成しますので、近隣の建物を見てみたり、雑誌などからイメージされるといいでしょう。
2015年11月02日
リフォーム階段
既存の階段の仕上げ材が、絨毯でした。汚れてしまって、取り替えることになりましたが、
同じ絨毯では、清掃面等メンテナンスが大変なので、違うものにしたいということで、リフォーム用の階段にしています。
リフォーム用の階段材は、建材メーカーからいろいろと出ていますが、今回一般の床も張り替えているので、その色に合わせるため、同じメーカーにしています。
階段を作り変えるという事は、大変大掛かりな工事です。
また、住みながらですと、2階へ上がれなくなってしまいます。そこで、建材メーカーでは、階段のリフォーム用の商品を出しています。
絨毯をはがすと下地のコンパネ(12?厚の合板)がでてきます。簡単に言うとそれに張っていきます。
踏面面、蹴上面、鼻先など各部位ごとに材料が出ています。それを選んで施工していきます。
同じ絨毯や長尺シート系でも簡単に施工できますが、仕上がりは、階段らしくてこちらの方が、いいでしょう。フローリングと同じですから、清掃性も良いです。
2015年10月28日
窓取り付け
外壁下地が出来てくると、窓を取り付けます。
窓はすでに開口してあり、そこに設計図通りに窓をはめ込みます。
窓は、アルミサッシ本体の外周にあるツバを壁に釘で留めます。
中からも窓枠とアルミサッシをビスで固定します。
窓を取り付けたら外周部に防水テープを張ります。雨水が侵入した場合に、窓から中に入らないようにするためです。
アルミサッシは、アルミ製の枠とガラスでできています。
ガラスは、二重になっており、よくペアガラスと言っています。2枚のガラスとその間の空気層によって、窓から入る熱を少なくし、断熱性を高めることで、窓の結露防止、室内の空調の効率を高めます。
また、アルミ枠の内部にも熱が伝わらないような構造になっています。
屋根仕上げ
屋根の仕上げ材が葺き終った状態です。
下から順番に重ねて張っていきます。一番上には、換気棟と言うのが取り付けてあり、
外壁下から上がってきた空気をその棟から抜きます。
写真中央に見える横に並んだ金物は、雪止めです。
2015年10月27日
キッチン施工
この改装工事は、大規模な改装ですが、その過程でキッチンの交換工事があります。
まわりの壁や床もやり替えているので、新築のような状態になります。基本は、キッチンをメインとして、まわりを考えて作っています。
何度かこの工事は、紹介していますが、キッチンの大きさにもよりますが、キッチンと食器棚のセットになると、現場は、ほぼキッチン業者に占領されます。天気がいいと外にも置くことがありますが、スペースがない場合、雨の場合はすべて中に入れるので、大変な状態です。
全て必要な部材ですから、組み上がると何もなかったようになるのが不思議な感じです。
ユニtットバスもそうですが、工事をするスペースと言うのも、考慮しないといけません。
外壁下地、通気層
外壁材の下地として、材木を45?ピッチに縦に打っていきます。
外壁は、サイディングで横張します。そのため下地の材木が縦になります。
同時に、この材木の厚みが通気層となります。外壁の一番下は、この材木分だけ浮いた状態になっています。そこには、水切りと言う金属の見切り材や、防虫網なども入りますが、この材木の間を空気が上昇し。屋根から抜けていくようにしています。
通気層を持つことによって、建物の断熱効果が上がります(屋根も同じようにしています)。
アルミサッシのペアガラスにみられるガラスとガラスの間の空気層と同じ効果です。
当然建物内にも断熱材は入れるので、より効果は上がります。
屋根工事
屋根葺き工事です。この現場では、コロニアル(スレート)屋根になります。
屋根材を葺く前に、まず防水シート(写真の黒いシート)を張ります。万一の雨の侵入を防ぐための工事です。
この写真は、屋根を葺く前の状態です。屋根材を必要な分だけ屋根に上げて、作業しやすいように配列します。
準備ができたら、軒先から(低い方から)、重ねながら葺き上げていきます。棟(屋根の一番高いところ)が最後になります。屋根材は、釘で留めていきます。
2015年10月23日
改装工事の仕上げ外部
まるまる1軒の家をそっくり改装しました。
内部は、変え天井床すべて撤去し、新しく作り変えました。あまり大きな家ではないので、水廻り以外は、オープンになっています。
外部は、モルタル塗でしたが、ひび割れたり、補強もしたかったので、悪いところは撤去し、新しく壁を張りました。
ガルバニウム鋼板の波板(小並)の仕上げです。波板を縦に張っています。もともと長い材料なので、継手も少なくなります。全面波板を張り、バルコニーは、落ちそうだったので撤去して、新しくアルミ製にしました。どちらもメンテナンスが少ない材料です。
窓ももともとアルミサッシではありましたが、古いため戸車等細かい部品が劣化しており、複層ガラスのアルミサッシに交換しました。
屋根も改装しています。現状の屋根材の上にガルバニウム鋼板を張っています。これは、屋根のリフォームではよくあることですが、既存の屋根材をはがして、葺き替えるとなると、解体費と処分費がかかります。特に処分は、屋根材に含まれておる材料によっては、すごく高くなりますし、解体の養生が大変です。また、葺き替え中に雨が降っても困るので工期が天気に左右されます。
そこで、現状の屋根の上に新しく葺くことにしています。
屋根の劣化があまりひどくなければ、塗装する方法もあります。
ここまで直すと、雨樋も当然劣化しているので交換しました。
ちょっと、今時な建物に変身しました。
2015年10月22日
バルコニー工事
改装工事の中でバルコニーの交換もあります。
ここでは、内装から外装全てを解体し、新規にしているので、バルコニーの交換も可能でした。
以前もあったのですが、木の骨組みで、床を防水し、壁をモルタルと塗装で仕上げていました。
しかし、腐食のため、落下する危険性があり、改装工事に先立ち撤去しました。
当初バルコニーはあきらめていましたが、利便性を考えると必要と言うことで、取付することになりました。
今度は、アルミ製です。アルミサッシメーカーの出している商品です。
ただ、出幅があるので、先行して解体後にバルコニーを支える骨材を取り付けます。
外部がすべて仕上がって、足場もなくなった時にバルコニーを設置します。
バルコニーの取り付く部分だけ、外壁の形状が変わっていますが、外壁が波板なので、きれいに設置できないため、その部分だけ平板にしています。
防蟻材の塗布
床上1mまで、仕上げ前に白アリ対策として、防蟻材を塗布します。
2015年10月21日
改装仕上げ
 
久しぶりに、内装仕上げをほぼ木製にした現場の仕上げ完了写真です。
上は、リビングからキッチンを見たところ。天井は、シナ合板、壁は、構造用合板(松)、屋根などの構造材は、露出。床は、無垢のフローリングです。
そういうところに、輸入のタイルを2色無秩序に貼って、アクセントにしています。
下の写真は、その見返しです。
さっぱりした、明るくて、木の匂いのする小さいながらもいい空間になりました。
当然、設計時事務所がデザイン及び設計監理しています。どうしても、簡易なクロス仕上げになりがちなところを、違う視線で見ているのは、設計事務所ならではですね。
ちょっと(?)大変だったけど、面白い空間になりました。
2015年10月17日
補強金物
木造住宅の骨組みは、主に基礎上に設置する土台。土台の上に垂直に立つ柱。柱の頂部同士をつなぐ水平材の梁または桁。柱と柱の間に斜めに設置する筋違(すべてに入れるわけではありません)から構成されています。
それらの接合部分は、古来より受け継がれてきた仕口という木材同士の接合部分の加工によって接合され、釘やかすがいと言った金物で補強していました。
阪神大震災以降、その部分の強度により剛性のある方法となり、写真のように構造用の金物で固めるようになりました。
まず、土台の上に丸い座金が見えますが、これが基礎から出ているアンカーボルトのところです。土台の上からこの座金で締め付け、基礎と土台を固めます。
土台を貫通しているアンカーボルトがあります。そのアンカーボルトの頂部にホールダウンと言う金物を設置して、柱に専用のビスで止めます。
これで柱と基礎が固まります。ホールダウンの金物は、構造計算によって、取り付ける位置や大きさが決まります。
柱の横に見える斜めの部材が筋違です。その筋違を柱と金物(いろいろな形状があります)で止めています。これは、筋違の上の部分にも取り付けます。
他にも金物はありますが、おおよそこれらの金物によって、構造上の補強を行います。
2015年10月15日
屋根下地
上棟が終わると、まずは屋根から作っていきます。基本的には、上から下へ降りていくという順番になります。
屋根を葺く前に下地を作ります。屋根垂木と言う屋根の骨組みを等間隔で並べます。それに構造用合板(写真)を張って、屋根の合成を強めると同時にこの合板を下地として、屋根材を葺いていきます。
屋根仕上げにもいろいろありますが、この手順は同じです。このあと防水紙を張ります。
2015年10月10日
外装工事始まり
 
一般的によく見られる住宅の外装工事です。
足場を組んで、養生のネットを張ります。東京など特に建てこんでいるので、近隣の方にもご迷惑をおかけすることは、よくあります。
事前にお知らせして、できれば近隣挨拶はした方が良いと思います(業者も)。
足場が出来たら、高圧洗浄と言って、屋根・壁を洗浄します。
それから、下地の塗料を塗ります。これを塗らないと仕上げの塗料が剥げやすくなります。
下地の塗料は、白の場合が多く、たまにお客様に違う色とだと指摘されます。
この上に塗る塗料が、正式の色となります。
歪み直し
上棟の工事の際、1階から順番に上がっていきますが、1階が組み上がったところで、ゆがみ直しをします。ゆがみ直しとは、柱を建てて、梁材を取り付け組み上がった時に垂直にはなっていません。
それを垂直になるように直していきます。
さげ振りというもので垂直を調べます。写真は、そのさげ振りを柱に取り付けているところです。
中に分銅のようなものが糸でぶらがっています。その下に目盛があり、その分銅の先と目盛が合うと垂直になるという仕組みです。アルミの角材の中にありますが、それは風で動かないようになっています。
直すときは、反対側からひっぱたり、押したりして調整しています。
写真では、その調整しているところで、目盛を見ています。
本日棟上げ
全て準備が整い、いよいよ上棟です。
天候に左右されますが、曇りとはいえまず雨でなくてよかったです。
先行して取り付けた土台に、1階の柱を建てていきます。柱が建ったら、それに取り付く梁材を
敷地の奥から順番に入れていきます。1階が組み終わったら、2階へと続きます。
2015年10月09日
システムキッチンの設置
 
増改築の現場なので、キッチン以外も行っており、キッチンを据え付ける場所も新規作り直しています。ですから、キッチン工事業者にとっては、新築と変わらない状態で施工しています。
下地は、水平垂直を考えて施工していますが、キッチン取付前には、基準の墨を出してキッチンが水平垂直になるようにします。
この後組み立てますが、最近は、壁にキッチンパネルと言う耐熱、防水の化粧板を張ることが多く、
まずは、そのパネルを壁に張ります。
それから、組み立て始めますが、キッチンそのものは、パーツに分かれて工場から出荷されて、現場に搬入されます。その状態が写真上です。こちらにしてみれば、どれがどれだかわからず、本当に全て取り付けるのだろうかとも思ってしまいます。
これで、長さ2.7mのキッチンと吊戸棚、レンジフード、長さ1.8mの食器棚のパーツです。
基本的には、1日で完了します。
2015年10月08日
材木搬入
2015年10月07日
土台設置
 
基礎が完成し、型枠を取り外したら、土台を設置します。
既に基礎工事中に土台(そのほかも含めて)加工はしてあり、現場に搬入し、基礎上に設置していきます。
土台を設置する際には、あらためてレベル(水平)を見て、高低差が出ないように、土台を加工したりして設置します。
基礎から、土台と基礎をつなぐアンカーボルトが出ており、その位置を土台に出して、穴を開けていきます。土台を据え付けたら、アンカーボルトの頭に金具を取り付けて、機械で締め付けていきます。こうして土台と基礎がしっかり固定されて完成です。
そして、いよいよ上棟になります。
2015年10月03日
コンクリートの打ち込みと検査
 
基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打ちこんでいます。
型枠の中に、コンクリートを流し込んでいきます。その際に、バイブレーターで振動を与えて、まんべんなくコンクリートが入るようにします。
また、基礎のコンクリートをやる時に、コンクリートの強度試験のサンプルを採取します。
コンクリート内の成分の濃度検査、固さなどを調べて、適正な強度が出るか試験をします。
右の団子状になっているコンクリートは、適正な硬さで打ち込まれているかを調べてり、ある一定の量のコンクリートを箱からだし、その時でてきたコンクリートの高さを測ります。
これらのデータは、報告書でまとめられ、設計事務所の確認後、お施主様にお渡しします。
この試験機関は、第3者で中立な立場で検査報告します。
2015年10月01日
台所のタイル張り
キッチンの前の壁にタイルを貼っています。
現在、キッチンパネルと言った火や水に強い合板を貼ることが多く、タイルは少なくなりました。
でも、デザインや好みからタイルを貼ることもあります。
タイルも大きさや色、素材によってイメージが大きく変わります。
いろいろとサンプルを取って、できれば現地で確認しましょう。
ここでは、輸入タイルを使っています。国産との違いは、1枚1枚の大きさが不ぞろいで、精度としては、劣りますが、色や素材の感じなどは、独特のものがあり。目地の色も考え合わせるとおしゃれな感じになります。タイルの大きさの不揃いも、味わいがあります。
安くはない素材ですが、面積が大きくないので、いかがでしょうか?
2015年09月30日
外部の手すり取り付け
手摺工事は、家の中とは限りません。
外の階段やスロープなどにも設置します。
外用では、雨の事を考えて、素材がステンレス製のものがあります。手摺に木製の色がありますが、商品によっては、カラーバリエーションがあります。
ここでは、介護保険の工事ではありませんが、お年寄りのために設置しました。
2015年09月29日
コンクリート打ち
鉄筋の加工組立が終わると、基礎土間のコンクリートを打ちこみます。
ところが、雨が続いてなかなか打てず、やっと本日打てました。
コンクリートは、生コン車と呼んでますが、ミキサー車がコンクリートを撹拌しながら、運搬してきます。
撹拌するのは、途中で固まったり、コンクリートが分離しないためです。
生コン車も大きさがいろいろあるので、コンクリートの量によっては、大きな車で来ますが、住宅地の狭いところなので、あまり大きな車は入れません。
生コン車は後部にコンクリートを流し出すところがあり、小さな現場だと一輪車でコンクリートを受けて、運びますが、時間と労力を使うので、ポンプ車を使います。
生コン車から直接ポンプ車にコンクリートを流し込み、圧送してポンプのホースの先から、コンクリートを流し込みます。
流し込みながら、バイブレーターなどを使って、まんべんなくコンクリートがいきわたるようにします。
鉄筋があるため、ただ流し込んでいると、水のように滑らかでないコンクリートが、入らないところも出てきてしまいます。
打ち込みながら、鏝などを使って平坦にしていきます。
これで、土間のコンクリートは完了。固まったら、内側の立ち上がりの枠を組んで、またコンクリートを打ちます。
2015年09月25日
基礎鉄筋
まわりの型枠を建てたら、基礎の鉄筋組立です。
設計図通りの鉄筋の太さを使って、各鉄筋のピッチを図面通りに並べます。鉄筋が、動かないように各々結束します。
組み終わったら、まずは土間のコンクリートを打ちます。
2015年09月19日
手すり取り付け
介護保険を使った工事です。
写真は、便所の中で、他に浴室と階段に取り付けました。
手摺材は、室内なので、質感を考えて木製にしました。浴室内や水のかかりやすいところは、
ステンレス製か樹脂製の手すりを使います。
介護保険については、当社のもう一つのホームページに参考資料があります。http://www.37201606.com/insurance/index.html
ここでは、施工についての注意点です。
手摺は、必要に応じて、縦か横になると思いますが、壁であれば、簡単に取りつくとは限りません。
手摺に体重をかけるため、下地が弱いと取れてしまいます。
写真のように壁裏のどこに下地があるかわからず、手摺の取り付ける金物の裏にないとわかっている時は、まず下地に横板を打ちつけます。釘やビスが効くところを探して打ち付け、ボンドも併用し、板全体で持たせます。
それから、手摺を取り付けます。
相手が、コンクリートならば、この方法でなくても直接取り付けられます。
2015年09月15日
型枠入れ
捨てコンクリートが固まったら、建物の位置を写し出します。
そして、基礎の外周部に沿って、型枠を立てます。型枠は、鉄板でできていて、いくつかサイズはありますが、スライドして長さ調整が出来ます。
型枠は、まずは外周部のみ。この後、鉄筋を組み立てて、コンクリートを打ちます。
2015年09月14日
捨てコンクリート
なぜ、「捨て」と言うのかは今も不明ですが、決して捨ててしまうのではなく、しっかりとした役割を持っています。
建物の配置が決まり、基礎の深さを確保するため、根切り(土堀)をします。
その後、砕石を撒き、機械を使って突き固めます。
しっかり地盤が固まったら、気密シートを敷き込み(湿気対策)、その上に捨てコンクリートを打ちます。
この捨てコンクリートの上に鉄筋を配し、基礎土間のコンクリートを打ちます。
鉄筋は、コンクリートの中に埋まってしまうのですが、基礎が接する地盤、基礎外部からある一定の寸法の位置に鉄筋が来なければいけません。これを「かぶり」といいます。
この捨コンクリートは、それをより確保するためでもあります。
また、コンクリートが乾けば、そこに墨出し(墨を使って、コンクリートの上に基礎の位置を出すこと))が出来ますし、型枠も立てやすいのです。
名前の割に大いに役立つ工事です。
2015年09月10日
ユニットバス設置
既存の浴室を撤去し、新しくTOTO製品のユニットバスを設置しました。
解体、新規配管配線、新規土間工事に少し時間がかかりましたが、何とか設置できました。
ユニットバス工事は、1日もかからずに完成。現場が割と大きいので作業スペースも確保できたことも
要因かと思います。
2015年09月08日
階段取り付け
たいていの家には、階段はつきもの。
でも、その階段は、けっこう作るのが大変であります。
ここでは、ゴムの木の積層集成材(木片を強力な糊で接着し、固めた状態)です。
材木の種類は、多様にあり、ますが、各々金額が違うので、サンプルを見ながら決めましょう。
一般的には、階段材として、寸法がわかっていれば、プレカット(工場生産)ができます。
写真用に斜めのところは、そのように加工されてきます。それらを現場で微調整して、下から順番に取り付けていきます。
取り付ける方法は、いくつかありますが、文章では表現しきれないので、割愛します。
写真は、ササラ桁(壁に斜めについている板)に階段の踏板や蹴込み板(立ち上がり)が取り付くように溝掘りをします。
それから、ササラ桁を先行して壁に取り付けます。それに踏み板などを取り付けていきます。
こういった作業なので時間がかかります。
2015年09月05日
やり方
「地鎮祭と地縄」と同じアングルの写真ですが、周りに杭があって、横板が貼ってあります。
これが、やり方です。
建物より、約50センチから60センチ離した位置に作ります。
横板に建物の通り芯を写していきます。写し方は、敷地と建物の位置関係で基準となるところを決めて(写真では、左側のフェンスのある塀)、それと並行に敷地境界線から建物の離れの通り芯を1ヶ所出します。
そこを基準に南北方向出していきます(あくまでも建物が四角な場合)。
この作業が、結構かかります。このやり方で、建物の地盤のレベルから高さの基準まで出します。
ですから、非常に重要な作業です。
地鎮祭と地縄
地鎮祭が終了したところの写真になってしまいました。
竹を約8尺角の四方に立てて、その中に祭壇を組みます。
祭壇は、祭壇の背を北に向けて設置します。
このあたりは、神社や工務店が段取りすることなので、よく聞いてみてはいかがでしょうか。
お施主様が用意するのは、基本的にお供え物関係だけです。あと、事前に何人出席するか、工務店に伝えたほうが良いです。
地鎮祭は、工事の始まる前、解体工事完了後に行います。当社では、地盤調査だけは、地鎮祭前に行っています。
地鎮祭とは、土地の神様に工事の安全祈願、お施主様をはじめとする関係者の繁栄を、お祈りするものなので、ぜひ行っていただきたいです。
写真で、白いテープのようなものが四角に張ってあるのが見えると思いますが、これが地縄です(本来は、縄でやるのでしょうが)。
お施主様におおよその建物の大きさ、配置を知ってもらうためのものです。
この時点では、確認申請が降りていることが多いので、ここから変更とはいきませんが、確認はするべきだと思います。
2015年09月02日
地盤調査
傘をさして調査している姿も珍しいので、アップしました。
解体工事も終わり、あとは建てるだけ。
その前に地盤調査をしています。木造2階建てですが、地盤調査は行います。
スェーデン式サウンディング工法といって、調査方法の中では簡易的な方になります。
現地での調査も大事ですが、この調査会社では、近隣のデータや地形なども調べて総合的に判断します。
万一、良くないデータが出た場合は、設計事務所と相談し、適切な地盤補強工事を計画します。
これも様々な工法があるので、紹介しきれませんが、良くないデータが出ないことを祈って、地盤補強工事は、紹介しないままにできればと思っています。(笑)
土間のタイル補修
道路よりも敷地が、1段ほど上がっており、そこの仕上げがタイル張りになっています。
その先端のタイルがすべてはがれてしまって、見た目にも悪いということで、新規に貼っています。
はがれたタイルから、メーカー名とかわからず、近いタイルと色合わせをしました。
悪くなったタイルを撤去し、下地のコンクリート部分も凸凹を少なくし、モルタルで薄く均します。
それから、接着剤を混入したモルタルをつけて、タイルを貼っていきます。
貼り終わったら、目地を埋めて完了。
大きな仕事ではありませんが、貼終わってきれいになり、お客様も喜んでいました。それを見るのもうれしいものです。
2015年08月29日
墨付け
解体や基層工時とほぼ並行して行われます。上棟日に合わせて、材木屋から材木を仕入れて加工していく作業です。
以前は、当たり前の作業ですが、現在はほぼプレカットと言って、事前に工場で加工し、上棟日に搬入します。
当社では、大工の技術確保のため、あえて手作業で行っています(現場が重なるとプレカットをすることもあります)。
上棟に必要な土台、柱、梁など主要構造材がすべて入ってきます。
自分の会社で作業する工務店もあると思いますが、当社は狭いため、材木屋の作業場を借りています。
まずは、図面から寸法を確認し、加工するための墨付け(印をつけるようなこと)から始めます。
解体完了
解体後、その土地をきれいに均して、解体作業は完了です。
今回は、大きい桜の木を生かすということで、その木を傷つけたりしないようにするのが大変だったようです。
この後、地盤調査を行ます。
2015年08月27日
化粧天井
思いっきりピンぼけ写真。
天井の仕上げをシナ合板にしています。天井の高さを高くしたい、デザインと言う点から、
上の階の床組を現しにしました。その下に天井を作るのが普通ですが、床組の中に天井を貼りました。
それもクロスとか塗装仕上げでなく、シナ合板と言う板材にしています。
骨組みと骨組みの間に切り込んで入れるのは大変なので、シナ合板の周囲は、目透しにしてます。
目透しとは、合板と骨組みの間を何?か開けるということです。
シナ合板は、白っぽい板材なので、明るい感じになりました。
2015年08月22日
解体中
重機が入ると一気に解体が進みます。
今回は、手前の桜の木を残すということで、解体業者も気を使いながら、壊しています。
古い家なので、壊すと木材がほとんどですが、解体して出てきた解体材は、ボード類、コンクリートなどのガラ類等仕分けして搬出し産廃業者に届けます。
以前よりも解体の時間がかかるようになり、費用は上がってきています。
2015年08月21日
解体始まり
解体工事に入ると周りに足場を組みます。
ほこり、音などの近隣対策が主な用途です。
一方で、内部の解体を行います。造り付の家具や、建具の撤去。お施主様が残した不用品の搬出(数量によっては、別途料金かかります)。エアコン他設備の撤去も行います。
整理されて来たら、屋根を壊します。状況によっては、手作業で壊します。
それから、重機を入れて、敷地の奥になる方から、壊していきます。
小さな木造住宅だと1週間もかからずに壊します。
作るのは時間がかかりますが、壊すのは、早いです。ちょっと、むなしさを感じます。
2015年08月20日
ユニットバス下見
ユニット明日設置の施工例は、何度か載せていますが、その下見の写真です。
この写真は、改装工事の写真です。
まずは、既存の浴室を解体。ユニットバスの施工図を見ながら、そのサイズが入るように壊します。
解体や配管の準備が出来たら、ユニットバスの施工業者が下見にきます。
まずは、材料が浴室まで搬入できるかのチェック。ユニットバスは、床、壁、天井、浴槽、その他部品がばらばらに来て、現場で組み立てます。ただ、浴槽はそのまま来るので、マンションのように狭い廊下がると、搬入できないということもあります。そういったチェックです。
解体した浴室にユニットバスが設置できるか、多様な条件をクリアするかチェックします。
サイズそのものが入らないこともあるそうです。天井が当たるとか、換気扇が入らないとか。配管スペースがないとか。窓の位置が、合わないとかもあります。
不適合な点があれば、修正します。
配管の位置などを墨出し。設備業者さん向けに配管の配置を出していきます。
これらが適合すれば、後は施工するだけです。
2015年08月12日
表札取り付け
ステンレス製の表札を取り付けています。
表札自体は、お客様が自分で他配したものです。インターネットでも専門店でも注文すれば、
表札は、作れます。
ステンレス製の表札も多いですが、ガラス製の表札も増えてきました。
木、石、タイル、金属、ガラス、鋳物・・・素材の種類は豊富です。建物とバランスを考えて選びましょう。文字も書体の種類も多く、文字の色や大きさなどバランスも変えられます。
ある意味自由自在です。
だいたいは取付できますが、写真のような表面の凹凸が激しい壁は、難しいです。
2015年08月06日
店舗入口改修
古いビルの1階を改装して新規に店舗を始めるための改装工事です。
5年後には取り壊すということで、ある程度の自由と家賃の安さが特徴のようです。
そうはいっても、何の変哲もないアルミサッシの引戸、しかも不具合があれば交換しなければいけません。店の顔にもなりますので、ある程度のインパクトが必要です。
そこで、設計士の方が、木製の建具をデザインしました。パインの無垢材です。外部に接するので、合板などではすぐにだめになるので無垢材にしました。しかもこれは、インターネットで注文した商品です!
そのままでは汚れたり腐るので、塗装も施しています。
木製ですから、いずれ不具合や腐食も起こりますが、5年後には解体されるので大丈夫です。
秋葉原のイベント用スペース兼カフェになります。「QLQLE」でお探しください。
2015年07月22日
基礎補強(土間)
リフォームの利点として、壁や天井などもやり替える場合、表面だけでなく、内部も直せるということです。
古い家だと、構造上筋交いが足りないとか、部材が細いなど。基礎も割れていたり、数量が少なかったり。また、断熱材がない場合もあります。
そういったことを、予算内ではありますが、直すことができるのです。
ここも古い家なので、基礎を補強することにしました。
まずは、土間のコンクリート打ちです。
土間は、土のままなので、繰り石などを敷き込み、突き固めました。
その上に湿気止めとして、防湿シートを敷き込みました。それから、鉄筋を組み込んでいきます。
写真には、ありませんが、立ち上がりの基礎の補強として、既存の基礎の手前に新しく基礎を立ち上げます。
新しく基礎を作り直すことができないので、うちわにもう1回基礎を作るというイメージと言っていいでしょうか。
こうした工事も、内装だけだとできません。部分的にでも、こういうことが出来れば、いいかと思います。
カウンターのタイル張り
 
店舗の便所内の手洗いカウンターをタイルで仕上げています。
25?角のモザイクタイルをカウンター天板と手前の垂れ壁に張っています。
木下地の上に、専用ボンドを塗り、タイルを貼り付けます。その後、目地に白セメントを詰めていきます。タイルが白なので、目地も白にしましたが、タイルの色やデザインによっては、目地の色を変えることもあります。
店舗内装、塗装
店舗の改装です。天井及び壁を塗装で仕上げています。
天井は黒く、壁は白くという、2トーンです。
店舗工事は、住宅とは違いセオリーがありません。いかに奇抜にするかとか、清潔感を出すかとか、店の雰囲気を表現できるようにします。塗装工事は、色を決めれば、後は塗るだけなのですが、白など明るい色だと、下地の色が出てしまうこともあるので、かえって大変です。
2回塗るところを3回塗ることもあります。改装だとどうしても、思ったようにいかないこともあります。
こだわりも必要ですが、どこで、妥協点を出すかも必要です。
2015年07月18日
改装に伴う内部解体
ここの改装は、全面的に内部を解体し、骨組みの状態にして、新たに作る工事です。
古い家なので、構造的な状態や断熱材の有無などわからないので、解体し直していく予定です。
筋交いなどは、入っているのがわかりましたが、雨漏りや漏水で腐食しているところもあり、補強と合わせて直していかなければいけません。
断熱材は入っていました。ただ、この工事に合わせてより良い断熱材に入れ替えます。
窓もペアガラスのアルミサッシに入れ替えます。
工事としては、大事ですが、建て替えのできない家なので苦肉の策です。
2015年07月14日
雨樋掃除
 
雨が多い季節で、雨漏りと同じくよく問い合わせがあるのは、雨樋の不具合です。
雨樋から雨が垂れてくる、と言った内容が多いです。
原因の多くは、写真用に雨樋にゴミが詰まっていることです。
雨樋は、屋根の軒先に水平に取り付けられています。そこに屋根の雨を受けて、左右のどちらか(または両方)の縦樋へと流れます。
そこにジョイント部分に枡がありますが、そこがごみで詰まっていることが多いです。
いろいろな原因がありますが、写真の現場は、長年の土埃や葉などが溜まったもの。
土埃は、やがて写真のように苔も生えてきて、余計につまらせる原因になります。
葉類も同じです。
また、カラスなどの鳥が運んでくる場合や、風邪の強い時に、ありえないものが飛んでくることもあります。
雨樋の雨が、はけ切れないと、外にこぼれるだけでなく、軒先を痛めたり、雨漏りすることもあります。定期的に掃除するのをお勧めしますが、高所で危険なので、できれば、業者にお願いするとよいでしょう。
2015年07月03日
店舗の改装
ここのところ、店舗工事が多い。
ここでは、古い雑居ビルの1階を全てスケルトンにしました。ただ、ある程度の間仕切り壁を作る以外は、そのままのあらわしです。
ただいま、下地の壁やカウンターの骨組みを製作中。一方で、ガス、水道、電気工事が同時に行われます。
2015年06月16日
店舗外装
先に紹介した、リサイクルの建具の続きです。
もともとがアルミサッシなので、古い木製建具とはイメージとして合わず、アルミの枠の部分が何とかならないかと言うことで、お客様のデザインを元に製作しました。
アルミの枠が太かったので、それに構造用合板を貼りました。まずこれでアルミを隠し、木製建具と同じように竪格子を取り付けました。
これで、和風のイメージが強くなったともいます。
ただこのままだといずれ木が腐るので、塗装をするのですが、今度は色で悩みました。
黒か黒に近い茶系と考えていましたが、思い切って緑にしてみました。
木製建具も赤味が強いので、ちょうど対照的で面白い仕上がりになりました。
まだ、店舗の内容が固まっていませんが、早く始まるのが楽しみです。
2015年06月04日
木戸
ここのところ、ちょっと変わった工事が続きました。
保育園のエントランスの前に、木製の引戸を設置しました。
これは、エントランスから道路の間に車1台ぐらいのスペースはあるのですが、
園児が飛び出さにように、柵が欲しいとのこと。園児が触ったりぶつかってもいいように、木製であること。開け閉めができることと言うことで、木製の引戸を作りました。
また、塗装も近くに立っている街路灯の色に合わせました。
ちょっとしたアクセントになって、いい感じです。壊さないようにしてほしいですね(笑)
2015年06月01日
リサイクルの玄関ドア
当社がある奥沢の商店街で玄関ドア交換工事をしました。
以前、アルミサッシを交換した店舗ですが、店主が変わり内装も大きく改装しました。
予算の都合で、アルミサッシの玄関(引戸)は、そのままだったのですが、こよなく木を愛するご主人(懐石料理の店主なので、特に)が、悩んだ末に、リサイクル専門のお店で古い木製の建具を購入しました。
元は、引戸だったのを開き戸に改良し、無事取付完了。
昔の無垢でできた建具なので、とても重いです。
まだ、未完成ですが、趣のある感じになりました。
2015年05月21日
省エネ住宅ポイント工事
   
2015年より省エネ住宅ポイント(エコリフォーム)の助成が始まりました。定められた省エネに係る工事をして、申請すると最大で30万ポイント(30万円)の商品券や省エネ商品と交換ができます。
また、書類がちょっと増えますが、即時交換と言って、追加工事にそのポイントを充てられることもできます。
大きく分けると、断熱材を天井や壁に入れる工事、断熱性のある窓へ交換工事、省エネの水廻り工事とあります。他にも、追加でポイントが出るものもあるのでご相談ください。
写真上の2枚は、水廻りの工事です。在来のタイル張りの浴室から、システムバスへ改装。
写真下の2枚は、便器の交換。
対象となるのは、水廻りの場合、システムバスの高断熱浴槽と節水型のシャワー水栓、節水型の便器の3点がセットでないといけません。
浴槽は、保温性がよく沸かし直しに使う熱量が少ないこと。水栓は、体感を変えずに使用する水量を抑えています。
便器は、排水に使う水量が従来の半分以下の節水型になっています。
合わせて、浴室と洗面に手摺を取り付けて、浴室の入り口が段差の少ないバリアフリー型にしてポイントをつけました。
ここの工事では、これらで合計69,000ポイント。それを即時交換にして、洗面所の壁クロスの張替え。洗面所と便所の床の張り替えに充てました。
予算がなくなるとこの助成も終了しますので、これをきっかけにお得にリフォームしてみませんか?
2015年04月28日
フェンス工事
外構工事の一つに隣地や道路境界に塀を作る工事があります。
都内だと敷地が狭いので、お互いが共有する形で、塀を作らないこともあります。
お互いの目線を隠すため、外部からの侵入防止などの用途から作ることが多いです。
塀もブロックを積むだけの物や板塀、フェンス、植栽など様々です。
ここでは、一応境界をはっきりすること、侵入防止も用途としてありますが、かといって、あまり重くもしたくない、風通しを良くしたい、コストもかけたくないという点から、メッシュ状のフェンスにいなっています。
新たに作ったブロックに、フェンスの柱を立てモルタルで固めます。
柱が固まったら、フェンス本体を取り付けて完成です。
タイル張り
いつも一番最後になってしまうタイル工事。
どうしても人の出入りがある玄関で、外構との絡みもあるので、最後になってしまします。
玄関内外のタイル割を考えて、墨出しをして、基準を作り、タイルを貼っていきます。
大きな面積ではありませんが、タイルを貼るとそのあたりがしまって見えます。
足を滑らせてしまうことを考え、大理石のようなタイルは貼れず、どうしてもやや地味な感じにはなりますが、色合いの組み合わせ、タイルの大きさでアクセントを出すのも良いでしょう。
2015年04月25日
車庫土間仕上げ
枠を入れたり、鉄筋を入れたりして、準備が整い、コンクリート打ちです。
ここは、コンクリートのままの仕上げになります。
そこで、左官業者、それも土間専門の職人さんをお願いして、仕上げています。
鳶がコンクリートを手配し、打ち込む作業をやりながら、左官業者が均していきます。
鏝など専門の工具を使い、水平に均します。ただ、それだけでは終わりません。
コンクリートがだいたい乾くまでは、混ぜた水が上がってくることもあるので、左官業者は何度も均します。夏だと乾きが早くて割れてしまいますし、冬だと遅くて凍る可能性もあります。
なので、左官業者は、打ち込み始めたら、ずっとその作業になるので、大変です。
2015年04月23日
車庫土間工事
建物が出来て、その廻りの工事に入っています。
塀を作ったり、建物前の車庫の土間を作ったりしています。
足場があることで、できなかったため、足場を取るとその作業に入ります。
車庫の土間はコンクリート打ちで仕上げます。
まずコンクリートとその下地の砕石分土を漉き取ります。車が乗るので、コンクリートの厚みは10?以上、その下に砕石を敷き込み突き固めます。
コンクリートを打ちこむ前に強度を上げるためと割れ止めに鉄筋を入れます。
通常、基礎と同じ鉄筋を組みたいところですが、ここの車庫の形状の都合上ワイヤーメッシュと言う格子状に組んである、鉄筋を使っています。
それから、コンクリートを打ちこみます。
2015年04月11日
テント設置
店舗の新装で最後に顔となるテントを取り付けます。
鉄のフレームを取り付け、その後、テント生地を貼ります。
看板なので、けっこう派手な色でもちょうどよい感じです。
製品は、あらかじめ製作してあるので、取り付けるだけで、この大きさだと半日もかかりません。
住宅では、あまりない施工事例なので、載せました。
2015年04月10日
ガス引き込み
設備関係は、仕上がり前に引き込みがあります。
水道は、基本的に最初からある場合は、引き込みはありませんが、水道の引き込みの太さが建てる住宅に見合っていない場合は、その供給に見合った太さの水道管を引き込みます。
電気は、仮設用の電気は工事中もありますが、とてもそれでは、賄えないので、完成間際に再度直接建物に引き込みます。
ガスは、どのような状態でも、新規に引き込みし直します。写真は、ガスの引き込み工事です。水道もガスも道路を掘削し、本管から分岐して敷地内に引き込みます。
ガス工事については、引き込み工事による金額は発生しません。
電気も発生しません。
水道は、引き込みに関しては、別途金額がかかります。
2015年04月09日
足場撤去
外部の工事が終わると、足場を撤去します。
足場を撤去すると、外壁も見えてきて、すっきりして見栄えがよくなります。
また、足場がいつまでもあると、外構工事や設備(水道・ガス)業者の外回りの工事が出来ません。
ですから、足場はできるだけ早く撤去したいのです。
電話引き込み
これは、工務店の工事ではありませんが、新築工事の流れとして紹介しました。
お客様より電話会社に連絡していただき、引っ越しの前か当日までに、電話線を引き込みます。
建物より中には、工事中に電話線が入るように、配管工事をしています。
電話を置く位置、インターネット(サーバーの位置)、光ファイバーなど設計段階や工事中にこれらを決めます。この時点で、電話会社と打ち合わせをすることはありません。
引っ越し前に、電話会社に連絡していただき、どのように配線するかを伝えれば、大丈夫です。
2015年04月03日
玄関床のタイル張り
玄関内部と外のポーチの床タイルを貼っています。
土間をコンクリートで大まかに作った後、モルタルで調整します。
それから、タイルを貼ります。
タイルは、50、100、150、200・・・・といくつか種類があります。
タイルの厚み分ほど目地を取り、基準墨を打って、そこから貼っていきます。
大きいタイルは別ですが、小さいタイルは、30?角のシートになっていて、それをそのまま貼っていき。コーナーや、隅の方の半端は、それをバラバラにして貼っています。
人の出入りが激しい場所なので、どうしても最後の工事になってしまいます。
2015年04月01日
防草シート敷き
建物廻りの開いた土地に、砂利敷きをします。
見積上は、予算の都合で土のままだったのですが、雨で泥がはねてしまうと建物が汚れるので、急遽砂利敷きを行うことになりました。
ただ、砂利を敷いても草は生えてくるので、砂利敷き前に防草用のシートを敷き込みます。
シートが飛ばないように、トンボという部品で押えておきます。
この上に砂利を敷き込みます。
2015年03月28日
店舗外装
友人が地元でお店を開くということで、建物の正面のみ塗装しました。
元々酒屋さんだったのですが、商売を替えて雑貨屋さんを開きます。
せっかくだから、応援したいということもあって、協力しています。
元々タイル張りでしたが、別の工務店さんが、タイルを塗装しました。グレー系だったのですが、
友人の好みの色に変えました。
店舗ですから、目立つ方が良いとは思いますが、本人の要望とはいえ、かなり思いっきっています。
これに、入口上にテントを張って終了です。
店のイメージに合えば、うれしいです。商売繁盛を祈ります。
2015年03月27日
畳敷き
最近、少なくなった和室。それと共に畳の工事も減りました。
和室と言っても、柱など造作材は現さず、畳が敷いてある洋間と言う感じです。
これは、建築基準法にからむところもあります。構造体としての柱や梁などが、露出できない場合があります。
また、木材を露出するとなると、それなりの材料となり、コストにも影響します。
当然大工さんなどの職人さんの技術や時間もかかるので、人件費も上がります。
そういったことから、畳が減ってはいますが、やはり日本人として、畳は、残していきたいものです。
フローリングなどは、早くから張りますが、畳は最後に敷き込みます。
和室の内部が出来上がると、畳業者が床を計測し、畳を製作します。
建物によって、微妙に寸法が変わるので、どこの畳も同じ寸法ではありません。
畳の敷く順番もあり、どこへ置いてもいいというものではありません。畳を裏返すと、その畳業者特有の記号が振ってあるので、一度見てはいかがでしょうか?
畳にも種類があって、畳表【イ草】が、国産、中国産でも変わりますし、色の褪せにくい薬品が入った畳、畳の芯がスタイロフォームになっているもの・・・さまざまです。
また、縁のない、よく言われる琉球畳というのもあります。
厚みも薄いものから6センチぐらいまであります。
縁も柄や色がいくつかるので、部屋に合ったものを選びましょう。
畳は、経年変化で擦り減ってしまい、芯も弱くなってしまいます。早めでしたら、畳表を裏返したり、張替えたりすることができて、そんなに費用も掛からず、また長く使えます。
芯が弱くなると、新規に取り換えますが、段取りよくすれば、1~2日でできるので、他の床材よりも簡単です。
2015年03月21日
足場撤去
建物外部の工事が、全て終わると足場を撤去します。
毎回思いますが、足場がなくなると非常にすっきりして、気持ちがいいです。
また、建物の外観がはっきりと出てくるので、完成も近いなと思います。
足場がなくなったので、外構工事に入ります。
2015年03月20日
ブロック塀工事
 
建物が出来上がってくると、周りの外構工事に入ります。
外構は、敷地形状や空き具合、予算によって大きく変わるので、場合によっては、あまり工事がないこともあります。
ここで必要になってくるのは、道路との境界と隣地との境界の塀です。
塀は、ブロック塀ですが、土の上からいきなり立てるのではなく、塀を作るところの地盤を掘ります。
そこに基礎を作ります。コンクリートを打ち、そこに鉄筋を配筋します。
また、ブロックごとに(40センチピッチ)、縦に鉄筋を立てます。
それから、ブロックを1段づつ積んでいきます。
積む時は、必ず水平に糸を貼り、ブロックの水平垂直、まっすぐかどうかを見ながら、積んでいきます。
神棚工事
頻繁に受ける工事ではありませんが、神棚を頼まれることがあります。
神棚の製作はしませんが、商品として神棚は流通されていて、大きさや木の種類がいくつかあります。
国産の木材で作る神棚となると、10万円を超えてしまうものがあるので、台湾桧など輸入材木の物を使用することが多いです。
神棚を設置す場所は、決められていますが、住宅事情を考えると必ずしも思ったところにつかないことがあります。
一応、その中でも気をつけているのは、神棚の上に人が歩いたりすることがないところ、便所などがないこと。神棚の下は、人が通ることがないこと(写真は、入口の上になっていますが、この部分での出入りがないことから、ここに設置)。
南向きとか東向きとかもありますが、近くの神社に聞いてみるとよいでしょう。
この写真では、神棚だけでなく社も新調しました。これも、商品としてありますが、いろいろ種類があります。
でも、新しいか神棚もいいですね。
2015年03月18日
サイディングとコーキング
外壁材であるサイディングを貼り終わると、そのジョイントであるところや窓回りなどにコーキングを打ちます。
サイディングは、当社ではよく使う材料なので、たびたび紹介しますが、今回は、ニチハの新商品で、サイディング同士のジョイントが、基本的になく、メンテナンス性の良いものにしました。
通常サイディング材は、約3mしかないので、必ずジョイントがあります。それがなくなるという点では、見た目も良いですし、劣化の心配がないので、よいと思います。
しかし、窓廻りやコーナーなどでは、コーキングが必要になってしまいます。
写真のように紫色のテープが養生です。コーキングをする部分の両端にテープを貼り、はみ出ても良いようにします。それから、プライマーと言う接着剤のようなものを塗って、コーキングをやります。
サイディングの場合は、コーキングも専門の業者にお願いして、メーカー純正の材料を使います。
2015年03月10日
キッチン組み立て
工事も後半なると、設備機器の設置が多くなります。
その中でも大きいのが、システムキッチンの組立です。
家具工事のようにすべてオーダーで製作するものと、衛生機器メーカーの商品によるもと分かれます。
一般的には、メーカー品が多いと思います。
キッチンにかかわらず、衛生機器は、多様なメーカーと商品があるので、まずはその選択が大変です。設計事務所や工事業者のおすすめするもの、お知り合いでキッチンを工事された方など、意見を聞くのがよいでしょう。
また、カタログだけでなく、ショールームに行って、実際の機器を見るのが一番です。
かといって、あまり多くのメーカーを見ると混乱するので気をつけましょう。
機能、デザイン、コストに見合った商品を選びます。
写真は、吊戸棚を設置しているところです。この後、下のキッチンを組み立てます。
約1日で完成します。
2015年03月05日
外壁工事・水切
外壁の仕上げ工事が始まります。
サイディングと言う材料で、横張方式です。
釘打ちするタイプもありますが、一般的に金物工法で、建物側に金物を取り付け、それに引っ掛けるようにサイディング材を取り付けます。
サイディングは、横張だと下から上へと張っていきます。その前に、写真用に水切を取り付けます。
水切は、字のごとく水を切る部材です。壁にあたった雨水が下へ流れるますが、その水が、基礎など外壁下にあたって汚れるのを防いだり、壁の見切りとして設置します。
水切りを取り付けた後に、サイディングを張っていきます。
2015年03月03日
2階バルコニーの防水
バルコニーの骨組み下地が出来上がると、仕上げ工事前に防水工事を行います。
防水は、床面だけでなく、床面から30センチほどの立ち上がりの壁(外壁の仕上げ下端まで)まで行います。
雨水がたまった場合や、雨の吹付に対応するためです。
バルコニーの大きさによりますが、排水を1個以上設けて、そこに流れるように床面に勾配をつけます。
排水の上に小さな穴が見えますが、これは、排水口が詰まって、強い雨で雨水がたまった場合に外へ排出するための排水口です。
現場では、FRP防水としており、写真は仕上げ前の状態です。この状態でも雨漏りしない状態になっていますが、保護をするために上塗りをします。
防水が終わったら、外壁の仕上げになります。
2015年02月23日
ユニットバスの組み立て
新築最初に完成する部屋です。
今回は、パナソニックのユニットバスです。
施工方法は、何度も載せましたが、どのメーカーでも施工手順は一緒です。
床を置き、水平を見て壁パネルを建てて、天井を載せて、浴槽を置いて、鏡・化粧棚・タオル掛け等を設置します。ほぼ1日で完成です。
ただ、床の支持構造やパネル取り合いなど細かいところで、メーカーごとに変わります。
そのどれがいいとか悪いはありません。
各メーカーは、それぞれの特徴を生かしていますから、ショールームに行き、商品を実際に見て、
または、説明も受けておくと、納得しやすいでしょう。
ただ、メーカーの数が多いので、全てを見てしまうと、どれがいいのかわからなくなります。
工務店に聞いたり、すでに工事をされた方に(新築でなくても)、感想を聞くのもよいでしょう。
2015年02月21日
サイディングのシール打ち
 
外壁工事でサイディングを貼りました。
サイディングは、定尺が3mなので、それ以上壁が長いとジョイントが出来ます。
そのジョイントにコーキングを打ちます。また、角や窓回りなども、コーキングを打ちます。
サイディング材同士を突きつけても、雨水は侵入します。7また、材も温度によって多少伸縮します。
それらをカバーします。
サイディングのメーカーの純正のコーキングだと、同じ色のものがあります。
これを打ち終わると外壁は完了です。
2015年02月17日
外壁通気層
外壁の下地工事と同時に、壁の通気層になります。
ここでは、外壁の仕上げがサイディング材の横張になります。
そのため、取付の下地材が縦になります。そのピッチは、たいてい約45?間隔です。
そのピッチと下地材の厚みを利用して、通気層にします。
通気層は、25?の厚みがあります。これより厚みがなくなると、通気層の効果は出ません。
その通気層とは、基礎の天端(外壁の張始)から空気を取り入れ、上昇気流で屋根の方へ空気が抜ける層です。
この通気層によって、空気が流れ、遮熱効果が生まれます。
そこで、外部とはいえ、外壁の裏に外気が入るので、同時に湿気も入る可能性があります。そこで、雨漏り対策も含めた透湿シートで、外気の湿気を内部に入れないように貼っています。
シートとシートのジョイントにも防水テープで保護しています。
窓にあたるところは、少し短めにして、空気が横に流れるようにしています。
この通気を通った外気は、屋根の通気層を通って、棟から外部へ出ていきます。
塗装下地
車庫となる天井の塗装下地工事です。
塗装するものは、不燃の外部用ボードです。取付は大工さんですが、釘やビスで下地の骨に留めています。
その上から塗装するのですが、いくら塗っても、釘やビスの頭が見えたままになってしまうので、写真のようにパテを使って、隠していきます。他にもボードのジョイントや、多少の不陸、ボードの傷などにもパテを施します。
個のパテが乾いてから、塗装します。
2015年02月13日
ユニットバス工事
 
新築工事で、早く完成するのが浴室です。
在来のモルタルからタイルというスタイルでは、逆に後の方の工事になりますが、
ユニットバスは、初めに設置します。
基本的に床、壁、天井、浴槽その他部品からなる製品で、現場で組み立てます。
ですから、周りが出来上がってからの施工は、リフォ?ム用にでもしない限り、できません。
この現場では、1階と2階にそれぞれ浴室があり、同時に施工しています。
上の写真が1階で、基礎の土間上に足の着いた床を設置しているところです。ここで、位置の調整、水平を確認して、壁、天井と組んでいきます。
そのあと、浴槽を据えて、ドアをつけて、水栓金具や鏡を取り付け、完成します。
下の写真が2階です。2階の場合、ユニットバスのために、床を作ることもありますが、1階の天井との間が相当ないと無理なので、たいてい専用の架台を梁に取り付けて、その上にユニットバスの床を据え付けます。写真は、架台を設置しているところです。
架台を設置した後の作業は、1階と同じです。
ユニットバス完了後、設備業者が給水給湯、追い炊き、排水の配管を結びます。
2015年02月12日
屋根葺き
屋根の下地ができて、仕上げに入っています。
ガルバニウム鋼板の平葺きで仕上げます。屋根材は、どんな材料でも下から葺き上げていきます。
途中に突起しているものは、雪止めです。最近の大雪で需要が伸びましたが、ある程度勾配がある屋根では、これをしないと雪が解け始めに滑って落ちてしまい、隣地や通行人などに危害を及ぼす可能性があります。また、自身の雨樋を壊すこともあります。
2015年02月10日
外壁工事
外壁の仕上げ工事に入りました。
サイディングという乾式の工事です。約45センチ幅で長さが3mのセメント系の板を張っていくものです。
工場で型があり、そこで作っています。デザインは、けっこうあります。コンクリート打ち放し風やタイル調、木目調、塗り物調等々。本来の仕上げ工事よりは、安く早くできます。
まず、外壁一番下のところに見切り材(水切)を取り付けます。それから、出隅(角コーナー)部分を先に張り、あとは平らな部分を下から順番に張り上げていきます。屋根の下が最後になります。
先に記述したとおり、材料の長さが3mなので、必ずどこかにジョイントが出ます。また、角の部材とのジョイント、窓廻り、換気口廻りなどもきっちりつけることはできません。
そこで、それらの部分は、約1センチ程度の隙間をあけて、そこにシール材(コーキング)を打ちます。このシール材で雨水の侵入を防ぎ、材のある程度の伸び縮みを吸収させる役割があります。
屋根葺き下地
木工事の屋根下地が終わったら、屋根の仕上げの業者になります。
ここでは、ガルバニウム鋼板という金属板の仕上げ材です。
どんな仕上げ材でも、先にこの防水紙を貼ります。もちろん雨漏り対策です。
これを仕上げた後に、ガルバニウム鋼板を施工します。
外壁下地構造用合板
骨組みが出来て、屋根ができると外壁に入ります(基本的に、外部から仕上げていきます)。
壁には、構造用合板の厚み9?を貼っていきます。
これは、2×4工法などのパネル工法によく見られるやり方です。
在来軸組も、阪神大震災以来、構造強度を上げる方向に行き、材木同士と継手や筋交いの入れ方などが変わってきました。
その流れの一つが合板を外周に張ることです。
これで、水平方向の風力や変形に対応します。
ただ合板を張ってあればよいわけではなく、上下については、土台から桁など水平方向の構造材にかかっていないといけません。
また、左右については、基本的には柱から柱にかかっていないといけません。柱がない場合は、間柱にかけます。
釘のピッチも15?以内、太さ長さも決まっています。
見えないところですが、重要なところです。
2015年02月07日
シャッター交換
既存のシャッターが、スチール製の手動でした。特に壊れていることは、なかったのですが、
やはり古くなると、動きも悪くなり、音もうるさくなります。手動の場合、こういう状態になると、動かす人間も大変です。腕や腰も悪くしてしまいます。
今回は、電動式のアルミ製シャッターにしました。コストは、手動やスチール製よりもかかってしまいますが、メンテナンスも少なく、音も静かです。
なにより、リモコンひとつで開閉できるのが便利です。
シャッターは、メーカーや製作された年代で形状が変わるので、交換の場合、事前の下見が大事です。今回の場合は、ちょうどサイズがあったので、本当に外して取り付けるだけで済みました。
状況によっては、コンクリートを壊してみたり、細工が必要になったりと言う時もあります。
唯一、電源がなかったので、電気工事だけが発生しました。それも近くにコンセントがあったので、大事にはなりませんでした。
写真は、交換後両脇のレールと壁に隙間ができたので、コーキングをしているところです。
2015年02月03日
屋根通気
上棟が済んだら、まずは屋根から作業に入ります。施工の手順と言う理由もありますが、屋根が出来れば、多少の雨でも作業ができるからです。
屋根垂木と言う骨材を約45?ピッチに屋根勾配なりに留めたら、その上に合板を張ります。
通常は、その上に屋根仕上げとなりますが、その前に屋根通気の施工をします。
屋根通気は、屋根仕上げの下地材と屋根垂木の骨材の間に通気層(空間)を作り、そこに空気が流れるようにします。そのことによって、屋根にあたる日射からの熱を、外部へ逃がすという仕組みになり、家の中の暖冷房の効率を上げる作用を考えています。
通気層は、入口と出口も作らなければなりません。空気が流通することで初めてその効果が出ます。また、通気層も25?以上の厚みがないと薄すぎても効果がありません。
屋根の場合、軒先から空気が入るようにして、棟で排出します。また、そのような製品もちゃんとあります。ここでは、壁通気もやるので、軒先の通気はなく、壁の通気が屋根を通るようにします。
写真の縦に流している材木がその通気層の厚みを確保するための骨材です。屋根垂木と同じピッチで留めて、仕上げの屋根材がしっかり固定されるようにします。
通気の材料の下に透湿シートを貼ります。雨水侵入時の防止と共に、湿気が入るのを防ぎ、内部の湿気を吐き出すことができるシートです。
この上に、もう一度屋根仕上げ材用の合板を張って、屋根仕上げ工事になります。
2015年02月02日
上棟
無事、上棟完了。写真は、2日後ですが、上棟時も天気がよく、立地上、レッカー車が使えず人力になってしまいましたが、順調に進み屋根垂木までできました。
鳶も足場に養生のネットを貼って、周囲に物が落ちないようにしてもらいました。
写真では見えませんが、一番上に南へ向けて上棟用のお飾りを、取り付けています(工事が進むと屋根裏に入れてしまいます)。
作業後、お客様と外部の色などの確認を行い、それから建物の四方に、酒・塩・米を撒き、お浄めしました。
その夜は、お客様に一席用意していただき、終始和やかに上棟式は終わりました。
これからが、本番です。
2015年01月26日
金物付け
 
土台を据え付けたら、上の骨組みの材料を搬入します。
雨ならば別ですが、現場にて構造用の金物を取り付けます。
当社では、なるべくプレカットをしない方針なので、こういった作業が上棟までにいろいろあります。
この金物は、タツミ社のクレテックと言う商品です。
柱・梁・桁他構造材の接合部を従来の材木を加工して組み合わせるのではなく、金物で接合します。
もう10年以上も使用しており、問題もなく、当社ではこれ1本でやっています。
金物の性能については、メーカーのHPをご覧ください。
材木同士の組み合わせだと、欠損することが多く、本体の材木の断面積が失われます。この金物工法だとそれが少ないのです。
材木の大きさに合わせた金物を取り付けていき、あとは建てるのみです。
バルコニー防水
 
2階バルコニー床の防水工事です。
いつも同じではありますが、FRP防水を採用しています。
バルコニーの骨組みが出来たら、床材として不燃材のボードを貼ります。また、防水は、床だけでなく、壁にも約30センチほどの立ち上がりを作ります。その子も不燃材を貼ります。
排水は、ここでは1ヶ所ですが、床下に抜いて、雨水のパイプを配管して、地中の排水管につなげます。排水の上に見える壁の穴は、水抜きパイプで、万一排水が詰まって、水がたまった時に、窓から侵入しないよう、この穴から水を抜きます。
防水は、プライマーという強力な接着剤のようなものを塗布し、グラスファイバーのメッシュを全面に張ります。ここでも、接着剤を塗布し、密着させます。これふだけでも、漏水しないぐらいに強いのですが、紫外線などの劣化を遅らせるために、最後に仕上げの塗料を塗ります(上の写真のグレーの部分)。これで乾けば完成です。
2015年01月24日
土台入れ
基礎が完成し、先行の足場もできて、いよいよ木造本体の工事です。
まずは、土台の据え付けです。
基礎に写し出した、建物の基準芯を土台にも写していきます。
それから、基礎から出ているアンカーボルトの位置を写し、アンカーボルトが入るように穴をあけます。
それが出来たら、基礎の上の土台を載せていくのですが、その前に防蟻材を塗布(写真奥の方で黄色になっている部分)します。
一方、基礎の天端には、基礎用の気密パッキンを敷いていきます(写真左の黒い部分)。
土台と基礎の間からの雨水・虫・冷気などの侵入防止のためです。
それらを終わらせて、土台を据え付けます。
2015年01月23日
断熱材入れ
 
骨組みが出来て雨も入らないような状態になったら、断熱材を入れます。
まずは、天井(屋根)から。
断熱材は、グラスウールと言う素材の商品を使っています。いろんな種類の断熱材が出ており、その効果は様々でコストも変わります。このグラスウールが一般的です。
グラスウールの場合、メーカーもいくつかありますが、その性能は、厚みと密度で決まります。
厚みがあって、密度が高ければ、それが一番いいのですが、施工性やコストにも関係しているので、そこを考慮しながら、選びます。
屋根は、最も熱を受けてしまう場所なので、断熱材の性能も高いものを選ぶようにしています。
断熱材を入れるスペース(厚み)が、少ない場合は、薄い断熱材を選びますが、その代わりに密度を高くして、性能を確保します。
スペースがある場合は、厚みで性能を確保します。
写真上は、屋根の断熱材で、屋根垂木の厚みを考えて、断熱材1枚で密度を高いものを使っています。
写真下は、車庫の上が2階の部屋になっているので、同じように断熱材を入れます。空間があるので、断熱材を二重(薄いが密度の高いもの、厚みがあるもの)に入れています。
2015年01月16日
基礎の断熱
基礎の内部に断熱材を貼っています。
基礎は、コンクリートで風を通すようなことはありませんが、熱が伝わったり逃げたりはします。
床上がいくら快適でも、床下からの冷気などが伝わっては、足元が寒く感じます。
また、冷暖房が床下へ熱を逃がしてしまうことになります。
床下に断熱材入れることもありますが、床下も一つの空間として考え、基礎内に断熱材を貼って、冷暖房の効率をよくします。
2015年01月10日
水道先行配管
基礎ができて、周りのやり方も取り払うと、設備業者さんが水道や排水の建物周囲の配管を行います。
建物が建ちあがってからでは、作業がやりにくいことや、写真を見ても分かるように土を掘り返すので、汚してしまいます。あと、工期的にも厳しいので先に作業します。
建物から出てくる排水管を道路まで流すように配管していきます。途中雨水の排水も受けます。
この作業が終わると周りを整地して、足場を組みます。
2015年01月09日
基礎への墨出し
出来上がった基礎に、建物の通り芯をつけていきます。
木造に限らず、建物は、壁の厚みの中心(木造は柱の中心)で寸法を出します。
壁の外から外、内から内ではありません。だからたとえば、1m×1mの四角とすると、壁の厚みが10?なら、外々寸法だと1m10?の大きさになります。
それを通り芯と言い、その位置を基礎の天端に写し出します。
その時、基礎を作る時に基準として作ったやり方より、同じようにして位置を出していきます。
写真のようにやり方に書いてある芯の位置を糸を両端に張って、差し金などを使って基礎に写します。
この基礎に出した芯が基準となり、土台を据え付ける時の基準になります。
2014年12月31日
来年もよろしくお願いいたします。
今年もお世話になりました。
来年は、1月8日から始めます。よろしくお願いいたします。
2014年12月29日
店の段板
当社がある商店街の焼鳥屋さんの入り口の鉄製の段板が錆びて、穴が開いてしまい、
お客様の出入りが危なくなったので、やり替えました。
事前に寸法を取って、工場で製作し、現場へ持ってきて置いたのですが、それでは、動くと危ないので、建物にも固定しました。
年内何とか間に合いました。きれいになるといいもんです。
横断幕文字やりかえ
当社のある商店街では、毎年お正月に「謹賀新年」の横断幕を掛けます。
その横断幕は、毎年西暦と干支の文字だけを変えて、使い回しをしています。
カッティングシートと言うシールを横断幕に貼っていますが、まず、古い文字を熱で温めて、はがし、
それから新しいシートを熱で温めながら貼っていきます。
これを大晦日のお昼に掛けるのですが、それは商店街の仕事・・・私の仕事です。
寒いので、正直しんどいです。
2014年12月25日
材木の刻み
墨付け、刻み・・・いろいろ呼び方ありますが、全て正解です。
実際写真の状態は、墨付けです(ボールペンでやっていますが)。
木と木の接合部分の加工するために印など書き込む(墨をつける)作業です。
土台から、柱、梁材などすべてにその印をつけ、その場所がどこになるのか、番号などをつけていきます。
それから、接合部分(仕口)の加工・・・刻みに入ります。
今は、工場に材料を運び、機械でこれらの作業をやってしまいます。コンピューター制御で、
業者の入力さえ間違えなければ、正確にできます。
それも仕事を進めていくうえでは、ありなのですが、やはり技術を継承していくことを考えて、人の手でやっています。
2014年12月24日
屋根葺き
屋根の仕上げ工事です。
ここでは、ガルバニウム鋼板と言う金属板の屋根材です。
葺き方は、いろいろあるので、それはその都度紹介するとして、ここでは、平葺きとしています。
平板を水平に下から貼っていきます。
お互いを重ねて貼りますが、上から重ねていきます。重ねの部分は、お互いが折り返しがついていて、雨の侵入を防ぎます。
貼り終わったら、屋根工事が終わりです。
2014年12月22日
屋根下地
大工さんの方で、屋根の骨組み終わり、屋根の強度(剛性)を上げるための、構造用合板を張ったら、屋根業者が入ります。
ここでは、ガルバニウム鋼板という金属板を仕上げとしています。
その前に、防水シート(アスファルトルーフィング)を貼ります。万が一雨が侵入した時に、建物内に入れないようにするものです。
この下の骨組みの時点でも透湿シートを張ってはいますが、その以前に雨を止めたいので、このシートを貼ります。
このあと、屋根材を葺いていきます。
構造耐力壁
木造の建物で大事でどうしても必要な部材は、土台、柱、梁・桁。ですが、これらを助けてあげる、影の大事な部材があります。
この写真にまとめてみました。筋交い(斜めの部材)、構造用合板、そして構造用金物。
柱や梁が建物を片付くる骨組みですが、地震や台風などによって建物にかかってくる外的な力。
それが水平方向だったり、上下の動きだったりします。その時に骨組みが壊れないように頑丈にサポートしているのが、筋交いと構造用合板。
その筋交いと構造用合板は、しっかりと土台・柱・梁と接合されていなければいけません。
そして、頑丈な骨組みが、基礎から離れないようにするホールダウン金物とアンカーボルト(写真の土台にあるもの)、。
この金物は、2階と1階の骨組みをより強くつなげるときにも使用します。
あと、筋交いについている金物。筋交いが、壊れないようにするためのものです。
これらを組み合わせて、建物が頑丈になります。
では、これらの部材を全て取り付けているかと言うと、そうではありません。
構造計算によって、必要なところだけつけます。がっちりしすぎても、バランスよく配置しないとゆがみが生じます。
細かく言うと、かなり長くなるので、どうしてこういう部材がついているのかと言うことを理解していただいてほしいです。
屋根の骨組みと下地が終わったので、壁の作業に入っています。
2014年12月19日
基礎型枠・立ち上がり
ベタ基礎という形式の基礎で、鉄筋の組立が終わったら、まずベースの土間にコンクリートを打ちます。
コンクリートが乾いたら、今度は、立ち上がりの基礎にコンクリートを打ちますが、その前に型枠を入れます。
設計図通りに基礎幅を考慮して、組み立てます。
また、コンクリートを打ちこんだ時に、型枠がずれないように周囲を補強します。
2014年12月15日
基礎配筋
 
周囲の型枠ができたら、鉄筋を組み立てます(基礎の形状で順番は変わることもあります)。
外周部の鉄筋を組み立て、それから土間の鉄筋を並べていきます。
鉄筋も長さの限度があるので、よほど小さな家でない限り、必ずジョイントは出ます。
その場合は、鉄筋同士を重ねて継ぎ足すのですが、その重ねの長さも法律で決められています。
外周部の立ち上がりの鉄筋と土間の鉄筋も必ず絡むようにしてつなげます。その時も長さが、決められています。
鉄筋の間隔は、構造計算や設計時事務所の判断で常に一定ではありませんが、その基準寸法は守り、一定間隔で鉄筋を並べていきます。
鉄筋同士をつなぐものは、結束線と言う針金のようなもので、何か所もしっかりと止めます。
全て組み上げたら、まずは、土間のコンクリートを打ちます。
2014年12月13日
上棟
基礎など出来上がり、ついに上棟です。
とんでもない快晴で、ミスもなく、早く立ち上がり非常に良い上棟でした。しいて言えば、ものすごく寒かった。
基礎工事中に、材木の墨出しから加工、金物取付の準備をして、事前に土台を据え付け、一気に立ち上げます。事前の準備をしっかりして、レッカー車を使うので、お昼には、写真のような状態になりました。接合部を構造用金物を使用することによって、上棟の作業はずいぶん早くなりました(レッカー車と言う重機の役割もありますが)。
このあと、屋根垂木を取り付け、足場の残りを組みました。
その後、お施主様と共に、建物の四方を塩・米・酒でお浄めをして、一番上の棟に上棟のお飾りを設置してこの日は終了しました。
2014年12月11日
基礎型枠
基礎土間下の転圧が終わったら(砕石を撒いて、突き固めること)、気密ンシートを敷いて、地盤の湿気止め対策をします。
それから、外周部に基礎の型枠を建てます。
ここでは、ベタ基礎と言う、基礎の立ち上がりから、土間まで鉄筋とコンクリートが一体化しているやりかたです(最近は、ほぼこのやり方)。
そのため、先に周囲に型枠を建てます。内部にも基礎の立ち上がりはありますが、それらは、土間のコンクリートを打ってから、建てます。
このあとは、鉄筋の組立です。
気密シート
基礎に必要な深さを図面の寸法通りに掘って、それに砕石を撒いて、突き固めます。
固めたら、気密シートを敷き込みます。
基礎下の湿気を基礎内に侵入させないためです。
これで、1階床下の基礎がいつも乾燥した状態になります。
仮設足場
上棟する前に、足場を組みます。控えを取り、四方を組むので、倒れることはありません。
これがあるとないとでは、作業の効率が変わります。
都心は、特に狭い敷地が多いので、建物が建ちあがってしまうと、足場を組むのがやりにくくなるというのもあります。
材料は、レッカー車を使って、上から降ろしてくるので、職人が足場でその上に立つ方がよいのです。
あとは、建てるだけです。
2014年12月09日
材木の搬入
土台を据え付けて、あとは、建ち上げるだけになりました。
その前に、柱や梁材を現場に搬入します。建てる日に持ち込むときもありますが、レッカー車が来てすぐにできる状態にしたいために、事前に搬入します。
梁材、柱材をきれいに分けて、当日順番よくできるようにセッティングします。
あわせて、間違いがないかなどのチェックをします。
あとは、雨対策に養生をします。
このあと、周りの足場を組みます。
2014年12月05日
やり方出し
同時に新築工事が始まり、同じような作業がアップされますが、ご了承ください。
もう一つの現場では、撤去してしまった、やり方をここでは、作っています。
何度も書きますが、これで建物の敷地に対する位置、建物の平面的な大きさ、基礎の位置、基礎および建物の高さを設定します。
つまり、これを間違えるとめちゃくちゃな建物になっちゃうということです。
墨出し
基礎が出来上がれば、あとはその上に木構造を組み立てていきます。
最初に取り付けるのが、土台です。
その土台を正確に取り付けるために、写真のような墨出し作業があります。
さきに、基礎周囲にあるやり方から、建物の通り芯を基礎の上に写します。
その方法としては、やり方に記した通り芯の位置に糸を通して、定規などを使って、直角にしたいとの真下にその通り芯を記します。
これは、具体的に文章では表しにくいですが、この作業をしないと、土台が正確に基礎の上に乗りません。
このあと、やり方は撤去してしまい、足場を組みます。
2014年11月22日
解体後
解体後と言うと、何もない状態の事です。
建物を壊して、基礎も撤去します。あと、状況によっては、植木、物置、不要な残置物を撤去します。
それから、細かい解体材や整地を兼ねて、機械で地面を軽く掘ります。
その際、地中の埋設物も探します。
それらが終わると、きれいに整地します。
写真に石が残っていますが、お施主様の御要望で廃棄せずに残してあるものです。
機械や道具を搬出して、周りを掃除して、解体業者の工事は完了します。
2014年11月17日
フェンスの入れ替え
道路境界や隣地境界に塀を作る工事は、よく当社でも受けます。
また、既存のブロックの塀を生かして、その上にフェンスや、既存のフェンスを交換すると言った作業もよく受けます。
ブロック塀が残った状態でどうやって交換するか。
まずは、フェンス本体を取り払います。この本体は大抵、ビス止めなので取り外しは簡単です。
場合によっては、切断しながら撤去します。
次にフェンス受けている柱を撤去します。これは、ブロックの中に30センチ近く入っているので、ブロックを壊さないと外せません。
そこで、まず柱を根元で切断します。
そこへ、写真のように、ドリルを使って、穴をあけます。この作業の際、柱もなくなります。
開いた穴を利用して、新しい柱を埋め込みます。高さを決めたら、モルタルで固めます。
ブロックがあまりにもろくなっていると、この作業もできないのですが(その時は、ブロックごと交換してもらいます)、この方法なら、フェンスだけの交換で済みます。
2014年11月15日
気密シート敷き
基礎の鉄筋配筋前に、土間の下になるところへ、気密(防水)シートを敷き込みます。
厚いビニルと言った感じでしょうか。これで、土間下の地盤からくる湿気を防ぎます。
見えなくなってしまうところですが、こういったところが大事です。
地盤の突き固め
基礎下の根切り(基礎と地盤の定着のために指定の深さまで掘ること)が済んだら、砕石を撒き、
機械で突き固めます。これも、規定の回数があり、まんべんなく平均になるように固めます。
機械は、作業中は一人で持ってますが、実際は一人で持てないほど重いです。
機械が上下に振動する動きに合わせて、ハンドルで行きたい方向に押していきます。逆にもっていないと何処に行くかわかりません。
この作業が終わると、基礎下の湿気を防ぐために、気密シートを敷き込み、基礎の下地となる捨てコンクリートを打ちます。
2014年11月13日
材木の刻み
基礎をやっている間、大工さんは骨組みを用意します。
必要な材料を仕入れて、それらを刻みます。
刻むという言葉も変ですが、各部材を指定の長さに切る、部材と部材の接合部を加工する、と言った作業です。
基礎工事の間にこれらを済ませれば、基礎ができた段階ですぐに建てることができます。
2014年11月10日
仮設電気引き込み
現場に電気がないと、工事はできません。
しかし、解体時に電気は一度引き上げてしまいます。そこで、電気業者が、東京電力に申請して、仮設の電気を入れてもらいます。
引き込んだ時のための電柱は、電気業者が用意し、引き込み前に設置します。
その柱に電力会社が電気幹線を引き込みます。
これで、電気が使用できます。仮設電気は、引渡し前には、本来の電気を引き込むので、合せて撤去します。
建物位置出し
よく「やり方」と言っている作業です。
建物の位置を正確に出すこと、建物の大きさ・寸法を敷地状にわかりやすくすること。
建物の高さの基準を出すこと。等の作業です。
図面に示されている寸法を計測し、建物の位置を出します。
道路だったり、隣地との敷地境界線が基準になります。そこから、建物の大きさを四方に張り巡らした、板に写し出します。これが基準となって、基礎を作るので、間違えると一大事です。
2014年11月09日
地鎮祭
 
解体も終わり、地盤調査も済んで、建てる前にこの儀式です。
必ずやらなければいけない・・・と、決まりがあるわけではありませんが、やらないといけない儀式と思います。
これから建てようという土地の神様に、ご挨拶(?)も兼ねて、工事の安全とお施主様の今後の発展などをお祈りします。
ここでは、井戸もあり、使用しないということになっているので、井戸の神様に対しても、お祓いをいたします。
日本は、全てのものに神が宿っているという考えがあってこその儀式です。建築とは関係なく、風習として残していきたいものです。
ここの地鎮祭の祭壇は、世田谷区の奥沢で地元の神社・奥沢神社にお願いをしました。お客様も地元の古い方なので、宮司とも仲が良く、終始和やかなものでした。
基本的にその地元の神社にお願いするのが礼儀でしょう。奥沢神社の場合、祭壇は、用意してもらえます。お供え物は、神社によっては有料で用意してもらえるところもありますが、基本的にお施主様が用意します。
他の者のお施主様が用意するものですが、中には用紙出来ないものもあるのでそれは、施工業者が用意します。
お供え物は、地によって変わることもありますが、野の物、山の物、海の物です。本来これらも地元のものがよいです。
たいていは、スルメ、昆布、大根、ニンジン、葉物類、リンゴまたは梨、ブドウなどです。困った時は、施工業者か神社に相談しましょう。
あとは、塩・米・酒・水です。
ちょっと、緊張する場面もありますが、これも人生に何度あるかわからないことなので、ぜひ経験しましょう。
2014年11月04日
地盤調査
解体工事が終わったら、その状態で、地盤調査を行います。
木造住宅程度ですと、スゥエーデン式調査が一般的でしょうか。
写真のように、小型の機械が入ります。
槍のような鉄の細い棒を、重りを載せて突き刺し、荷重をかけて、その沈み方で地盤の強弱を測ります。弱い地盤ですとその棒が、軽く入っていき、固い地盤にあたると、いくら荷重をかけても入って行かなくなります。そういった地層にあたることも一つですが、沈み方にかかる重量と速度などから割り出す数値が、基準を満たしているかを調査します。
この後、データをもらい、設計事務所と共に協議します。
2014年10月31日
解体中
解体も木造住宅なら、重機が入ると一気に進みます。
壊しては、出てきた解体材を、コンクリートやボードや木などといったように種類に分けて、搬出用の大きなトラックに積み込みます。その作業の方が大変だと思います。
躯体が壊れると、基礎を解体し、荒れた土地を整地して完了です。
次に、地盤調査と地鎮祭を予定しています。
2014年10月28日
外装中
サイディング材も表面上、劣化してきます。
外壁は、手で触って、塗料の色が手につくようになってきたら、そろそろ塗り替えと思った方が良いです。サイディングの場合は、すぐにどうということはないと思いますが、見た目も悪く見えてきます。
そうなると、屋根はもっと劣化していると思います。
塗り壁なら、表面上の亀裂などいくつか見ていただくこと、7~10年前後経過していれば、時期的にも考慮していただいた方がよいと思います。
また、屋根だけとか外壁だけとかということもありますが、足場を組むことを考えると、全体を一気にされたほうが良いと思います(屋根が瓦の場合は別です)。
屋根材もあまり劣化していると、塗装ではなく葺き替えになります。当然その方が費用は掛かります。ただ、早めの処置であれば、塗装で十分です。
どんなことでも早めの対処が肝心です。
2014年10月25日
木のバザー&東京ガス展示
 
毎年春と秋に、商店街で朝市をやります。それにあわせて、当社も木のバザーをやっています。
時間のある時に大工さんたちが、木工品を作っていて、それを格安で販売します。
腰掛やら、踏み台やら、鳥小屋・・・。
あと、造作材を加工する過程で発生する端材をきれいにして、ほとんどを無料で出しています。
今回は、東京ガスも営業に来て、チラシや粗品を配ったりしていました。一つのイベントとして、
参加してもらっています。
他のメーカーの方も大歓迎なので、朝市の邪魔にならなければ、営業OKです!
次回は、5月ですが、当社は、不定期に気のバザーをやる予定です。
2014年10月22日
解体工事開始
引っ越しも済、いよいよ解体です。まずは、内部の残された家具など不用品の撤去。
解体業者は、そういったゴミに近いものも撤去しますが、基本的に生活用品や大きな家具類をあまり多く残すと、別途費用かかります。
それと同時に、周りに足場を組みます。高所の作業はもちろん、解体時のごみなどが周囲に落ちないようにするためです。ですから、塗装業者の養生と違って、音の漏れにくいシートになります。
徐々に壊し始め、その後重機を入れます。
2014年10月07日
門扉の設置
アルミの門扉を新規に設置しています。
表から裏へ、何も門がないことから、不用心なので門扉を設置することにしました。
土間がコンクリートなので、柱が建つところを壊し、基準の深さまで掘ります。
幅や高さの寸法を見ながら、柱を建てて、周りをコンクリートで埋めます。
写真は、掘り終わって、仮に柱を入れているところです。
柱が建ったら、門扉を取り付けます。コンクリートが固まるまでは、動かせませんが、1日ほどで固まるので、それからは使用してもらっています。
門扉は、幅、高さの種類があり、さらにデザインと色があります。それで商品の価格が変わるので、好みのデザイン、機能を考慮して選びましょう。
2014年10月04日
カーポート屋根工事
  
2月の大雪により、都内でも車庫の屋根が壊れたところは、とても多かったです。
そのため、生産が間に合わず、カーポートの工事があちらこちらで遅れていました。
ここは、雪には関係ありませんでしたが、やはり、遅くなってしまい、やっと工事となりました。
ここのカーポートは、柱が4本建つ大型のタイプです。
まずは、柱の建つ位置を決めて、土間のコンクリートを壊します(土の場合なら、掘るだけです)。
下に水道管、下水管、ガス管が通っているので、慎重に壊していきます。
柱の下の部分を突き固め、コンクリートを詰め込みます(一番上の写真)。
柱が決まったら、水平を支える梁材を渡して、固定します。
その上に屋根材の骨を組み、屋根板を取り付けていきます(中の写真)。
あとは、雨樋を取り付け、柱廻りの壊した土間を補修して完成です(一番下の写真)。
このあと、門扉も取り付けます。
2014年09月27日
アルミサッシのカバー工法
 
本日、LIXILという総合建材メーカーのショールームに行きました。
新しい商品として、住宅の窓交換用のアルミサッシです。
アルミサッシの交換と言うと、外壁を壊して、内部も壊さないと交換できません。
費用、時間もかかりますし、雨漏りの原因にもなりかねません。
そこで、この商品が出てきました。カバー工法と言って、既存のアルミサッシのの枠に新規のの窓枠を取り付ける方法です。これは、マンションなどビルではよくある方法です。
壊さずに新規のアルミサッシを取り付けますが、取付用の下地に内部の窓枠に木の部材を取り付けます。それに新規の枠を取り付けます。その上から、新規と既存の枠を隠すようにアルミのカバー材を取り付けます。内部も同じ要領です。
これによって、ペアガラスにも防犯ガラスにもできます。
2014年09月19日
鉄部塗装下地
車庫が屋根を除き、鉄でできており、経年変化で錆がひどくなりました。
まだ、鉄そのものは、丈夫で交換するような状態ではありませんでした。
そこで、塗装をすることになりました。
錆を大きなカッターのようなもので削り取ります。(写真の塗装の缶の前においてある道具)
それをしないと、すぐに塗装がはがれてしまいます。悪い状態だとこの作業で鉄に穴が開きます。そうなってしまうようなときは、鉄骨屋さんなどに修理してもらうようになります。
それから、錆止めを塗ります。写真は、錆止めを塗っているところです。
錆がひどい場合は、この錆止めを何度も塗り重ねるそうです。
それから、本来の塗装になります。錆止めの色も赤とは限らないので、このまま仕上げてもいいのではと言う感じに出来上がりますが、それを保護するためにも上に塗装をしないと、錆止材もすぐに劣化します。
鉄も木も早いメンテナンスが一番です。早い段階なら、どちらも塗装業者のみで済みます。
2014年09月12日
ユニットバス組立
賃貸マンションの改装工事で、ユニットバスを入れ替えました。
古いユニットバスで、洗面と一体になっていました。今回も同じなのですが、古いユニットバスは、クリーニングしてもあまりきれいにならず、場合によっては、錆が出ていたり、化粧がはがれてきたりしています。古さが、どうしても残ってしまうのです。
その点、最近の商品は、パネルも白を基調とし、清掃性もよく、劣化が少ないので見た目が良いです。組立工事も1日で完了します(ここの場合、全体の改装なので1日ではありません)。
2014年09月05日
板金工事塀修理
塀の上にある笠木(カバーのようなもの)が道路前の工事業者が運搬中に壊してしまいました。
そこで、修理をしています。1ヶ所だけなので、そこだけはずし、新規に取り付けています。
こういう作業もなかなか、見ることができなので写真に撮りました。
はさみや、金属の板を折り曲げる工具、金づち・・・大工さんとは全く違う工具のオンパレードです。
細かい作業が多いので、場合によっては、自分の作業所で作ってから持ってくることもあります。
取付は、コーキングだけですが、お互いがかみ合うようになっているので、なかなか外れません。
2014年09月04日
床暖房用タイル張り
リビングに、新たに床暖房をやることになり、その工事が終わりました。
既存の床材は、無垢の桧のフローリングでした。
ここでは、東京ガスの温水式床暖房を採用したので、簡易に工事をするとなると、既存の床の上に床暖房のマットを敷き込み、その上に床材を仕上げます。
ただ、それだと、床が24?上がってしまい、他の部屋との段差ができる、建具をカットしなければならない、その他多数の支障が出るので、床暖房のマットの大きさ分だけ床を撤去し、24?床を下げました。
さて、仕上げですが、フローリングではなく、タイル仕上げになりました。
床暖房は、フローリングでなくても、カーペットやタイルなどができます。ただし、東京ガスが認定する材料でないといけません。
タイルは、じかに床暖房マットの上に張ることができないので、タイル下地に厚さ12?の合板を張っています。
タイルは、30?角(台所で30?角のタイルを貼っているので合わせた)で、床暖房のマットの大きさから、タイルの範囲を決めました。計算してできたので、タイルの半端が入らなようにすることができました。
桧とタイルの組み合わせ、段差もなくちょっと面白い感じになっています。
まだ、夏なので床暖房は使いませんが、冬のこのリビングが楽しみです。
2014年08月31日
鏡張り2
鏡3枚を貼り終えました。
基本的には、強力なボンドで貼っているだけです。そのボンドが乾かないうちに、鏡の不陸を調整します。鏡が壁なりに張ってあるので、ゆがんで貼るとそのまま画像になってしまうため、平らになるよう調整します。
それから、ガラスをクリーニングして、ボンドが乾いたのちに、鏡の周囲をコーキングでさらに固定します。
コーキングは、見た目や鏡の固定としてやるものですが、大きな理由は、鏡の裏の隙間に水などの湿気やほこりが入ると、鏡の塗膜が経年変化で剥げてしまうそうです。
それを防ぐためにもコーキングは必要です。
鏡張り
店舗内の壁に大きな鏡を貼っています。
ダンスやエクササイズなどをする時のための姿見です。
コストや状況から、大きな1枚鏡とはできず、畳ほどの鏡を3枚並べて貼りました。
水平垂直を見て、各々の隙間を空きすぎないように調整しながら、端から貼っていきます。
強度上、鏡はやはり重いので、ほぼ床に付けるような感じ(水平にするために何?かは浮いています)。
高さは、当初1.8mでしたが、職人さんの意見で2mにしました。動きのある時に鏡が低いと、頭が見えなくなる時があるそうです。
2人で運び込み、基準線に合わせながら貼っていきます。
2014年08月30日
お神輿
当工務店がある祭のお神輿です。リニューアルして
飾っています。
城南信用金庫 奥沢支店にて
2014年08月13日
8月13日水曜より 8月17日日曜まで 夏期休暇をいただきます。
2014年08月11日
内装壁塗り
室内の壁で、構造用合板を張って、それをキシラデコールと言う塗料で仕上げています。
外装によく使う防腐塗料ですが、室内用の水性もあります。
室内なので、枠とか小さい部材なら油性でもにおいがすぐなくなりますが、壁や天井全部だとにおいの問題が出ます。
ですから、キシラデコールに限らず、水性を使うことがあります。
キシラデコールは、ホームセンターでも手に入り、塗りやすいので一般の方でも塗装できると思います。
また、キシラデコールに限らず、いろいろな塗料がありますから、適正なものを選んで、仕上げてみるのもいいでしょう。
ここでは、木目を生かしていこうというのが、主体です。色については、その他の壁の白と対象にするために濃くしています。
色の種類も多いので、ぜひご一考を。
ガラスブロック
既存の窓と玄関引き戸を取り払い、空いたところにガラスブロックを取り付けています。
取付前には、木で枠や下地を組んでいます。
簡単に言うと塀のブロックと同じく、モルタルを詰めて、ガラスブロックを載せていくというものです。
中央に鉄のフレームが見えますが、補強材です。縦横3段づつに入れていきます。
写真から見ても分かるように、ガラスブロックにも色など種類がいくつかあります。
デザインを考えて、計画してみましょう。写真のようにワンポイントに入れたり、アクセントとしてちりばめて入れたりできます。
ガラスブロックの間に、写真ではモルタルを詰めていますが、仕上げに白の目地材を入れます(白以外の色もあります)。
開放したくないけど光が欲しいとか、ガラスブロックに厚みがあるので、温度や声を遮断することもできます。
2014年08月02日
アルミ庇工事
増築したベランダに、アルミ製の庇を設置しています。
主に雨除けですが、屋根板の種類によっては、遮光の用途もあります。
この庇は、一般的にアルミサッシメーカーの商品を採用することが多いです。
形状は、ほぼ同じデザインです。骨組みがアルミで屋根板がポリカーボネートの平板もしくは、安価なものだと波板があります。
アルミ材の色は、だいたい5色ぐらいありますが、窓のアルミサッシの色に合わせることが多いです。そうなると、アルミサッシメーカーの商品を扱うことになります。
屋根材も3色ぐらいあります。
長さは、連結していけばいくらでもできます。出幅は、90?前後のものと120?前後のものとありますが、設置状況によっては、前に柱を建てないと持たない可能性があります。
また、積雪地帯とそうでないものでも部材の大きさが変わります。
オプションとして、物干し金物を取り付けることもできます。
強度の問題から、3階以上の設置はできないことがあります(強風であおられてしまうため)。
雨除けだけでなく、その下の壁や床の保護を考えると庇があってもいいかと思います。
2014年07月30日
鉄扉工事
アルミサッシメーカー(LIXIL)に依頼して、鉄扉の交換をしました。
ここで言う鉄扉は、ビルの非常侵入口(火事の際の消防隊の緊急用出入り口)の交換です。
不具合があり、雨によって鉄部が腐食し、雨漏りも始まったため、交換と言うことになりました。
しかし、3階部分なので、簡単にはいかず、足場を組みました。
また、交換と言っても、扉だけでなく枠も交換することになり、そうなると外壁も壊すなど必要以上の大工事になります。
そこで、カバー工法と言う方法を使って、現状の枠に新規の枠を取り付け、新しい扉を設置します。
これは、マンションの窓のアルミサッシにもやる工法です。
時間、費用を考えるとこの工法がいいでしょう。木造住宅にも、この工法は、使えます。
2014年07月26日
和室の壁改修
 
和室の壁改修と言うよりは、壁のクロス下地です。
既存の和室を改修するに当たり、洋間に変えてしまう方が多くなっています。
ここでは、古い民家の改修工事を行っていますが、和室の趣は残したいものの左官仕上げの壁が、汚くなっていたり、はがれていたりしていました。
そこで、もう一度左官業者を入れて、壁を塗り直す方法もあります。
ただ、単価が高めで、工事の時間も乾燥する時間などを考えると、長くなります。
そこで、クロスを貼るのですが、塗り壁のままでは、基本的にはクロスは貼れません(下地の調整によっては可能です)。
そこで、壁に合板を張り、その上にクロスを貼ります。クロスであれば、将来貼り替えるのも簡単です。
合板は、状況によりますが、厚み4?ほどです。それ以上厚かったりすると、壁に合板がなじまないので、この厚みがちょうどよいです。
古いアパートなどの改修もこの方法が多いです。
2014年07月16日
棚板加工
よく、本棚とか頼まれます。家具屋さんに頼むほど高価ではなく、かといって、出来合いの家具では、サイズが合わず、ホームセンターで調達するのも・・・といった、方からの依頼があります。
いろいろな材料で製作はできますが、無垢の板となるとどんな材木でも、広い板が取れなかったり、高価だったり、あとで反ったり割れたりするので、遠慮させていただいています。
そこで、写真にも写っているランバーコア(表面の材料は、シナやラワンなど)がお勧めです。ホームセンターでも購入できます。基本は、畳1枚ぐらいの大きさで厚みも何種類かあります。
材木を合板で表裏貼り合わせており、釘がどこでも効きますし、強度もあります。
それを切ったり加工したりして、家具類を作っていきます。ただ、何も塗装されていないので、汚れを気にするなら、塗装したほうが良いです。
また、積層の集成材というのもあり、幅や厚みも種類があって、意外に安価です。また、みためもいいですが、集成材なので1枚板には見えません。
棚板を作っているのですが、棚受けのダボがはまるように、ルーターと言う機械で、削り取っているところです。DIYでも道具があれば可能なので、一度挑戦してみたらいかがでしょうか?
2014年07月12日
エアコン交換
夏が近づくとなぜか増える工事です。
逆に冬が近づくと増えるのが、給湯器の交換です。
エアコンは、やはり夏の厚さには欠かせない設備なので、暑くなり始めると壊れていることに気がつくのでしょうか?
そうなると工事が集中してしまい、間に合わないことも出てきます。
設備機器は、やはり10年を超えると交換の時期と思います。
まず、修理の場合、古い機種だと部品供給ができない可能性があること。
修理は、メーカーから出張してくるので、保証期間を過ぎると料金が発生します。それなりの金額がかかります。また、壊れたところしか直さないいので、また新たに別の部品が壊れる可能性があります。
最近の家電の能力は、めざましく向上しているので、利便性、省エネなどを考えると、新しい機種の方が上になります。
これらを加味すると、交換をお勧めします。
1台であれば、半日かからないぐらいで交換しますが、設置の状況によっては、大掛かりになったりします。
2014年07月09日
フェンス工事3
完成です。
2014年07月08日
フェンス工事2
基礎と固まったところで、本体パネルを柱に取り付けていきます。
写真では傾いていますが、まだ柱を固定していないためです。
これから、水平垂直を見ながら、柱の足元を固めていきます。
2014年07月03日
フェンス工事
お隣との境界に目隠しを兼ねた、フェンスの工事を始めました。
フェンスの種類(デザインも含めて)も多数あり、それぞれ工事の仕方も変わることもあります。
ここのフェンスは、柱がアルミ製で、竹調のシートが焼き付けてあり、フェンス本体は、樹脂製の竹垣です。和風な感じと嫌みのない落ち着いた感じで、目障り感もないフェンスです。
あとは、写真にも見えるネット上のフェンス。これは、鉄製です。
柱の根元にコンクリートの基礎を作り、柱を約2m間隔に建てていきます(商品によっては、もう少し短いこともあります)。
そして、柱の間にフェンス本体を取り付けていきます(商品によっては、柱の正面に取り付けるものもあります)。
柱の根元は、フェンスの高さに応じて深く掘ります。コンクリートで固めていきますが、あまり背の高いフェンスになると補助のために控え柱を建てることもあります。
フェンスの位置は、敷地境界を確認の上、糸などで境界線を引出、これを超えないようにフェンスの位置を出していきます。
柱さえ立てば、後はフェンスを取り付けるだけ、どんな感じになるか楽しみです。
2014年06月30日
壁仕上げ木製パネル
無垢のレッドシダーのパネルで仕上げた 間仕切り壁です。いい雰囲気です。
2014年06月19日
傷直し
中古の住宅など床や建具に傷はつきもの。
壁紙などは貼り替えることで、直せますが、造作材や床材は、やり替えるとなると大事です。
また、無垢材ではなく、樹脂シート張り系のものは、塗装で補修するぐらいしかできません。
そこで、専門の修復業者にお願いします。
あくまでも修復なので、元に戻るというものではありませんが、施工過程を見ていないと、どこが悪かったのかわからないぐらいに、直ってしまいます。
ここでは、シート張りの建具を直していますが、接着剤で貼り直しますが、鏝を熱して、調整しながら貼り直していきます。貼り直した後を、塗装で調整して、わからなくします。
ちょっと、芸術品を修復している作業にも見えます。
程度にもよりますが、1日で4,5カ所は直してしまうので、交換を考えると早くて安価です。
2014年06月16日
金属屋根の葺き替え
古くなったカラートタンの屋根を葺き替えています。金属板の葺き方として、写真のような瓦棒式とか平葺きとかあります。
どの葺き方にしても、やはり10年以上経過すると素材が劣化します。
早い段階ですと、塗装する方法があります。金属屋根は、屋根勾配が緩い屋根もあり、状況によっては、足場なしで塗装するので、安価にできる場合があります。
但し、あまり屋根の素材が悪いと、塗装しても短い期間で塗装が剥げてしまうこともあります(この現場がそうでした)。
いろんな原因があると思いますが、金属板が熱を持った時に、塗装材が対応できないとか、下地も悪く、塗装だけでは処理できなかったとか。
そこで、葺き替える方法が間違いありません。
ただ、天候の状況をよく見ないと施工中に雨になっては大変です。
最近の金属板は、性能がよく割と長持ちするので、やはり塗装よりは、葺き替えの方がよいでしょう。
違う素材の屋根に変える方法もありますが(断熱性とか、雨の音の問題で)、先にも記した通り、金属板の場合屋根勾配が緩い時もあり、他の素材の屋根では、勾配が緩すぎて雨漏りの原因になるので、どうしても金属板になってしまうかもしれません。
2014年06月15日
足場
足場は、新築時または外装の工事の時にやります。
足場をやることで、高所の作業が可能になります。
新築時は、まったく何もないところで、立ち上げていきます。そのあとに建物が建つので控えが取れず、不安定なところでの作業となりますが、まだ何もないので作業は楽です。。建物ができたら、建物から控えを取っています。
外装リフォームの場合、建物はあるので、控えを取れますが、狭いところでの作業なので大変です。
足場を組んだら、養生のネットを張り巡らせます。写真は、養生のネットを足場に縛り付けていますが、これは、台風などの風対策です。
養生のネットが、船の帆のようになってしまい、台風のような強風だと足場が崩れてしまう恐れがあるからです。
この足場も昔は、木の丸太でした(たまに解体工事業者が、丸太で足場を組んでいます)。
足場は、単管と言い、丸いパイプです。長さの種類がいくつかあって、それを組み合わせていきます。最近は、ピケ足場と言って、素材は同じですが、単管の足場より簡易に組めて、安全な足場があります。狭小だと単管だけとなりますが、ほとんどピケ足場が多くなってきました。
そのあとの作業する人もその方が、楽です。
2014年06月10日
ガラス交換
住宅兼事務所の1枚ガラスの交換です。
ガラスは、もともとペア(複層)ガラスで、同じくペアで透明に変更です。
アルミサッシの枠にはまっているガラスで、通常は、ビートと言ってゴムのパッキンのようなものを表側内側とぐるりと回して、ガラスを固定しています。
ガラスの厚みの問題などから、コーキングで押さえることもあります。
内側にビートとは別に、ガラスを固定する押し縁があって、それを外して、ビートを取って、ガラスを外します。
写真のような大きさのガラスでペアガラスだと、とても一人ではもてません。ですから、仕事の内容や時間の割に人数が多く来ることがあるので、ちょっと割高です。
ガラスは、平らなので持つところがないので、吸盤に取っ手がついたような道具で、ガラスを持ちます。
入れる時は、外すときの逆の作業になります。
2014年06月03日
便所の改装
便所と言う小さな空間でも、設備や内装を変えることで、リフレッシュされます。
また、工事の内容も決まり切っていても、いろいろとあります。
ここでは、便器の交換、手洗い器の新設、吊戸棚の設置とこれらに伴う内装工事です。
排水や給水のため、床に穴をあけましたが、なんと合板の三十貼!家としては、強度が出ていいことですが、改装するこちらとしては、予想外で大工さんも復旧に手間取りました。
また、今はリフォームを主体とした設備が多く、排水芯を変えずに交換できる便器や、後からでも間口を合わせられる吊戸棚など(写真)。施工性も考えた商品も増えました。
予想外もあり、小さな空間ながら、ちょっと大変な工事でしたが、きれいになってよかったと思います。
2014年05月24日
朝市
当社のある商店街(奥沢銀座会)で、恒例の朝市をやりました。
5月と10月の年2回です、今回で22回目、10年以上やっていますが、いまだに朝早く起きての買い出しがつらいです。
当社の前でやっているので、相乗効果もあって、いい宣伝になります。
あわせて、当社でも木工品や不要の木材を販売しています。
天気が良くて、大盛況にうちに終わりました。
2014年05月23日
2階バルコニー
1階を増築し、その上を2階のバルコニーにしました。
雨対策としては、FRP防水にしています。他のバルコニーとのつながりなどから、2階の窓よりも
かなり下がった位置にバルコニーはあります。
そこで、防水の上にすのこを作ります。鋼製の脚を等間隔に並べ、その上に骨材を通します。
骨材の上にデッキ材(板)を並べて留めていきます。
骨やデッキ材は、イペと言う塗装しなくても耐久性のある材料にしています。
お庭が大きい家なので、仕上がったらきっと気持ちいいでしょうね。
2014年05月20日
看板設置
看板と言っても、内部のディスプレイです。
透明のアクリル板に、店の文字を掘り込むような形で製作しました。
脚を4本壁に取り付け、ちょっと浮いたような感じになっています。
これなら、クロスを貼り替える時に、看板を取り外すことができます。
2014年05月17日
クロス張替え
住みながらのクロス張替え工事です。
場所が無いことが多く、養生と家具移動などが、最初の仕事です。
工事よりも 準備が大変です(笑)
2014年05月11日
完成
2014年05月03日
石を切る
改装工事をしている現場で、お客様が自分で持っていた石を出窓のカウンターに使いたいということになりました。ただ、幅が広すぎるので、切り落とさなければなりません。
大工さんや鉄工所さんでは、木や鉄など金属を加工できますが、ガラスや石は加工できません。
そこで、石屋さん(墓石とか、塀とかを工事しています)に切ってもらうことにしました。
使う工具は、変わりませんが、とてもきれいにまっすぐ切ってくれました。
やはり、餅は餅屋です。
2014年04月21日
完成
2014年04月20日
物干し
物干しですが、なかなかこういったものを作ることはなくなりました。
都内でお庭を取る余裕がないというのもあって、たいてい建物に物干し用の金物を取り付けることが多いです。
また、ここの建物は、平屋建てなので、干す場所がお庭となりました。
布団など重いものは、中間のステンレスのパイプに掛けてもらうようになっています。
濡れ縁からちょうどよい高さになるようにしました。
その他の洗濯物は、柱の上部にある白い金物に竿を掛けていただいて、洗濯物を干すようにしました。
この金物は、写真では閉じた状態になっていて、使用する時は、穴の開いた腕を上部にひっぱりながら手前に倒すと、水平になり、穴の部分に竿がかけられます。
腕は、角度が変えられ、高さを調整できます。
完成外観
ついに完成しました。この写真は、玄関です。
外壁がサイディング張りで、明るい感じに仕上がりました。
玄関前は、フェンスと門をつけて、道路からは縁を切ったようにしています。
久々の平屋建てです。
2014年04月16日
玄関タイル張り
 
玄関土間及び外部ポーチの床仕上げをタイルにしています。
基礎工事の段階で、土間にコンクリートは打ってあります。その上に張るのですが、高さや水平の調整として、一度中塗りと言ってモルタルを塗ります(左)。
それから、タイルを貼っていきます。
ここでは、100角(100は、目地を入れての寸法)のタイルで、通常3枚×3枚の9枚が1シートになっています。これを貼っていき、端など半端なところは、タイルを切ったりして調整します。
貼り終わったら、目地を塗り込みます。
2014年04月14日
建物廻りの砂利敷き
建物正面は、自転車を置いたり、車を止めたりするので、コンクリートを打ちました。
庭は、以前のままとして残しました。他は、写真のように砂利を敷き込んでいます。
土のままだと雨で泥が壁についてしまいます。また、雑草も生えるでしょう。
コンクリートを打ってしまうこともありますが、ここでは、砂利を敷きました。砂利も基礎に使うようなものではなく、なるべく白いきれいなものにしています。玉砂利と言った、園芸用の砂利、ガラス製の砂利(防犯上)など種類もいくつかあります。
砂利の下にシートを敷いていますが、これは雑草防止のためです。
砂利のままだと、石の間から草が生えてしまうからです。
音がするので、防犯にもなります。
2014年04月11日
外構土間打ち
建物前の駐車スペース及び玄関廻りの土間にコンクリートを打ち込んでいます。
ここでは、その作業を基礎工事を行った業者が続けて行っています。打ったコンクリートを平坦に均す作業は、左官工事が行っています(手前)。
コンクリートの下には、建物の基礎同様、砕石を敷き詰め、それを突き固めます。
それから、コンクリートが後々ひびなど入らないよう、強度を増すためにワイヤーメッシュと言う、細い鉄筋を網目状に組んだものを敷き詰めています。
コンクリート打ちは、量があるので、基礎同様生コン車から、直接打ち込んでいます。
端から徐々に打ち込み、それを追いかけるように左官業者が均していきます。
打ち終わると、左官業者だけ残り、ほぼ固まっていくまで(水が引くまで)、均し作業を行います。
今の季節はちょうどよいのですが、寒いと固まるのも遅く、かつ凍ったたりしないようにしなければなりません。また、夏の暑いは、急速に固まるので、それによってコンクリートが割れてしまう場合もあります。水の引き具合を見ながら、均していくので大変な作業です。
これで、固まるまでしばらく養生します。
2014年04月10日
門扉工事
塀の工事からの続きになります。化粧ブロックを積んでいき、全て積み終わると、その上に取り付けるフェンスの柱を据え付けます。
また、合わせて門の柱も設置しました。ここでは、土間をコンクリートで打ってそれを仕上げにします。打ってから、柱を建てることはできないので、最初に設置します。
門扉は、デザインも様々。お好みからお選びしていただくことが一番ですが、門柱にはポスト付や表札、インターホン、照明などが取り付く機能門柱というものもあります。
ポストは別個に取り付けることもありますが、コンパクトにまとめるなら機能門柱がいいでしょう。
これらが固定したら、次に土間のコンクリートを打ちます。
最初に作った塀には、フェンスを取り付けましたが、手前は、作業の邪魔になるので、最後に取り付けます。
2014年04月05日
塀工事
隣地との境界に塀を作っています。
この塀は、自分の敷地内に作っていますが、もともとは、大谷石の塀がありました。
強度面などから、法的な高さを超えていたこと、見た目もよくなかったことから、解体工事の時に撤去しました。
そこで、そのままと言うわけにはいかないので、新規に作っています。
敷地境界線を確認し、飛び出ないよう水糸を境界線上に張って、それを基準に作っていきます。
化粧ブロックを数段積んで、その上にアルミのフェンスを建てます。
ブロックは、若干境界線より下げて並べています。
土の上に砂利を敷いて転圧し、鉄筋を並べてコンクリートを打ってそれを基礎とします。
それから、手前(道路側)から順番に並べていき、もし、半端が出たら最後のブロックをカットなどして調整します。
塀は、生垣、木製他様々です。一般的には、ブロックを積むことが多いでしょう。
隣地境界に塀を作る場合、自分の敷地内に建てるのが普通です。
しかし、敷地が狭いことなどから、隣地の方と協議して、敷地境界線上に半々に塀を作ることもあります(この場合、費用は折半することが多いようです)。
または、隣地に塀がある場合、自分側には、塀を作らないこともあります。
塀は、隣地とのこともあるので、よく検討しましょう。
2014年03月31日
雪止め設置
最近の気象は、極端で、東京でも大雪になるほどです。
雪止めを取り付けることは、行っていますが、それを超える状態になっています。
ここでは、あらためて雪止めを増やしました。現在の位置から下がったところに、アルミのアングルを横に流しています。
勾配が急だったり、外装で屋根を塗り直したばかりのところでは、よく滑っているようです。
自然が相手なので、二段にして効果があるのかは、分かりませんが、処置をしないよりは、先を考えたら、やっておいた方が無難でしょう。
2014年03月28日
車庫を改造
10年以上前に、施工したアルミ製の車庫を、作業場に変えるということで、改造工事です。
まずは、ポリカーボネートの屋根板をはがし、新たに屋根垂木を設置して、構造用合板を張って、ガルバニウム鋼板で屋根を葺きます。下地を除けば、新築と同じつくり方。
その下に天井を貼って、断熱材も入れる予定です。
生活できる空間にはなりませんが、作業には十分でしょう。
こういう仕事も、たまにあります。
2014年03月26日
水道仕上げ
 
設備の仕上げは、内部は、機器の取付で、外部は、排水給水の配管結びです。
内部は、クロスなどの内装が終わると、便器、洗面化粧台などを取り付けて(写真左)、給排水を結びます。
システムキッチンやユニットバスは、先行して取り付いているので、給排水の結びだけです。
他に、紙巻器やタオル掛け等アクセサリー関係の取付も行います。
外部は、排水などが建物の周りに先行して配管している場合は、外の本管とのつなぎ工事。給水関係は、外に流しなどがある場合は、その設置。給湯器の取付と配管結び。
メーターとの結び(写真右)。
これで、給排水は使えるようになります。
ガス工事も同じように、キッチンや給湯器と結んで、メーターを取り付け、本管と結びます。
2014年03月22日
クロス張り
いよいよ仕上げ工事です。
内部造作で、塗装工事も終わり、建具も終わると、ビニルクロス張りの工事です。
基本的に、石膏ボードの上に貼りますが、まずは、ジョイント部・釘やビス等の頭をパテで平滑に処理します。程度によりますが、2回ほど、パテを塗ります。これは、クロスを張った後にジョイント部やビス頭などが、浮いて見えてこないようにするためです。
塗ったパテが乾いたら、へらなどで平滑に削ります。
それから、ビニルクロスを貼ります。貼るときは、、天井から壁と言う順番に貼ります。
クロスの材料は、幅が約90?。あとは、ロール状で何メートルにも巻いてあります。
寸法を測って、ひつような長さにカットして貼っていきます。
天井の場合は、長手方向に、壁は上から下へと貼ります。
クロスにノリをつけて貼っていき、へらで伸ばしながら、中に入った空気を出していきます。しわが出ないように貼って完成です。
2014年03月17日
花壇工事
花壇工事という、工事名称があるのか疑問ですが、花壇を作っています。
中古物件を購入し、内外装リフォームを済ませ、今度は外回りの工事をしています。
車庫のところで、もともと一部コンクリートをしていない、植木用の空間がありました。
車を止める際の目安として、また、花壇を土間より高くしたいという(土が流れるとか、作業しやすいとか)ご要望から、花壇を作っています。
ブロック積んだりとかいろいろ、方法はありますが、ここでは、レンガを積むようにしました。
レンガの下は土なので、鉄筋を回し、コンクリートを打って(レンガが土のために、下がらないように)、その上にレンガを平に積んでいます。
あとは、その中に土を入れて、好きな花を植えていただきます。
内部造作塗装
ドア枠やボード張りが終わった後に、塗装業者が枠材を塗ります。
ただ、一般的に枠材などは、建材メーカーの商品を使うことが多く、それらはほとんどがシート張りなので、塗装の必要はありません。
その分、工事は速く進みますし、塗装費がいりません。
ただ、その材ではできない加工のおさまりが出来たり、好きな色や材料を使いたい場合は、やはり塗装工事が必要です。
塗装もウレタン、オイルステインなどからペンキ、自然塗料など様々。
機能、仕上がり、コストを考慮しつつ、選んでいきます。
店舗改装
目の前の床屋さんを改装中。店舗の場合、休みを利用して工事をするので、時間などいろいろな規制があり、大変です。飲食店とか大型店舗などは夜間工事になることが多いです。
ですから、いろいろな業者が一気に来るので、戦争状態になります。
今回は、会社の目の前で工事なので、さほど問題にはなりませんが、遠い現場だと用意だけでも大変です。
2014年03月15日
浴室の土間コンクリート
既存の浴室を解体し、新しくユニットバスを設置します。
その際、毎回やっていることですが、土間を壊して掘り起こすと、土が出てきます。
ユニットバスを設置しようとする場合、その土間が平坦でないといけません。
そこで、湿気止め、基礎の補強、ユニットバス設置のための土間として、コンクリートを打ちます。
ただ打つだけでなく、湿気止めのビニルを敷き込み、鉄筋を既存の基礎の絡めて配筋し、それから、コンクリートを打ちます。
この家では、基礎が腰ぐらいまで立ち上がっていたので、土台や柱は、大丈夫でした。
たいていの土台は腐っていることが多く、その場合は、交換したり、継ぎ足したりしています。
さらに、防蟻材を塗ることもあります。
屋外配管
建物の廻りの足場が撤去されると、設備工事関係の業者さんが入ります。
水道工事、ガス工事です。
水道の場合、基礎工事の段階で先行配管と言って、給水や排水の配管を先にしてしまうことが多いです。今回は、それができなかったので、足場の撤去後に施工しています。
給水は、建物から水道メーターに、排水は、道路脇まで配管して道路の排水管と接続します。
ガス業者も道路から入っているガス管からガスメーターへ繋ぎ、ガスメーターから建物へと配管します。
電気業者も、東京電力が来て、電気メーターの取付と電線からそこまでの配線をします。
電気業者の場合、ほぼ空中での作業なので、もう少し後で行います。
2014年03月08日
外装塗り替え
写真は、塗り替え後です。塗り替えたばかりの外装はやはりきれいですし、ツヤもあります。
ちょうど天気が良くて、青空とのコントラストがよかったので、写真を撮ってしまいました。
養生のネットも外し、足場を撤去しています。
その際に、屋根の方からもう一度塗り残しなどをチェックしながら下りていきます。
また、状況によりますが、窓の外側も拭いていきます。
築6,7年で塗り替えにはちょっと早いですが、早め早めに手を打たほうが家は長持ちします。
また、屋根は、遮熱塗料を使いました。まだ、夏にならないと分かりませんが、効果を期待しています。
ちょっとどうかなと思われる方は、思い切って塗り替えしてみましょう。気分もいいですよ。
2014年03月04日
アルミ庇の取付
また間違えて大きい写真になってしまった。
玄関を出て、雨などがかからないよう屋根の軒の出を深くしたり、庇をつけたりします。
ここでは、庇を取り付けました。
庇は、事前に本体から骨組みとして出す方法と後から取り付ける方法があります。
但し、後から出す取り付ける方法だと、あまり前に出すことはできません。
今回は、後付式ですが、取り付ける部分に補強材が入っているのと、上からも吊る方法になっています。アルミ製でサッシメーカーの商品です。
デザイン性にも優れて、メンテナンスもほぼないことを考えると、アルミの庇もよいかと思います。
2014年02月27日
足場撤去
外部工事が終わったので、周りの足場をすべて撤去。なんだかすっきりしました。
明るくて、いい感じです。
2014年02月25日
養生ネット撤去
外部の工事が完了し、足場は必要がないので撤去します。
その前の養生のネットを取り外した状態です。なんかすっきりした感じは、いつも思うことです。
このあと、足場を撤去します。
2014年02月23日
TOTO新宿ショールームにて
イベント開催中です。
TOTOの新商品を体感、スターバックスのコーヒー教室もやってます。
2014年02月22日
キッチン組立
 
床、壁、天井の下地ができると、いくつか他の工事が始まります。
一つは、システムキッチンの組立です。内装関係を始める前には設置します。
今回は、TOTOのキッチンを採用しています。施工は、専門の取付業者がやっています。商品によっては、大工さんで組み立てることもあります。
写真左のように、パーツが梱包されて入ってくると、本当にすべて収まるのだろうかと心配になります。
組立設置は、ほぼ1日で完了したします。水平と垂直をレーザーで見ながら、レベル調整しながら設置します。たいていのキッチンは、キャビネットは、組まれてきているので、取付と引出、扉を最後に取り付けます。
設置に関しては、レンジフードや吊戸棚から取り付けます(キッチンパネルがある場合は、キッチンパネルを先に壁に張ります)。
最後にカウンターを載せ、扉関係を取付、水栓金具や小物関係を取り付けます。壁際の隙間は、コーキングで最後に処理します。
ユニットバス同様、一気に出来上がるので、醍醐味はありますし、最初に完成品が見ることができます。
2014年02月20日
アルミ庇
アルミ製品の紹介が続きます。
バルコニーがあれば、ベランダやテラス用の庇もあります。庇といってもほぼ屋根のようなものです。
ちょっとした雨除けの小さな庇となる商品もあります。
この庇は、単独で建物の外壁に取り付けていますが、これよろで幅が大きい場合や、建物の構造に強度が頼れない場合は、柱を建てます。
庇には、物干しがかけられるように、竿掛けもオプションであります。
庇の屋根は、ポリカーボネート板で樹脂製ですが、強度があり、なかなか壊れません(このたびの大雪で、屋根から落下した雪で壊れてしまっているところはありますが、通常破れることはありません)。
このパネルは、色の種類や耐紫外線が選べます。
バルコニー同様、アルミサッシメーカーから出ている商品が多いので、窓のそばにつくことから、窓の色に合わせることもできるでしょう。
庇をデザイン的に、つけないこともありますが、庇自体の形もいくつかあり、雨を建物にあてないという意味では、検討課題の一つかと思います。
アルミバルコニー
本来、木造の躯体と一体となった小さなバルコニーで、床が悪くなり、雨漏りもしているようなので、修繕という形で入ったのですが、骨組みがすべてなくなっており、外壁のモルタルだけで持っているような危ない状態でした。
それを修復するのは不可能ですし、新規に作るのと変わらない、価格と時間がかかります。
そこで、お施主様のご了解を得て、すべて撤去し、新規に作り直しました。
それが、今回のアルミ製のバルコニーです。
後付の形になるので、強度上柱を立てています。
アルミ製なので、腐食もなく、色落ちもしないので、ほぼ永久に使用できます。
一応、規格サイズがありますが、場所によっては入らないので、現場加工で合わせていきます。
物干しをかける場合も、オプションで竿掛けがありますし、屋根付きもあります。
デザインも縦格子から、パンチング、パネルといくつかあります。
色は、メーカーによって変わってきますが、5種類ぐらいから選べます。
また、アルミサッシのメーカーから出ている商品がほとんどなので、家のアルミサッシの窓のメーカーと合わせるのもいいかもしれません。
2014年02月18日
雨樋
外壁が完成し、軒廻りの塗装が済むと、雨樋を取り付けます。
横樋(軒先に水平に入る樋)は、屋根から流れる雨を受けます。横樋は、軒先の破風板に取り付け、微妙に勾配をつけて、下に流す竪樋へとつながります。
竪樋に入る前に、集合枡という枡があり、横樋の雨水がそこに集まります。
屋根は、建物によって違いますが、軒が外壁より出ています。竪樋は、外壁に設置しますので、集合枡から、竪樋へ呼び樋を通って行きます。
竪樋は、地盤面まで伸びていきますが、そこで、排水管へとつなげます(下水へ流します)。
雨樋は、デザインや色もあるので、よく検討しましょう。
2014年02月07日
外壁コーキング
外壁のサイディング工事の仕上げ作業です。
サイディングは、どのメーカーもおよそ材料の寸法が幅45?、長さ3mです。
そうなると、長手方向でどこかに継手ができます。あとは、建物の出隅(角)、窓廻り、換気扇や設備配管の穴廻りなどに、隙間ができます。
そこを、メーカー専用のコーキング材で埋めていきます。専用にするのは、サイディング材と同じ色のものがあるからです。
コーキングは、今やホームセンターにもあるのでおわかりになるとおもいますが、ボンドのようなものです。チューブになっており、その先端を隙間に向けて、注入していきます。
うまくやれたとしても、どうしても、周りについてしまうことがあります。
そうなると手に負えないもので、汚れてしまいます。
それを防止するために、写真のように埋め込む隙間の周りを、シールで養生します。
コーキングを注入したら、このシールをはがして完成です。
2014年02月06日
ビルの空調メンテナンス
通常は、当社では、あまり請け負わない工事ですが、総菜屋さんの排気がうまくいかないとのことで、ダクトをたどったら、ビルの裏側の天井裏に排気ファンが隠れていました。
しかも、ファンベルトが破損(自転車のチェーンが切れたようなもの)で、空回りしていました。
それを交換するのですが、天井裏に潜って、下に落ちたり、天井を壊さないように作業します。
狭いので内部の写真が取れませんでした。
機械関係は、古くなるとどうしようもありません。早めのメンテナンスをお勧めします。
2014年02月01日
床暖房パネル
銀色に見えているのが、床暖房のパネルです。パネルは、規格のサイズがあり、部屋の大きさに合わせて、パネルを組み合わせて敷き込みます。
この床暖房は、温水式で、パネルの中には、お湯が通るホースが入っています。外部の熱源機で温めたお湯が、専用のホースを通って、このパネルを通り、床が暖まっていくシステムです。
緑色の部分は、この上に張る床材を止めるための下地が入っています。
2014年01月31日
天井ボード張り
天井の骨組みができたら、その上に石膏ボードを張ります。
石膏ボードは、厚みが天井の場合9.5?、壁が12.5?です。但し、3階建てなど防火の基準が厳し所では、厚くなることもあります。
ボードの長手のジョイントは、同じ方向に合わせていきますが、短辺方向は、同じ位置にジョイントが来ないように交互に張ります(クロスなどの下地の割れを防ぐため)。
常に上を向いての作業なので、張る方は大変です。
2014年01月30日
サイディング工事
外壁の仕上げ工事です。セメントを固めたような材料で、一般的には、横長の材料で、下から順番に上に向かって、張っていきます(商品によっては、縦張もあります)。
長さが約3mで、ジョイントは、わざと1?ほど隙間をあけます。その裏には、薄い侵入防止の鉄板が貼ってありますが、コーキングという材料で隙間を埋めます。
サイディングも、気温によって多少動くのでそれを緩和するために、隙間をあけます。但し、雨水が入るので、コーキングをします。ですから、コーキングの耐用年数を考えると、10年前後にメンテナンスとして、コーキングの打ち替えが必要となります。
サイディングは、色柄、表面の仕上げがたくさんあるので、サンプルを取ってみてみるといいと思います。最近は、わざと違う色を張り分けることもあるようです。
2014年01月25日
天井骨組み
2014年01月21日
床下補強
1階の床骨組みです。補強というのは、ここでいう場合、荷重がかかりそうな場所の骨材を多くいれていることです。
根太という床材を受ける骨材を、約30?ピッチで入れていますが、オーディオ関係の重い、機器類があるということから、さらに細かく骨材を入れたところです。
入れないと床が落ちてしまうことはないですが、長い間に床が下がったり、床鳴りが出る可能性があるからです。
こういうことも、お客様からの情報によるものなので、事前に打ち合わせの時に伝えてください。ピアノや重い本棚なども補強が必要です。
床下断熱材
1階の床下にも断熱材を入れています。ここの場合、基礎断熱材をしているので基本は、入れないのですが、床暖房を設置する部屋の下に入れています(床暖房の熱が床下に逃げないようにするため)。
床下には、床下用の断熱材があります。
床材がフローリングが多いので、床下の断熱がないと冬は寒く感じてしまいます。
壁断熱材入れ
住宅に欠かせないのが、断熱材です。ちゃんと施工しても、これがないと、夏暑く、冬寒いことになります。
屋根の断熱が終わったので、次に壁の断熱材を入れます。
専用のシートに包まれた、グラスウールという断熱材を壁の骨材(柱、間柱)の間に入れます。
シートは、骨材に留められるようになっています。断熱材も無理やり押し込んでしまうとその効果は出ません。断熱材の背中があまり外壁側につかないように、留めます。
窓を除き、隙間なく入れて完成です。
2014年01月15日
ユニットバス設置
新築工事で、一番最初に完成する場所は、浴室です。ただし、ユニットバスを選択した場合ですが。
ユニットバスは、リフォームでもよく採用しており、その中でお客様に言われるのは、どこから搬入するの?と、言われます。つまり、この箱が出来上がった状態で、搬入すると思われるようです。
ユニットバスは、大きく分けると、床、浴槽、壁、天井、その他器具金物類と分かれて搬入されます。
それを現場で組み立てます。
しかし、リフォームは別として、新築の場合、やはり廻りができてしまうと、搬入・施工・配管が難しいので、何もない状態(外部は終わった上で)で設置します。
だいたい、1日で完成しますが、商品のグレードや、現場状況によっては、2日かかります。
2014年01月12日
屋根断熱
 
断熱材は、屋根下(天井)、壁、床基礎回りとほぼ家を包むように入れます。
まずは、屋根下から断熱材を入れていきます。
断熱材は、発砲系、グラスウールなど素材は結構種類があります。どれが一番というのは、正直わかりませんが、コストバランスを考えてのこともありますが、何よりも肝心なのは、間違いのない施行をすることです。
断熱材を入れても、隙間があったり、押し込んでしまったり、では性能が出ません。適正な施工が必要です。
今回は、セルロースファイバーという断熱材を使います。
素材は、古紙が主となっています。密度が高く、写真のように機械で吹付けてしまうので、完全に充填されます。1日で工事も終わり、合理的です。
古紙とはいえ、そのものが火災で燃焼することはないそうです。また、普通のごみとしても扱えますので、環境にも配慮されています。
1階の床組
 
今回は、平屋なので1階の床だけです。
1階の床は、基礎の土間から束を建て、それに大引きという9?角の骨材を約90?間隔に載せていきます。
一番支えとなる束ですが、以前は、コンクリートや石など角材の上に材木で建てていましたが、今は、白蟻や材木の腐食を考慮して、樹脂製や鋼製の束になっています。
下の土間にコンクリート用の釘と専用のボンドで固めます。この束は、高さ調整もできるので施工性もよいです。
その上に、根太という床を止める材木を約30?間隔に並べて留めていきます。
床の仕上げ材によりますが、フローリングの場合、フローリングの方向と直行するように並べます。
根太の大きさは、状況によっていろいろ変わりますが、3?×4?か3.5?×4.5?の材木を使います。
あとは、この上に構造用合板(ア12?)を張っていき、床仕上げ材を張ります。
2014年01月10日
壁通気
外壁の下地に、透湿防水シートを張ったら、次に通気層を確保する桟を縦に打ちます。
縦に打つのは、外壁の下から入った空気が上昇気流の要領で上に上がっていくためです。横に打ってしまうとそこで空気だまりができてしまいます。
その空気は、屋根の通気層につながり、屋根の棟から排出されます。
この空気の流れによって、建物への断熱、湿気防止の役割を担います。
通気層もあまり薄いと空気が流れないので効果がなく、25?以上は、確保します。
この通気層に虫や火が入ったら?という懸念もあり、専用の防火材、防虫材を取り付けます。
基礎の断熱
断熱材は、壁や屋根だけでなく、基礎にも断熱材を施します。
必要ならば、床下にも入れますが、今は、基礎の断熱材を取り付けることが多いです(新築時)。
基礎は、コンクリートではありますが、まったく熱を通さないわけではありません。冷気が伝わり、暖気が逃げてしまいます。
特に地盤面に近いか接しているので、熱の動きが出てきます。
厚み50?のスタイロフォームという発砲系の断熱材を基礎の立ち上がりと、土間に取り付けます。
2014年01月02日
本年もよろしくお願いします。
1月8日より 営業致します。
2013年12月28日
本年も大変お世話になりました
本日で 仕事納めです。
来年は、1月8日水曜日から営業致します。
来年もよろしくお願いします。
2013年12月27日
外壁の防水シート
外壁の強度を保つためと下地として、構造用合板を張りました。
次に屋根同様、通気層を設けるのですが、その前に透湿防水シートを張ります。
これは、屋根に張ったものと同じです。
外部の湿気を絶ち、内部の湿気を出すものです。下から張っていきますが、上から重なるように貼ります。横の継ぎ手も重なりを取ります(これは、屋根でも同じ)。
この後、通気層の工事です。
2013年12月26日
外壁下地と金物
 
大工さんは、屋根下地が終わると外壁の下地に入ります。
雨が降ると、内部の工事もしますが、基本的には外部を先行します。
ここでは、外壁に構造用合板厚み9?の物を貼ります(写真右)。土台から梁まで届く長さの合板です。
この合板と筋交いで建物の壁の強度を出しています(構造計算上、筋交いのみや合板のみの時もあります)。
また、基礎工事の時の紹介したホールダウン金物は、この状態で取り付けます(写真左)。
基礎と柱を個の金物で結びつけ、建物が基礎から引き抜かれることを防止します。今回は、平屋なので1ヶ所だけです。
外壁の下地が張れたら、窓のアルミサッシを取り付けます。それから、屋根と同様、通気層の工事に入ります。
2013年12月24日
屋根工事仕上
屋根工事下地
木工事の下地が終わったら、屋根業者が入ります。
まずは、アスファルトルーフィングという防水材を貼ります。この作業は、屋根仕上げが何であれ、必ず行います。
この後に屋根仕上げ材を張っていきます。今回はガルバニウム鋼板です。
2013年12月21日
屋根通気
 
透湿防水シートをまんべんなく張った後、通気層をとるための桟を打ちます。
通気の厚さは、25?(薄いと効果がありません)。
45?ピッチ(強度上、下の垂木の間隔に合わせています)に桟を打ちつけます。
次に屋根仕上げ材のために下地の野地板を張ります。野地板という材料があるわけではなく、ここでは、構造用合板を下(軒先)から張っていきます。下に張った合板もそうですが、釘のピッチは、15?以内です。
このあとは、屋根仕上げの工事です。
2013年12月17日
屋根下地
屋根垂木(骨組み)を取り付けたら、屋根葺き材の下地に入ります。
ただ、当社では、屋根に通気層を設けるので、まず、屋根下地前に通気層の工事になります。
屋根垂木の上に合板を貼り、防湿シートを貼りやすいようにすると共に、垂木を面的に固定します。
写真は、防湿シートを張った状態です。
このシートは、透湿防水シートと書いてありますように、外部の雨の防水と内部の湿気を外部に出すという役割があります。
シートは、棟の方のシートが上になるように重ねて張ります。
それから、重なり部を防水テープで止めます。
このあと、シートの上が通気層になります。通気層を確保するため、厚み25?の桟木を45?ピッチで打っていきます。
2013年12月13日
上棟
   
建築工事の中でも、醍醐味のある瞬間です。特にお客様にとっては、特別の思いがあるでしょう。
基礎から、1日で建物の骨組みが出来上がっていしまいますからね。
特に、今回は平屋なので、時間も早く終わり、お客様は、びっくりされたと思います。
柱を立てて(写真左上)、その上に梁や桁という水平の構造材を載せ(写真右上)、屋根の形のように母屋を載せ(写真左下)、屋根を支える屋根垂木を掛けます(写真右下)。
2階建てならば、1階の水平の構造材の上にまた、柱を建てて、おんなじように組んでいきます。
施行する側にとっても、一大イベントですね。
2013年12月11日
土台据え付け
アンカーボルト用の穴あけや、防蟻材塗布等終えて、土台を据え付けました。
土台を据えて、アンカーボルトの頭に座金とナットを取り付け、締め付けて、土台を基礎に固定します。その際、水平になるようレベルを調整します。
これから、上の骨材を搬入いたします。
2013年12月10日
土台据え付け準備
 
基礎が出来上がったら、土台の据え付けです。
基礎の型枠を外した時に、基準墨を出したので、それに合わせて、土台を据え付けていきます(ただ、持ってきて、ポンとおいているわけではありません)。
ただ、基礎にはアンカーボルトがたくさん出ているので、それが通るように穴をあけないといけません(ボルトよりちょっと大きいぐらいの穴しかあけません)。
それも、最初に出した基準墨から位置出しして、ドリルで穴をあけます。
土台を据え付ける前に、気密パッキンという、スポンジ状のシートを基礎の上に貼ります(写真左)。
これは、土台と基礎の接着面の隙間をなくすためです。これで、気密性と万一の雨水の侵入を防ぎます。
土台には、アンカーボルトの穴の他に、土台同士の接合部の金物の取付も行います(写真右)。
これらが済んで、土台を据え付けます。次に、柱や梁などを現場に搬入します。
2013年12月09日
基礎完成
基礎のコンクリート打設後、養生をおいて、型枠を外しました。
型枠を外した後、先に設置したやり方から、建物の基準墨を基礎の天端に写します。
その墨を元に、土台を敷いていきます。
2013年12月04日
基礎立ち上がりコンクリート打ち
 
型枠を組み終わり、コンクリートを打ち込みます。
スラブと同じく、ミキサー車でコンクリートを搬入し、ポンプ車でコンクリートを型枠の中に流し込みます。ポンプ車の運転手(オペレーター)が、ホースを持って、打ち込みたい場所までリモコンでアームを操作し、その先を型枠に入れます。振り回されてしまうので、持っているだけでも大変です。
その横で、バイブレーターを使って、鉄筋を振動させて、コンクリートがまんべんなく入るようにします。
そのあとから、鏝を使って、上端をきれいに均していきます。
2013年11月29日
基礎立ち上がりの型枠
スラブのコンクリートを打ったら、残りの型枠を組みます。
残りの型枠とは、建物内部の基礎の立ち上がり部分、建物外周部の基礎立ち上がりの内側部分です。
やり方から、水糸を使って、基礎幅を間違えないように、組み立てていきます。
その型枠の中にコンクリートを入れていくのですが、その際、圧力で型枠が外れたりしないよう、専用の金具で固定したり、木材で支えを細工します。
次は、コンクリートを流し込みます。スラブ同様、ミキサー車でコンクリートを運び、ポンプ車で流し込んでいきます。
2013年11月28日
基礎コンクリート打ち
  
鉄筋が組み終わったらコンクリートを打ち込みます(その前に配筋検査を行います)。
コンクリートの製造業者(プラント)から必要な数量を注文します。そこから、ミキサー車に入れて、運搬します。ミキサー車は、コンクリートが固まらないよう後ろのタンクが常に回転敷いています。
運んできたコンクリートを、ポンプ車に流し込みます(写真左上)。
流し込んだコンクリートをポンプの圧力で、ホースを通して、基礎に流し込みます(写真右上)。
同時にコンクリートの品質検査も行います(写真下)。
コンクリートの固さ(右の盛ってあるコンクリート)、コンクリート中の塩素の濃度や水分量(上のメーターがついている容器)、コンクリートの温度(下のバケツ)を測ります。
左の円柱6本は、採取したコンクリートを持ち帰り、機械で圧縮して強度を測ります。
このあと、基礎は、基礎内側の型枠の組立、立ち上がりのコンクリート打ちと進んでいきます。
基礎アンカーボルト
基礎の配筋が終わると、アンカーボルトを据え付けました。土間のコンクリートを打つ場合に、アンカーボルトが埋まるようであれば、先に据え付けます。
左の長いのが、ホールダウン用アンカーボルトで、基礎と柱を結び、柱が地震や強風で動き、引き抜かれるのを防ぐ金物です。
右が、基礎と土台を結ぶアンカーボルトです。土台が、動かないように、建物が基礎から離れないように結ぶ金物です。
小さい方のアンカーボルトは、建物の四隅とだいたい1間(6尺=約1818?)間隔に、据え付けます。
他に土台が途中で継がれる場合、筋交いの下等にアンカーボルトを据え付けます。
大きい方のホールダウン用アンカーボルトは、建物の構造上、柱が引き抜かれるような力が加わりそうな位置に据え付けます。これは、建物形状や規模によって決まるので、1本の場合もあれば、多数入れる場合もあります。
2013年11月25日
倉庫改装
 
もともと焼鳥屋さんを貸倉庫に改装しました。
外部は、木製の建具だったのを撤去し、鍵付のシャッターに変えました。防犯や利便性を考えました。内部は、なにもせず、土間をモルタルで均等に均し、壁や天井もボードのみとしました。
真ん中に柱が1本立っていますが、本来倉庫としては、邪魔なものなのですが、2階の床が下がって来ていたので、その進行を止めるために、改めて設けました。
外部のシャッターのところも、元は、広かったのですが、建物の強度を考えて、半分にして、残りを構造用合板で固めた壁にしました。
あとは、外部のモルタルを塗装して終わりです。
2013年11月24日
基礎配筋
  
基礎の鉄筋は、土間の鉄筋と立ち上がりの鉄筋で構成されています。
鉄筋の太さ、ピッチなどは、一般的な仕様書や構造計算等によって、決まってきますので、ここでは割愛します。
指定された太さとピッチに土間の配筋をメッシュ状に組みます。組まれた鉄筋は、土間の上のそのまま置くのではなく、接しないようにコンクリートのブロックなどで、浮かせています。これは、湿気などにより、鉄筋の腐食とコンクリートの中にちゃんと入っていないと、強度が保てないからです。
鉄筋の長さは、決まっているので、当然継がないといけません。その際も、継手の重なりが、仕様上決まっています。
土間の次に基礎の立ち上がりの配筋です。立ち上がりも土間同様、コンクリートの中心に来るよう、組み立てます。丸いプラスチックのものは、その距離を保つための部品です(下の写真)。
立ち上がりと土間の鉄筋は、別物なので、先ほどの継ぎ手同様、仕様上に決められた通り重ねて、
結んでいきます。
こういった作業が完了したのち(瑕疵保険または、行政の検査が入ります)、コンクリートを打ちます。
2013年11月22日
浴室の解体
既存の浴室を壊し、新規にユニットバスを入れます。
ユニットバスを入れるためには、現状を解体する必要があります。
浴槽も含めて、再利用するものはなく、すべて撤去します。また、ユニットバスのサイズから、壁、天井、床を解体しなくてはなりません。
特に、床は、ユニットバスの設置高さが関わってくるので、慎重になります。
だいたい1日で解体します。浴室は、家の奥にある方が多いですから、その養生もしなくてはなりません。簡単な作業なようで、いろいろと気を配らなければならない、大変な工事です。
2013年11月21日
型枠入れと鉄筋組立
型枠は、コンクリートを打ち込むときに、図面通りに基礎の形状になるようにするもので、まさに型です。
まずは、外周部の外側(基礎の外側)に型枠を並べます。
ベタ基礎で、まず先に土間全体にコンクリートを打つので、外周部に型枠を建てます。
それから、基礎全体の鉄筋の配筋作業に入ります。この時も、先に行った、やり方が、役に立つのです。
鉄筋もまずは、外周部から組み立てていきます。
土間のモルタル仕上
 
もともと店舗だったところを、解体しその床(土間)をモルタルで均しています。
以前あった配管を撤去したり、備え付けの造作を撤去したら、床がガタガタになってしまいました。
次が倉庫になるので、できるだけ平滑にした方がよいだろうということで、左官業者にモルタルで均してもらっています。
下は、もともとコンクリートなので、直接モルタルを塗ります。
ただ、面積が広いので、モルタルの乾燥時の収縮で、割れてしまうことを考えて、ワイヤーメッシュという、細い丸棒が網目に組んである材料を骨材として敷き込みました。
左の写真は、モルタルを練る機械です。この中にセメント、砂を適正な配分で入れて、水を混ぜて、撹拌します。3?ぐらいまでなら、船という箱の中に、セメント、砂、水を入れて、鍬やスコップを使って手で練りますが、面積が広いとそれでは、時間も労力もかかってしまうので、機械を使います。
これよりもっと大きな現場になると、ミキサー車で練ったものを直接持ってきます。
2013年11月20日
外壁下地塗り
古い木造家屋で総2階建て、1階が店舗(焼鳥屋)でした。
店舗なので、出入り口の開口は大きく開いています。そうなるとやはり、耐震上は、弱くなっています。現実、やや傾いている状態でした。
直すことは不可能なので、それ以上ならないように、開口の半分を壁にしました(つぎを倉庫として貸すためそれが可能)。
基礎を作り、柱と筋交いを設けて、モルタル塗用の構造材を貼りました。
仕上げは、モルタル塗の上、塗装です(周りの外壁に合わせた)。
モルタルは、2から3回塗ります。この写真は一度目。このあと、モルタルが割れないように、網を貼り、また、モルタルを塗ります。
モル当てるを練って、適量を左手に持っている板に載せ、鏝(木と金属の2種類あります。用途によって変えます)で塗り込んでいき、平滑になるように均します。
1週間ほど乾かしたら、塗装します。
2013年11月18日
気密シート張り
基礎下に下からの湿気を防ぐための気密シートを敷いています。
このシートを敷いた後に、見てみるとシートの裏に水滴がついているのが見えます。それだけ地面には、水分があるんだなということと、このシートの効果がわかります。
土間も基礎としてコンクリートを12?以上の厚みで打ちますが、コンクリート自体が水分を含むので、地面からの湿気を防ぐことはできません。
そこで、気密シートを敷きます。これによって、床下の湿気を防ぎます。
2013年11月17日
モザイクタイル張り
写真撮影用の台にモザイクタイルを貼ったところです。
タイルも種類は、多くありますが、モザイクタイルというと、写真のように小さなタイルを指すことがあります。
写真の場合は、25?角のタイルです。1枚1枚貼ったように見えますが、商品としては、25?角のタイルが30?角のシートになっています。
タイルは、専用のノリを使って貼っていき、目地が均等になるように貼っていきます。
それから、目地を埋めます。目地も色の種類があるので、タイルの色との組み合わせを考えて選びます。
2013年11月16日
砕石敷き詰め
砕石を敷き込んで、転圧した後の状態です。
転圧したので、砕石が加担り、平坦な状態になっています。
この上に気密シートを敷き、捨てコンクリートを打ちます。
気密シートは、地盤からの湿気を防ぐため、。捨てコンクリートは、基礎の底盤と地盤の距離を保つため。コンクリートの中に入る鉄筋が地盤から、一定の寸法以上に離れていることが、仕様で決められているためです。また、捨てコンクリートに正確に基礎位置を落とし込むためでもあります。
吹き付け塗装
ちょっと特殊な工事で、写真家の方の撮影用の台を製作しています。
木製で、台を作り、それにタイルを貼る部分とその台にガラス入りの格子を組み合わせます。
その格子を塗装しています。
細い材であることから塗りむらをなくすため、吹付けしています。
あまり、吹付け塗装はしませんが、こういった特殊な作業では使用します。
また、色を白く塗るため、何度も吹付けます。吹付けては、乾燥させ、また吹付けてと3回ぐらい続けます。白い色もしくは、白に近い色だと、1回ぐらいでは、地の色が見えてきてしまうので、吹付け回数も増えます。
刷毛塗の場合でも、薄い色は、1回ではだめです。何度も塗る必要があります。
2013年11月15日
根切りと砕石敷
基礎工事に入り、重機が入りました。
基礎は、地盤面よりある一定の深さ以上には、入り込んでいないといけません。
そのため、重機で地盤面をその深さまで掘ります。
今回は、べた基礎という方法で、建物の平面形状通りに基礎になるので、全体を掘り込んでいかないといけません。
堀った地盤面を均し、その上に砕石を敷き込みます。これで、基礎がしっかり地盤に食い込むようにします。敷き込んだ砕石は、転圧機で固くつき固めます。
2013年11月13日
やり方出し
地鎮祭が済んだら、建物を建てるための「やり方」を出します。
もう何度も紹介してる作業です。建物の配置、高さなどを正確に割り出し、それに準じて基礎を作り、土台を据えていきます。
この作業が間違えば、全てが違ってしまいます。大事な作業です。
また、これを元に地面におおよそ建物の外周部を出し、お施主様に建物の配置の確認と、その大きさを見てもらいます。
建物の配置や大きさは、確認申請で行政に出しているので、ここで、大きくするとか、配置を大きく変えることはできないので、あくまでも確認です。
でも、一般的には実感がわかないかなと思います。ただ、窓の位置や大きさなど、隣地との関係も分かってくるので、必要なことです。
地鎮祭です
家を建てる前の儀式として、地鎮祭があります。
建てる方式、機械、家の形など、どんどんその形態は変わっていくのに、唯一日本古来の儀式が残っています。いろいろな行事や仕事がありますが、祭壇を組んで神主を呼ぶのは、建築業ぐらいでしょうか(海開き、山開きもあるか)。
これは、工事の安全とお施主様の繁栄などをお祈りするものですが、土地の神様に対して、これから工事を行いますという意味でもあります。
迷信と言ってしまえばそれまでですが、日本古来の儀式が、形式的でもコンパクトになって残っているので、これは、残していきたいものです。
2013年11月12日
屋根修理・新規屋根張り
既存の金属板屋根の上に新規に金属板屋根を葺いているところです。
写真を見ても分かるように、下にあるのが既存の屋根ですが、錆だらけなのがわかるでしょうか。
通常、ある程度の年数が経った屋根の場合、塗装をいたします。
ただ、あまりにも錆がひどかったり、破損が多いと屋根を葺き替えします。
葺き替えするとなると、既存の屋根を壊すので、施工中の雨の心配があります。
どうしようもない時は、葺き替えますが、下地がしっかりしていて、作業が足場がなくても可能なときは、写真のように上から新しく葺きます。
二重の屋根になりますから、雨の心配も少なくなりますし、雨音の軽減にもなります。また、下の屋根との間に空間ができて、それが断熱効果を出します。
費用面でも解体費がない分、安価ですし、工期も早くなります。
スレートの屋根でも同じ工法があります。必ずしも、この方法があてはまるわけではありませんが、屋根を10年以上放置している方には、お勧めします。
2013年11月11日
ユニットバス工事
何度も紹介しますが、浴室の改装は、ほとんどユニットバスです。
そのものは、1日で完成します。仕事が早く、商品の値段が定価ではっきりしてることもあって、一般的な工事になっています。
何度も紹介していますので、施工過程などは今回省略します。
どのメーカーがいいのだろうか?
これは、よくお客様に聞かれます。現に今施行しているお客様にも聞かれました。
どれがいいのか、安いのか、そういった意味もありますが、数多いメーカーから何を選んだらいいのかという、純粋な疑問が多いです。正直、当社でもどれをお薦めしていいやらと悩みます。
性能、金額、これは商品によっても変わります。
他の工務店やリフォーム会社が、ユニットバスをいくらの掛け率で提供しているのか、わかりませんが、大きな差はないと思います。
大手のハウスメーカーや建設会社が、年間何台契約で仕入れれば、決まった商品なら安価かもしれません。
あとは、リフォームの場合、現場の状況によって、変わるので、単純な比較はできません。
では、当社では、何を薦めしているかいうと、3から5社を提案します。それも、特徴ある商品を持っているメーカーです。基本的な機能やサイズは、みんな同じなので、オプションやそのメーカー独自の機能やデザインを見ます。だから、あまり特徴がないと、あまり提案しません(ものすごく安価なら別ですが)。
その中から、お客様に選択していただきます。それでも難しかったら、ショールームに行っていただきます。やはり現物を見るのが一番です。
ただ、やたら見ると、記憶が怪しくなり、どのメーカーがどれなのかわからくなることが多いので、3社ぐらいがいいと思います。
広さ、デザイン、機能、清掃性・・・求めているものを決めて、それを業者に相談して、メーカーと商品を決めましょう(いずれにしろ、サイズ的に入らないといけませんが)。そして、現物を見る。
必ずしも、メーカー名だけで決めない方がいいでしょう(実際の施工された方の評判もいいかもです)。
2013年11月08日
浴室の土台補修
浴室の改装工事で、在来のタイル張りの浴室から、ユニットバスに変える工事です。
土台は、ユニットバスには、関係ありませんが、既存の浴室を解体したら、土台が二方向腐食していました。
外部に面したところは、ブロックが腰ぐらいまで立ち上がっていたので、土台は腐食していませんでした。
ただ、腐食した土台もすべてがやられていませんでした。また、すべて取り換えることも不可能なので、土台を半分欠きこみ、新しい土台を横から取り付けました。
さらに、シロアリ防止のために防蟻材を塗っています。
こういった目に見えないところを直すことができるのも、リフォームの良いところです。
ユニットバスを設置してしまったら、もう直せません。
工事は、大変ですが、家のためにもそのままにしておくことはできません。ですから、工事中には、お客様には、現状をお知らせするようにしています。
2013年11月02日
屋根ガラスのやりかえ
玄関先の独立した屋根のガラスが割れてしまい、修理しています。
コンクリートの建物で、鉄のフレームにガラスを設置していました。デザイン上こういう形にしているものと思われます。
おそらく、長年の経年変化でガラスが伸縮し風などの衝撃で割れてしまったかもしれません。
直しても同じことが起こりうるこのですが、今回は、仮に破損しても問題ないようにポリカーボネート(簡単に言うとプラスチックのようなもの。但し、強度や粘りはある)にしました。
風で多少、音がするかもしれませんが、安全面を考えました。
でも、けっこうすっきりしていて、かっこいい感じになっています。
2013年10月31日
雨樋つまり
写真が下から撮影したのが近すぎましたが、雨樋のつまりを直しているところです。
よくあるのは、軒先のついている横樋から、雨があふれている状態を見て、連絡いただいています。
たしかに、高いところなので、雨樋のつまりは、上記のような現象が出ないと分かりません。
あと、詰まる場所ですが、たいてい横樋から竪樋にいくところ、集水桝という枡状の部分です。
実際には、枡だけでなく、枡から竪樋につながるエルボという、曲がった樋に詰まっています。
何らかのゴミなどが流れて、曲りのところでひっかり、それにどんどん葉や砂ほこりがたまって、詰まるということです。
ほっとくとどうなるのか。先にも書いたように、雨水が漏れてくるのもそうですが、その水が軒先に入り込み、雨漏りの原因になります。どちらにしろ、いいことではありません。
直す方法は、簡単で屋根に上がって、詰まったものを取り除くことです。
作業は、簡単ですが、高所なので危険ですから、業者にお願いしましょう。
場合によっては、竪樋の中まで詰まっていることがあります。そうなると、一度竪樋を取り外さないと直せません。また、屋根が急勾配だったり、3階以上に高くなると足場などが必要になってきます。
2013年10月25日
竣工写真
竣工写真とは、完成した建物など、記録に残したり、お客様へ記念としてお渡ししたりする写真です。
設計事務所から依頼することが多いと思いますが、それがプロのカメラマンであったり、自分で撮ったりといろいろあります。一般的には、プロの専門業者に頼むことが多いでしょう。
今回は、設計事務所が手配したカメラマンが撮影します。
構図を写真家から見た目と設計事務所の要望を話し合い、決めていきます。
影の出方、明暗、状態・・・さまざまな要素を決めていくので、1枚撮るのにも時間がかかります。
天候にも左右されます。
でも、プロの撮った写真はやはり違います。当然費用は掛かりますが、竣工写真でもいかがでしょうか?
新規畳の敷込み
マンションのリフォームで、洋間から和室に改装しました。
床を壊して下地からやり直し、新規に畳を敷きました。
畳屋は、木工事が終わり、部屋の大きさが決まってから、寸法を取ります。
うまく作っても、やはり直角や長さなど多少の違いはあります。それを考慮して、出来上がった寸法を取り、畳の敷き方を考えて、1枚1枚の寸法を計算します。
ですから、畳を敷き込むのに順番があります。適当に敷き込んでも入らなかったり足らなかったりします。
畳むを上げて裏側を見ると、何らかの符号があります。畳屋によって違いますが、それが畳の入る位置や方向なのです。
畳は、年数が経っても、畳の表面を裏返したり、貼り替えたりします。新規にするのは、かなり年数が経ってからです。その時に、その符号が役に立つのです。
2013年10月24日
地盤調査
最近では、ほぼ当たり前のようにやっています。
その地盤がどういう状態かは、少なくともわかっていた方がよいと思います。
次の工事が近ければ、そのデータが参考にもなります。
また、土地を買おうとしている人のアドバイスにもなります。
まだ、結果は、分かりませんが、上に建つ建物の規模も含めて、今後検討することになります。
写真の地盤調査は、スェーデン式サウンディングと言い、簡易的な方法ですが、費用も大きくなく、早くデータが出るので(作業を見ているだけでもある程度わかります)、できれば、新築時には調査を行った方がよいと思います。
2013年10月22日
建具取付とクロス張
 
建具工事と内装工事を同時に載せたのは、今回建具の表面仕上げが、ビニルクロス張りだからです。
これは、よくやることで、壁のクロスと同じ柄にすることで、統一感を出すためです。
クロスを建具の小口も含めて、ぐるっと張り込んでしまうこともありますが、汚れやクロスのはがれ防止には、建具の木口は残す大手貼りという方法が望ましいです。
材料は、今回はスプルスですが、特定するものはありません。小口と建物の面に数ミリ差があるので、そこにクロスを貼っても、クロスが飛び出ることはありません。
これによって、クロスもきれいに収まり、後々小口が汚れたり、はがれることは少なくなります。
ただし、この大手をクロスを張る前に塗装しておきます。
今回、工程が詰まっているため、建具屋さんが調整している横から、クロスを貼っています。
2013年10月21日
解体工事・仕上げ
やっと、建物の解体が終わり、解体業者さんの引き上げです。
解体が終わって、解体に出た産業廃棄物も搬出した後は、土地を整地してくれます。
重機を使って、平らに均し、何度も往復して、土地を固めます。
解体は、何もない状態にしてしまうので、成果がわかりませんが、こうしてきれいにしてくれると、
うれしいですね。
2013年10月11日
解体工事重機
狭い道路と敷地に余裕がないので、思うように解体用の機械が入らず、なかなかはかどりません。
それでも、重機が入ると工事の進み方が早くなってきました。
よほどのことがないと、手作業のみで解体するということは、ありません。
爪のようなアームを使って、建物を壊し(掴み取るようにして、壊していきながら進んでいきます)、壊した廃材を木、金属、ボード類などきれいに分けて、道路に置いてあるトラックの荷台へ積みます。
その作業は、思わず感心します。
2013年10月09日
マンションリフォーム
マンションの場合、改装するといても、コンクリートなどの壁を壊すなど躯体に影響が出る工事はできません。音の問題もあり、大きな工事ができないこともあります。
それでも、生活に合わないプランでは、仕方ありません。そこで、構造体に影響のない範囲で、間取りを変えたり、改装をします。
個人のお住まいではないので、荷揚げ時に養生もしなければいけませんし、工事中の音の事も配慮しないといけません。マンションによっては、土曜日も禁止の場合があります。
工事もいきなり始めることはできず、管理組合に前もって申請が必要です。
工事期間も提出するので、変更があって延長する場合も、声を掛けないといけません。
あと、最近のマンションだと入口がオートロックになっており、鍵がないとは入れません。
車も近くまで持っていくことができるのはまれです。
そういう意味では、施工者側にとっては、ちょっと面倒な部分が多いです。
工事内容も先に書いたように、必ずしもお客様の要望通りにならないことや、変更もあり得ます。
そうなると金額にも影響することがあります。
こういう書き方をすると、マンションのリフォームはやめたほうがよいのでは?と、思われそうですね。
決してそういうわけではなく、見えないところの注意点が多いといこと。近隣に対し配慮することなど、その点を頭の片隅に置いていただければ、実際の工事の時に、困らないと思いますので、アドバイスと思ってください。
高圧洗浄
家の塗り替え時に必ず行う作業です。
通常は、家全体に足場を掛け、養生のネットをしてしまうので、この作業がなかなか見られませんし、写真も撮りにくいです。
ちょうど塀の塗り替えもあり、そこの洗浄している写真を載せました。
専用の圧送する機械を使い、ノズルのついたホースで洗浄します。よく車を洗う時に使うものと同じですが、圧力はこちらの方が強いです(調整はできます)。
塗り替えなくてもいいほど汚れが落ちて、きれいになります(塗り替えないといけないですけど)。
この作業を壁、屋根と行います。
先に書いた通り、圧力が強いので、壁や屋根がかなり腐食してたり、もろくなっていると変えて壊してしまうこともあるので、注意です。
この場合は、洗浄をしないこともありますが、あまりにひどいと塗り替えも難しいです。
2013年10月07日
朝市&木のバザーお知らせ
 
来る、10月26日土曜日 午前10時より恒例の朝市&木のバザーを行います。
基本的に雨天決行です。
場所は、当社前城南信用金庫駐車場にて、朝市。
当社にて木のバザーを行います。
木工品はもちろん、リサイクル品などもあります。
朝市では、オール100円。新鮮な魚介類と野菜がメインです。
写真は、5月のものです。
2013年10月05日
タカラショールーム
ただいま 千束にある タカラのショールームに 新商品の講習と、リフォーム相談会やってます。
奥澤から一番近いショールームです。まずは、実物を見て体感してみましょう!
2013年10月03日
解体工事開始
建て替えのために、既存の建物をまずは解体します。
解体業者が、建物と必要のないものを解体及び撤去します。
基本的には、こちらが必要でないと指示したものは、全て解体撤去します。ですから、植木など必要なものは事前に指示しないと、いけません。
家具や、調度品なども残しても大丈夫ですが、その分の費用は、掛かります。
一般的なごみや粗大ごみで出せるものは、費用としては、お得です。
また、リサイクル業者にお願いする方法もありますが、業者選定は慎重にしてください。
解体するには、まずはお引越しをしていただくのが、一番です。と、同時に電気・ガスも不要です。
ガスは、当然工事中には必要がないので、料金の停止と同時にガスメーターの撤去を頼みます。
ガスメーターについては、施工業者に頼む方がよいかもしれません。メーターは、ガス会社の物なので、返還します。それから、敷地境界の敷地内でまでガス管を撤去し、止めます。
電気も同様、電気メーターとブレーカーは、電気会社が撤去し、持っていきます。これも、メーター撤去などは、施工業者にお願いしてもよいでしょう。
水道は、工事に必要なので、そのままにしてください。水道の引き込みの管が小さい場合は、道路から引き込みし直しますので、工事中に、その工事を行います。
あとは、電話会社に、電話の移動をお知らせしてください。
それらが、できた時に、解体が始まります。
2013年09月22日
totoショールームのイベント
 
新宿ショールームにて、タニタ食堂の料理実習やショールーム内の見学やってます。
システムキッチンの上手な使い方など、営業トークになるようなお話を聞いてきました。
こういったイベントは、いろんなメーカーがやっています。ホームページの「得するイベント」で随時報告していますのでうまくご活用ください。
2013年09月21日
展示会
東京ビッグサイトにて、建材と住宅設備機器を中心とした、展示会に来てます。新商品ぞくぞくです。
2013年09月17日
完成
台風前に、竣工できました。
台風一過できれいな青空をバックに、記念撮影。
新しいっていいもんです。
2013年09月10日
カーテンレール取付
窓に必要なもの・・・カーテン。
つい工事に追われて忘れてしまいがちですが、ないと困ります。特に道路や隣地に接しいているとなおさらです。
窓には、カーテン以外にロールスクリーンやブラインドもあります。これらの中でも形状など種類がいくつかあります。
ポピュラーな形では、カーテンが多いでしょう。カーテンも薄い生地のレースと厚手の生地のドレープの2種類をつけることが一般的です。
また、カーテンの場合、カーテンレールが必要です。このカーテンレールも昔ながらのステンレス製の細いものから、木製の太い棒状のものがあります。
これらを決めておかないと、大工さんが下地を忘れてしまうことがあります。だから、工事中でも窓に何を取り付けるのかを考えて、現場に伝えておきましょう。
下地がないとカーテンをひっぱたら、れーーるごと取れたなんてこともあり得ます。
カーテンの種類も色も柄もかなりあります。決めるのに時間がかかる可能性もあります。
内装とは、まったく別個のものとしてデザインを考えるか、置く家具や飾りなどに合わせたデザインにするかなど方向性を考えましょう。
あと、カーテンによっては、ランナーというカーテンを動かすコマが見えなくするようにできます。
幅、高さなども窓に合わせるか大きくするかなどあります。
けっこう、考えなければいけないことが多いので、内装材の仕上げの色などを決める時には一緒に考えておいた方がよいでしょう。
土間均し
建物廻りで車庫になるところと、玄関前、道路後退部分をコンクリート打ちにしました。
それを左官業者が鏝で均しています。
車庫は、当然車を置くところなので、コンクリートを厚くし、鉄筋を入れてあります。
玄関前も泥を跳ねたり、入れないように、また雨水が道路に流れるようにコンクリートを打ちました。
予算があれば、これをタイル張りにしたりするなどの方法もあります。
コンクリートもただ打ち込んだだけでは、平滑になりません。
また、敷地には、道路への勾配や敷地の形状から起伏もあります。それを、鏝で均して調整します。
2013年09月09日
空調修理工事
スーパーの空調が結露がひどく その保温のやり直しと、排水漏れ修理工事 それと予備の排水工事です。店舗がおわってからなので徹夜工事です。
2013年09月06日
外回り工事
建物の周りにもいろいろ工事があります。
都内では、狭い敷地に建つことが多いので、周りを工事する内容が少ないかもしれません。
ここでは、車庫となるところと玄関前をコンクリートで仕上げます。コンクリートを打ち、左官業者に表面をきれいに均してもらいます。
他に砂利を敷いたり、芝生を植えたり、様々です。
隣地や道路境界にも塀を作るなど、外回りの工事は、けっこうあります。
でも、これでより建物が引き立つでしょう。
2013年08月31日
電気器具付け
いよいよ、終わりに近づいてきた新築工事。最後の方は、外回りを除くと水道や電気の業者さんが大忙しです。
照明器具付けに電気業者さんは、奔走しています。これに換気扇関係(最近は24時間換気や給気と言うものが増えていまう)、エアコンと盛りだくさん。
それから、スイッチやコンセントのプレート付。
分電盤の設置と通電検査。
このあと、建築の検査とは別に東京電力の検査が来ます。
忙しすぎて、構ってもらえません。
2013年08月26日
玄関タイル張り
たぶん最後の内装(外装)工事でもある玄関廻りの床タイル工事。
玄関から出入りするために、どうしても床のタイルが最後になります。
貼ってから、養生もしますが、それでも汚れるのでクリーニングをします。
ここでは、10センチ角のタイルを玄関内を基準に割り付けて、貼っています。
タイルのは、メーカーも多くありますが、輸入品を使用することもあります。製品の精度は、やはり日本製がいいようですが、輸入品は、デザインや色などがいいと思います。
大きさは、5センチ角から30?角ぐらいまでいくつかあります。色も豊富です。
また、石を貼ることもありますし、石のようなタイルもあります。
色は、豊富ですが、基本的に焼き物なので、同じ色でも斑があります。これが、手作り感があっていいことですが、印刷物のように一律同じものではないことをご注意ください。
2013年08月20日
水道工事仕上げ
内装が終わると、設備関係の業者がいろいろ入ります。
ユニットバス、システムキッチンは、専門業者が取付していますが、配管は結ばれていません。
その結び工事とその他の器具付けがあります。
便器、洗面化粧台、洗濯機パン(写真)、それらに付属するアクセサリー類です。便器も最近は、2台設置することが多いので、けっこう設置に時間はかかります。
設置した後、給水・給湯・排水の配管を結びます。
2013年08月19日
建具工事
内装が出来て、建具の方も入り始めました。
以前にも、載せましたが、最近の建具は、コストや工期から建材メーカーの建具を採用することが多く、なかなか建具業者に作ってもらうことは少なくなりました。
それでも、規格外のサイズやデザインになると、建具業者に製作してもらいます。
今は、引き戸の引手金具をつけるために、掘り込んでいるところです。
細かな、作業は紹介しきれませんが、他に大きくは、建付けを合わせることです。
建具は、完全に四角の形ですが、取り付ける方は、若干のくるいがあります(人間の精度なので)。
その調整が、大切な作業になります。
建具が入ると、またあらためて建物が引き締まってきます。
2013年08月17日
ガス引き込み
新築工事も終盤になると、設備関係の仕事が多くなってきます。
新しいガス管が、道路より供給されました。ガス管は、新築の場合、既存のガス管があっても撤去し、道路から新規に引き込みます(電気も)。
手前に、穴の中に半分体を入れてるところが、新規にガス管を入れているところです。
奥で作業しているのは、古い配管の元を撤去しています。
敷地内に入れた配管と屋内配管を結び、ガスメーターを取り付けると、使用可能です(開栓してもらわないといけませんが)。
だいたい1日で施工します。
2013年08月16日
クロス張り
工事の後半、内装工事が始まりました。そうなるともう終わりかなと思うようになります。
また、仕上げに近い状態なので、お客様も見てわかりやすいでしょう。できたという実感がわくんじゃないでしょうか?
この写真では、もう貼り始めています。壁を貼っていますので、もう天井は貼っています。
このクロス工事が終わると、設備工事が入ります。
衛生設備機器(ユニットバス、システムキッチンは、この時点で設置されています)、空調機器(エアコン、換気扇)、照明器具です。しばらくは、この方たちが現場を陣取ります(笑)。
2013年08月09日
キッチン仕上げ
キッチン仕上げと言うか、使用できる状態にしているということです。
リフォームでも新築でも設備メーカーのシステムキッチンを設置することがほとんどだと思います。
たまには、大工とかが設置しますが、おおくは、キッチンメーカーから手配された専門業者が取付します。
でも、彼らは、設置までしかしません。ですから、見た目は完成していても使用できません。
そこで、設置後に水道、電気、ガス業者がそれぞれ配管を結びに来ます(IHの場合、ガス業者はありませんが)。
水道業者は、シンクの給水給湯及び排水の配管結び。浄水器、食洗機があれば各々の給排水の結び。
電気業者は、キッチンの吊戸棚下にある棚下の照明(やらないこともありますが)、換気扇のダクトと電源の結び。IHクッキングヒーター、食洗機やオーブンがあればその電源。
ガス業者は、ガスコンロやガスオーブンの配管結び(IHクッキングヒーターの場合はありません)。
各々が試運転をします。
写真は、水道業者がシンク下の給排水を結んでいるところです。
2013年08月06日
内部塗装
最近の住宅は、建材メーカーの造作材や建具を使うことが多いです。その利点は、コスト・時間短縮です。
それによって、塗装業者や建具業者の作業が少なくなりました。それがコストダウンなのですが、その技術がなくなってしまうのも、問題です。
全くなくなるとことはありませんが、少なくなっているのは事実です。
この現場でも、建材メーカーの材料が主流ですが、ところどころに塗装が必要なところがあります。
収納の引き出しや、天板。台所のカウンター、階段がらみ、吊戸棚など塗装し仕上げです。
塗装は、ペンキ、オイルステインなど好みやデザインで自由になります。
植物系の自然塗料もあります。
ここでは、なるべく素材を生かすため、着色はしません。
塗装しない事もありますが、よく触るところだと、手垢などで汚れてしまうので、もし木部で仕上がっているところがあれば、何らかのトス仕上げにした方がよいでしょう。
2013年08月01日
ボード貼り完了
内部の天井と壁の下地となる石膏ボードが貼終わりました。
この上から、ビニルクロスを貼ります。
ビニルクロスを貼る前とはいえ、ボ?ドを貼っただけでも、できてきた感じがします。
内部農空間が掴み取れるからでしょうか。
ボード貼りは、見た目単純な仕事ですが、凹凸にならないようにしたり、隙間を均等にしたり、材料が無駄にならないように、貼り分けたり、結構大変です。特に天井を貼るのは、苦労しています。
そんな作業もクロスを貼ると見えなくなってしまうのが、少し残念です。
2013年07月27日
TOTO新宿ショールームでイベント開催中
 
本日のみ 変わった便器や、カゴメの料理教室などいろいろあります。
来ていただいた方には、特典もあります。
ぜひ お越しください。
2013年07月26日
足場解体
ついに 足場が外れました。さっぱりして気持ちがいいもんです。
2013年07月24日
ラチスの塀
お隣との境に、土、水、草木が行かないように、塀を建てました。
その前もラチスだったのと、お客様がガーデニングが大好きなので、よくあるラチスにしました。
ただ、ラチスは、素通しなので水など抜けてしまいます。そこで、不燃材のボードを裏に貼りました。
これなら腐らないし、不燃にもなります。色もちょうど白が似合っているようです。
ラチスは、以前こちらで製作しましたが、コストがかかりすぎるので、お客様に断わって、ホームセンターで購入し加工しました。
既存のアルミフェンスに針金などで取り付けていますが、それでは不安なので、手前に鉄骨のアングルを控えに立てました。これも亜鉛メッキしてあるので、錆びません。
花壇の土留めも直して、完成。
その後、お客様が花を活けたり、ラチスを飾ったりして、ぐっと良くなりました。
こういった、外構関係は、お客様のアレンジでいくらでも変わります。
当社は、そのお手伝いといえるでしょう。
2013年07月23日
雨樋工事
 
建物で目立たないけど必要なのが、雨樋です。
これがないと、いつも雨が上から垂れてくる、嫌な思いをするのを避けるのもありますが、軒廻りの雨の侵入を防ぐための、大切な設備です。
また、雨樋が詰まってしまい、雨があふれて軒先が雨が侵入することもあるのでご注意を。
ここで、あまり見ることのできない、取付前の状態を載せます。
軒先に水平に取り付ける軒樋。それを請ける金具を取り付けています(写真上)。金具に糸が見えるのは、水平を決めるために張った水糸です。
それと、竪に地面までおろす竪樋を支える金具を取り付けている写真が下です。今は、支える部分が樹脂でできているものが多いです。
他に軒樋を竪樋に落とすための枡、角度を変えるエルボなどいくつか部材があります。
色も何種類かあるので、外装に合わせて選びます。
雨樋は、他にもデザインされたものもあるので、建物のデザインに合わせて選びましょう。
2013年07月19日
太陽光発電
  
これまでのブログでは、初めて掲載する工事です。
太陽光発電を採用して、工事をした物件は何件かあります。当社から発注したものや、お客様が自ら発注したものと様々です。
ここで、太陽光発電の事を書き始めたら、終わらなくなりますので、施工をご紹介します。
太陽光発電のメインとなる太陽光のパネルは、各メーカーから出ており、どのメーカーのものがいいかは、シュミレーションしてもらい見積するのがいいでしょう。
施工方法は、細かいことを除けば同じかと思います。
まず、パネルを取り付ける屋根面(通常南面)に、載せるパネルの位置を出します(写真上、赤い線)。
それから、パネルを受けると同時に、屋根に固定する金具を取り付けます。この部材や取付方法がメーカーによって、若干違います。いずれにしろ、屋根に穴をあけるので防水には、細心の注意を払います(写真中)。
最後にパネルを取り付けます(写真下)。あとは、このパネルから発生する電気を送る配線が、パネルから、建物内の配電盤に近い位置まで外壁を這わせます。
だいたい2日間で完了です。
2013年07月18日
外壁のコーキング
ここでのコーキング工事とは、サイディング材のジョイント部のコーキングです。
サイディング材は、長くても3mほど。どうしても途中でジョイントが出ます。また、窓廻り・換気口廻りなど開口部の周りにもコーキングをします。
ジョイント部は、わざと1センチほど隙間を作ります。開口部周りも1センチほど隙間があります。
その隙間にコーキング材を充填します。
まずは、テープ養生をします(余分なコーキングなどが外壁につかないように)。
それから、プライマーと言う接着剤を塗り込んで、コーキングを充填します。
コーキングは、サイディングメーカーのものを使用しますので、外壁と同じ色になります。
これで、雨水の侵入を防ぎますが、長年の経年変化が発生することも事実で、サイディング材のメンテナンスよりも、コーキング材の劣化によるメンテナンスが出てきます。
2013年07月17日
床暖房マット敷き込み
床暖房の暖房マットを敷き込んだ状態です。銀色のしーとがそのマットで、はめ込んであるのでシートのようですが、12?の厚みがあります。
その厚みの中にポリ架橋管と言う樹脂系のホースが、入っています。銀色の部分にしわのように見えるところがその管です。右上のところに、床下から同じ管が来ており、それと接続するところになっています。
ホースは、パネルを長手方向に入り、最後は接続部に戻ってきます。
床暖房マットの厚みがある分、その周りに同じ厚みの合板を貼っています(ダミーと言っています)。
この後に、フローリングを貼ります。
緑色の部分は、フローリングを止めるために木材が入っており、そこへフローリングを釘止めします。逆に緑以外のところに釘を打つと、床暖房がだめになります。
これは、なぜだめになるかと言うと、この管に外部に設置した熱源機で加熱されたお湯(不凍液)が、循環するからです。暖められたお湯が、機械から床下を通って、マットに入り、機械に戻りまた加熱されてくるという仕組みです。ですから、そこに釘を打つと水漏れを起こし、床暖房が故障します。
この床暖房は、東京ガスのTESというシステムで、給湯や浴槽の追い炊きもこの熱源機から、お湯を作り出します。
やや高価ですが、メンテナンスやランニングコストを考えるとお得かもしれません。
リフォームもできますので、一度ご相談ください。
2013年07月11日
板金工事
 
古いアパートで、流し台とガス台を交換しました。いわゆるブロック型キッチンと言う、システムキッチンに比べたら、安価で施工が簡単です。
また、そのキッチンに取り付く壁は、ほとんどがステンレス貼りです。もしくは、タイル張りです。
コストをかけずに交換したのですが、どうしても貼ってあるステンレスを痛めてしまったので、新たなステンレスを貼ってもらいました。
貼りつけるのには、基本的に速乾ボンドで張っています。細部の留め付けは、半田鏝で溶接します。
なかなか見ることのできない作業なのでアップしました。
おそらくこういった作業はなくなっていくでしょうし、できなくなるでしょう。
2013年07月10日
床張り
ここでは、フローリングを貼っています。もっともポピュラーな床材でしょう。
このフローリングは、合板フローリングで表面に特殊加工してあるので、傷などに強く、ワックスなしでも、清潔感を保てます。
価格、施工性、耐久性や清掃などを考えると、建材メーカーのフローリングがお勧めです。
他に、無垢のフローリングがあります。今は、通販やネットでも購入できます。
素材感など本来であれば、お勧めしたい床材です。ただ、価格面では、合板より高くなってしまいますし、あまり安価な無垢は、施工性や後の変化が心配です。
他には、アパートではよく見ますが、クッションフロアと言うビニルのシート。
価格は高いですがタイルやコルク、絨毯です。
それぞれにメリット、デメリットありますから、よく検討しましょう。
外壁・サイディング工事
水切りが終わると、サイディングを下から張り上げていきます。
サイディングは、ジョイントが実式になっているので、どこからでも適当に張るわけにはいきません
。
サイディングの長さは、どのメーカーもほぼ3m。だから、長い外壁面には、ジョイントが出てきます。
そこには、コーキングを詰めます(外壁と同じ色のコーキングが純正品であります)。また、窓回りや換気扇の周りなどもコーキングを打ちます。
2013年07月09日
水切り工事
外壁の工事に入りました。ここでは、セメント系のサイディング材を横張にします。
まずは、壁の一番下に水切りを入れます。これは、サイディングメーカーの純正品で、通気用になっていて、水切り下から空気が入るような穴があります。
水切りを水平に建物外周にすべて設置します。
それから、サイディングを下から張り上げていきます。
2013年07月05日
壁の断熱材
外部からの暑さ寒さを防ぎ、空調の効率を良くする。そのためにも断熱材は欠かせません。
省エネが非常に関心が高まり、家の気密性、断熱性もその対象となってきました。また、以前は、施工者や設計者側の考えで入れていた断熱材も、国等からの指針である一定以上の性能をもった断熱材を使用しなければいけなくなりました。
ここで入れている壁の断熱材の厚みも105?あります。施工上は、ちょっと大変になりましたが、家の性能を良くするためには、やらなければいけません。
隙間なく材と材の間に入れて、しっかり固定しています。
断熱材は、一般的なグラスウールを使用していますが、セルロースファイバーと言った古紙を再生した断熱材や、ウレタンの吹付など種類は増えています。
防虫材
青く横に入っている部材が、防虫材です。
ここは、通気層にあたるところで、垂直に入っている材木が、サイディング材を止める桟です。この桟の厚み(25?)が通期の層の厚みになります。
基礎上あたりから、空が入り、この通気層を上昇していくようになります。その空間があることで、ネズミやもしくは虫が侵入してしまうかもしれません。そこで、この防虫材を入れますが、これは、蜂の巣の様な穴が開いていて、空気は通すが、大きめの虫やネズミは通さない仕組みです。
ベランダの防水
ベランダの下地ができたら、防水工事です。ここでは、FRP防水と言う工法です。
もっぱら当社では、大小にかかわらず、FRP防水が多いです(既存の修正の場合は、その防水に合わせることもあります)。
グラスファイバー製のシートを敷き込み、プライマーを塗り込んで下地とよく接着させます。
それから、中塗り上塗りと言う形で仕上げていきます。
ボートの様な小舟の底と同じです。もし、周りの骨組みをなくすと、防水だけがそのままの形状で残るでしょう。
完成すると表面が固くなっています。滑らないように若干ざらざらしています。
屋根も完成し、防水もできたので安心して中の作業ができます。
今度は、外壁工事です。
ユニットバス据え付け
新築、リフォームに限らず、浴室は今やユニットバスが主流になりました。
浴室と言う箱と言ってもいいでしょう。そのために、既存の浴室より若干狭くなると言うデメリットはあります。
ただ、おすすめしているのは、製品なので価格がわかりやすい。よほどでない限り水漏れの心配はない。機能やデザインが充実して選択できる。保温性がよい。掃除がしやすい。ユニットバスそのものの組立は1日でできてしまう。等メリットが多いです。
新築の場合、いち早く完成するのがこのユニットバスです。
ユニットとはいえ、現場で組み立てますから、周りができてしまう前に(当然雨などが入らない状態)設置します。極端にいうと、これに水道と電気がつながれば使用できます。
箱のようなものなので、写真のように床のパネルから設置し、壁のパネルを立てて、天井を載せて、あとは浴槽など設備を取り付けていきます。
2013年07月04日
窓廻りの気密工事
アルミサッシを取り付けたら、その内側に木枠(窓枠)をつけます。
その前にサッシ廻りに発砲ウレタンを注入しています。
これは、窓回りの気密性を高めるためです。窓を取り付ける時に、どうしてもその開口には隙間ができます。その隙間から外部の熱・湿気が侵入するかもしれませんので、そこにウレタン材を注入しています。これで内部結露を防ぎます。
2013年07月03日
ベランダの床下地
この現場では、2階にベランダがついています。
木造なので骨組みも木造ですが、もっとも雨がたまるところなので、防水などに気をつけなければいけません。
ベランダの雨の跳ね返りやたまってしまった場合を考えて、窓の下から、ベランダの床は12?以上離さなければいけません。
当然防水工事を施します。ここでは、FRP防水を採用しています。
その下地の段階ですが、床とその立ち上がり30?ぐらいまでに、不燃材を貼ります。木造のままですと、いかに防水をしても、浸透してしまった場合に腐食してしまう恐れもあります。また、ベランダの壁は、防水シートで巻き込み、その上にサイディング材を貼ります。
個の下地は、防水と同時に火災時にベランダが燃焼しないための処置でもあります。また、この下には構造用合板12?も貼ってあります。
排水も防水メーカー専用の樹脂製品を使います。
2013年06月29日
屋根断熱
 
間違えて、大きな写真にしてしまいました。直そうと思ったけど、どうだ!って感じでそのままにします。
いわゆるグラスウールと言う素材の断熱材です。ずいぶん前から使われている、木造住宅の断熱材では、ポピュラー。
ただ、その厚み、密度は多様にわたっており、暗にに何でもいいというわけにはいかなくなりました。
薄ければ、断熱効果も薄くなりますし、密度がないとやはり性能も落ちます。
屋根の場合、最も日差しの当たる劣悪な環境となる場所です。(小屋裏のある方は、よくお判りでしょう)。
そのため、断熱材も性能が問われます。屋根は、割と懐が大きいので、厚みのある断熱材が入れられます。
そこで、写真のように2種類の断熱材を組み合わせて、断熱性能を上げています。ちょうど、屋根垂木の厚みに合うように、100?と50?の厚みの断熱材を入れています。
薄い方は、密度を上げて、断熱性能を上げています。
完全に熱を入れないというわけにはいきませんが、換気扇と組み合わせて、断熱性能を確保しています。
2013年06月27日
壁の通気
壁に透湿防水シートを貼り終えたら、通気の桟を打ちます。この桟は、次に来る外装材(サイディング)の下地になります。そして、この桟の厚み分が通気層になります。
この桟は、厚みが25?あります。桟の下より地上で温められた空気が、上がっていき、屋根の通気層につながり、屋根の棟から排気する仕組みです。これは、自然の空気の流れのみで行われます。
壁や屋根に通気をすることによって、外部の熱や冷気の侵入を防ぎます。
断熱材に個の通気層を取ることによって、非常に断熱性の高い家になります。
また、この桟の厚みを薄くしても、効果はありません。
ただ、それだけ外壁が外に出てくるので、周囲との空きを考えた方がよいでしょう。
2013年06月25日
屋根葺き工事
雨の合間を縫って、屋根葺き工事。これで、少し落ち着ける・・・。
カラーベストコロニアルと言う、屋根材を葺いています。色、形状何種かあり(価格も違いますが)、選べます。
平たい板で、水平方向に並べていき、下から順番に重ねていきます。
もっともポピュラーな屋根材と言えるでしょう。
屋根の端と棟(一番上)は、カラー鋼板でおさめます。棟は、屋根の通気の出口になるので、専用の換気棟材を取り付けます。
2013年06月24日
透湿防水シート
建物の外壁にあたる面に、構造用の合板を全て貼ります。木造は、柱や梁など角材で構成されているわけですが、水平方向などにかかる力に抵抗するために筋交いを入れます。
しかし、その筋交いだけでは構造耐力上、不足することもあり、それを補うために構造用合板を貼りますが、一部だけ貼っても、次の工事で困るので、全面に貼ります。
あくまでも構造耐力上貼るのですが、それだけでない施工上の利便性があります。
写真のように、雨水の侵入を防ぐために、防水のシートを全面に貼ります。この下地としてあると便利なのです。また、どのような外装材にしても下地として釘などが利きます。
さらに、通気胴縁を打つ時の下地にもなります。
さて、この防水シートも、それだけの効果だけでなく、湿気を防ぎ、内部の湿気を出すと言う機能を持っています。
通気胴縁をやって、外装材との間に通気層を設けるので、湿気のある空気が通っても、内部に侵入することはありません。
シートは、上に重なるように貼っていきます。重ね部分から湿気が入らないように専用のテープで留めます。
また、穴が開いた場合も、テープやコーキングでふさぎます。
これで、気密性と防湿を高めます。と、同時に防水の役割も担っています。
2013年06月18日
屋根フェルト敷
屋根の構造用合板を貼れば、次に屋根葺き工事ですが、その下地としてフェルトと言う防水シートを貼ります。屋根材から侵入した雨が建物内に入らないようにするためのものです。
これを貼っているだけでも、基本的に雨は吹き込んできません。
この上に屋根材を葺いていきます。
給湯器交換
エアコンや給湯器など設備機器類は、どうしてもその機械の耐久年数があります。
一度も故障せず、かなりの年数を使用できることもあります。
故障した場合、当然修理が必要となります。メーカーの保証期間内であれば、無料で修理が可能です。
設置して3から5年ほどぐらいでしたらば、修理をした方がよいと思いますが、10年近く経過している場合、その機種が生産されていなかったり、部品供給できなかったりすることもあります。
また、よくあることは、修理を依頼すると故障したところは直しますが、すべてを点検修理するわけではなく、場合によっては、すぐにほかの部品が故障してしまうこともあります。
最初の故障は、修理で構いませんが、あまり続くと交換と変わらない費用が掛かります。
できれば、7から10年を目安に故障が出てきたら、交換をお勧めします。
機種も新しくなり、商品としての性能もよくなっていることが多いです。
門扉取付
木戸が腐ってしまって、交換することになり、メンテナンスの少ないアルミ製の門扉に交換しています。
アルミ製の場合、アルミサッシメーカーの門扉を良く使用していますが、寸法に規格サイズがあり、場所によっては、特注になってしまうこともあります。
そうなると、木や鉄で作った方が早い場合もありますが、上記のようにメンテナンスは必要となります。
2013年06月15日
構造用金物いろいろ
 
阪神大震災以降、木造の住宅も構造の見直しがされて、昔ながらの接合や釘で持たせるということはなくなりました。
基礎から建物が動かないよう、土台と基礎をつなげるアンカーボルトは以前から取り付けていましたが、基礎と柱をつなげるアンカーボルトも入れるようになりました。
それをホールダウン金物で柱に留めます(写真上)。土台と基礎をつなげるアンカーボルトは、座金やナットで締め付けますが(写真下)、ホールダウン金物は、専用のビスで柱に留めます。
すべての柱に取り付けるわけではなく、荷重のかかり方による計算で、位置が決まります。また、その強度も変わります。
また、ポピュラーな構造材として、筋違と言う柱と柱の間を斜めに取り付ける材木があります。
この筋違も強度によっては、X型に入れたり、太くします。
その筋違は、柱・土台・梁と必ず接合されていなければなりません。それも、今は、釘ではなく、専用の金物があります(写真下)。
筋違は、建物の倒れやゆがみを防ぐ重要な部材です。それが、地震で簡単に外れないように、金物を使うようになりました。
このように、今は、金物で確実に固めていくので、非常に耐力は、強くなっています。
2013年06月12日
屋根防水シートと通気層
梅雨の時期に当たり、外の工事も難しくなりました。
それでも、雨の合間を見て、屋根下地を作っています。
屋根を支える垂木と言う部材が打ち終わったら、屋根用の構造用合板を貼ります。屋根の剛性を強めるのとともに、屋根材の下地になります。
その屋根下地に、透湿防水シートを貼ります。雨漏りがした場合、このシートで雨水の侵入を防ぎます。
さらに、当社では、この屋根下地に通気層を設けています。シートの上に角材が屋根垂木と同じ間隔で打ち付けてあります。この部材の厚み分が、通気層の厚さとなります。
壁にも通気層を設けるので、その通気がこの屋根の通気層を通って、棟から抜けるようになります。
空気が通るので、湿気対策としてもこのシートは必要になります。
通気層を設けるのは。アルミサッシのペアガラスと同じで、空気の層が外部の熱を遮断したり、内部の熱を逃がさないようにするのです。
もちろん、断熱材は入れますが、さらにその性能を上げているのです。
個の通気層の上にもう一度合板を貼って、屋根葺き工事になります。
2013年06月10日
東京ガスショールーム
本日は、東京ガスの新宿ショールームで、エネファームの講習会に行きました。
過去に1度採用したことはあります。
ガスによる自家発電で、CMも行っているから見たことあるのではないでしょうか。
機械も大きかったのですが、少しコンパクトになりました。発電も以前に比べたら、多くなっており、期待できる商品です。きんがくがまだまだですが、補助金もあるので、床暖房と考えていたら、いいかもしれません。
本当は写真撮影は、いけなかったのに撮ってしまいました。
ガスコンロ、給湯器など現物が展示してあって、体感もできます。床暖房も体験できるので、興味のある方は、ぜひ見に行ってください。
お料理教室などもあるので、まずは、当社に一方ご連絡ください。
屋根垂木掛け
さて、上棟と言う一大イベントが終わって、これから完成に向けて、頑張る日々が始まります。
まずは、屋根から作っていきます。当たり前ですが、ビルでない限り、上から作っていきます。
屋根があれば、多少の雨でも仕事ができます。
垂木は、屋根材を受ける骨組で、最近は、2×4住宅でよく使われるSPFの2×6を垂木にしています。
乾燥していて、強度もあるからです。
それらを貼り材の上に約45センチ間隔で並べて、釘で留めていきます。
背が高いので、転び止めとして垂木と垂木の間に同じ材を中間ぐらいに入れます。
垂木を止めたら、その上に屋根材の下地となる野地板(構造用合板)を貼ります。
2013年06月08日
本日上棟
土台を据え付け、準備が整い、いよいよ上棟です。
現場の状況にもよりますが、レッカー車と言って、クレーンのついたトラックが来て、材料を運び、大工さんたちが組み上げていきます。問題がなければ、1日で組み上げます。
天気も良く、とてもいい上棟になりました。
ユニットバス組立
一般的になっているユニットバス。衛生設備機器メーカーが、多様な商品を出しています。
いずれも、ほぼ1日で組み上げてしまい、段取りよければ、組立後の翌日には、使用することができます。
ユニットバスは、床、壁、天井がパネルになっていて、床を設置し(写真の奥の方)、壁のパネルに窓の開口を加工したり、手すりなどの下地を取り付け(写真手前)た後、床パネルの上に壁パネルを設置。それから、天井を取り付け。
浴槽を据え付けた後、水栓金具や換気扇、窓枠を取り付けます。
以上の工事をほぼ1日で行います。
リフォームの場合、既存の浴室を解体してからの設置になります。解体に1日。ユニットバス設置のための配管、土間コンクリート打ちなどに1日。
但し、解体後の浴室は、たいてい腐食していたり、シロアリにやられていることが多いので、その修復にもう少し時間がかかることもあります。
2013年06月06日
材料搬入と準備
専攻の足場も組終わり、土台も据え付け終わったので、材木を現場に搬入しました。
ただ持ち込むだけでなく、当日速やかに上棟できるよう、整理して置いていきます。
今回は、施工しませんでしたが、周りの先行足場を組む前に、水道業者が排水管を先行して、建物周囲に配管することもあります。
2013年06月05日
足場掛け
建てる前に、先行で 足場を掛けています。上棟の時作業が、安全に出来ることと 上棟後に足場を掛けるのが大変になるからです。
2013年06月03日
土台据え付け
 
上棟前に、まずは土台の据え付け。土台がなければ、家は建ちません。
事前に長さや継手の加工などは済ませているので、基本的には据え付けるだけですが、そんなに簡単ではありません。
まずは、基礎工事前に設置した「やり方(基礎の周囲にあるもの)」から、建物の芯を基礎に写し込みます(写真上)。
「やり方」は、これで用が済み、撤去します。
芯の墨を写したら、基礎が直角やまっすぐか確認します。
また、基礎からアンカーボルタがたくさん出ているので、それを通すように土台に穴をあけます。
先ほど出した芯を土台に写して位置出しをします。このあたりの作業が、手間がかかります。
あとは、土台を据え付けていきます(写真下)。
2013年06月01日
展示会見学
 
衛生設備及び管材の展示会で 新商品勉強中。
それにしても、たくさんあります。
基礎工事・型枠外し
コンクリートが固まり、型枠を撤去。基礎の完成です。次は、いよいよ上棟の段取りです。
2013年05月28日
基礎工事・レベル調整
基礎の立ち上がりのコンクリートを打ち終わったら、あとは、しばらく養生です。
その際、天端のレベルを調整します。コンクリートを打って、鏝で均す程度なので、あまり平坦でないことから、レベラーと言うモルタルのような調整材料を薄く流します。
水平を決めるためにレーザーで、基礎の各ポイントを細かく測り、それに合うように調整財を流し込みます。写真は、れーぜーで各ポイントを測っているところです。
基礎工事・立ち上がりのコンクリート
型枠を建てたら、立ち上がりのコンクリートを打ちます。
土間の時と同じで、最初に試験用のサンプルを採取して、その後打ち込みます。
やはり、ポンプ車を使います。コンクリートの量は、土間に比べると少ないですが、枠の中に入れていくので、時間はかかります。
打ち込んだら、鏝で表面を平らに均します。
2013年05月25日
木のバザーもやってます
商店街のイベントに合わせて、当社も恒例の「木のバザー」を開催。
もう何回目か忘れました。朝市と合わせて、どちらも盛況でよかったです。
本日朝市
奥沢駅近く 奥沢銀座会主催 豊島工務店も朝市に参加中です!
新鮮な魚や野菜を100円均一で販売。朝も4時半から、市場に買い出し。
しかし、仕事でもこんなに早くやらないのに・・・・。
2013年05月24日
塀と門扉
小さな門扉を取り付けました。
隣地との間にブロックの塀を作り、その間にできた空間に門扉を取り付けました。
あけたままでは不用心と言うことからです。
幅が、60センチにも満たない空間で、門扉も特注にしようかと思いましたが、親子扉の子扉を使えばそのままでいけることがわかり、利用しました。予算の問題から一番安価な門扉にしましたが、簡単な鍵もついています。
色も建物のサッシや、既存の門扉に合わせて白にしました。
狭いですが、通り抜けは容易にできます。
これで、ここのお宅では、給湯器やエアコンのメンテナンスがしやすくまりました。
また、地盤は防犯上から、砂利敷きにしました。
基礎工事・型枠
土間の基礎が打ち終わり、今度は、立ち上がりの基礎の型枠入れです。
土間の上に墨出しをして、それに合わせて、型枠を立てていきます。
以前も載せましたが、型枠の大きさは何種類かあり、それらを組み合わせていきます。また、スライドして伸縮する型枠もあるので、建物の大きさに左右されることはありません。
型枠を組み終えたら、今度は、立ち上がりのコンクリートを打ちます。
2013年05月23日
基礎工事・コンクリート打ち
鉄筋ができたら、コンクリートを打ち込みます。
今や、コンクリートを手で運んで、打ち込むという作業は、よほど小規模でないとないでしょう。
必ず、ポンプ車が来ます。
生コン車(コンクリートを運搬するトラック、ミキサー車)から、ポンプ車にコンクリートを流し込むと、圧力でコンクリートを流し込みます。
ホースのようになっているので、自由に打ち込むことができます。
打ち込みながら、大きな鏝や、トンボと呼ばれる均しの道具で、表面を平らにしていきます。
ここでは、土間だけを打ち込み、乾いたら、内部の型枠を建てて、立ち上がりのコンクリートを打ちます。
コンクリート試験
 
基礎のコンクリートを打ち込む際に、そのコンクリートが適正な強度があるかどうか、試験を行います。その試験は、現場で行います。
コンクリートの工場で自主検査をする場合もありますが、役所などに提出するような場合は、公的な機関でないといけません。
コンクリートを運んできた車から、無作為にコンクリートを抽出します。
それから、サンプルを取出し、会社に持ち帰り、圧縮してつぶす検査をします。検査日は、この日より1週間ごと4週間後に行います。その時出た数値が、適正でないとそのコンクリートの品質は、合格とならず、最悪やり直しとなります。下の写真の左側6個の円柱がその試験体です。
まず、やり直したことはないですし、1週間で強度が出ている時もあります。
それから、コンクリート内にある塩素など成分も工場で計測します。
右側にあるコンクリートの山(「未知との遭遇」にでてくる山のような)が、当日に計測するもので、打ち込み時のコンクリートの固さを測ります。今は、18センチで適正です。
簡単に言うと、これより低ければ、水分が多くコンクリートとして柔らかすぎで、?いと固すぎで、打ち込んで、基礎の中にちゃんとコンクリートがいきわたらない可能性があります。
もっと、専門的なことはありますが、簡単に説明しました。
2013年05月22日
アンカーボルト入
基礎の鉄筋に金色のステッキみたいなものが、取り付いていますが、それがアンカーボルトです。
このアンカーボルトも2種類あります。長さ、太さはもちろんですが、土台と基礎を固定するアンカーボルトと、柱と基礎を固定するホールダウンです。太くて長いのがホールダウンです。
基礎より上の躯体を基礎から動かないようにするために、アンカーボルトは入っていますが、さらに強固にするのがホールダウンです。
どのように柱や土台に取り付くのかは、上部が出来上がった時にアップします。
昔は、基礎のコンクリートを打ち込むときに、手で差し込んでいましたが、今は、結束線などで先に固定します。
アンカーボルトが、真ん中に入っていなくいとか、上に飛び出すぎているとか、下に下がりすぎているとかを防止するためです。せっかく入れても、ちゃんと固定できなければ、意味はありません。
取り付ける場所や大きさは、現場での判断の時もありますが、設計図に記されています。
設計も適当な位置に入れているわけではなく、バランスよく適正な場所に入れています。
このあたりは、説明が長くなるので、割愛しますが、強度上必要な場所に入れています。
2013年05月18日
インターホン工事
 
アパートにインターホンを取り付ける工事です。
現状は、チャイムで、来訪者と居住者が会話できない、防犯などの点で交換することになりました。
写真では、ちょうどチャイムの下にスイッチがあり、チャイムの電源がスイッチから経由していることから、簡易にできました。
スイッチの上に新たにインターホン用の穴をあけ、配線は、何とか既存の穴を利用しました。
これは、うまくいった場合で、チャイムでも電池式の場合は、電気が来ていないので、近くのコンセントなどから、分配していきます。距離があったり、建物の構造上の問題から、配線も露出になってしまうことがほとんどです。
現状が、インターホンでその交換の場合は、器具を交換だけで済みます。
今のインターホンは、録画機能があったり防犯性にも優れているので、お勧めします。
基礎工事・鉄筋の配給検査
鉄筋が組み終わり、コンクリートを打つ手配に入りますが、その前に、ちゃんと鉄筋が図面通りに組まれているか、検査します。この写真でいう検査は、当社の行う自主検査であり、同時に設計事務所に検査も合わせて行ってもらいました。
自主検査は、当たり前のことですが、当然自分たちで見ると甘くなってしまうものです。そこで、第3者の目で見てもらいます。
ただ、設計事務所も、もし現場監理まで請け負っている場合は、施工者側の意図にかかわらず、義務上、検査を行います。
ここでは、大きな問題なく、検査は完了しましたが、このあと、瑕疵保険による基礎配筋検査が行われます。また、行政の検査が行われることもあります。ここでは、木造2階建てで、世田谷区なので、行政の検査はありません。
2013年05月17日
高圧洗浄
建物の外装の時に、塗装業者が足場をかけた後にまずやる作業です。
塗装する対象物を、高圧洗浄できれいにします。きれいにするだけでなく、塗装がきれいに塗れるようにと言うのもあります。
ここでやっているのは、道路から玄関までのアプローチが泥で汚れたので、きれいにしてほしいとのことで、当社が所有する洗浄機で洗っているところです。
けっこうきれいになりました。
この洗浄機は、ホームセンターで売っているもので、塗装業者の持っている機械に比べると、圧力が弱いです。本物は、外壁や屋根の表面が浮いているような状態だと、飛ばしてしまうそうです。また、簡易に取り付けたものだと壊してしまうこともあるとか。
塗装業者の洗浄機は、圧力の強弱はできます。リース業者で借りていることもあるようです。
なかなか高圧洗浄の写真は、撮りにくいので、状態は違いますが、参考に載せました。
ブロック塀工事
隣地を一部、購入して古い塀を撤去し、新しくブロック塀を建てました。
目隠しや境界をわかりやすくという意味になります。
塀の種類は、デザイン素材とも様々なので、これと言ったものはありませんが、目的を考えて、それに合った塀にすることです。
ブロック塀は、その中でもポピュラーな方法です。ここでは、重量ブロックと言う思いブロックを使っています。軽量ブロックと言うのもありますが、強度を考えると重量です。特に、背の高い塀ならなおさらです。
ただ、ブロックの場合、この上から、吹付け塗装、タイル、モルタルが塗れますので、予算に応じて、考えてみましょう(この現場では、ブロックのままです)。
2013年05月16日
基礎工事・鉄筋配筋
基礎の中の鉄筋を組み立てています。
コンクリートも大切ですが、この鉄筋もとても重要です。
コンクリートの固さ、強度を維持するのもこの鉄筋次第です。
2階建て住宅ですと、鉄筋の太さは、10?や13?が多いです。太ければ、それなりに強度は増しますが、鉄筋の太さや量によって、コンクリートが少なくなったり、打ち込んだ時に全体にコンクリートがいきわたらないことも起こります。
設計基準と言うのがあり、基本的には、それに倣うことが多いです。感覚で、鉄筋を入れているわけではありません。
当然、鉄筋が組み終わると、配筋検査があります(すべてではありませんが)。
それに合格して、コンクリートを打ち込みます。
2013年05月14日
クリナップ工場見学
2日間にわたって いわき市のクリナップの工場見学です
2013年05月13日
基礎工事・型枠入れ
鉄筋の配筋前に外周部の型枠を入れていきます(写真はまだ並べたままですが)。
これを見ると建物の平面的な大きさはわかるでしょう。
コンクリート止めと言ってもいいかもしれません。
型枠は、鉄板製のもが一般になっています。高さも基礎の高さに応じて種類があります。
このパネルは伸縮するようになっており、型枠の長さを調整できます。
他に型枠として、コンクリートの型枠用の合板を使うこともあります。斜めなど鉄板製ではできないときは、合板で型枠にします。
これらの型枠は、並べるだけでなくお互いを金具で固定し、土間面も固定します。
また、コンクリートを打ち込むときの圧力で型枠が倒れないよう、外部に木やパイプでサポートもします。
型枠を並べ終えたら、鉄筋を配筋します。
2013年05月09日
洗濯パン工事
古いアパートの場合、ほとんど洗濯機をベランダなど外部に設置することが多いです。
ところが、雨などによって、外部で洗濯機を使用できないので、内部に置く傾向になっています。
漏水防止を兼ねて、洗濯パンと言う洗濯機受けの台を置きます。
基礎工事・捨てコンクリート
鉄筋の工事を始める前に、捨てコンクリートを打ちます。「捨て」と言う言葉が、よくありませんが、
今後の工事の準備段階といえばいいのでしょうか。このコンクリートが乾くと、それに墨出しをして、基礎の型枠を立てていきます。
それと、基礎の鉄筋が外部よりあるきめられた寸法以上に、入っていなければいけません。
かぶり厚と言うのですが、その距離を保つために一度捨てコンクリートを打ちます。
だから、大事なコンクリートなのですが、見えなくなるので、捨てコンクリートと言うのでしょう。
2013年05月08日
基礎工事・気密シート張り
砕石を突き固めたら、その上にシート敷きます。これを必ずやるかどうかは、業者によって違うかもしれませんが、当社の場合、湿気止め対策として、シートを敷きます。
このシートは、その専用のシートで、地盤面から上がってくる湿気を防ぎます。
この上に基礎のコンクリートを打つので、直接湿気が伝わることはありませんが、コンクリート自体も湿気を通すので、このシートを敷きます。
このあとは、下地のコンクリートを打って、鉄筋を組み立てます。
基礎工事・突き固め
砕石を敷き詰めたら、これを突き固めます。地盤を固めるのが目的です。また、これで砕石がより地盤に食い込み、基礎強くします。
昔は、手で突いていたんでしょうが、今は、専用の機械があって、細かく何度も突き固めます。
この機械は重く、おまけに振動で勝手に動いてしますんで、私にはコントロールが難しいです。
基礎工事・砕石敷き
基礎の形状通り、一定の深さに掘り終えると、基礎がより地盤に食いつくためと沈下を防ぐために、掘ったところに砕石を敷きます。
基礎下にはすべて敷き詰めます。
2013年05月02日
根切り工事
基礎は、土の上に載っているのではなく、設定された寸法だけ潜っています。
また、基礎のコンクリートの下には、砕石を敷き詰めて固めます。そのためにも掘るので、出来上がりより深く掘っていますから、知らないで見るとびっくりする人もいます。
また、基礎の幅よりも大きく掘るので、大きい建物に見えてしまうこともあるようです。
掘るのには、機械を使いますから、早く掘ることができます。
出てきた土は、基本的には処分。敷地の中で低いところがあればそこへ持っていきますが、たいてい処分します。土は、掘ると結構な量になるのです。
奥の方で砕石を少し撒いていますが、最終的にはすべて撒きます。それから突き固めます。
2013年04月27日
やり方出し
建物を建てる前に行う、大事な作業です。
建物の位置出しと地盤面の高さの設定。基礎を作るための、建物の芯出し。
すべてにおいて、完成する建物にかかわることで、ここでいいかげんだと、途中でいろいろ支障が出ます。
何度も紹介してますから、過去のブログを見ていただいても同じことが書いてあります。
非常に文章では説明しにくい作業です。
写真のように建物の外周に、柵のように囲っている現場を見たことがあるのではないでしょうか?
あの横板に、建物の通り芯が書き込まれています。通り芯と言うのは、柱の芯。部屋の間仕切り位置など、主要となるラインが出ているのです。また、道路や敷地境界から測定し、その位置を出していますので、先にも書いたように、建物が敷地のどこに建つのかがこれでわかります。
建物の高さもここから決まります。法規上においても、敷地の地盤面を設定しなければいけません。その地盤面から、建物の高さを出します。そこで、最高の高さ、北側斜線などがわかります。
柵の様なものの横板の上橋が基準の位置で、そこからレベルを出しています。
文章や口頭で説明するのが難しいので、ぜひ現場で見てほしいですね。
この作業、早くても半日は掛かります。何をやっているのかなと思ったら、結構重要なことなので、機会があったら見てみましょう。
地鎮祭
ある意味、立てる前に行う最も重要な作業かもしれません。
近代的な設備や技術を使う建設業界において、他になく宗教的なものが入り、それが伝統的に残っている。お相撲の様な世界です。
地鎮祭は、建築上の安全、施主も含めた、それにかかわる人々の繁栄などをお祈りするものですが、土地の神様にこれから建築しますという、お伺いを立てるという意味でもあります。
黙って、工事すると神様に怒られる、なんてことはあるかどうかは別として、やらないで何かあったら、やっとけばよかったというものです。
神様の存在を信じるとかではなく、土地など自然に神様が存在するという日本人独特の考え方が、今でも残されており、その精神は、大事なものだと思います。
まぁ、勝手に建てたら、まずは行政に怒られますけどね(笑)。
2013年04月22日
仮設電気
水道は、解体時に残しているので、工事にはすぐに使用できるようにしています。
電気は、解体時に撤去してしまうので、現場に電気はありません。
電気がないと今の時代、工事は不可能です。
そこで、工事用の電気を引き込みます。更地なので、引き込む場所はないので、写真用に電柱を立てます。ここに、電線から電気を引き込みます。電柱には、ブレーカーとコンセントを取り付けます。
使用電力は、せいぜい30A。これで、完成まで電気を使います。この電気は、工務店が支払います。
地盤の調査
解体が済み、整地されてから、地盤調査に入ります。
地盤調査は、今や、もう当たり前のこととなってしまいました。
平屋で規模の小さい家とか。明らかに地盤が悪いようにみえないなど、確定した証拠があれば、調査はしませんが、判断できないような状態であれば、地盤調査はした方がよいでしょう。
住宅瑕疵担保でも書類として、必要なこともあります。
ここでは、スウェーデン式といって、比較的簡易で安価な方法で行いました。
写真のような機械を使います。計るポイントは、5カ所前後。
槍のような金属の棒を、圧力をかけて、差していきます。その圧力と棒が入っていく深度を計測し、地盤の強弱をデータとして出します。
かなり悪い地盤ですと、データを見なくても現場で見るだけでもわかります。棒が何の抵抗もなく、簡単に入ってしまうのです。さらに、棒を引き抜く際に、水やヘドロの様なものも出ることがあります。
逆に良い場合は、なかなか棒が入っていきません。時間もかかります。
現場の土が赤土だと、そういった強い状態になります。解体時に見ていると赤土が出てくると、大丈夫かなと思ったりします。
見た目で判断してはいけませんが、目安にはなります。
データが出てきたら、そのデータを建築士(設計士)に見てもらい、判断します。調査会社からも所見が出ますので、その内容に沿った対応をします。
悪い場合、何らかの処置をしないといけないので、結果が怖いときがあります。
2013年04月20日
解体完了
作る方側としては、解体が終わり更地になると、さぁ建てるぞ!と思う。たぶん、みんなもそうだと思うんですが。
解体業者さんとしては、写真のようにきれいに整地された状態を見て、達成感があるそうです。確かにここまでが彼らの仕事なんですけど。いかにきれいに整地できているかを、気にしているそうです。
でも、汚れて、疲れる仕事をして、間違いなく近所からの苦情を気にしながら、の大変な仕事です。
我々のように残すものはなく、なくす仕事です。成果がわからなくなってしまうのも、ちょっとかわいそうです。もう少し、暖かい目で見てあげるべきでしょう。彼らがいるから、新しいものが作れるのですから。
2013年04月17日
天井工事
中山競馬場内にあるレストランの厨房で天井工事をしました。
ここでの天井材の骨となる下地材は、軽量の金属材です。使う部材の種類も決まっています。
こういった公共施設、ビルなどは、木材で施工することは少ないです。多くは、防火上の問題からです。また、こういった材料の一つ一つは、木材より安価です。
通常、私どもでは、この材料を使ての施工はしません。ただ、今回、面積も小さく、比較的施工も簡易だったので、当社で施工しました。
天井裏のコンクリートの躯体にアンカーボルトを打ち込み、全ねじタイプのボルトで金属の骨組みを吊ります。骨の構成は、木材でやる場合と変わりません。
それから、その骨材に不燃材のボードを貼ります。
あとは、塗装で仕上げます。
2013年04月15日
浴室の改装
マンションの浴室のリフォームです。従来の通り、浴槽を交換して、新しくタイルを貼る工事です。
いつもなら、ユニットバスをお薦めして、それに交換するのですが、高さ、平面寸法、すべて当てはまらず、特注になってしまいます。
そのため、従来通りの工事になりました。
すべて解体して、コンクリートの状態にします。それから、防水、モルタル下地、タイル張り、その間に水道の配管。浴室のドアも交換します。
この写真は、タイルを貼る直前の状態です。
錆落し
ただいま行っている外装工事の中に、既存の門扉の塗り替えも入っています。
これは、鉄製の門扉で、だいぶ錆が来ていました。
取り替えないということで、もう一度塗るのですが、そのまま塗ったのでは、すぐに塗装がはがれます。まずは、カッターのような刃物で、はがれかけた塗料や錆を削り落としていきます。
ただ、完璧に落としきれないので、この後、錆止めの塗料を塗ります。
2013年04月13日
解体中
解体用の足場をかけてから、3日目。すっかり建物はなくなりました。
重機のおかげとは思いますが、それにしても早い。
ただ、これからは、基礎を撤去します。よほど古くて、簡易的でない限り、この基礎を壊すのが大変です。音も振動も出ます。それから、地盤を整地します。あと、ここでは井戸、浄水漕、塀など付属の撤去があります。
2013年04月10日
外装の足場掛
 
建物外部の塗装工事が始まります。
先に行うのは、足場の組立です。単管で足場を廻りに組み立てます。
これは、何度も紹介してきた工事なのでこの辺で。
下の写真で、真新しい骨組み(庭の庇です)が見えています。
これは、足場の前に骨組みをやりかえた後です。
これには、ビニルの波板が貼ってありましたが、今回の塗装工事で足場の邪魔になるため撤去しました。足場のためでもありますが、塗装するためでもあります。波板が貼ってあると、波板を受ける材料が塗れないためです。それだけでなく、ここでは骨組みが腐食していました。そこで、足場前に波板を撤去し、骨組みをやりかえました。
塗装工事が済んで足場を撤去したら、波板を貼ります。
解体工事の始まり
解体工事が始まりました。現場に行ったらもう職人さんが、始めていました(すみません)。
まずは、中にある残留物の処分、建具や畳、設備機器など簡単に取れるものから撤去して、搬出しています。
一方、外部では、物置や植木を撤去し、周りを広くしています。おそらく荷物やごみを置くためでしょう。それから、足場を組み立てています。
このあと、シートで建物は、覆われます。
しばらく、騒音が出ますのでご了承ください。
2013年04月09日
屋根点検
このブログを始めるきっかけになった、最初の住宅です。
とても変わったデザインをしていて、鳥がはばたくような、波打っているような屋根です。素材は、ガルバニウム鋼板でできています(でないと不可能ですが)。
お恥ずかしい話ですが、テレビアンテナがVHFのままでした(ちゃんと地デジの対応はしていましたが)。
そのアンテナを撤去するついでに、屋根の点検もしました。
新築して8年。まったくきれいな状態でした。アンテナも簡単に撤去できて、一安心です。
そうなると、ブログも8年たつんだなぁ。
電気の撤去
前回の続きです。
解体前に電気も撤去します。
基本的に解体業者は、電気を使うことがなく、必要な場合は、発電機を持ってきます。
電気があった方が、いいのでしょうが、解体時に邪魔になります。
この電気の撤去は、東京電力が行います。ガスと同じで、メータを引き取ります。
そして、電柱からの引き込み線を取ってしまいます。
ガスも電気もメーターは、その会社のものです。勝手に撤去したり捨ててはいけません。
電気の場合、家の中のメインブレーカーも持って帰ります。
これで、何もない箱の状態になりました。水道もメーターのところで配管は切断しています。
あとは、解体です。
2013年04月08日
解体前の工事
 
建て替える前に、当然既存の建物を壊します。これは、解体業者さんが行います。
その前に入る工事もあります。
お客様は、工事前にお引越しされます。その時に、電気・ガス・水道・電話を止めて、料金を精算します。
水道は、工事中に使用しますので、撤去せずに残します。その水道を使って、仮設便所や仮設の水道(写真下)を設置します。仮設の水道は、解体業者が解体中に誇りを防止するために水を撒いたり、掃除に使います。その後も、工事中に使います。
ガスは、工事中全く必要ないので撤去します。また、ガス管は、新しくても敷地内のガス管は新しいの管に取り替えます。これは、東京ガスが来て、撤去します。その時は、道路境界ぎりぎりのところで切ります(写真上)。
電気も電柱から入っている配線から撤去します。
2013年04月06日
材木の墨付
いよいよ、新築工事の始まりです。最近、修繕・リフォームが多かったので、やっと新築実況中継になります。
設計図から、必要な土台、柱、梁・桁を仕入れます。
基礎工事完了後に、土台を据え付け、いわゆる上棟日に一気に棟まで骨組みを、組み立てます。
そのために、まずは準備です。
今は工場で、事前に材木を加工するプレカットと言う方法が今や一般的になっているので、こういう大工さんが加工する光景が珍しいかと思います。
仕入れた材木は、長さも継手も何も加工されていません。そこで、大工さんは、設計図を基に加工するのです。墨付けと言うのは、いきなり加工する前に、材木を切る場所や、継手の仕口を加工する形状を墨を使って(ここでは、ボールペンや鉛筆ですが)、材木に書き込む作業です。
これを間違えると、上棟当日大変なことになります。
当社は、加工する場所が狭いので、材木屋さんの場所を借りています。
2013年04月03日
外灯の蛍光灯交換
おそらく、そんな工事は、私にもできると言われそうですが、たまにこんなこともやっています。
電気業者に頼むと費用が掛かるので、ちょっと空いた時間に、大工さんが交換。
本当に、たまにですよ。
2013年03月30日
LIXIL展示会
LIXILという、大手建材設備メーカーの新商品展示会です。
メーカーの展示会は、3、9月によくこういった発表会やイベントがあります。
LIXILは、元トステム、INAX、サンウェーブ、新日軽他の会社が合併(?)してできた会社です。
アルミサッシ、エクステリア、衛生設備機器、内装材ほぼすべてがそろいます。
新しい商品を見て、使えるものは、採用します。
これが欲しかったんだという、商品もあり、時間をさいて見に行くことが多いです。カタログではわからない良さが伝わってくるからです。
ただ、大きすぎて、疲れました。
2013年03月29日
店舗看板の塗り替え
近所にある四川料理屋さんの看板と外部の建具を塗り替えました。
施工前の写真がないのでわかりにくいかもしれませんが、建具は当初の色がわからないぐらいで灰色になりつつあるところでした。木製なのでどうしても経年変化で色が、落ちてしまいます。
それだけでなく、木部もどんどんいたんできます。
そうなると、塗装では無理が出てきます。今回も、ぎりぎりでした。
その場合、色は、どうしても濃い目にはなります。ただ、木部が多く、雰囲気からも今回は濃くしてもよかったです。
次に、看板ですが、これも店舗名がわかりづらいほど黒くなっていました。
ただ、これも同じように塗ってしまうと、文字の黒色がわからなくなります。
そこで、薬品を使って、汚れなどを落としてもらい、文字以外は、浸透性のある外部用の塗料であえて、クリアに仕上げました。あとは、風合いが出てくるのを待つのみです。
2013年03月25日
段差スロープ
大宮のゴルフ場で 厨房から客席に行く廊下に段差があるので、そのスロープを作っています。
段差は10?ぐらいでした。それでも、配膳には危ない高さでした。
まずは、骨を作り、その時点で勾配を作りました。その上から、構造用合板を貼って、スロープの出来上がり。
仕上げ材は、コストを考えて既存のじゅうたんを再利用です。
2013年03月21日
タイル工事完成
 
もともと暖炉があって、部屋の改装に合わせて、天板の大理石を残して、一度壊しました。
ほぼ同じサイズとデザインに復元。タイルは、新しく選びなおしました。
お客様のご意向で、暖炉と反対側の壁に、アクセントで同じタイルを貼りました。
壁が白いので、タイルが目立ちます。
まだ、床の養生をはがしていませんが、フローリングは、かりんの無垢材。いい感じになりそうです。
2013年03月18日
タイル貼り
なかなか内装でタイル仕上げも少なくなりましたが、タイルが好きな人はまだまだいますし、タイルの魅力も見逃せません。
この家には、マントルピ?スがもともとあって、それを復元しているところです。
仕上げがタイル張りになっていて、今回もお施主様に選んでいただき、元の姿に戻しています。
タイルは元とは違いますが、そのタイルを反対側の壁にも使うことになりました。
タイルは、古い場合、モルタルを団子状にして壁下地に塗りつけ、その上にタイルを貼っているものが多かったです。現在は、糊と言ってもモルタルのペースト状のものですが、それを壁下地に塗り、それにタイルを貼っていきます。ですから、わりと作業ペースは速いです。
タイルを貼ったら、目地を塗り込んでいきます。
タイルの場合、張る作業も大変ですが、割り付けが大事です。隅の方で数ミリのタイルを貼るわけにもいかず、きれいなタイル割になるようにするのが、手間ですし、そうなるように大工さんも下地を作らないといけません。事前調整が難しいともいえます。
こういったことや、目地のカビの問題、はがれる可能性など、コストも含めてタイル工事は減っていますが、仕上がってみるとその重厚感、風合いなどタイルならではのものがあります。
2013年03月14日
建具の取付
   
建具の写真、一挙公開。
上から順番に・・・
1.今回は、インターネットで建具を購入。申し訳ないが、建具業者に取付だけを頼みました(ちょっ と・・いや、だいぶ嫌がられましたが)。
まずは、ちゃんとサイズが合っているか、開き勝手、状態を確認。
2.業者や状況によって手順は違うと思いますが、この方は、ここでは、まず蝶番を取り付けていまし た。蝶番の位置も建具が開閉するのに負担がないような位置に付けます(と思う)。
3.取っ手の金物を取り付けています。鍵のあるところをシリンダーと言い、箱型になっていて、建具 の中に埋め込むようになっています。この位置を決めて、相手の枠に受け金具を掘り込みます。
4.そして、取付。取り付けた後、開閉の具合や、鍵がかかるかを確認。また、木製ドアなので、枠材 との取り合いで微妙なところは現地で削っています。
2013年03月13日
造作材の取付
床ができて、壁天井の下地である石膏ボードが貼終わると、幅木や廻縁を取り付けます。
造作材というと、通常は、窓枠、ドア枠なども含みますが、タイトルは大雑把にしてしまいました。
幅木や廻縁の本来の意味合いは、寺院建築や数寄屋建築までさかのぼるので省きますが、床や天井の見切りとして入れるという、意味合いが大きいです。
サイズは、自由ですが、だいたい幅木が高さ6センチぐらい、廻縁は、1.5?から4.5?ぐらい。
以前は、ボードを貼る前に取り付けていて、ボードを差し込むようになっていましたが、今は上から張るように取り付けています。それだけ形骸化しています。
ボンドと細い釘を使って、つけていきます。釘の打った後は、よほど近くで見ないと分かりにくいです。このあと、塗装します。
ここでは、無垢の木で作っていますが、最近は建材メーカーのシートの貼ってある塗装がいらない造作材を使うところが多いです。
2013年03月12日
外装完了
足場をかけてから、およそ1週間。外装もほぼ終わり、養生ネットを外し始めています。
塗装している間は、窓は養生のビニルで閉められてしまい、外部も養生ネットで見えにくくなります。
ですから、ネットを外すと全く新しい色になった建物が飛び出てくるようです。
特に今回、既存の色と全く変えたので、余計にそう感じます。
でも、塗装したという実感はわきますね。特に今回のように天気がいいと、色がさえて見えます。
やはり、きれいにするというのは気持ちいいものです。
2013年03月08日
階段下収納
前回紹介した、階段下に作った造り付の収納家具です。
立ての板を階段の勾配なりに組むことと、材料の加工が大変でしたね。
こういった造り付の家具のいいところは、空いたスペースを無駄なく有効にできること。
入れたいものに合わせられることです。
昨今、ホームセンターを含めた大規模家具店などでは、DIYで安く購入することができます。
DIY、つまり職人の手に寄らないところが、安さの秘訣。出来栄えは、同じかもしれませんが、
満足度はこちらの方ですよ。
2013年03月06日
造作家具
階段下の空間を使って、収納棚を作っています。
階段があるため、箱の状態にして入れられず、現場で組みながらおさめていきます。
今回、棚板など収納の材料に、紙とベニヤで作られたペーパーウッドという材料を作りました。
いわゆる合板なのですが、薄い板と板の間に厚紙のよなものがはさまれています。
これが、青やら緑や色の種類があるので、木口を見せても、デザインされているように見えます。
お店のちょっとした家具にもいいかもしれません(ちょっと高いですが)。
欠点は、施工性が悪いことと、接合する際、ビスをあまり深くもむと、割れてしまうこともあります。
ちょっと気を使いますね。
ご紹介まで。
塗り替えの足場掛け
また、塗装工事のブログ。
こういうこともたまにあります。
塗り替えのために足場を家全体にかけて、、養生のネットを貼っているところです。これがすんだら、高圧洗浄に入ります。
よく塗り替えの時に聞かれるのは、いつの時期がいいですかと言われます。特にはありません。
職人さんが熱いからとか寒いからという、同情はいらないのです(笑)。作業効率の問題はあるでしょうけどね。
でも、梅雨や台風シーズンは、工事が進まないため、避けるというか、工期を長めに見ていただくようになります。また、冬も雪が降ってしまうと、数日間はできなくなります。屋根に霜が降りることもあり、濡れている間は塗装ができないことも。
やはり、そうなると春が多いでしょうか。暖かくなって、動きやすいというのもあります。
でも、春ばかり狙うと、塗装業者さんが困るので、天候を見ながら、お互い打ち合わせてやるようにしましょう。
2013年02月25日
塗装養生
 
最近、塗装ばかりのブログになっています。
ちょうど時期的に塗装仕上げが重なっているためでしょうか。
調合など色合わせは、紹介しました。塗装業者の次に大事なところは、養生です。
周りを汚さないための養生という意味でもありますが、見切りという意味での養生もあります。
写真のように窓をビニルとテープで養生しています。ここでは、窓のまだガラスが入っていませんが、外装の場合は、窓のアルミサッシを汚さないようにする養生です。
ここでは、窓を木枠で塗装をするのですが、まずは壁から塗るため、枠を養生しています。
塗り分ける場所を見切りための養生です。
下は、塗り分けになる平面をテープ見切りをしています。隙間にはコーキングを差し込んでいます。
塗装業者さんは、つい簡単な仕事と思われがちですが、塗り方はもちろん、こういった下地の準備も重要なのです。
2013年02月21日
アルミ庇の屋根パネル直し
雪の落下によって、庇の屋根パネルが破損してしまいました。
雪の重みや速度によってでしょうが、怖いものです。
確かに庇も年数が経っているので衝撃にもろくはなっていたのでしょう。
骨材のアルミが、しっかりしていたので、パネルの交換だけで済みました。
ただ、パネルと言っても、現状のメーカーや年数などから、探しにくい状態になっていました。
アクリル板でできた屋根パネルなので、こういうこともありますが、まずは、雪止めをつけることが肝心でしょう。
補強と断熱
日本木造建築のいいところは、解体すれば、いくらでも修復できるところです。
少し、オーバーな言い方ですが、補強したい、断熱材を入れたい、形状を変えたい、設備を良くしたいなど、コストの許せる範囲では、どうにでもリフォームできるところが、いつもすごいなと思っています。
ここでも、2階の荷重が重く、1階に関しては、一度も大きな直しをしたことがなかったので、耐震などを考えてリフォームに踏み切りました。
部屋の中は、すべて撤去。土間にコンクリートを打って、その中の鉄筋を周りの基礎と絡める。
床の骨組みも太く変え、構造用合板で固めました。壁も窓を少なくして、筋違を設置。
柱を増やし、2階の床を受ける梁材を補強。やれることはすべてやっている感じです。
そこで、もう一つ大事なのは、断熱材。古い家屋なので、壁に入っている断熱材も気密と厚みがあまりなく、役割を果たしていないので、新しく交換。2階との間にも断熱材を入れて、熱と音の対策をとりました。
こうして考えると、木造家屋は、いろいろできていいなと思ってしまいます。
2013年02月20日
色の調合その2
塗装は、原色で塗らない限り、必ず色の調合をします。特に少量ならば、職人さんが現場で調合します。
外部で鉄部などペンキを塗る場合、内部で木枠など木部に塗る場合、周りの色や既存の色に合わせて、色を調合します。
調合に使う色は、写真にもありますが、赤・黄・黒です。それとは、別に隠し味(?)で白を使います。
木の色、つまり一言にいうと茶色。それは、赤と黄で作ります(図工でもやりましたよね)。
でも、木は、材種によって、経年変化によって、黄色が強かったり、赤くなってたり、黒ずんでいたりします。その状況に合わせて赤や黄の配分を考えて混ぜます。そこに、黒や白で調整します。
外部でも、鉄階段とか、ちょっとした部分では、一般的には、グレー、ベージュ、アイボリーといったものが多いです。それもこれらの色をうまく配合して近づけるのです。
まったく同一は無理ですが、かなり近くなります。あとどうしても好みの色が出せないと、色見本から、工場でオーダーしますが、これには、かなりの数量でないとコストがかかります。
この調合は地道な作業で、感覚の問題もありますから、楽しそうで大変です。
また、色を作った時、すぐその色で判断してはいけません。時間がたって、塗装が乾くと濃くなったり、薄く(明るく)なったりします。塗る素材にもよります。
この加減が、我々にも難しいです。
2013年02月16日
建具塗装
打ち合わせた 塗料を 塗りはじめてます。
まずは、細かい部分から。それから、大きい面を塗っていきます。
色の調合
現場にて塗装の打ち合わせ。
材料とその色は決まっているので、あとは仕上がりを確認です。
塗料にもよりますが、塗料は、塗る相手(材質)によって、風合いが変わります。
木と鉄の違いはもちろんですが、同じ木でも材種にって変わってきます。
また、1回塗り、2回塗り、仕上げに拭き取りか、さらにウレタンクリアをかけるか。やり方、手間の掛け方でも変わります。
また、仕上がりも十人十色。塗る人にもよりますし、それを見る人にもよります。
ですから、現場でお客様や設計事務所の方に見てもらうのです。
おまかせでなければ、現場で色は見たほうがよいと思います。クロスでもなんでも事務所で見る、外で見る、暗い部屋で見る・・でも、大きく変わります。
塗装業者もプロとはいえ、魔術師ではないので、お客様の好みはわかりません。
なにか希望の色があれば、それを伝えてください。何か参考になるものや写真を見せるのもいいでしょう。
また、先にも記したように、風合いは人によって見方が変わります。色を強くしたい、木目など素材を生かしたい、荒く見せたい・・・などなど。思いを伝えておきましょう。
写真では、使用したものと同じ材木のカットサンプルを持ってきて、そこでいろいろ調整しました。
大変ですが、面白い作業です。ぜひ、ご参考にしてください。
2013年02月14日
店舗改装工事
今回、店舗工事を請け負って、ただいま改装中です。
店舗の改装も既存の内装や設備を利用する場合と、新規に作る場合があります。
ここでは、以前に入っていた店舗の方が原状復帰でほぼ何もない状態でしたが、天井や壁のボードが貼ってあったので、なるべくそれを再利用使用しています。
店舗も営業形態によって、工事の内容は大きく変わります。やはり飲食店は、設備に比重がかかりますし、内装もその店の個性を出すために特徴のあるデザインとなります。
予算のこともありますが、当社としては、シンプルでナチュラルな感じのお店の方が、向いているかも?やはり、住宅をメインとして仕事をしているので、そうなってしまいます。でも、住宅のようにセオリーがない分、面白い仕事かもしれません。
2013年02月13日
窓の交換
交換している写真を撮ろうと思ったら、職人さんが外へ出てしまっていた。
はめ殺しの窓(FIX)で通風がしたいということから、窓の交換ということになりました。
といっても、簡単なことではなく、外壁を壊し、場合によっては内部も枠などを痛めることも。
窓を取り付けてからは、補修しなければならず、コスト・時間がかかります。
しかも、外装したばかりなので壊すことはできません。
そこで、カバー工法という方法にしました。窓を壊さず、ガラスやその取付枠を外して、その中に新規に窓を取り付けるというものです。
窓の大きさは、やや小さくなりますが、その大きさに合う窓ならすぐに交換できます。
そうはいってもそんなに安くはないです。部品などが高いのですが、壊したりすることを考えれば、同じでしょう。
マンションなどビルでは、この方法はよくやります。
2013年02月11日
古材が来ました。
お寺の裏門が 解体されてそこで使用された柱と梁が、当社に 運ばれました。
ケヤキで結構太く、ぜひ何かに再利用とのことです。
さて、どう加工しましょうか・・・。
2013年02月08日
家具作り
とある珠算塾の入口にあった下駄箱を作り変えています。
もとは、ラワンの無垢板で外周部ができており、棚板はコンパネのままでした。
今回は、シナのランバーコアという合板ですべて作っています。木口は、きれいでないため、シナの木口用テープで化粧します。取り付けた後には、周囲に合わせた色で塗装します。
無垢板で作れば、もっといいのですが、ラワンの無垢板でこの大きさは、不可能と言っていいほど、材料が入りませんし、コストが高くなります。以前は、当たり前に使っていた木でも、今では高価なものになっています。おかしなことになっています。
この下駄箱は、大工さんが作業場で製作していますが、写真のようにわりに簡易で小さめのものなら、大工さんで作ります。これに扉をつけたり、装飾をつけたり、サイズが大きかったりなど変わってくると、家具業者にお願いします。
2013年02月07日
雪止め工事
続けて雪止めの工事です。
やはり、雪の後は、雪止め工事の依頼が増えました。
屋根材によりますが、施工はいたって簡単。写真のようにスレートの屋根ですと、材の下から、雪止めを差し込み、材に引っ掛けて留めるだけです。釘も使わないので雨漏りはありません。
単純ですが、これが雪止めになるのです。当然一つの屋根面に約45?ピッチで、千鳥に設置します。
カラー鋼板の屋根ですと、アングルを横に流す方法になります。
角度が壁のように強いところや平らなところでは、効力を発揮しにくいですが、勾配がある屋根には設置をお勧めします。
雨樋の修理
雪が屋根から落ちるときに、よく壊れるのが雨樋です。
年数もたっていると、雨樋もやや耐力がなく、そこへ重い雪が落下したり、滑ってのったりするものですから、外れたり、破損したりします。
ここでは、破損はなく、ジョイントが離れてしまったのと、雪の重みで横の雨樋が下に向かって曲がってしまいました。
これは、止めている金具をもう一度手で直し、向きを戻せば直ります。ジョイントも専用の接着剤で直りました。このように被害は最小限でしたが、やはり、屋根に雪止めをお設けていないためになったことでした。
できれば、年に1度か2度のことですが、備えていただいた方がよいと思います。
2013年02月06日
床下改修その2
土間の鉄筋の配筋が終わったところで、コンクリートを打ち込みます。
厚みは10?打ち込みます。
壁の一部を壊し、そこから、コンクリートを流し込みます。
家の中ですから、天候や周りの環境に影響されませんが、狭いところで作業するので大変です。打ち終わったら、ある程度固まるまで表面を均して、あとは乾燥を待つだけです。
床下の土間改修
リフォームを兼ねた耐震補強で、まずは基礎から行いました。基礎そのものは変えられないので、
土のままになっている土間に補強工事をしました。
やり方としては、土間にコンクリートを打つことです。
まずは、コンクリートの厚みが取れるよう、整地して砕石を並べ、機械で突き固めました。
土を固めたら、気密シートを敷き込みました。新築でもやっていますが、地面からの湿気が上がってこないようにするためです。
それから、鉄筋をある一定間隔に配筋します。ただ、並べるだけでなく、既存の基礎にアンカーで差し込んで、新しい土間と既存の基礎が一体化するようにします。
2013年02月04日
測量
家を建てるには、敷地がないと建てられません。その敷地の大きさがわからないと、家の大きさが決まりません。
家の大きさは、その敷地に対する建物の面積の割合(建蔽率)や高さなどから、決まります。そうなると敷地に測量図が必要です。
何らかの事情で測量されていたり、不動産売買の時に不動産業者より測量図が所有されている方もいますが、たまにまったく存在しないこともあります。
その時は、測量士(測量会社、土地家屋調査会社)にお願いします。
敷地の形状や状態によって、測量する方法や金額も変わりますが、ここでは、おおよその敷地境界が確定していたので、まず道路の幅などを測量し(セットバックなども見る)、それから敷地の大きさを追っかけていきます。
今回の測量は、建築する敷地の大きさの測量なので、境界を確定するものではありません。協会が全く不明瞭な場合や、土地を売買する、分筆するなど境界を明確にする場合(境界の杭を打つ場合)となると、隣地の方にも立ち会いしていただいて、同意書をお願いするようになります。
内装解体
1階を耐震補強のために、リフォームを兼ねて、内装を解体しています。
補強するため、天井から、壁、床まで壊します。
古い家なので、外壁側に断熱材が入っておらず(正面に入っているのは、以前当社がとなりをリフォームした時に入れたもの)、これを機会に断熱材も入れます。
ただ、2階の水道関係の配管がいろいろあって、それをどのように直すかが問題になりました。
とにかく、今は、今後の作業のためにひたすら壊します。
2013年02月01日
内部木部の塗装
マンションの改装工事で、部分的に塗装工事が出ました。
無垢の木材を使って、壁の見切りや棚などを作ったので、そこを塗装しています。
基本的に木材の素材を生かすために、着色はしていません。ウレタンという表面の保護としては、強い塗料を使用しています。
塗装するタイミングは、当然木工事が終わらないと塗れませんが、次に入るクロス工事の前に塗装します(壁や天井の仕上げが、塗装や左官塗り壁としても)。
今回は、ウレタン塗料を使用していますが、自然素材から作られた塗料も多く出ており、状況に応じて使用しています。中には、ペンキで塗りつぶす方もいらっしゃいます。
クロスなどと違って、色の配合もできるので、自由度は塗装工事の場合、多いです。
ただ、下地がよくできていないと、ペンキでない限りは、仕上げに出てしまいます。
単価も変わりますし、そこは注意したほうがよいでしょう。
掲載されました
城南信用金庫が発行している、情報誌に 当社が、紹介しされました。
ちょっとオーバーかな?
2013年01月31日
カーポートの組立
雪のために車庫の屋根が壊れたため、新しく作り直しています。
以前は、鉄パイプのビニルに枚板の屋根でしたが、今回は、アルミサッシメーカーのアルミ製の骨組みにポリカーボネートの屋根板となります。
柱の建つところがコンクリートの土間なので、はつって柱を入れ込む寸法まで掘り下げます。
手前では、その時間を使ってカーポートの骨組みを組み立てています。
アルミ製なので腐食することもなく、メンテナンスとしての塗装もなく、丈夫なので長持ちします。また、雪などのためにサポート用の支柱もあります。
ポリカーボネートの屋根板もビニル波板に比べてはるかに強度もありますから、長い間を考えるとこのメーカーの製品を使うのがよいと思います。
ただ、雪の落下した時の衝撃はすごく、この屋根板でも破壊されることもあります。ぜひ、屋根には雪止めを設けてください。
2013年01月28日
床下地直し
2階の洋間の床を直す工事をしています。床は、絨毯敷きで、結構お値段もいいようですが、床鳴りがしていました。
骨組みが悪くなっているのでは、と、お施主様がご心配になられており、その不安を解消するためにも、絨毯をはがして、床下地もはがしました。
実際、床の骨組みはしっかりしていましたが、あらためて、新しい木を添えて補強もしました。
床鳴りは、釘の止め方が原因の大半のようでした。今度は、ビスでしっかり止めていきます。
また、余談ですが、ネズミのふんも見つかり、そこから外部を調べて穴も見つけました。
2013年01月25日
洗濯機置場
たまにアパートの改装、修繕なども請け負っています。大家さんから直に依頼される時や不動産屋さんから請けるときがあります。
地元では、まだ間取りの狭い古い木造や鉄骨のアパートが残っています。
家賃もさほど高くないのかもしれませんが、このタイプで多いのが便所と浴室が一体化していること。洗濯機が屋外に置いてあることです。
これは、非常に人気が悪いようで、不動産屋さんからよくその改装を依頼されます。
スペースやコストの都合上、必ずしも実現できませんが、ここでは、洗濯機を内部に入れました。
流し台の給水と排水を使って、その横に設置します。
冷蔵庫の置き場がずれてしまいますが、それでも外で洗濯するよりは、いいのではないでしょうか。
このような形ですと、大工事にならずに早くできます。
住宅ではめったにないことですが、アパートには多い事例です。
2013年01月24日
古材の再利用
どこかで使われた 古材を加工しています。そのままで使うことはないので、まずは、何枚かに割いています。
おそらくケヤキと思われます。
この後、一定の大きさに加工して、ある程度きれいに削ります。
どのように使うかというと、具体的なことはまだありません。ただ、一般的に簡単に手に入る材料ではありませんから、燃やして灰にしてしまうのなら、何等か再利用しない手はないでしょう。
今までも、こうしてもったいない精神で古材を再利用してきました。一番多かったのは、玄関内部の上り框です。使えるとする大抵、ここになりますね。
あとは、アクセントに棚にするとか、量があれば、窓回りに使うとか。
木も完全に乾燥ていますから、あとで曲がったりすることもありません。
木の良さはこういうところにもありますね!
床剥がし
玄関前の床・フローリングをはがしています。
傷ついたり、変色したり、イメージチェンジなど理由は様々です。
コストや工期を考えて、よくする方法は、既存の床の上に新規のフローリングを貼ってしまうことです。
しかし、今回の場合、施工しない部屋と段差ができてしまうのがわかりました。便所は、大きな敷居があったので、問題ないのですが、リビングや洗面所の方の床に段差ができてしまうのです。
これでは、かえって悪い方向に行ってしまうので、やむなく剥がすことにしました。
剥がすことでリスクがあるのは、施工の大変さだけでなく、壁との取り合いにある幅木を痛めてしまう可能性があること。幅木を外すと今度はクロスを痛めてしまうことも。
また、新規に貼る床が壁際で幅木があるために、処理しにくいことなどです。
現状ではうまく剥がしていけるようです。が、写真を見ると分かるようにフローリングを受ける桟木の間に見えるのが、へーベルです(某へーベル会社の住宅なので)。
場所が1階なので、予想していたのは、断熱材か下の土間が見えるだろうと思っていました。
これには、びっくり。でも、かえって足場がよくて助かります。ただ、もし床のレベルを下げるようになっていたら、不可能でした。
このように、リフォームの難しさは、以前の施工方法などが、分からないことです。
2013年01月18日
雪の被害その2
雪の被害による補修が続きました。
屋根から落ちた雪の塊が、簡易的に作った下屋(物入?)n屋根を壊してしまいました。
その修復工事を行っています。
屋根から落ちる雪は、特に2階からとなると非常に危険です。
下にあるものは壊れてしまいますし、人の場合は、身体に影響が出ると思います。
雪止めというものがあれば、そこで雪が止まり、徐々に溶けていくので、急な雪の塊の落下の可能性が低くなります。
東京など関東では、大雪は珍しいですが、1回の大雪でこんなになってしまいます。
近年気候もおかしくなっていますし、他人事ではなく、雪止めを屋根に設置しましょう。
2013年01月17日
雪の被害
このたびの1.14の首都圏大雪によって、当社の近所でもいくつか被害がありました。
これもその一つで、車庫の屋根です。
一見、何ともないようですが、右側大工さんの前にあるのは、木の突っ張り棒です。
雪の重みで、屋根が車の上に倒れてしまっていました。
解体するしかないのですが、下の車を移動しなければできません。
そこで、ジャッキで持ち上げて、突っ張り棒でとりあえず、車を移動。
それから解体しました。
他にも雪が落ちてきて、やはり簡易的な屋根が壊れたなど。道路では、いまだに雪が解けず、通行が困難ですし、東京の雪対策のもろさを感じます。
2013年01月11日
システムキッチン施工
既存のキッチンを撤去して、新しくシステムキッチンを入れました。
まだ、施工中ですが、ほぼ形にはなっています。メーカーは、TOTOという衛生機器メーカー。
TOTOというと、便器やタイルのイメージがありますが、しっかりこういった商品もあります。
部屋のコーナーにあるL型タイプのキッチンです。
キッチン以外の工事はありませんが、設備関係配管の直し、壁の下地のやり直し、いろいろあります。
キッチンなど衛生機器は、パソコンや車のように常に商品開発され、変わっていきます。それだけ機能がよくなるのですが、価格が上がることもあります。
いつが買え時かというのは難しいです。商品を待つのではなく、今の生活が満足できない状態、不具合が多い状態を我慢できなければ、それが買え時です。
ただ、そのタイミングと新商品のタイミングがあえば、待つのもありです。
設備機器が新しくなれば、機能面もそうですが、インテリアとしても雰囲気が変わります。
ですから、できれば内装関係も合わせて直した方が、部屋の雰囲気はよりよくなるでしょう。
メーカーではよくイベントや、商品発表会をやりますその時には特典もありますから、ぜひショールームへお越しください。また、その時は、必ず弊社にご一報ください。ショールームの予約も可能です。
2013年01月10日
床上からフローリング張り
内装リフォームで、コストや早さを優先することがあります。
既存の床が、傷だらけ、床なりがする、その他不具合がある。できれば、既存の床をはがして、下地から新しくするのがよい方法ですが、床を壊してしまうとしばらく生活に不具合が出る、コストがかかることから、既存の床上にフローリングを貼ることがあります。
当然下地となる床がしっかりしていないと、いけません。
また、上から張る場合、気をつけなければいけないことは、床板の厚み分どこかで段差ができないかを確認することです。承知の上でやる場合も、見切り材を打って、脚がかからないように斜めの材を使います。
床を張る場合に、釘だけでなく、専用のボンドは使用しますが、ボンドの接着性を良くするために、既存の床に傷をつけ、なじみを良くします。
床が二重になるので、ある程度強度が増しているといってもよいでしょう。
2013年01月09日
天井の点検口取付工事
 
ある店舗の天井に点検口を取り付けています。
この写真でいう点検口とは、天井ハッチという商品です。アルミ製で色もシルバーのほか白もあります。あと樹脂製もあり、こちらの方が安いです。
点検口は、壁や床用もあります。
用途としては、天井や壁など隠れてしまっている裏側を覗いたり作業するためのものです。
壊してしまうと復帰が大変ですが、このハッチを取り付ければ、他の工事も発生せず、いつでも点検できます。
2012年12月30日
本年もありがとうございました。
2012年12月29日
アルカリイオン生成器
どのメーカーのシステムキッチンでも、水栓金具のオプションに必ず浄水器があります。
フィルターを通して濾過して浄水した水が出てくるものです。
たまに取り付けます。
ただ、それとは別にアルカリイオン生成器というオプションもあります。
濾過だけでなく、電気分解をしてアルカリ水と酸性水に分けるというものです。
こういったものの良さを判断するのが難しく、ちょっと高価なものなので、気軽にお勧めできませんでした。
でも、こういった設備機器も扱っている工務店としては、何事も試さないとと思い、自宅に取り付けました。電気を必要としますが、スイッチ一つで水道水を分解し、上からアルカリ水、下の細い方から分解された酸性水が出てきます。
まだ、使い始めたばかりですが、効能はというと、アルカリ水は体によく、飲料水、米を炊くのに使う水、生鮮食品を洗うといった使い方。酸性水は、食器など洗う時。うまく使い分ければ、健康に良さそうです。
それでも、年に1回メンテナンスが必要です。
市販された水ではなく、お高いですけど、水道水からでもできる生成器はいかがですか?
2012年12月25日
クロス張替え
壁紙を張り替えているところです。
張替えると、壁にはボードの表面が出てくるのではなく、クロスの下紙が出てきます。
中には一緒にはがれることもありますが、ほぼ残ります。それがきれいに残れば、それを下地として、新規のクロスを貼ります。
パテ処理も少なくなります(下紙がその役割をしてくれます)。
家具などがない場合は、張替えは一番やり易く、工賃も安価にできます。
ただ、中には壁紙がはがれにくかったり、はがれても下地が凸凹になっていることもあります。
そうなると改めて、パテ処理を施し、不陸を直したり、強いノリを一度塗ったりと、大変になることもあります。
本当は、工事前に剥がせれば、いいのですが、そうもいかないので、うまくいくこと前提にしています。
2012年12月22日
浴室換気扇の交換
 
ここでいう浴室は、ユニットバスのことです。
ユニットバスは、天井もしくは、壁に施工時にセットされています。
やはり機械なので、いずれ壊れます。ただ、ユニットバスの場合、たいてい大きさや機能が決まっているので、交換は可能で簡単です。
配線を切って、取り外して、取り付けて配線する、という作業です。
ここの場合、換気扇が動かなくなったから交換しましたが、耳障りになるほどの音が発生するようなら、動いていても交換したほうがよいでしょう。ほどなく壊れる可能性があります。
また、吸い込みが悪いと思う場合、まずは、グリルカバーを掃除してみてください。
それでもだめなら、交換をお勧めします。
2012年12月15日
エアコンの設置
賃貸マンションの改装で、エアコンを設置しています。
マンションなので室外機を置くスペースが限られていて、たいていは、バルコニーにおいてあることが多いです。
ここでは、2台設置するのでバルコニーのスペース上、室外機を2段重ねておきます。
そういった場合は、専用の架台7があります。
なかには、バルコニーの壁や天井に設置しているところもあります。
今は、あまり隠蔽配管はしないで露出することが多くなりました。メンテナンスを考えると、露出配管ということになります。
室内機を取り付けて、そこから配管を出して外の室外機に結び付ける。
それから、試運転をして確認島します。
現在のエアコンは、安価なものでも省エネタイプに代わっています。古いけど壊れずに頑張って使っている方も、電気代やエコを考えてお取替えをお薦めします。
配管と調整に時間はかかりますが、電源、配管の穴があれば、施工は簡単です。
ただし、屋根上に設置するなど事前に協議したほうがよいこともありますので、注意してください。
2012年12月12日
玄関ドア下のステンレス張り
   
木製の玄関ドアで、ドアの下の敷居部分が常に雨にさらされていることから、腐食する前に予防しようということになりました。塗装工事も行ったのですが、そのあとにステンレすを貼ることにしました。
その工事なのですが、面白い機械が出てきたので、それを紹介したくて写真を載せました。
敷居に張るステンレすはさほど厚くはないのですが、もともとは1枚の平板です(上から2番目の写真)。
できればつぎはぎにしたくないので、その一枚板を加工するのですが、何回も折り曲げるのは手ではできません。そこで、一番上の写真の機械を使います。
適正な大きさに板を切り(2枚目)、それを機会にかけて折曲げ加工します(3枚目)。
できた板を敷居に貼り付けます(4枚目)。
アナログな機械ですが、優れています。
めったに見られないものなので紹介しました。
2012年12月11日
車庫に棚
コンクリートで作られた車庫で(上は、芝生になって庭になっています)、その車庫の棚をつけたいということですがスペースがなく、コンクリートの梁型に取り付けることのなりました。
棚といっても重いものを載せるということで、頑丈なものにしなければいけません。また、相手がコンクリートであることから、鉄のアングルを作ってもらい、そのアングルに木製の板を載せました。
屋根があるとはいえ、鉄の錆を考慮して塗装はしました。ただのアングルでは垂れ下がる可能性があるので、リブをつけて、下がり防止をしました。コンクリートにはど率で穴をあけ、アンカーを打ち込みました。
単純そうな作業ですが、1日たっぷりかかりました。
2012年12月06日
木部の再塗装
木製サッシの外部を再塗装しています。もともと塗装はされていますが、風雨によってやはり表面が劣化します。
「コシヤマ」というメーカーの木製サッシは、丈夫で長持ち。さほどメンテナンスをすることがありませんでした。でも、色合いも風化し、塗装が亡くなると徐々に木部の腐食になっていくので、塗装しなおしています。
まずは、はがれかけている、塗装を紙やすりでこすって落とし、シンナーで洗って、塗装します。
写真は、紙やすりでこすった後、はけでほこりを払っているところです。
塗装材は、木部外装用の「キシラデコール」でお好みの色で塗る予定です。「キシラデコール」は、浸透性の塗料なので、ペンキのように被膜するものではなく、ツヤはありませんが、はがれてくる心配は少ないです。木部には適しているでしょう。ホームセンターでも販売しています(でも、当社に依頼してくださいね・笑)。
2012年12月05日
コーキングの劣化
コーキングの劣化というのは、どんな状況かというのを写真にしてみました。
サイディングとサイディングのジョイント部、窓回りなどにコーキングは施されています。
それが劣化すると、まず表面に細かなひび割れが見えます。まだ、細かいものは、まだよいのですが、右側のように太く割れているのは、サイディングから離れてしまっている状態です。
そうなると、雨水が侵入する可能性があります。
ひび割れなら、打ち増しという方法もありますが、割れが入ってしまった場合は、コーキングを除去し、新たにコーキングを打ちかえます。
メンテナンスの指標にしてください。
コーキングのやりかえ
サイディングのコーキングが劣化してきて、やりかえることになりました。
今年後半に来て、2軒目。ともに、新築から20年弱の月日が経っています。
おそらく、この時期のものが、続けてくるかもしれません。
ただ、これは昭和電工のラムダというサイディングで、当社の外壁もそうですが、15年以上でもさほど劣化がなく、長持ちしています。他の商品に比べれば、長い方でしょう。
しかし、それでもコーキングの部分は劣化しており、やりかえることにしました。
古いコーキングを削り取り、そこへあらためて、コーキングを入れます。
さほど悪くないところは、打ち増しと言って、その上からもう一度コーキングします。
このコーキングを除去する作業が、時間がかかります。
2012年12月04日
キッチンの組立
システムキッチンという、TOTOやPanasonic等衛生設備機器メーカーが販売しているキッチンで、寸法などモジュールが決まっており、各パーツを選んで組み合わせるほか、オプションをつけていくこともできます。
組立は、専門業者に依頼したり、大工や設備業者が組み立てたりします。
ここでは、比較的シンプルなキッチンなので、大工さんが組み立てました。
さほど大きくないキッチンでも、パーツごとに運ばれてくると、「これ全部取り付くのかな?」と思うくらい、たくさん来ます。部屋いっぱいに広がって、どうしようと思っちゃいます。
でも、しっかりおさまるんです。当たり前ですけど。
大工さんは、不慣れなので、しばらく部品とにらめっこです(笑)
2012年12月01日
木製サッシの修理
修理というよりもメンテナンスかな。
木製サッシの外開き窓で、閉めた時に機密性を上げるためのガスケット(ゴムのパッキン)の交換です。
新築後20年近くたつので、やはりこういったゴムが弱くなっているのか、閉めた時の気密が弱くなっているとのことで、メーカーより部品を取り寄せ交換しています。
作業はいたって簡単でしたが、寒いのと雨で思ったより時間がかかりました。
このあと、足場をかけて、木部を塗装します。
細かく見るとやはり塗装が劣化しています。木製ですから、そのままにしておくと腐食する可能性があります。そこで、塗装ということになりました。
木製サッシは、外観もよく気密性も高いのですが、メンテナンスはかかせません。
2012年11月24日
マンションリフォーム収納廻り
もともと和室だったtころを、隣室のリビングに合わせて、洋間に改装。畳からフローリングに変えて、壁天井のクロスも張り替え。
そうなると、押入が、ちょっとそぐわなくなってしまいます。
そこで、クローゼットとして改修し、スペースをとらない、折れ戸に変えました。
こういった工事は、マンションでも、戸建てでもやることは変わりませんが、マンションの場合、躯体がコンクリートであったり、規格の寸法にあわなかったりと、ちょっと苦労があります。
でも、完全に取り換えてしまうことで、イメージは一新されて、お施主様には喜んでいただきました。
リフォームは思いっきりが大切です。予算の問題もあるとは思いますが、その中でいかに使い勝手よく直せるかがポイントです。とにかく、相談できる業者さんがいいと思います(当社を筆頭に・笑)。
2012年11月20日
小屋裏の直し
当社が建てた家ではありませんが、小屋裏の天井が、はがれてしまったことと夏は暑くて、入ることすらできないという状態なので、その修理と暑さ対策の工事をしています。
天井がはがれてしまった理由は、別な現象なのでここでは書きませんが、その天井を取ってみると、写真を見ても分かるように、もう屋根下地です(写真右上)。
基本的に小屋裏は、夏に関しては、生活できるような状態ではありません。
どうしても、暑くなってしまいます。換気を取るとか、窓を設けるとか、部屋ならばエアコンをつけるとか・・・。
ただ、ここは、小屋裏収納なので、そういった対策はされていませんでしたが、とにかく断熱材が入っていません。おそらく収納だからということで省略したのでしょう。
今回は、そこに断熱材を入れました。厚みが薄いものしか入れられないので、密度の高い断熱材を入れました(写真右下)。
さらに、天井の仕上げは、厚み12.5?の石膏ボードを貼りました(写真左)。
これで完璧ではありませんが、以前よりはずっと良くなると思います。
ここ数年夏の暑さが異常なので、こういった工事が今続いています。
かといって、夏に工事をするとこちらが大変なので、秋から冬にかけて工事があるのでしょう。
車庫土間コンクリート均し
先に紹介した車庫土間工事のコンクリート打ちこみ後です。
まだ、打ち込んで1回目を均した後なので、鏝むらが残っています。
これから、乾き具合を見ながら、きれいに均していきます。
以前にも記述しましたが、コンクリートは、気温、風によって乾燥の早さも違います。
また、水を混ぜているものですから、比重によって水が上がってくるのを鏝で均しながら調整します。
工事は、荒っぽい感じですが、後の処理に時間がかかります。
夏だと早く乾きすぎるので、コンクリートが割れてしまうこともあります。また、水平に均す前に固まってしまったりします。
冬は逆に時間がかかります。
雨が降ればできませんし、思うようにならないところもあります。簡単そうで難しい工事です。
2012年11月19日
大型門扉の交換
  
マンションの駐車場入り口の大型門扉の交換工事です。
アコーディオン式で左右に開き、車輪があってレールの上を走らせていきます。他に、キャスター式でレールがなくて開け閉めするのもありますが、大きな門扉となると重くて操作が大変で、風で閉めてあっても、門扉が動いてしまうこともあります。
今回はそのレール式で、既存のレールを再利用するタイプにしました。レール交換が不可能ではありませんが、日常的に人や車が出入りするため、封鎖することもできず、再利用しました。
まずは既存の門扉を撤去。新しい門柱を立てます。あとは、レールの上に門扉を載せて状態を調整します。門柱はコンクリートで固められているのでその撤去が大変です。
新しい門柱もコンクリートで固めます。
2012年11月16日
車庫土間工事
もともと車1台が置けるスペースがあり、コンクリートで仕上がっていましたが、がたがたになってしまい、何度かの道路工事で、土間との高さが合わなくなってしまい、今回やりかえています。
既存の土間を壊し(コンクリートが打ってあるだけでした)、土が見えてきたら、整地して、砕石を巻いて打ちたたきます。それから写真にあるように細い鉄筋を枡格子状に組んであるワイヤーメッシュというのを敷き込みます。
その際に、建物の基礎にアンカーを打ち込んでワイヤーメッシュと絡めます。これで、土間が建物と縁が切れて下がるということを防ぎます。
あとは、コンクリ?トを打って均します。寒くなってきたので、早めに打たないと、遅い時間に打ってしまうと、乾かずに夜に温度が下がり、コンクリートが凍結してダメになることもあります。
ただ、コンクリートを打ち込んでいるようですが、季節によって施工状況が起きく変わります。
2012年11月13日
ユニットバス組立
当たり前になりつつある、ユニットバス。設置するのも当たり前のようになっています。
設備関係の難しいところは、水道、電気、ガスなどの配管・配線が予定通りにできるかどうかというのが、一番です。内装工事よりも重要となります。
設置すること自体にも、いろいろ事前に調べたり、状況に応じた判断が必要ですが、それに伴う設備関係の配管工事も重要となります。
それにしても、メンテナンス、水漏れとかのことを考えると、ユニットバスをお勧めします。
デザインも豊富で、選択も多く、割と自由度もあります。
施工性も早く、施工業者的にはお勧めです。ただ、デザインに関していえば、メーカーの設定範囲内しかできませんから、そこのこだわりがある方は、施工業者と相談しましょう。
2012年11月10日
天井貼り
天井を貼ることについては、何度も紹介しており、ここでは写真にある大工さんが持っている棒のことで。
よく大工さんたちはこの棒をトンボと呼んでいます。形状がトンボに似ているかなのかどうかは知りませんが、現場ではそういいます。
そういう道具があるわけでもなく、現場で垂木という3?×4?の棒を組み合わせているだけです。
垂木という材料はどんな現場でも必ず使う材料なので、確実に現場にあるのでそれを利用します。
天井にボードを貼るときには、両手が使えず釘やビス止めは、頭も使っています(笑)。
そこで、一時的押えるために使う突っ張り棒です。
やがて、その役目を終えたトンボは、元に戻され、どこかの下地になってしまいます。
2012年11月09日
フローリング直貼り
直貼りというのは、フローリングには貼り方があって、木造など根太等骨組みの上にフローリングを貼る(根太の次に構造用合板等を貼ってからの方が普通になっていますが)。
また、コンクリートの上に直接フローリングを貼る方法のになります。
当社は、木造やリフォームが多いので、フローリングの下は根太という骨組みかその上に貼ってある合板の上にフローリングを貼ることが多いです。
その場合、ボンドも併用しますが、釘で打ち付けて留めます。
マンションのような下がコンクリートの場合、釘は打てません。そこで、直貼専用のボンドでフローリングを貼っていきます。写真がそのボンドで張っているところです。
ボンドなので乾くまでは、メーカーによりますが、3日ぐらいかかるそうです(すぐに固まりますが、強度としては、それぐらい時間を見ているそうです)。
音もしないし貼るのも早いのですが。、なんとなく釘で留めないと、貼っている感じがありませんね。
2012年11月08日
内装の解体
ここのところ、なぜかマンションのリフォームが続いています。
リフォームということで、当然現状から、新しい内装や間取りになるわけです。
そうなると、既存の内装(マンションなので躯体は壊せません)の解体があります。
新築前の解体工事ですと、解体工事業者に依頼します。重機を持っていることや、大きな運搬車を持っているからです。
内装の解体でも上記の業者に依頼することはあります。ただ、住宅のリフォームの解体となると壊すところと壊さないところがあったり、再利用するものがあったり、設備関係だと配管を壊せないこともあります。
マンションだと廊下の養生や近隣への配慮も出てきます。
そういった場合は、大工が解体をすることもあります。手伝いや運搬搬出に解体業者をお願いしていることもありますが、メインは大工です。
大工の場合、次の工事に必よなものとそうでないもの、壊さない方がよいもの、と次の段取りを考えて壊します。すべて壊してしまうのであれば、解体業者でよいのですが、リフォームはそういう細かいところがあるので、解体もある意味大変です。
2012年11月07日
ユニットバスの打ち合わせ
ユニットバス又はシステムバスの設置工事前の打ち合わせです。
ここでは、マンションでの現場ですが、木造住宅でもマンションリフォームでも事前に打ち合わせをします。
ユニットバスは、寸法や配管位置が規格で決められていますが、必ずしもその通りではない現場が多いです。新築の場合は、ユニットバスを入れるという前提で作っていますが、それでも配管方法など設備業者と打ち合わせをしてもらっています。
便器や洗面化粧台などは、しかっり事前に調査すれば、そのまま納品します。あとは、設備業者に取付配管してもらっています。
しかし、キッチンやユニットバスは、専門の施工業者が入ります。
事前の打ち合わせをしておかないと、いざ設置の時にトラブルが起きます。
しっかりやっても、リフォームの場合、何らかの問題が生じることもあります。内装工事をする大工、設備業者、ユニットバス施工業者の連携があってうまくできます。便器や照明器具のように付けるだけではないのです。その連携をうまくまとめ、手配するのが工務店の仕事です。
2012年11月05日
マンションの床下地
マンションは、コンクリートなどできているので、床は、その上に改めて作っています。
リフォームにしても、既存の床を再利用しないときは、構造体であるコンクリートの床の上に本来の床を作ります。
古いマンションですとコンクリートが相手でも、木で床の下地を作っています。
最近では、置床式と言って写真のようにアジャスタのできる脚を並べて、その上に床下地材を載せていくというものです。そのあとは、フローリングなりクッションフロアなりたいていの床仕上げができます。
脚の上には、四角い上の材を受けるコンパネのようなものがあり、シールになっています。
その上に床下地のパネルを載せているのですが、隙間があります。なぜかというと、脚は、ただ置いただけでは、倒れてしまいます。その隙間から足に専用の接着剤を入れます。
これで脚は固定され、ねじも固定され動くことはありません。
パネルが隙間があるのでその上に合板など貼ります。これで、完全に固定されます。
2012年11月01日
都市建物探訪その3
 
東京ドームです。おおよそ私が今後携わることはありえない建築の部類です。
古代ローマのコロシアムも同じ競技場として考えると、とんでもない発展ですね。
気圧で屋根を膨らませているという原理。中に入るとちょっと耳にきます。風もすごいし。
このあとたくさんのドーム球場ができました。その先駆けです。
野球を見ることが本来のことなので、意識してませんでしたが、違う目的で行くことになって、グラウンドにも降りてみたし、まじまじと見てみると素晴らしい技術の上にできている建物として感心しました。
「よい仕事おこしフェア」に行きました
都内、東北を中心とした各信用金庫が共催して600を超える企業が未来の日本を元気にしようというという高い志の上に、出展しており、企業アピールをしていました。
私の場合、建築業なので仕事に関係しそうな企業のプレゼンテーションやブースを回ってきました。
中でも浸透性のコンクリート材、高断熱塗料材、防犯断熱ガラスフィルムなどに興味を持ちました。
同上に東北の物産展やお笑い芸能人のライブもやっており、盛大なイベントでした。
もっと早く来て、地元のB級グルメとか食べればよかった。
2012年10月27日
朝市と木のバザー
 
もう数えて19回目になる当社のある商店街・奥沢銀座会の朝市が開催されました。
合わせて、これも何年にもわたって、行っている当社の木のバザーも開きました。
やや曇っていましたが、どちらも大盛況で、ちょっとお疲れ状態です。
いつもとは違うイベントをしたり、お客様と対面しての販売や木を喜んで使ってもらうことなど、
楽しいことの連続です。あしたは、どっと疲れが出るでしょうね。
2012年10月26日
都市建築探訪その2
別にシリーズ化するつもりはありませんが、写真があったので載せました。
乃木坂、六本木というべきか黒川紀章さん設計の新国立美術館。
ガラスの曲線が印象的な外観デザイン。気持ちのいい吹き抜け。
なかなかこういった空間が思いはあっても、できないものです。
建築の施工や材料の技術も向上しており、このようなダイナミックな空間も表現できるんですね。
好みは、分かれるとは思いますが、私たちが手掛けるものとは全く異なる建築として紹介しました。
シリーズ化するつもりはありませんが、何か気になるものがあれば、載せていきたいです。
2012年10月25日
外装完成
今年(2012)は、外装の工事が多い年です。塗装はしなくても、窓やベランダを直すなど、外回りの工事が多かったですね。
原因の一つに当社が新築した物件で消費税初導入前後に結構新築をやり(ほかにもいろいろ理由はありますが)、ちょうどそれから15から17年目の住宅が外装のメンテナンスをし始めたというもの。再び、昔に建てた建物に触れるのはうれしいことです。
あとは、地域的に塗り替えなどの時期がちょうど回ってきたということでしょうか。他の工務店さんも多いという風に聞いています。
それと、少数ですが、太陽光発電の導入です。当社の工事ではありませんが、世田谷区の助成金を受けて工事をする方が、ついでに外装もやってしまうことです。
来年はどうなるかわかりませんが、10年以上経過している方は、ぜひご検討ください。あまり長すぎると、塗装業者だけでは、直せなくなります。
2012年10月23日
都市建築探訪
なんか、雑誌の名前のようなタイトルにしてしまって、さもシリーズ化しそうな感じですが、思いつきで載せただけなので、あしからず。
東京・六本木のミッドタウンです。
初めて、中の方をゆっくり見ました。地下から、上まで吹き抜けの空間。オフィスや飲食店、美術館などの複合施設。ガラス張りで近代的なフォルムに、オブジェや憩いの空間。
建築法規上のこともあるでしょうが、地域に開放した空間がるのもこういった大きな都市建築の特徴です。商業地区だからできることでもありますが。
学生のころは、こういった建物を雑誌で見て、見に行って、写真を撮って、みんなでいいとか悪いとか語り合っていましたが、今は、すごいなと思う方が強いです。こんな大建築に携わることもないでしょうし、できないし、不特定多数の利用者より、個人の住宅の方がやりがいがあるな。って思う今日この頃です。
2012年10月20日
便器取付
    
何度か紹介している便器交換工事。今回もリフォーム用(メーカー:TOTO)便器の設置です。
すでに既存の便器は、取り外し、内装工事も完了しています。
1)排水芯を調整する配管をまずは、取り付けます。既存の排水穴に調整配管材を取り付け。型紙があるので、それに合わせて、取り付けます。
2)便器を取り付け。上からかぶせる。そして、指定のビスで固定します。固定する箇所は、後ろが2ヵ所、前1ヶ所。
3)タンクを取り付け。
4)便座を取り付け。ここでは、既存のウォッシュレットを再利用するため、色が便器と合っていません。
5)給水をタンクとウォッシュレットそれぞれに配管し、備品を取り付けて完了。ウォッシュレットのコンセントもさし忘れのないように。
こんな感じで1時間半ほど。水漏れの点検して、お客様に機能説明と取扱説明書をお渡しして終わります(ここでは、ウォッシュレットが再利用なので、あまり説明するものはありませんでした)。
2012年10月18日
木のバザー 10月27日開催
商店街のイベントに合わせて、当社でも木のバザーをやります。普段手が空いたときに作った木工品や、端材を販売。その他にリサイクル品など。夕方までやっていますので、遊びに来てください。
The朝市 10月27日開催
奥沢駅南口、すぐ近く。 当社がある 奥沢銀座会商店街で朝10時より開催。
野菜・魚・漬物が全品100円均一。同時にスピードくじやります。商店街で使える金券他、
今回は、ディズニーチケット当たります。はずれはありません。
ぜひ、お立ち寄りください。
2012年10月14日
建材設備の展示会
秋になると新商品が各メーカーから出てきます。それに合わせて、商社による展示会が全工区的に行われます。今回は、建材や設備関係の展示会。実物を展示して、コントがあったり、料理したり、実物の家を作って展示したり。ただ、一般のユーザー様は入れず、あくまで業者向け。
そこで、商品の知識を得て、お客様におすすめします。最近の傾向としては、耐震にエコ関係 そんな商品が ほとんどです。
2012年10月13日
造作家具設置
マンションのリフォームで、不足している収納を増やすために、家具をいくつか作りました。
本棚や食器棚など3台ほど納品しました。
納品というと何か持ってくるだけという感じですが、実際は、現場で組んでいるものもあります。
最新のマンションとはいえ、多少の誤差はあります。現場で寸法を取りながら組み立てないと、入らなくなる場合もあります。
箱に組み立てて、取り付けるだけの場所もあります。それでもスイッチが絡んだり、窓枠が絡んだりと、単純な作業ではありません。
家具業者に作ってもらうのが、本来ですが、なかなかコスト面でうまくいきません。そこで、大工で製作して取り付けています。家具業者ほど、スマートなものは作れませんが、がっちりしたものはできます(笑)。
IKEAなどかなり安い家具販売店がありますが、すべてセルフなので、取付を他人に頼むと高くなります。
しかし、その場所に合わせた好きな寸法でできるのが、製作の強みです。
規格に合ったもので賄えるならば、買ってきた方がよいと思います。
どこに何を置いて、この先どう使うか、それを置いたらどう狭くなるか、など買う前にちょっと考えてください。製作もお互い考えながら作れば、コストも抑えられると思います。でも、買ってきて「これ付けて」は、なるべくやめましょうね。
2012年10月12日
ネットフェンス
昔ながらの木製の塀を取り壊し、あらたにネットフェンスを設置しました。
フェンスにはいろいろ種類がありますが、そのうちの一つです。
用途は、お客様の都合もありさまざまで、それに合わせたフェンスを選びます。
目隠しという機能はありませんが、侵入防止、風通しが良い、比較的安価。という、ことでは、おすすめできます。
2012年10月08日
玄関アプローチ
門から玄関までのアプローチを整備しました。古い鉄の門扉に、大きな切株、土のままで歩く所だけ、コンクリートの平板が置いてあるという状態でした。
歩くのに不安定で、土のせいか湿気が多く、雨が降ると周りも汚れます。
門もかえって入口を狭くしており、ポストもありませんでした。
今度は二所帯住宅にされたので、ポストや表札も2個必要となりました。
門は、狭くなるので逆にやめて、ポスト・表札付の機能門柱というタイプのデザインされた門柱を立てました。地面は、コンクリートを打って整備。すっきりした感じです。
植木などは、鉢などに入れてもらって置くようにしてもらいました。
2012年10月07日
太陽光発電
じつは、この太陽光パネルの工事は、世田谷区から斡旋された業者が行ったもので、当社の工事ではありません。世田谷区では、太陽光に関する部門ができて、希望するお客様に業者を斡旋すると同時に助成金が出ます。
いくらかというのは、世田谷区のHPなどで見ていただければわかるので、ここでは割愛しますが、かなり補助されるようで、ここにきて2件からみました。
どうして太陽光の工事と当社が絡むかというと、その家の屋根仕上げによってなのです。
2件とも屋根の上にそのままパネルが設置できないものでした。
そこで、こちらで屋根を葺き替えて、対応できるようにしました。また、こちらで組んだ足場を太陽光の業者が利用できるという利点もありました。
パネルを載せたら、ちゃんと下屋根でもメンテナンスができなくなります。そこで、パネル設置前に塗装したり、葺き替えたりします。
太陽光発電を取り入れることは、今後のことも含めて大いに賛成ですが、屋根のことも考えてください。
2012年10月06日
木製のデッキ
もともとあった木製のベランダが腐食してしまい、それに伴いもう少し大きく直しました。
あわせて、あぶなくないように手摺を設置。隣地側には目隠しになるよう、板を貼りました。
キシラデコールという外部用の浸透性の塗料で仕上げています。
イペ材とか腐食しない気を使えばいいのですが、予算の都合もあり一般的な材木を使い塗装します。
塗装材も本職でなくても塗れるような材料なので、塗り替えのメンテナンスもお客様でもできます。
お庭にそれなりの空間がないとこういった工事はなかなかありませんが、すべて木製だとやはりできた感じはいいですね。
2012年10月05日
和室壁のクロス下地工事
和室のリフォームで、壁が聚楽壁と言って、左官業者が塗って仕上げている壁があります。
古くなり、何もしていないとしみが出ていたり、聚楽の材料がはがれたり、人によっては、ざらざらした素材感がいやだという方もいます。
和室なので、もう一度塗り替えるのが通常のやり方ですが、上記のような理由から嫌がる方もいます。また、塗り替えとなると作業も大変でコストもかかります。古いイメージを持つ方もいますね。
かといって、このまま塗装してしまうのもありますが、それでは、あまりにも簡易すぎる・・・。
そこで、ビニルクロスをお勧めしています。ビニルクロスなら将来張替えも簡単だし、いろんな柄を選べます。
ただ、そのまま貼ることはできません。強力な接着材を使用して、張ることもありますが、あまりお勧めしません。
そこで、写真のように合板または、石膏ボードを下地に張ります。
たいてい、柱とか壁から大きく出ているので、きれいに中に収まります。
この下地ができれば、後はクロスを貼るだけです。アパートの改装でもよくやる方法です。
2012年10月04日
天井の塗装
照明器具を取ってしまったので薄暗い中の写真になってしまいました。
天井に塗装をしているところです。現在の天井材は、よく大工さんたちは、テックスと言っているもので、今では事務所の天井に使うぐらいでしょうか。安価なところが魅力です。
白い色なので、古くなるとやはり見栄えが悪くなります。
予算に寄るのですが、ここでは上から塗装しました。コストとしては、この方法が安く早いです。
ただ、かびにくいとか汚れにくいということを主点においた材料で塗装しているので、においがあります。お客様が在宅でにおいに敏感な人は、ちょっと注意したほうがよいでしょう。
ただ、いつまでもにおうわけではありませんから、通風を良くしていただければ大丈夫です。
2012年09月28日
リフォーム用便器
床にぽつんと何があるのか?
便器の排水管です。
リフォーム用便器とタイトルにしましたが、なぜそういうタイトルにしたかというと、当然リフォーム向けではあるのですが、近年この商品が各メーカーから出たことで、非常に便器交換が簡易になったということです。
便器には当然汚物を流す排水があります。一般的には床排水です(マンション等壁排水と言って便器の後部から排水する場合もありますが)。
それが、以前は、各メーカー・各商品によって排水の位置が全然違いました。いつからかは不明ですが、最近は、どのメーカーも後ろの壁から20センチのところが排水の芯になっています。
ですから、古い便器を交換するには、床も壊さないとできませんでした。
それが、この商品によって、一切内装をいらわず、設備業者だけで数時間で終わってしまうようになりました。
写真の部材、手前が本来の排水の位置。それを、専用のパイプで位置を調整し、20センチになるようにします。奥の黒い部分が便器がとりつくところです。
あとは、通常通り設置するだけ。便利ですね。
ただし、ウォッシュレtット用の電源がなければ、専用に配線が必要です。
もう一つ注意点は、写真のようにシート張りの床材で、何度か貼りなおしていると、便器交換の際に、便器の形状違いによって傷が出るかもしれません。
その時は、床材も張り替えたらいかがでしょうか。両方施工しても、1日もあれば完成します。
2012年09月26日
塀のやりかえ
隣地との境界上の塀を壊して新しく作り直しました。
今までは、手前に見えるブロック塀がずっと奥までありました。だいぶ痛んでおり、壊れそうになっていたのと、塀が高いため風通しが悪いとのことで、新しく作る際は、フェンスにして光と風が入るようにしました。
フェンスは、アルミ製で腐食することもほとんどなく、風合いも変わらないのでお勧めです。
いろんなデザインや色がありますから、気に入ったものを選択しましょう。それと、上記のように風通し等を考えるのか、目隠しにしたいのかなども考慮しましょう。
防水工事完了
屋上の防水工事が完了しました。グレーの色で仕上げています(個人的にあまり防水の仕上げで気に入った色はこれぐらいしかない)。
塗装でもなんでも、きれいに仕上がったばかりの状態は気持ちがいいものです。
ただ、防水はきれいなだけではいけません。雨漏りを防ぐことが一番です。
大きな平面よりも立ち上がりや、設置物との取り合い、排水廻りが大事です。
ところどころにタケノコのように出ている突起物は、脱気筒といって、空気抜きです。
ウレタン防水は、日照によって熱があがると、膨らんでしまうことがあります。その空気を逃がすためのものです。
雨の合間を縫ってやっと完了しました。
2012年09月25日
便所の壁の補修
店舗(マッサージ店)開業前に便所を改修しています。
我々は、よく汽車便所と言っていますが、和式の便器で座る部分の床が一段上がっている最近汽車でも(この言葉自体がないです)見かけないスタイルでした。現在のスタイルに合わないこともあり、洋式便器に交換することになりましたが、そのまま取替はできません。
まずは、一段上がっている床を壊し、配管を直します。あとは便器を付けるだけ・・・・ではありません。
壊した部分の壁が同じように壊れたままです。その壁を修理して、内装をやり直します(ここでは塗装)。簡単なようで簡単ではありません。壊してみると思いもよらないことがたびたび。
でも、それがリフォームなんですと、簡単にまとめます(笑)。
2012年09月21日
神棚の取り外し
当社のある商店街の毛糸屋さんが、店をしまい、お引越しすることになりました。
そのあとは、解体されて建売になるようです。
この神棚は、お店の方に聞くと80年は経つそうです。新しい住まいに持っていくということで、慎重に外しています。
建物も古く、この奥沢で100年は、建っていたようです。さらに柱などの部材は、その前にあったところから持ってきたと言いますから、材料自体は相当古いです。
道路側に土間があり奥に生活空間がある、木造2階建ての商店建築です。
東京は、関東大震災、大空襲などを受けており、さらに開発によって、古い建物はどんどんなくなっていきます。有名建築や公共建築物は、残されていく可能性はありますが、100年前後の住宅は、なかなか保存されません。
維持していくのも大変ですし、こういった写真やデータで残していくしかないんでしょうね。
残念です。
2012年09月20日
バルコニーのやり変え
断崖絶壁に立っているようですが、これは、2階バルコニーの先端です。
雨漏りによって、骨組みが腐ってしまい、手摺関係を壊したら、もうすでに腐食していました。
原因は、排水廻りでした。ふりい建物ですと他にも窓下部分、手摺部分など経年劣化によって雨漏りの原因G生じてくる場所は多くあります。床の防水もすでに、だめになっていました。
そこで、床から壁を壊し、新規にやり直し始めています。
外壁や軒裏の天井もはがれてかけていたので、ちょうど工事がいいタイミングでした。
画面が青いのは、ブルーシートで囲っているからです。念のため。
屋根葺き替え
日本瓦からコロニアル葺きに変えました。理由はいろいろありますが、今回大きかったのは、太陽光パネルの設置です。補助や助成金関係から太陽光の工事も増えたり減ったりしていますが、世田谷区によって太陽光を促進させるために補助してもます(施工者は決まってしまいますが)。
そこで、当社に何の仕事が来るかというとつまり、日本瓦をはじめ太陽光パネルを設置することが難しい屋根状況があるということです。
そこで、屋根の葺き替えを依頼されることがあります。
それともう一つの理由としては、屋根を軽くしたいということです。やはり日本瓦は重いため、地震の時には、ややマイナス面となります。
屋根工事をやることよって、今回は、断熱材も入れました。古い家だと断熱材が入っていないこともあるからです。どうせ壊すならということでやれることはやってみようとなりました。
足場もかけているので外装もやります。工事としてのボリュームは大きいですが、できるときにできることをした方がよいと思います。
2012年09月14日
屋上の防水工事
とあるマンションの屋上防水工事を請けました。シート防水という、まさしくシートを一面に敷き込んだような防水だったのですが、経年変化によって劣化し、いつ雨漏りしてもおかしくない状態でした。
そこでウレタン防水という塗布防水を新たに施工することになりました。ただ、そのまま施工したのでは、意味がなく既存のシートをすべてはがしました。
するとコンクリートが出てきたのですが、そのコンクリートに伸縮防止の目地があり、そこも劣化していました。それらも撤去し、コーキングなどを充填しました。
これから下塗り中塗り仕上げとなりますが、平らな面も大事ですが、隅々などに気を配った施工をしてほしいです。排水廻り、立ち上がり、何か別物との取り合い、機械など設置してある場合の足元。
こういったところからの雨漏りが多いのです。
2012年09月13日
水栓金具の交換
キッチンに限らず、どの水栓も古くなると水の出が悪くなったり、逆に勢いよく出すぎたりと、不具合が出てきます。修理する方法もありますが、もう古い場合は、部品がなかったり、出張料・修理代・部品代で新品になってしまうこともあります。
こういった器具は、年々良くなっているので、新品をお勧めします。
水栓は、配管が下にあるのでいつも潜って作業します。上から簡単にはできないので、水道屋さんはこの時期汗だくです(笑)。
2012年09月11日
祭だわっしょい!
体が痛いです。
2012年09月05日
雨戸の交換
古い家屋だと窓及びその回りが木製でできていることはよくあります。
窓は、アルミサッシでもその外にある雨戸が木製というのが多いです。
維持するためには、塗装を繰り返していくのですが、それにも限界があり、じょじょぬ腐食していきます。さらに、雨戸が重く高齢者には、非常に動かしにくくなります。
そこで、その雨戸及び戸袋を撤去して、アルミ製の雨戸を取り付けます。アルミ製ならば、メンテナンスも不要で、操作も軽くて楽になります。
もっと、よくするならば、シャッターがいいでしょう。スペースも取らず、防犯としてもよいです。ただ、取り付ける状態を見ておかないとできないこともあります。
いずれにしても2階だと足場も必要です。また、窓回りの外壁も壊します。もし、外装をお考えであれば、外回りの改修もあわせてできれば、効率もいいと思います。
建具の入れ替え
木製の建具は、本来大工さんが作った枠に合わせて、建具業者が採寸し、仕様をお客様か工務店、設計事務所と相談して製作します。
ですから、好きなサイズ、デザインが可能になります(当然コスト面は掛かりますが)。
そして、リフォームの場合、建具を交換するだけならば、他の業者は入らず、建具業者のみで交換できます(多少塗装が入ることもあります)。そういう面では便利ですし、建具は製作してから持ってきますから、1ヶ所なら1時間ほどで交換します。
ただ、最近建材メーカーの商品として建具があります。これは、枠材と建具ができており、新築ならば大工さんが取り付ければ出来上がりです。コスト面でも安くなります。
ただ、決められた寸法とデザインから選ぶことになってしまいます。どちらも一長一短ですが、今回のように古い家屋で、簡単に施工する場合は、建具業者に製作してもらう方がよいようです。
2012年09月04日
車庫及び門扉の完成
車庫の屋根改修と門扉の交換及び塗装工事が完了しました。
以前の車庫の天井が低かったため、屋根を壊し新しく作り変えました。柱は、既存の立派なコンクリートで、それを生かし、上に木造の屋根を付けました。FRP防水で仕上げて、屋根のメンテがしやすいようほぼ平らに作りました。外部は、建物に合わせてタイル張り。
門扉やシャッターも鉄製で古くなってからは、とても操作しにくくなっており、塗装のメンテナンスをしていかなければいけないことを考えるとアルミ製(シャッターは、ステンレス)にしました。
完全に壊していないので、傷ついたところは、塗装しました。
けっこう、時間もかかりましたが、立派なものができました。
塗装と窓交換に屋根葺き替え
内装と建物外部の塗り替え工事として始まった現場ですが、太陽光発電を急きょ取り入れることとなり、屋根葺き替えの準備を始めました。また、雨戸が木製で老夫婦には、とても開け閉めが大変だということで、交換となりました。実は、塗り替え工事がもうすでに始まっていたため、足場が掛かっており、ちょうど良いタイミングではありました。
ただ、塗ったところを壊してしまうということにもなりました。
雨戸に関しては、もともと古いということを考慮すれば、おすすめしておくべきでした。お客様には、工事の流れはわからないものです。タイミングも間違えてしまうこともあるでしょう。
また、屋根の葺き替えにしても(これは、太陽光の工事を急きょ取り入れることになったからですが)、塗装の前に工事する内容です。
工事の前後をご説明したつもりではありますが、やはりプロではありませんから、思いつくままにご要望を言われるのは仕方ありません。そこは、反省しています。
こういうこともありますから、仕事前には、なにか思うことがあったらお伝えください。よろしくお願いいたします。
2012年08月30日
システムキッチンの取付
システムキッチンの交換工事です。もともとキッチンのあった場所に新しいキッチンを取り付けています。同じ場所であれば、配管等さほど変わることもないので、わりに早くできますが、今のキッチンは、とても優れているので、設備工事も簡易的できないこともあります。
特に古い住宅だと壁の下地が新規のキッチンと合わないとか、配管が合わないとか、仕上げ方が違うとか・・・。
今回のように大きくリフォームすることも視野に入れたほうが、お好みのキッチンを設置でいると思います。
キッチンだけではありません。以前のキッチン前の壁は、ステンレスやタイルでした。今は、キッチンパネルという、継手の少ない、水や火に(下地もやりかえたうえで)強い材料が出てきて、お手入れやデザインがよくなりました。そういった材料を取り入れて、よりシステムキッチンの良さを引き出すのもいいと思います。
まずは、ショールームで体験してみては?当社のもう一つのブログでは、各キッチンメーカーのお得なイベントも紹介しています。行くと何か特典があるかも・・・。
あとは、最近施工された方のキッチンを見せていただくのもよいでしょう。現実的に見ることもできますし、使う側の意見も聞けます。もちろん、当社にご相談抱いても構いません。
これから、秋の季節各メーカーが、新商品を出し始めますので、見てみましょう!
→http://www/37201606.com/
2012年08月27日
床暖房のパネル敷
この暑いときにではありますが、床暖房の工事です。
今度の冬に備えて、早めの対策と考えたほうがよいでしょう。
この床暖房は、東京ガスの床暖房で熱源がガス。温水式で床を温めます。
この暖かさは、ゆるやかで人にやさしい感じです。銀色の部分に細いチューブが巻き込まれていて、そこをお湯が通ることによって、床上が暖まります。緑の部分には、木が入っていて、上から貼る材料の下地になります。
2012年08月25日
天井エアコンの交換
事務所のエアコンを交換しています。部屋の面積が広い、事務所ですと天井埋め込み型のエアコンが多いです。電力も一般電気ではなく、動力をいれていることもあります。
天井埋め込み式ですと、風の吹き出しが四方向に出るものもあるので、部屋全体にいきわたるには、壁掛けよりも有効です。ただ、機械が大きい分、金額も高いです。
能力の大きいエアコンとなると先ほど記したように、電気も動力を引き込んでいます。
その方が、電気の容量が大きいのですが、動力は、定額金額なので使用頻度にかかわらず、一定の契約額になります。事務所の場合は、その方が得ではないかと思います。
動力の契約も使用する設備によって容量が変わりますので、どんな設備を使うのか申請が必要です。
このエアコン交換も、機械が大きいので人数がいないと大変です。
2012年08月24日
リクシル新宿
今日は、リクシル新宿ショールームに 見学に来ました
でかい(笑) でもお客様には 体験型でいいかもf^_^;
2012年08月20日
アルミ笠木工事
ここのブログで紹介する笠木工事は、たいていバルコニーの手すりとなるところや、階段部分です。
ここでは、車庫の屋根(屋上といってもいいぐらいですが)の笠木工事です。
屋根を歩行できるようにとのご要望だったので、ほぼフラットにできています。そうすると外周部分のおさまり上、パラペット(立ち上がりの壁)ができます(ビルの屋上と同じ)。
そうするとパラペットの頂部を保護する部材が必要になります。外部はタイルで内部はFRP防水。
どちらを頂部まで仕上げても、長い年月には雨水が入ってしまうかもしれません。そこで笠木(カバーと同じ)を設置します。バルコニーの壁の頂部も同じ考えです。
アルミ製なのでメンテナンスも不要です。長さもちょうどよくコーナー部分以外は継手がなくいけました。
色も数種類ありますが、ほとんどがアルミサッシメーカーの商品なので本体の窓の色に合わせています。
パラペット頂部に取付用の金具を取り付け(その際、コーキングも一緒に)、その金具に笠木をはめ込む形です。なので、なんかの時に外すことも可能ですが、だからといって台風とかで外れることもありません。
2012年08月09日
色合わせ
道路にかがみこんで、なにやら悩んでいるのは塗装業者。
悩んでいるのではなく、色の調合をしています。
会社で家具を製作して、塗装することにしました。とはいっても、どんな色に塗るかなど塗装業者に伝えなければ、いくらプロでも塗れません。
そこで、色のサンプルを見せて、それに近い色にしてもらいます。塗装業者さんでも日本塗料工業会や関西ペイントなどの色見本を持ち歩いていますので、その中から選ぶことが普通です(現実の見本があれば別です)。
今回は、木目を生かしたいので建具の見本から見てもらいました。
その色見本を見ながら、調合し、近くなるよう何度も色合わせします。
色は、木系の色の場合、基本的に赤、黄、黒から作ります。その度合いを変えていきながら、色を作っていくのです。また、塗った瞬間とある程度時間が立った場合では、塗装した木の状況でも変わっていくので、そこも計算するそうです。さらに着色した上にクリア(ツヤ)を塗るとそのつやの度合いにもよりますが、着色した色がまた濃くなることもあります。
内装のように近くで目にする場合は、その色合わせも慎重になります。遠くで見る外装のような場合でも、周りとの状況からでも変わります。
簡単に塗装しているようで、結構大変なんです。どうしても色にこだわる方は、何か見本を用意してあげてください。言葉では絶対に伝わりません。
2012年08月08日
洗面化粧台
水廻りのリフォームとして、浴室に続き洗面所も直しました(7月31日更新)。
この工事は、介護保険関係の工事でもあります。段差解消、手摺などです。
ユニットバスは、洗面所との段差をなくし、当然手摺も取り付けました。
洗面所は、浴室を改造するとどうしても一部壁を壊したりするなど多少影響が出ます。
また、各部屋の段差解消のため、床も直しましたのでそれに合わせて洗面化粧台も取り替えています。洗面化粧台も(ここでは、TOTOというメーカーですが)椅子に座った状態でも使用可能な商品を選んでいます。使用する方にとって機能的な高さに合わせて設置しました。
床については、廊下などもフローリングを新しく貼っていますが、犬を飼っていらっしゃるのでペット向きのフローリングにしています。
こういった商品を選ぶことで、介護保険の工事という感じではなく、通常のリフォームのように仕上がっていると思います。
2012年08月04日
壁のタイル貼り
7月30日にアップした壁のタイル張りの続き。
下地を兼ねたセメントのようなものを塗り、1枚1枚貼っていくので、なかなか進みません。でも、仕上がると重厚感が出ます。
コストとかいろんな面で外壁にタイルを貼ることが少ないのですが、やはりタイル仕上げはいいもんですね。
2012年07月31日
シャッターの塗装
シャッターの正面を塗装しています。シャッターも鉄製、アルミ製などがあります。鉄製なら塗装可能です。ただ、やはり開け閉めが激しいと塗装もはがれやすいので、一時的なもと考えたほうがよいでしょう。また、シャッターは、たいてい店舗が多いですから、お休みを狙ってやる方が多いです。
でも、きれいに塗ると気持ちいいもので、新しく感じられて気分も一新です。
浴室の改装
何度も紹介していますが、浴室を改装するときは、たいていユニットバスにしていただいてます。
今回もユニットバスになります。ちょうど床パネルを設置しているところです。
右側が外部に面する壁で、まったく断熱材が入っていなかったので、スタイロフォームという断熱材を入れました。厚みの問題があったので個の断熱材になっています。
これも全面改装だからこそできることです。
さて、ユニットバスの方ですが、ほぼ1日をかけて完成しました。ただ、コーキングの乾燥とかあるので、翌日でないと使用できません。
2012年07月30日
車庫壁のタイル貼り
 
外壁の仕上げとして、タイルを貼っています。
これは、建物の正面がタイル貼りなので、それに合わせているということです。
モルタルの下地の上に1枚1枚タイルを貼っていきます。
割り付けの問題もありますから、気軽に端から順番に貼っているわけではありません。
まずは、タイルの大きさを考えて、水平を見て、割り付けをします。半端な寸法の場合、それをどこで調整するのかを考えて割り付けし、そして下から順番に貼っていきます。
タイルも大きさ、色、素材感など種類が豊富にあります。サンプルを取って、どれがいいのか検討してみるのです。ただ、タイルというのは、焼き物で色が均一ではありません。それが味でもあるのですが、そこも考慮して選んでみると面白いでしょう。
2012年07月28日
設備の展示会
ビッグサイトで 一日設備関係の研修中。広くて、見るのが大変。でも、これ勉強。
新しい設備の状況がわかります。
浴室中の筋違入れ
コンクリート打ち、土台の入れ替え。そして、筋違入れ。
古い建物で、その多くは、家のゆがみを支える、筋違が入っていないことが多いです。
そこで、今回浴室内をきれいに解体したので、できれば補強したいと思い、筋違を入れました。
ここに入れれば、この家が地震に絶対強くなるというわけではありません。
耐震をするのなら、家全体を考えて適正な位置に入れるのが本来です。
しかし、部分的なリフォームなので、それはできません。だからと言って、何もしないのもいけないと思います。そこで、可能な限り筋違を入れました。
2012年07月27日
門柱設置
門柱の建つところの床石をカッターで刃を入れて、壊します。手堀などで掘っていって、既定の深さになったら、門柱を建てます。その時は下にコンクリートを流し込んでおきます。
さらに、門柱を建てたら、隙間にモルタルを詰めていきます。
モルタルが乾くまでは、なんらかでサポートし動かないようにしておきます。
手前に小さく見えるのは、ブロックです。門の幅が企画寸法いっぱいでも届かないので、ブロックを積んで隙間を埋めます。
とりあえずは、1段の積んだところで本日は、終わり。
細い棒は、鉄筋です。一般的に住宅の基礎で使う鉄筋を同じです。
1,2段でしたら、いりませんが、高く積むとなると、鉄筋を入れておかないと危険です。鉄筋を差し込み、ブロックの穴にはモルタルを詰めます。この作業を繰り返して高く積んでいきます。
浴室の土台補修
浴室を解体した時に判明した土台や柱の腐食。
そのままにせず、できるだけ対処します。
まずは、ユニットバス設置のために指定された土間の高さまでコンクリート打ちます。
それは、ユニットバスが安定して設置されるためと浴室内を構造的にも強くしたいということ、下からの湿気を防ぐためということです。コンクリートを打つ時は、その下に湿気止めとしてシートを敷き込みました。コンクリートもワイヤーメッシュという簡易的な配筋もしました。
足元がよくなったところで、土台の入れ替えです。入れ替えというより、すでに腐食して存在しないような状態だったので、浴室側から横に入れ込んでいきました。
柱ともちゃんとつながるように隙間なく入れ込み金物で止めます。
今後のことも考え、木部には防腐剤を塗布します。
門扉の位置出し
とにかく暑い!暑い!
エクステリア工事の方と門を取り付ける位置を打ち合わせして、その位置だしをしているところですが、暑くて集中できず、間違ってばかりです。
門が建つ場所は、各住宅によって違いますが、下が土のままだったり、コンクリートだったりすることが多いです。ところが、ここは石張りで、ちょうど石に穴をあけなければならないのです。
当業者は、医師も扱ってる方なので、何とか対応してもらっています。
真夏のエクステリア工事や植木工事は、大変ですね。
2012年07月25日
浴室の解体
解体中でほこりが多くて、白い写真になってしまいました。
当社がある奥沢もまだまだ古い住宅が多く、浴室や台所などの改修をよく請け負います。
ほこりのせいで見えにくいですが、土台がありません。これは、最初からではなく、なくなってしまったのです。
原因は、シロアリ、水漏れによる腐食です。いずれにしろ、水漏れがほぼ原因でしょう。
防水をして、モルタルを塗って、タイルを貼ってという工程をしているとは思いますが、長い間にタイル目地などに亀裂が入り、水が入ってしまい、木を腐食させてしまうのです。
いわゆる経年劣化なので、不正な工事ではありません。
今回もユニットバスを設置するので、それまでにこの土台を入れ替えます。リフォームの良さでもあります。
2012年07月21日
便器交換
新しく取り替える便器のタンクを組み立てているところです。
今は、器具の施工性が簡単になり、時間もかからず、大きな工事にもならずに新品の便器が取り付けられます。
便器は、タンク式の場合、座るところの便器、タンク、便座(普通、暖房、ウォッシュレット)の3パーツに分かれてきます。写真は、タンクの中の部品を取り付けているところです。
便座を床に据え付けて、そしてこのタンクを取り付けて、最後に便座を取り付けます。そして、給水やウォッシュレットの配管結び。スムーズにいけば1、2時間ぐらいでしょうか。
機能の多い便器だと取付にやや時間がかかります。
2012年07月20日
待合席
お茶を教えていらっしゃる、お客様の玄関先に3人程座れる待合席を作っています。
基本的に杉材を使っています。腐食の面でどうかということもありますが、素朴さと雰囲気を優先しました。蚊がいっぱいいて大工さん大変。
2012年07月19日
鍵交換
アパートの玄関鍵を交換しました。写真は、外した鍵です。
セキュリティというかプライバシー上交換のところは載せませんでした。かなり古いアルミドアで、取替用のものしか対応できませんでした。
木製でも、鉄製でもたいていは交換できます。メーカーの商品であるアルミ製玄関ドアで新しいものほど交換はやりやすいです。たぶん、器用な方ならできるでしょう。
鍵をなくしたり、古くなったりしたら、交換をお勧めします。ご自分でも取替可能なものもあり、ホームセンターでご相談する方法もあります。ただ、中には古すぎてタイプできなかったり、メーカーの商品で独自のシステムを持っているものもありますから、できれば、業者に相談した方がよいでしょう。
2012年07月06日
車庫シャッター工事
 
結構間口が大きく、背も高いので電動式のシャッターです。予算の問題など手動にするときもありますが、あまり間口が大きいと製作範囲を超えてしまうのと、開け閉めが大変になります。
会への仕方にも種類がいくつかありますが、ここでは、上に巻き上げる方式のシャッターになってます。
また、風通しやあまり閉鎖的にならないようにということで、ステンレスのパイプシャッターです。
よく見かけるのは、見えなくなるタイプだと思います。その場合、アルミか鉄製となりますし、デザインもいくつかあります。
今のシャッターは、リモコンで開閉するので車に乗ったままでも操作できるので非常に便利です。
ただし、故障する可能性があります。その際は、非常用に手動に切り替えができるようになっています。
開口が大きいとシャッターも重くなり、取り付ける職人さんたちは苦労しています。
それはそれとして、シャッターには、安全装置も付いており、シャッターに間違えてはさまれることもありません。大きく工事される場合は、電動をお勧めします。
2012年06月28日
塀の作り直し
車が衝突してしまい、ブロック塀が壊されてしまったので、作り直しています。
根元から破損していることなどから、修理というわけにはいかず、基礎から作っています。
基本が現状に戻すことなので、一般的な話ではありませんが、使用しているのは、重量ブロックです。強度などを考えると重量ブロックでないと長持ちしないでしょう。
軽量ブロックというのもありますが、花壇の周りに1段ほど積むとか、その程度ならお勧めですが、高い塀となると重量ブロックをお勧めします。
細い棒が何本か立っていますが、基礎工事にも使っている鉄筋をブロックごとに入れていきます。また、水平方向にも鉄筋を入れます。これがないといくら重量ブロックでも危険です。
だいたい、2m近く積み上げますが、これほどの量ですと1日で仕上げます。
このあと、以前の塀が塗装してあったので、塗装します。
防水等外部状態
車庫の屋根もだいぶ出来上がり、外装の下地に入っています。屋根にあたる部分は、FRP防水を施して、すでに仕上がっています。
次に外壁にあたる部分に入りますが、まずは下地として防水シートを巻いていきます。外部の車庫とはいえ、雨水が侵入すれば、木部の腐食にもつながるので、その防護として防水シートを張ります。
ここでは、タイル張りの仕上げなので。シートの上には、ラスカットと言ってモルタル用の下地合板を張っています(手前の黒い板)。強度もこれで向上します。
いろんな材料が一度に写せたので、紹介させていただきました。
2012年06月26日
浴室の塗装
既存の浴室を改装しており、最近主流のユニットバスではなく、在来のままでというご希望から、壁を塗装仕上げしています。ここへ、店舗兼用にもなっているので、ちょっと派手な色です。
派手というか濃いというか、お施主様の希望の色です。
防水工事をして、左官工事でモルタルを使って平滑にして塗装しています。
塗装なので、色はほぼ好みの色が出せます。
ただ、今回のように濃い色ですと、次回塗るときも濃い色にしないといけません。薄くはできないようです。
たまには、塗装仕上げもいいですね。
2012年06月25日
屋根の防水工事
屋根といっても車庫の屋根です。
既存のコンクリートの壁の上に木造の屋根を作りました。お客様の要望から、屋根の仕上げをFRP防水で仕上げとしました。
何度か紹介しておりますが、防水としては信頼性の高い、FRP防水を使用することが多いです。
グラスファイバー製の白いシートを防止する箇所に施します。ここは屋根といっても平らな屋根なので周囲に立ち上がり(パラペット)の壁があります。その天端までシートを張り込みます。それから強力な接着剤を塗り込んで接着させると同時に固めていきます。これでも雨漏りはしない状態といってもいいぐらいです。
接着剤が硬化したら、防護材(トップコート)を塗ります。
写真は、シートを張りながら、接着剤を塗り込んでいるところです。
2012年06月23日
浴室土間工事
最近、めったにしない工事なんですが、既存の浴室をほぼそのままに、改装しています。
タイルだった腰壁と床を壊し、すべてモルタル仕上げ(壁は塗装しますが)。
土間(床)は、コンクリートで大工さんが打ち込んでいます。それからウレタン防水。
そのあと、左官業者が仕上げに入りました。
まずは、下塗りで一度平らにします。それから、ひび割れ防止にメッシュ(金網)を入れて、もう一度上塗り。白く見えるのは接着剤。メッシュはちょっとわかりにくいですね。
壁もモルタル塗してあります。
2012年06月20日
クロスの張替え
あ、携帯電話しているところになってしまった。
今回玄関から階段、廊下廻りの壁天井のクロスの張替えを請け負いました。まずは、既存の壁紙をはがします。
クロスの張替えをいつやるのかと、聞きますが、当社としてはこれといって、時期を指定していません。模様替えの感覚で考えてもらっています。こんなことを言うのは、業者として変かとは思いますが、クロスというのは、お化粧のようなものなので、住んでいる方の感覚で張替え時期を見ていただけたらと思っています。それが、5年でも10年でもいいかなと。
そんなこと言うと内装業者から怒られるけど。
やはり、経年変化で汚れても来るし、色あせても来るし、継手が目立って来たり、場合によっては継手からはがれているところもあります。そういう状態が目安でしょうか。
2012年06月18日
完成
玄関目のタイルを貼って、ついに完成しました。
実際には、完了してお客様も生活されていますが、道路の工事とそれに絡むタイルが残っていたので、引っ越し後になってしまいました。
外壁は、サイディング、ところどころにバルコニーを設け、家の狭さを解消させました。
外壁も明るい色で近所の方にも、見ていい印象を与えるようにしています。
道路後退によって、玄関前がほとんどないので、ドアにしないで引き戸にしています。
出来上がってしまうと、なんだかさみしいものです。
タイル目地工事
 
玄関前のタイル張り工事です。道路後退の工事があったので、その工事が終わるのを待って始めました。玄関内のタイルと同じタイルを外にも貼りました。
目地が通るよう、内部と合わせて張っています。張っているところは、すでに終わってしまったので目地を入れているところを載せました、。
目地材(セメントのようなもの)を全体に鏝で均します。それから目地用の鏝(目地の幅にあった細い鏝)で目地内に詰め込んでいきます。タイル面より目地材が上がらないよう、押さえていきます。
それから、スポンジで洗っていきます。そうすると出来上がり。
目地は、いくつか色もあるのでタイルに合わせていきましょう。
店舗の家具完成
飾り棚や、収納、カウンターなど完成し、塗装業者にクリア塗装してもらいました。
素朴な感じのお店の様なので、木の素材を生かした塗装にしました。
ただ、においがするので、店の方も出掛けていただき、塗装業者も塗り終わって帰ってしまったので、留守番してます。
2012年06月12日
店舗の飾り台
近所で新しくお店がオープンすることになりました。内装は、ご自分でなさるそうで、
不足の家具を当社が作ることになりました。
絵がわかりやすく、立体的に書ける方なので、製作する側としても助かります。
どうしても一般の方は、図面としての表現が難しいようです。
新しくお店ができることはいいことです。こちらもできるだけ協力して、末永く営業してほしいです。
車庫の屋根づくり
雨が降ってきてしまい、途中で工事をやめました。
既存のコンクリートでできた車庫屋根を解体して、新しく木造で屋根を作ります。
車庫ですから、間口や奥行きが大きいので、集成材を使い高さの高い材料にしました。
屋根は、FRP防水で仕上げるのでほぼ平坦です。また、その方が軽くできます。
浴室の改装
 
古い浴室の内部改装しています。
タイル張りでできた床壁、便所の部分は、漆喰壁が下から出てきました。
こういう古い建物は、まだまだ多く残されているので、さほど気にしていませんが、正面に見える壁に入っている断熱材が、新聞紙をビニール袋に入れたものでした!
たしかに、セルロースファイバーなど古新聞などをリサイクルした断熱材は良く使っています。
しかし、それらは、断熱だけでなく防火の面でも処理をされていますし、ただの新聞紙を丸めたものではありません。
ある意味先駆的な工事をしているかもしれませんが、どう見てもごみを捨てているようにしか見えません。びっくりしました。
2012年06月08日
土間コンクリート打ち
道路の後退工事が終わり、道路境界がはっきりしたので、残りの建物前面の土間を整理しています。予算の都合上も含めて、コンクリート打ちのままですが、玄関前だけは、タイルを貼る予定です。
30センチほどのわずかなところですが、それでもきれいにすると建物が引き立ちます。
暑いので、コンクリートが早く固まってしまうので、あわてています。
2012年06月05日
道路舗装工事その2
アスファルト舗装完成の写真です。今回なかなか間近に見られる工事ではなかったので、掲載しましたが、基本的に当社では、道路舗装工事は請け負っていませんのでご注意ください。
道路舗装工事
前回は、後退した道路の縁石を入れている写真でしたが、ここでは、舗装しているところです。
土や砂利を敷きつき固めた上にアスファルトを流し込んでいます。
スコップなどで平らに流し込み、突き固める機械で何度も突きます。
アスファルトは、コンクリートと違って早く固まります。
2012年06月04日
道路後退工事
 
基本、建物を建てる敷地は、道路に接していなければなりません。
その道路の幅員(道幅)が、最低4m確保されていることが、決められています。これは主に消防自動車など緊急車両のための配慮です。
しかし、4mの幅がない道路は結構あります。
その時は、道路の中心から(状況による)2mづつ左右に振り分けて考えます。そうするともし、前面道路が3mならば、50センチは後退しないといけません。そこで、自分の敷地が確定しますが、実際の敷地より狭くなるということです。
さて、道路の後退と建築物は、法律上などでつながっていますが、工事となると別物です。
ここの現場でも60センチぐらい後退しなければなりませんでした。
では、後退した土地はどうするのか?これは、行政に聞いてみなければいけませんが、
後退するけど自分で舗装する(あくまでも自分の土地)。または、後退して、下がった部分の土地をここの場合、区に委託する(自分の土地ではなくなる)。後者の場合、後退した部分の道路舗装は、区が行います。
この写真の現場は、区で道路舗装してもらうことにしました。下がったところは、道路になってしまいますが、その費用も掛からず、道路も広くなるということを考えれば、その方がよいのかなと思います。区で舗装しますので、当然、区から委託された業者が工事を行い、当社では、一切かかわりません。でも、その方がきれいになるでしょう。
まだまだ、狭い道路が多いので、今後もこういう工事は多いと思います。
2012年06月01日
サッシの調整
新築工事最後の方に来て、行われる工事がアルミサッシの調整です。
木造住宅の場合、アルミサッシを取り付けるのは、大工さんが主に行います。
窓の開口や下地を作った後に取り付けます。
そこで最後までやらないことがあって、それは網戸などの付属品の取付です。
最初から取り付けてしまうと傷つけたりなくしたりとなることがあるからです。
すべての工事が終わり、クリーニングも済んだところで、アルミサッシ業者が網戸など付属品を取り付けます。また、その時に窓の微妙な立てつけの調整などを行います。
2012年05月26日
木のバザーやりました
商店街のイベント・朝市に合わせて行った、当社の木のバザーも 大盛況のうちに完了しました。
みなさん、ありがとうございました。
朝市買い出し
 
今日は地元の商店街の朝市で 市場に買い出しに来ています。
朝早くて眠い(´Q`)。oO
でも、値段交渉や市場を見ているのもとても楽しかったです。普段経験しないことをやってみるのもいいものです。
2012年05月25日
いよいよ完成
足場も外れ、周りも整備され、いよいよ出来上がりです。細かい仕事をやりつつ掃除していきます。
残る仕事は、玄関のタイル工事、畳の敷き込み、網戸入れ・・・。
大変だけど楽しみです。
大工さんの作った家具
大工さんが作ったとわざわざ書いているのは、家具工事は、家具製作の業者がいるので、造り付の家具など任せることがありますが、どうしても予算の都合上または、現場の進み具合の都合上、大工が作ることも多くあります。
ここでは、机とその上に本棚を作りました。本棚は、シナランバーコアという材料で、加工し組み立てています。机は、脚となる骨組みを赤松の積層集成材、天板をタモの積層集成材で組み立てました。
そのあと、塗装業者が色を付けず、クリア仕上げで木の素材感を残しています。
コストとしては、安くはないですが、好きな材料、好きな寸法、好きな形、好きな色にできるのが手作りの良さです。建築基準法上、なかなか材木を現しにくくなってきていますが、ぜひ木の良さを残したいと思います。
2012年05月21日
廻りの整地
敷地内で建物が建たないところ、それらが車庫であったり、庭になったりとなるわけですが、写真のように人が通れるぐらいのスペースしか取れないところというのが、都内ではよくあります。
植木を植えても育たないでしょうし、そのままにしても土が雨ではねてしまって、周りを汚してしまうことも。
そこで、土を整理し、コンクリートを打ちます。それも予算や状況によっては、砂利敷きだったり、草が生えないようなシートを敷いて終わりにしたり、いろいろです。
なんにしても工事したままでは、美観は損なわれます。
タケノコのように生えているのは、排水の枡です。コンクリートのレベルがしっかり出たら、カットします。
2012年05月18日
ガスの引き込み
工事が最後に近づくと設備関係の仕上げに入ってきます。
でも、どの設備も外部の本線・本管から引き込まなければ、ただの箱になってしまいます。
電気は、仮設の電柱を立てて、工事中はそれから電源を取っていましたが、それは、容量が少ないので本式に外の電線から電線を引き込みます。写真では紹介できませんでしたが、人の乗れるクレーン車のようなものを使って引き込みします。引き込む場所も外壁の高いところに取り付けます。
それから、電気のメーターまで外部配線します。
写真は、ガスの引き込みです。ガス・水道とも道路から地面を掘って敷地内に引き込みます。
どちらも地中内を配管し、メーターに結びます。
これらの作業が終わって、初めて各設備が使えるようになります。
電気・ガスは、新築の場合たいてい新しく引き込みます。
水道及び下水は、適正な太さと古くなければ、そのまま使用します。
ただし、分譲地のように何もない場合は、水道及び排水は、一番最初に引き込みます。
あと、お客様手配になることが多いのですが、電話または、ケーブルテレビの引き込みもあります。
笠木の取付
 
笠木というのは、バルコニーなど外部側にできた壁の上に取り付けるカバー材です。
古くは、木製だったり薄いステンレスだったりでしたが、今はアルミ製が主流です。
それも、アルミサッシメーカーの商品をよく使います。それは、当然商品としての信頼性もありますが、色がアルミサッシに合わせられるということもあります。
壁の高さにもよりますが、ただ頂点にカバーのように取り付けるだけのものや、柱を立てて手摺のようにします。デザインもいろいろあります。桟の様なシンプルなものから、ガラスパネルのようなものまであります。
工事としては、足場も外れて完成間近に行います(傷つけたりしないように)。
2012年05月16日
スマートハウス
汐留のパナソニックショールームに 行くと スマートハウスについて よくわかります。
まだまだこれからのものだと感じましたが、もう未来都市の生活様式は、近くまで来てると思います。
パナソニック汐留ショールーム
今日は、汐留にあるパナソニックのショールームで 省エネとスマートハウスに関する研修してます。
2012年05月14日
クロスのバテ工事
大工さんも工事がほぼ済み、塗装とかが済むと、クロス工事に入ります。
いわゆるビニルクロスです。価格、施工性などから多くの住宅が仕上げとして採用していると思われます。柄や色の種類も豊富で、それを選んでいるだけでも時間がかかります。
そんな時は、当社のもう一つのホームページ、http:www/37201606.com/をご覧ください。ちょっとしたアドバイスなど情報がありますよ。
そんなクロスを張る前に必要なのが、まずはパテ工事。何度も何度も紹介しているから、お分かりになっているかもしれませんが、これが重要な下地になります。
何事も見えているもも大事ですが、見えない下地も大切です。
2012年05月13日
木のバザー近し
5月26日に向けて 木工品製作中です。
ぜひ お越し下さい。
2012年05月08日
建具の取付
便所の便器の上に収納スペースを取り付けて、それに扉を取り付けました。
扉を付けるかつけないかは、お施主様の考え方次第です。
この収納は、現場で大工が作ったものなので、規制の扉はつかないため、建具業者に作ってもらいました。
コストは高めですが、その分自由度はあります。表面も塗装するので好きな色になります。
建具は大小関係なく、まずは寸法を取ります。正確に作っても多少誤差は出ます。直角か水平垂直か。それを採寸して作る際に調整しています。
この扉は小さいので厚みも薄いです。通常3センチから3.5センチは厚みがあります。
持ってきた建具を取り付けますが、開き戸の場合、蝶番というものが根元につきます。たまに壊れることがあるのでご存知かと思います。この蝶番が、スライド蝶番と言って、前後左右に調整ができるので、多少の誤差はこれで修正できます。写真は、それを行っているところです。
建具の話は、種類やデザインで様々なのでここでは、拾いきれないのでここまでということで。
2012年04月24日
給湯器交換
今、給湯器は外につけるのが一般的。追い炊き機能や湯量・温度設定も自由でタイマーもついています。
より機能を求めるとミストができたり、高機能なものも出ています。
最近は、エコジョーズと言って、効率よく熱を利用するエコタイプも出ています。
そんなすぐれた給湯器でも10年近く使うといろいろと故障が出てきます。これは、エアコンやテレビと同じで機械設備は、やはり寿命が来ます。
ただ、よほど設置した場所がとんでもないところでない限り、交換は簡単です。今回も12年近く使った給湯器の故障で交換しました。
故障した場合、修理という方法もあります。この場合、メーカーのメンテナンスが来て修理します。
それには費用も掛かります。故障の度合いが大きいとそれだけ費用も上がります。
設置して
1年以内の場合、故意による損傷でなければメーカー保証で直します。また、有料ですが、メンテナンス契約をするともっと長い期間保障されます。
では、なぜ今回交換するかというと、
12年もたつと部品供給されていない可能性があること。それでもメーカーが来れば直さなくても出張料などで費用は掛かります。
また、修理してもその部分しか直しませんから、これだけ長く使っていると、他のところも壊れるかもしれません。そうすると何度もメーカーを呼ぶと購入したぐらいの費用が掛かります。
それと、最初に書いたようにこういう設備機械は、どんどん進歩します。10年たつともっと同じ値段で性能がアップした設備が買えます。これは、エアコンや家電商品と同じことです。
まず、修理する前に年数、最近の商品の状況などを判断してください。
2012年04月23日
新しい立て看板
当社は、INAXのリフォームネットワーク、TOTOのリモデルクラブという会員になっています。
これは、商売上のことなのですが、両社のこういった会員になることによって、営業の支援を受けたり、よりショールームを活用できるような仕組みになっているものです。
お客様には、商品が特別安くなるということではありませんが、より良い商品情報とサービスを提供できるようになっています。
その中でINAXの方では、立て看板を無料で提供してもらいました。その上にクマのぬいぐるみを乗っけて、案外近所では子供に受けていました。
ところが、INAXがトステムやサンウェーブと合併(?)したため、会社名がLIXILに変わってしまい、看板まで変えることになりました。それが、本日到着しました。これも無料で提供してもらったものですが。ちょっと、地味すぎる看板かなぁと感じています。
ま、これはメーカーのお話でメーカーの会社名や看板が変わっても、豊島工務店は変わらず頑張りますので、この看板とともにこれからもよろしくお願いいたします。
内部の塗装
内部の塗装といっても、壁はビニルクロス、枠や建具、階段は建材メーカーのもので化粧シート張り、浴室はユニットバスとほぼ塗るところがないのが現状です。
ただその中でも規格に合わない家具や建具を製作することもあり、塗装業者を入れることも多々あります。
この現場では、各個室に机と本棚を積層の集成材で製作しました。あと、他にも棚板や建具がるので、塗装業者に塗ってもらっています。
塗装材料も様々ですが、なるべく素材を生かそうということで、着色せずクリア(透明)仕上げにしています。
それもツヤの種類があり、なしとか3分ツヤ、5分ツヤ、全ツヤなど調整ができます。
なるべくナチュラルに仕上げようと思う時は、ツヤを抑えめにしています。全ツヤだと結構光りますが、長持ちはします。
着色しなくても塗装は2から3工程以上はかけています。1回塗っただけというのはあまりしません。
また、塗る作業はクロス業者が入る前に塗ります。仕上がってしまうと、塗る人が大変です。
従来は、塗装業者が塗る作業はもっとありましたが、仕上げ材やコストなどの状況が変わり、減っています。
一方、壁や天井そのものをすべて塗装するという仕上げ方もあります。その方法がよいかどうかは、建築業者や設計事務所と相談した方がよいでしょう。
2012年04月21日
階段
 
大工サン的には、一番面倒くさい仕事ではないかと思っています。まぁ、好きな人もいるかもしれませんけど・・・。
ただ、ユニット階段と言って、高さや長さを測り、形状(まっすぐとまがりとか)を依頼すると、プレカットされてくるものがあります。建材メーカーやサッシメーカーなどが商品として出しています。塗装もされているので、即完成となります。
とはいっても、大きく作り方が変わるわけではないので時間のかかる作業です。
上は、出来上がった写真ですが、下の写真がその裏側です。最終的には、塞いでしまうのでこの状態は見れなくなります。めったに見れないものだと思ってアップしました。
ところどころ白い板が貼ってあるのは、補強のためです。
他に階段としては、蹴込板(立ち上がりのところ)を入れずに段板だけのものもあります。明るくさせたい時などです。また、仕上げを絨毯にしてしまうこともあります。
ただ、木造3階建てになると、防火の問題があり、階段を露出したい場合は、鉄骨で作ることもあります。
2012年04月19日
デッキ作成中
雨が降ったすると外の工事は困ります。思ったように進みません。
基礎ができたので、デッキを作っています。デッキを支える束(脚)は、鋼製でアジャストできるようになっています。その上に、床を支える骨ができます。その骨組みは、イペまたは、セラガンバツという固くて腐りにくい材料にしています。骨がしっかりしていれば、他の部材が腐食しても交換するだけでいいので、予算がないときはそのようにしています。
デッキ材(床)は、米杉です。軽くて加工しやすくコストもいい反面腐食します。
そのためにキシラデコールという浸透性の塗料を塗布します。ただ、外にあるので、まめに塗装のメンテナンスは必要です。米杉なので腐食してきます。
ただ、骨組みはしっかりしているので、デッキ材を交換するだけです。
杉の柔らかさが、逆に足にもいいと思います。
2012年04月16日
デッキ工事基礎
発掘作業の現場のようですね。
ここに木製のデッキを作るのですが、その前にデッキを受ける基礎を作ります。
基礎といっても建物のような本格的なものではありません。独立基礎と言って、必要なところだけ床を受ける束を支える基礎を作ります。
基礎は、コンクリート製で四角にできたものがありそれを並べますが、動いたり沈んだりすると困るので、少し掘って下を突き固めています。それから、基礎を置きモルタルで固めます。
2012年04月12日
土間のコンクリート打
ちょっとしたバルコニーの土となっているところをコンクリートの土間にします。
写真の奥がその土間になるところで、分かりにくいかもしれませんが、途中まで打ち込んでいます。
手前は、そのコンクリートを練っている職人さんたちです。
どちらかというとその作業風景が載せたかった写真です。
建物の基礎のような場合は、ミキサー車を手配してコンクリートを打ちますが、数量が少ない場合やさほど強度がいらないところは、手で練っています。
砂、セメント、砂利を水で混ぜているところです。
土間には、ワイヤーメッシュと言って細い網状の鉄筋を敷いてあります。
これは、コンクリートだけだと割れてくることがあるからです。もちろん強度の問題もあります。
今日は、天気がいいので非常にコンクリート打ちには最適な環境です(人は、ちょっと暑い!)。
2012年04月11日
アルミ屋根
庭とは言わないまでもちょっとした空間があって、そこの自転車とか置こうということになって、かつ車庫まで行くのに雨除けがほしいということから、屋根を設けることにしました。
木で作ることもあれば、鉄で作ることもありますが、軽くて長持ち、メンテナンスもほぼいらないということでアルミ製の屋根にしました。
アルミ製の屋根や庇は、アルミサッシメーカーが各々商品として持っており、多少なら現場の状況に合わせて作ることができます。色も、アルミサッシに合わせることができます。
写真は、あだアルミの骨組みの状態です。3mぐらいの長さがあり、奥行きも1m以上あるので両端に2本柱を建てないといけませんでした。
これぐらいですと1日で作ってしまいます。
屋根は、ポリカーボネートという樹脂系の板です。色など種類もあります。
粘り気があるのでいきなり割れて落ちるということはありません。
2012年04月09日
LED照明器具
今、ここで紹介しなくても、もうLED照明は、定着しつつあります。
まだ、金額が高くてせいぜい電球を対応しているLEDに変えるとか、ダウンライトのような小型の照明器具で採用するとかでしたが、ここにきて一般的な聡明器具の価格も下がってきました。
まだまだのところもありますが、6畳や8畳程度の個室なら十分な器具が販売されてきました。
写真のは、高いですが、部屋の雰囲気によって明るさや色を変えられるといいうものです。
価格が安定すれば、今までできなかったことが、このLEDによって、できるようになるんです。
寿命も長くLEDより器具そのものの方が先に壊れるかもしれません。
もう一つ、大きな照明器具でまだ使用しきれない理由として、LEDの光が一定方向に行くため、蛍光灯のように拡散せず、部屋全体が明るいという感覚が持てない点があります。やや暗いような気がするのです。ただ、それも解消されつつありますから、今後、照明器具の動向は注目です。
ユニットバスの完成
ユニットバスの完成といっても、引き渡すまでは、養生しているのであまりよく見えません。
かえって、ショールームの方がよく見れます(笑)。
ただ、家の中ではどこよりも早く完成するのが、ユニットバスです。
たいて1日でくみ上げます。
床、壁、天井の各パネルがパーツできて、現場で組み上げます。それから、浴槽、水栓金具、鏡などを取り付けていきます。
ここでは、TOTOというメーカーの商品を設置しました。水廻りのメーカーは、ほぼユニットバスを取り扱っているので、選択が大変です。
ユニットバスの良さは何度も説明させてもらいましたが、今は、高断熱浴槽(温度が下がりにくい)、気密性も高く、温かい。つまり、お湯を頻繁に温めなくてもよいというエコな商品でもあります。
清掃性もよくてお掃除も楽になりました。
シャワーも節水タイプですし、これらを総合して検討してもユニットバスがよいと分かっていただけると思います。
軒廻りの塗装
軒廻りというのは、屋根の先端(鼻先)、屋根の左右の端などです。
すでに塗装された商品をその部分に設置する場合などは、塗装しないこともありますが、
素地の部材を取り付けた場合、塗装をします。
ここでは、セメント系の部材を取り付けており、それを塗装します。
塗装なのでほぼ好きな色に塗れますから、外壁などの色のバランスを見て決めています。
写真は、塗装する前のパテ処理です。隙間などはコーキングをしています。
パテをするのは、内装のクロスの時と同じで、時間がたつと釘やビスの跡が見えてくるので、パテで平滑にしています。
塗装は、エナメル系とかアクリル系とかペンキとか原料の種類がいくつかあります。
素材に合わせて、またメンテナンスなども考えて選んでいます。
原料については、木部でなければ、塗装業者の推薦する材料がよいかと思います。
2012年04月07日
内窓の設置
 
既存のアルミサッシの窓だけでは、音、熱が防げないなどまたは、防犯上からよく設置します。
窓を交換するというのは、可能ではありますが、大きな仕事になります。まずは、外壁を壊してしまいます。それから、内側も壊してしまう可能性もあります。そうすると窓だけの交換では済まなくなります。ましてや2階ともなると足場も必要です。
そこで、窓の内側に有効なスペースがある場合、内窓を設置します。
窓が二重になるので、断熱効果があります。さらに外部の音も軽減されます。防音で工事される方も多いです。
ただし、窓を開ける場合には、2回開けなければいけないので、その手間は、ご了承ください。
内窓の設置は、まずは、四方枠がばらばらになっていて、それぞれを取り付けます(上)。
それから、窓を建てこみます(下)。それだけなので、工事も早く終わりますが、事前に寸法をちゃんとはからないといけません。
また、窓枠の幅(奥行)が6センチから7センチぐらいあるので、取り付けるスペースがないといけません。
たまに、建物がゆがんでいることもあり、そうなると取付も難しいです。
色も既存のサッシに近いものから、木の色に近いものまでいくつかあります。ガラスも透明と不透明とあります。状況に合わせることが可能です。
2012年04月04日
サイディングのジョイント
サイディングが貼終わるとそのジョイントや貼り仕舞を処理します。
サイディングは、長さ3mほどのもので当然長い壁の中にはジョイントが出てきます。
それから、軒裏とのジョイント、窓回りなど。
ただ、サイディング同士を突きつけただけでは、雨水が入ります。
そこでわざと1?ぐらい離して、そこにコーキングをします。ジョイントの裏側には、継手の金物も入ってはいますが、それだけでは危ないのでコーキングをします。
コーキングは、ボンドのような粘着性のあるもので専用の手押しポンプで注入していきます。
ただ、コーキングがあちこちについてしまうと汚れてしまい、取れなくなるので、写真のようにテープで見切りをしているのです。
2012年04月02日
造作材の加工
造作材は、窓枠とかドアの枠とか構造上の材木ではなくて、内装の仕上げに絡む見切りや汚れ防止などの枠割を持った材木です。
材種は、コストやデザインなどからくるもので制限はありません。
しかし、最近建材メーカーの規格品を使うことが多いです。それは、すでに仕上がっているからです。
また、コストもかかりません。
それでも、規格の製品では賄えない場所も出てきます。その時には、材木を加工しています。
写真は、当社の1階の作業場で、棚板やそれらに絡む枠、カウンターなどを加工しています。
造作材の量が多い場合は、材木屋さんに依頼して加工してもらいます。
2012年03月31日
サイディング張り
サイディングを張り始めてから、そろそろ仕上がるところまで来ています。
下から順番に張っていきます。
釘を打っているのは、サイディングを留めるための金具を先に打っているのです。
その金具にサイディングを引っ掛けていくのです。
このあと、サイディング同士のジョイントをコーキングします。
2012年03月29日
ユニットバスの工事
何度も紹介しているユニットバスの工事です。
状況にもよりますが、今のユニットバスは、すべてをこわさくても交換で来たり、古い団地でも対応できたりと非常に便利になっております。
サイズもある程度自由になるのもあります。
どうしても古い浴室は、タイル張りが多いのですが、水漏れして内部が腐食していることが多いです。それは見た目ではわかりませんが、たいていが腐食しています。
それがこの工事によって直すことができるというメリットがあります。
また、隙間風や暑さ寒さなども解消されますし、段差解消、手摺などバリアフリーにもなっています。
デザインも様々ですから、我々としては、ユニットバスをお勧めします。
箱といえば、箱なので抵抗感がある方もいらっしゃいますが、一度ショールームで見てください。
2012年03月28日
テントの設置
 
外装を塗り替えるので、それに合わせてお店のテントも張り替えました。
塗装業者さんのために、先にテントを取り外しました。
このテントは、専門の業者さんがいます。
フレームは、鉄でできていて、再塗装しました。
そのフレームを外壁に取り付けて、新規テントを張りました。赤い色でかわいらしくなりましたね。
どんなものでも新しいのはいいですね。
2012年03月26日
バルコニーの防水
バルコニーの床面などは、常に雨が入り込む場所で屋根のように勾配がないので、防水をしないといけません。
ウレタン防水、シート防水他種類、はいろいろ。現場の状況やコスト面から判断しますが、当社の場合は、多くがFRP防水を使っています。
FRP防水は、ウレタン防水のように基本的には塗膜の防水です。
ただ、その下地に硬化剤とガラス繊維の補強材を使います。
一度接着がよくなるようにプライマーという塗装剤を塗ります。
それから、ガラス繊維のシートを張り込んで、硬化剤で塗り固めます(中の白いものがガラス繊維のシート)。その上にトップ材といった色のついた塗料を塗って仕上げです。
コストは高めですが、信頼性のある防水材なのでよく使っています。
サイディングの張りはじめ
 
この新築現場では、サイディングと一般的に言われる外壁材を仕上げにしています。
サイディングは、セメント系の素材でできた外壁材で、幅が約45センチで長さが約3m。
厚みは、14ミリからあります。
たいていは、このサイディングか、左官業者などの塗り壁の上に吹き付けが多いでしょう。他には、金属系のサイディングもあります。
サイディングは、下から張っていきます。雨水の切れがいいようにまず、水切という金属材を先に張ります(写真上)。これは、規格でできたものから、加工して作るものとあります。
それから、スターター(黒いもの)を付けて、それを基準にサイディングを下から張っていきます。
それと同時に建物の出隅の角に役物(コーナー材)を張っていきます(写真下)。
このコーナー材を基準にサイディングを横にして(縦張りもあります)張っていきます。
サイディングを止めるのは、釘やビスを使うところもありますが、専用の金物を先に打ち付けて、それにサイディングをひっかけます。そうやって下から作業しますが、積み上げていくような感じでもあります。
サイディング同士のジョイント、軒裏との取り合いなどは、コーキング材を打ちます。
2012年03月23日
浴室土台の入れ替え
住宅で既存の浴室がタイル張り、しかも木製の浴槽!
漏水や使い勝手などいろんな点からユニットバスに変えることになりました。
現状の浴槽を撤去し、壁床を壊してユニットバスが入るようにします。古い配管も撤去して、
新規にやりかえます。
これは、当然やらなければならない工程ですが、古い住宅ほどよくあるのが、土台や柱の腐食、断熱材がないということです。
ここでも、やはり土台が腐食していました。漏水していたので、壊す前から予想はしていましたが、ほぼ腐食していました。
そのままにはできないので、写真のように交換したり、悪い部分だけを取り除いて継ぎ足したりしました。このあと、防腐剤も塗布します。
ユニットバスになるので、今度からは直接水が当たることはないのですが、念のために処置します。
こういったことができるのもリフォームの利点です。見えるところがきれいになれば、いいというものではありません。
2012年03月19日
壁の断熱材
壁に断熱材を入れ始めました。グラスウールという素材の断熱材で、以前から一般的に使われる商品です。
ただ、今までと違うのは、省エネ基準が決められたことから、薄かったり、密度のない断熱材はなくなってしまいました。
昔は、入っていれば的なところがありましたが、ちゃんと相当の断熱性能を満たすように考えて入れています。
また、ただ押し込んで入れるだけじゃなく、外壁側にちょっと空間ができるよう、入れていきます。
隙間なく入れるのですが、壁側に少し空間がないと効果が出ません。
グラスウール以外にも断熱材はありますが、価格的な面から選んでいます。
2012年03月17日
床暖房のマット
実は携帯電話を変えたので、写真がどのような状態になるのかわからず、まずは試しにということで床暖房のマットを載せました。
この現場はリフォームですが、床暖房の場合、どうしても床の高さが問題になります。
ここでは、東京ガスの温水式床マットを使用しています。その厚みが12mmあります。その上に仕上げ材を張りますから、もっと厚みが出ます。
新築の場合、初めから床暖房をやることがわかっていれば、その分床の高さを調整します。
リフォームの場合、床の骨組みまで直す必要があればいいのですが、簡単に安価で済まそうと思うと現状の上にマットを敷くのが一番いいです。しかし、床の高さが上がります。
今、東京ガスの床暖房の場合、マットとフローリングの厚みを薄くした商品も出ており、7リフォームに対応した商品が他のメーカーも含めて出ています。
ここでは、ちょっと大変でしたが、今のフローリングをマットの厚み分はがして、そこにマットを敷きました。だから、実際は仕上げの床の厚み分だけ上がります。
やり方は、いろいろですが、状況に合わせた方法を考えてもらうといいでしょう。
2012年03月14日
携帯壊れました
何にも反応してくれません。購入して2年半。過酷労働に耐えかねたのか、夜突然と反旗を翻し、ストライキに入ってしまいました。
写真がその無言の抗議の様子です。画面を真っ暗にして、呼びかけにも応じません。
仕方がないので、新たな労働力を求めて、携帯ショップに行きます。
2012年03月13日
アルミ笠木
タイル張りでできたアパートの外階段の壁の頂部にアルミの笠木を取り付けています。
新築時に丸ごとタイルで仕上げた階段でしたが、どうも雨が侵入したらしく、中の骨組みの木が湿気から収縮したのか、表面のタイルが頂部のみ割れてしまいました。
恥ずかしながら、当社で施工した階段なのですが、3棟ほど同じ方法で作っていますが、なぜかこの1棟にタイル割れが出てしまいました。
直し方は、いろいろあると思いますが、他の部分でも採用しているアルミの笠木を取り付けることで、これ以上の雨水の侵入を防ぐように考えました。
この工事の前に。塗り替えをやっていて、タイルには撥水剤を塗布してはいるものの、ひびの部分まではカバーできないので、笠木を取り付けました。
笠木は、アルミ製で鉄のようにさびたり腐食することがないため、メンテナンスの上でもよいと思います。また、窓関係やほかの笠木もアルミで同じメーカーなので、色も統一できました。
壁の通気層
外壁下の通気層となる材木を打ったところです。この木は、厚みが25ミリあります。
この厚み分が空気層となります。
外壁の下から空気が入り、屋根を抜けて棟の頂部から空気が抜けます。この空気層が、
断熱効果を上げます。アルミサッシの二重ガラスと同じ効果です。
厚みはあればあるほどいいのですが、そんなことをしたら、都内では隣地に行ってしまうので、個の厚みがちょうどよいです。これより薄いと今度は効果が少なくなります。
この木は、約45センチピッチに打ってあります。当然この下には柱など構造材があるので、外壁の重みにも耐えます。
建築業者によって、やり方も変わるので、木の打ち方が違うこともありますが、この通気層は一般的な方法となりました。
基礎断熱
断熱材は、壁や屋根だけでなく床下にも施します。
床下地に入れる断熱材はもちろんあります。その床下に入る前で断熱しようという考えです。基礎の
コンクリートは、厚みもあり、熱を伝えにくいものですが、それでも地面や外部からくる熱をとめることによって、床下が安定した状態になります。
基礎の立ち上がりは当然すべて断熱材を張ります。土間の部分は、外部より45センチの幅で張っていきます。
こうした見えないところで、建物の機能性を保つように努力しています。
2012年03月12日
窓周りの気密化
アルミサッシを取り付け終わると、窓枠を付けて中の壁になりますが、枠でふさぐ前に発泡ウレタンで窓回りの隙間を埋めます。
窓を取り付ける際、どうしても多少大きめの開口にするため、隙間ができます。
その隙間をそのままにすると壁の中で結露を起こしかねません。
そこで、発泡ウレタンを充填させているのです。
2012年03月09日
三島
今日は、研修で 三島に来ました。雨で寒いです。
2012年03月07日
透湿シート張り
この白いシートで建物を覆おうと包帯まいたみたいな感じです。
写真を見ても分かるようにこれは、透湿防水シートというものです。防水は、その名のとおり、雨が入らないように保護するためです。万が一仕上げの外壁材から雨水が侵入しても、このシートがそのカバーをして、外壁下から排水します。
もう一つは、湿気止め。このシートと外壁の仕上げ材との間に空気層を設けます。外壁の下から屋根上まで空気が抜けるように厚み25ミリの空間を作るのですが、当然湿気も流れます。
その湿気が中に入らないようにするための効果もあります。また、シート同士の重ね部分が出てきます。これも15センチ以上、上から重ねるようにして、ジョイントに専用の防水テープを張ります。
薄いシートですが、結構重要な役割を持っているのです。
2012年03月03日
展示会で商品勉強
この日は、メーカーのイベント、建材の展示会と目白押しで、新宿から池袋と移動しました。
展示会は、主に建材・衛生設備・空調機器の新商品の紹介、既存商品のアピールを目的としたものです。この展示会で各メーカーの動向や新商品、長所を知ります。
この時期はどのメーカーも新商品を、出してきます。
広く知らなければいけないので大変です。かといって、知らないわけにはいかないのです。
でも、何十社と見るのは疲れます。ほんとに。
ペアガラスの窓サッシ
ちょうどイベントでYKKの内窓が展示されていたので、ちょうどいいかなと思ってアップしました、。
内窓の展示ですが、ペアガラスの良さを見せるためには、いい見本です。
左が、1枚ガラス、右が2枚ガラス(複層)。見えにくいかもしれませんが、左のガラス下の方がちょっと曇っていませんか?お互いのガラスに光って見えるのは、電球を光らせています。
その熱と室内の温度差によって、左のガラスの下の方が曇っています(結露している)。
以前にも紹介したとおり、複層ガラスは、その間の空気層によって、結露を防いでいるのです。
また、ここで紹介しているのは、内窓ですが、今の窓の内側にもう一つ窓を設けることによって、断熱、遮音の効果を出しています。その内窓を複層ガラスにすればより良い効果が出ます。
価格も以前から比べると、下がっています。ぜひ、窓から断熱を考えてみては?新築の方も一緒です。
TOTO新宿ショールームでイベント
 
もう終わってしまいましたが、3月3日土曜日TOTOの新宿ショールームで1日イベントをやっていました。
ミニコンサートや、防犯、お掃除の講習会とノリタケの食器販売など。
タイミングよく水回りをリフォームする方がいらっしゃたので、あわせてこのイベントに来ていただきました。
けっこう、トータルでお客さんが来て、にぎわいました。こういうイベントは年に、何回かありますから、リフォームするかどうかは別として、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
当社のもう一つのホームページ、http://www.37201606.comでも随時紹介していますので、要チェックを!
2012年02月29日
アルミサッシ取付
外壁の下地ができてくると、窓を取り付けます。
窓は、アルミサッシを使用しています。ここでは、いわゆるペアガラスといった複層ガラスにしています。複層ガラスは、その名の通り、ガラスが2枚になっています。ただ、大事なのは、ガラスが2枚ということより、その間の空気層が重要です。その空気層によって、断熱効果を高めています。
また、アルミ部分にも熱伝導しにくいよう工夫されています。
まだ、1枚ガラスは、ありますが、もうこれからはすべて複層ガラスになるのでしょう。
窓は、設計段階で大きさが決まっています。あとは、その大きさに開口を設けて取り付けます。やや大きめに開口して、取付後隙間に充填剤を入れます。
窓の寸法は、住宅の場合、2×4と在来工法では、若干違いますが、基本的な寸法が決まっています。その中から選択するのですが、どうしても希望の大きさがない場合、特注で作ることが可能です。枠の色も各メーカー5色ほどあります。
窓の種類も多いので、デザインや機能、部屋の明るさを考えて選びましょう。
屋根の断熱
何度か紹介している断熱材ですが、セルロースファイバーという断熱材で、新聞などから作った新しい断熱材です。基本が紙ですが、火にも強く、今までの断熱材よりも効果は大きいということです。
断熱性能が高いということは、遮音性も高く、階と階の間に入れることもあります。
また、充填式なので隙間が残るということもなく、そこの厚み分すべて入ります。
屋根がやはり一番熱を受けるところなので、当社では、屋根によく使っています。この施工は、専門業者によるものなので、その間に大工さんが他の仕事をできるというメリットもあります。
透湿シートのようなものを張り巡らして、一部に穴をあけてそこにホースを入れて、一気に吹き付けます。あとは、穴をテープでふさぎます。
壁や床にも使用できますが、ここでは、予算と施工の手順上屋根だけにしています。
シロアリ対策
建築の法規上、外周の壁に防蟻材(白アリ対策)を塗布するよう定められています。
1m以上の高さまで塗布しています。
白アリは、どんな隙間でも、相手の材質が何であれ入ってきます。
ただ、薬を塗ればいいというものでもなく、周囲の湿気が少ないことや、建物内に湿気がないようにするなどの対策も必要です。
薬を強くすると蟻も強くなるというイタチごっこのようなところもありますが、対策は講じておいた方がよいでしょう。
2012年02月21日
店舗家具工事
ビアホール「銀座ライオン」横浜で家具などの工事を1日でやりました。
店舗、特に飲食店は、なかなか休みというものが取れず、夜間や休日の仕事になってしまいます。
特に「銀座ライオン」は、大きいビルの中に入っているので、ビルの管理上の問題もあって、日程調整が大変です。今回は、全館休館日とうことで、いろんな業者さんがいっぺんに入ってきました。
朝の9時から始めて、店長さん他の協力もあり4時前には終わりました。
時間が決められているので、工事は、突貫で大変です。
いくつか、紹介されて工事をしたのですが、肝心の客としてはお伺いしていません。
いつかは、行ってみようと思いつつ、その前に工事をしてしまうことが・・・。工事しながら、メニューや厨房を見て、客として来たいといつも思っています。
2012年02月20日
屋根葺き
屋根の骨組みを組んで、構造用合板で強度を上げ、その上にアスファルトルーフィングという防水紙を貼り、そして屋根仕上げ材を葺きます。
葺くという言葉は、個人的には藁葺き屋根とかの草葺きの屋根材に使う言葉と思っていて、ちょっと違和感を感じます。
ここの屋根葺き材は、ガルバニウム鋼板です。最近一般的になりましたが、金属板の一種で以前は、トタン張りとも言って、ちょっとイメージが悪く感じますが、材料の素材がよくなっており、さびたり色が変わるなどが少なくなりました。
この方法だと、屋根の勾配も少なくできるので、高さ関係に困ったときは助かります。
ただ、内部で鋼板にあたる雨音が気になる方もいるので、音の対策をした方がよいときもあります。
耐力壁
耐力壁は、地震や台風などの強風から建物が壊れないようにするために必要な壁のことです。
これは、構造計算からその位置と量が出てきます。
耐力壁は、その補強の仕方が数値で表されて、その数値に見合った方法を施工します。
ここでは、筋違と構造用合板で強度を出しています。構造用合板は、外部に張りますが、今は、外壁として下地にも使っているので、構造計算というより一般的に家全体に張っています。
それでも数値上足りないときは、筋違(斜めに入れてある木材)を入れます。さらに少ないとこの筋違をたすきに(×状)します。さらに足りないときは、筋違の太さを太くします。
こうして、建物の強度を出します。
2012年02月18日
レーザー
レーザーと言ってますが、正式名称はわかりません。基準測定器というのか、水平垂直測定器というのか。
赤いレーザー光線が出てそれが、基準の墨を出しています。
今、レーザーで垂直の墨出しをしています。壁を作るところに一定方向からの駿府を床にだします。
すべて手で測ってもいいわけですが、どうしてもござが出ますし、床に対しての垂直は出しにくいです。そこでこの測量機を使います。他にも水平の基準墨を出せます。天井にも出せます。
リフォームと言わず、新築でも使っています。
2012年02月17日
ホールダウン金物その2
ホールダウン金物という構造補強金物は、基礎土台廻りで紹介していますが、その場所以外にもホールダウン金物は使用します。
家の形状などによって、使用する場所が異なりますが、3階建てとなればまず必要となります。
使うアンカーボルトは、基礎の時と違っていますが、用途としては同じです。写真は、屋根を受けいる水平材(梁または桁)と柱をつないでいます。他にも1階と2階、2階と3階というように階上の構造材とその階下の柱を結びつけるために使用しています。
この金物によって柱と水平材が離れる(引き抜かれる)ことがありません。
また、アンカーボルトを柱に留めるホールダウン金物は、使用する場所によって強度が変わります。
これは、構造計算や定められた仕様書によって変わってきます。
まだ、他にも補強金物はいろりいろ取り付けられます。木造とはいえ、その強度は、ずいぶん上がっています。ちょっと過剰では、と思う時もありますが、地震の後に過去に建てた方の感想を聞くと当社の物件に限らず、この方法になってからは、丈夫だと喜ばれます。
屋根下地その2
屋根材を葺く前にする下地にアスファルトルーフィングを敷きこみます。
屋根の下地によくつかわれる防水材です。当社では、この下に透湿シートというものも敷きこんでいます。二重の防水にはなっていますが、防水という意味での材料としては、こちらのアスファルトルーフィングが主たるものになります。
このルーフィングを敷いてから、屋根材を葺きます。
2012年02月15日
ホールダウン金物
土台を据え付けた状態を載せた時に説明したホールダウン金物です。
基礎工事の時に据え付けた長いアンカーボルトは、土台を貫通させています。
そのアンカーボルトにホールダウン金物を取り付けて柱に専用ビスで留めます。
これで土台はもちろん柱が基礎より離れることはありません(私たちの場合、柱が引き抜かれるといいます)。
その横に斜めに入っている木が筋違です。建物水平方向のひずみを補強するための材料です。
その筋違も以前は釘打ちでしたが、今は、専用の金物を使って筋違が外れにくくなっています。
2012年02月14日
屋根下地貼り
屋根の骨組みの上に構造用合板を張ります。これが、屋根の仕上がりの下地材になるのはもちろんですが、屋根の合成を保つためでもあります。
壁や柱が強くても、床や屋根が弱くては、建物が地震の際に揺れてねじれた場合の強度が保てません。
屋根とはいえ、上からの荷重なども考えてしっかりしたものにしなければいけません。
そこで、構造用合板(厚さ12mm)を上から張って固めるのです。
これで、屋根の下地ができたので屋根業者さんが入ります。
2012年02月12日
初午
近所のお稲荷様の お祭り。
寒くてたまりません。
お餅もでまぁす。
2012年02月10日
屋根骨組
無事に上棟が済み、天候もよく外部の仕事から始めています。
まずは、屋根です。屋根ができれば、多少の雨でも内部の作業できます。
その屋根をやるためには、骨組みを作らないといけません。屋根垂木という部材を455?ピッチで入れていきます。垂木は、一番上の棟で継いでいます。その補強に合板を打ちます。
垂木は、強さを持たせるために背の高い部材にしており、高い方を縦に立てています。
そうすると垂木が不安定なので、横木を入れて転び止めをします。
鼻先は、都内では、敷地が狭いためあまり大きくは出せません。ほぼ外壁と同じぐらいになります。それでも横木や金物を使って鼻先も補強します。
垂木ができたら、その上に構造用合板を張っていきます。
2012年02月08日
上棟
 
基礎ができて、足場も組んで、材木の段取りもできたら、上棟です。
奥の方から順番に組んで、1階、2階と・・・組み上げていきます。
その順序は、不規則ではなく、材木を刻んでいる時から決まっています。
また、組み上げていきながらも建物の曲りなどを修正していきますすべてくみあがってから、建物の曲りを修正することはできませんので。
今回は、非常に段取りよくミスも少なくお昼過ぎには、大体出来上がりました。
これで、建物の大きさがわかってきます。立体的になってくるので、お客様にも建物の規模や空間が実感できると思います。
さて、これからが木工事の本番です。
2012年02月04日
金具付や加工してます
土台を据え付け終わったら、今度は、その上に立つ柱や梁などの構造材を加工します。
すでに設計通りの寸法に加工してあるので、ここでは、構造用の金物付けを行います。
設計図に指示されている位置に間違えないよう金物を付けていきます。
一方で上棟時にスムーズにいくよう整理しながら配置しています。
あとは、天気がいいのを祈るだけです。
2012年02月03日
土台とアンカーボルト
基礎の上に土台を据え付け終わりました。
ちょうど建物の角の所をアップしました。
何やらいろいろ文字が書いてあるのは、大工さんが金物の記号や柱などが建つ位置を記したものです。知らない人が見たら、何が何やらさっぱりでしょう。
アンカーボルトは基礎の時に何度も説明していますが、土台を据えるとこのような状態になります。
手前にナットと座金がついているアンカーボルトが、基礎と土台を結びつけるものです。
この建物には70本以上は入っています、。
にょきっと長く伸びているアンカーボルトは、この後ホールダウン金物という金物を使って、柱と基礎を結びつけるためのものです。
この二つのアンカーボルトによって建物が基礎から離れないように、がっちりとするのです。
土台の交差した角にパイプが1本はいいっています。これは、タツミというメーカーの構造用金物です。当社では、材木の継ぎ手を金物によって固めるという工法を使っています。
これによって、部材の断面欠損が少なくより強い建物になるのです。
このパイプが、柱とつながり柱の強度を高めます。
ちょっと専門用語や商品名を多用しましたが、ご了承ください。
マンションの窓改修
 
マンションのリフォームとしたのは、窓をやりかえる場合、マンションなど外壁を痛めてしまうことが不可能な場合、2階3階と高さがあって脚立程度では施工不可能な場合、などなど束縛されることが多いです。
写真左が現状の写真ですが、アルミサッシにはなっています。
しかし、戸車が交換不可能、ガラスも割れて交換するにもガラスと枠の厚みが古くて合わない、サッシの枠の耐久性が落ちている、省エネから複層ガラスにしたいなど どうしても交換が必要なときは来ます。
そこで、カバー工法と言って、現在の窓枠の上から新しい窓枠をはめ込み、新規の窓にしてしまうという方法があります。
これなら内部から工事できるので、高い部屋でも大丈夫です。仕事も早いです。
ちょっと金額はかかりますが、長い目で見るとこれが現状では一番いい方法かと思います。
短所といえば、現状より窓開口が少し狭くなることです。
ただ、工事可能だとしてもマンションの場合は、管理組合に相談したほうがよいでしょう。
先行足場
基礎ができたあとにやる仕事に、土台の据え付けなど木工事は当然ですが、設備の先行配管や仮設の足場があります。
敷地にゆとりがあって、作業もしやすい場合は、建物が上棟してから、足場を組むことがありますが、
都内のように敷地が狭い場合、先行して足場を組みます。足場を解体するときは、建物ができているので、大変ではありますが、無理に大変な状態でやることはないので、先行して足場を組みます。
何もないところに足場を組んでいくのは、怖いですが、鳶職はすごいなと思います。
特に今回3階建てなのでなおさらです。
でも、この足場のおかげで建物が建てられるので、しっかりできていると助かります。
土台の据付
今回怒涛の写真アップ4連続です。
基礎が出来上がったので、土台を据え付け始めました。
まずは、基準の墨出しをして、それに合わせて土台を据え付けます。
アンカーボルトなどが飛び出しているので、その位置を正確に土台に写し、穴などをあけて
据え付けます。
据え付ける前には、当社では、土台下にも防蟻材を塗布します。万日シロアリが侵入しそうな場合のためです。また、土台と基礎との間には、気密パッキンという隙間埋めのスポンジ状の材を入れます。土台を据えてアンカーボルトで締め付けると全くつぶれてしまうので見えなくなりますが、土台と基礎との間にできそうな隙間を埋めることが出いて、床下の気密性を保ちます。
また、土台を据え付けながら水平を見る測量機を使って土台が水平になるようにします。
2012年02月02日
床張り
ここでの床張は、フローリングです。何度も紹介している工事ですね。しかも、リフォームだろうと新築だろうと必ずある工事です。
この工事では、賃貸マンションの改装で、古い床や畳を撤去し、新規に床の骨組みをやりかえて、フローリングとしました。
フローリングの下に見えるのが、床用のボードで階下に音が伝わりにくいように張っています。
賃貸ですと上下の入居者が他人ですから、階上の音が気になることもあります。
フローリングのままですと音が響いてしまうこともあります。
遮音フローリングや遮音マットというさらに音を配慮した材料もあります。分譲マンションでは、材料が指定される場合もあります。
床は、ここでは通常の合板のフローリングです。床の端から順番に張っていきます。
床を張るときもいきなり並べて張るのではなく、墨を出して壁と平行になるようにします。
必ずしも部屋の壁が直角、平行ではないので、基準の墨を出して一方の壁から張り始めます。
どうしても最後に斜めに見えるような状態の場合、両端に少しづつ振り分けてわかりにくいように調整します。新築だとそれほどでもありませんが、古い建物のリフォームの場合、調整が必要なことが多いです。
2012年01月31日
先行配管
都内では、敷地が狭いことが多く、隣地との距離も少ないことがよくあります。
建物外で敷地内には、水道、ガスなど設備の配管があります。
電気は、引き込みが空中なので、建物が立たないとできません。
水道・ガスについては、地中を配管します。そうすると、敷地が狭いと建物ができてからだと、作業が困難になりますそこで、。先行してそとまわりだけ配管します。
工事中にすればと思われるでしょうが、足場がかかるので、工事中は、配管工事ができません。
そこで、基礎ができた時点で先行して配管工事を行います。
建物が建つ前にやることがたくさんあると、記述しましたが、準備工事として設備工事もその一つです。
墨出し
基礎ができたら、いよいよ建てるのですが、その前にまだやることがたくさんあります。
基礎の上に、いきなり土台を乗せたりして立ち上げることはできません。
基礎が正確にできてても、そのまま乗せるのではなく、先に施工したやり方から、建物の芯を基礎上に写し出します。
この芯の墨に合わせて、土台を乗せます。
やり方に糸を張り、基礎の一つ一つに墨を出します。この墨を基準として土台を乗せていきます。
言葉ではわかりにくい作業ですが、この作業が重要なのです。それから、基礎のレベルをもう一度確認して、土台を乗せる作業に入ります。
2012年01月27日
基礎立ち上がり
土台を受ける基礎のコンクリート打ちです。
ベースとなる土間のコンクリートを打って、養生期間を経て型枠を立てます。その幅は、設計や法令上の基準から決まります。ここでは、15センチの幅です。
そして、コンクリートを流し込みます。表面は、鏝で均しますが、最後にレベラートいうセメントのノロ状のものを流し水平にします。このレベラーハあくまでも水平を調整するためのものなので厚くはしません。
ここから、養生をして、時間をおいてから型枠を外します。
これで基礎の完成です。
2012年01月25日
外装の工事(塗り替え)
屋根、外壁塗り替え工事が終わりに近づいて、養生ネットを取り外しました。
今まで養生で隠れていたので、どうなっているのかわからなかった外装が一気にお披露目です。
基本的に塗り替え前と同じ色で塗っているので、劇的な変化はありませんが、明るい色を多用しているので、写真のように晴れた日だととても鮮やかに見えます。
やはりなんだかんだ言ってもきれいなことはいいことです。
これは、アパートですが、見た目を重視する建物ですから、きれいなほうが印象が良いでしょう。
見た目だけで塗り替えるわけではありませんが、外部については、定期的な検査、メンテナンスが必要です。
2012年01月23日
下地バテ工事
クロスで仕上げても塗装で仕上げても下地処理は必要です。
これは、新築・リフォーム関係ありません。
ここでは、部屋を解体し、改めてボードなどを新規にはりましたから、新築同様といってもよいでしょう。
写真を見ると分かりやすいのですが、長くパテを施したラインができているのがボードのジョイント部分です。ところどころにパテ処理しているのが、ビスのところです。
これらを、パテによって平滑なるように処理します。2回ぐらいは、施すでしょう。
それらが乾いたら(すぐ乾きますが)、クロスを糊付けして張っていきます。
2012年01月19日
外装足場と下地
  
今年は、わりと外装工事が多く、早くも3件目です。
ですから、また足場の写真を載せました(笑)。
なんにしてもまずは、足場をかけて、足場に養生ネットをするのが最初の仕事です。
それから、高圧洗浄を家全体にかけます。汚れを落としておかないと塗装がうまくのりません。
それから塗装に入りますが、まずは下の写真のように窓、換気扇、ドアなど塗装しないものに養生ビニルをかけます。どんなにうまく塗っても注意してもどうしても塗装がどこかにつきます。
それを未然に防ぐ作業です。塗装が終わるまでは基本的に外しません。
次に右上の写真のように塗装面に継手や釘頭などが見えているところはパテで処理します。
新築時にも同じ作業はしていますが、古くなってくるとそういった場所が見えてくるようになります。
この写真を撮影する際。私も建物周囲を点検しました。また、雨樋の中も合わせて清掃してもらいました。
塗装に入るのは、こういった作業の次となります。
2012年01月15日
地区祭り
 
毎年1月の日曜日に開催される奥沢地区祭り。今年は、奥沢小学校で開催しました。
すごく寒くて、つらい状態でした。
しかし、大勢の子供たちが参加して、結構楽しいイベントです。
当社としては、奥沢の工務店が集まって、木工教室。
商店街として、わたあめ、風船を手伝いました。その他、会場外の整理など結構忙しい1日でした。
そのあとの打ち上げも楽しく終わり、また来年の楽しみができました。
2012年01月12日
パソコン変えた
やっと重い腰を上げて
パソコン買い替えました。
2012年01月10日
床暖房
床暖房の方式は、電気式、温水マット式などがあります。
熱源は、電気かガス。寒い地域だと灯油でもあるようなお話を聞きました。
ここで採用したのは。東京ガスがCMしている床暖房です。熱源機という給湯器の大きい機械を外に設置します。そこでガスを使ってお湯を沸かし、特殊なホースでお湯を床下に循環させて戻してくるというものです。室内では、そのホースが、写真の銀色のマットの中に埋め込まれています。
マットは、断熱材の効果もあります。ただし、マット下に断熱材を入れておかないと熱が下に逃げてしまいます。
このマットの上にフローリングなど床材を貼ります。マットでは、釘が利かないのでマットの中に桟が入っています。緑色の部分がそうです。
上に貼るものも床暖房対応品でないと、床材の品質が損なわれる可能性があります。
床下からゆっくり温かくなってきて、その温かい温度が上にあがっていきます。非常にやさしい暖かさで、日当たりのいい部屋だとエアコンが不要の時もあるようです。また、1日中つけなくてもいいこともあるとか。
設備投資としては、やや高めですが、ランニングコストも安く、効果も高い床暖房をお勧めします。
2012年01月06日
足場
新年、いろいろ工事が始まりますが、そのうちの一つに外装工事があります。
壁やベランダの防水工事です。
どんな外装でも足場は掛けます。もちろん高所での作業は足場なくしてはできません。
作業性、安全面の上でもどうしても必要です。
また、ゴミや落とし物などが外部にいかないようにするための物でもあります。
解体の場合、足場に防音用のシートを掛けて、騒音を少なくしています。
ただ、やっかいなのが台風など強風の場合です。足場だけならいいのですが、シートを貼るとそれに風を受けてしまって、倒れてしまうこともあります。その場合、事前にシートをたたんでおきます。
足場もマンションのように大きい建物だと数日かかってしまいます。住宅なら1日か2日です。
危険な作業でもありますので、あまり近くで見ない方がよいです。
2012年01月03日
六本木ヒルズから見た夜景
 
2日に森美術館(ミュージアム)で浮世絵「歌川国芳」展と建築の「メタボリズム」展を見に行きました。六本木ヒルズの52階にあるとはしらず、行ってしまい、びっくりとちょうどよかったの両方を味わいました。
展示もよかったけど夜景(というか夕景)があまりにも素晴らしかったので写メールを撮ってしまいました。左がミッドタウンを見る方向で、右が富士山(奥に見える)右下は渋谷に向かっての渋滞。
「メダボリズム」という都市形成の建築理論を見たあとだけにこの夜景が、特別なものに見えました。
東京ってすごいなぁ。
2012年01月01日
初詣
 
なにはともあれ神社に初詣。近所にある奥沢神社は、祭でもお世話になっていますから、やはり
行くべきでしょう。明治神宮とか有名なところもいいのですが、まずは、地元の神社にお参りしましょう。
少し、並びましたが、すぐに参拝できました(これがいいことか悪いことか)。
鳥居には、祭のときも街中をお練りする藁の大蛇が巻き付いています。
それから、狛犬を横目に入っていきます。狛犬には、オスメスあるらしいのですが、奥沢神社は、両方ともオスです。なぜわかるかは、見に来れば一目瞭然です。
それから、神殿の右手前に神楽殿という建物があります。ここでは、祭のときも含めてお囃子が1日中生演奏しています。このお囃子の方もご近所の方で、祭のときは当睦でも活躍されています。
そして、神殿。お賽銭を入れて、お参りします。
クリスマスまでもやってしまう日本人なのに、やはり神社では並んでもお参りするようです。
あけましておめでとうございます
とても寒いお正月ですが、天気も良く今年もこの天気のように、はればれとしたいなと思います。
どうぞ、今年もホームページ同様よろしくお願いいたします。
2011年12月30日
お飾り
こんな飾りを見るとすっかりお正月ですね。
当社の前の信用金庫に飾ってあるお餅のお飾りです。私の知り合いが飾りました。
この時期は、皆様もお餅に限らず、玄関先に松の飾りや門松、車にもお飾りをしているでしょう。
たぶん、花屋さんやスーパーでお買い求めになっているのでは?
神社や近所にお飾りを売っているところがあるかと思います。鳶の方がよく販売しています。
今はどこでも買えるようになりましたが、ちょっとお値段が高くても日本の風情を味わう意味で、
お買いになっては?お飾りの意味合いなんかも教えてくれますよ。
では、よいお年を。
2011年12月29日
基礎工事コンクリート検査
コンクリートの強度は、設計基準などにより現場ごとに決められています。
また、住宅の基礎ぐらいになれば、コンクリートは現場で練るものではなくプラント(コンクリート工場)で配合されてきます。その配合の状況、現場で打ち込むコンクリートの状況を当日第3社機関によって検査します。
最初に来たミキサー車からサンプル用にコンクリートをもらって、検査します。
空気の入っている濃度、固さ他サンプルから検査します。それと同時に持ち帰ってサンプルを使って圧縮の強度を調べなす。
最近はよほどのことがなければ、正規の生コンクリート会社から取り寄せるコンクリートに問題はありませんが、安全確認のために毎回検査しています。
基礎工事土間コンクリート打ち
 
鉄筋の配筋が終わったら、コンクリートを打ちます。
まずは、土間(底盤)を打ちます。
状況にもよりますが、早く済ませるためにポンプ車を手配しました。
ポンプ車にミキサー車から生コンクリートを流し込み、圧力でコンクリートを流し込みます。
ポンプ車には、長く太いホースがあり、打ち込みたい場所へコンクリートを流し込みます。
打ち込む時は、バイブレーターと言って、振動させる機械を使います。
ただ、打ち込むだけだとコンクリートは水ではないのでいきわたりません。
そこで、バイブレーターを鉄筋にあてることにより、コンクリートが隙間なく入るようにします。
打ち込みながら鏝で平らに均します。
あとは、乾くのを待つのみです。
2011年12月27日
さようなら
当社(当家)が飼っていた猫が、12月27日の午前3時に他界しました。
もともと野良猫だったのですが、住みついてしまって20年近く。ものすごい長生きしてると思います。
このままいくと本当に化け猫になるのではと心配してたほど(笑)。
ほとんど病気もせず、さして手のかからない猫でした。死ぬ時も速かったです。
ふらっときて、ふらっと去ってしまいました。来年の正月は、ちょっとさびしいでしょうね。
猫だから、いくら可愛がっててもそんなに感情的にはならないと思っていましたが、やっぱり感情的になってしまいましたね。名前は、なぜか「コロ」でした。うちの会長が転がり込んできたからという、薄い理由でつけた名前です。
「ころ」さようなら。
2011年12月26日
基礎工事アンカーボルト
アンカーボルトは、写真で言うと4本ほど金色の棒です。下が、傘の柄のようにフックになっています。長くて太いのと、短くて太いのがあります。各々意味があります。
下がフックのようになっているのは、引っ張られる力に対して、抜けにくくするためです。
これからコンクリートを流し込むとこのアンカーボルトは、埋め込まれ頭の部分だけが飛び出ます。
我々は、一般的にアンカーボルトと言うと短い方のことを言ってました。これは、ずっと前から使用されていました。基礎と土台を固定するための金物です。アンカーボルトの頭は、ねじ山が切れていて、土台を据えるとアンカーボルトの頭が飛び出て、ナットと座金で締め付けます。
さらに、木造の構造耐力の基準が厳しくなって、ホールダウンという金物をつけるようになりました。それが、長い方のアンカーボルトになります。これは、土台よりもさらに高い位置まで頭が出ます。
それをホールダウン金物というもので、柱に結び付けます。つまり、基礎と柱が固定されるのです。
これで、木の構造体が、基礎から離れるということは、なくなります。
それだけ基礎と躯体を結びつけなければいけないので、アンカーボルトも太く長くなっていますし、柱がないところには入っていません。
にょきにょき生えているこの金色の棒には、家をしっかりさせる重要なアイテムだったのです。
2011年12月24日
基礎工事鉄筋完了
約3から4日で、基礎の鉄筋を組み立てました。おおよそは、工場で組んで持ってきています。
鉄筋は、太さが何種類かあり基礎も形状や規模によって使い分けて、組み合わせています。
思いつきで組んでいるわけではなく、標準の仕様書という公の指針がありますので、それにのっとって作っていきます。
鉄筋が組み終わる頃に、検査を受けます。検査とは、工務店やお客さん、設計事務所以外に役所などの第3者の期間の検査です。
役所の場合、木造ですと3階建て以上の場合あります。他に瑕疵保険が工務店の場合はいるように義務付けられており、保険会社から派遣された検査機関の検査があって、これは、2階建てでも検査が必要です。あとは、金融機関がらみです。
鉄筋が組み終わったら、アンカーボルトという土台と基礎を固定する金物を鉄筋に取り付けます。
2011年12月16日
基礎工事型枠
コンクリートは、そこのスラブ(床と言った方がわかりやすいかな?)の厚みが15cm(建物によって違います)あります。それから立ち上がり分もあります。
コンクリートは固まるまでは、泥のようですから、枠を建てないと基礎の形にはなりません。
まずは、外周部の型枠を建てます。このあとは、鉄筋を組み立てます。
そして、コンクリートを流し込みます。そのコンクリートが固まったら、内部の基礎の立ち上がりの型枠になります。
防犯ガラスへ交換
 
昨今、防犯の意識が高まっている中で、いろいろな対策をされている方も多いと思います。
そのうちの一つが、ガラスを交換。
防犯ガラスというものがあり、2枚のガラスを合わせているのですが、その中にシートやアクリル板のようなものをあんこ状態にして合わせています。
これによって、ガラスが割れにくくなります。中にはさんでいる板の厚みがシート状の物から何ミリといったものまであり、当然厚いほど丈夫ですg、お値段も高くなります。
ただ、交換する際アルミの枠の中に収まらないこともあるので、要注意。専門家に見てもらいましょう。
アルミサッシは、枠がビス止めなので解体できます。
ガラスは、ビートというゴムを押しこんで動かないようにしています。
それらを撤去し、新しいガラスを入れてまた枠を組み直します。
また、防犯ガラスには、その性能を表示するマークが貼ってあるので、見ただけで防犯ガラスとわかります。ある意味泥棒に対する意思表示ですね。
2011年12月14日
基礎工事 シート敷き及び捨てコンクリート
地盤を突き固めたのち、気密シートというビニールを敷き込みます。
写真は、そのあとに打った捨てコンクリートの途中ですが、山のようなところの透明なビニルが見えると思います。
ビニルと言っても厚みがあり結構重く、敷きにくいです。
これは、地盤から来る湿気を上にあげないためです。このようなことやり始めてからは、基礎の中が乾燥しているようです。やはり、基礎が乾いたていたほうが1階の床にはよいことです。
気密シートを敷いたら、捨てコンクリートを打ちます。何で捨てと言うかは、わかりませんが、本体の基礎のコンクリートではないからでしょうか。
このコンクリートは、せいぜい厚み3センチか5センチぐらい。
乾いたら、その平坦にしたコンクリートを利用して墨で、鉄筋の組み立てるための位置出しをします。
また、その上に来る鉄筋がなるべく地盤から離すという意味もあります。
今後出てきますが、コンクリートの中に入ってしまう鉄筋については、規定があり、外部から一定の距離を保つこと。それをコンクリートのかぶりと言いますが、そのかぶりが薄くなれば薄いほど、強度もそうですし、さびてくるなどの弊害が出てきます。
基礎下の場合、最近は気密シートを敷くので直接触れてしまうことはないといえ、強度上のことからこの捨てコンクリートを打ちます。
捨てという言葉は、失礼かもしれませんね(笑)。
基礎工事突き固め
基礎となる場所を掘り、そのあとは地盤を突き固めます。
いくら強固なコンクリートを打ち込んでも、下の地盤が軟らかいとなじませんし、ちゃんとした基礎となりません。
今回は、杭をやっていますが、そうでないところはやはり固めないといけません。
砕石を捲き、突き固めるのですが、専用の機械がありそれを使って、地盤を固めます。
結構機械も重く、振動もあるので大変な作業です。
2011年12月13日
内装の解体
店舗の内装解体です。といっても、今回は解体工事のみです。
賃貸契約の場合、店舗を止めたりなどで引き払う時は、たいてい原状復帰と言って、元に戻さなくてはいけません。当初の姿に戻すのです。
となると、内装や設備をすべて撤去して、オーナーのもどすということになります。
場合によっては、居抜きと言ってそのまま次の人が使うこともあるので、壊さないこともあります。
当社は、あまり店舗工事は受けませんが、たまにこういう工事もやっています。
畳の入れ替え
実は、当社(自宅)の工事です。
15年目にしてついに畳の入れ替えです。持たせた方なのか、持ちすぎたのか。
猫を飼っているせいもあって、畳表は、ややぼろぼろ。
畳は、裏返し、表替え、入れ替えとあります。簡単に言うと、裏返しはまさしく、畳表の裏返し使用。
表替えは、表面を貼り替え。あとは、新規に入れる。
当然だんだん単価は、高くなります。
早めの段階なら、裏返しや表替えでいいのですが、あまり古くなると・・・。
畳を外して、まずは採寸。この写真にある棒のような定規で、部屋の寸法を取ります。
真四角のようでも実際は、一辺一辺の寸法は違います。対角を測ったり、綿密に採寸して、製作します。古い畳は、新しい畳ができた時に取り替えます(でないと畳のない生活になってしまう)。
畳は、日本古来からある建築部材なので、ここで畳について書き始めたら、論文ができてしまうので、それは、現場でお話ししましょう。
2011年12月12日
車庫屋根の張り替え
 
車庫の屋根と言ってもいろいろありますが、ここでは、木造の車庫屋根のやり替えです。
柱や垂木など骨組みは木造。その上にビニル製の波板が貼ってあったのですが、長年の経年変化と台風などの影響で破損してしまいました。
そこで、すべて撤去して張り替えました。
木部は、あまり悪くなかったので、部分的にやり替えて、すべて塗装し直しました。
屋根を貼る前に塗る作業をしますが、それは、屋根面が塗装できないため何もない状態で塗装をしてもらうのです。そのかわり、少しの間、屋根のない状態になっていしまいます。
それから、波板を貼るのですが、同じ波板でもポリカーボネート製品にしました。
ただのビニルのよりも強度があり、劣化が少ないためです。
色もブラウン、グレー、透明などいくつかあります。
ここでは、ブラウンの波板にしました。ブラウンと言っても完全な目隠しではないので、光は、入ります。まぁ、サングラスのような状態でしょうか。
波板がばたばた音がし始めたら、そろそろ張り替え時ですよ。
2011年12月10日
建物の位置出し
 
位置出しという書き方は、わかりやすくと思っての表現で、我々はよく「やり方」を出す、と言います。
これからのやり方という意味なのかな??
何もない地面にいきなり建物を建てることはできません。当然、位置出しをしないといけません。
まず、基準となる敷地境界線か道路境界線を決めます。それと建物が平行ならば、建物が境界からどれくらい離れているかを図面から見て、まず、基準の通りの位置出しをします。
それから、直角をみて(建物が四角ならば)二辺を出します。
あとは、図面の寸法を見て平面の位置を決めます。
そして、基礎工事や高さ方向を決めるための作業です。
写真左のように杭を打ち、そこに水平に板を打ちます。この杭は、建物から基礎業者が邪魔にならない程度に離して建てます。
その結果が右の写真。
水平の板は、基礎の高さから何センチか上がった位置に水平に打ちます。
これに糸を張って各位置出しをしていきます。この糸が基礎より上にくるので正確に出せるのです。
なかなか言葉では、伝わらない作業ですが、このような作業をしないと建物の位置は、出せないのです。
これから、このやり方を基準にして基礎工事が始まります。
塀のやり変え
ビルの道路側のスペースに樹木のある花壇のようなものがありました。
大谷石で積まれていた塀(植木スペースの土留めと言った方がよいかも)が、長年の劣化と
植木と土の押されてしまい、壊れてしまいました。
そのままだと危ないので、すべて撤去し、新しく化粧ブロックを積みました。
ブロックは、重量と軽量の二種類のブロックに分かれています。
軽量の場合は、ちょっとした花壇などあまり構造上強くなくても大丈夫な場所に使用します。
重量は、背の高い塀や写真のような土留めに使います。長い年月持たせる時も重量の方がよいようです。
その重量ブロックの中に化粧ブロックというのがあります。表面がリブ状のすじが入っていて色も付いています。種類は、他にもいろいろあります。
ただのブロックでは、味気がありませんし、たいていタイルや塗装をするのが前提です。
この化粧ブロックを使えば、やや価格が高いですが、そのままでOKなので、よくお薦めしています。
よく使用されていますので、ご近所を歩いてみれば見つかると思います。
2011年12月07日
地盤改良工事
  
地盤調査の結果、その土地の地質、強度がわかります。その結果、建物を建てた場合、地盤が弱く建物が沈下する恐れがある場合は、その改良工事をする必要があります。
いろいろな工法が、メーカー、業者によりあります。
多くは、鋼管杭を打つ方法、セメントを杭状に注入して、コンクリートの杭のような状態にする方法、表面の土を固める方法など。
ここでは、直径60センチの穴を掘り、そこにセメントなどを注入して杭状に固める柱状改良工事を選択しました。
深さは、地盤調査のデータ結果により変わります。
ミキサー車のような重機にセメントなどの混入材を入れてかくはんします(左上)。
それから、ドリルの付いた重機で穴を掘っていきつつその混入材を注入していきます(右上)。
基礎の下の高さまで打ち込みます。その後表面を平らにします(左下)。
地盤がよければ必ずしも必要な工事ではありませんが、地盤に関しては直感で大丈夫とかは、保証できません。不安がある場合は、施工をお勧めしますが、コストのこともありますから、適正でかつ見あった金額になるよう検討しましょう。
2011年12月06日
自由が丘のイルミネーション
 
夜、たまに気分転換に散歩をしています。寒くなってきて、あまり出ていませんが、昨夜久々自由が丘まで歩いてみると、きれいなイルミネーションがありました。
六本木や表参道とかに比べると小さいですが、当社よりはきれいです(笑)
LEDが出てから本当にイルミネーションはきれいになりました。当社のは古いので電球です。
電気代もかかっちゃいますね。
LEDといえば、照明器具もだいぶ出揃ってきました。まだまだ価格は、高いですが、これからもっと安くなっていくでしょう。注文も増えました。このイルミネーションを見ながら、ご自宅の照明も考えてみてください。
2011年12月02日
エアコンの交換
 
夏のエアコン交換工事も需要がありますが、冬もあります。
いまや冷暖房は、エアコンに頼ることが一般的になって冬の寒さの前に新しいエアコンをという依頼も多いです。
壊れてしまっては、もう遅い・・・ということでしょうか。
交換であれば、簡単な工事ではありますが、設置状況によっては変わってきます。
作業は、ただはずすだけでなく、古いエアコンであれば、中にあるフロンガスを外部に漏れないようにします。
それから室内機室外機を取り外し、新しいエアコンを取りつけます。
そのエアコンも室内機は、脚立で届くような場所にありますが、室外機が屋根上の置いてあったり、狭い場所にあったりすると時間がかかります。場合によっては、設置費用に影響することもあります。
どんな設備機器もそうですが、故障の回数が増えたり、異様な状態になり始めたら、我慢して使わず
思い切って新品を取り付けてください。
省エネとか環境面を考えるとあたらしい機器をお薦めします。
2011年11月30日
窓枠の塗装
 
既存の窓枠に新しい窓枠を取り付ける仕事がありました。
窓に障子を建てたいということで、既存の窓枠では、奥行きが足りず、付け足ししました。
そこで、その窓枠を塗装しています。
既存の窓枠の塗装も色落ちしているので、合わせて塗ってもらうことにしました。
まず、紙やすりで表面を平滑にします。既存の窓枠に関しては、そのことで現状の色がある程度落ちます。
それから、新しい色を着色します。既存に合わせると後で色が濃くなりすぎたりするので、やや薄めにしました。そのあと、ラッカーシンナーをかけてつやを出して保護をします。
つやもある程度調節できます。
2011年11月25日
フェンスの修理
 
台風で木が倒れ、そのためフェンスが壊れてしまいました。
うまくフェンス本体はきれいに残ったのですが、支柱が折れてしまいました。
倒れた樹木を撤去し、フェンスを元に戻すのですが、支柱が使えないため、新たに塀に穴をあけて、
新規の柱を建てました。古い柱はなるべく取り除き、モルタルで補修。
設備業者さんがコンクリートの建物に穴をあけるときによく使う機械で、塀の頭に穴をあけ、支柱を差し込みます。そこにモルタルを詰め込んで固定します。
あとは、残ったフェンスを取付ます。
たまにこういう工事も入ります。
ただ、古いフェンスの場合、後継商品がなかったりして、部品が合わないことがあります。
加工してできるものならばいいのですが、状況によっては、不可能な場合は、すべて交換になるかもしれません。
リフォームと補強
内外部大きなリフォームが始まりました。
内装もやり替え、間取りも一部変えて、外装もします。
ここまで大きくやるとなれば、断熱材の補充、不足している壁の補強、古い窓の交換と
可能な限りやることにしています。
古い家なので、どうしても耐力壁が不足がちです。そこで、直す部屋で筋交いのないところに壁を作ったり、筋交いのない部分に改めて入れたり、筋交いが無理な場合は、構造用合板を貼ります。
当然思いつきでやるのではなく、設計事務所の方に入れるポイントを指示してもらいました。
予算の問題・間取りの問題・技術上の問題などリフォームすれば、できるというものではありませんが、少しでも不安を解消できればと思います。
2011年11月24日
TOTO工場見学2商品展示
  
ユニットバス工場なので
浴室関係の商品展示がありました。ただ 工場内部の写真はNGでした。
ショールームとしても活用しているようです。
TOTO工場見学1ユニットバス
 
千葉県佐倉市にある
TOTOのユニットバス工場見学に来ました。
まずは、研修から。
ものすごく広く東京ドーム2,3個分らしい。ユニットバスの底板部分や浴槽(共にFRP製の場合)をプレスして作るところは、見ものでした。
我々でもなかなか見ることができないところですが、日本の技術力の高さを感じ取れました。
2011年11月20日
健康診断
本日、会社のメンバーは、健康診断を受けました。
人間ドッグと言うほどではありませんが、レントゲン、検尿、検便、たん、身長体重、ウエスト測定(メタボのため?)、聴覚、視覚、心電図、血液検査、血圧、問診と受けました。
レントゲンと心電図の方は良いようです。あとはどんな結果が出るのかな。
年に1回は受けていますが、そのたびに結果におびえてます(笑)。
皆さんも健康のためにぜひ、定期的な検査をお勧めします!
2011年11月17日
地盤の調査
今やあたりまえになりつつある地盤調査。住宅ぐらいですとたいていスゥエーデン式サウンディング方式という調査が多いと思います。
槍のような鉄製の棒をどんどん潜らせていくのですが、その入り方や抵抗を数値で調べるのと
調査する方の目視によって、その地盤の程度を調べます。
今回は、3階建てなので特にこの調査が必要です。
だいたい4から5ポイント測定します。
もし、地盤がよくない結果が出たら、杭を打つとか何らかの処置が必要となります。
何年か前までは、木造の住宅だからということで、なかなか地盤改良などの処置はしていませんでした。
ただ、昨今の地震の状況。3階建など木造の重量化。それらを考えるとやはり悪ければ処置しないといけないと思います。
特に基礎や地盤はあとで悪いと分かっても直せるものではありませんから。
2011年11月15日
地鎮祭
 
解体が終わり、いよいよ着工ですが、その前に大事なことがあります。
それは、地鎮祭です。字のごとく土地を鎮めるための祭となりますが、土地の神様に建てられることの感謝と工事の安全などをお祈りする儀式です。
宗教上の問題はさておき、日本の古くからある伝統的な儀式なので、私たちは大事にしています。
土地に対する建てることができる感謝を込めるという意味と思っています。
やらないとどうなるのかとかは、個人的な考えとなってしまいますが、なるべくしていただくようにお願いしています。
また、仏教やキリスト教でもやり方がちがいことすれ、その形式はあるようです。
地鎮祭の方法などは、地域にもよりますし、ご近所の神社に聞かれるのが一番です。
2011年11月14日
解体完了
狭い敷地に狭い道路のため、解体が思うように進まず、重機も搬入できなかったことから、おそらく通常の二倍の時間がかかりました。
やっと解体できて、最後の仕上げの整地をしているところです。
これから前面道路を清掃して、隣接する方の土地を洗浄して終わります。
最初は手壊しだったのであまり音も少なかったと思いますが、終盤は小さな重機を入れたので音や振動が激しかったようです。ほこりも出てしまい、近隣の方には最後までご協力いただきありがとうございました。
次に地盤調査と地鎮祭です。
2011年11月12日
お掃除講習会
TOTOのショールームでTOTOと代理店の主催による(当社も協力)イベントがあって、
そのひとつとしてお掃除のプロ・ダスキンの講習会がありました。
いけなかった人にちょっと報告。知っていたらごめんなさい。
洗剤は、アルカリ性、酸性、中性とあります。食器洗いなどは中性で、比較的洗浄が弱い。
でも、壁紙の汚れにも適用できます。
酸性は強いのでよく落ちますが、使い方や場所を気をつけてください。金属類にはいいようです。
アルカリ性は、油汚れです。
いろんな洗剤がありますが、その成分をよく見て買わないといけません。
また、これらの中にも強弱あるのでご注意を。できれば、弱めからそろえたほうがよいとのことです。
スポンジも固い方を使うと相手を傷つけやすく、強い洗剤と一緒になるとよくないから十分気をつけてください。
浴室のカビ対策は、上がる前についでにお湯でお掃除をお薦めしていました。
それから水掛けるそうです。温度が高いとカビを発生しやすいらしく、水で温度を下げます。
それからよく乾燥させます。換気扇を回すとか、窓を開けるとかですね。
これから年末、日頃のお手入れが後を楽にしますよ。
さて、当社も人のことは言えないので、お手入れします。
2011年11月11日
TOTOのイベント
11月12日は、10時から16時までTOTO大田ショールームでイベントあります。
こども向けゲームもありますが、年末に向けてのお掃除講習会があります。
ダスキンが来てお掃除のコツを教えてくれます。
と、同時にTOTOの強力な商品を見ていってください。
当日は、私もどこかの時間にいます(ミッキーマウスか?)。どちらかというと午後かと思います。
できれば、写真のチラシを持っていってくだされば、特典があります。
お時間ありましたら、お寄りください。
2011年11月10日
見積しながら
 
工事に入る前にやることといえば、見積です。
見積をするということは、仕事が入るかもしれないということなので、業務上よいことです。
が、いろいろ重なってしまって やりながら 気が滅入ることもあります。
目も疲れてきますしね。 でも、仕事を抱えている皆さんにとってこれは、共通のことですから、私一人が大変とは思っていません。
そこで、インターネットで好きな音楽を流しながら、気分を盛り上げて仕事しています。
たまにダークな曲を聴いてしまい、逆効果の時もありますが・・・。
ちなみに今サイモンとガーファンクルの「ボクサー」を聞いています。
洋楽でも邦楽でも どちらかというと一時代前の曲が好きです。
音楽聴きながら見積してるのか、見積しながら音楽を聴いているのか?
そこは突っ込まないでください。
2011年11月04日
材木のきざみ
解体工事が始まると同時に材木のきざみも始めました。
きざみというと分かりづらいと思いますが、つい現場用語の方が表現しやすいので、ご了承ください。
墨付けなどいろんな用語があるのですが、家を建てるための準備です。
まず、上棟に必要な材木つまり骨組みとなる木を仕入れます。
それから、大工さんが図面を見ながらカットされる寸法を材木に書き込んだり、接続となる部分にその加工用の下線を書き込んだりします。このあたりを墨付けと言えばいいでしょうか。
それかた、切ったり加工したりします。それと今は、耐震のために法的にも厳しくなっており、構造用の金物を取り付けることが多くなってきました。その加工もします。
しかし、このような作業は最近ではまれです。一般的には、プレカットと言って工場で加工されたものを現場に搬入します。つまり、今まで人間の手でやっていたことを機械でいっぺんに工場で加工するのです。
この方法も当然いいことですし、当社でもプレカットにすることはあります。ですが、やはり技術として残していきたいなということもあり、時間やこちらの都合があえば、なるべくて加工したいと思っています。
2011年11月02日
解体工事中
狭い敷地で道路も狭く、大きな機械が入れられない現場です。
それでも壊さないと家は建てられません。
そうなると人力での解体です。木造建築なので、人力でも解体はできます。
周りに足場を掛け、養生シートをしてから、屋根から徐々に壊していきます。
置く場所がないので解体材は、すぐにトラックに積みます。その際、非常にご近所にご迷惑をおかけしており、近隣の皆様のご協力と我慢のおかげで今のところ順調に進んでいます。
解体しながら、水を掛けていきます。これは、埃がたたないようにです。
人力で解体することによって音は大きく出ませんが、時間がかかります。
それと、現在解体材は産業廃棄物として、仕分けして捨てなければいけません。ですから、どんどん積むわけにもいかず時間がかかります。
2階が壊れつつある状態ですが、1階や基礎になったらまた載せていきます。
システムキッチン施工
どこの家でも一般的になったシステムキッチン。
カウンター、水栓金具、調理機器、扉の色etc・・・。選ぶ範囲も増えて機能も充実して、お施主様にとっては、価格・機能・デザインの選択肢が幅広くあります。
メーカーもかなり多く、自分に合ったキッチンを見つけだすのもある意味大変でもあり楽しみでもあるようです。
ただ、システムですから、サイズなど寸法はある程度決まっています。ですから、場合によっては、希望のキッチンが入らないということもあります。
オーダー型キッチンというのもあり、自分のスタイルに合わせたキッチンを作ることもできます。
ただ、メンテナンスなどを考えると大手メーカーのシステムキッチンがよいのではないかと思います。
衛生機器関係は、キッチンに限らず日々進歩しています。時代の流れにも合わせており、いずれいいものが出るのでは待っていると、永遠に買えなくなってしまい、そういう点では、パソコンとや携帯電話と同じかもしれません。
今、何が必要か、いつが工事をするタイミングとしてよいのか、コストの問題、そういったことは、メーカーでは分かりません。ですから、施工業者にまずは相談をして、新商品を待った方がよいのか、早く工事をした方がよいのか、一緒に判断してもらう方がよいでしょう。
なにか、設備機器に不具合を感じたら、まずはご相談を。
2011年10月29日
朝市からの木のバザー
朝市が昼までに終わると、今度は、当社の木のバザーの手伝いです。
朝市の会場は、当社の目の前で行われています。かなりの人がくるので、こういった機会をうまく使って、当社でも木のバザーをやります。
商店街のイベントとは別でも行っていますが、やはりこういう時が、一番集客します。
ちょっとした小物でも木でできたものには、皆さん共感していただけます。
普段から木工品は展示していますので、是非お立ち寄り下さい。
朝市やりました
 
市場で買い出しをして、速攻で戻って、セッティング。
バタバタしながらもこうして朝市が始まります。
10時から始まって、お昼ごろには完売。朝の4時ごろに起きて、ずっと動きっぱなしはつらいです。
でも、普段こういう形態の仕事をしていませんから、1日限りなら楽しいです。
いろんな方の一面も見られますしね(笑)。
市場
世田谷区奥沢の商店街が年に2回やるイベント、朝市をやるため、川崎市北部市場に買い出しに来ました。
朝市では、野菜や魚などを100円均一で販売。そのため、当日の朝、市場に商品を買い出しに行くのです。
生鮮食品には、まったく無縁の人間たちが集まって、買い出しにくという無謀な企画です。
でも、やりなれないこととはいえ、楽しくやっとります。
今度は、来年の5月ごろですが、お近くの方は、是非お立ち寄りください。目の下にクマを作った私がいます。
2011年10月28日
解体の始まり
  
解体工事が始まります。まずは、左上の写真のように足場を組んで、シートを貼ります。
シートは、防音用になっており、近隣に音が響きにくいようにします(それでも、うるさいですが)。同時の解体材が周りにいかないようにします。
並行して、写真のように中の不要な物を出したり、壊していきます。
右上は、ガス工事でガスメーターと道路から引き込まれているガス管を敷地と道路境界近くのところで、切断し、口止めしています。これをしないと工事中にガス管を壊して危険です。また、ガスメーターは、ガス会社の所有物なので不要の場合、返還します。
電気と水道メーターも同じですが、利用することもあるので撤去しないこともあります。
解体は、建物を壊す工事ですが、壊す前にやらなければいけないことがあります。
・近隣のあいさつ。これは、しておいた方がよいです。どううまく工事しても一番迷惑を掛ける工事な ので、ごあいさつをしておいた方がよいです。業者もするべきですが、お施主様が回られるのが一 番です。
・水道・ガス・電気の使用中止。使用する料金の問題があるので、閉栓していただくとありがたいです
・水道は工事中使用するのでメーターは残していただきたいです。一度水道局に持っていかれると、 申請してまた取り付けるのに時間がかかります。ただ、水道メーターが必要水量より小さい場合 は、交換するので早めの連絡が必要ですが、お施主様は料金のことだけご連絡してください。
・電気は、同じく料金だけを止めてください。あとは、業者か工務店にお任せしてください。
・ガスも同じです。ただ、ガスメーターは返却します。新規にまたガスは取り込みます。
・あとは、電話・ケーブルテレビ。これは、お施主様の方で手配していただいた方がよいです。
その他は、お引っ越しをしてください(笑)。壊せませんから。
2011年10月26日
目隠しパネルの修理
 
とあるアパートの2階の通路に設けられた目隠しパネルが台風によって破損したため、修理を依頼されました。
目隠しパネルと言っても、規格でできたものではなく、鉄骨業者が鉄のフレームを組んで鉄骨の階段に取り付けたもののようです。
元のようにもどすため、一度現場を見て寸法を測り、復元の方法を考えて(新規に作り直しています)、見積をしたうえで作業に入りました。
同じく鉄骨のフレームを作って、ケイ酸カルシウム板というボードのような不燃材でパネル化しました。溶接とボルトで取り付けて、この後、塗装をします。
いつも新しく物を作るというだけでなく、天災による破損の修理や、どうしても仕方なく現状を維持するなど、、さまざまな工事に対応しなければいけません。その積み重ねが、新築やリフォームにも生きていると思います。
新築のブログと言いながら、最近修理関係が多いブログですが、間もなく新築始まります。
2011年10月23日
リクシルの展示会
 
リクシルって知ってる? のCMでおなじみ。
その展示会が横浜の国際展示場で行われて見に行ってきました。
リクシルというのは、まだわからに人も多いと思いますが、主に建材や衛生設備機器のメーカーが、
合併や買収してできた総合的な建材メーカーです。
アルミサッシ、衛生機器が主な商品ですが、これからもっといろんな商品を提供していく予定らしいです。
そのメーカーの初めてのと言ってもいい大きな展示会なのです。
タレントや仮面ライダー(この人気がすごかった)のイベントもありました。
こういったイベントは、随時ホームページでも店頭でも紹介しますので、ぜひ見に行ってきただき、新しい商品やこれからの展望を示す商品を見ていただきたいです。
2011年10月20日
浴室タイルの直し
古い浴室で、床と腰壁がタイル張り。床のタイルは、モザイクタイルで古紙の壁は、今ではない110角の白いタイル(現在は100)。腰上の壁は、柱が見えていて、漆喰塗。
建具も木製のガラス窓。浴槽は、割と新しいステンレスでしたが、今は、FRPか人造大理石系でしょう。
これが、悪いということはありません。ちゃんとお手入れすれば、レトロ調で現在には少ない浴室でしょう。ただ、タイルや他から水が入ったり地震でひびが入ったりと不利な点が多いのも事実です。
今回は、腐ったところを直し、タイルも貼り替えたり、床については上から貼ったり、漆喰には塗装を施しました。仕上がったら、きれいな浴室になりました。写真は、まだ床のタイルを貼っていない状態です。
ちゃんとメンテナンスをすることと、外装をするようにリニューアルをしていただければ、古い浴室もりっぱになります。
ただ、何度か紹介しているユニットバスへの交換は、
・浴室の寒いをなくす。
・バリアフリー
・清掃性
・利便性
からお薦めしています。
こういった浴室や建物を残すのもある意味重要ですが、生活を考えた時には、是非ユニットバスをお勧めします。ご相談ください。
2011年10月19日
マンションのユニットバス
マンションのユニットバスと言っても完成した形は、木造住宅用でも変わりません。
ただ、マンションと戸建では、サイズの違いがあります。それとマンションですとあと少し広ければ、高ければと思ってもどうにもならないので、サイズの制限が出やすい可能性があります。
また、リフォームだと搬入の経路も問題でドアが小さくて浴室までたどり着けないといったおかしなこともありうるのです。
また、最近のユニットバスは、入口がバリアフリーとなっており、段差ないものが多いのですが、それが不可能な場合もあります(たいてい不可能ですけど)。
リフォーム用のユニットバスを掛けメーカーが出し始めたので、施工は以前と比べて楽になりました。
ただ、サイズなど制限が出てくる可能性はありますので、よく業者に下見してもらった方がよいでしょう。
2011年10月18日
鉄部の塗り替え
  
アパートの外階段及び屋上の手すり塗り替えています。
鉄製でできた手すりや階段なので経年変化でさびも出て塗装もはがれてしまいました。
塗装は、どうしても雨風の影響もあり、何年かごとに塗り替えないといけません。
耐久年数の長い塗料が出れば、これほどいいことはありませんが、どうしても塗り替えは発生します。木製でも鉄製でも塗装の効果がなくなると、腐ったりさびたりします。あまりひどいと塗装では、カバーできません。
腐食した部分は、つぎはぎして、それから塗装します。
塗装前には、ケレンと言った作業を行い、さびを落としていきます。汚れがひどい時は、洗い流します。それから下地のさび止め塗料を塗って、本来の塗装をします(写真は、ピンク色に見えるのが下地のさび止めです)。
便所の床貼り替え
 
床材は、フローリングやクッションフロアなどのビニルシート系が住宅の場合、一般的です。
床の張り替えも理由は様々。古くなったから気分的に貼り替え、水漏れなどがあり、床材が汚れてしまったから、などなどです。
どちらにしても、一度設備業者に器具を外してもらい、それから貼り替えます。
水回りの改装の場合、どうしても設備業者がからんでしまうので、仕事が大ごとになります。
ただ、ビニルシート系の床の張り替えだと半日ぐらいでできます。
これを機会に便器を交換する方もいらっしゃいます。
内装材は、家の機能としてどうしても必要なものではないため、少々汚れても後回しになってしまう工事です。そのためこちらからもなかなかお薦めしにくい工事ですが、模様替え、設備の交換、などの機会があれば、一気にやってしまうことをお勧めします。
2011年10月17日
洗面化粧台の交換
洗面化粧台の交換工事です。
それにあわせて、壁紙と床を張り替えます。貼り替える理由としては、洗面化粧台が新しくなるのなら、合わせて内装もきれいにしたいというのが、大半の理由です。
それ以外にも貼り替えなければならないこともあります。それは、写真を見てもわかるように化粧台を外したところの壁と床が貼っていません。
まったく同じ寸法の化粧台が入れば、問題ありませんが、小さくなたりすると貼っていないところが出てきます。そのため合わせて内装工事も発生します。
これは、便器、キッチンも同じです。また、エアコンも可能性はあります。
取り換えの時は、業者もアドバイスするとは思いますが、その点をお気をつけください。
2011年10月14日
朝市やりますよ
きたる平成23年10月29日土曜日、恒例の商店街主催朝市を行います。
鮮度の良い魚や野菜を当日市場で仕入れて、100円均一で販売します。
普段と違うことをやるので、毎回苦労しています。
でも、楽しくやらさせていただいております。
また、今回スピードくじもあって、あたりの方には、金券をプレゼント。
はずれでも何かかがもらえます!
天気が良いことを祈って、皆さん遊びに来てください。
2011年10月12日
浴室の壁直し
ユニットバスでない場合、たいていはタイル張りの浴室でしょう。
この現場は、かなり古い浴室です。壁の腰高までタイルが貼ってあり、その上は、漆喰塗りです。
でもこのスタイルは、昔当たり前のようにありました。
ただ、どうしても長い間に水が入ってしまい、壁が腐朽してしまうのです。
今回は、お施主様の都合で、悪いところだけを直す工事としました。まずは、解体して骨組みからやり直します。
防水塗料を施して修理していきます。できれば、ユニットバスをお勧めしたいのですが、それぞれ事情がありますので、そのまま修理ということもやります。
ユニットバス工事を何度か紹介したのは、すべて解体して悪いところを修理することができるからです。でも、そこは臨機応変に対応しますので、ご相談ください。
2011年09月28日
塀の取り替え
今になってなぜか夏バテで、なかなか更新できません。
そんなに暑くても職人さんたちは、がんばって外の仕事をしています。
もともとあった塀をある事情から取り壊し新規に作っています。
基礎となるのは、ブロックで地上から2段積んで、その上にアルミのフェンスを取付ました。
塀は、目的によっても使う素材や大きさが変わります。ブロックを使うのは一般的でしょう。
ただ、あまり高くするとなると建築基準法にかかわったり、構造計算が必要です。
たいていは、ある程度積んでアルミか鋳物のフェンスにすることが多いです。
フェンスも種類がかなりありまして、目隠しにするものから写真のように簡易的なもの、デザイン性が強いものなどあります。用途に応じて選びましょう。
ブロックの部分は、将来タイルを貼ったり、吹き付け塗装できれいにすることもできます。
2011年09月23日
流し台交換
流し台を取り替えました。最近は、簡単に交換できるリフォーム用の流し台がメーカーから発売されています。この場合、キッチンに水栓金具は付いてなく、壁など別の位置についている場合となります。
また、ガスコンロがビルトインといって、キッチンに組み込まれているとガス業者が必要です。
一度ご相談ください。
2011年09月19日
壁の塗装
 
ちょうど、外部と内部の塗装工事をしました。
左が内部の壁の塗装で、下地は石膏ボードです。ボードは、ほぼビスで留めてあり、そのビス頭とボードのジョイント部分をパテで平滑に処理しています。このやり方は、クロス業者と同じです。
塗装の場合、クロス以上に仕上げに出てしまうので、この作業が大切です。
右が外部です。ここも元ドアだったところを壁にしたので、ジョイント部分などパテで平滑にして、塗装します。やけに白い塗装になっていますが、これは下地で仕上げは色合わせをして塗ります。
このような大きい面を塗るときは、ローラーで転がすことが多くなりました。
2011年09月15日
浴室交換と土台入替
浴室工事は、何度も紹介してきましたが、あらためてよくみられる状態を紹介します。
浴室交換とタイトルにしましたが、在来のタイル貼りの浴室からユニットバスに交換することです。
今でも防水してタイルを張る工事は行われていますし、その方が自由があります。
ユニットバスは、規格型の商品なのでサイズなどに制限はあります。
でもあえて、それを勧めるのは、たいてい浴室を壊すと、土台、柱の根元が腐食しているか白アリにやられています。
これは、何年もたつと防水が劣化したり、タイルが割れたりして水が浸入するからです。それと常に湿気にさらされているからです。
外壁は塗り替えができますが、内部のことはなかなかできません。
そこで、浴室を工事するときは、写真のように腐食した部材を交換したり防腐剤を塗布したりするのです。場合によっては、断熱材が入っていないこともあります。
こういった工事ができるのもリフォームのいいところです。
ここで、ユニットバスを勧めるのは、同じように仕上げるとまた、内部の腐食を心配することがあるからです。ユニットバスの良さをここであげるときりがないし、タイル貼りにはその良さもあるので、ここでは略します。
ただ、古いからといって必ずしも腐食していることはありません。下から1mぐらいまでブロックを積んでいたり、コンクリートの基礎を立ち上げていることもあります。その場合は、木材が腐食していることはあまりありませんでした。こういった工夫をすれば、在来の方法も問題ありません。
タイルにひびが入ってきたら、ちょっと気にしてください。
2011年09月14日
ゆるキャラ信州
横浜に打ち合わせに行きました。帰りに横浜駅を歩いていたら、信州キャンペーンで
ご当地キャラが来てました。
さらっと写真を撮るつもりが、がっつりカメラ目線で答えてくれちゃいました。
いけない、最近現場の写真が少ない。 さぼってはいませんよ。
2011年09月10日
城南式の神輿
 
当社が所属している睦の神輿です。
城南式というスタイルの担ぎ方で、大きな特徴は神輿のわきに太鼓が付いていること。
この太鼓を鳴らして周りには、笛を吹く人も付いてリズムをとり、担ぎます。
10日11日
祭 始まります。
2011年09月09日
いよいよ
 
いよいよ明日から祭です。今日は、仕事と準備で めちゃくちゃです。
神輿を組む作業から始めました。担ぐ棒というのは常に取り付けてあるものではなく、しまい込むたびに外してあるので、その都度組んでいます。
けっこう、要領と力の必要な作業で大変です。
このあと、神酒所を設営しました。終われば、9時30分。
いよいよ明日から、祭り本番です。
2011年09月03日
バザーやってます
台風の中、久々バザーやってます!
といっても、実際台風は来ないので、暑いバザーとなってしまいました。
お客様から不要になったものをいただいて 出品しています。
売り上げは、社会福祉に寄付する予定です。
蝶と花
当社の前で花に来たアゲハ蝶を撮影したらこんな図柄になりました。失敗です。
もう夏も終わりなのに花の蜜を吸いに来る蝶が見られるのも 何か風情を感じます。
2011年09月02日
便器の交換・取り外し
便器の交換は、何度か掲載していますが、あらためて見てください。
以前にも掲載したように便器の問題になる1点の中で排水(床下に排水している場合)の位置が、メーカー、商品によってバラバラだったということ。
現在は、後ろの壁から200ミリのところが排水芯に決まっています。
ですから、便器を外してそのまま取り付けると、便器が手前に来たり後ろにずれて入らなかったりという問題が起きてしまい、以前は床を壊して排水の位置を変えていました。
もともと便所そのものを改装しようということでしたらいいのですが、便器のみを考えていた方には、大工事になっていました。
そこで、各メーカーは、便器そのもので排水の位置が変えられるリフォーム用の便器を発売しました。おかげで、水道業者だけで1,2時間で最新の便器に交換可能になりました。
ただ、対応している排水芯が商品によって違うので、業者さんに見てもらいましょう。
コラムにも掲載していますが、最近の便器は、節水型になっていますし、清掃性も優れています。
これからの時代を考えて、皆さんもそろそろ交換をお考えになってはどうでしょうか?
2011年09月01日
蛇口の交換
蛇口の向きが上になってておかしい状態ですが、これは、まだ取り付けている状況です。
洗濯機用の水栓金具で以前の物が調子が悪く交換しました。
調子が悪いよりも現在の洗濯機用の給水ホースに合っていないということです。
今は、どんな洗濯機も蛇口に取り付けるときは、ワンタッチ式になっており、ホースを直に付けるものはありません。
蛇口もそれにならって今では、対応できるようになっています。
対応できるだけでなく、万が一ホースが外れても、水が出ない仕組みになっています。
これは、おすすめです。
写真の蛇口は、湯水混合ですが、水のみのもあります。簡単に交換できますので、洗濯機を交換する時など合わせて交換してみてはいかがですか。
2011年08月31日
とうとう
ピックアップ画像にも載せている当社の熊のぬいぐるみも、ついにお祭りバージョン!
これを目印にぜひお祭に来てくださいね。
奥沢神社例大祭
 
来る9月10日(土)、11日(日)は、奥沢神社のお祭りです。
奥沢1丁目から6丁目(7丁目かも)までを範囲とする年に一度の奥沢のビッグイベントです。
奥沢神社は、歴史ある神社で江戸時代の刊行物にも名所として記載されています。
土曜日は、藁で作った大蛇が奥沢中を練り歩きます。これも無形文化財とされています。
日曜日は、各睦が集合し、神社に行く宮入りというのがあります。6基の神輿が一度に集まるのはすごい風景です。また、各睦とも神輿のデザイン、担ぎ方に特徴があり、奥沢独自のスタイルを見ることができます。
私も「奥沢南」という睦に参加し、お手伝いをしています。
まだ、2週間先ですが、フラッグを取り付けたり、横断幕をつけたり、各商店にはポスターも貼りだしています。すでにモードは、祭になっています(笑)。
これから9月12日まで声を掛けても、ハイテンションかもしれません。変だなと思っても9月半ばには元の戻ってますから、温かく見てください。
これから、仕事より祭のブログが増えるかもしれませんが、遊びというより伝統儀式として紹介しますので、見てください。
また、是非担ぎに!
2011年08月29日
店舗の解体
今まで、地元で長く営業していた洋菓子店が閉じることになって、その店舗を解体することになりました。解体後は、また新しい使い方に変わっていきます。
地元で昔から知っている店を 壊すのは、忍びないものです。でも、店主の方は、もっとさびしいでしょう。
建物は、コンクリートの構造なので間仕切り壁などは木造でした。そのため、自由に壊すことができます。
壊した解体材は、以前にも紹介した通り、木、ボード、設備機器、ガラス、金属と仕分ていきます。
1階部分なので搬出は楽でした。
2011年08月28日
隅田川花火大会
 
これこそ1年に一度の大イベント。
テレビではよく見ていましたが、はじめて近くで見ました。
ビールを片手にきれいな花火を見る。この日は、ちょっと風もあってそんなに暑くなくて、
気持ちよかったです。
至福の時でした。
どんなに年齢を重ねても花火はいいものですね。
2011年08月27日
夏休み木工教室
 
毎年夏休みの最後の土曜日に近くの材木屋さんで、木工教室を開催しています。
夏休みの最後を家族で楽しんでもらい、木の良さに触れて、工務店というのを知ってもらい、作る楽しさと大変さを知ってもらい より木造を知ってもらいたいためのイベントです。
子供は損得抜きで本当に楽しそうでした。
案外大人も・・・。
では、また来年来てください!!
TOTO展示会
衛生設備機器メーカーのTOTOの展示会兼お客様感謝イベントに参加しました。
ご協力ありがとうございました。ちょうど仕事が重なり、あまりお手伝いと対応ができなかったので、ご了承ください。
新宿のショールームで講習会やら演奏会やらいろいろ催し物もありました。
今後もホームページでご紹介およびチラシなど配布しますので、お時間がありましたら是非ご参加ください。
2011年08月26日
展示会に来ています
  
大手建材問屋の展示会です。展示会というのは、各建材・設備メーカーの新商品の紹介が主です。
建材問屋さんも大小合わせていくつもあり、当社は、少なくとも年3回ほど招待されます。
ここで、いろいろな商品知識を得ることができます。カタログでは分からないものが現物でも見ることができます。
右上の写真の様に名目が展示されて現物販売していることもあります。
あとは、メーカーのブースがいくつもあり、営業の方が売り込みしています。
ただ、どの展示会も基本は、我々業者向けで一般の方が入れることは、あまりありません。
過去に北京と上海で展示会を見に行ったことがありますが、逆に一般の方しか来ていませんし、商品によっては、即売しているものもあります。
あと、不動産業者が物件を売り込んでいて、まったく日本とは違うことに驚きました。
景気の動向に左右されて展示会も縮小気味のところもありますが、逆にこういう時こそ派手にやっていただきたいものです。
それとエコ関係の商品がぐっと増えてきていることがわかりました。屋根や壁下地に貼る遮熱シートや耐震を考えた金物など。時代を反映する場所でもあります。
2011年08月24日
すいか割り
 
商店街主催の納涼会を行いました。身内のためのという感じもしますが、その際、お子様にも楽しんでもらおうとスイカ割りをやりました。
当社には、木の棒ならいっぱいありますから(笑)。
みんな楽しんだようで、やってよかったなと思っています。
外装仕上がり
外壁が塗り終わり、養生のネットを外しています。
天気がいいので 新しい色で塗られた建物が青空に映えて、とてもきれいです。
これから、細かい塗り残しを探し、足場を外していきます。
建物に外的な損傷もなく(地震の影響も含めて)、欠陥もなく、大きな問題がないため、塗装だけで済みました。
また、屋根に使われた塗料は、遮熱性に優れたものです。小屋裏や2階の真夏の暑さ対策に向けてお薦めの塗料です。やや単価が高いですが、お見積だけでもしてみてください。
2011年08月23日
納涼会
商店街の納涼会です。
楽しいひとときでした。
体が焼肉臭い・・・。
外装下地塗り
外壁の塗装を始めました。前にも紹介した通り、まずは高圧洗浄で表面の汚れを落とします。
ここは、外壁がサイディングなのでジョイントのコーキングもやり直しました。
それから塗装ですが、写真にあるピンクっぽい色は、元の外壁の色です。
その上に下地の塗装をします。白い色になっているところが下地です。
これで、上塗りがちゃんと接着するようにするのと上塗りがきれいにいくように塗ります。
色が白いので、たまにお客様に間違って塗っているといわれることもあります(笑)。
それから、お好みの色を塗っていきます。
2011年08月18日
これが好きなんです
一風堂のからか麺
ちなみに 八辛
2011年08月16日
外装、屋根の塗り替え
足場も掛けて、養生ネットを貼って、高圧洗浄してこれから塗装にはいります。
何事も上から始めます。屋根の塗装から入りますが、まずは、シーラー処理(下地の塗装面に塗料がよく付くように塗る溶剤)。
足場があるとはいえ、ロープを体につけています。
ローラーでまんべんなくシーラーを塗っていきます。
この後、中塗り、上塗りとなります。
2011年08月15日
外装工事に入りました
まずは、なにはともあれ足場から工事します。
足場を掛けて、養生のネットまたはシートを掛けてから、外部塗装工事の場合、高圧洗浄に入ります。夏は、涼しくなってちょうどよい工事です(笑)。
この建物は、屋根がコロニアル、外壁がサイディングとタイルの混合。
いずれにしても高圧洗浄してから塗装工事に入ります。タイルは塗装しませんが、洗浄することできれいになります。
屋根が一番塗り替えに必要な状態でした。新築してから10年以上メンテナンスをしていなかったので、もうそろそろというところでした。やはり、雨風に当たるので屋根が一番風化します。
当初の色が薄くなってきており、このままほっておくとコケが生えたり、屋根材そのものが薄くなってきたりします。
外壁は、サイディングなので素材そのものに問題ありませんがジョイントのコーキングが耐用年数の限界で、ところどころ切れていました。
外装をするのは、きれいにリフレッシュするというだけでなく、建物本来の性能を持続させる意味合いがあるのです。残念ながら、現在永久不滅の素材がないので、メンテナンスは常に配慮してください。
2011年08月13日
盆休み
日本独特の習慣ですが
この暑さでは 休まないと体がおかしくなります。
2011年08月11日
便器の据付
 
決して用を足している光景ではありません。
あくまでも便器を据え付けている工事です。
便所は、どうしてもせまいので後ろから写真を撮るしかなく、状況的に工事しているように見えないという結果になりました。
古い便器を外し、新規に便器を取りつけるという作業ですが、実は、簡単ではないのです。
もう一つのHPに載せているコラムを見ていただいてもいいのですが、まず大きな問題は、排水管の位置がメーカーや商品によってバラバラであるということ。
現在は、後ろの壁から排水管の芯まで20センチと決まっています。
そうなると床を壊して排水管を直すということになるのですが、各メーカー共壊さずにできるように、
便器の内部で排水芯を変えるリフォーム用の便器があるのです。
これが出てからは、ずいぶん楽になりました。ただ、商品によって対応する寸法が変わりますので、ご注意ください。
便器の機能や性能は、もう一つのホームページで特集しますので、そちらを見てください。
ここでは、いろんな便器がありますが、取り換えは、そんなに大げさなものではなくなってきたということを覚えていてください。
2011年08月09日
玄関周りの完成
古い木製の玄関ドアを交換し、外壁も塗り替え、玄関前の土間を車が置けるようにコンクリートを打ち、
玄関内外に新たにタイルを貼りました。
前に車を置くのでドアを開くと邪魔になるので引き戸に変更。メーカーの引き戸だと動きも軽く、
取っ手も操作しやすいです。鍵も防犯鍵で気密性もよく、メンテナンスを含めてもお勧めします。
玄関には、庇を設け(大工さんが作りました)、雨よけにしました。そこにセンサー付きの照明器具を取付、傘や荷物を持っても点灯し、夜も暗くなれば勝手に点灯するようにしました。
外壁は、モルタルを塗り(だいぶ壊したりしたので)、塗装で仕上げました。色は、お施主様の好きな色にしています。明るい色を選んだので、以前の建物を知っている方は、びっくりするでしょう。
窓もできるだけペアガラスの断熱サッシに交換しました。
土間は、内外ともタイルを貼り、外とのメリハリをつけました。本当は、ポーチとして1段あげたかったのですが、スペースがないのでフラットにし、その代わり車庫の土間が少々斜めになっています。
土間には、植木ができるよう少し空間を開けました。
横には、水道を設け車を洗ったりするようにしています。
以前にはなかったものも大きく改装すれば、可能になります。
こちらの提案もありますが、お施主様のご要望も入っています。両者がうまく合えば、いい住宅になると思っています。完全は難しいですが、それに近づけようと常に考えています。
2011年08月06日
玄関のタイル貼りその2
玄関の中から貼り始めて、外のポーチに移動しました。目地の間隔を見ながら調整しています。
この後目地材を施工し清掃して完了です。
目地材は、黒、グレー、白などありますが、汚れなどから外部には黒系の色が多いです。
内部だと白い目地が多いのですが、カビなどを嫌がって濃い色にする人もいます。でも以前ほどカビが来にくくなっています。湿気対策をしていれば、目地を気にしなくてもよいかと思います。
土間のタイルは、貼ってもすぐには歩けません。1日ほど置いてから歩行できます。
ちょっとお楽しみは後で。
玄関のタイル貼り
浴室がユニットバスになり、キッチンの前はキッチンパネルになったりと タイル工事が徐々に減ってきています。
その中でも玄関の土間は、まだタイル工事で仕上げることが多いです。
やはり、家の顔ですからいきなりそこが何も仕上がっていないのもちょっとさみしいかもしれません。
タイルは、床に貼る場合内部でも表面が滑りやすいものは貼りません。脚が滑ってけがをして祖舞う危険性が高いためです(内部で水を使わないところは別として)。
ですから、表面がややざらざらしているため、お掃除にはちょっと困ります。
大きさは、モザイクのように小さいものから、100、150、200、300?の四角(壁用は別)お種類があります。貼る場所の大きさによって、検討してください。
焼き物なので、色はムラがあります(それが味があるのですが)。
少なくなっているとはいえ、やはりタイルを貼ると風合いが変わります。ポイントで使うこともできますし、ちょっと工夫すれば、とても使える素材です。
タイルもショールームで見ることができますから、一度ご覧になってみてください。
2011年08月02日
TOTO新宿ショールームより
26階から見た 歌舞伎町方面の風景です。
これから ウォッシュレットの研修会です。
決して このあと歌舞伎町に行く訳ではありません!
ただ いい眺めだなぁ〜と思っているだけです。
2011年08月01日
土間打ち均し
家の前と道路の間の庭のような空間を車庫に変える工事です。
いらない植木類を伐採し、塀や門扉を解体撤去。
当然そのあとは、土なので整地して、コンクリートが打てる状態にします。
ただ、コンクリートを打っただけでは車が乗ると割れてしまいます。
ちゃんと土を突き固めたうえで、砕石を捲いてさらに突き固めます。このあたりは、建物の基礎工事と変わりありません。
それから鉄筋を組み(ワイヤーメッシュという最初からメッシュ状になっている鉄筋を使用)、コンクリートを打ちます。
仕上げは、さまざま。タイルで仕上げたり、石を捲いたり、・・・。
ここでは、コンクリー炉そのまま仕上げです。ですから左官業者さんに表面を均してもらいます。
写真のようにトンボという木で作った均しの工具(野球場でも見かけます)で大まかに均していき、
鏝で仕上げます。
ただ、鏝だときれいな表面にはなりますが、すべることもあるので、刷毛引きといって少々粗めに仕上げることもあります。
午後からコンクリートを打ち始めて、均し終わるのは夕方でしょうか。これが、冬だと夜になってしまうことも。だから、季節と時間と天気が大きく左右するので、気をつけなければいけません。
2011年07月29日
物置作ってます
物置は、場所(空間)、使い勝手、費用によって大きさやデザイン素材が変わります。
でも、多くの方はこのスチール製の物置(あえてメーカー名はいわないで)を置かれているのでは?
最近は、ホームセンターにもあるので小さいものならご自分で作った経験もあるのでは?
ただ、作ってそのままそこに置くだけではなく、物置の下にブロックなど基礎となる物の上に置いた方が傷みにくく長持ちします。やはり鉄製なので、湿気などで腐食してしまうからです。
また、背の高いものになると転倒の可能性もあるので、付属の倒れ止めを使ってください。
それらの点を注意していただければ、ご自分で作るのもいいですよ。模型みたいですから。
ただ、作ってみたものの、いろんなものを入れすぎて、二度と出せない・出さない入れ物にならないように気をつけて!
車庫屋根の張り替え
建物とは別に車庫を設けている場合があります。多くは、カーポートといって屋根だけの建築物でしょう。
また、その大半がアルミ製のものでアルミサッシメーカーなどが商品としているものだと思います。
それらの多くは、骨組みがアルミ製で屋根がアクリル板やビニル波板です。
これらは、経年変化により劣化し、強風や落下物(雪も含む)によって破損することもあります。
今回は、破損はしていないのですが、いずれその可能性が見受けられたので、早めの交換をしました。
素材は、ポリカーボネート板で強度もアクリルやビニルより強く、粘り強いので破損の可能性が低く貼り替えには勧めています。
アルミの骨にフックで取り付けています。
まずは、既存の屋根を撤去し、新たに貼ります。その際フックも新規にしました。
色も透明なものから、白、ブロンズ系から素通しの物から見えにくいものまであります。
2011年07月27日
防犯フィルム貼り
  
なかなか分かりにくい写真になってしまいました。
窓ガラスの防犯フィルムを貼っているのですが、狭い範囲での仕事なので動きがわかりにくかったですね。
ここのところ、節電で遮熱フィルムを貼る仕事が増えているそうです。
また、網の入っていない大きなガラスだと地震の際割れることを心配して貼る方も。
ここでは、あくまでも防犯のために貼っています。
右上は、窓ガラスを水で清掃しています。噴霧器を使って均等に吹き付け、表面をきれいにします。
それから、また水を掛けて、フィルムを貼ります(左上)。
貼ったと後は、中に残った空気を押し出すようにへらでならし、きれいに掃除して完了です。
フィルムの大きさは、貼る前にガラスを測って、別の場所でカットします。
このフィルムは、曇りガラスのように表面が平滑でない場合は、貼れません。外部にも貼れません。
そこだけ気をつけてください。
2011年07月25日
クロスの決め方2
 
ここでは、決め方というより過去の事例をお話しします。
我々業者にたまに壁紙はお任せしますと言われます。白ければ何でもいいよ、と。
確かに納戸やめったに使わない部屋などはそれでもいいのですが、リビングや玄関などは結構プレッシャーになります。当然、決めてお伺いをしてから発注しますけど・・・。
それと我々が決めるととかく無難なものになります。派手な柄や色合いは選びません。どうしても個人の好みが入ってしまうので、合わないかもしれないからです。そうなると、誰が見ても気にならないような無地のクロスになってしまいます。
自分の思いでやりたいこともありますが、気に入られなければ何にもなりません。
まぁ、クロスは張り替えが簡単な工事ではありますが・・・。
また、お客様が決めたものを見せてもらうと たまに え? と 思う柄があります。
いやぁ、やめた方がよいと言いにくく、ついそのまま張ってみるとこれがまたバッチリだったり!
先にも書いたように調度品やカーテン、住む方たちのスタイルがその柄によって際立たすこともあるんです。また、センスのいいお客さまも多く、感心することもあります。
我々の先入観や固定概念が崩されることがあり、それがまた新しい発見で、楽しくなります。
アドバイスもしていますが、自分の思いは、業者にぶつけてみたほうがよいと思います。
任せるにしても、好みの色や柄、または逆に嫌いな色など、伝えたほうがよいと思います。
私みたいに必ずしもセンスがいいと限りませんから(自分で言っては、だめか・笑)。
2011年07月23日
クロス工事 クロスの決め方
何度も登場している内装(ビニルクロス貼り)工事。
もうここまでくれば、どのように工事するかお分かりでしょう。
でも、書きます(笑)。
ビニルクロスは、メーカー、商品共にかなりの量があるので大変です。まじめに見ていたら、ずっと決まらないでしょう。
私なりのポイントとして、
1.ファーストインスピレーションは大事。→もっといいのがあるだろうと見ていても結局は最初に戻ることが多い。
2.各メーカーともデザインの種類によって分別されているので、自分に合わないものから見ないように削除する(絞り込む)。
3.各部屋の使い方、日の当たり方、使用頻度、部屋に置く家具や置物、壁掛けの物を考える。
→あまり使わない部屋や人が見ないような部屋にデザインしても無駄なので、シンプルにするか業者に任せる。
→暗い部屋に暗い色だとより暗くなる。日が入りすぎるほど明るいのに白くすると目にきついなど。
→よく使う部屋には、あまり目に入ってしまうような色や柄はあきが来てしまうので控えめに。
→家具やカーテンの色、床の色などに合わせたり逆にしたり。また、調度品を際立たせるためには、クロスのデザインを控えめに。
→他に天井は明るめに、かつ、天井を見上げてみる人は少ないのであまり凝らないように。
たまに使う便所や洗面所は、かえっておもしろいものを選んでもいいかも。
あとは、業者さんと相談しながら決めてください。わかりにくかったら、サンプルを取り寄せたほうがよいです。
また、なるべく現場で見るようにしましょう。
イメージが変わってしまいます。
よく、天井と壁はそろえたほうがいいですかと聞かれますが、そんなことはなく、別々でも大丈夫ですし、部屋ごとの変えるのも大丈夫です。
以上、楽しんで選んでください。
2011年07月22日
地震体験
 
当社の前の信用金庫さんに 地震体験車が来ました。
これは、地震体験とともに免震工法の良さを分かってもらうための実体験用の車です。
当社とは全く無関係だったのですが、ちょっと体験させてもらいました。
阪神淡路大震災と同等の体験をしました。
思わず、3.11がよみがえってきて、暗い気持ちになってしまいました。
でも、まだまだ地震は起こります。いつ来るかわからないことを肝に銘じるためにもいい体験でした。
皆さんも普段からの備えをお願いいたします。
2011年07月21日
内部の塗装
最近内部の塗装は、塗装された規格品を使用することが多く、少なくなっています。
一方、壁や天井などを塗装で仕上げることもあり、新築でもリフォームでも塗装工事がないということはほとんどありません。
天井や壁を除いて、ここでは机代わりになるカウンターとその上の本棚を塗装しています。
すべて現場で作っているので塗装業者も現場で塗装しています。
きれいな仕上げを望むなら本来工場で塗装するいいのですが、コストや工程上の都合から現場塗装が多いです。
着色して好きな色にしてニスを塗ってつやを出す方法と着色せず生地の色を生かした(クリアとよく言いますが)塗装、ペンキで好きな色で塗ってしまう方法など様々です。
また、自然塗料もあります。自然塗料でもクリアや着色があります。
せっかく木を使っているのですし、自然な感じに仕上げたいのでここでは、着色しませんでした。
一度紙やすりで平滑にし、下地を塗ります。色をつけたい場合は、最初に着色します。
それから、中塗り、紙やすり、上塗り(つや出し)という流れです。
なんか刷毛でサッと塗ってしまうイメージがありますが、乾かないと次の塗りもできませんし、思っている以上に内部塗装は時間がかかります。
規格の商品いいのですが、こういった手作り感のある仕上げもいかがでしょうか。
2011年07月15日
システムキッチンの取付
久々にアップしたのに いきなりピンぼけ写真です。
あせったかな?
システムキッチンを取り付けているところで、ウォールキャビネット(吊戸棚)をまず施工しています。
今回のキッチンメーカーは、タカラスタンダードで古くからあるメーカーです。
ここの特徴は、なんといっても扉などの表面材がホーローという鉄板を特殊に加工した素材です。
つやもあり、丈夫です。
CMはこれくらいにして、どのメーカーであろうとまずは、上から取り付けていきます。
最近は、キッチン周辺の壁がキッチンパネルという固いパネルを貼ることが多く、先にパネルを壁に貼ってからキッチンをつけていきます。
ここでは、当社が先に貼ってしまいましたが、キッチンメーカーでも貼ります。
上が取り付け終わると下のキャビネットを取り付けていきます。
あとは、壁の隙間などをコーキングして完了。
その後、電気、ガス、水道をつなげて使用可能になります。
2011年07月08日
ゴミ
我々の仕事には、常にごみが出ます。これは、永遠の課題です。
しかも、産業廃棄物扱いでゴミの日にちょっと出せるものではありません。
しかも、処分には費用がかかります。
また、不法投棄の問題などから気軽には捨てられません。処理業者にお願いするのですが、
そこが問題があると罰則が工務店や施主にまで及びます。
このトラック1台も仕事の量によっては、1か月もかからないうちにいっぱいになります。
少しでも工務店の負担とリサイクルを考えて、段ボールの回収や木材・金属のリサイクルに回すようにしています。
缶やペットボトルも資源ごみにだします。
後は、現場でゴミがなるべく工夫するしかありませんが、少し工事してもゴミはあっという間に出ます。すべてがリサイクルできる素材になっていくことを願います。
2011年06月30日
外壁のモルタル塗
既存の建物を改装しているところですが、窓の位置が変わったり、構造上の補強のため、外壁を壊しています。その部分の補修になるのですが、既存の外壁がモルタル塗りの上に吹き付けてあるので、それに合わせた仕上げにします。
ラスカットという、モルタル下地用の合板の上にネットを貼り、それからモルタルを塗ります。金製の鏝でむらなく均等に平らに塗っていきます。
この上から塗装するといっても塗装材で均等に平らにはできないので、このモルタル塗りが大事になります。
柱の補修
窓枠が腐食して、その周辺に雨漏りの形跡があったので、外壁を一部撤去したら柱が腐食していました。
みると、2階のバルコニーと建物の付け根にひびが入っており、そこから雨が浸入し長い間に壁の内部で腐食したようです。さらにそのこにシロアリも来て周囲の土台壁下地がやられていました。
新しい柱などに入れ替えたりして補修しましたが、ちょっと大変な工事です。
取り替えた材木には、防蟻材を塗布して元に戻します。
雨の侵入から始まったと思われるこの状況。ちょっとしたひびなどでも長い年月になるとおおごとになってしまいます。不審な点を見つけたら、工務店に相談しましょう。
我々は、ある意味医者と同じですから。初期症状なら簡単に直せることもありますよ。
2011年06月25日
ユニットバス組立
  
浴室を壊して、新しくユニットバスを組み立てました。
ユニットバスを作る前には、メーカー側から採寸や状況を見に来ます。
ユニットバスは、床、浴槽、壁、天井、その他機器類とパーツに分かれて搬入されます。ユニットバスを組み立てる前には、水道業者が先行して給水給湯・排水を配管します。
まずは、床のパネルを設置します(左上)。
床がセッティングされたら、次に壁のパネルを建てます。まずは、壁に取り付く照明器具や鏡などの位置出し、穴あけします。窓があれば、開口します(右上)。
壁ができると、天井を載せ、それから浴槽を置きます。入り口の建具を組んだら、あとは、蛇口や鏡、照明器具、棚など取り付けていきます。最後に隙間をコーキングで埋めて完了します。
リフォームでも新築でも最初に完成する部屋です。
2011年06月24日
リフォームの断熱材入れ
 
リフォームといっても様々ですが、この写真のように内装の壁や床下地まで壊してしまう場合には、断熱材も入れるようにしています。
もともと入っている場合もあります。しかし、古い家の場合、断熱材の基準が今とは違うので、省エネルギー基準という意味では、効果の少ない断熱材が多く入っていました。また、湿気によって、断熱材がはがれていたりして、効果を満たしていないことも。
床下に関しては、入っていない方が普通でしょう。
そこで、この機会に断熱材を入れます。できるだけ今の基準に近い、性能のよいものを入れてあげたいと思っています。
ここまでの規模のリフォームだと窓も改修する場合もあります。
その時にエコポイントが使えるのですが、残念ながら平成23年7月末をもって終了します。これからという時に残念です。
ただ、この制度が終わっても助成を受けられることもありますし、断熱材を良くすることで、空調設備の効果も上がり、エコな住宅になっていくのです。
これからを考えると、より必要なことではないでしょうか。
2011年06月23日
便所の床直し
 
便所の床直しを依頼され、日程を調整の上、工事に入りました。
床が今にも落ちそうなほど、トランポリンのようにバウンドしていたのです。
床は、タイルで仕上がっていました。
壊してみたのが左の写真。
すべて撤去したのでわからないと思いますが、床を受けている根太という木の骨(約3.5cm×4.5cm・一般的な太さです)が、折れてしまい、タイル下地の合板のみで便器や人を支えていました。
床の下は、土。基礎でがっちり囲まれており、通気口もなく、湿気が多い状態でした。
おそらく長い間に湿気で骨が腐って(実際腐りかけてました)、荷重がかかって折れてしまったようです。多少排水が漏れていたかもしれません(床が動くので排水管の接続から微妙に漏れていた可能性もあります)。
合板は、粘りがあるのでいきなり割れてしまうこともなく、タイルと相まって何とか今まで持っていたのでしょう。
いかに、床下が乾燥しているのかが重要かというのがわかりました、まだ、シロアリにやられていなかったのは幸いです。
このあと、土間に気密シートを敷いて、防水テープで基礎に止めて、木部には防腐防蟻材を塗布して、フローリングで仕上げました。
フローリングも耐水性のあるものを選びました。
2011年06月20日
商店街のフラッグ
ちょっと遅いのですが、東北関東大震災で被災された方々の復興を願って商店街でフラッグを取付ました。
工務店として受けた仕事ではありませんが、若輩ながら私豊島が商店街の会長になりましたので、そのお手伝いをさせてもらっています。
東北だけでなく、日本全体が沈んでいるように思え、この商店街ももう一つ盛り上がろうということから、「頑張ろう」というコピーにしました。
ある意味自分に言い聞かせているところもあるかも。
2011年06月18日
展示会にてその3
これから屋形船
天気悪いけど 楽しみにしてます。
展示会にてその2
 
いろんな水回りメーカーが出展していて 最新の機器を見ています。
これから 各メーカーは、新商品を発表していきます。
水回り商品取り換えを予定されている方は、ご相談ください。
各メーカーの情報を仕入れてきました。
展示会にて
なぜか セグウェイ
2011年06月10日
屋外の手すり
手すりは、屋内だけではありません。屋外にも必要なところはあります。
道路から玄関までのアプローチで、段差があるところなどは、壁に取り付けたり、地面に手すりを建てたりします。
屋外なので、木製というわけにはいきません。鉄製だと錆びてしまうので、ステンレス製の物を使います。いろんなメーカーから出ているのでカタログを見て選びましょう。
ただのステンレスの手すりもありますが、やはり手で触るところが冷たかったりしますので、樹脂でカバーされているものをお勧めします。
2011年06月09日
基礎の補強(土間)
大規模なリフォームの場合お勧めするのが、耐震補強です。
現在、市町村など自治体でそれぞれ耐震補強に関する助成など受けられる制度があるので、最近耐震工事をされている方はよく見かけます。
それだけ、まだ20年、30年経過している住宅が多いということです。
木造の骨組みの補強もよく施工しますが、基礎の補強もできうる範囲で行っています。
古い基礎だとコンクリートだけで鉄筋が入っていない場合があります(場合によっては、石の時も)。
また、基礎が割れていたりすることなど。
それと古い基礎の多くは、土間にコンクリートを打っていません。
立ち上がりの基礎を補強することも重要ですが、この土間の補強も重要です。住宅の基礎を平面的に補強させます。基礎が沈みにくくなり、お互いがつながることで現状よりも耐震性を上げられると思います。
また、土間にコンクリートを打つことで土間下からの地面の湿気を防ぐこともできます。
こういった作業ができるのも現状の床や壁を壊すからできるので、家の内装をいじらずに工事するのは難しいです。
ですから、思い切った工事をするのであれば、耐震、断熱、建物の老朽化の修繕を見据えていただきたいと思います。
手すり取付
 
介護保険の改修工事、けがなどどうしても補助が必要な状態、いろんな理由はありますが、手すりの取付工事は、ここ何年よく依頼されます。
これも高齢化社会のひとつのあらわれでしょうか。
便所や、階段がその中でも特に多いですね。
新築の場合は、あらかじめ入れる位置が分かっているので、骨組みの状態の時に下地を入れますが、既存の住宅の場合、仕上がってしまっているので、下地がわかりません。
本職なのにといわれてもきれいに仕上がってしまうとある程度予想はしますが、分からないのです。
そこで、写真の左のように補強の化粧板を先に貼ります。ボンドや両面テープを併用して、下地の骨のある場所やアンカーを使ってビスで留めていきます。
それから手すりを付けるのです。このように化粧板を長く貼って取り付けておけば、総体で力を分散させることができるからです。
もし、手すりをそのまま付けてしまうと、外れてしまう可能性があります。
でも写真のようなやり方をすれば、問題ありません。
今は、いらないと思っていてもいずれ必要になります。
新築の場合でもあらかじめ下地だけでも入れておくと、設置の時に役立ちます。
2011年06月04日
防犯フィルム貼り
 
窓ガラスに防犯フィルムを貼る工事を請け負いました。
当然防犯という目的ですが、万が一地震が来て窓にひずみが来て割れてしまっては、というお客様の不安もあったからです。ここは、当社が建てた家ではないのですが、フィルムを貼る窓は、雨戸やシャッターが付いているため建築基準法上では、ガラスに網を入れなくてもよいので、入っていないようです(本来は、防火上から網を入れるのですが)。
網が入っていれば、ガラスが飛散することがないのですが、網がないためにフィルムを貼りました。
フィルムも種類があり、防犯性能によって厚みや割れにくさが変わり、同時に価格も変わります。透明と不透明もありますし、パターンが付いたものもあるようです。
フィルムを貼ることで若干色味が付きますので、ご注意ください。
左の写真では、ガラスを清掃しています。やはり汚れていると密着しないようです。
それからガラスの寸法を測り、それに合わせてフィルムをカットします(右)。
フィルムは固いので、作業スペースが結構必要なようです。
それから糊をつけて貼っていきます。
2011年06月01日
骨組みの腐食
逆光でわかりにくいかもしれませんが、本来あるべきはずの柱が、腐食してなくなっていました。
原因は断定できませんが、状況からみるとかなり前から雨漏りしていたようでそれで腐食したのと、それに伴いシロアリによって完全に柱としての形をなくしていました。
改装工事で表面の内装だけでなく、内部も見ることでわかったことです。
これが、改装、リフォームのよいところです。
作業は大変ですが、柱の補強をすることでこの家をさらに良くすることができます。
また、これを見てもわかるように外装工事はとても大事です。ただ、表面的にきれいにするのではなく、こういった悪いところがわかるかもしれません。それで早く補修すれば、被害は少なく金額もかからないのです。
ぜひ、家のメンテナンスを怠らないでください。
2011年05月31日
火事には気をつけましょう
近所で火事がありました。
全焼のようです。
火事は、怖いです。
全てなくなります。そして近所も被害があるかもしれません。
防火対策は、施工者としても 考えなければいけませんが、やはり皆さんの日頃の注意があってこそです。中からの火は、対処できませんから。
火災報知機もぜひ必要ですが、日頃の心掛けをお忘れなく。
木の感じ
ある店舗の増築工事をしました。
外壁を杉板の縦張りにしています。雨水の侵入も考慮してます。
下地が不燃材であれば 木で仕上げることも出きることがあります。
また、外壁用に処理した商品もあります。
建具は、ヒノキです。
ただ 長い間に腐食しますから 塗装して保護しています。
木は、やはり いいですね。
2011年05月25日
ウッドデッキと手すり
庭など表に出る掃き出し窓の先に一つのクッションとしてベランダと呼ばれたり、濡れ縁と呼ばれたりするものがあります。
ここで、洗濯物を干したり、広くできれば、遊んだりくつろげる場所になります。
ここでは、庭は広いのですが、花壇などが多く、また洗濯物を干す空間がなかったので、ウッドデッキで作りました。
当ブログで何度も登場するイペやセラガンバツといった水に強く固い木材を使用しています。
さらに手すりを兼ねて布団などが干せるようにしました(ただし、ヒノキ材)。お年寄りだと高い位置に物干し金物を取り付けると大変だからです。
建物の床高が割に高く、庭に下りるにも段差が大きいので、同じ材で階段を作りました。
他にアルミ製のサッシメーカーなどが作っている商品や見た目が木目調の樹脂製のデッキ材などがあります。
防水仕上げ2
仕上げ材を塗り始めると、色によって下地が消えていくので完成が近いことがわかります。
立ち上がりやコーナーなどを塗ったら、大きな平面を塗ります。塗り残しがないよう隙間なく塗っていきます。
塗り終わったら完成です。
ローラーで塗っていくのでむらがなく、とてもきれいに仕上がります。
2011年05月24日
防水仕上げ
FRP防水の最後の仕上げ工事です。トップコートといって防水の保護といったところでしょうか。色は、何種類かあります。
まずは、コーナーや役物から塗っていきます。
マンションでクロスの貼り替え
 
マンションとはいえ、特に新築の木造と何が違うということはありません。
だいたいがボード下地の上にビニルクロスを貼っているので、工法は変わりません。
まず、既存のビニルクロスをはがし、凹凸をパテで処理し、新規に貼っていきます。
ただし、貼り替えの場合の共通点としては、既存がどのような状態になっているかです。塗装でもビニルクロスでもできていると、下地まではどうなっているかわかりません。
下地のボードのジョイントの凹凸が大きかったり、長年の経年変化で、ボードとその下地が動いていたりすると、新規に貼った場合にそれがわかってしまうことがあります。
それが怖くて、つい厚い生地のビニルクロスを薦めてしまいます。
こちらの技術的な問題もありますが、貼り替えの場合、新築のようにジョイントや水平がきれいに貼りずらいこともあります。
また、マンションの場合コンクリートの上にじかに貼っている場合もあります。
これも下地がきれいでないと貼ったことによって、下地の状況がわかることもあります(裏が透けて見えることはありませんけど)。
施工でカバーすべき事とは思いますが、ひとつ頭に入れておいていただけると助かります。
2011年05月21日
朝市と木のバザー
 
毎年春と秋の恒例行事になりました。奥沢銀座会という商店街の朝市と
当工務店の木のバザー。
いつもながら天候も良く、盛況です。
お客様と店頭でのやりとり、市場での買い出し、みんなで手伝う準備と片付け、そのあとの反省会(?)。
疲れるけれども、楽しいイベントです。
2011年05月19日
防水グラスファイバー
ブログを始めてから、このエントリーで記念すべき1000件目です。
ですが、実に地味な エントリーになってしまいました。
FRP防水の要であるグラスファイバーを敷き込み始めているところです。これに防水用材を流し込むことで固まり、床材のように固くなります。
簡単に言うとウレタン防水のような被膜でなく、もう一つの床といってもいいかもしれません。
これらが固まるとトップ材を塗り、仕上がりです。
2011年05月18日
防水工事中
 
下地調整をしたら防水作業に入ります。
プライマーという接着系の塗布が終わった後、クラックや怪しいところにコーキングを施します。
それから、写真左のグラスファイバーのネットを貼り込みます。これで防水が切れたりするのを防ぎます。それから樹脂系の溶剤を塗り込み固まると船の底板のようになります。
それから、トップ材といってお好みの色の塗装を掛けます。
これは、FRP防水という工法のやり方ですからすべてが同じではありません。
ただ、共通するのは、においがきついです。
防水工事をするときは、ご近所にお声を掛けたほうがよいかもしれません。
2011年05月16日
キックボクシング
キックボクシングといっても女子です。
12試合見ましたがすべて女子です。
なにか、子供の喧嘩のような見世物的に思えるかもしれませんが、まったくとんでもない!
男に負けるとも劣らない迫力とスピード。
リングサイドで見ることができたのですが、生の試合はすごい。
女子でどうしてあそこまで燃えることができるのだろうと思います。
怖いといってもいいでしょう。
ところが、試合が終わった瞬間の彼女たちの笑顔のギャップが、なんとも言えません。
格闘技ってすごいな。
防水前の下地
防水工事にしても塗装工事にしても 下地処理は大切です。
既存の防水を撤去して、本体を痛めないようにして、次の防水工事に入ります。
何の防水にしてもいきなり仕上げません。まずは、プライマー処理をします。
ようは、接着をよくさせるための工事です。ちょっとにおいがきついです。
隅々にプラーマーを塗ると同時にコーキングなどを併用して、下地だけでもしっかりと処理をします。それから、防水工事に入るのです。
2011年05月14日
防水の劣化
屋上の防水がだめになって、雨漏りがおきています。
その防水材をはがしてみると、とてもひどい状態でした。下地は水でふやけてしまい、
はがしたところがまだ濡れていました。
その下は、コンクリートなので長年水にさらされれば、浸透してしまいます。
ここまで悪いと上でいかに処置しても長持ちしません。
こういった防水材を撤去し、掃除して改めて新しい防水を施します。
2011年05月13日
防水工事の下地処理
どんな工事でも下地処理が大切です。下地をしっかりやっておかないと仕上げが悪くなるし、長持ちしません。
そこで、下地処理といってもここではリフォームです。
塗装でも防水でも既存の材料を洗浄したり、落としたりする作業が必要です。
今回は防水工事ですが、防水にもいろいろなやり方があります。それにしても、既存の防水が悪くなってやり直すわけですから、現状のままその上から新規に防水しても何の効果もありません。
ここでは、シート防水といって、ゴム状のシートを貼りめぐらす防水がなされていました。そのシートから雨が入っていたのです。
まずは、そのシートをはがす作業です。悪くなっているのではがしやすいかと思いきや、結構とるのは大変そうです。
また、この状態で雨に降られると間違いなく雨漏りするので天候をにらみながら作業しています。
やることは単純ですが、気を使う作業が防水なのです。
2011年05月01日
灯籠の解体
 
まだまだ地震の影響は続きます。
地震によって倒れてしまった石灯篭を処分する仕事も多く見受けられました。
灯篭というのは、基本的に石を重ねているだけです。自身の重みで耐えているだけです。
ですから、大きな地震があるとやはり崩れてしまいます。
灯篭があるような方の庭は、広いので灯篭そのものが破損していることは少ないようでしたが、また、倒れる危険性を考えて皆さん撤去しています。
とはいえ、クレーン車でも持ってこない限り運搬はとてもできません。
かといって、クレーン車が入れないところもあって、この写真のように解体してから搬出することもあります。
壊すのは、機械があれば人力でも壊せますが、ここでおもしろい道具を紹介します。
ドリルで数か所穴をあけます。
そこに、右の写真の工具を差し込みます。頭が少し曲がった工具を先に2本入れて、その隙間にくさび(真ん中の工具)をたたき込みます。すると、ぱっくりと簡単にあの重量の石が割れてしまいます。これは、石屋さんが持っている道具です。
なかなか見ることができないので載せました。
2011年04月27日
門扉交換
  
古くなったアルミ製の門扉を交換しました。
鍵もかからず、傾いてきていたため直すより交換ということになりました。
古い門扉を撤去し、新たに門扉を取りつけます。
門扉には、柱式と埋め込み式があって、埋め込み式は、ブロックなり塀に軸(丁番)を直に埋め込むものです。柱式は、写真の通り、柱を建てます。
調整するのは柱式の方がよくて、あまり埋め込み式は、採用しません。
また、古い門扉の柱や軸を使って扉だけをつけようというのもほぼ無理です。
穴を一定の深さまで掘って、柱を建てます。建てた柱をコンクリートで固めます。
コンクリートが固まったら、扉を取りつけます。
扉は調整ができて、開閉や鍵のかかり具合などを調整します。
目隠し工事
 
なぜか最近、塀とかデッキの工事が多いんです。陽気がよくなってきたからでしょうか?
もともとネットフェンスという網目状のフェンスが付いているのですが、視界が良すぎて見えてしまうことや子供の声などが響くことから、取り付けることにしました。
ちょうどコンクリートの上に建てられるスペース(下は駐車場)があったので、柱を建ててそれに目隠しの板を貼りました。
材料はヒノキで耐水性のある材料ですが、それでも腐食するのでキシラデコールという外部用の塗料を塗りました。
外部からの見栄えもよく、当初からあるような感じになっています。
メンテナンスとしては、たびたび同じ塗料を塗布することを勧めします。
木というのは、作るのにやや手間がかかりますが、手作り感があっていいものです。
ドアノブ・鍵の交換
古い木製ドアの鍵の交換です。
木製ドアなので、加工はしやすく鍵の取り付けはやりやすいです。
ただ、ドアの種類によっては、取り替えるならいいのですが、新規に取り付ける場合、
付けたい場所にドアの骨組がない場合があって、できない場合もあります。
鍵も従来の普通なものからディンプルキーといった防犯鍵もあります。
建てつけの調整などやりやすいのですが、メンテナンスはしっかり見ないといけません。
一度鍵は取り付けたら、今後は交換だけで済みます。
2011年04月26日
塀の修理後
壊れた塀を解体し、新たに塀を作り直しました。
とはいえ、塀といってもいろんな種類があるのは、もうご存知かと思います。
そこで、どんな目的なのかが重要になります。
ここは、道路に面していますから、壊したままというわけにはいきません。
防犯、目隠し、これらの要素をカバーしなければいけません。
しかし、建物も古く、この状態をいつまで続けるかというお施主様の事情も絡んできます。
新築の予定があるのに、りっぱな塀を作って、新築時の邪魔になるからといって、壊してしまっては意味がありません。
そこで、安価で早くできるものとして、カラー鋼板の波板で作りました。
これがベストのやり方かどうかはそれぞれの事情がありますので、気軽にお勧めできませんが、安価なのは確かです。
骨組みはヒノキで防腐剤を塗布しました。
壊すことも簡単ではありますが、修理も簡単にできます。
また、万一壊れてしまっても通行人にけがをさせる可能性は低いでしょう。
という、事例でした。
2011年04月22日
地震による塀の解体
 
東北大震災から1カ月以上たつのですが、いまだにその影響が出ています。
家の修理も多かったのですが、その工事が一段落したら外回りの工事が増えました。
多いのが、石灯篭が倒れたというもの。
そして同じく、ブロック塀や万年塀が破損したというのが多いです。
余震がなかなかおさまらないので、そのせいもあるかもしれません。
特に古い塀は、被害にあっているようです。
写真に撮り忘れましたが、塀を縦に亀裂が走っていました。
表面がモルタルで塗られているので、表面のみのところもありますが、ブロック本体まで割れていました。
背が高いこととブロックでも軽量ブロックというもので、耐久性が劣るものでした。
いろいろな直し方を考えたのですが、金額的なことも考えて撤去することにしました。
壊してみるとものすごく簡単に壊れてしまい、結果その方が良かったことがわかりました。
ただ、道路面に何もなくなってしまったので、これからあらたに塀を作らなければいけません。
雪止め
屋根の葺き替えの時に改めて取り付けた材料です。
これは、新築でもつけます。
屋根材によって種類は違いますが、だいたいこんな形状です。
雪が屋根に積もって、溶け出して落ちてしまうことがあります。後半の屋根だと特に滑るでしょう。
そこで、雪を留めるという意味で取り付ける材料です。この材で受けている間に、徐々に雪が解けていくという仕組み。
東京などあまり大雪にならないところでは、必要ないようですが、それでも雪が落ちた時の衝撃はものすごく、車の屋根もへこみます。
万が一のことでしょうが、是非取り付けていただきたいです。
ただ、屋根前面に取り付けることは少なく、北側など影になりやすく雪が積もりやすい面に取り付けることが多いです。とはいえ、予算あれば全面あった方がいいでしょうが、南面は、庭など空間があることが多いのと日当たりが良くて積もりにくく溶けやすいことから、北面のみにすることが多いです。
屋根の葺き替えその3
 
屋根の最後は、棟といって、一番頂上部にあたるところの工事になります。これは、他の材料でも同じです。
棟も同じくカラー鋼板で仕上げますが、骨となる木を一度打ちます(左)。
それから、棟の板をかぶせます。これは、釘打ちです。
残念ながら、最後は釘打ちで留めるしかないので、長年の間にはゆるむこともあります。そのため、台風などの強風でよく飛ばされていることがあります。
その意味では、メンテナンスが必要な部分です。
強風や地震などありましたら、瓦に限らず点検してみましょう。屋根の点検をお願いしましょう。
屋根の葺き替えその2
  
カラー鋼板の屋根葺き替えを前回も述べましたが、工程がよりわかりやすい写真が撮れたので、更新しました。
合板による屋根下地ができた後にフェルトという防水シートを貼ります(左上)。
それから、今回は瓦棒葺きなのでシートを押さえる意味も兼ねて、垂木を45センチピッチで打ちます(左上)。
それから、垂木の間にカラー鋼板の平板を長手(流れ・勾配)方向に貼ります。
板は、雨が走って上にあがって入るのを防ぐために両端を折り上げています(右上)。
次に垂木の上からコの字に折った鋼板をかぶせます。これで、雨が入らないような仕組みになります。危ない取り合いのところには、コーキングを打ちます。
2011年04月21日
屋根の葺き替え
 
東北大震災の地震で瓦屋根の方は、だいぶ被害を受けた方が多いかと思います。
当社のある奥沢でも古い瓦屋根は、棟(いちばん最上部)の部分が崩れてしまった家が多かったです。
急なことで材料や職人さんが回り切れず、応急処置でブルーシートで覆っていました。
次に直すことになるのですが、やはりまた同じことが起こることを恐れて、軽い屋根にしたいという方も多いです。
そこで、ここでは、カラー鋼板の屋根にすることにしました。
まずは、瓦を撤去。いっぺんに屋根から瓦を下していきました。
それから、フェルトといって屋根の下地になる防水紙を貼ります。
それとここの屋根は、施工性の早い瓦棒式の葺き方にしました。
垂木を45センチピッチに打って、その間にカラー鋼板を貼り、垂木の部分にはカバーのように上から鋼板を打ちます(既製品としてある)。コストもかからず早い方法です。
2011年04月16日
ウッドデッキの完成
できました。紹介しませんでしたが、同時に目隠しとして木製のフェンスを作りました。
こちらは、予算の都合上柱、板ともヒノキ材(節あり)にしました。
ヒノキの香りがいいものです。
デッキの横には、野良猫が入らないよう同じ材で蓋をしています。
木で作っていますから、目隠しといえども柔らかい感じがしますね。
いずれにしても木製は、なごみます。
2011年04月15日
ウッドデッキの仕上
 
ウッドデッキの骨組みが組めたら、床板となる材料(同じものです)を留めていきます。
固い木材なので、一度切揉みしてから、ビスを打ちこんでいきます。
ビスは、ステンレス製で最近ではこのようなデッキを作ることが多くなっているので、専用のビスがあります。
基本的には、これで完了ですが、この材の色合いなどの素材感を保たせたい場合、塗装することがあります。この木材は、基本的に処理しなくても腐りにくい材木ですが、
経年変化でこの茶系の色が灰色になります。それは、それで風合いがあっていいものです。劣化しているわけではありません。
ただ、この茶系の色を保たせたい場合は、塗装によって処理しないといけません。
サラダオイルのような植物性の塗料がよいと思います。ただ、ペンキのように被膜するものではなく浸透させるので、長持ちしません。
まめに塗装してください。
2011年04月14日
ウッドデッキの骨組
ウッドデッキの基礎ができたら、骨組みに入ります。
ここでは、比較的腐りにくいセラガンバツ材を使用しています。
輸入材ですが、桟橋などによく使われています。水よりも比重が重く、沈んでしまいます。よって、すごく固くて重いです。
ということは、施工性が実に悪いということでもありますが、これは、現場の職人の愚痴。
ウッドデッキのように常に雨ざらしになるような場所では、すぐに腐ってしまうのでは、塗装や修理などのメンテナンスが大変です。ちょっと価格も高めですが、使う価値はあります。
ウッドデッキの骨組みがいくら強くてもじかに地面に建てるわけにはいきません。
束を建てて、その束に水平に大引を並べて、その上に平らな板材を打ってデッキにします。
この束は、鋼製ですがさびなど雨に耐えられるように処理してあります。
また、これならシロアリなどがくることもありません。
この束は、高さ調整ができるところも最大の利点です。これで、水平にします。
2011年04月05日
ウッドデッキの準備
1階のリビングの外にウッドデッキを作ろうということで、工事を請け負いました。
庭に当たるところで、何もないところなので作業はやりやすいです。ただ、多摩川の川辺に近いせいか土を漉き取ると小石がよく出てきてやりにくく固いです。
まずは、土を平たんにして(もともとそんなにでこぼこしてはいませんが)、ウッドデッキを受ける基礎となるコンクリートの石を据え付けます。
計測して基礎の位置を出し、土を掘って基礎を据え付けます。
このあと、最近よく出ている雑草を防ぐ土というのを敷きます。
敷くというより、モルタルのようなものなので塗るという感じでしょうか。これは、ホームセンターでも手に入るので、一般の方でも簡単にできるものです。
これで雑草が生えないようです。
他にシートを敷いたり、本格的のコンクリートを打つこともあります。
2011年04月01日
震災を乗り越えて
東北関東大震災にあわれた方々のことを思うと、何もコメントが出てきません。
ただ、ひたすら復興を祈るのみです。商店街でも何かということと、当社でも何かをということで、ポスターを貼っています。
また、木のバザーの売り上げを日本赤十字社に送るようにしています。
こんなことしかできませんが、少しでもお役にたてればと思っています。
また、いろいろなところで節電を行っていると思いますが、当社でも作業場の照明など落としています。
ここで、ひとつ考えなければいけないことが起きています。
東北には、多くの建築関係の部材メーカーの工場などあります。今回の震災で被害にあい、生産ができなくなった状態になっています。
また、物流の問題、計画停電によって他の生産や配送も滞っています。
ちょっと大きな工事がすぐにできない状態になりつつあります。
これも震災の影響ですが、被災者の方々の苦労を考えれば、私たちもこの状態を越えていかねばなりません。ただ、当社だけでは限界があります。ご協力およびご了承をお願いたします。
塀の直し
意味なくでかい写真ですが、わかりやすいかなと思います。
15センチ幅のブロックの上からモルタルを塗って塗装した塀ですが、そのモルタルがこの地震でひびがはいって、はがれかけていました。
そのままでは危ないのでモルタルを撤去しています。中のブロックは無事でした。
ただ、このひびは、地震だけではありませんでした。お話を聞くと以前から入っていたようです。このモルタルは、皮をはがすかごとく簡単に取れてしまいました。
それは、以前から入っていたひびに長年雨が浸入し、そのせいでモルタルとブロックの付着が弱まり、はがれてきたのです。それが、この地震でさらにひどくなったということでしょう。
地震による破損も多々ありますが、もともとの原因があったわけです。
できれば、早い段階のメンテナンスが必要だったかなと思います。そんな一例です。
2011年03月29日
窓のビート入
アルミサッシに入っているガラスは、グレチャンもしくは、ビートといって、ゴム製のパッキンで留っています。
状況によっては、コーキングで留めている場合もあります。
ただ、年数がたつとこのゴムパッキンが劣化して取れてしまいます。
そうなるとガラスが外れたりしてしまいます。
そのゴムは交換可能なので取り替えています。ただ、古いアルミサッシだと不可能な場合があって、その時は、コーキングで留めます。
2011年03月28日
鉄部の塗装前
外部にある鉄製の階段や門扉などは、経年変化によってさびが出てきます。
塗装とさび止めがあると思うのですが、永久不滅の材料ではないので、はがれてきたりします。そうすると鉄部が錆びてきます。
錆びた鉄部を放置すると鉄そのものに穴があいたりしてきます。
そこから雨などが入ると骨組みもさびたり壊れたりします。
そうなった場合は、塗装では治せません。
早い段階で、まめにメンテナンスを見ていただいたほうがよいでしょう。
最近の塗装材は、以前より良くなっているものの、やはり永遠には耐えられません。
さびてきた鉄部は、まずケレンと言ってさび落としをします。刃物のようなもので削ったり、サンドペーパーでこすったりします。
そうしないとそのまま塗るとすぐにはがれてしまいます。
それからさび止めを塗ります。
2011年03月23日
置き床工事
置き床とは、まさに床を置くような工事です。
木造の住宅で行うことはまずありません。マンションや事務所など非木造住宅で使用することが多いです。
鋼製のねじ式の脚でパネルを支えていきます。その脚は、高さを調整することができます。その脚にパネルを並べて止めていきます。
そうすると、パネルの下は脚以外空洞なので、配線や配管が通すことができるので事務所ではよく使います。
非木造住宅となるとコンクリートの床がほとんどで木材を留めることができないのも一つです。
このパネルを並べた後、もう一度合板を貼って、平坦にして仕上げの材料(フローリングなど)を貼ります。
2011年03月21日
広島の家
この土日で母方の実家である広島県広島市佐伯区に行ってきました。
郊外の住宅地といえば、いいでしょうか。子供心に覚えているのは、山や川のある典型的な田舎町というイメージでしたが。
黒い瓦部分の平家(本来の住宅部分)と納屋を改造した2階建ての赤い瓦屋根の住居と
同じく赤い瓦屋根の土蔵があります。
おそらく、この地域の典型的な配置構成と思います。
また、主家は、座敷が六つあり、あとは土間(現在は台所と応接間)の構成で、うっすら覚えているのは、六つ間取りという形式の民家と分類されたようなされないような・・・。違ったら、ごめんなさい。
昔の家なので(100年は軽くいっている)、大きい家ですが、壁が少ないのと屋根が瓦なので、今回の地震から考えるとちょっと耐震上は弱い家と判断されるかもしれません。
個人的には、こういった古い形式を残している家は、できれば、そのままの形で保存したいのですが、安全を考えると改造を勧めなければいけません。
このあたり、どのようにしたらよいか。東京のように古い家が少なくなったり、簡単に建て替えることが多いのですが、地方では、まだまだこのような家はたくさんあります。
考えさせられた1日でした。
2011年03月18日
地震の影響
これは、作っているのではなく壊しているところです。
屋上に作った物置がもう古くなり、風や地震で倒れたりする可能性があるので、撤去しているところです。
以前からそういうお話はあったのですが、この地震が決め手となったようです。
これも今回の東北関東大震災の影響です。
他に、震災のために浴槽にためておいた水があふれて、水漏れしたり、二次的なことも含めていかにこの地震の影響が大きいか、身にしみています。
また、ガソリンや停電の影響が仕事にも来ており、一番は資材が入ってこなくなったことです。しかし、いずれこれは解決されることでしょう。
それよりも、今回の震災にあわれた方々に 心からお見舞い申し上げます。
少しでも早い復興を望んでいます。
2011年03月17日
看板設置
当社の看板がまた増えました。
工務店の看板、タカラスタンダードの看板、そして電光掲示板です。
この電光掲示板は、ちょっと優れていて、通常夜に見せるものなのですが、色の配合によって、昼間でも見ることができるようになっています。
よく考えていなかったので、文字がありきたりのものしか、まだ入っていませんが、かなりの文字数も入れられて、自分でもテレビのリモコンのようなもので簡単に変更できます。
すこしでも、目立とうという意味もありますが、さびしくなりつつある商店街において、少しでも活気があるように見えたらなと思っています。
飲み屋さんと間違えて、来社する人もいるかも(笑)。
それも、結構です。お茶ですがお出しします。
外装工事(外壁塗りの手順)
 
外壁、屋根、その他外部に関するものを塗り替えしています。
通常7,8年から10年単位で塗り替えをお勧めしています。
まず、写真のように足場を組んで、安全面と近隣対策としてネットを貼ります。
それから、高圧洗浄を家全体にします。車をよく洗浄するのと同じような感じです(ただ、圧力がこちらの方が強いですが)。
高圧洗浄をするのは、付着した汚れを落とすためです。そうしないと塗料の付着が悪くなるからです。けっこうこれだけでもきれいになることも。
それから塗ります。
下の写真は、わかりにくいと思いますが、素地、下地、中塗り、仕上げと左から順番になっています。モルタルの上に塗るので素地は、モルタルです(グレーの部分)。
それから塗料の接着を良くするための下地(ここでは、白。よく、お客さんに仕上げと間違えられてしまうことがあります)を塗ります。それから、二回ほど塗ります。
仕上がったら、ダメを見て、足場を外します。
2011年03月16日
クロス貼り工事
パテ処理をした後は、クロスを貼っていきます。
順番として天井から貼って壁を貼ります。右から貼るか左から貼るかは・・・わかりません。その職人さんのやりやすさかな?
以前紹介した糊をつける機械にクロスを通して、貼る場所の寸法に裁断し、順番に貼っていきます。
貼り始めると早いので、仕上がりがすぐにわかります。
貼ってしまえば、完成なので器具をつけたり家具を置いたりしています。
あとは、どんなクロスを貼るか?
クロスの柄は、ものすごくいっぱいあります。迷ってしまうでしょう。
あらかじめ部屋の中でイメージしたり、どこかで注意深く見ておいて、望みの柄に近いものを選んで見てはどうでしょうか。
でないと、永遠に決められなくなりますよ。
クロスは、貼り替えの利く材料ですが、そうはいってもちゃんと考えましょうね。
貼ってからいやだといってはだめですよ。
クロスのバテ工事
ビニルクロスを貼る前の作業として行うものです。
下地は、基本的に石膏ボード(大工さんが貼る)。
ボードには、当然ボード同士の継ぎ目が出ます。また、ビスや釘の頭が見えます。
そのまま貼るとそれらが貼った後に浮いて見えてきます。
そこで、パテ処理をします。2回ほどパテをして、貼る面を平滑にします。
これは、塗装工事でも同じことをします。
パテが乾くのを待って、ビニルクロスを貼ります。
2011年03月13日
地震の被害
 
このたびの地震の被害にあわれた方には、本当に大変だと思います。
まだ、余震がありそうですが、頑張ってほしいです。
さて、当社のある世田谷区奥沢でも3月11日金曜日の地震は、すごい揺れでした。
これで、東北地方かと思うと東海地震など近くの時を考えるとぞっとします。
多少ではありますが、地震の被害や影響はありました。多くは、ガスが止まったこと。
今のガスメーターは、振動などで自動に停止するようになっています。簡単に復帰できるのですが、知らない方も多いようです。これを機に覚えていただけると助かります。
あと、窓があかないなどですが、案外多かったのが瓦屋根の瓦が落ちてしまったことです。特に棟の部分の瓦が落ちていました。土で持っているだけの構造なので仕方がないのですが、たいていの屋根は、かなり古い建物でした。
あと、わずかですが、壁に亀裂が入った建物もありました。1階部分で揺れに対応できず窓周りの弱い部分に亀裂が入りました。
いずれも古い建物で、当社が知る限り、最近の建物はないようです。やはり、阪神淡路大震災の教訓でしょうか。
これを機会にもう一度、自分の家の耐震を考えてみましょう(そういう私の部屋は、惨憺たるものでした)。
2011年03月09日
クロス貼りの機械
これは、何の機械なんだろう?
普通には見かけないものですよね。
これは、内装業者さんのビニルクロスを貼るための物です。
ビニルクロスは、専用の糊を塗布して壁や天井に貼ります。
おそらく以前は、刷毛などで塗装するように糊をつけていたのではないかと思います。
やはりここのも現代化の波が来て(笑)、スピード化を図るためにできたのではないでしょうか。
ビニルクロスは、梱包されている状態は、ロール捲き状態になっています。それを機械にローラーがあり、取り付けます。
横に数値を入力するところがあり、測定した数値を入力するとビニルクロスが、糊を付着した状態でその長さだけでてきます。
何かの工場で見られるような感じです。この前の機械は、手動のようです。
見ていると面白い作業です。
業者によって、それぞれ独特の道具があるものだと感心します。
クロスを貼る工事は割に早くできますが、できたところを見てきれいだなと思うのもよいのですが、作業も見てみると面白いですよ。
2011年03月05日
展示会
 
新しい商品を発表する展示会に来ています。
2011年02月26日
こんな工事もあるんです
 
どんな工事かというと 道路拡張のため道路と敷地の境界線を敷地内に下げなければならなくなってしまいました。大きな都市計画道路上にある土地や建物などよくそういったことで移動させられたり、縮小されたりすることがよくあります。
この場所も都市計画道路に入っており、目前の道路が環状線になってしまうので、約70cm位下がらなければなりません。
そうなると道路の工事は、都や国などが工事しますが敷地にかかわることは、地主が工事をします。当然補助などといった助成金が出ると思いますが。
フェンスや塀などを壊し新しい境界まで下げて作り直したり、下の写真では、水道のメーターが道路に出てしまうので掘り直しています。
お客さんも計画のある道路ですからいずれとは思っていたでしょうが、たいてい突然そういうお話は来ます。
お客さんもぜひやりたいという意気込みがやや薄く、こちらも道路のためにやっているかと思うと変な気分です。仕事ですから、やらないということは絶対ないのですが、
不思議な気分の工事です。
まあ、大きく考えれば都市計画の一部をお手伝いしていると思えば、気分もいいかな?
2011年02月25日
モルタル塗
 
外壁の下地としてモルタルを塗っています。最終的な仕上がりは、塗装工事になります。
改装工事なので、既存の外壁が残っています。元の外壁は、やはりモルタルの下地塗りの上に塗装か吹き付けをしています。
違う素材で仕上げるとつぎはぎになってしまうため、同じ材料で仕上げ、最終的には、外壁すべてを塗装します。
モルタルを練って、それを壁に塗りつけます。金属製の鏝で均一に平坦に仕上げます。
場合によっては、デザイン上わざと斑を作ることもあります。
塗り厚みは、以前と比べるとだいぶ薄くなっています。
それは、塗る前の下地の材料がよくなっており、薄塗りに対応しているからです。
薄いと乾きや施工も速く当然工事の進みも速くなります。
これがいいことか悪いことかは別として、現在の建築工事の流れでは、以前のように何センチも厚みをつけることは少なくなりました。
ただ塗り終わったから即塗装というわけにはいかず、だいたい1週間ほど乾かします。
2011年02月23日
屋根工事・板金
増改築工事の中で増築した部分に屋根を張っているので、状況がへんに見えると思います。
こういった、細かな屋根やつなぎの屋根などは、自由がきく金属系の屋根で仕上げることが多いです。
新築でも金属系の屋根は、普通に取り入れています。以前は、トタンといったカラー鋼板系の屋根で金額も安価で屋根勾配も自由にできました。ただ、さびが来ていずれ塗装か張り替えというメンテナンスが必要なのとイメージとして安普請というものがありました。
しかし、昨今ガルバニウム鋼板といったアルミニウムめっき合板が登場してから再び多く取り入れられるようになりました。
他にステンレスもあります。
トタンほど安価ではありませんが、自由な屋根を作りやすい点もあります。
モルタル作り
 
従来からある建築材料としてモルタルというものあります。
外壁、塀、土間といった場所に多く使われます。主に左官業者による仕事です。
水とセメントと砂を混ぜて鏝で塗り、時間がたつと固まる材料です。
外壁のように塗る量が多くなると左官業者さんは、セメントや砂を混ぜる機械を使います。少ないとフネと呼ばれる大きい箱に材料を入れて水を入れながらクワなどで人力で混ぜていきます。
もしくは、写真のように撹拌機を使って大きなバケツの中でモルタルを練っていきます。
場合によっては、冬のように寒いと塗った後に凍ってしまうので早めに固まるよう硬化剤も入れているようです。
逆に夏だと急激に乾いてしまうため、早く塗らないといけません。
ある意味生モノなので、作り始めたらドンドン作業をしなければならず、サボるわけにはいきません(笑)。
2011年02月21日
居酒屋さん
麻布十番にある居酒屋さんというか 料理屋さんに行きました。
テーブルで魚や貝を焼いて食べるという焼肉屋さんみたいなお店。店でも焼いてくれるそうですが、やっぱり目の前で自分たちの加減でやるのがいいでしょうね。
だんだん肉類がそれほど食べられなくなってきて、こんなお店があるとありがたいです。よくは知りませんが、最近こういうお店多いのでは?
内装もいかにも安普請で、市場風というか掘立小屋風。ついつい使っている材料に目が行ってしまう悲しい性。
こういったアイデアのお店が増えてきて、お客側としても楽しみです。
そんなアイデアを仕事でも提供できるよう、考えていますが、これはセンスもあるからなあと やや消極的になっております。
2011年02月19日
バルコニーの防水
2階に洗濯物を干すためとか、ちょっとした空間が欲しい時にバルコニーを設けますが、
外部になるため、防水を施さないと階下に雨が入ってしまいます。
どんなに隙間なくきっちり作っても水は、少しの穴や隙間からはいりこみます。
そこで、防水工事をします。
防水も塗布防水やシート防水などコストや用途などで別れてきます。
当社では、その中でもFRP防水を主に使用します。当然専門の業者にお願いいたします。
船底のようにバルコニーの床を固めてしまい、防水塗料で仕上げます。
かなり信頼を置ける施工方法です。
床暖房のマット
だいぶ不通に施工されるようになった床暖房。
電気式や温水式、熱源も電気とガスなど様々。
特に温水式の場合、暖房パネルを床材の下に敷き込みます。銀色の物がパネルで厚みが12ミリ。ですから、リフォームの場合、床を壊さないといけないこともあります。
この12ミリの中に温水が通るホースが組み込まれています。
だから、大工さんは、、床を張るときに気をつけないと釘で、温水ホースを切ってしまうこともありますので注意です。
この温水ホースに熱源機から温まった(確か70か80度?)温水が通って、床をじんわり温めてくれます。
この床暖房を味わってしまうとエアコンより非常に気持ちがよいです。
タイマーが付いたり、パネルごとにON、OFFできたりします。
床を改装するご予定があるなら、床暖房もご一考ください。
2011年02月18日
夜間工事
店舗の改修工事で 天井の修理をしています。
お店を休めないので、夜間工事になります。
2011年02月16日
2階の床張り
いわゆるフローリングを貼っているところです。ここでは、あるメーカーのご飯フローリングです。傷などに強く光沢もあり、比較的安価なのものを採用しています。
フローリングは、予算や好み、使い方に応じてを選択します。各メーカーから、かなりの種類のフローリングが出ています。
ここで、2階のとタイトルにわざわざつけたのは、絨毯や畳を除き2階の音が下に響くという問題があるからです。この要因は、フローリングだけでなく構造上の問題も絡むので簡単に解決できる内容ではありません。
ただ、音が発生することをわかった上で貼るとはいえ、何らかの対策を考えています。
1階の天井裏に断熱材を入れて熱だけでなく、音を少しでも軽減するようにします。
また、写真のようにフローリングなどの床材の下にクッション材を貼って、少しでも軽減するようにします。
これが、マンションだといい悪い関係なく遮音フローリングを貼るように指摘されます。遮音フローリングは、裏にゴムが貼ってあるので実際には、フローリングのような踏みごたえがなくクッションフロアのように柔らかいので、それに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。
戸建の住宅の場合、上下階に住む方が身内なのであまり問題にはなりませんが、それでも対応はしておいた方がよいと思います。
2011年02月06日
奥沢の町家
当社のある奥沢の商店街にも まだこのような 古い建物が 少し残っています。
昭和15年ぐらいか戦後すぐぐらいでしょうか?
2011年01月31日
土間コンクリート(リフォーム)
1階の床をやり替えるので、土台を残してまずは撤去しました。
なぜ床をやり替えるのかというと、床がもう壊れそうだったり、傾斜が付いていたりと理由は様々。
ここでは、ガス式の床暖房を設置することになり、そのために床のレベルが変わってしまうので、やり替えています。
そこで、前回も掲載しておりますが、土間が土のままなので、湿気止めに気密シートを敷きました。さらに基礎補強ということで、土間に鉄筋を新たに組み、コンクリートを打ちました。
土台やら柱が残っている中でやる作業なので、正直大変ですが、後々を考えるとやっておきたい工事です。
これで、基礎を面として強くするとともに、土間下の湿気を防いでくれます。
ただ、あまりにも地盤が弱いと思われる場合は、何らかの処置が必要になると思います。コンクリートでかえって建物が重くなってしまうからです。
状況によって変わってくることはありますが、施工可能ならお勧めしたいです。
2011年01月29日
補強します
壁も壊すような今回のリフォームの場合、壁の中が見えることによってできることがあります。
古い家だと断熱材が入っていないことが多いので、できるだけ入れるようにすること。
もう一つ大きいのは、構造上の補強です。同じくあまり古い家だと写真のうな壁に斜めに入る筋交いというものが少ないことがあります。
今回のように間取りも大きくいじることになると、りオーム後の間取りを考慮して、構造上必要なところに筋交いを入れていきます。
また、柱が不足しているようなら柱を建てたり、床の骨組みが細いようなら太く補強したり、いろいろできます。
写真では、床に桟のようなものが並べて売ってあります。これは、構造上の補強ではありませんが、畳のところをフローリングに変えるために行っています。
フローリングの方が当然畳より薄いので、そのまま張ってしまうと前より床が下がって、かえってバリアフリーにならなくなります。
そこで桟を打ち、高さを調整するのです。
さらにこの上に構造用合板を貼って、床の剛性をとります。
リフォーム後の外見がきれいになるのも大事ですが、見えないところも直していくのもリフォームの大きな魅力です。
2011年01月26日
補強(リフォーム)
 
簡単なリフォームから新築に近い大掛かりなリフォームまで、同じリフォームでも様々。
今、その大がかりなリフォームを行っています。
大がかりというのは、内装関係をやり替えるだけとか設備機器を取り換えるというのではなく、ほぼ構造体のみにして、間取りから内装設備すべて変えてしまうもの。
そのためには、構造的に影響が出てくることがあるため、慎重に判断して補強することも出てきます。ただ、こういう工事ができるのも木構造という日本従来の建物であるが故にできることともいえます。
そして、きれいに壊してやり替えるのであれば、ついでと言っては変ですが、是非やりたいこと。
それは、壊さなければできなかったことです。
先にも述べたように古い建物は、現在の耐震基準を満たしていないものが多いので、その補強です。
間取りもいじることがあるので、やらなければならなくなってしまうこともありますが、骨組みを補強すること。細い柱や梁を太い材に入れ替えたり、補強金物を使用して、強くすること。
土間が、土のままであることが多く、基礎も鉄筋が少なかったりすることも。
土間のコンクリートを打って、補強すると同時に土間からの湿気止めをします。
腐食した材を入れ替えて新品同様にするなど。
あとは、断熱材が入っていないこともあるので、現在に見合った断熱材を入れます。
設備関係の古い配管も新しくできます。
他にもアルミサッシを入れ替えるとかいろいろ。
もし、大がかりに壊すようなことであれば、このようなことを視野に入れたリフォームをお勧めします。家がより長持ちしますよ。
2011年01月22日
リフォームの解体
リフォームの解体といっても、普通に解体と何が違うのか。
決定的な違いは、すべて壊せないことです。
つまり、次の工事を考えながら、壊すのである意味気を使う仕事です。
余計なものまで壊して、直さなければいけないというようなことがあってはいけません。
また、壊しつつも、木や資源ごみ、産業廃棄物と仕分けもしなければいけません。
養生も大事です。
本物の解体と違って、機械も使えませんから、手壊しとなります。
そういう作業なので、解体を大工さんたちがすることもあります。
2011年01月19日
塀の修理
門扉の交換でも書きましたが、塀も同じく木製、鉄製、アルミ製ましくは、生け垣など種類があり、どれもメンテナンスを必要とします。
その中でも、やはりアルミ製がメンテナンス上一番よいでしょう。
ここでは、鉄製の骨に板を張り付けて塗装してありました。当社が30年近く前に新築した家と塀です。何度も塗装してきましたが、やはり限界にきてしまい、かといってその風合いを変えたくないということから、板を貼り替えることにしました。
メンテナンスとして、塗装を何度もしていただいたので、鉄部は問題ありませんでした。
既存の板をはがし、また、板を貼ったのですが、ここでその板材の種類を変えました。
デッキなどでよく使うイペ材にしました。このブログでも何度も紹介しています。
水に沈むほど重く固い材です。
塗装なしでも、かなり長持ちします。ただ、写真のような色は、年数がたつとグレーになります。でも、性能が劣化しているわけではありません。
その風合いも欧米では楽しんでいるようです。
ただ、どうしても貼った当初のままの色を維持したい方は、塗装するとよいでしょう。
これも定期的に塗装をお勧めします。
木は、持たないからだめだといわず少し考えてみましょう。
2011年01月18日
門扉の交換
 
門にもいろいろあって、木製、鉄製、アルミ製などデザインも様々。
でも、やはり経年変化で壊れてしまったり、現在の機能にそぐわなくなったり、交換する時も来ます。アルミ製の場合は、ほぼメンテナンスもなく長い年月使うことができます。また、そういう商品も数多くあるので、なるべくお薦めしています。
アルミ製の門扉は、メーカーの作った商品なので鍵なども防犯対策されています。
他にも機能はあります。
新規にしても交換にしても、門扉は柱が必要になります。
その柱を建てるのに地面を掘ったり、コンクリートをはつったりすることがありますが、おおごとなのはその程度で割に早く工事ができます。
ただ、規格外の寸法の場合となると木製や鉄製にすることもあります。
その時は、塗装などこまめにメンテナンスを見てください。
2011年01月16日
地区祭りにて
 
毎年この時期に行われる世田谷区奥沢、東玉川地区祭ですが、商店街だけでなく、PTAや父母会などいろいろな団体が参加しています。
奥沢地区の工務店が集まった「世田谷の住まいを考える会」も参加しています。
当社もその中に参加しています。
なにか貢献できることはないか、なにか地元に工務店をアピールできることはないかということで木工教室を開いています。
寒い中でも、いつも大盛況です。
それだけ、物を作るということ、木に触れることに関心があるんだなと毎回感じています。
寒くて辛い1日ですが、人と人が触れ合うこのイベントは、楽しく心が温まります。
風船
 
現場の話でなくて申し訳ありません。
年に1回の世田谷区奥沢東玉川地区のイベントに参加および協力をしました。
当社は、商店街に属しているのでそちらからイベントのお手伝いをさせていただきました。
商店街をアピールするため、いろいろ企画するのですが、その中で無料で風船を配りました。
ヘリウムガスを入れるのですが、入れすぎて爆発させたり、間違えて空に飛ばしてしまったり・・・ いろいろ失敗しながらも 無事完了しました、
それにしても寒かった。 もっと暖かい日にしてほしい・・・(笑)。
2011年01月01日
初詣
 
近くの奥沢神社に行きました。
普段行かないのに 並んでまで 行くんですから おかしいですよね。
おせち
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2010年12月31日
年末年始
今年もいろいろお世話になりました。
この不況の中、皆様のおかげで仕事もいただき、新たな年を迎えることができます。
今まで同様、よろしくお願いいたします。
年末の大掃除もすんで、落ち着いたところです。
町場の工務店は、昔ながらの習慣で正月は、よほどのことがないと長めにお休みさせていただいています。だから、年明けは、非常に体がだるいです(笑)。
平成23年は1月8日(土)より始めさせていただきます。
それではよいお年を。
2010年12月21日
バルコニーの天井
2階のバルコニー下に天井を作っています。
設計事務所の知り合いの方で、もともと、デッキに木製のスノコでしたが、雨が下に落ちて土間や車が汚れるという相談があり、天井を作ることになりました。
腐りにくいイペという木で下地を作り、ガルバニウム鋼鈑の波板でふさぎます。手前にやはりガルバニウムの雨樋をつけて、雨をしのぎます。
2010年12月14日
玄関庇
玄関上にアルミ製の庇を設けました。
狭い敷地では、建物をなるべく建築基準法いっぱいの大きさに建てるため、庇や深い軒出を設けることがあまりありません。
そのため、玄関ドアを開けるといきなり、雨にかかってしまうことも・・・。
そこで、庇をというわけで、かといって大がかりなものは避けて、軽いイメージができればということで、アルミ製の庇を設けました。
ある程度の大きさに対応し、メンテナンスもよく、軽い感じがいいです。
窓にも似たような商品があります。少しでも庇があると建物にも雨がかかりにくいので汚れません。
2010年12月09日
玄関前のタイル工事
どうしても最後になってしまうのが、外構工事。
塀や玄関前のアプローチ、植木など庭関係などなど。
これは、仕事の流れ上仕方ないのですが、廻りをきれいにするのは早くからやりたいものです。
玄関前も同じで人の出入りからたいてい最後に工事しています。
一般的にタイルを貼ることが多いですが、モルタルの鏝仕上げのみの場合や砂利敷きなど様々です。
家の中に土やほこりを入れ込みたくないですから、できれば何らかの仕上げをしたいものです。
2010年12月08日
塀の工事
工事は、いろんなパターンで依頼が来ます。
塀といっても、既存の塀の上に目隠しとしての機能をさせたいとのことで工事しました。
塀の上に何か載せるというわけにもいかず、塀の裏にあった鉄の柱を利用して、塀よりも50センチぐらい上に目隠しの板をつけました。
材料は、よく紹介させていただいているイペ材です。塗装しなくても腐食しにくいというのが最大の利点です。
板を縦に貼っても横に貼ってもかまわないのですが、水切りがよいのではと考え縦に貼りました。
また、少しでも通気性を良くしようと思い、板と板の間は少し隙間があります。
既存の塀は、何もしないのでちょっと差が出ますが、やっぱり木材で作ると雰囲気はいいですね。
2010年11月27日
塗り替えその3
塗り替え作業もほぼ終わり、足場の養生ネットを取り払っています。
天気も程よくスムーズに作業ができました。
なんにしても養生をとるときは気持ちいいものです。この時、はじめて新しい外観が見えてきます。
まだ、作業は終わっておらず、細かい部分の塗り、汚れ落とし、塗り残しのチェックをしています。それらが済むと足場を撤去します。
2010年11月26日
塗り替えその2
 
下地の処理が終わると上塗りで希望の色の塗料で仕上げていきます。
吹き付けの場合は別として、現在多くの現場では、ローラー塗りとなっています。
色斑が出ないという特性もあるからでしょう。塗る早さも全然違います。
ただ、それは大きい面やローラーで塗りやすいところだけです(写真上)。
細かいところ、ローラーが入らないところ、色分けや塗る塗らないの違いがあるところなど微妙なところは、やはり刷毛塗りです。
どんなに距離があっても軒先の破風部分は、刷毛塗りです。
外壁が塗り終わると、細部の補修に入ります。
2010年11月25日
塗り替え
  
足場掛けが終わり、洗浄もすむと乾き次第に塗りに入ります。
塗装といってもその場所、仕上げ、下地の状況で材料は変わったり増えたりします。
一番上の写真は、塗装屋さんが現場で材料を置いているところ。
何が何だか分からないくらいにいっぱいあります。特にペンキでは、色合わせをするため、3色ぐらいのペンキの缶をあけます。それらを調合して、希望された色にします。
また、外壁や屋根の塗料は、基本的の塗料メーカーの持っている色から選んでもらいます。結構種類はあります。
塗料なので自由に作ることはできるのですが、基本以外になると時間やコストがかかってしまいます。
ただ、いきなり塗るのではなく、下地から塗ります。ここでの写真は、その下地作業中です。この下地作業が大事で、いきなり仕上げを塗ると、早い段階で塗料がはがれる可能性もあります。
アルミのバルコニー
2階にバルコニーを設けました。
このように柱を建てれば、割と大きくバルコニーはできます。
柱がないとある程度、大きさは制限されます。
素材はいろいろで、最もお勧めするのは写真のようにアルミ製でしょう。
それは、さびたり腐ることもなく、ある程度のデザインの種類もあり、形状も多少は自由が利きます。色合いもアルミサッシのメーカーの商品ですから、窓と色を合わせることも可能です。
他に、木製や鉄製がありますが、いずれもメンテナンスをちゃんとしないと取り替えになってしまいますし、メンテナンス費用もかかります。
ただ、木製のバルコニーは、風合いがあってとてもよく、メンテナンスを考慮してもらえればお勧めです。
2010年11月24日
塗り替えの足場掛け
 
家も10年以上になると汚れなどで古さが目立ってきます。
一番早いリニューアル方法としては、塗り替えでしょう。
塗り替えるために必要なのはまずは足場です。高所で作業するので安全に作業をするためには必要です。
そして、廻りにネットやシートを張ります。
転落防止やごみや落としたものが飛び散らないようにするためです。
この作業の後は、高圧洗浄します。機械を使って、屋根外壁を洗浄します(洗車のような感じ)。
それは、汚れを落とすことで、これからの塗装が付着するようにします。案外これだけでもきれいになります。
ネットを張っている都合上、その作業が見えにくいです。
2010年11月18日
システムキッチンの組立
 
壁・天井下地や床が終わるとキッチンを取りつけます。
一般的には、衛生設備メーカーのシステムキッチンを取り付けます。
他には、オーダーメイドのキッチンや輸入キッチンなどです。
キッチンの前の壁は、最近タイルよりキッチンパネルというものを貼ります。
熱や水に強く、鏡面仕上げで拭きやすいのでお手入れもしやすく、好まれています。
まずは、そのキッチンパネルを壁に貼って(上の写真)、それから吊戸棚やレンジフード(換気扇)など上に取り付くものを先に施工します(下の写真)。
それから、下のキャビネット(箱)を並べて、カウンター(天板)をのせます。
そのあと、水栓金具やガスコンロなど機器類を設置。
後は、壁際にコーキングをして隙間を埋めます。
ほぼ1日で完了しますが、キッチンの間口が大きかったり、いろいろな設備をつけたり、同じシーリズで食器棚とかもあるので、それらを取り付けたりすると2日かかることもあります、
キッチンは、食事を作る上で欠かせないものです。色やデザインも重要ですが、機能や清掃性などもよく見てください。そのためには、実物が置いてある各メーカーのショールームに行きましょう。
2010年11月17日
足場撤去
雨。
せっかく足場撤去したけど…。
でも まわりがなくなり、すっきりしました。
中も何か圧迫感がなくなった感じです。
外装に関しては、いずれまた。
2010年11月11日
断熱材
この仕事をやっていて何ですが、この断熱材を詰め込んだ壁を見ていると 押入の中に布団を詰め込んでいるような、なにか食べ物のパックを入れているような、なんだろうかと思ってしまいます。
でも、そんな不謹慎な考えとは全く反対でこれがあるからこそエアコンの効率も良くなり、外部からの寒さ熱さを防いでいるのです。
この断熱材は、グラスウールという断熱材で、ごく一般的に住宅に使用されているものです。
さらにグラスウールには、厚みと密度などの組み合わせで性能が変わり、その用途によってたくさんの種類がありました。
先にも言いましたが、断熱材の性能によって空調機器の効果も左右されます。Co2の排出という考えから、この多数あるグラスウールも今後を考えてさらに高性能のものに絞り込み、種類が少なくなりました。
それは、コストも考えるといいことなのです。
ところが、今の現場では、混乱が起きて、断熱材が入ってこないというとんでもない事態になっています。
いずれ落ち着くのでしょうが、現場を止めておくわけにはいかない私たち施工業者には、とても大問題です。
メーカーおよび行政もそこをよく考えてほしかったです。
この業界は、石油の高騰や原材料の不足(大きいイベントによる流通の不均衡)によって、または株式によってもコストや流通が左右されます。
これは、一般の消費者には分からないことです。
なにか目に見えないものが働いているのではと、勝手に考えてしまうこともあります。
とにかく、我々も困りますが、最後はエンドユーザー(施主)のことを考えていただきたいと思います。
以上、愚痴でした。
2010年11月08日
外壁のコーキング
サイディングという外装材(外壁)は、たいてい長さが3mほどなので、どうしても
途中でジョイントが出てきます。特にコーナーは、ジョイントがあります。
写真は、コーナー部分です。
ジョイント部分はどうするかというと、コーキングというボンドのようなもので埋めます。
その埋める作業のために、サイディングは、わざと10ミリほど間を開けます。
ぴったりくっつけることもできますが、当然そんなにぴったり付きませんし、逆に隙間がなさ過ぎてコーキング材が入らないのです。
隙間の奥にあたるところは、サイディングを貼る前に下地材が入っており、仮に雨水が浸入しても、下に流れるようになっています。
サイディング材とその下地にプライマーという接着剤を塗布します。それで、コーキングの接着をよくします。
それから、コーキングを注入します。写真は、その作業中で、2本の線がジョイントに合わせてありますが、養生のテープです。プライマーやコーキングがサイディングにくっつかないようにします。
写真では、上が完了してテープをはがした後で、下がこれからコーキングを注入するところです。
2010年11月06日
ショールーム
TOTOのショールームに地域の工務店さんたちと見学に行ってきました。
衛生設備機器というのは、コンピューターや携帯電話と同じように常に新しく変わっていきます。
デザインもさることながら、機能性を向上させるため、どんどん改良されていきます。
ですから、今新しいのが、半年後には古くなります。
でも、待っているといつまでもできないので、ここぞという時は、早めに工事した方がよいでしょう。
当ホームページでも各メーカーのショールームのイベントや新商品発表会を載せていますので、ぜひチェックしてください。
また、工事をお考えになった場合、ショールームに遊び感覚でいいですから見に行ってください。そして最新情報を聞いて、かつ体感してください。
さらに詳しくという方は、当社にご連絡を。ショールームの予約ができますし、イベント情報もお知らせできます。
衛生機器は安い商品ではありませんから、よく知っておいた方がよいかと思います。
2010年11月02日
ユニットパス設置
 
浴室のリフォームは、当社ではかなり上の方に位置するほど多い工事です。
ほぼユニットバスに交換することが多いですね。
まだ、ユニットバスが登場してそんなに歴史があるわけでもないので(マンションやホテルは別として)、まだまだ普及しきれていないと思います。
なぜ、これだけ浴室のリフォームが多いのかというと、ご要望で多いのは冬に寒い(窓の隙間風やタイルの素材から来るもの)、段差がある、浴槽が小さい、お掃除が大変という理由がよく聞かれます。
そして、壊してみると水漏れなどで材木が腐っていることがほとんど。
こんな理由からユニットバスに交換が多くなるのです。施工日数もタイル仕上げに比べて速いという利点もあります。
古い浴室は、たいていタイル仕上げ。それらを壊し、浴槽も撤去。古い配管も再利用せず、取り払って新しくします。
それからユニットバスを設置。たいてい1日で完了します。
まずは、床から置きます。洗面所の床との高さを見ながら水平になるよう設置します。
それから浴槽を置いた所までの写真になっています。それから、壁のパネルを建てて、天井を載せて形としては出来上がり。あとは、蛇口をつけたり、備品を取りつけます。
いろいろな商品が出ていますから、ショールームで見てみましょう。
2010年10月30日
外壁の下地完了
外壁の下地が完了しました。あとは、仕上げ材を施工するのみです。
白いシートは、何度も紹介した透湿シート。これで、この家の湿気と雨漏りは守られています。
縦に打ってある桟は、外壁材の下地になるとともに空気層となり、家に対しての断熱効果を高めます(屋根にも施されています)。
極端に言うとこのままでも家の機能は果たすのです。
実は、ここで言いたいのが機能だけでなく、養生のシートがはがれていることをいいtかったのです。
終わっていないのに?
実は、台風がくるので、シートやネットが風に飛ばされたり、それが原因で足場が崩れることもあるからです。過ぎ去るまでは、このままです。
逆に、この下地がよく見えて説明しやすくなりました。
このシートが貼ってあるから、養生をはがせるというのもあります。
台風が過ぎるとまた隠れてしまいますけど・・・。
2010年10月22日
外壁の透湿シート貼り
外壁の工事に入る前に行うのが、この透湿(防水)シート貼りです。
今では、あちこちの現場でこういう白いシートが貼ってあるのをよく見かけるのではないでしょうか。そのシートによくメーカー名が入っています。
外壁材が何であれ、そこから雨漏りする可能性は木をつけて施工はしていてもあります。
万が一、そういった場合に雨が浸入しないようにするためのシートです。
縦に貼ったり横に貼ったりいろいろですが、いずれにしてもシート同士の重なりは、10センチ以上確実に重ねます。そして、常に上に上にシートが重なるようにして水がジョイントからはいらないようにします(当社の場合、ジョイントに専用テープを貼ります)。
次にこのシートの特徴としては、雨を守ると同時に外部の湿気を室内に入れないという機能も持ち合わせています。湿気を入れないということは、木材のためにもよく、家の湿度もエアコンによって調整しやすくなるので、長持ちすることになると思います。
ラッピングしているような、シートにメーカー名が入っているので巨大な広告のように見えるかもしれませんが、これがとても大事なものなのです。
2010年10月19日
基礎の断熱材
基礎にも断熱?
床下なのに、コンクリートなのにと思いますよね。
熱というのは、以外とコンクリートでも関係なく伝わります。木でも鉄でも熱は伝わるもので、その浸透していくのが遅いとか、すべてが伝わらないとかの差はありますが、基礎の中にも外部の熱は伝わり、内部の熱は逃げていきます。
1階の床下に断熱材を入れたりするとしても、基礎断熱はした方がよいかと思います。
(床下で換気を行う場合や地下室の場合は別ですが)
床暖房をしたとしてもその熱が逃げないためには、基礎の断熱があった方がよいと思います。
2010年10月18日
吹き付け断熱材
 
断熱材を入れるのは当たり前のことですが、その断熱材もいろいろあります。
というのも、断熱材の素材が多様にあるのです。
従来、その素材の多くがグラスウールというガラス繊維を主とした断熱材でした。
それも厚みや密度によって性能(もちろん価格も)が変わります。
使用する場所や求める断熱性能から断熱材を選びます。
ここでは、素材を新聞紙などの古紙を再利用した断熱材を採用しています。
紙の持つ密度や吸湿力などを利用して、古紙を使用することでリサイクルという目的もあり、万一破棄しても自然に戻るという利点があります。
もちろん性能についても専用のシートを貼ってその中にめいっぱい充てんするので、グラスウール以上の効果があります。紙とは言え火にも強く、施工も速く、価格はやや高めですが、非常に優れた断熱材です。
2010年10月08日
屋根の構造用合板貼り
上棟が済むとまずは、屋根から作っていきます。
屋根ができれば、少々の雨なら下で仕事ができます。
垂木という骨組みを組んで、その上に構造用合板を貼ります。屋根の仕上げ材の下地になることから、野地板とも言います。
ただ、以前の野地板には、構造上の強度としての意味は少ないのですが、この合板を貼ることで屋根を固めることができ、家全体の強度もあげているのです。
厚みは、求められる強度が違うのですが、だいたい12ミリです。
それを2×4用の釘で(通常の釘よりも太い)約15センチピッチで留めていきます。
これが済むと屋根業者さんの出番です。
屋根通気
建物に通気層をとるという考えは、だいぶ当たり前になってきました。
手間が余計にかかることですが、建物のためには、さらに家の内部のためにもいいことです。
白いシートの上に屋根なりに取り付いている桟のようなものがあります。この厚み分(30ミリ)が通気層となります。
当社の場合、壁にも通気層をとるので、家全体が通気層におおわれるようになります。
白いシートは、透湿シートといって、防水の役目(雨が万一浸入した時でも防ぐ)もありますが、通気層を通る湿気を室内に入れない役目もあります。逆に内部の湿気を出すこともします。
通気層は、厚ければ厚いほどいいのですが、それでは大変なので約30ミリ前後にしています。
この通気層によって、外部の温度や湿気を建物内に入れないという役目を持っています。ということは、室内の空調設備の効率も良くなります。エコですね。
アルミサッシのペアガラスもガラスとガラスの間にある空気層が断熱効果を持っているのです。
ちょっと手間はかかりますが、長い目で見た場合にこの通気工法を是非取り入れていただきたいものです。
2010年10月05日
養生シート掛け
建物が立ち上がったら
足場にシートを掛けます。
ほこりやゴミが近隣に行かないようにするのと
作業者の安全のためです。
そしてどの業者もやりますが さりげなく看板を掛けて広告してます。
上棟2
ついに 棟(一番高いところにある水平材)まで出来ました。
天気に恵まれて 順調に行きました。
上棟
 
さて、いよいよ上棟です。
諸事情でレッカー車が使えず、手作業になりました。
がんばらねば!
2010年10月02日
足場掛け
上棟に先駆けて、足場を掛けます。
建物は、1階から立ち上げて2階へと作っていきます。だんだん高くなると組んだ材木に乗って上の階を組み上げるという作業になってしまいます。
それでは、足元が不安定ですし、大変な作業になります。
そこで先行して足場を組んで、高いところも作業できるようにします。
この足場は、建物の外部関係の工事が済むまであります。
足場を必要とするのは、大工さん以外に屋根工事、外壁工事、雨樋、電気業者(エアコンの室外機配管、換気扇の外フード、電柱から引き込んだ栓のつなぎ、テレビアンテナなど)、水道業者(配管を外に出した場合)などなど。
足場を組んだ後に養生のシートを掛けます。
2010年09月29日
アンカーボルト
土台を据え付けた状態です。
見えなくなっていますが、土台の下には機密用のゴム製のパッキンがはさんであります。外部の空気や雨水の浸入を防ぐためです。それから透湿シートを敷き込んでいます。このシートは、ずっと屋根まで立ち上げて建物を包むようにします。
それはあとにして、ここで見てもらいたいのは、金物です。
金色の細い棒がにょきっと立っています。これは、アンカーボルトで基礎の中に埋め込んであるのですが、中では先の方で傘の柄のように曲がっていて、基礎に食いつくようになっています。このアンカーボルトが土台を突き抜けているのは、そこにくる柱と結びつけるからです。
土台は、その左わきにある金物で基礎と固定されていますが、このアンカーボルトによって、建物が完全に基礎から外れないようになっています。
このアンカーボルトは、その建物にとって重要な場所に設置されます。あまり負担のかからないところにしても意味がありません。
とても重要な金物です。
土台据え付け
基礎が出来上がると、まずは土台を載せます。上棟より前の工事として先に土台を据え付けます。
なぜかというと、いくら丁寧に作っても基礎がぴったり水平とは言えません。数ミリ内でも誤差があれば、調整します。基礎の上を研磨機で平らにしたりします。
もし、適当に土台を据えて水平もいい加減だと、建物の垂直水平がおかしくなります。
下で数ミリの違いでも上にくると数センチになってしまうこともありますし、出来上がったら修正はなかなかできません(多少は、上棟の際に歪み直しという作業で調整します)。
あとで苦労するということです。
そういった作業があるので、基礎完成後上棟までに作業時間が必要なのです。
2010年09月24日
火事
当社の近くでボヤがありました。
大事には至らなかったのですが、消防車や救急車などが周りにいっぱいになり、
近くとはいえ、恐怖を感じました。
皆さんも火の不始末には、十分注意してください。
どんなに防火対策をした建物でも、内部から出てきてしまった火には、どうしようもありません。日ごろからの消火対策、地震などの防災など心がけてください。
基礎コンクリートを打つ
基礎の鉄筋の検査が終わったら、コンクリートを打ちます。
まず、土間を打って、固まり次第縦枠を入れます。
そして、コンクリートをまた打ちこみます。
天気が良くなかったので、このあとシートをかぶせて気温や雨の対策をしました。
せっかくコンクリートを打ち終わっても、固まらないうちに雨がいっぱい入ってしまっては、どうしようもありません。
また、急激に気温が下がったりしてもコンクリートの質は落ちてしまいます。
可能ならば、シートを掛けるなどの対策をします。
2010年09月19日
基礎配筋検査
基礎の構成で大事な一つが鉄筋です。
基礎はコンクリートだけでできているわけではありません。上から掛かる荷重に耐えるのがコンクリートならば、水平にかかる力などひっぱたりされる力に耐えるのが鉄筋です。
鉄筋太さやピッチなどは、設計基準や構造計算から決められていきます。
その工事が、設計通りにできているかを検査します。コンクリートを流し込んだらもう直せませんしわからなくなります。そこで、打つ前に検査し間違いがあれば直します。
2010年09月18日
外壁いろいろ
  
いろんなデザインの家を作る仕事ではありますが、今回のように多種類の外壁材を一つの家に施工したのは初めてです。
木製のバルコニーはもちろん、外壁が黒くなっているところは、杉板を貼って、キシラデコールという塗装材で黒く塗りました。
真ん中の写真の左側の壁、下の写真の黒い板の上は、金属板です。2階部分の壁は、ほぼこの金属板で角波板というでこぼこの金属板を貼っています。
真ん中の写真の右側の壁は、サイディングです。
下の写真の白い壁は、しらす壁という左官材料の塗った壁です。
だいたい4種類になります。
外壁材の見本みたいな感じですが、おのおのが誇張せず、うまく調和した建物になっています。
これは、下地材として不燃材であり構造耐力材でもある「MOIS]という材料を使っているため可能になりました。やはり薄い金属板だけや木では、不燃材とならないので都内のように建物同士が接近している地域では不可能です。
各々の長所短所は、あらためて紹介するとして、違う材料や色などをうまく組み合わせるとおもしろいデザインになることと、下地となるものを法的かつ安全上にクリアすれば、コストとの兼ね合いもありますが、自由なことができるということです。
2010年09月15日
賃貸マンションの改装
仕事で依頼される中で、割と多いのがアパートや賃貸マンションの改装です。
不動産屋さんからよりは、オーナー様から直接頼まれることが多いです。
家賃や大きさによってその改装内容は変わりますが、最近はただきれいにしてあるだけでは難しいようです。
収納や設備が整っていないと借りる人が来ません。
お金をかけてしまえば、豪華なものができますが、それを家賃で回収しなければいけませんから、そのバランスも考えなければいけません。
不動産屋さんの意見も大事です。やはりその道のプロですから、お客様のニーズや傾向をよく知っているので、参考にさせてもらいます。
でも、見た目も大事なので内装はきれいにしておきたいものです。
キッチン前は、キッチンパネルを貼って、清掃性を。便器や洗濯機の周辺にもキッチンパネルを貼って、清潔感や湿気からの汚れを防ぐなどもお薦めしています。
収納は、昔ながらの押し入れではなく、天井まで開放できる建具や、クローゼット風にするなど考えます。
これも普段住宅の仕事が多いから考えられることかもしれません。
今後も賃貸住宅でも 面白いアイデアがあったら掲載します。
2010年09月10日
祭の準備中
 
2010年09月07日
外の塗装
外の塗装というタイトルですが、塀に塗装している工事があったので、掲載してみました。
塀を塗装するという時とは、塗装するものが木、鉄、モルタルなどの場合です。
写真が木で作った引き戸を塗装しているところですが、木や鉄で作った門、戸、塀は当然腐ったりします。それを防ぐために塗装します。
ただ、塗装も永遠に効果のある材料ではないので、ある一定期間7,8年ごとに塗りかえたほうがよいでしょう。
モルタルの場合というのは、塀を通常のブロックで作って、その上にモルタルを塗って平滑に仕上げた場合です。モルタルのままだといずれ水分がしみ込んでしまうので、それを防ぐために塗装します。
あとは、デザインとして塗装をするということです。
いずれにしましても、塗装材は長く持ちませんので、定期的にメンテナンスをしてください。そうすれば、長持ちします。
2010年09月03日
レンガ敷き
道路から玄関までのアプローチや庭など敷地内は通常土になったままです。
それをどのように仕上げるかは、使い方やデザイン、コストなどを考えによって決まります。
予算の都合上、土のままにしておくこともありますが、雑草の処理や土の汚れを考えるとなにか処置したいものです。
芝生を植えたり植木をしたりする方法もありです。、
砂利を敷いて、歩くところだけコンクリートの平板を飛び石のように並べることもあります。砂利は、音が出るので防犯の意味もあります。
車を入れるとなるとコンクリートを打つことになりますが、さらにあとは、タイルを貼ることでより見栄えもよくなります。
あとは、写真のようにレンガを並べる方法も。インターロッキングというセメントの塊のような、舗装材もあります。
このレンガは、本当に焼き物のレンガなので風合いは、素晴らしいです。
並べるのに手間がかかりますが、その手作り感がかえってよいものになります。
砕石などで付き固めた上に並べるのですがその前にセメントと土を混ぜた空モルタルでレンガの水平を調整しつつ、固めていきます。
2010年09月02日
柱状改良杭
 
すでに作業が終わった状態の写真ですが、地盤改良工事を行った現場です。
解体工事後に地盤調査を行い、そのデータから杭を打つなどの地盤改良を検討します。
当社がある世田谷区奥沢というところは、わりに地盤が悪いです。
井戸も出ているところもありますから、ある程度水位が高いです。
場所によって変わりますが、3mから7か8mまで地盤が緩いとこがあります。
工事とは違う話ですが、だからといって奥沢すべてが悪いわけではありません。
商店街のある諏訪山通りというところは、その名の通り奥沢では高い位置にあり、地盤は良いようです。高い建物も建ちますし、駅も近い。
何せ掘ると遺跡が出るぐらい昔からいい土地のようです。
やはり、少しでも高台だといいようです。
沢というの名のように名前がその土地をよくあらわしていることがあります。
土地を探すときのある程度の目安にしてもいいでしょう。
また、近隣の古いお宅が建ち並ぶところやその方たちに昔を聞いてもいいかもしれません。古い航空写真でそこが、田んぼだったり、沼だったりというのもわかります。
今は、インターネットで情報がすぐに入りますから、ご自分の土地を調べてみてはいかがでしょうか。
2010年09月01日
玄関土間のタイル
玄関の土間は、一般的にタイルを貼ることが多いのではないでしょうか。
足を滑らせてけがをする可能性があるため、磁器質系の表面がざらざらしたタイルになります。埃が入り汚れが目立つ可能性がありますが、そのあたりはまめに掃除していただきたいと思います。
タイルは、100、150、200、300と他にもサイズはあります。
大きい方が、見栄えもよく広々と見えますが、あまり狭いところには貼りません。
あと、傾斜があったり土間が途中で角度が変わるとかある場合は、小さなタイルの方が施工しやすく、出来上がりもよいです。
あとは、表面の仕上がりと色ですが、和風洋風含めて玄関廻りの雰囲気を踏まえて選びましょう。
2010年08月31日
祭の準備
9月になると当社のある世田谷区奥沢は、お祭りを迎えます。
平成22年は、9月11日土曜日、12日日曜日となります。
あと、10日なので徐々に準備が始まります。まずは、告知を兼ねてポスター貼り、提灯付けや横断幕を貼ります。
近くにある奥沢神社の祭礼で、奥沢1丁目から6丁目ぐらいまでを網羅する割と大きな祭りです。
土曜日には、神社から藁でできた大蛇が(?m、実際に見てください)、奥沢中を練り歩きます。それから、大人神輿や子供の山車、神輿が出ます。
日曜日は、奥沢駅近くにすべての町会の神輿が集まり(6基)、そこから神社へ巡行します。
もし、お時間があればぜひ見に来てください。当社も「奥沢南」という町会でお手伝いもしていますし、たまーに担いでいます。
参加したい方は、当社に声をかけていただいても結構です。
2010年08月27日
板塀
木でできた塀は、何か古臭い一昔前の塀と思われる方もいるかもしれません。
当然昔は、木で作るか生垣のようにするしかなかったのですから。もしくは、ブロック塀でしょうか。
ただ、今は自然志向などのはやりと扱う木の種類が増えたこともあり、木で作ることも多くなりました。
ここでは、直接木の柱を地面に建てて、板で目隠しにしています。
木を直接建てると倒れてしまうし、腐るのでコンクリートで固めています。
それでも腐る心配があるので、セラガンバツというとても硬くて桟橋に使うような水に強い木にしています。この手の木は、他にイペやウリンといったものがあり、見た目はみんな似ています。さらに、外部用の塗装材を塗りました。
板は、ヒノキでセラガンバツほどではありませんが、強い木です。こういう場合、柱は重要ですが、板は、交換すればよいという考えになっています。交換が可能なようにステンレスビスで留めており、塗装しています。
アルミ製のフェンスもメンテナンスを考えればいいのですが、やはり木は味わいありますよね。
2010年08月26日
金属板の外壁
夏の青空の下 ガルバニウム鋼板の外壁がきれいに映ります。青いドアの色も
美しいです。
外壁の種類がいろいろあるのは、何回も紹介しましたが、このガルバニウム鋼板は、金属板の1種で外壁材としてメーカーから出されている商品です。
防火の問題もあることから、なんでも好きなものというわけにはいきません。
ただ、さびの問題などは通常の鉄板に比べれば少なく、ジョイントも少なくコーキングにもあまり頼らないので、メンテナンスとしては良い材料といえるかもしれません。
ぜひ、ご検討ください。
階段
 
内部の階段です。
鉄製の骨組みで階段を作り、タモ材という硬い木の集成材を段板にしています。
鉄で頑丈に作っているので、通常の階段とちがい蹴込み板や壁がなく素通しの階段ができるのです。逆に言うと構造体を見せてしまうので法律上もえない材料で作らなければならず、鉄製になってしまうのです。
その法を逆手に取ったやり方です。
内部といえ、いずれ鉄も錆びてくるので塗装します。また、塗装もほぼ好きな色にできるので、デザインとしてうまく利用できます。
手すりも一体で作っているので鉄製です。
こうすると空間が広く見えてきます。
2010年08月23日
タイル貼り
 
ちょっとお見苦しい恰好で仕事しておりますが、ご了承ください。
キッチン前の壁にタイルを貼る作業をしています。
最近、キッチンパネルが増えてきたので久々のタイル工事です。
石膏ボードの上に貼るのでモルタルとかを塗らずに専用のボンドのようなものを塗り(上)、それからタイルを貼っていきます。
タイルを貼り終わったら目地を埋めます。
タイルの種類も多く迷ってしまいます。キッチンの色とコーディネートしていくのがよいでしょう。目地の色も白だけでなくグレーもありますから、目地の汚れが気になる人は、色つきの目地もよいですが、タイルの色も考慮してください。
タイルもフローリングもクロスもみんなそうですが、通りをまっすぐにしなければいけません(水平垂直)。基準の位置を決めて、貼っていくのです。
タイルが貼られるとキッチン廻りがしまって見えてきました。
2010年08月18日
照明器具の取付
中庭に面した壁に外灯を取り付けています。
中庭とはいえ、夜は当然真っ暗です。部屋の明かりだけでは照らせることはできません。
ベランダやテラス、裏庭など昼間は感じなくても防犯の意味も含めて必要と思います。
内装外装ができてくるとこういった器具付けの作業が始まります。案外簡単なようでも取り付けるだけで電気屋さんは精一杯です。
照明も機能だけでなくデザイン性もいろいろあるので、内装と同じくして決めていった方がよいでしょう。
LED照明など省エネ性も優れた器具がどんどん出てきています。カタログでわからなかったら、ショールームに行ってみましょう。
また、メーカーを絞って依頼すると図面をもとにプランニングもしてくれます。
台数があるので結構コストにも響きます。安さだけでなくランニングコストやデザインも考えて選びましょう。
2010年08月16日
盆休み
 
一般的言われる盆休みというのを当社もやりました。
そこで、金沢シーパラダイスに行ってきました。案外混んではいなくて、かわいい海生動物たちに癒されてきました。
心のリフレッシュとか体を休めるとか いろいろな理由でお休みさせていただいておりましたが、まったくそんなこともなく 再び仕事に戻ります。
損な性格なんですね。
2010年08月10日
地盤強度の測定
 
建物が頑丈でも地盤が弱くては、建物は倒れてしまいます。
そんなときのために、事前に地盤の強度を測定します。
測定方法はいろいろありますが、簡易でコストの低いスウェーデン式サウンディングという方法をよく使います。
測定ポイントは、廻りの4か所+中心の1か所、後は必要に応じて増やします。
地盤のレベル(高低差)を見て、機械を測定ポイントに設置。それから、槍のような棒を(ロッド)地盤に刺し、一定の力を加えていきます。
当然棒はどんどん入っていくわけですが、その入っていく状況を測定していきます。
地盤が固ければ、なかなか入っていきませんし、弱いと簡単に入っていきます。
その見た目だけでなく、その数値が測定されていき、それらを踏まえて、判断します。
地盤が弱いとなると、杭などの処置をすることになります。
2010年08月07日
解体完了
建物がすべて解体され、更地になった状態です。
我々は、見慣れた光景ですが、お施主様には、感傷的かつ驚きの場面のようです。
今まであったものが1週間から10日ぐらいで消えてなくなり、土地だけになってしまうのですから、長年住んでいた家に思いがあるほど感傷的になるでしょうし、この短い期間で建物がなくなるのは驚いてしまうようです。
その次に「思ったより狭い」か「思っていた以上に広い」とか敷地の大きさが、気になってくるようです。
この後地盤調査や地鎮祭などが始まりますが、そのたびに次に建つ建物が大きく感じたり、小さく感じたりするようです。
皆さんは、どんな感じになるでしょうか。
建物のまわり
 
建物を建てた後のことですが、どんなに大きく建てても周りには、土の部分が残ります。
いろんなやり方があるでしょうが、日も当たらない人にも見られないような裏側など、
かといって人にはいられると(つまり泥棒)廻りから見られないためにかえって危険なところをどうするか。
塀を乗り越えてはいられる可能性は十分にあるので、砂利を敷くことが多くなっています。そこを歩けば音がするので、防犯上有利になります。防犯砂利というのもあります。通常の砂利よりも音が大きいのです。
また、砂利を敷くことによって雑草が生えにくくお手入れも不要になります。
緑がほしい人は別ですが、土のままだと雨によって建物が汚れてしまうことも考えられます。
また、コンクリートを打ってしまって水はけを良くすることもあります。歩きやすくなりますが、防犯としての役割は少なくなります。
ただ、敷地が狭く人が歩くのも難しい場所では施工が難しいです。
2010年08月05日
階段の塗装
といっても特別な塗装をしているわけではありません。
ここでは、鉄骨で作った上に木製の段板を取り付けた階段になっていて、ボードなどで囲わずすべて見える状態になっています。
そこで、鉄骨部分にはペンキを。段板部分にはウレタン塗装をしています。
ペンキは、塗料会社で作った色見本があり、その中から気に入った色を選び塗装業者に塗ってもらいます。
住宅ぐらいの数量だとたいてい、塗装業者が現場でその色に近い形で作ります(色によっては、できているものもあります)。
ただし、中には現場で制作するのが難しい色もあります(再度が高いものなど)。
また、車に使われるような色も出ないときがあります。
そういう時は、塗料会社に作ってもらうのですが、住宅ぐらいの規模ですとコスト的に難しいです。塗装業者さんに頑張ってもらって、なるべく近い色にしてもらう方がよいでしょう。
ウレタン塗料は、カウンターや家具などにも塗る強度のある塗料です。ここでは、木の木地を生かしたクリアーに仕上げていますが、着色も可能です。
グレーチングのバルコニー
FRP(簡単にいうと樹脂)製のグレーチングという材料で、2階のバルコニーの床を作りました。骨組みは鉄骨です。
4センチ角の格子状になっていますが、他にも工事の形状はあります。
色もコストはかかりますが、作ることはできますが、通常は、グレーです。
強度もしっかりしているので骨組みさえちゃんとすれば、床として全く問題ありません。
雨は下に落ちてしまいますが、光を通しますから1階が暗くなることはありませんし風も通ります。
地下室の上にこのグレーチングを取り付けるところをよく見かけます。
ただ、下から見えてしあうという点もあるので、そこだけは注意してください。
2010年08月03日
内部の塗装
大工さんが作った収納の内部を塗装しています。
塗装する意味として、デザイン面もありますが、主に木部が汚れたり、日に焼けたり腐食したりするのを防ぐためです。
ここでは、見えなくなるところですが、物を入れたり汚れたりする可能性があるので、塗装しています。
塗装材料はいろいろありますが、最近の傾向としては、植物性油を主剤とした塗料になっています。色つやがやや劣る面もありますが、何回か塗ることで補うことができます。ただ、乾きにくいので注意してください。
ペンキやウレタンなどは非常に強く汚れに強いです。
その場所、コスト、時間、デザイン、求められる強さ、さらにシックハウスなど過敏な方は、植物系の塗料を考慮して選びましょう。
2010年08月02日
建物の解体
家を建て替えるためには、まずは解体工事をしないと新しい家はできません(あたりまえですが)。
当然引っ越しをしてからですが、引っ越しと同時に電気、ガス、水道、電話を止めてもらわないといけません。基本的にガス、電話は工事に必要がなくかつ残っていると困る設備です。
あと、ケーブルテレビに加入されている方は、同じく撤去をお願いします。
ガスは、解体と同じ時期にガス会社が道路境界近くまでガス管を撤去します。また、ガスメーターは、ガス会社の物なので撤去と同時に持ち帰ります。
水道は、名義を施工会社に変えて(もしくは、施主の名義のままで料金を精算することも)次に建てる建物に影響がなければ、そのままで工事中に使用します。ただ、道路からの引き込みの配管が古かったり、使用する頻度に比べて細かったりすると道路から引き込みし直します。
電気は、やはりメーターが電力会社のものなので撤去され、返却されます。そして工事用に仮設の電気を入れます。
たまに手配を忘れて解体初日にあわてることも・・・。
2010年07月31日
ブロック積み
敷地境界、道との境界などその境界をわかりやすくするためや目隠し、敷地の高低差があるときの土留めなど、いわゆる塀の工事で多く使われるのがブロックです。
ブロックには、重量と軽量があって土留めを兼ねるような塀やその高さが高くなると重量を使います。当然コストも変わりますが、長年使用することや強度上のことを考えると重量をお勧めします。
ブロックの大きさは、高さ20センチ長さ40センチは共通ですが、厚みが何種類かあり、上にフェンスを建てる場合や先ほどのように強度を必要とする場合は厚みがるものを使います。
また、重量にも化粧ブロックといって色が付いていたり、表面が加工されているものがあります。ここでは、道路からよく見えることもあって化粧ブロックになっています。
基礎は、コンクリートを水平に固めてその上にブロックを1個づつ積みます。積むだけでは当然倒れますから、中に鉄筋が骨として入っています。
2010年07月30日
1階のデッキと2階のバルコニー骨組
 
何度か紹介しているバルコニー関係ですが、骨組みがちょうど2パターン同時に行った現場があったのでご紹介します。
木だけで製作したバルコニーもありますが、1階の場合どうしても湿気などの問題からすべて木製にするとメンテナンスが必要となるので、床を受ける足だけ別の素材にすることがあります。
ここでは、下がコンクリートなのでやりやすかったのですが、鋼製束という足で上の木部を受けています。
高さが調整できるので施工もしやすいのです。ビスとボンドで留めるので倒れることもありません。強度もあり湿気にも強い製品です。
その上に木の受け材を流し、デッキ材を貼りますが、これらはセラガンバツといって最近よく使われる水によって腐らない木を使用しています。
さらに2階のバルコニーは、空間が大きいことから鉄骨で骨を組んでいます。
これは、建物の強度を上げる効果もあります。
鉄骨で梁を組んでターンバックルという細い棒で水平方向の強度を上げます。
塗装は、塗装業者のペンキではなく、亜鉛めっきをしています。さび等のことを考えるとめっきがいいのですが、コストはかかります。
この上にFRPのグレーチングを敷きますが、これは、下の木製デッキと併せてまたご紹介します。
2010年07月29日
サッシのカバー工法
カバー工法というのは、簡単にいうと古いアルミサッシ窓の上から新しいアルミサッシを取り付けることです。主にマンションやビルといった非木造建築物でよく行います。
最近のアルミサッシはなりにくいと思いますが、かなり古いアルミサッシになると、アルミといっても腐食したり、建物のゆがみから動きが悪くなったり、戸車がだめになって交換部品がなかったりと不具合が出てきます。
そうなると枠ごとアルミサッシを外すとなると大工事になりますし、雨漏りの原因にもなりやすくなります。また、高所では作業が不可能な場合もあります。
そういう時によく行います。
新規に窓を取り付けているので、機能性もよくコストさえ許せれば、ペアガラスにもできます。
賃貸マンションなど不可能なこともありますが、窓で不具合を感じたら、ご一考のほど。
2010年07月28日
エクステリア工事
アパートの入り口前です。以前は、がたがたのコンクリートの土間と不似合いな庭石がごろごろ置いてあり、ポストや門扉、街灯は、錆びてしまっていました。
やはり、木賃アパートとはいえ、見た目の印象がよくないと入居者が嫌がってしまう可能性があります。
そこで、土間をきれいに壊し整地して、インターロッキングというレンガのような材料を敷き詰めました。あえて2種類ほどの色を選んでわざとバラバラに敷いています。
ポストや門扉も新しくして、門扉などはデザイン性のあるものにしています。
庭石はさすがに捨てるのは惜しくなり、わざとインターロッキングの中に置きました。ちょっと違和感がおもしろいです。
建物は写っていませんが、この雰囲気だけでも新しく人が来たら目に入ると思います。
ここは、土間が広かったのでこういったやり方もできますが、タイルを貼る方法もあります。
2010年07月24日
納涼会
たまには(?)息抜き
2階の木製バルコニー
 
ちょっと1階のテラスのように見えるバルコニー。
これは、2階です。
すべて木製でできたバルコニーです。
当然雨などによる腐食のメンテナンスなどのリスクはありますが、ここで使われている木は、構造上重要な柱や床受け材根太など骨組みは、ウリンといって水に入れても沈んでしまうような、重い木で耐水性に優れた木です。
なおかつキシラデコールという浸透性の外部用塗料を塗っていますから、丈夫にできています。
やはり、木のぬくもりは気持ちよく、このように天気のいい日にバルコニーに出るのは格別だと思います。
すべての住宅に応用できるとは言えませんが、やり方によっては、木でも出来ますのでご検討を。
2010年07月23日
電気外部の工事
電気工事の外部というとエアコン室外機の設置やテレビアンテナの設置が主になりますが、一番大切なのは、外部から引き込まれる電線を受け入れるための工事です。
電気メーターを取り付けるボックスや引き込み線を取り付ける金具などを設置します。電力会社は、基本的に道路からの電線を引き込むまでの工事しかしませんから、その体勢ができていないといけません。
電線が引き込まれると今まで使用した仮設の電線や電柱は撤去されます。
そうなると本来の電気を使用することになるので、内部のコンセントや器具が設置されていないといけません。
本線が引き込まれると電力会社から検査が来ます。それに合格すれば、正式に使用できるとともに電気料金が発生します。
2010年07月15日
INAX新宿ショールームにて
少し、古い話題ですがINAXという衛生機器のメーカーのショールームに行った時の写真です。
ここのところブログの更新の間があいていますが、無理な内容で更新したくないため、たまにあく時があります。変なこだわりですみませんが。
ショールームというとキッチン、ユニットバス、トイレが目白押しで並んでいますが、ここは、空間をいくつかのテーマに分けてあり、それに合わせた商品を展示しています。ちょっと高級感がありすぎて中には、ひいてしまうお客様もいますが、空間見せるということは大事で、商品だけがポンと置いてあってもお客様は、イメージできないと思っています。
そういう意味では、個人的には、いい見せ方と思っています。最近できた用賀のショールームも同じようです。
Panasonicの汐留のショールームもそれに近いと思います。特に家電がドンと置いてあって、どっちを売りたいのかわからないぐらいです(笑)。
メーカーのCMをしているわけではありませんが、あまりにも多いショールームの中で独特な感じがあったのでご紹介しました。
各メーカー、常にキャンペーンをやっていますので、少しでもお考えのある時は、遊びがてらに寄ってみてください。こういった商品は、常に開発されてよくなっていくので、頻繁に見に行ってもいいのです。粗品ももらえるかもしれませんよ。
当社のホームページでもキャンペーン情報は流していますから、そこからチェックしてください。招待状など当社に用意していますから。
そのついでに 今INAXでタンクのない便器「サティス」が一押しで出ております。
ご考慮を(CMしちゃった・笑)
2010年07月14日
内部の塗装
カウンターの天板を塗装しているのですが、なぜ取り付ける前に塗っているのか?
カウンターは、たいてい幅が広く長さもあります。なかなか無垢の1枚板ではできませんが、それでも合板よりはということで、積層の集成材のカウンターをよく使います。
木は、おもしろいことに積層の集成材でも無垢の板と同じなので、塗装をした面としない面があるとそのどちらかに反ってしまいます。
カウンターを取り付けてから沿ってしまうと直すのが大変です。
ですから、取り付ける前に下面をまず塗って、取り付けて上面を仕上げます。
反ったという話のついでですが、材木は、板状にすると必ず反ります。今のように塗装しないまま放置しても湿気などの関係から反ってきます。
だから、無垢だという考えもありますが、使用するには不都合です。
塗装でその反りを防いでいるといってもよいでしょう。
カウンターに塗る塗料は、ここでは、ウレタン塗装にしています。塗った表面が固く強くなることからですが、塗料の成分などに敏感な方は、自然塗料材(→コラムを参照してください)をお勧めします。
ウレタンほど強くはありませんが、何度も塗ることでその効果はあります。
2010年07月09日
ハウスクリーニング
工事が終わるとハウスクリーニングが入ります。
新築ですから新しいものばかりですが、工事中の埃や汚れがどうしても付いてしまいます。そこで引き渡し前に掃除します。
窓を洗って拭いて、便器や浴槽を洗って、床をワックス掛けてといわゆる皆さんが普段行っていることではあります。
ハウスクリーニングは他にもアパートなどの賃貸住宅で入居者が出た後の掃除、同じく賃貸住宅で共用部分の定期的な掃除、浴室やキッチンなど頑固な汚れがついたところのみの掃除、定期的な家全体の掃除、リフォーム後の掃除など新築に限らずハウスクリーニングは行われています。
2010年07月08日
足場の解体
外部の工事が完了すると 足場を撤去します。
外部というのは、屋根や外壁はもちろんですが、雨樋、テレビアンテナ、電気や電話を引き込むための金具、換気扇の外のフード、あとは設備関係の配管が外に出る場合です。
これらが完了すると足場は外します。
この時初めて外観がわかります。お披露目式みたいな感じですね。
足場がなくなると設備関係の業者が建物の廻りの配管を始めます。
2010年07月05日
畳敷き
和室に必須アイテムである畳を敷き込んでいます。
やはり日本人ですから どこか1部屋でも畳がほしいと思います。
中には、洋間でも置き畳といってカーペットのような感覚で部屋のコーナーに敷く方もいます。または、ベッドのような台を部屋の一部に作ってそこを畳を敷くこともあります。部屋は洋間でも寝そべることができる畳がいいという感じでしょうか。
畳は、部屋の大きさに合わせて採寸し製作するのでどこに持っていっても順番を変えて敷いても入りません。その部屋だけの畳なのです。
新規の畳はイグサの独特のにおいがして癒されます。
今は、ダニなど虫対策のできている畳もありますから、心配せずご検討してみてください。
2010年07月01日
クッションフロアー貼り
クッションフロアーというビニル製の床材で、コンパネやコンクリート下地ならたいてい貼ることができます。
メインの部屋にはほとんど使われませんが、洗面所や便所にはよく見かけられますし、アパートなどの賃貸住宅では、すべての床がこのクッションフロアーのこともあります。
90センチぐらいの幅で長さは、何メートルもあります。
柄は、マーブル調など石目の物からフローリング調などいろいろあります。柄の豊富さは、ビニルクロスと感じは似ていますね。
長尺もので糊で貼りつけますから、施工も速いです。現状がクッションフロアーなら問題なければその上から貼ってしまうこともあります。
ビニル製なので水には強く清掃性も楽です。フローリング調は、瞬間的には本物と間違うことも。
貼る場所の下地にのりを塗り、その上にクッションフロアーを敷いていきます。よく伸ばしてしわにならないようにしながら、細部はカッターなどで切り込んで部屋の形状に合わせます。
主流の材料ではありませんが、根強く残っている商品なので紹介しました。
2010年06月26日
エアコンの取付
今やなくてはならない、あって当たり前のエアコン。
家電量販店に行けば、これぞとばかりにいっぱい並んでいます。
暑くなったり、寒くなったりするとエアコン工事は増えていきます。
ここでは、新築なので新しく取り付けています。
既存の家でも古くなったり故障すると交換します。今は、省エネルギー対応となっているエアコンは、エコポイントが付くのでよりその需要は増えていきました。
エアコンの機能も進化して、お掃除機能や空気清浄機能など付いて行くのが大変です。
エアコンがなくても生活できる そんな、時代がくれば、環境にもいいことになるでしょうけど・・・
暑い時は、暑く寒い時は寒く、自然との共存・・・ その前に地球規模でなんとかしないといけませんね。大変なことですが、ひとりひとりの姿勢が大切なのです。
2010年06月23日
浴室の解体
既存の浴室を解体してユニットバスにする工事は、よく行います。
取り替えるには、まず浴室内部を解体します。天井や壁などユニットバスが入る状態にします。
ユニットバスにする利点は、大きくはユニットバスそのものに漏水する危険性が少ないということ。機能やデザイン性が豊富であること。
何よりも解体することによって柱や土台など腐食している部分がわかり修正できるということが一番でしょう。
防水やタイルの目地は、いずれ劣化し見えないところで漏水しています。
それが、やがて木の部分を腐食させます。それを見つけだすことができるというのが、建物とってもいいことなのです。
また、古い家だと断熱材が入っていなかったりもしますから、この機会に入れることもできます。
リフォームのポイントとして、見えないところも直せることを踏まえてください。
2010年06月19日
デッキの製作
本体ができてきたので、2階のベランダを作り始めました。
すべて木製で現場で仕上げます。
木で作るということは、長い間で腐食することも考えなければいけません。
安い木で作ると塗装だよりになってしまい、メンテナンスも大変でそのうちほっとくと腐ってしまいます。
そこで、最近よく使うのがイペ、セラガンバツ、ウリンといった非常に硬くて重い南洋系の材木です。
水に非常に強くこういったできい材には適しています。
ただ、価格が高いのと固くて加工が難しいという点があります。
そこで、骨組みはこういった木を使い簡単に直しやすいデッキ(床)部分や目隠しにするような羽目板などは、比較的安価な杉材などを使い塗装します。
できたと木の風合いなどを考えると材木で作ることをお勧めしますが、アルミ材でつくるバルコニーやデッキ材もあります。メンテナンス的にはすぐれてます。ただ、好きなように加工できないこともあります。
いろんなことを考慮してベランダやバルコニーの材料は選びましょう。
2010年06月15日
外壁の下地と通気
わかりにくい写真になってしまいましたが、右側が建物の壁になります。
まだ、下地の段階ですが、ここが重要なところです(何事も下地が重要ですが)。
外壁の下地でもあり、建物の構造上強度を高めるために構造用合板を貼ります。
その上にすぐ外壁材で仕上げる現場をよく見ますが、ここからが建物のための下地です。
まず、最近よく見かける透湿シート(防水の効果が主な要素で雨水の侵入を防ぎます)を貼ります。これで外部の湿気を入れずに内部の湿気を放出します。
放出された湿気はどうなるかというと、次に縦に桟を等間隔(45センチぐらい)に打ちます。この桟の厚みが空気層となり、上昇気流で内部からの湿気を上に流します。当然下に通気の入り口があるので、外部の湿気も通ります。そこで透湿シートが貼っていないとだめなのです。
この桟が外装材を留めるための下地になります。
2010年06月12日
自然素材の外壁
 
左官業者が塗って仕上げる外装材です。
この現場では、壁の一部に使用しており、玄関廻りの一番よく目に付く場所になっています。
左官業者の塗る材料は、近年いろいろ出ており、以前のようなモルタルばかりではありません。漆喰も日本の伝統的な材料で自然素材といえますが、今や各地域からその地域特有の素材が左官材として産出され商品として出ており、迷うほどです。
珪藻土もその一つでしょう。
ここでは、九州で産出されるシラス台地から生まれた自然素材を使用しています。
断熱保温効果はもちろん調湿機能も備え、その材料はリサイクルも可能です。
まさに今の時代にあったエコ材料。さらに家のためにも良い。
仕上げも塗る材料なので、フラットなものからかき落としといって、写真のようにブラシのようなものでわざと削ってあらく仕上げる方法もあります。
色の種類もあるのでお好みの仕上げができるでしょう。
予算も関係しますが、一つの提案として考えて見てはいかがでしょうか?
2010年06月10日
金の織田信長
行った記念にもう1枚。
岐阜の駅前に金の信長様が…( ̄□ ̄;)!!
原風景
  
岐阜に行った時の 山の風景です。
自分の生まれ故郷でもないのに 懐かしさを感じさせます。
ずっといたくなりました(・∀・)イイ
その中を巨大な高速道路が…!!
材木を求めて
 
お客様の知り合いで 建築の材木の山を持っている方がいて、あるご縁で見に行くことが出来ました。
場所は、岐阜県の山奥。
東京から半日(ある意味近い?)かけて行きました。
杉や桧が主な木のようです。
普段当たり前のように買っても使っている木でも
なかなか原木、特に切り出す前は見ることはありません。貴重な体験です。
うまくいけば、ここの木を買って使うことができそうです。
案内して下さった方もとても親切で 木をほんとうに大切にしているのが 伝わってきました。
2010年06月04日
外部の塗装
屋根の軒先裏側を塗装しています。
なかなか都内では、大きく軒先を出すことができない建物が多いです。
それは、敷地が狭いために建物を許される面積いっぱいに建てるため、軒先が出せないということです。
雨風をしのぎ、夏の日差しを遮るという性能を持つ軒先は、ある意味日本独特のスタイルかもしれません。それが、建物の立体的なデザインにもなっていきます。
軒先は、ほぼ不燃の材料を使うようになります。塗装品もありますが、建物のイメージ上塗装することが多いです。
色は、その建物のデザインからくるのでこれといって、決まりはありません。
特殊な塗装でなければ、全体のバランスを見て好きな色にしましょう。
2010年05月29日
外壁・サイディング
外壁材の仕上げの一つであるサイディング材を加工しているところです。
サイディングは、長さが3mほど幅が約45センチほど。それを下から順番に貼っていきます。
当然その途中には窓もあり、屋根や壁の凹凸があったりもします。
そうすると、地面で加工してその場までもっていき貼っていきます。
貼り方としては、釘で直接貼るものと先に金物を打ちつけその金物に引っ掛けていく方法があります。
材料の寸法や貼る方法は、ほぼどのメーカーも商品も一緒です。
長さが3mほどなので、途中で継ぎ手も出ます。そこには、下地にハットジョイナーという金物を打ちつけ。万一雨が浸入してもその金物をつたって外壁下から出す仕組みになっています。また、ジョイントにはこの後専用のコーキング材をやりますから、まず大丈夫です。
サイディングは、よほどのことがない限り、貼り替える必要はありません。商品によっては、上から塗装もできます。
ただ、ジョイントのコーキングは、経年変化で劣化していきます。そこの部分だけ、メンテナンスしていただければ、この外壁材は長持ちします。
2010年05月27日
上棟
    
ある意味一大イベントである家を作るという行為。さらにそのイベント性の一番高いのが上棟の日でしょう。
家を壊すか更地の土地を購入した状態は、何もないただの地面。
そこから、地盤調査したり、掘ったりコンクリートを打ったり、わかりやすい工事とはいえ、何ができるのかわからない工事。
それらが済んで、ほぼ1日で建物の形が出来上がってしまう上棟の日は、お客さまにとって本当にイベント性の高いものと思います。
それは、建てる我々も同じ思いです。
何かわかりませんが、達成感のある1日です。こちらは慣れてしまっている部分がありますが、平面的なことや話だけの物が、立体的にできるということは、お客さまにとって本当に感動的なことなんだなといつも実感します。
そう思っている限りは、この仕事辞められないでしょうね。
2010年05月25日
階段シート貼り
マンションの階段の床を貼り替えています。
古いマンションによくみられるPタイル。30センチ角の固い薄い板で基本は、糊で接着します。
これが、古くなるとはがれてきたり、かけたりします。
もう一度貼り替えることもありますが、最近は、めったにこの材料は使用されません。
もっと早く施工する方法で接合部分が少ないシート貼りが主流になってきました。
継ぎ目が少なく、滑りにくく、階段の角も専用の滑り止めがあります。
やはり接着剤で張り付けますが、すぐに歩行は可能です。
壁との取り合いなどは、専用のシール材で埋めます。
掃除も楽になりますし、是非お勧めの材料です。
材木搬入、土台敷き
基礎が完成し、準備が整うと建物の木材が搬入されます。
現場狭いので、すべて一気に入れません。
まず、最初に必要な土台を搬入します。
搬入された土台を設置する場所に並べ、確認。それから基礎から出ているアンカーボルトの位置を合わせて、土台に穴を開けます。
土台と土台(その後の材木も含めて)、今回は、プレカットといって、工場ですべて加工して持ってきます。
ですから、問題がなければ、土台は並べてアンカーボルトで締め付けるだけなのです。
土台が終わるといよいよ柱や梁が搬入されます。
2010年05月23日
雨のイベントその2
奥沢駅前で音楽祭!
奥沢イベント目白押しですがとにかく雨で寒いです。
そしたら 今度は、知り合いの工務店の奥様がステージで熱唱してました!
雨のイベント
今日は違う商店街のイベントに参加!
そしたら大雨
木のバザー準備中
とてもいい天候に恵まれて大盛況のバザーになりました。
写真は、その前の準備中です。
木を使っていろんな小物から踏み台、腰掛けまで作りました。
決して利益のでるものではありませんが、木を好まれる方が多いのには 毎回感心すると共にうれしくなります。
2010年05月18日
基礎完成
立ち上がりのコンクリート打終わり、一定の養生期間を経て型枠を取り外しました。
コンクリートは、冬以外だと割に早く固まります。触っただけではすぐのでも土台を載せられそうなのですが、完全に固まり荷重に耐えられるのには、1週間近くは必要です。
まだ、これから建物廻りを水道業者が配管したり、足場を組んだりする作業があるので、建ち上がるのにはまだかかります。
2010年05月12日
基礎工事・土間コンクリート打
  
基礎の鉄筋が組み終わるとコンクリートを打ち込みます。
よほど物置のような建物でない限り、コンクリートは生コン車を手配します。工場でちゃんと配合された規格に適合するコンクリートを使用します。
ここの建物で3台分ぐらいは運送したでしょうか。
あと、ポンプ車を使ってコンクリートを流し込みます。
このように機械や車を使うので作業は速いです。
あと同時にコンクリートの品質検査もします。最初に来た生コン車からコンクリートを何本か検出し、強度や配合など調べます。正式には、4週間後に結果が出ますが、たいてい1週間ぐらいで適合する品質にはなります。
あとは、乾くのを待ちます。
2010年05月11日
外部の塗り替え
家も古くなると見栄えが落ちます。
汚れたりして、印象も悪くなります。そこで、塗装の塗り替えとなるわけですが、見た目を良くするために塗るという考えはいけません。
確かにきれいな家が多く並んでいたほうが、街並みもよく見えます。
しかし、本来は家の性能を維持していくのが、目的です。
雨漏り、外部の損傷、それらの修理を含めた塗り替えです。塗装も古くなり性能が落ちれば、雨水の浸透も起きます。そういう理由から塗り替えをするのです。
すると、また何年かの性能は保たれていき、メンテナンスを続けていくことで、家は長持ちします。
2010年05月07日
基礎工事気密シート、コンクリート
 
いろんな道具やら材料がありますが、基礎工事がいよいよ本格化してきました。
土を掘り起こし、基準の深さまで掘り終わると、砕石または繰り石を敷き込み
突き固めます。
そのあと、今ではよくみられるとは思いますが、防水シートを敷きます。
基礎下の湿気を工事完了後も入れないために敷き込みます。
それから捨てコンクリートといって本来のコンクリートを打ち込む前に厚さ3センチ程度にコンクリートを打ちます。これは、まず鉄筋のをこれから組むのですが、この鉄筋はなるべく外部の空気や土の部分から離れている方がよいので、一定の距離を保つために打つコンクリートなので捨てコンクリートといっています。
また、このコンクリートが固まれば、じかに墨を打って型枠のパネルの位置や鉄筋の位置出しができます。
2010年05月05日
ネモフィラ
日本独特のバケーション、ゴールデンウィークというものにわざわざ飛び込んで行きました。
渋滞のを嫌がりつつもそれを経験しないと気が済まない変な日本人。
休みが他に取れないから仕方ないとは思っていますが。
そうはいっても、海、山など普段眺められない自然をじっくり見るのはいいことです。
癒されますね。
2010年04月27日
地盤整地
基礎工事に入りました。まずは、地盤を掘る作業です。
設計地盤といって敷地の中で基準となる地盤の高さを決めます。
通常道路と同じ高さとなるところを基準にすることが多いのですが、傾斜地だったり敷地が道路より高かったり低かったりすると設定がいろいろ変わります。
この設計地盤が基準となって建物の高さが決まります。
建物の高さは、その建物が建つ地域によって制限が変わります。また、北側に対する日陰を考慮した高さ制限、道路に対する制限などすべて設計地盤から計算し、建物の高さに反映します。
設計地盤が決まっているので、そこから基礎が入り込む深さまで掘っていきます。
敷地内に高低差があると土の排出量が増えてきます。
2010年04月24日
外壁板張り
雨が梅雨のごとく多い・・・。
何が困るかというと外の工事がさっぱり進まない。
塗装業者さん、防水工事業者さん、外構(エクステリアなど)工事業者さん、外装業者さん、
みんな雨のために予定が遅れています。
そんな愚痴はさておき、晴れの合間にせっせと外装工事を始めました。
外壁の種類は、今やたくさんありまして、金属、サイディング、塗装、左官系塗り物などなど。ここでは、板を貼っています。
当然、火に弱いので構造体が防火上問題なく法的に合致していることが条件です。
また、腐食するものなので、塗装をしないといけません。
すこし、メンテナンスとして面倒を見てあげなければいけませんが、おもしろい仕上がりになっていきます。やはり木っていいなぁと思います。
全面を貼るのは難しいですが、部分的に貼ってみてはいかがでしょうか?
2010年04月21日
地盤改良
  
地盤調査を行い、その結果が建築される建物に対し強度が不足していたり、地下水位が高かったりすると何らかの地盤改良を行わなければいけません。
どんなに建物が頑丈でも基礎の下の地面が軟弱ではだめです。
そこで、地盤が軟弱という結果が出た場合、基礎工事に入る前にまずは、地盤改良工事です。鉄の管による杭、セメントを混ぜてコンクリートの柱のように固める改良杭、地盤そのものを固めてしまう表層改良などなど、いろいろなやりかたがあります。
地盤調査のデータをもとに適正な方法を選ぶとともにコストも考えて杭のやり方を選択します。
ここでは、柱状改良杭という工法を選びました。
地盤の強度が発揮される深さまでドリルで掘りながら、セメントを混ぜていき、約径60センチの柱を作るような形にします。これを、何本も打ちこみます。
まず機械を搬入、これも場所が悪いと杭のやり方に制限が出てくるため、必ずしも勝手にやり方が選択できないときもあります。
それから、材料を搬入し、まず試しに掘ります。土のサンプルもその時採取します。
それからドリルで掘りながら、セメントを注入します。
一定の養生期間ののちに基礎工事に入ります。
2010年04月10日
みんなで塗ろう
お施主様ご夫婦が窓枠を取り付ける前に塗装しているところです。
別に工務店がお施主様に仕事をさせているわけではありませんので、ご注意を(笑)。
リボスという自然塗料をここでは使用していますが、この塗料は、比較的塗りやすく専門業者でなくてもいい仕上がりに塗ることができます(乾きが遅いですが)。
そこで、枠を取り付ける前にお施主様に塗っていただいているところです。こうすることで塗装工事のコストが削減できるからです。
また、自分の家を自分で手掛けるという楽しさや喜びも知ってもらえるのではないかと思いますし、塗装業者さんの仕事も少し理解してもらえるのではと考えています。
自然塗料なので、シックハウス対策にもなりますし、後々においも少ないです。
これは、一例ですが、お施主様が工事に参加することはたまにあります。
自分の家を自分で作るとう楽しみをお考えになっていたら、工事業者に尋ねてみては?
結構お手伝いできるところがあるかもしれませんよ。
窓枠
窓周りの四方に枠を取りつけます。ごく普通に取り付けられているので、今一度再確認を。
ブラインドやカーテンをこの枠によく取り付けていませんか?
窓枠は、そのためにあるというわけではありませんが、窓と壁の仕上げの見切りをするために取り付けています。
今は、建材メーカーによるシート貼りの枠材が主流です。それだと、アルミサッシの寸法に合わせて出来ていることと、色も何種類かあり選べること、工場生産なので色にむらや変色がないこと、価格が安価であることからよく使われます。
この写真では、無垢の木を使用しています。箱のように組んでそれから窓の位置に取り付けます。
規格の商品もいいのですが、色や木目が不ぞろいな無垢の木もいいものです。
取り付けた枠は、メンテナンス上塗装しないといけませんが、それでも自然の木の良さはあります。
価格も考えなければいけませんが、まず木製の窓枠を検討してみてください。
外階段
 
外部に作った階段です。1階と2階の住む人が違う場合など、家の中を通らずに2階に行きたい時には、外階段を設けます。
アパートやマンションなどはまず外部に階段がありますよね。
外に階段にする場合、建物の内部に取り込む場合と写真のように完全に外にする場合があります。
完全に外の場合は、やはり鉄骨造が多いでしょう。強度の面もそうですが、自由な階段が掛けられます。
ただ、塗装で仕上げますから、メンテナンスとして定期的に塗装をお勧めします。
階段の歩く面にノンスリップといって滑り止めの金物をつけます。
気をつけて作ってもやはり雨など滑りやすくなります。
滑り防止と踏み段の先端がわかりやすいようにノンスリップを取りつけます。
2010年04月03日
電気配線
縦横無尽に這いまわる線・・・・ 電気の配線です。
水道やガスは、たいてい水回りの決まったところにあるので、まとまっていますが、
電気はあらゆる場所にスイッチやコンセントが必要なので 配線の数も相当です。
最近は電気に頼る商品が多いですから、その分、配線も増えてしまいます。使用する家電の消費電力が大きいと1本の電線ですべて賄うことはできず、よって増えてしまうのです。
さらに電話やコンピューター用のLAN配線などなど 複雑にあります。
何が必要か、どんなものを使うのか、検討していただくと工事のときには助かります。
ただ、今は家電の進歩がすごいので 決めにくいものもありますし、 ついていくのが大変です。
2010年04月02日
仮設水道
工事中になくてはならないものは、水道と電気。
電気は、すべての業者に置いて、道具に必要です。照明もいります。
水道は、基礎工事がまず必要です。あと、左官、タイルなどモルタルなどを扱う業者も必要です。
しかし、それよりも道路を掃除したり、道具を洗ったりなどに必要となります。
この二つがない現場は、かなり大変でしょう。
水道業者さんに工事前に邪魔にならない位置に 蛇口を2個ほど設置してもらいます。
ということは、敷地内に水道が入っていないといけないので、更地で購入した場合は、まず先に水道局へ申請して水道を入れてもらいます(時間もかかります)。
これは、仮に取り付けたメーターと蛇口なのでいずれ撤去し、正式な位置にメーターを設置します。
2010年04月01日
敷地の地盤調査
建物を建てる前に その土地の地質や状況を調べます。
それは、地盤が軟らかいとか、水が出てくるとかということを主に調査するのですが、どんなに頑丈な建物を建てても、地盤が弱ければ建物が傾いたりします。
更地でないと難しいのですが、その土地の状況が分かれば、対処ができます。
基礎を深くしたり、杭を打ったりすることなどです。
その建物が3階建など重くなればなるほど必要になってきます。
建物を修復はできますが、建てた後の土地を修復は大変です。
調査できなければ、近隣のデータを使って(役所や調査会社でわかることも)状況がわかります。
柔らかいからといって、すぐに杭というわけではありません。そのデータの数値によって対応します。調査方法によっても変わりますが、安心を確かめるためにも人間で言う健康診断を受けるようなものですが、是非調査してください。
2010年03月29日
玄関先のタイル工事
「う?ん、曲がって貼ったかなあ」
「その通りです」
それは、冗談で 曲がってたり傾いているのを修正しているのは本当です。
タイルの大きさは、小さいのは3センチ以下の物から30、45センチまでいろいろあります。大空間だと、大きいタイルの方が見栄えもいいでしょう。
当然大きいと値段も高くなります。
標準的によく貼るサイズは、10センチから15センチ角でしょうか。
基準を決めて(建物と平行にするのが普通、それを度の壁にするかですが)、墨を打ちます。竪横の基準まで出したら、基準の線から貼り始めます。
すべてがきれいに割り付けできないので、半端材が入りますが、それを目立たぬような建物の際にして、貼り終わりがそこになるようにします。
貼り終わると、目地を埋めます。この目地の幅は、状況によって太さは変わりますが、5.6ミリぐらい。タイルによっては、目地なしもあります。
目地を埋めれば終わりですが、乾くまでの時間があるのですぐに乗ることができません。
タイルも国産と輸入品があります。タイルの文化としては、ヨーロッパなどの方が先輩ですから、デザインなどいいものがたくさんあります。
ただ、輸入品ということで価格が高かったり(すべてではありませんが)、在庫品がなかったりという欠点はあります。輸入タイルの選ぶ場合は、業者と相談してから決めたほうがよいでしょう。インターネットでも購入できるようです。
2010年03月26日
屋根断熱材
なにか、模様のようにも見えますが、これは天井が仕上がった状態ではありません。断熱材を敷き込んだ状態です。
断熱材は、その密度と厚みによって、性能と価格が変わります。あつければ、いいというものでもなく、密度がなければいけません。
厚い断熱材が入れられる空間があればいいのですが、ない場合薄くて密度の濃いものを選びます。
見た目がみな同じに見えてしまうのですが、断熱材を入れる場所とその家に求める性能とコストによって、断熱材の種類も変わってくるのです。
屋根は、特に上からの直射日光を受ける場所ですから、特にその性能を考えなければいけません。
断熱性能が良ければ、家の中の温度もコントロールしやすく、当然内部の温度も外に逃げにくくなるので空調の効果にも影響します。
冷暖房を機械に頼っている今だからこそ断熱材の重要性があるのです。
左官工事
 
和室の壁を塗り直しているのですが、その工事に必要な道具に目が行きました。
ここの和室は。珪藻土という左官塗り材料で仕上げています。土塗りのようなものですが、調湿効果があり、お住まいの方からも気持ちがいいといわれました。
素材の感じから部屋の雰囲気も良くなります。自然材料なので、人体への影響も心配ありません。
その壁を一部手直しすることになったのですが、狭いところで鏝をうまく使う作業に見とれてしまいました。
そこで、合間に道具を見せてもらったら、鏝だけでこの多さ。さらに、大きな面を塗るものなどあとひと箱分もありました。
使う用途で違うらしいのですが、どれとしていらないものもありません。
電動工具が多い時代に こういったものを見るとやはり伝統的なものがまだ残っているんだなと思います。
2010年03月22日
ウッドデッキ
庭に出る時にデッキを設けることは多くあるでしょう。
都内だと狭小敷地が多いので、なかなか広いデッキを作ることは難しくなってきました。
それでも、いきなり窓を出たら地面に降りるというわけにもいかないので、小さいながらもデッキを設けました。
ホームセンターにもよく展示されていますが、最近はこのよくウッドデッキを作ります。
他には、アルミ製の規格商品があります。メンテナンスを考えるとアルミ製の方がよいのですが、できた仕上がりの雰囲気と素材感はやはりウッドデッキが好きです。
そこで、木材だと腐りやすいので、常に塗装などのメンテナンスを考えないといけないのですが、木材の種類によっては、ほぼメンテナンス不要の材料もあります。
価格は高いのですが、メンテナンスが少ないことを考えるとちょうどよいのではないかと思います。
2010年03月20日
アルミサッシの取付調整
建物で重要な一つの窓。その中でもアルミサッシは、もう当たり前の商品です。外部の下地工事とともに外装の仕上げ前に取付ます。
光と風を取り入れ、外の景色を見たりもする。 そんな役割の窓ですが、一方で外部の熱を伝えやすく、結露を引き起こすこともある 問題部分でもあります。
窓が大きければ大きいほどその危険性はあります。
そこで、最近一般的になってきているペアガラス(複層ガラス)。
1枚のアルミサッシに2枚ガラスが入っています。ただ、2枚入っているだけでなくガラスとガラスの間に空気層があり、それが断熱効果を高めているのです。
また、アルミ部分も金属なので熱を伝えやすく結露を起こします。
そのアルミ部分に樹脂製の部品を加えることで結露を防いでいます。
サッシがやや重くなる欠点がありますが、今後の空調の効率や生活を考えると是非、取り入れてほしいものです。
また、同時に音を軽減することもあります(完全なのは防音サッシ)。
ガラスの種類によって、より高い遮熱性能や防犯の性能を高めることもできます。
防水シート貼り
建物を紙のようなシートで覆ってしまいます。
これは、防水・透湿シートといいます。まずは、雨の侵入を防ぐのが主な役割です。
ですから、シートのジョイントは、常に建物の上部側の方を上にして雨が入らないようにします。重なりも充分に取ります。
また、シート自身も湿気の侵入を防ぐ機能を備えていますから、建物内に無駄な湿気が入らないようになっています。
2010年03月18日
防水
外部鉄骨階段の防水工事です。
外ですから、雨にぬれてしまうので防水する意味は?
基本的に鉄部分は、さび止め塗料とペンキで保護しています。
ただ、踏み板のところは、鉄ではなくモルタル仕上げやタイル仕上げになることも多いのです。それらの材料は、完全な水止め効果はありません。
いずれ水が浸透すると、それを受けている鉄部分が錆びてきてしまいます。
そこで、先行して防水して、水の侵入を止めます。
防水の種類もいくつかありますが、施工しやすく単価もこなれるのはウレタン防水でしょう。
防水した後に、砂を捲いて上に塗る材料がよく接着するようにしています。
ベランダ、屋上、浴室などこの防水が多く使われます。
2010年03月17日
外装の完成
いよいよ、完成となりました。
外壁は、サイディングという材料。窓は、アルミサッシで当然ペアガラス。
窓には、手すりを設けています。
石目調のサイディングで色は、ベージュっぽくそれにアルミサッシの白い色が際立ちます。
窓の横にロボットの手のように見えるのは、物干し用の金物。角度が変えられ、不要な場合は、たためます。
天気がいいと、写真もよく見える?
内装の完成
 
左の写真は、リビングから納戸(収納室)を見たもの。右は、2階リビングの点窓を見上げたもの。
共に床は、無垢の木製フローリングを使用しています。壁天井は、ビニルクロスですが、低ホルムアルデヒドの糊とクロスを使用しています。
共に白を基調したイメージで部屋が明るく見えますが、やはり、天窓は明るさをとるには大成功でした。北側の部屋でも明るくなりました。
納戸の建具は、アルミ製でちょっとおしゃれ?
部屋が広く感じられますね。
仕上げの段階
仕上げが近くなると一番忙しいのは、設備関係の業者さん。
電気屋さんで言えば、照明器具、換気扇、エアコンを完成した部屋から取り付けていきます。コンセントやスイッチのプレートも内装工事の段階では取り付いていないので、合わせて取り付けます。さらに最近は、火災報知機も取り付け。
とにかく、忙しいです。
写真は、玄関前の天井に照明を設置しています。
解体工事・重機
商店街のために隣接している建物が近く(くっついている)ので、足場を高く組み養生シートで解体材が飛び散らないようにします。
都内だと狭いところも多いので、最初は手壊しになることがあります。
屋根などを壊し、前面から重機が入れるような形で壊していきます。
重機は、現場によって大きさも変わりますが、アームがあってシャベルのようなものと爪のようなものとあります。
家を壊す時は、爪のようなもので砕くように壊します。それから、解体材をつかんでトラックに載せます。シャベルのようなものは、最後に基礎を壊す時に使います。
壊した解体材は、ちゃんと分別し処理業者へ届けます。
処理業者はさらにそこで分別して最終処分場へ廃棄します。
中には、再利用されるものがあったりもします。
重機を使うようになったので木造の解体のスピードは速くなりましたが、分別しなければならず、その分の時間はロスしています。
2010年03月13日
アプローチ工事
道路から玄関までのアプローチも一つのその家の顔です。
ただ、都内だと広い敷地が難しく、せいぜい車1台が置ける程度でコンクリートを打って終わり というのが、一般的でしょうか。
ここの現場は、道路から建物までが長く、車2台分以上はありそう。
そこをずっと土のままというのは、やはり草むしりが大変とか、泥で汚れるとか、デメリットが多くなりますね。
そこで、コンクリートを打つのですが、車のタイヤのラインだけずっとコンクリートを打って、中だけ土のままにしています(コストもあって)。そこに芝生を植えてもいいし、砂利を敷いてもいいし、好きなようにしてもらいます。
コンクリートだけでなく、すべて芝生を植える人や、車が入らないから飛び石を並べ、木を植えて土を残す方もいます。
コンクリートも玉石を入れたりしてアクセントをつける方法もあったり、カラーモルタルで色をつけたり、アスファルト(あまりやらないけど)したり、タイルを貼ったり、インターロッキングにしたり、レンガを敷いたり、枕木並べたり・・・
例をあげたらきりがありません。
状況、コスト、機能性、メンテナンス・・・それらを考えましょう。やってから、後が大変ということにならないように。
2010年03月12日
解体初日
解体初日、まずは内部の不要な家具やごみ類があれば、それを搬出します(何もない状態が、基本です)。
それから、足場を組み始めます。
解体に先駆けて必要なのは、電気・水道・ガス・電話を撤去することです。
まず、電気は、解体業者の方は基本的に不要なので撤去します。また、家がないのに電気が来てるというのもいけないので各電力会社に問い合わせて(お施主様、業者、工務店などだれでも連絡可能。業者が一般的でしょう)、メーターと引き込みの配線を撤去してもらいます(勝手にはできません)。
水道は、解体業者にはとても必要なので(道路掃除や粉じんの飛散防止に水を使います)、そのまま残すのですが、仮設の水道を設置してもらい、後の配管はメーターと切り離します。
これも、業者が手配し自ら工事します。
排水はそのままですが、スペースがあれば仮設の便所を設置しそれに利用します。ただ、ほとんどがそのまま撤去することのなり、解体業者は、近くの公共便所を探すことが多いです。
ガスは、工事中全く必要ないのでガス会社に連絡し、道路境界のそばで切断し止めてもらいます。撤去のことがあるので、業者が手配します。
電話は、やはり電話会社の方で撤去します。電気同様お施主様でも解体工事といえば手配できます。
いずれも、解体初日には撤去したいものです。後注意していただくのは、料金をとめていただくことです(水道以外)。
2010年03月08日
基礎断熱材
建物としては、1階の床下になるところ。それも外周部(外部に面した)。
ここに基礎の立ち上がりを利用して断熱材を貼ります。あわせて、そこからおよそ50センチぐらいまで基礎の土間に断熱材を貼っています。
上部の建物には、断熱材を隙間なく入れるのに対し、基礎のは何も施されていません。
いかにコンクリートの塊とはいえ、地熱や空気の熱が入ってきたり、出て行ったりもします。
そこで、基礎にも断熱材を入れているのです。1階の床下から冷気が・・・と、いうようなことがないように。
ただ、床下に外部の空気を取り入れてることもあります。そういう場合は、基礎に断熱しても意味がないので、1階の床に断熱材を入れます。
床下に外部の空気を入れる入れないは、建物全体の工法によって変わりますのでここでは割愛します。共通するのは、1階の床下にも断熱材は必要ということです。
2010年03月06日
水道外部配管
家ができても水道やガス、電気がなければ現代では生活ができません。
どれも道路までは、あるものなのであとは敷地内で配管または配線し、接続します。
水道とガスは、地中にあるものなので、地面を道路まで掘って本管と接続します。
水道も下水も道路から敷地内に引き込むのは水道局や下水道局です(申請は工事業者)。
メーターまできている配管に結んであとはメーターを取り付ければ、水は使えるようになります。下水も最終ますでお互いを接続することで、汚水を流すことができるようになります。
メーターから建物までは、それぞれ状況は違いますが、水回りの多いところの近くまで掘って配管します。そこは、設備の計画によります。
ガス業者もほぼ同じ作業を行います。
電気、ガスは新規に引き込んでも料金は掛かりませんが、水道は掛かります。
また、そのために道路を掘ることになるので、その復旧工事費もかかります。
これらの工事はたいてい、終盤になります。
2010年03月04日
内部造作の塗装
内部の造作材(窓枠や建具枠、幅木など)の多くは、建材メーカーの商品になっています。すでに塗装(化粧シート貼り)してあるため、大工さんが取り付ければそれで完成してしまうからです。色も何種類かあって選ぶことができます。
これは、コスト面や仕上げにむらがないことから、使用することが多くなりましたが、無垢の木を使って、塗装で仕上げるのが従来のやり方です。
塗装する意味は、色を好みに合わせるというのもありますが、木の劣化を防ぐことや、汚れが付きにくくすることが機能的な意味となります。
ここでは、多くの造作材がメーカー品ですが、棚や小さな戸棚などは、大工や建具業者が作っています。それらは手のかかる位置にあるものなので、塗装をしています。
色はあえてつけず、クリア(透明)仕上げにしています。その方が木の目や風合いを生かせるからです。また、塗装してもいずれこれらの造作材は、日焼けしてきます。
そうするといい色合いになるのです。
2010年03月03日
システムキッチン組立
システムキッチンの吊戸棚を設置しているところです。
一般的にキッチンは、流しやコンロのある下のキャビネットと吊戸棚やレンジフードの上のキャビネットの構成になっています。
たまに、上の戸棚はいらないという方もいらっしゃいます。
キッチンは、最近は壁にタイルよりもキッチンパネルを貼ることが多く(1枚のつるつるした板で、火や水に強い。掃除がしやすい)、まずそのパネルを貼ります。
それから水平と垂直の基準墨を出して、それをもとにキャビネットを設置します。
キャビネットは上から取り付けていきます。最後に引出や扉を取付、ガスコンロなどの機器類を設置して完了です。
たいてい1日で出来上がります。
ものすごい量の部品やキャビネットがくるので、収まるのかと思いますが、きれいに収まるのです(あたりまえだけど)。
2010年03月02日
クロス張り
工事の後半は、内装関係が主になります。
一般的には、ビニルクロス仕上げが多いでしょう。ビニルクロスといっても、今は、再生紙や植物性繊維や自然の素材を使った材料が主になっており、糊もホルムアルデヒドの少ないものに変わりました。
また、工事の早さや価格面からもビニルクロス仕上げが多いです。
材料は、ほぼ90センチの幅であとはロールになってきます。内装業者は、壁や天井の寸法を測り、必要な材料を取り寄せます。すると、その分の長さのロールで材料が来ます。その材量を90センチ幅の縦に貼っていきます。
基準の位置を決めて、そこからスタートしていきます。窓など角の部分は丁寧に張り込みカッターで余分な分を切り取ります。
クロスを貼る前は、パテを塗ります。この作業が大事で表面を平滑にしたり、ビスやボードのジョイントがわからないようパテで埋めていきます。この作業をしっかりやるからこそきれいに貼れるのです。
貼り始めると早い工事ですが、見ていても面白く、内装業者が終わるとほぼ完成した状態になります。塗装業者の仕事も含めて、仕事をのぞいてみてください。
給湯器交換
エアコン、給湯器、その他機械類はいつかは故障します。永遠に作動する機械はありません。その時は、交換することになります。
機器は、高いものですからそう簡単に交換してくださいとは言いづらいものです。
修理する方法もありますが、すでに10年近くもしくはそれ以上、お使いになっていたら、交換してください。
・修理する方が安価にすみますが、それでも○万円かかることもあります。
修理する時は、他の部分は直さないで、次に他が壊れる可能性もあります。
・何度も修理しているうちに1年ぐらいで新品が買えるほどの修理費になることもあり ます。
・新しい商品はやはりいろいろと改善されているので、便利にもなっていますし、省エ ネになっています。
以上のことから、よほど設置年数が短くない限りは、交換をお勧めします。
ただ、故障の状況にもよりますので、可能ならば、一度業者に相談してみてください。
2010年03月01日
作業場にて
携帯を変えたので、画像サイズがままならずやっと元に戻りましたが、勝手大きい方が良かったでしょうか?
雨の日大工さんたちは何をしているの?
・・・って、よく聞かれます。
「やすんでます」 と 答えることもありますが、しっかり仕事しています。
工務店の仕事は、新築ばかりではないので内部のリフォームもよく手掛けます。新築でも、外装ができれば雨の日でも仕事をします。
ところが、やはり雨で困ってしまうこともあります。そういう時には、現場でできないことや作業場でできることをやっています。
収納の内部の棚板や引出を作りかえることになって、その板などを加工しています。
現場でも出来ますが、その場をあまり汚したくないときもありますし、作業スペースがない時もあります。
そういう時に作業場で制作します。
また、ご近所からたまに腰掛けや棚板などを頼まれるので、それらを製作したりするときもあります。
庭のタイル貼り
ちょっとさぼっていたので、たまった写真をいっきょに載せています。
もともとタイルのバルコニーと植木のある土からなる大きなお庭でした。
植木の手入れや土の部分の手入れが大変なのと掃除がしやすくということから、植木を撤去し、古いタイルもはがして、やり直しています。
ある程度の土を漉き取り、コンクリートを全面に打ちました。水勾配といって、雨が流れるように若干勾配をつけています(ちゃんとその先に排水もあるので)。
それから、モルタルで下地調整(不陸を直す)。
それから、タイルを貼ります。タイルも5センチから30センチまで幅があって、その大きさに合わせて割り付けをします。
あとは、基準位置を決めて貼りだします。庭が大きいのでここでは、30センチ角のタイルを使用しています。やはり、見た目は大きい方がいいですね。
ただ、状況によっては、小さいタイルの方がよく見えることもありますから、そこはご相談してください。
構造用金物
今や、木造建物欠かせないのが、これらの金物です。
写真の金物は、基礎と柱を結びつけるホールダウンという金物。これで、建物が基礎から外れることがないようにします。
土台に埋め込まれている丸い金物は、土台と基礎を固定させる金物。
柱の横にある斜めの部材が筋交いで、それを柱に止めている金物。
他にも柱と土台、柱と梁や桁、屋根の垂木を留める金物とたくさんの種類の金物があり、それらを使用します。
土台を除けば、各木材は、お互いを固定するように加工されており、釘ビスを使って止まっています。しかし、それだけでは、大きな地震には耐えられないので、このように金物を使うのです。
また、この金物も適当に使っているのではなく、適材適所に計算されているのです。
木造は地震に弱いと、早合点をしないでください。見えないところでこのような工夫がされているのです。
外壁下地構造壁
建物の強度をより強くする方法として、壁屋根の下地に合板類を貼ることが主流になってきました。
2×4工法もその一つで、大きな柱や梁は使用していませんが、建物を面で持たせるという考えです。ですから、ちゃんと基礎とつながっていないと家がそのまま転がっていくこともあります(アメリカはこの工法です。よく、屋根だけ飛んで下がそのまま残っているのを見ませんか?)。
近年、日本の木造住宅にもこの方法を取り入れています。柱や梁、筋交いだけでなく合板を貼ることで強度を上げるのです。
また、これらを貼ることで、外装の工事の下地にもなり、作業しやすくなりました。
今、透湿シートという防水シートを貼るので、この合板が貼ってあると作業しやすいです。
この白い板も構造用の材料ですが、合板ではありません。耐火性能もある優れた材料です。内装用もあります。
ただ、どんな材料でも正確な施工をしないと意味がありません。
止めるための釘のピッチ、釘の大きさ。そして、この板が柱、梁、土台に必ず取り付いているか。
中途半端に止めてしまうと構造上の強度に全く反映されません。
これも見えない作業ですが、とても大事なところです。
外階段
画像サイズを間違えて どでかい写真を載せてしまいました。
2階に上がるための外階段です。ここでは、上下2世帯の方が入り、各々の玄関を分けたいということで外階段を設置することになりました。
外部となると木造というわけにもいかず、鉄骨で制作しています。
当然、鉄骨の方が頑丈であるということと火災に強いもあります。
このあと、床面をタイルで仕上げたりします。
色が、グレーになっていますが、まださび止めの塗装の段階なので、仕上がってはいません。このあと、塗装業者がお施主様の指定された色に塗ります。
2010年02月26日
優秀賞いただきました
 
当社は、INAXという衛生機器及びタイルなどの建材メーカーのるリフォームネットワークという会に入っています。
各メーカーは、よくキャンペーンをやっています。期間中にある商品を買うと特典があるとかe.t.c・・・。
2009年度は、わりとINAXの商品をよく使用したので、売上のポイントが付いて関東圏内で当社が優秀賞の対象となりました。
別に何か旅行が当たるとかいうわけではありませんが(本当はほしいなINAXさん?)、写真のようなイベントに参加させていただき、表彰状などもらえます。
ただ、これを自慢しているわけではなく、こういったことに推奨されて表彰されるのもひとえにお客さまからのご要望があった上でのお話ですし、ショールームに足を運んでいただき商品を見て勉強して購入していただいた皆様のおかげと思っています。
当社と皆様の信頼関係があったからこそINAXの商品をより多く入れられたのだろうと思います。
この優秀賞は、お客様のおかげとして今後の励みにしたいと思っています。
また、INAXだけでなく他にもTOTOやサンウェーブ、タカラといったメーカーもよく扱っていますので、お気軽にご相談ください。
2010年02月19日
お掃除ロボット
買いました。面白いです。
けっこういけます。
屋根骨組
上棟したら、まず屋根から作っていきます。
当たり前ではありますが、上から順番に作っていくのです。屋根ができてくれば、多少の雨なら工事が進められることもあります。
屋根垂木という屋根を受ける骨組みを組んでいます。屋根材を受ける距離によってその材の大きさが変わります。
この垂木に構造用合板を打ちつけ、屋根材を仕上げていきます。
2010年02月18日
下駄箱
玄関に必要なもの、 それは、 下駄箱。
なくてもすむものかもしれませんが、靴を履いて歩く以上は、必要でしょう。家族が多ければ多いほど特に必要なものです。
正直何度も作っていますが、これで十分ということはありませんでした。
女性の場合、もっといるのでは?
靴を箱に入れてしまう方、ブーツのように長いものを多く持っている方、とにかくたくさん持っている方。
下駄箱は、あればいいではなくよく考えて、そして不要なものは処分しましょう。
今は、メーカーの製品で棚も増やせたり、よくできていますが、どうしてもサイズが合わない場合は、家具業者か大工さんが作ります。割高にはなりますが、思う通りにできます。
それでも収納が不足がちになるので、納めるときはよく考えて。
2010年02月16日
内装下地
内装の仕上げの下地として、石膏ボードを貼ります。
壁は、通常厚み12.5ミリ。サイズは、畳ほど。または、天井まで届く長いサイズもあります。当然、継ぎ目が少ない方が内装の仕上げには影響が少ないです。
天井には、厚みが9.5ミリ。作業性として薄くしないと天井の場合は大変です。
石膏ボードは、耐火の役目ももっています。
また、本来強度はほとんどないのですが、強化ボードといって構造強化のために使用するボードもあります。また、水回り用の耐水ボードもあります(いずれも普通より高い)。
厚みも15ミリというものもあります。
今、仕上げとして多くの場合、ビニルクロス貼り。ここ最近では、珪藻土といった左官材料で塗って仕上げることも多くなりました。
さらに、塗装で仕上げることも。
いずれにしても下地としては、この石膏ボードで十分まかなえます。
板材で仕上げる時も下地にはこの石膏ボードを使っています。
多くの仕上げ材の下地になれるこの石膏ボードはすぐれものです。
足場
建物の周りに足場を組みます。最近は、上棟する前から足場を組むことが多くなりました。その方が上棟時に作業がしやすく安全だからです。
ただ、すべて組んでしまうとレッカー車を使ったときにクレーン作業の邪魔になるので、レッカー車が据え付けられる場所から邪魔にならない範囲は、後で足場を組みます。
足場を組んだら、養生のネットやシートを張ります。
作業中のごみなどを近隣に散らさないため、落ちたものが近隣や道路に行かないようにするためなど近隣対策が一番ですが、作業する人間が足場より外に落ちるのを防ぐことも兼ねています。
これは、外部を工事する場合、ほとんど行われる作業です。
ただ、台風など風が吹くと危険なので、その場合、このシートをたたんでおきます。
展示会in幕張
 
電気設備関係の展示会です。
配線材や設備機器、かなり大きなイベントです。
2010年02月14日
車変えました
取り急ぎご報告まで。
2010年02月13日
上棟
    
材木も搬入し、足場も出来上がる。
やっと、上棟です。上棟とは、字のごとく建物の屋根で一番高い部分を支える水平材である棟を上にあげて取り付けること。
つまり、その日に建物の形がわかるような構造体として出来上がるときです。
現在は、レッカー車というクレーンの備えた機械を使って立ちあげることが多く、その日の工事も速くなってきました。重い材木も簡単に上がってしまうからです。
奥の方から手前に向かって立ちあげていきます。まずは、柱を建ててそれかる上に乗る材木をレッカー車で持ちあげて取り付けていきます。
1階から2階へと建ち上がっていき。最後に屋根となる小屋組みを作って、棟を上げます。
そこまでいくと、棟飾りを南に向けて棟となる部分に設置します。
これは、上棟の日だけで、屋根工事のころには、屋根裏かスペースのあるところに入れてしまいます。この飾りも含めて、上棟の儀式は、地域によって変わりますが、おそらく多くは、簡易的になっていると思われます。
でもそうはいっても、やはり一大イベントという感じはします。
施工業者である我々は慣れていますが、おそらくお施主様には感慨深い工事日ではないでしょうか。
2010年02月09日
土台敷き
 
基礎が完了すると次に土台を据え付けます。
材料を搬入し、必要な場所に振り分けます。そして、最初に土台を据えて上棟に備えます。
土台にアンカーボルトのあたる部分を写し、ドリルで穴を開けます。
そして、敷き込んで、アンカーボルトに座金を入れて締め付けて土台を定着させます。
その際、土台のレベル(水平)も見て、その後の工事で建物が傾いて建たないよう注意します。
2010年02月03日
基礎完了
 
コンクリートをすべて打ち終わり、養生期間を経て型枠を取り外しました(左)。
コンクリートはすぐに固まっていきますが、その上に重量のあるものを載せるので、ある一定期間の養生が必要です。その間にコンクリートの強度はどんどん上がっていきます。
コンクリート打ったのに職人さん来ないな? なんて言わないようにお願いします。
型枠を外したら、やり方という建物周囲に事前に設置した建物の寸法の基準線を 基礎の天端に写し込みます(右)。
この基準線をもとに土台を載せていくのです。
2010年02月02日
床張り
フローリングという床材です。
今やほぼこの床材でしょうから、説明は不要かと思います。
写真は、ちょうど台所の床を貼っているところで、キッチンの配管が床から出ています。
貼るときは、基準の壁を決めて、一方向から貼りだします。ですから部屋が境界なく全部つながっているとその割り付けも考えなければなりません。
フローリングは、合板と無垢板の2種類あります。合板の場合、グレードがよいものになるとワックス不要というのがありますが、多くは、メンテナンスとして清掃及びワックスがけをしていただくといつまでも色つやが保たれますし、多少の擦り傷も隠せます。
ワックス不要のフローリングだとメンテナンスが楽ですが、やはり清掃は心がけてください。
無垢板の場合、メンテナンスが必要ですが、やはり無垢の良さというものがありますので、そこを考慮して、清掃には心がけてください。日がたってもよさは変わりませんから。
雪
東京は、2年ぶりの積雪らしいです。
やはり雪がないと らしくない とは思いますが、これ以上積もるのは勘弁です。
2010年01月29日
ユニットバスの設置
写真が大きくなってしまいました。
家を建てて、工事が進んでくると外部がまずは出来上がってくるのですが、内部は浴室が最初にできます。
ただそれは、ユニットバスの場合です。
ユニットバスは、通常、床、壁のパネル、天井、浴槽、ドア、その他備品と別れてきます。
それを現場で床から順番に組み立てていきます。
ですから、廻りの壁などができてしまうと組みたてられなくなるので、先に作るのです。
水道などの配管は、設置後すぐに接続します。
極端にいえば、最初に完成する部屋で使用が可能な部屋です(笑)。
リフォームの場合でも、入り口側の壁を壊さないとできないのですが、商品によっては、廻りを壊さずにできるものもあります。
サイズ、デザインはもちろん機能や清掃性など格段に良くなっている商品です。
まずは、ショールームでご確認を!
(写真は、TOTO製品)
2010年01月28日
消費税
 
納税貯蓄組合というのがあって、当工務店も商店街に属するため、その組合に入っている形になっています。
この日は、奥沢地区一帯を対象にした消費税完納推進のためのイベントに参加しました。
商店街の店舗に対する啓蒙活動(ちゃんと消費税を納めましょうという意味)となるイベントです。
小規模な店舗だと消費税がなかなか納められないという状況があるようです。
そんな固いイベントで、肩にたすきを掛け、商店街を練り歩きました。
正直言うと
ものすごく 恥ずかしかったです。
これも地域貢献になるのかわかりませんが、始めて自分の写真をブログに出したと思ったら、建築とは全く関係ないことでした(笑)。
みなさん、税金に対する意識をもっと高めて、ちゃんと納税しましょうね(一応まじめに)。
2010年01月27日
基礎工事・立ち上がり
 
土間のコンクリートを打ち終わり、立ち上がりの基礎のために型枠を建て、そこにコンクリートを打ち込みます。
ここでは、ミキサー車からコンクリートを受け、ポンプ車を使って、ホースを流し込みたい所へ持っていき、ポンプの動力でコンクリートを流し込みます。
バイブレーターという振動の機械を使って、コンクリートがまんべんなくいきわたるようにします。
下の写真は、当日持ってきたコンクリートの試験をしているところです。
簡単に言うと、コンクリートの硬さ(手前に山盛りになっているもの)、成分、温度(左の緑色の容器)、などが規定の数値になるかを見ています。
ただ、固さについてはその場でわからず、持ち帰って試験をします(右に6個見えるのが試験体)。
まず、規格外のコンクリートは、故意でなければありえませんが、やはりこういう試験を行いデータとして持っていれば、お客様も安心ですし、こちらも安心です。
2010年01月22日
外壁工事・サイディング
 
外壁の仕上げの一つにサイディングというのがあります。セメント系の材料で押し型を使っていろいろなデザインがあります。
タイル調、石目調、木目調、コンクリート調などなど。
たいてい、幅が45センチで長さが3メートルあります。
長さが決まっているので、途中で出てくるジョイントには、その下にジョイナーという下地材を入れて(下の写真で縦に青く細く見える材)、それからコーキングを入れます。
サイディングも多少伸び縮みするので、ゴムのようなコーキングがよいわけです。
外の空いているスペースで、搬入されたサイディングを加工し、下から順番に貼ります。
角は、同質のコーナー材があり、まずはそこから貼り、本体を下から貼るのです。
貼る方法は、釘打ちと金物を先に取り付け、それに引っ掛ける方法とあります。
ほぼ劣化しないのといろいろなデザインがあること、乾燥材なので養生する必要がなく工期も速いことからよく使われます。
ただ、いろんな素材が出てきて一時ほど使われませんが、違うデザインや色を組み合わせておもしろく見せる方法もあります。
メンテナンスは少ないのですが、ジョイントのコーキングだけは劣化するのでそのメンテナンスは考えておいてください。
アンカーボルト金物
金色の長い棒が鉄筋に取り付けてあります。
これらがアンカーボルトといっておりますが、途中曲がっている部分があります。
今までや現在でも通常まっすぐなものを使用していますが、その場合、鉄筋が基礎の幅のほぼ中央に組んであるため、どうしてもアンカーボルトがその脇に取り付けることから、中央からずれます。
そうすると、上に乗る土台の中央からも外れ、土台の穴が端に寄ってしまいます。また、コンクリートのかぶり厚も少なくなります。それを解消するためこういう形状にしています。
まだ、まっすぐなアンカーボルトを使用することが多いのですが、今後はこういったものが増えてくるでしょう。
このアンカーボルトは、このまま鉄筋とともにコンクリートに埋め込まれます。それで完全に固定されるわけです。
次に土台を載せます。先ほど述べたとおり、アンカーボルトがくる部分は、穴をあけます。そして先端に締め付けるボルトが付き、土台と基礎をがっちり止めるのです。
右に見える長いアンカーボルトは、土台より上に伸びて柱とつながるようになっています。
これで、建物が基礎から動かなくなります。
2010年01月20日
天井のボード
内装の仕上げ材の前には、たいてい石膏ボードを貼ることが多いでしょう。
壁や天井に石膏ボードが貼られると部屋の広さがわかってきます。
天井の石膏ボードは、厚みが9.5ミリ。壁が12.5ミリ。
天井は、荷重がかかるので厚みが薄いのですが(施工も大変なので)、防火上の問題や構造上の問題、つまり3階建などはその厚みも変わります。
天井でも12.5ミリになったり、壁が15ミリになったりします。
石膏ボードも種類があって、強化ボード、耐水ボードがあります。
基本的に内装の下地材ではありますが、湿気、防火の性能が本来のものです。構造上それほど強くはないのですが、木造3階建てになってくると強化ボードで壁の強度を上げるようにします。
また、石膏ボードは水浸しにしてしまうと断熱材と同じでだめになってしまいます。
湿気が強いところでは、耐水ボードにすることもあります。
仕上げると見えなくなるのですが、必ず必要な下地材ですね。
2010年01月19日
門戸工事
新築ではありませんが、古い門を取り替えました。
今は、アルミ製の物が多いのですが、古いと木製や鉄製が多くありました。
当然、メンテナンスも必要ですが、やはり経年変化で悪くなってしまいます。
そこで、交換ということになるのですが、状況に応じて製作しているので、どうしても今のアルミ製のメーカー商品のような規格の寸法が合わないことが多いのです。
鉄製だとこの写真のような大きさですと、重く、またさび等で悪くなります。
そこで、鉄部分をフレームだけにして少なくし(当然さび止めとペンキを塗っています)、戸車も重量に耐えられるものにしました。
また、パネルになる部分をFRP製のグレーチングを使用しました。これだと腐食することはありません。また、約3センチぐらいの格子状になっているので風や光を通します。なおかつ、この大きさの格子だとよほど近くに寄らないと目隠しの効果もあります。
少し前には、なかった方法ですが、最近多くなってきているようです。
鉄製で規格外としてもあきらめず、ご相談ください。
基礎工事・コンクリート打ち
鉄筋が組み終わったら、コンクリートを打ちます。まずは、土間(床)部分です。
ミキサー車を使って、材料問屋からコンクリートを運びます。タンクがぐるぐる回っているトラックを見かけると思いますが、それがミキサー車で、コンクリートが中で固まるのを防ぐために回しています。回っていないときは、もうコンクリートを下して帰るときと思ってください。
ミキサー車から、ポンプ車にコクリートを移します。狭かったり小さな物件ならば、一輪車で人が受けて人力でコンクリートを基礎の流しますが、スピード、手間、疲労度などを考えるとポンプ車を使うのが一般的です。
コンクリートを受けたら、ポンプの力で押し出し、ホースからコンクリートを流し出します。
コンクリートを入れたら、バイブレーターを使って鉄筋を振動出せます。そうすることによって、コンクリートがまんべんなく入ります。
そうしながら、徐々に移動しつつコンクリートを流し込み、そのあとから、鏝で平坦にならしていきます。
2010年01月17日
地区祭りにて
 
世田谷区主催で地域の子供たちに ふれあいや 遊びとして 毎年冬に1回イベントがあります。
小学校や中学校の校庭を使って、商店街やPTA、野球チームなどのボランティア団体らが食べ物や余興を出しています。
今年は、商店街の方でミニSLのお手伝いと 工務店や材木屋さんなどから作る勉強会より木工教室を開催しました。
どちらも大盛況でした。寒い中準備など大変ですが、地域の人たちとふれあい 楽しい1日でした。これで、子供たちが木の良さを知り、物を作る喜びがわかってもらえたらなと思います。
2010年01月15日
基礎工事・鉄筋の組立
縦横無尽に入る鉄筋。複雑な鉄筋の組み立ては大変な作業です。
鉄筋は、丸棒ですが、異形鉄筋といってでこぼこした断面をしています。
太さも何種類もあり、構造計算などから必要な太さを使用します。
この鉄筋が組み上がるとコンクリートを打ち込みます。
基礎は、見た目コンクリートの塊のように見えますが、中にはこのような鉄筋が組まれているのです(建物の規模や形状、構造計算によっては、数量や組み方が違います)。
コンクリートは、圧縮(上から押しつぶす力)に強く、上に乗る木造の躯体をしっかり受けています。一方、鉄筋は、ひっぱりや曲げに強くコンクリートの強度を補助しています。
基礎にかかる圧縮以外の力を場所に応じて鉄筋の太さを変えます。
2010年01月13日
断熱材入れ
壁に断熱材を入れたところです。
今や入れない住宅はないと思いますが(法的にあり得ませんが)、その入れ方はわからない方も多いようです。
ただ、柱や間柱の間に詰め込めばいいわけではありません。
断熱材の裏側に空間ができるようにします。また、断熱材もそうなるような工夫がされており、耳がついていてそれを柱などに止めると、裏側に空間ができます。
空間がないと内部結露を起こしてしまい、結露でぬれた断熱材は性能を発揮せず、その水滴が材木を痛めます。
どうしても断熱材の厚みある場合、スペーサーのようなものを入れてなるべく空間を作ります。
また、シックハウスに対応できるようにメーカーも制作しているので安心して使えます。
断熱材も厚み、密度がいくつか種類があり、現場の状況やコスト面から選択します。
あと写真には、窓が写っています。
その窓周りには、気密材を吹き付けて微妙な隙間を埋めています。これも断熱とともに結露対策です。
2010年01月12日
壁の通気
外壁に透湿シートを張ったら、次に外壁材を仕上げるのですが、通気層を確保するために桟を打ちます。この桟が外壁材を留めるための下地にもなります。
だいたい45センチピッチで厚みは2.5センチから3センチ。許されれば、厚い方がよいのです。
基礎の上から(写真で言えば、ちょうど桟が終わっているところあたり)、空気を自然に取り入れ、壁を通って、屋根の頂部から抜くというものです。
状況によっては、屋根ではなく壁の頂部、軒下で抜くこともあります。
これが、何の利点があるかというと 通気層というのは、当然外部ですが、温度が上がると空気が上昇するという性質を利用したものです。だから、空気層ではなく通気層なのです。
この流れる空気の層があると外部の温度、湿気の侵入を防ぐのです。
アルミサッシのペアガラスの空気層と同じで、断熱効果をもたらします。よって、エアコンの機能にも影響するのでエコな工法なのです。
目に見えないわかりにくいところですが、そこにこそ必要なものは隠れているのです。
透湿シート張り
壁の合板が張り終わり、アルミサッシを取り付けたら透湿シートを張ります。
屋根でも紹介していますが、湿気の侵入と雨水の侵入を防ぐすぐれたシートです。
ちょっと紙のような感じもしますが、実際は、非常に丈夫です。
これを壁にすべて隙間なく張ります。ジョイントが当然出てきますが、そこは、専用のテープで目張りします。
土台の部分は、土台の下から立ち上がっています。また、アルミサッシの周りも完全に防いだ上にテープで留めます。
よって、すっかり包んだ状態になっています。隙間があれば、そこから湿気が入ってしまいます。また、万一外装の仕上げ材から雨水が浸入してもこのシートが保護してくれます。
また、侵入した雨水は、この後施工する通気層を通って、外部に出てしまいます。
2010年01月08日
基礎工事・型枠
コンクリートは、固まるまでは柔らかいもので、形が作れません。
そこで、型枠が必要になります。
まずは、外周部に型枠を入れます。施工の流れでは、基礎の中では土間のコンクリートを先に打ちます。それが、流れないように建てるためですが、これが基礎の立ち上がりの型枠でもあります。
これから鉄筋を組み、コンクリートを打ちます。
2010年01月07日
基礎工事・基礎下
 
基礎下というと地面? ということになりますが、 地面の話はこれ以前にお話ししているので、ここでは、基礎のコンクリートを打つ下の部分です。
きれいに整地して、突き固めた後にビニルを敷きます。ビニルといっても建築専用のものですが、これは主に湿気対策です。以下に基礎があってもコンクリートを通して湿気は上がってきます。そうすると床下に湿気がこもります。
今は、気密性の高い建物になっていますから、湿気が入ると内部結露などの要因になりかねないのでその対策です。
基礎に換気口を設けたり、換気扇を設置したりする方法も対策としてありますが、それでもこのビニルは敷いた方がより効果的です。
それからコンクリートを打ちますが、これは本来の基礎ではなく、厚みも5センチ前後の薄いコンクリートです。
ひとつは、基礎には鉄筋が入りますが、その鉄筋が外部からなるべく離れている方がよいのです。
鉄筋が偏って入ってしまい、空気に触れれば錆びてしまいます。そうなると基礎はどうしようもありません。そこで、基礎の厚みというのが決まってくるのですが、土間の場合、湿気が多い面に設置することになるので、より地面と離すためにコンクリートを打ちます。
もうひとつは、工事の流れとして、次に鉄筋を入れる作業や、型枠を立てる作業となります。
その目印となる墨を打つのですが、コンクリートが打ってあることによって、正確に位置出しできるのです。
見た目では分かりづらい作業をしていると思いますが、大事な作業なのです。
2010年01月02日
あけましておめでとうございます
東京は 元旦から 天気に恵まれ 素晴らしい年明けと なりました。
(寒いけど)
この1年が皆さんにとってよい年になりますよう。
2009年12月25日
プラ束
プラ束というのは、商品名でどこでも通用する名前ではありませんが、床を支える束が木製でなくプラスチック製であるということです。
プラスチックといっても当然そんなに簡単の壊れるような商品ではありませんので、なんら使用に問題ありません。
施工上のいいところは、軽いし、セッティングすると高さを調整できる点です。
その他で今までの木製より何がよいかというと、腐食することがなく万一シロアリの被害もないことです。また、木だと乾燥したり湿気で動くため、床なりの原因になりやすいですが、このプラ束だと床なりが少なくなりました。
使う場所は、床でも1階のみです。下がちゃんとした地盤なり土間があるということです。
写真に見える束の上に載せている太い角材は、大引といって、9cm角のものです。
この大引に根太という床板を受ける水平材がかかります。
その根太の上に床用の構造用合板を貼り、フローリングなど仕上げの床材を貼ります。
小さくて軽いけれどもこれらの重量を支える大きなやつです。
屋根断熱
家の中で外部の熱の影響を受けやすいのは、窓周りと屋根でしょう。
屋根は、直接太陽の熱を受ける場所ですから、冬は良いとしても夏には困るものです。
小屋裏など断熱材なしにするとその熱さと言ったらサウナ以上です。2階にも影響します。
そこで、しっかり断熱するのですが、最近行われつつある方法が、セルロースファイバーという材料と工法です。
新聞などの再生紙などを利用した環境にも配慮された材料です。当然使用された家にもシックハウスなどの心配はありません。
屋根を支える垂木材に専用のシートを貼り、密閉します。
それから、一部穴をあけて掃除機のようなものを差し込み、一気に断熱材を吹き込みます。
隙間なく充てんされるのと適度な密度で空気層もある断熱層となり、屋根外部からの熱を遮断します。工事も速くて1から2日で終わります。
2009年12月22日
車庫土間完成
一般的な仕上げ方として、駐車場、車庫の床は、コンクリートで仕上げることが多いです。
何台も止める駐車場で、将来違う形にする可能性があれば、アスファルトの方がよいのですが、一般的にはこちらの方が多いでしょう。
他には、芝生を植えたり、車のタイヤが通るところだけを敷き石を並べたり、というのもあります。
砂利だとタイヤではねて石が飛び散るのであまりお勧めしません。
土のままでもよいのですが、泥のようになって道路を汚すので、近隣を考えると難しいでしょう。
コンクリートもこれだけの量だと生コン車を呼んで、一気に打ちます。
打ち込んだら左官業者に金鏝でならしていきます。
あまりなですぎると水が浮いてくるばかりでうまくいかず、夏だと早く乾いて均せなくなるし、休みなしでやらないとできません。寒すぎると凍ってしまってコンクリートが割れることも。
生モノなので非常に仕事は大変です。
2009年12月19日
筋交い
よく見かけるとは思います。
壁となるところに斜めやクロスして板が打ってあります(写真の手前に斜めに見える板は別です)。
これで建物の強度を保っているのは、もう常識的にお分かりと思います。
立体的な面として壁を考えて水平方向のゆがみをこの筋交いで防ぎます。
突っ張り棒と思えば、わかりやすいでしょうか。
ここでは、計算上斜めに1本にしていますが、不足する場合は、たすき掛けにクロスして入れます。
この筋交いの上下は、構造用の金物でしっかりと止めるので、外れることはありません。
この筋交いは、家の内部の壁にする場合もあります。
ですから、壁を壊してくださいという要望に答えられない場合もあります。
適当に入れているのではありません。ちゃんと必要なところに入れてあるので、むやみに撤去はできないのです。
車庫土間
車庫の土間にコンクリートを打つ工事です。
建物の構造とは関係はありませんが、車が入るので、ただコンクリートを打つわけにはいきません。コンクリートが割れたり、下がったりすることがあります。
まず、土を突き固めて、砕石を敷きまた転圧。これで下を固めます。
それから、鉄筋やワイヤーメッシュを敷き込んでコンクリートの割れを防ぎます。
鉄筋などが土につかないようスペーサーとなる石を置いてから、敷き込みます。
それからコンクリート打ちです。
2009年12月17日
基礎下地
 
基礎の下は、土。 ではなく、土の上に石を敷き詰めます。
土とコンクリートの食い付きを良くするというか、よりコンクリートにかかる荷重をその下の地盤面に伝え支えるというものです。
ただ並べるだけでなく、機械を使って転圧(たたきながら石を沈めていきます)をしてしっかり地盤面を固めます。
この作業をよくやらないと、基礎が下がってしまうこともあります。
2009年12月16日
地盤掘り下げ
いわゆる根切りという工事です。
基礎の形状に合わせて、設定した地盤面より下の部分を掘ります。
機械を使って掘りますから、かなり早く掘れますが、昔は人力だと考えると大変だったろうと思います。
ときどきやり方に糸を張って、高さを計測し、掘りすぎていないかどうか調べながら、進めていきます。
そうすると、いやでも土がいっぱい出てきます。廻りに埋めることができれば別ですが、とてもそんな余裕のある敷地はめったにありません。
それをトラックに積んで、搬出し専門の受け入れ業者に持っていきます。
敷地の奥から要領よく出口の方に向かって掘っていきます。
大まかな工事に見えますが、その都度計測したり確認していく、細かい点も多いのです。
2009年12月15日
屋根下地
上棟しますと続けて木工事が始まるわけですが、まずは屋根から作っていきます。
要は、上から順番に作っていくわけですが、屋根がある程度できると少々の雨でもしのぐことができるため、屋根下の工事ができるので、雨が降るたびにお休みすることはなくなります。
屋根の骨組みができて、屋根の剛性を高める合板を貼ると防水シートを貼ります。
防水シートといっても透湿シートといって、外部の水の侵入を防ぐと同時に内部の湿気を外部に出すという特性を持っています。
屋根通気をとるため、屋根下地上に外部の空気が通ることから、このシートを貼ることによって、通気層の湿気を入れずに、内部の湿気を通気層に出すのです。
非常に家のために良い環境ができるわけです(この方法を外壁にも行います)。
また、万一雨が浸入してもこのシートで内部に入ることを防げます。
2009年12月09日
上棟
 
ものすごくいい天気で、豊島工務店にしては上出来の天候です。
と、いうのはなにか雨男か雨工務店か あまり ぱっとしないのが 今までで。
ここ数年は、非常に成績が良いです。
間違いもなく進めば より気持ちがいいものです。
レッカー車というクレーンを持った重機で材木を上げていくので、スピードも速く ほぼ午前中には建ち上がります。
1階の柱を建てて、その上に載せる胴差しを架けて、また2階の柱を建てて、その上に梁・桁を架けます。
それができると屋根の垂木を受ける母屋を建てます。
規模が大きいと2日かかることもありますが、ほぼ1日で出来上がります。
2009年12月07日
やり方出し
新築工事が始まるときに、必ずといっていいほど紹介している工事です。
すべては、ここが基本です。
建物を図面通りに建てるため、紙の二次元から3Dの世界にするための基本作業です。
敷地内における建物の正確な位置をプロットし、図面通りの大きさ形を敷地に写し出す。
この基準をもとに基礎工事をして、上部の躯体の木造を加工します。
敷地の形状が複雑だったり、建物の形状が複雑でもその作業はより必要で、難しいです。
2009年12月05日
土台敷き
 
基礎工事が完了し、次に行うのが土台を敷き込むことです。
単純に言えば、事前に基礎の合わせた寸法に加工した土台を載せるだけですが、アンカーボルトがあるためにそのまま載せることはできません。
まず、所定の位置に土台を置き、アンカーボルトの位置を土台に写し込みます。
それから、ドリルを使って穴を開けます。
それから土台を並べます。ひと通り並べたらアンカーボルトに座金、ナットを取付ます。
それから、レベルを見て土台が水平になるように調整しながら、ナットを締め付け土台を固定します。
あとは、建てるだけです。
2009年12月04日
基礎完成と墨付
 
基礎の型枠を取り外しました。コンクリートを打ってから、しばらく養生し、それからはずします。はずしてもすぐには家は立ち上がりません。
まずは、土台を敷き並べます。ここでは、まだ枠を外したばかりなので、墨付を行いました。
やり方という基礎工事前に作った建物の基準をだしたものから、建物の芯を基礎上に出します。
アンカーボルトが中心にあるため、邪魔なので3センチほどずらして墨を打ちます。
基礎はまっすぐに作っているとは言いながらも、微妙に曲がったり、幅が違ったりすることもあるので、基準の墨を打つのです。
これが決まったら、土台を載せます。
2009年12月01日
基礎立ち上がりとアンカーボルト
型枠が立ち上がると、コンクリートを打ち込みます。
設計の高さになるようにして、枠の中にコンクリートが隙間なく入るよう注意しながら(廻りをたたいたり、バイブレーターで振動を当てながら)、コンクリートを流し込んでいきます。
打ち終わったら表面を鏝で平坦でならしますが、その後、レベラーというノロ状の液体のモルタルを流します。これで上端を平滑にし、高低差がなくなるようにします。
打ち終わったコンクリートから頭を出しているのは、アンカーボルトです。
基礎の上に次は、土台を載せるのですが、その土台と基礎が離れないようにするためのもので、頭にボルトが取り付けられるようになっていて、土台を締め付けて固定します。
そのアンカーンボルトも斜めになっていたり、土台の端にあったのでは、強度が出ないのでなるべく垂直に中心にくるようにします。
以前は、コンクリートが固まる前に手でさしこんでいたのですが、今は、コンクリートを打ち前に鉄筋に固定します。
2009年11月30日
型枠立て
基礎の土間のコンクリートを打ち込んで固まってくると、立ち上がりの基礎の準備をします。
立ち上がりの基礎のためには、当然ですが枠がないとできません。
設計に沿った幅に型枠を並べていきます。幅を一定に保つスペーサーを使って、固定していきます。
コンクリートを打ち込む時の圧力は、ポンプを使うので非常に強いことから、補強していかないと、枠が外れたり、ずれたりしてしまいます。
あとは、枠の中にごみなどないか点検したら、コンクリートを打ち込んでいきます。
庭工事
庭に関して言えば、誰がやってもできるものではなく、専門の植木屋さん、造園工事屋さんにお願いしています。
ここでは、茶室を持ちそこで教えていらっしゃることから、自然と和風なものになります。
灯篭や一部の食物は、家を解体する方から譲っていただいた物もあります。
石の並べ方や、植物の配置など形式があったり、感性によるものがあったりで難しいところがあるので、植木屋さんにお任せして、お客さんとよく打ち合わせをしてもらい、施工しました。
ガーデニングとよく言われる英国風なものから、芝生だけとかその趣向は、お客様の考えを重視していますが、植物の生態を考えていくのはやはりプロの意見を聞いた方がよいと思います。
以前も述べましたが、落ち葉が多すぎて掃除が大変だったり、雨どいを詰まらせたり、葉が多すぎて暗くなったり、ツタを這わせたりすると家にはよくないこともあります。
そのところを注意していただき、常に植木屋さんに手入れをお願いしてください。
2009年11月29日
外壁のいろいろ
外部が完成し、足場も撤去され、建物の外観が見えてきました。
この建物は、立地の都合上、南側の線路越しからしか全景は見えません。
下が、紺色に塗装したサイディングで上がいまや主流になりつつあるガルバニウム鋼板。
材料が混在しているのは、設計事務所の方が3階建てですべてサイディングにすると思くなってしまうとの判断から上と屋根は、鋼板になっています。また、電車の音や風圧から守るために下をサイディングにした設計になっています。
ただ、サイディングが無塗装品のため、そのままだと雨水が浸透する恐れもあったので、塗装しました。その代わり好きな色が塗装できるわけです。
外壁の種類は、他に多いのが右隣の白い壁の建物です(当社とは関係のない方です)。
これは、モルタルを塗って、その上から吹き付けまたは塗装しています。
これも、好きな色に塗装できるメリットはあります。
あと、モルタルのように塗る材料で仕上げることも多く、その時は、色のほかに塗り方のパターンで特徴を出せます。
選び方や組み合わせ、色などでいくらでも建物のイメージは作れますし、変わります。
2009年11月26日
基礎コンクリート打ち
  
鉄筋が組み終わり、検査も受け問題がなく合格したので、コンクリートを打ちます。
まずは、土間(ベース、底盤)から打ち込んでいきます。
ほとんど今は、ポンプ車を使ってコンクリートを流し込んでいくので、作業が早いです。ポンプ車も入らないような場所などは、以前のようにネコとよくいう一輪車に載せて運びます。
ポンプ車の後ろにコンクリートを受け入れるところがあって、生コン車(ミキサー車)からコンクリートを直接入れます。ポンプ車に機械があり、その圧力でコンクリートを現場まで送り込みます。
作業員が、ポンプのホースを持って、基礎業者の指示する位置にコンクリートを流し込みます。
基礎業者は、コンクリートを均しながら、均等にいきわたるようにバイブレーターをかけたりします。
一方、最初に持ってきたコンクリートを一部採取し、第3者の試験機関にコンクリートの検査をしてもらいます。
今や、規格外のコンクリート持ってくることはありませんが、成分、温度、塩素の測定。持ってきたコンクリートの状況も見ます。
また、サンプルを採取し持ち帰って、圧縮の試験します。コンクリートは基本的に圧縮に対する強度が求められているので(鉄筋は曲げや引っ張り)、その圧縮強度が不足していないかを4週間かけて測定します。
2009年11月22日
内部塗装
階段を塗装しています。
ここの階段は、すべて木製でパイン材という種類の木材とSPF材というヒノキと栂の間のような木材の2種類です。
どちらも輸入の無垢の木ですが、パインは1枚ものではなく、同じ種類のものをいくつか合わせた集成材(積層集成)です。
木の良さや雰囲気を残すためにそのままにしたいのですが、やはり歩いたり手を突いたりと次第に汚れてしまうので、塗装で保護します。
ペンキだとせっかくの木がわからなくなるし、いずれ塗装がはげたりするので、ウレタンという耐性の強い塗料にして、色をつけないクリアな仕上げにしました。
つやも5分つや程度であまりつけないようにします。
養生をして(廻りに塗装がつかないように)、それから2回、3回と塗ります。
塗れば塗るほど厚みがつき長持ちするのですが、時間をそこまでかけられず、2,3回かけています。
つやもピカピカになるほど付けるとまた違うらしいのですが、自然な形にしたかったので半つや(5分)にしています。
塗装はほかにもニス、自然塗料、ワックスと多種類あり、用途によって分けています。
その場所の状況、コスト、メンテナンスなどを考慮して選びましょう。
2009年11月20日
基礎配筋と先行配管
基礎の外周部に立ち上がりの基礎のための型枠を建てます。
それから、基礎の配筋を行います。異形鉄筋といってでこぼこした鉄筋を組んでいくわけですが、太さもいくつかあり、通常二階建てぐらいですと今は、13ミリ、10ミリぐらいです。これは、設計上の強度で変わりますから、もっと太くなることもあります。
たいてい土間になる部分は、格子状の網目に組みます。それが、上下二重になることもあります。格子のピッチは、設計の強度によって変わります。
その土間の鉄筋に合わせて、立ち上がりの鉄筋も組んでいきます。これは、必ずしも土間と同じ太さやピッチとは限りません。
基礎の立ち上がりがあるところは、たいていその上に土台や柱がくると考えてください。
それと並行して入るのが、設備業者さんです。水道の配管でコンクリートを打ってしまうと配管できなくなってしまう場合、鉄筋の状態で配管します。
また、電気業者も床下から配線する場合があれば、先行します。
また、アース線を入れて、土間のどこかに打ち込みます。アース付きのコンセントを見かけると思いますが(電子レンジ、洗濯機など)、そのアースの行く先は、地面です。
ガス業者は、あまり先行することはありませんが、必要となれば、基礎の段階で配管します。
2009年11月19日
地盤を調べる
もう当たり前のことになりましたが、建物を建てる前にその敷地の状況を調査します。
地盤が軟弱かどうかが一番の目的です。
いろんな方法がありますが、写真のスウェーデン式サウンディング工法というのが安価です。槍のような棒を地面に刺し、機械を使って一定の回転数と重みをかけてどれくらい沈下していくかを調べて、その地盤の強度を測ります。
だいたい3から5ポイント計測します。
ものすごく費用のかかるものでもなく、報告書も作成しますので、お勧めしますが、瑕疵保険というのも義務付けられ、3階建となると必須項目になるので今後は、建物の規模にかかわらず必ずやるようになるのではないでしょうか。
2009年11月16日
足場の撤去
ようやく 外部関係の工事で足場が必要なものが終わったので、撤去始めました。
初めて建物の外装の全貌が見えてくるときで、ある意味どきどきします。
廻りが同一業者のおそらく規格型住宅ため、外壁の色も統一で白となっており、そのなかでも特徴のある建物になっています。
別にデザインにこだわっているわけでも、廻りに対抗しているわけでもありません。
ある意味統一感をみだしてもいますが(笑)。
ただ、住宅というのは、住み手や作り手によって趣が変わります。
世界で唯一の自分の建物ですから(別荘は除きますけど)、その形がそれぞれ違ってもいいと思います。
古い町屋が連続する歴史的町並みも美しいですし、個人的には大好きですが、それぞれが個性を持つ建物が並ぶのも面白いと私は思います。
2009年11月12日
気密シート
当社の工事でよく見る気密シート貼りです。
基礎の下に敷き込むビニル性のシートです。基礎の下は当然土です。土には水分が含まれています。基礎のコクリートも基本は、水が混ざっていますから、湿気も含んでいます。土とコンクリートの湿気が立ち上がった建物の中に入ってくるのを防ぐためのシートです。このシートの効力は高く、翌日見てみると水滴が裏についているのが見受けられます。
今は、べた基礎など土間すべてをコンクリートにしてしまうのが一般的です。ですから、以前ほど湿気は上がりにくくなっています。
ただ、気密性が高くなってきている分、床下から湿気が上がると家の中にこもってしまうため、このシートを敷き込むことにしています。
2009年11月10日
外壁の塗装
 
外壁の仕上げとしての塗装工事です。
下地の材料は、サイディングというセメント系の材料で通常は、この素材にタイル調や石目調などいろんなパターンの柄があり、サイディングを貼って完了ですが、ここで使用している材料は、無塗装品です。
サイディングはフラットな仕上げになっており、平滑な仕上げとなる塗装にはちょうど良い材料です。
無塗装品は、その分材料費は安価です。ただし、塗装しなければいけないということはありますが、仕上げが好きな色ができるという意味では、選択肢の一つです。
メンテナンスは、やはり長い年月で色も褪せては来るとは思いますが、サイディングのジョイントに施しているコーキング材が劣化してくることを考えると、同時期にメンテナンスできます。
周りが白い建物で囲まれていますから、独特の仕上がりになると思います。
塗装業者は、まずサイディングを止めているビス頭などにパテをし、平滑にします。(金物で取り付けるサイディングの場合、ほぼパテは必要ありません)
それから、塗装します。細部は刷毛で押さえて、大きな面はローラーで仕上げます。
ローラーだと斑が出にくいといわれています。
塗装材もシリコン系、ウレタン系などいくつかあり、コストバランスに応じて選択しますが、色については好きなものが選べます。
ここで、色ですが、塗料なのでものすごい数の色の選択はできるのですが、蛍光色や彩度の強いものなど、場合によっては工場生産する必要があり、マンションぐらいの大きい建物でないと割高になる色もあります。車と同じような色を好まれることもありますが、実は無理ではありませんが、コストに反映されます。
塗装業者と相談すれば、好みに近い色を工夫してくれると思いますので、相談してみてください。
2009年11月09日
基礎根切り
地盤補強工事が済み、基礎工事に入ります。
基礎は、地面の上にのっかているものではなく、ある高さまでは、地盤面より下に入ります。
昔は、その土掘りを手で行っていましたが、今は機械で掘り下げます。
やり方という板に書き記した基礎の基準線にのっとって掘っていきます。
掘った土は、敷地内に出せるところがなければ、処分します。
掘り終わると、グリ石を敷き込み点圧して固めます。
建物の形というものが見えてこない、地味な作業でかつ大がかりな動きをするので、お施主様には今一つつかめない工事かもしれません。
でも、大切な工事です。
2009年11月05日
階段
未完成の階段?
これで完成です。踏み板とそれを支える両側の板(ささら桁)だけで構成しています。
狭小住宅なのでなるべく空間を広く見せるために骨組みだけの階段にしました。
大工さん的に言うとあまり歓迎されません。
やはりすべてが見えてしまうため、気を遣うし難しいのです。
それでも施行者側のことばかり気にしていると思い通りのものができないので、
たまには?こういう階段もお勧めです(笑)。
地盤補強2
 
設計から割り出された位置にまず、ドリルで掘っていきます。この機械では、掘っていきながら同時にセメントを注入していきます。
機械には深さを数値で入力できるようになっていて、既定の深さで止まるようになっています。
基礎の底面までセメントを注入してから、鋼管を中心に入れます。深さは、レベルを見る測定器で測ります。写真では、手で挿入してますが、ここは深さが浅く杭が短いので人力ですが、長い場合は機械を使って入れていきます。
それから埋めもどし、乾くまで養生すると基礎工事に入ります。
前にも説明しましたが、これは、一例です。いろいろな工法があるので、状況や予算を検討しながら、施工者、設計事務所などと協議しましょう。
地盤補強1
 
地盤の強度を測定して、悪い結果が出た場合、やはり補強工事が必要になります。
どんなに強い建物を建ててもその下の地盤が悪くては、長い年月のうちに家が傾いたりします。そうなると直しようがありません。多少の家の傾きやゆがみはどんな建物でも生じます。ただ、本当に軟弱な地盤になると住むのが困難な状況にもなりかねません。
それを防ぐためにこの工事を行います。
補強工事には、地盤の表面を固くする表層改良や鋼管杭、コンクリートの杭などいろいろあります。ここでは、セメントを注入して土を固めつつ鋼管を埋める混合した工法です。
機械に据え付けたドリルで掘っていきます。
その時に採取した写真の載せますが、左から右に深くなっていき、3mまで掘りました。徐々に黒から赤茶になっていくのがお分かりになるかと思います。
黒土は、庭や畑などにはいいのですが、建物の地盤としては、柔らかい土です。
赤茶の土が出ると地盤としては、固い状態です。
あとは、地下水があるかないかです。
地面を掘ってもいいのですが、昔の土地の状況や周りの状況をみるとある程度予想できる時もあります。
では、ここでの工法がどんな施工をするのかは次回に説明します。
2009年10月29日
壁の断熱材
断熱の方法は、内側に張るうち断熱と建物の外側に張る外断熱があります。
今は、外断熱の方法も多くなってきましたし、当社でもよくやります。
ただ、コストは割高になるのと、外部に断熱材を貼るため、狭小の敷地では厳しい時もあります。
ここでは、内断熱です。内断熱でも従来通りのグラスウール製品や吹き付けるタイプの再生紙などを利用した方法と素材がいくつかあります。
コストと性能のバランスからその素材を選んでいきます。
内断熱でグラスウールのように個体になっているものは、内側から柱や間柱の間に入れ込みます。単純な作業ですから誰でもできるのですが、ぐっと奥に押し付けることはNGです。断熱材の裏には、空気層になるようあけておかなければいけません。
そうしないと、結露の原因になったりして断熱の効果が得られません(屋根も同様)。
それと水にぬれた断熱材(グラスウール)もNGです。
2009年10月27日
外壁工事
この現場では、外壁が2種類あり、セメント系のサイディングと金属系のサイディングの混合です。
まずは、セメント系から貼っていきます。施工前に材料が搬入されます。
職人さんは、このサイディングの割り付けを計算し、その寸法に合わせて加工して、
下から順番に貼っていきます。
サイディングは、横張と縦張があります。ここでは、横です。
デザインも様々で石調、タイル調、木目調など。一番手頃な外装材といえます。
この現場では、無塗装で何も模様や柄のないプレーンでフラットなサイディングです。
あとは、塗装業者が塗装して仕上げます。逆に好きな色にできます。
2009年10月26日
屋形船
 
地元のお祭りのメンバーで親睦を兼ねて屋形船で東京湾を見てきました。
やや天気が悪く、少し寒かったですが、とても楽しくよい集まりとなりました。
お台場の夜景もきれいで、より盛り上がりのネタになりました。
ただ、飲みすぎてしまった(反省)。
2009年10月24日
朝市
 
当社が店を構える商店街・奥沢銀座会恒例秋の「The朝市」のお手伝い!
数日前に市場へ下見に行き、当日(本日)朝4時半奥沢出発。
買い出しして、奥沢へ8時までに帰還。
それから準備して、朝10時スタート。写真はまさしくスタート寸前、買い物待ちのお客さんの列です。
すべて100円均一という無謀な値段設定のおかげで、いつも大盛況です。
来ていただいた皆様には深く感謝いたします。
並べる商品は、野菜と鮮魚。商店街でこの2種類を販売する店がないからというのもあります。
商店街は、日に日に衰退の一途をたどっています。当社は、商店街の盛衰には左右されませんが、やはりさびしい商店街では困ります。
便利な世の中の反面、近くの商店が無視されていきます。商店の努力も少ないのかもしれませんが、もう少し地元に目を向けてほしいです。そして、商店ももっと頑張ってほしいのです。
それが、祭のときにも言えることです。
こういうイベントをやるたびに痛感します。
2009年10月22日
FRP防水
 
2階や3階にバルコニーを設ける方は多いはず。洗濯物を干したり、または子供があそんなだりと 利用方法はいっぱいあります。
でも、雨が降れば当然そこに水がたまります。水がたまるとその下に漏れます。
雨漏りすれば、木造なら腐るし、下が部屋なら物が濡れてしまい生活できません。
そのためにも、防水を施します。防水には、シート防水やウレタン防水などいろいろありますが、ここで使用しているFRP防水を当社では多く使用しており、一番信頼できる工法と思っています。
まず、下地を施します。ネット状にできたシートを敷き込み、専用の防水材を塗り込んでいきます。それが固まると船底のような状態になります。つまり、バルコニーそのものが、お椀のようになります(上)。
それから、仕上げの塗料を塗ります(下)。
当然水がたまるので、その排水も設けますが、その周りが一番危ないので、専用の排水部材を取付、そこの防水は、念入りにします。また、万一詰まってたまった場合のオーバーフロー用の排水管を壁に設け外壁から出すようにします。
ただ、それがあるからといっていいわけではありませんので、排水が詰まらないよう普段の生活で気を付けてください。
特に植木などを置かれる方は要注意です。
あとは、窓下が危険です。設計基準によると窓下は12センチほどあけるようになっています。雨水が吹き込む可能性があります。これは、施工側が気をつけることですが、台風などの激しい雨の時は、注意してみてください。
2009年10月21日
窓廻りの気密
アルミサッシを取り付けた後、外側には防水テープや防湿シートでその取り付け部を防ぎます。主に雨漏りを止めるためです。
内部は、ウレタン系の発泡剤で隙間埋めをします。
これは、防水ではなく気密や断熱性能を上げるためです。
今のアルミサッシの性能は非常によくペアガラスならば、気密断熱性ともに優れています。
しかし、取付部はどうしても簿妙な隙間があるわけです。外側は、もちろん塞がないといけないので、先の防水テープなどで止めます。それから外壁仕上げ材を施工します。
中では、その隙間から入る冷気や湿気を止めることで内部結露を防ぎます。
アルミサッシ自身にその機能はついていますが、取付部の隙間だけはどうしようもないので、この方法をとっています。
いずれ隠れて見えなくなりますが、そういうところに気を使うのが大事と考えています。
2009年10月20日
やり方・位置だし
地鎮祭が終わり、土地の神様に家を建てる報告を済ませたら、いよいよ建てる準備です。
まずは、正確な位置出し。位置が違うととんでもないことです。
基準となる場所(隣地との境界線、道路との境界線)からまず、1方向を出します。
それから、基準となる直角を出す。 家が斜めとか丸なら別ですが、四角い建物なら直角を出さないと曲がった家になります。
直角方向の基準が出たら、家の大きさを写し出します。
それがやり方という作業で、四方に杭を打ち貫板を水平に打ちます。その貫板に建物の基準を写すのです。
その時には、高さの基準も出します。
この作業が重要です。それから基礎工事に取り掛かります。
地鎮祭
解体も終わりいつでも建てられる状態です。
その前に、ひとつ儀式があります。それが、地鎮祭です。
土地の神様に建物を建てることを許可してもらいます。本当に神様に許可をもらっているわけではありませんが、気分の問題とはいえ、やはりひとつの儀式として、やったらいかがでしょうか。
儀式を執り行うのは、その地の神社です。たまに宗教上のことで寺や教会にお願いすることもあります。
その地の神社、寺をよく認識しましょうね。
2009年10月18日
ザ・職人
銅板をたたいて 球にしたり 花瓶など いろいろな工芸品を作ったりします。
いわゆる 板金屋です。
建築工事では、屋根工事と雨どいを頼んでいます。以前は、流し前のステンレスや外壁にも金属関係の工事が多かったのですが、今は、屋根が主流です。
この写真は、尾山台の商店街のフェスティバルに参加した時のもので、商店街の中にある板金屋さんです。当社は、こちらのお店を間借りして参加しました。
尾山台フェスティバル
  
奥沢から東急大井町線で(実際にには、自由が丘駅から)2つ目の駅が尾山台です。
奥沢も広いのでほぼ隣町といっていいぐらいです。
そこの商店街が年1回やるフェスティバルにはじめて参加しました。
天候にも恵まれ、結構人も多く、大盛況です。その中で、木工品を販売しているのは当社だけでしたが、まぁまぁの成果でした。
工務店をアピールするにはいい機会なので、これからも参加する方向です。
2009年10月17日
キッチン工事
既存のキッチンを取り外し、新しいキッチンを取り付けています。
ここは、床、壁、天井をやり替えて、設備も一新する大規模なリフォームなので、
作業内容は新築に近いです。
床を貼り、壁や天井の下地を直して、電気・水道・ガスの配管も新規のキッチンに合わせてやり直しました。
それから、システムキッチンの組立取り付けです。
床のレベル、壁天井の不陸を見て、平均的なラインを出し、キッチンの取り付け調整します。そして、最近主流になっているキッチンパネルを貼ります。
それから本体の取り付け。規模が大きく、キッチンのグレードが高い時などは2、3日かかることも。
配管の結びはそのあとに各設備業者がやります。
大工さんたちが取り付けてしまうことも多いですが、内容が複雑で機器類が多い場合は、専門の(メーカー下請け)業者に設置させます。
価格も高いですが、取り付けた後の良さは、それに勝るものがあります。
搬入した時は、部品とバラバラの本体で何が何だか分からず、全部つくのだろうかと心配さえする状況ですが、徐々に出来上がると周りもすっきりしていきます。
ただ、すぐ養生してしまうので、完成品は引き渡しまであまり見えなくなってしまいます(笑)。
2009年10月16日
地盤調査
解体工事が終わり、敷地が整理されたら地盤調査を行います。
スウェーデン式サウンディング法というもので、1.5mぐらいの細い鋼管を機械を使って、刺し込みます。ある深さまでその鋼管を継ぎ足しながら入れていくのですがその回転数と入っていく距離などから、強度を出していきます。
軟弱な地盤だと一般の方が見てもわかるほど、すとんと軽く入ってしまいます。
その時は、ほんとにがっかりします。
逆に強い地盤は、全然入っていきません。
そのデーターは、一般の方が見ても判別できないので、設計事務所や工務店など専門が見て判断します。
軟弱な場合は、当然その処置が必要となります。それには、いろいろな方法があるので、「杭」というカテゴリーを見てもらえば、いくつか紹介しています。
2009年10月15日
解体完了
建物の解体が終わり、地盤を整地した後です。
さも何もなかったような状態になっています。このようにきれいな状態にするのも解体業者の仕事の一つです。
解体に際し、特殊な状況がたまにあるのは、建物基礎を取り壊す時は、それ以上深く掘り起こします。その時に埋設物が出ることがあります。
浄化槽や地下室のようなもの。これは、予想できないときは追加となってしまうこともあります。
また、文化財関係の遺跡類。ただ、わからないで掘ってしまうこともあるとは思います。
役所に確認申請する時に遺跡が出そうな地域は、わかるようになっていて、解体時に見に来ます。
その時に何らかの埋設物が出ると、場合によると発掘の対象になることも。
そうなると工事が止まってしまいます。
廻りでよく発掘作業しているときは、役所で調べれば、その地域がわかるので事前に見るのもよいでしょう。
これから、建築工事の段階に入りますが、この状態でまずは、地盤調査を行います。
通気層
このブログをよく見られている方は、もう飽きた写真ではないでしょうか?(笑)
壁の通気層です。
基礎の上が通気層の下になります。通気層は、普段は桟木という下地材を使っており、その厚みは25?です。この厚みが通気層になります。
ここの入り口から、温まった空気が入り、屋根に向かって空気が上がり、屋根上で抜けていきます。
この空気の対流が、家に対して断熱効果と湿度を防ぐことになります。
アルミサッシのペアガラスというものは、ガラスとガラスの間の空気層が断熱効果を出すもので、同じ効果といえます。
ただ、この外部の通気層は、空気が動くので湿気も流れていくと考えています。それでも、湿気が入り込むのを防ぐために防湿シートを貼るのです。
断熱材も入りますが、それ以上の効果を生み出すものと考えているので、頻繁にブログに載せているんです。
この上に外装の仕上げ材を貼ります。
2009年10月12日
ソフトボール大会
この夏から はじめて2回目です。
奥沢の祭仲間の対抗戦です。うちのチームは、かなり姑息な手を使って2連勝です。
すごく天気に恵まれて、気持ちよかった(暑かった?)。
だけど 今日は、ザ・筋肉痛だ!
参ったな…
2009年10月10日
看板の洗浄
店舗のあるビルの外装工事をやっていますが、外壁面のタイルを洗ったり、塗装したりで徐々にきれいになってくると、手を入れていないところがだんだん目立ってきます。
たとえば、クロスの張り替えで天井だけ残すとそこがやはり目立ちます。
ここでは、看板の汚れが目立ってしまいます。
外壁面を洗浄するので、その汚れも付きますし、長年の埃の汚れが普段目にして気がつかないのが、廻りがきれいになると目立ってくるのです。
工事完了前に、洗剤で洗ってみました。やはりきれいになりますね。
いつも看板洗いばかりやっているわけではありませんが(笑)、ちょっとしたことが気分を良くするものです。
解体工事・重機
シートより高いところの撤去やスペースが確保できると、重機をいれます。
現場によって大きさは変わりますが、木造だと重機が入ると壊れるスピードも上がります。
古い建物ならなおさらです。木と土と紙でできているとよく言われますが、その通りですね。
これから大変なのがコンクリートでできている基礎ですが、その前に壊したゴミです。
重機でトラックに積むので労力は掛かりませんが、仕訳が大変です。
以前は、何もかも混載していましたが、今は、木、金属類、コンクリート、ボードなどのリサイクルの利かないものなど細かく分けないといけません。
また、分けないと処理業者が受け取ってくれなかったり、費用がかかります。
ですから、解体工事も以前よりは少し遅くなっているかもしれんせん。
でも、これも環境問題にかかわりますのでしっかりやらないといけません。
2009年10月09日
透湿シート
この白いシートの機能としては、防水がメインですが、そのほかに外部の湿気や冷気を通さず、内部の湿気を外に出します。
壁や屋根の構造の上に通気層を設けていますので、当然そこに外部の空気が流れているわけです。その中には冷気や湿気もあるわけでこのシートがそれらの侵入を防ぐのです。
なおかつ内部の湿気も出してくれるので、それが通気層によって外気に出されるわけです。家のためには非常に良い材料です。
また、そういう機能なので、雨水の侵入も防いでくれますから、万一外部から水が浸入しても建物内部に入り込まないようになっています。
建築中の建物で白いシートに覆われているのは、このシートです。
2009年10月07日
内装工事
 
内装工事といっても大工さんの工事です。
床の仕上げは、フローリング、クッションフロア、絨毯、コルクタイルといろいろありますが、一般的には、ほぼフローリングと言っていいでしょう。
貼っていく方向に基準の墨を打って、それに合わせて1枚づつ貼っていきます。家は、どんなに正確に作っても多少のゆがみはあります。
墨を打たずに端から貼っていくと最後に斜めのフローリング材となることが。
特にリフォームだとあり得ます。
ものすごく歪んでいることもあったりして、どこを基準にするか迷ってしまうことも。
合板のフローリングだとたいてい幅が約30cm、長さが1m80cm。
商品によっては、15cmの幅もあります。だから貼り始めると割に早く進みます。
無垢のフローリングもあり、これらは材料の性質上幅が細く6cm位から9cm位の幅になります。ですから、貼るのにちょっと時間がかかります。
壁は、大工さんが仕上げるということは、少ないです。一般的には、やはりクロス仕上げでしょう。あとは、塗装、左官業者による塗り物(珪藻土類)、タイルなど、
ただどの仕上げにしても、下地は大工さんで、ほとんどが石膏ボードによる下地です。
石膏ボードの厚みは、その部屋の状況や建築基準法上から決まります。
大きさは、畳1枚ぐらいから長さが天井ぐらいまでのものまで。
それを1枚づつ貼っていきます。貼ったボードがでこぼこになっていたり、切ったところが悪いと後の仕上げの業者さんに怒られるんです。
解体工事
新築したくても古い建物があっては、建てられません。
まずは、解体工事です。
解体の前にしてほしいのは、当然引っ越していただくことですが、電気、水道、ガス、電話などの契約を止めていただかないといけません。ガスと電気は、そのメーターを戻さなければいけません。
あと、料金の精算も必要です。
まずは、足場を組み養生のシートを貼ります。
当然解体は、ほこりなどよく出ること、壊したものが周りにいかないようにすることなどです。
それから、内部から壊していきますが、家具などが残っているとそれらを処分します。
ただ、基本は内部に何もない状態ですから、あまり多くのごみや不用品を残すと費用に加算されてしまうこともありますので、できるだけ一般的に出せるごみは出した方がよいでしょう。エアコンやキッチンなど建物に取り付いているものは、解体工事に含まれています。
特に家電品、布団、食品類、薬品類は解体業者さんも困るようです。
ほとんどが機械で壊しますが、あまり近隣が接していると解体する建物が低くなるまで手壊しすることもあります。
また、機械が入らなかったり、小規模の建物だと手壊しになることもあります。
壊し始めると早いので、住んでいた人にとっては、名残惜しいこともあるようです。
写真等撮って、記録されてはいかがでしょか。
また、再利用できるものがあれば、気をつけて撤去してもらってもいいと思います。
2009年10月05日
庭石の設置
最終的な工事の一つに庭の工事があります。植木を植えたり、庭石を置いたり、灯篭などを置いたり、塀や垣根、池など植木屋さんもしくは、庭師、造園屋さんの仕事です。
東京だとなかなか敷地の状況から庭を作る余裕がありません。
庭いついては、基準法があるわけでもなく、ある程度のルールはあっても状況やコスト、目的によって決まりがありません。
お客さんと植木屋さんもまじえて話し合って、作っていきます。
どんなふうに仕上がるかは、ある意味植木屋さんたちのセンスにかかっているところもあります。
植木も樹木、草木、花、芝生など季節によってやる時期も考えないといけないようです。天候にも左右されます。
葉が落ちてその雰囲気を楽しみにしても掃除が大変だとか、常に葉があると暗くなるとか、花もどんな種類があっているのか、あまり大きい木を植えると家のためによくなかったり、いろいろ考えるようです。
ご近所を歩いてみて、または雑誌などを見てイメージを作って、それを植木屋さんにぶつけてみましょう。漠然としているとなかなか決まりません。
ガーデニングのようなやり方もありますが、それは自分で作るのがいいことなので、庭師や植木屋さんとはまた違います。
まずは、イメージを作ってみるのが先決です。
つくばい
玄関の中に設計上ちょっと空間ができたので、手水鉢を置きました。
手水鉢は、茶室などの庭に置かれる手を洗う鉢。
本来外にあるものですが、置くスペースがなく玄関内の空間を利用しておきました。
ここの家では、茶室がありそこでお茶の作法も教えていらっしゃるので、必要なアイテムなのです。
まだ、廻りの石が足りなくて、下のコンクリートが見えますが、ちゃんと見えなくなるよう石を捲きます。
ここまで茶室の形を出すならばと 玄関の土間はタイルですが、黒御影調の石風のタイルにして、手水鉢の周りもそれを貼っています。
さらに、壁は杉板を貼りバーナーで焼いて焦がして焼き杉にしました。
そうそうできることではありませんが、ちょっと洋風な家の中に和のアイテムがあると面白い仕上がりになります。
ここでは、ほかにも和室でないのに窓に障子を入れてカーテン代わりにしています。
2009年10月04日
木工品、リサイクル品の販売
 
当社では、時間があった時に端材や使えない材木を利用して木工品を作っています。
イベントがあるときなどは、そのために材木を購入する時もあります。
作業場で大工さんたちが作っていきます。
主には、腰掛けが多くそれらを店頭に並べています。
商品が少ない時は、お客様からもらったものや不用品、解体工事の時に出てきた処分品なども販売もしくは無料で出しています。
木の端材はほとんどが無料です。
ほぼ毎日出しているので通りがかりに見てください。
また、今月10月17日(土)、18日(日)の尾山台商店街のフェスティバルに出店します。
写真のような腰掛け、CD(DVD)ラック、プランターを出す予定です。
それから、同じく10月24日(土)は、当社のある奥沢銀座会という商店街が「朝市」を開催し、隣の親交会とう商店街も「フリーマーケット」を開催します。その時、当社も会社前で木工品を出店します。木工品だけでなく、リサイクル商品(服、置物、アクセサリー類、事務机など)も出します。
ほかに水回り商品のメーカーのショールーム招待状やイベントの案内状もありますので、是非見に来てください。
2009年10月03日
外面の下地状況
ちょっとブログさぼっていたら、建物の構造写真を逃してしまいました。
現場は、常に動いているので、その速さはそのたびに変わりますが、油断すると見逃してしまうこともあります。
とは言っても、先に載せた構造用金物の取り付け確認や構造用合板の取り付けなど、ちゃんと確認し、施工写真としては残しています。つい、携帯の写真を撮り忘れてしまうので。
ただの骨組みから今度は、屋根・外壁に構造用合板を貼ります。ほぼ貼り終わった状態の写真です。
骨組みだけでは、構造上の強度が不足している場合、合板を張ることで面として強度を保たせています。2×4工法は、その考えです。
つまり、在来と2×4の混合というわけです。
ただ強度上だけでなく、防水(透湿)シートも貼りやすく、気密性も取りやすいという利点もあります。仕上げの外装材に対してもこの状態なら、いろいろな仕上げに対応できます。
2009年09月26日
浴室のリフォーム
既存の浴室を壊して、ユニットバスを設置。写真はその床を据え付けたところです。
今では、当たり前になりつつあるユニットバス。種類も豊富で、そのグレードも様々。
メリットとしては、
定価設定されているので、見積しやすくショールームに見本もあるので、現物がわかりやすい。
グレードがいろいろあるので予算に応じて選べる。また、デザインや機能もいろいろある。
漏水の心配が非常に少ない。
部分補修ができる。
施工日程が早い。
と、いいところが多いんですが、
サイズに限定がある。
特殊な間取りに対応できない。
といった システム上の限界があることがデメリット。
でも、それも良くなりつつあるので、リフォームには、是非ユニットバスをお勧めします。
2009年09月25日
筋交い金物
筋交いというのはご存知でしょうか。
柱と柱の間を写真のように斜めに入っている部材です。まれにクロスして入れていることもあります。
簡単に言うと建物が地震の揺れや風による揺れに対して、斜めの部材でつっぱていると思ってください。
これを、構造計算から適正な場所に入れることで建物が強くなります。
それが、ちょっと前までは大工さんの感覚で入れていることもありました。
古い建物だとないこともあるようで。
ただ、以前はこの筋交いは、釘で柱と土台に止めていたのですが、より強度を出すために専用の金物を使って、確実に固定するようになりました。
ですから、後からリフォームで壁を壊す時には、この筋交いがないところを選んでください。壁をとって家の強度が落ちては何もなりませんから。
2009年09月23日
ホールダウン金物
ホールダウン金物は、基礎から立ち上がったアンカーボルト(土台を貫通している)と柱を結ぶ構造用金物です。
ホールダウン金物の前にボルトの頭が見えます。以前は、この金物だけでした。
基礎工事の際にアンカーボルトを鉄筋に取り付け、基礎工事完了して土台を載せたときにこの金物で基礎と土台を結ぶ、つまり建物が基礎につながるということですが、
土台と柱の継ぎ手が悪いと土台だけ残して柱が抜けてしまう恐れもあります。
そこで、このホールダウンを使って、建物が地震や風で基礎から外れないようにするのです。
あとは、構造計算からその耐力に見合ったものを使用します。
そうなると基礎が悪いと意味がないので、鉄筋をちゃんと組んで適正な強度のコンクリートが必要となるのです。
2009年09月17日
建て方
基礎が出来上がり、1日で建物の骨組みが組みあがる 一番ダイナミックな時です。
お客様も出来上がって喜び、はっきりとわかりやすい時です。
大工さんとしては、一番緊張している時です。
間違えたからやり直せばいいとか、何日もかけていいとかというわけにもいかない、
独特な1日です。
ですから、組み上がるととお客様以上に我々に達成感があるのです。
まだ、完成までにはこれからですが、一区切りとして重要な1日です。
2009年09月10日
大場家住宅
世田谷区にある国の重要文化財、大場家住宅の長屋門です。
長屋門のほかに土蔵と住宅(主屋)があります。
江戸中期の形式を残す民家として保存され、重要文化財に指定されました。
別に世田谷の観光案内しているわけでもありませんが、学生時代から前の職場で、このような古い建物の調査をよくやっていたもので、つい見てしまいました。
この東京に 江戸時代の住宅があるなんて 今更ながら 感心しています。
絶対保存すべきですし、皆さんにも見ていただきたいです。
最新の設備も工法もない建物ですが、ないゆえにその技術や工夫を見てみると
学ぶところもあります。
お時間ありましたら、近くに古い民家を残した公園や民家園といった大きなところもありますので 是非見学してみてください。
2009年09月09日
基礎のレベル
基礎の立ち上がりにコンクリートを打ち、あとは固まるのを待つだけです。
料理みたいな感じですね。
あわてて枠を取らないよう、養生期間を待って、枠を外していく。アルミホイルでボイルしているような、せいろで蒸しているような、オーブンに入れて焼けるのを待つような。
電子レンジみたいに固まったら、音が鳴って知らせてくれればいいのにと思う。
基礎の天端は、平坦にしていてもやはり多少でこぼこしたり、水平でなかったりします。そこで、水平になるよう測量機を使って位置出しをし、レベラーというセメントのトロみたいなものを流します。水は、常に水平を保つ原理を使っています。
そして、ただ固まるのを待つばかり。早く音が鳴らないかな。
2009年09月08日
手すり工事
介護保険に伴う改修工事として、最も多いのがこの手すり取り付けです。
一番施工しやすく、最も必要となる設備だからです。
そんなに高価でもないので、介護保険の限度額内でかなり取り付けできます。
ここでは、大きくリフォームもしたので、きれいに取り付けできましたが、多くは、現状のまま取り付けることが多いでしょう。
その時、問題になるのは下地です。
手すりは、体重など大きな力をかけます。今の壁は、石膏ボードが多く中には合板の場合もありますが、それに取り付けただけでは、すぐに取れてしまい、かえって危険なものになってしまいます。
まず、下地(柱や間柱、その他荷重に耐えられそうな下地)を探すこと。
しかし、下地があったからといって必ずしも、必要な位置とは限りません。
その時には、見栄えがちょっと悪くなりますが、手すりを取り付ける前に幕板を取りつけます。手すりの長さに応じて、下地のあるところにまず板を取り付け、その板に手すりを取りつけます。
今、必要がないと言っても いずれどうなるかわかりません。新築やリフォームをする方でも 将来を考えて下地だけでも入れておけば、写真のようにすっきりとした取り付けができます。
2009年09月05日
道路舗装
敷地前の道路を ガス・水道業者が 引き込むために掘ります。
掘った後は、ちゃんと復旧しますが、それは仮復旧で本式の復旧は、ほぼ建物完成後ぐらいになります。
これは、ガス業者かもしくは水道局側のどちらかが行います。工務店としては、管理外なので、いつやるのかとかは寸前まで分かりません。
場合によっては、引っ越しが終わってから来ることもあります。
そんなに大きな道路でなければ、ほぼ半日で終わります。
よく、ポストに工事のお知らせが入っているかと思います。
土間コンクリート
鉄筋の配筋が終わると その検査を行い間違いなどないか確認後、コンクリートを打ちます。
たいていは、まず土間から打ちます。指定の強度(ただのコンクリートといっても建物の状況や気温、時期によって強度は違うのです)を生コンクリートのプラント(製造工場)に指示し、必要な量を依頼するとミキサー車が来るのです。
あのタンクがぐるぐる回っているのは、移動中にコンクリートが固まらないため、セメント砂利がよく混ざるようにです。
それから、打ち込む前に強度試験のサンプルを採取。簡易的に調べ問題なければ、打ち込みます(正式な結果は後で報告されます)。
コンクリートを打ちながら、バイブレーターなどを使って隅々まで、コンクリートがいきわたるようにして、鏝で平滑にならしていきます。
2009年09月04日
塀工事
建物の工事と並行もしくは、完成近くに廻りの工事を行います。
よく、外構工事とかエクステリア工事とかいいます。
車庫、門扉、塀、庭、道路から玄関へのアプローチ・・・。
敷地の状況、近隣との状況から判断するもので、決まりもなく、いろいろなパターンがあります。
ここでは、道路と敷地、敷地と隣地の間に塀を作っています。
ここの塀は、目隠しの意味合いが大きく、中があまり見えないように作ります。
お客様の好みで木製にしています。
風合いがあってよいのですが、欠点はいずれ腐食してしまうこと。
それを防ぐために、何度も塗装しますが、費用もかかります。
そこで、最初の金額は高いのですが、イペという硬くて強い輸入材があるので、それを使用しました。
港の桟橋とかによくつかわれています。
色は、いずれ灰色に退色しますが、なかなか腐りません。塗装をしてもらえばなおもちます。
木、アルミ、鉄、ステンレス、樹脂、植木、いろいろ材料はありますから、状況やコストに合わせて選びましょう。
2009年09月01日
鉄骨階段の掛け替え
 
アパートによく見られる鉄骨製の外階段です。
鉄骨の階段も 塗装などのメンテナンスをよく見ないと 写真のように錆びてもろくなり、いずれ上がり降りが危険な状態になってしまいます。
さびが出始めたり、塗装が取れてきたらまず塗装で塗り替えましょう。
早い段階で処置すれば、長持ちします。
それでも、手すりや段板に部分的に腐食が出て塗装で直しきれない場合でも、鉄骨業者さんが部分的に補修します。ただ、塗装は必要になります。
ここでは、塗装も無理で補修しても新規に作っても変わらないぐらいの状態だったので、掛け替えました。
工場でほぼ作っていくので、約半日あれば上り下りはできるようになります。設置前には、さび止めだけは塗っています。
この後塗装業者さんが直さないところも含めて塗りかえます。
2009年08月28日
型枠工事
基礎の鉄筋を加工し並べる前に 型枠を入れます。
まず、外周部をすべて型枠を立てます。それから鉄筋を組むわけです。
この型枠の内面が、基礎の外面になります。ですから違う位置に立てると、基礎が太くなったり細くなったり、斜めになったりとおかしくなります。その基準のために「やり方」とうのが大事になり、先にやらなければこの基礎工事はできないのです。
基礎は、地面が大体30センチぐらい立ち上がります。その高さを見込んで型枠の高さも決まります。
この型枠を基準に鉄筋を組み、コンクリートが打ち込まれます。
床暖房試運転
設備関係は、引き渡し前にいろいろ試運転をします。
この床暖房は、東京ガスのTESという温水式の床暖房で、ガス業者が試運転を行います。熱源機が給湯器と兼ねており、ここでは、洗面所と浴室のお湯も同じ機械から出ています。
床暖房のパネルがあるところにすべて、写真の様なセンサーを置いていきます。そして運転して、所定の温度になるか検査します。冬なら分かりやすいのですが、夏だとこのセンサーがあるといいのでしょうね。 でも、暑いです。
また、浴室のお湯はりもして、正常にお湯が出て、浴槽にお湯がたまるかもテストします。
そのほか、電気業者はエアコンの試運転。テレビが、正常に映るかのテストなど行い、東京電力が来て、漏電のテストをします。
水道業者は当然水漏れなどのチェックをして、ガス業者のようにお湯のテストもします。排水も流れるかテストします(たいてい、工事中の段階から圧力をかけたりしていますので、最後は簡易な検査です)。
また、電気と同じく水道局がチェックをします。ただ、水道局は、漏水の検査といより、図面通りに施工しているかのほうが主です。
2009年08月27日
気密シート
写真は、施工中の段階ですが、気密シートというビニールを基礎下に敷きこんでいます。
これは、基礎下の地盤から上がってくる湿気をこのシートで止めようという考えです。
このシートのおかげで出来上がった基礎の中は、いつも乾燥した状態です。
家が完成しても、床下は乾燥していて、シロアリもつきにくく、材木も腐りにくい、湿気による体調不良も防ぎ、体にも家にも良い基礎になるのです。
2009年08月26日
基礎工事・地業
「やり方」という基準の位置出しができたら、基礎に取り掛かります。
基礎は、地盤に潜った形になりますから、まず地盤を掘ります。
設計通りの深さに掘ったら、砕石をまき、突き固めます。地盤を固め、基礎が地盤に食い込むようにしています。
掘った土は、周囲に捲ければよいのですが、地盤がすでに高かったりすると捨てるようになり、その捨て代がかかってしまいます。
狭い土地だと機械も動けず、出た土も捨てなきゃならず、なかなか大変です。
電気の引き込み
家ができてもガス、水道、電気がなければ生活はできません。(オール電化の場合、ガスは不要ですが)
各器具が設置されたら、各々引き込みして宅地内の配管と接続して、正式に利用することができ、生活ができるようになります。
ガスについては、水道やガスの場合、引き込みの管がそんなに古くなく、容量も賄っていれば、そのまま利用できます。ただ、分譲された土地や古い配管や容量の小さい管だと新しく引き込みます。
たいてい、工事中に引き込みしてつながった状態にはなります。
ガスは、普通工事中に使わないので、ガスはつながってもメータのところでコックは閉めたままになています(メーターも完成近くで取り付けますが)。
電気の場合は、仮設に工事用の電気を入れているだけなので、まず撤去し、本線を電線から建物引き込みます。これは、東京電力の仕事です。
水道、電気はその後水道局、東京電力が検査します。
これで、生活ができる? お手数ですが、各々契約してしないと使えませんのでご注意を(当然、施工業者が手配なり、ご指示します)。
2009年08月25日
やり方
工事着工前に、建物の位置と平面の形の基準となる「やり方」という作業をします。
建物の形に合わせ、四方に柵のようなものを作ります。
それから、基準となる位置を決めて(道路と平行にするとか、隣地と平行にするか)。
それから、垂直方向の位置を決ます(建物のデザインや敷地形状によって、出し方は多少変わります)。
そのいわゆるX、Y軸が決まったら、建物の位置や(敷地境界または道路境界から、離れの寸法を出す)大きさを写し出します(基準から順序良く建物の長さや幅を出していく)。
この基準の墨を板に書き込んでいるのです。
これらをもとに、基礎業者が基礎の形状や深さに合わせて、地盤を掘っていきます。
これが間違っていると、大変なことになります。
2009年08月23日
吹き抜け
2階のリビングの見上げの写真です。
小屋裏空間をそのまま天井として、ダイナミックな吹き抜け空間を作りました。
2階は、日当たりも良いので、非常に爽快な気分です。
欠点は空調の機能が損なわれるため、シーリングファンと言って、扇風機のようなものを天井に取り付け、空気を撹拌し、温度を調整するようにしています。
天井は、杉の無垢の羽目板、壁はエコ系のクロス。
小屋裏となるところは、構造体としての木組みをそのまま表しています。
気持ちよさと同時に、環境や体に良い材料を使って、より効果を上げています。
必ずしもできるものではありませんが、空間の有効利用とおもしろさ、住み心地の良さ、これらを踏まえた空間が少しでも実現できるよう、努力しています。
畳工事
 
最近めっきり減った和室。それに伴って畳屋さんの仕事も減っています。
ここでは、茶室を含めた和室があり、畳を必要とします。
やはり、出来上がると畳っていいなぁと思います。私がふるい人間なのでしょうか?
日本人のDNAを持っているせいでしょうか。
イグサのにおいをかぐと何とも言えない気分となり、寝転びたくなります。
日本の伝統文化でもある内装材ですから、残したいなと思います。
上の写真は、畳を引く前に虫がつかない用防虫シートを敷いています。畳が敬遠される理由の一つが、ダニなどがつくということです。今は、防虫剤が入っているものや、芯が、スタイロフォームもあるのですが、ここでは、本畳と言ってすべてわらの素材で作っていますので、念のためシートを敷きます。
それから畳を敷きますが、部屋の形状に合わせてあるので、どこに敷いてもいいというわけではありません。順番と位置があるのです。
畳の裏に符号が書いてあります。畳屋さんが自分が敷くときのための目安に書いたものです。畳は、上げることもできますから、一度裏をのぞいてみたら?
2009年08月22日
照明取り付け
階段の壁掛けの照明器具を設置しています。
いわゆるブラケットタイプの照明です。
内装工事が終わり、設備業者が仕上げの段階になります。
電気屋さんは、照明器具、エアコン、コンセントやスイッチのプレートなどなど、取り付けていきます。
ほかにガス屋さんが、ガスコンロの結びや給湯器の結び、ガス関係の器具付け。
水道屋さんが便器、洗面など。
こうして、家の形が整っていきます。
2009年08月21日
外壁の塗装下地処理
やけに太い腕の人が施工していますが、これでも塗装業者さんです。
別に彼を紹介するコーナーではありません。
どんなに力があっても、この仕事は繊細なのものなので、腕の太さは関係ありません。
外部を直している工事で、新築ではありませんが、仕上げ工事の内容は同じです。
外部用のボード(ケイ酸カルシウム板)を張った後、塗装仕上げなのですが、クロス工事のように、ボードのジョイント、釘やビスの頭をパテで平滑にならします。
これをしないと塗装のように仕上げの薄い材料は、そのまま見えてしまいます。
だから、力ばかりでなく、細部に注意のいる作業なのです。
玄関ポーチのタイル張り
玄関内外の土間、タイル工事です。
どうしても、人の出入りがあるので、最後の工事になってしまいます。
黒い石調のタイルで30センチ角を貼っています。タイルの大きさがどうであれ、基準墨を出し、それを基本に貼りだしていくことは同じです。
タイル工事もめっきり減って、玄関廻りばかりになってしまいました。
キッチン前には、キッチンパネル、浴室はユニットバス。機能を追求するとどうしても、タイルを避けてしまうことが多いですが、ポイントとして使ったり、部屋の内装の一部に使ってみたり。デザインとして考えれば、いくらでも応用はできます。
湿気を調整するようなすぐれたタイルもありますので、是非、ご検討ください!
→当社もう一つのホームページの「得するイベントのご案内」を見てください。
http:www.37201606.com
2009年08月20日
材木の墨付
新築工事ですから、当然材木の準備から始まります。
このときの名称をいつも悩んでおり、タイトルに苦労しています。あまり専門的な用語だと内容も分からないし、でもつい使いなれた言葉になります。
設計図を基に材木を拾い出します(いろいろ長さや太さがあるのでその種類と数量を出すこと)。それを材木屋さんに注文すると、2週間近くでほぼそろいます。
それから、材木を必要な寸法に切ったり加工したりするのですが、その作業を自分の会社の作業場を使ったり、材木屋さんの作業場を借りたりします。当社は、狭いので(悲しいことに、都内では大きい敷地は高くて確保できませんです)、材木屋さんの作業場を借ります。
以前は、いろいろな工務店がその作業をしていましたが、プレカットといって、すべて工場で加工して持ってくることが多くなったため、材木屋さんの作業場での光景もなくなりました。
タイトルの「墨付」は、材木に切る位置や加工する形を墨で(今は、鉛筆やボールペン)、書き込むことです。こういった作業により、大工さんは徐々に家の内容を把握していきます。
それがすむと切ったり掘ったりの加工ですが、その時は、多分「きざみ」という言葉を使うでしょう。
わからない言葉があったら遠慮なくお問い合わせください。辞典で調べてからお答えします(笑)。
2009年08月17日
地盤改良工事
  
地盤改良工事、写真3連発です。
地盤調査を行った後、何らかの改良補強が必要なデータが出てきますと、基礎工事前に
地盤改良を行います。
鋼管杭を打ち込むもの(一番よくみかけるものでしょう)、表層だけ改良する場合、写真のようにコンクリートを打ち込みながら杭を作るもの、ほかにも種類はあります。
その土地の状況や形状にも左右されますし、コストもかかわってきます。
金額も家の大きさや地盤の良し悪しで変わるので、ここでは、基準が言えません。
ただ、後から直そうとか出来るものではないので、是非事前調査を行い、協議してください。土地を買う時に近隣の方に聞くのもいいかもです。
2009年08月16日
豊島工務店車
街でよく見かける工務店の車!
ちょろちょろ動き、よく止まっているといわれ続け、大変ご迷惑をおかけしています。
この車を見かけなくなったら、仕事がないと思ってください(遠出していることもありますが)。
よく動くのでたまの休みは、磨いてあげます。こちらの運動も兼ねて、車の掃除をしますが、真夏の暑い日は、ソフトボール同様避けたほうがよいと分かりました。
つい仕事にかまけて、車の掃除を忘れがちですが、やはりきれいにすれば気持ちもいいもんですし、皆さんが見ても印象がよいでしょう。
この車を見かけたら、仕事がんばっているんだなと、温かく見守ってください。
決して止まっているからといって、すぐに通報しないでください。すぐどきますから(笑)。
もし用事があればお声をかけてください。
2009年08月14日
親戚のネコ
新種の猫を発見しました。
顔と体のバランスが悪い種族です(笑)。
もともと毛の長い猫の毛がからんでしまって、大変な状態になり、やむなくこの状態にしたそうです。毛の長い状態しか知らなかったから、始めてみた瞬間、一歩下がってしまいました。
そんなわけで、墓参りや親戚の家へいったりとまったりと盆休みしています。
18日火曜日より仕事始めます。
2009年08月11日
衛生器具付け
便所の中の手洗器をつけています。
内装関係がすむと衛生器具や照明器具、空調機器類を取りつけます。
最近の器具は、複雑で取り付けにも手間取るようです。
最近の傾向として、タンクなしの便器の取り付けが増えました。こちらからも勧めることはありますが、お客さまからの要望もあります。
そうすると、手洗いが付いていないので、別個に手洗器を取りつけます。
このほかに洗面化粧台、便器、それらに付随する紙巻き器、タオル掛け、洗濯機用の水栓金具と排水。外の流しや水栓金具。いろいろ取り付けるものが多く、2所帯などになるとその数は倍になります。
システムキッチンやユニットバスは、専門業者がとりつけることが多いですが、そのほかは、水道業者が取り付けています。
2009年08月10日
建具工事
工事終盤になるといろいろな業者が入ってきます。
内装、塗装、建具・・・これら仕上げの人たちが終わると 設備関係の人たちが器具をつけに来ます。それからクリーニング。人の出入りも増えにぎやかになります。
この現場は、ほとんどがアルミサッシメーカーの木製建具(規格商品)を使用しています。その場合は、大工さんが工事の流れで建具も取り付けます。
が、本来は、建具屋さんが建具を作り、それを取りつけます。
あらかじめ工場で作った建具を 現場で細かな修正をして、丁番などの金物を取りつけ、その場所へ取りつけます。建具の場合、取り付けるというより吊り込むということが多いでしょう。
写真は、形状を整えているところです。
2009年08月05日
クロス貼り
壁紙を貼る前のパテ処理が終わり、パテが乾くとクロスを貼る。
以前から紹介しているように、クロスはビニル素材からできているビニルクロスというのが主流でした。
今でもありますが、このビニルクロスがシックハウスというものにかかわってきました。
使用する糊や、ビニルの素材に体に影響する成分があったためです。これは、クロス以外にもペンキやフローリングなどの建材にも問題が出ました。
また、ビニルクロスは産業廃棄物として処分され、リサイクルできないものとして、非常に使用しにくくなりました。
そこで、自然素材を使った塗装や珪藻土のような塗り物、タイルが登場し、これが大きく普及しました。
クロス製品では、ケナフなど植物系の自然素材、珪藻土の成分から作られたもの、和紙を主成分とした材料が開発され、健康にも影響なく、処分してもリサイクルできるクロスが多く出てきました。糊の成分もよくなり、広くつかわれるようになりました。
ただ、ここで問題なのは、施工面です。
これらのクロスは生地が薄いものが多く、貼ったときに下地の不陸や処理の不具合がそのまま出てくるということ、ビニルと違い自然に近い素材ですから湿気や温度で左右されすぐに伸び縮みしてしまうのです。
これは、施工業者泣かせでやりなれていない職人さんは、当初それでクレームにもなりました。
今でも、張替えの時は、注意して施工すると同時にお施主様にもよくその点を理解してもらうようにしています。
どうしても見栄えを重視したい場合、まだビニルクロスは商品として多く出ています。従来ほど厚い生地ではなくなりましたが、施工性はよいです。シックハウス対策としても国の決めた基準に合格した商品に改良されており、糊とともに問題なく使用できます。
梱包された商品に「F☆☆☆☆」の表示があれば、安心です(他の建築材料にも表示されています)。完全ではないですが、以前のような悪い成分は少なくなりました。
逆にそうでない商品はありませんが、シックハウスを気にされる方は、クロス選びの時に業者さんにそのお点を留意してもらうようお伝えください。また、施工性が商品によって変わってくることもご理解ください。
2009年08月03日
クロス下地工事
クロスを貼る前の下地工事です。下地工事というのは、パテ処理のことで基本的にクロスの場合、どの素材でも製品に糊をつけてそのまま貼ります。
ただ、多くは石膏ボードの上に貼るので、そのジョイントや釘やビスの頭がわかってしまいます。
特に最近のクロスは、自然素材系が多いので生地が薄く、貼ってもそれを隠すことができません。
そこで、パテ下地をして、下地を平たんにします。その工程を踏まえてから、クロスを貼ります。
このパテ処理は、塗装で仕上げる場合でも、左官工事(塗り壁)で仕上げる場合でも必要です。この処理が大事なのです。
クロスの種類として、ビニル素材、紙(再生)をはじめとする自然素材、布とありますが、いずれも生地が薄くなっています。そのため、湿気の差が激しいとジョイントがわかってしまうこともあります。これは、施工業者泣かせですが、やはりシックハウスになりやすい方、気になる方や環境を考える方には、これらの素材をお勧めします。
ただ、ビニルクロスと違い、ジョイントや不陸がわかりやすいのも事実です。こういった点を理解の上お選びください。
2009年08月01日
左官仕上げの壁
和室の壁仕上げ工事です。壁仕上げに多く使われるクロスではなく、左官さんが塗る壁にしました。
塗る壁といっても材料は様々で、漆喰もあれば、モルタル、京壁など。
ここでは、最近はやりの珪藻土を使っています。珪藻土は塗り厚も少なくてよいので、非常に施工しやすく場合によってはお客様自ら塗ることもあります。
他に珪藻土を使う理由として調湿効果やシックハウス対策としての材料としてつかわれることが多いでしょう。それと、同じ理由で貝殻や卵の殻を原料とした塗り材も出ています。
和室なので、どうもクロスというのは、抵抗があり(勝手な思いですが)、予算が合えば塗り物の壁をお勧めしています。
和室に限らず、洋間でも仕上げ方によってはよく使います。塗装やクロスと違い、左官の塗り方一つで斑を出したり、パターンをつけたり、ざらざらした素材感を出したり、遊ぶことができます。
2009年07月28日
ガス配管
足場が取れると 外まわりで始まるのは、水道、ガスの工事関係者です。
ある程度、建てる前に先行して配管されていますが、道路から引き込まれている配管を結ぶ工事など
足場が取れてから始まります。
土を掘って配管する、夏にはたまらない作業ですね。
でも、これをしないと家は使い物なりませんので。
あとの駐車場や庭などの計画を踏まえて、規定の深さを掘っていきます。
2009年07月27日
ショールーム
男の料理教室。
では、なくて。
INAXという衛生設備機器(キッチンとか便器とか)メーカーのショールームでのイベントです。
これは、業者向けではありますが、こういった企画のイベントは各メーカーでよく行われています。
ショールームのキッチンを使って、新宿にあるイタリア料理 「ラ・ベットラ ベル トゥッティ」(覚えにくい)からグランドシェフを招いて パスタ(スパゲッティ)の料理講習があり、そのあとそれを食べながらの懇親会でした。
私は、料理をしませんが、ちょっと手心のある人には面白かったかもしれません。
私は、おいしかったとしか 記憶に残っていません。ただ、IHクッキングヒーターで調理していたので、IHもかなり進歩したなと思いました。
こういう企画はしょっちゅうありませんが、ショールームでいろいろと商品を体感したり見たりするのは、とてもよいことです。
ぜひ、皆さんも足を運んでみては?
お得なイベントがあれば、当社のもうひとつのホームページ(http:www.37201606.com)で逐次紹介していますし、その招待状も店頭でお渡ししています。ご利用になってください。
内部塗装工事
  
和室の塗装工事ですが、塗装というより清掃に近いです。
基本的に和室には、ペンキやニスなどは施しません。崩した和室でない限り、色も付けません。
ここは、茶室にもなるので、木材の素材をいかさないといけません。
作業としては、水やシンナーを使って汚れをふき取り、そのあと専用のワックスを掛けます。
ひとつは汚れを落とし、また汚れがつかないためですが、ここの壁は、珪藻土という塗り壁になります。
塗り壁だと、壁際の材木に塗り物材料が浸透し、灰汁が出てくることがあります。それを避けるためにも、ワックスを掛けます。
通常塗装工事でも同じでうが、上の写真からまず、塗装がかかってはいけないところと塗っていいところを見切るために養生のテープを貼ります(その前に塗る周りには汚れないよう養生もします)。
貼った状態が中の写真。テープの色は、関係ありません。これらを施してから。
塗ります。ここは、ワックスなので、養生前に洗浄もしています。塗装ならサンドペーパーをあてます。
塗り方は、その材料で変わってきます。
2009年07月23日
キッチン取り付け
床が張り終わり、壁や天井の下地(ボード)ができると、キッチンを取り付けます。
まだ、内装や設備工事があるために、写真のように養生をしています。
最近は、キッチン前や横の壁をキッチンパネルで仕上げることが多くなりました。タイルのように目地がなく、掃除がしやすいこと。水や火に強いことからです。
キッチンメーカーの純正品を使ったり、他メーカーのパネルを使ったりしますが、純正の場合は、キッチン業者が同時に貼ります。
システムキッチンの組み立て取り付けも専門業者がやる場合と大工さんなどがやる場合とあります。
2009年07月22日
横浜夕焼け
皆既日食にあわせて、最近思わず撮ってしまった写真をまた載せます。
横浜のランドマークタワー越しに見た夕焼けで、横浜側は、すでに天気が悪く雨が降り始め、
東京側は、夕焼け状態です。
雲の状況が気味が悪く、でもランドマークタワーの形とライトアップがきれいなので
その対照的な姿に つい写真を撮ってしまったのです。
どんな建物も 自然の風景にはかなわないけど こうして一体化することもあるんだなと感じました。
皆既日食
朝の11時20分過ぎ
部分日食、 はっきりと 見えました。
感動のあまり、写真を撮りましたが、ただの日光写真になっちゃいました。
これから悪いことが起こる前触れなのか。とっても良いことが起こるのか。
めったに見られないものを見れたのだから、きっといいことが起こるのでしょう。
そう、期待しましょ。
2009年07月18日
足場外し
梅雨という時期があるため、どうしても外部の仕事に影響が出ます。
外部に関する工事が終わると足場を外します。これで、いよいよ外部がお披露目です。
工事も後半戦です。
養生のネットもなくなるので、なんとなく内部も明るく感じます。
2009年07月11日
メーカーのイベント
TOTOという衛生機器及びタイル建材メーカーのイベントです。
大田区の大森にあるショールームで、新商品発表とお客様感謝としてイベントがありました。
見に来てくれた方にさいころを振って出た目によって商品がもらえるという外れなしのものなど、いろいろありました。
他のメーカーでも、見に来た方へのプレゼントはもちろん、見積された方には、特典が付くイベントは、頻繁に行われています。
これらのイベントは、当社のホームページ「得するイベントのご案内」で紹介しています。
また、店頭でもイベントの案内状を用意していますので、ちょっと気になる方は是非お立ち寄りください。
わたしも参加してなぜか自分に賞品が当たってしまう、空気の読めない人になっていました。
2009年07月09日
アプローチ
建物は、すでに完成しお引っ越しも済んでいる住宅ですが、その後の様子を写真にとりました。
ポスト機能を備えた門柱のある門扉を取り付け、建物までのアプローチを丸い敷石を並べたところまでで、引き渡しをしました。
その周りについては、お客様の方で整備されるということだったので、引き渡し後は、こちらも通りがかりにいつもどうなっているかなと、何気なくのぞいていました。
ご夫婦二人でコツコツと芝生を植えられている姿も何度か見ました。
掘っていたら、砕石が出てきて処分もしました。
それから半年余り、見事に芝生が育ち、きれいなアプローチになりました。
純粋に素晴らしいと思いました。特別お手伝いもしませんでしたが、ここまできれいになると業者としても、うれしい限りです。家も含めて大切にしているんだなと同時に気に入っていただけたのかという、実感がわきました。
こんな時に仕事の喜びを感じます。
と、個人的な感情に走りましたが、アプローチは、その距離によって見せ方も変わってくると思います。
短くても茶室のように草木が生い茂って、コケが生えた土に敷石を並べることもアプローチです。
コンクリートを打っただけでも、タイルを貼っても、玉石を敷き詰めても、煉瓦を敷き込んでも やはりアプローチです。土のままでも(ただ、泥だらけになるので何かしないといけないとは思いますが)。
たいてい最後の工事になりますから、ちょっと家の外観や周りの状況を見ながら考えてみるのも面白いのでは?
2009年07月07日
屋根葺き替え
梅雨や台風の時期になると増えるのが雨漏りです。
これは、当社の手掛けた建物だけでなく、雨漏りでお困りの方からよくこの時期になるとその修理が増えます。
台風など風の強い雨は、普段考えられないところからも雨漏りします。また、梅雨のように毎日雨が降り、ときには強く降ると雨漏りする方もいます。
建物が古くなって、そういったことが出始める方。建てた時の施工方法に不具合がある方。
いろいろ理由はありますが、まずは直さないといけません。
その中でもやはり屋根からの雨漏りが多いでしょう。
コーキングなど応急処置で済むときもありますが、状況が悪くちゃんと直さないといけないこともあります。
病気と一緒で、原因を突き止め適正な処置が必要なのです。
そういった検討した中で、屋根を葺き替えることもありますが、その工事中に雨が降るとこれもまた一大事です。
ここでは、現状の屋根に防水シートを敷き込み、改めて屋根材を葺きます。二重の屋根になることから多少の断熱効果や音の軽減にもつながります。また、工事中に雨が降っても大きな問題になりません。
これも状況次第ですが、お勧めするやり方です。
外壁コーキング
外壁材のサイディングが貼りおわるとそのジョイントのコーキング工事に入ります。
サイディングに伴って出るコーキング工事というのは、サイディング材の多くが3mほどの長さになっており、どうしても長手の壁やコーナーでジョイントが出ます。そこをコーキングで収めます。
そのほかに 窓廻り、換気扇の穴関係庇周りなど どうしてもサイディングだけではとめられないところです。
コーキングは、手にくっついたりすると大変でなかなかとれず、その手で他の物を触るとさらに汚してしまう厄介者です。
当然、施工もきれいにやらないと見た目が悪くなります。そこで、コーキングを打つところの周りに養生のテープを貼り、余計につけなくしたり、ラインをきれいに出すようにします。
サイディング材は長持ちするのですが、このコーキング材が10年前後の寿命です。コーキングの表面が切れてきたなと思ったらメンテナンスをお願いいたします。
2009年07月06日
木材の加工
下駄箱のカウンターの天板を加工しているところです。
材料は、ケヤキで天板の大きさに加工し、削っています。
木材の場合、材木屋さんなり材木を扱うところで購入すると、たいてい削られていない荒木の状態になっています。それを加工してもらうか、自分で加工するかになります。
現場にあった大きさや厚みにするために、加工しますが、この場合自社の手持ち品なので自分で加工しています。
でも、本来はこういった姿だと思います。無垢の木を1本1本丁寧に扱い、納めていく。
出来合いの人工的な材料を使うのでなく、少々色合いなどが悪くても自然の木を使いたい。そう思っています。
2009年07月02日
床張りフローリング
床の下地が出来上がり、仕上げのフローリングを貼ります。
当たり前ですが、フローリングは端から貼っていきます。ただ、そのままべたべたと貼っていくわけではありません。
ちゃんと作っていても、家は多少ゆがみがあるもの。必ずしも直角になっていたり、平行になっているわけではありません。
そこで、長手の方向(フローリングの長手方向)に基準の墨を打ち、そこをもとに平行になるよう貼ります。
両端でゆがみは逃げるようにするのです。
フローリングは、合板から無垢まであり、床暖房対応から階下への音の配慮から遮音または防音フローリング、犬などペット用のフローリングと様々です。
予算と用途、デザインを考えて選びましょう。
床暖房パネル張り
多くの床暖房のシステムは、温水を通してその輻射熱で床及び部屋を暖める方式です。
東京ガスの床暖房も同じです。温水は、チューブを通って流れますが、そのチューブを写真のようにパネル化しています。チューブの周りは保温材でアルミ材で表面を覆っています。
このパネルを敷き詰めて、その上に仕上げの床材を貼ります。ここでは、フローリングなので、フローリングをとめるために釘が打てるようパネルに桟が入っています。パネルの緑の部分がその桟です。
床暖房は、輻射による暖房なので直接体に当たらず、柔らかい暖かさと室内の湿度をかえないため、肌がカサカサになることもありません。また、足元が暖かいだけでもエアコンを使わなくて済むときもあります。
安い設備ではないのですが、小さなパネルを1枚入れることを考えている方は、熱源機の容量が同じなので、必要なところには床暖房を施したほうがよいと思います。
2009年07月01日
床の直し・フローリング張り
リフォームで多いもののひとつに、和室から洋室へのリフォームがあります。
洋室に変えるというより、畳をフローリングにしてほしいというのが本当でしょう。
理由として、畳にダニなど虫がつくのではという考え(防虫のものもあるんですけど)。
畳が古くなってしまい、替えるのが面倒。フローリングなら一度張ればそれまで(傷つけられたらだめですけど)。
ベッドにしたいので、フローリングに。
掃除がしやすいから・・・などなど。
工事としては、さほど難しいことではありません。
問題としては、畳の厚さが通常5センチから6センチ、フローリングは厚くても1.5センチぐらい。そうすると床に段差ができてしまうので、フローリングの下に骨を入れないといけません。
写真は、畳を撤去した後に垂木という桟で30センチ間隔で骨にします。これが、およそ3から4センチ。
それから、合板を下地に(強度を増すためもあります)貼り、それからフローリングを貼って元の畳の厚さと同じようにします。
また、1階の場合などこの垂木の間に、断熱材を入れて下からの熱を遮断します。
2009年06月26日
地盤の調査
この月面探査機は?
ある意味探査機ですけど。
これは、地盤の状況を調査する機械です。家を建てる土地が軟弱だったり水位が高かったりするとそれに応じた処置をしないといけません。そのために事前に調査するのです。
槍のような棒を機械を使ってどんどん差し込んでいきます。その時に発生する抵抗の状況を調べ、あわせて土質を見て、土地の状態を判断します。
事前に資料も調べ土地が低地か高台か、開発されたところか、昔はどうだったかもみます。
いい結果なら、そのまま工事に入れますが、軟弱地盤となると杭を打ったりしなければいけません。
ちょっと祈る思いで この調査を見ています。
外壁サイディング
サイディングという外壁材です。セメントに繊維など他の素材が混入された材料で、タイル調から木目調、コンクリート風などかなりの種類があります。
金属系のサイディングや塗り物などが増えて、一時期ほどはやらなくなりましたが、まだ主流の材料です。
メンテナンスもジョイントのコーキング材だけですみます。
当社の工法の場合、通気層を確保するための縦に打った桟にサイディング専用の金物を取り付け、それにサイディング材を引っ掛けていきます。
コーナーには、専用の材料があり、コーナー材として取り付けます。たいてい材料は、3mぐらいなので、ジョイントごとにコーキングを打ちます。
汚れが付きにくい塗装とか、断熱性のある素材とかいろいろメーカーによって特色のあるものが出ています。
2009年06月25日
ひのき風呂
以前もひのきの風呂だったのですが、腐食したりでいよいよ交換ということになりました。
最近の傾向では、ユニットバスに変えてもらっているのですが、浴室の形状がどうしてもユニットバスでは対応できず、やむなく浴槽のみの交換となりました。
であれば、やはり木のお風呂がいいということで、ひのき風呂を新しく作りました。
材種はほかにヒバとかもあります。
ふたもひのきの板を削って作りました。
こういった風呂はまだ製作しているところがあるので、注文が可能です。また、ほぼ受注生産品なのでサイズも好みにできます。ただ、3週間ぐらい納期にかかります。
やはり、ひのきのお風呂はいいものです。値段もいいです。
木の香りを感じながら・・・。ユニットバスに慣れてしまっているこのごろ、この昔風の感じが心を暖かくしてくれます。
2009年06月23日
雨樋の修理
いろいろな修理や補修を頼まれますが、わりと多いのが雨樋の修理。
樋が外れたり、詰まったりいろいろです。
詰まるのが一番多い相談ですが、その奥の原因が葉や枝によるつまり。それから埃がたまり、樋から雨がばしゃばしゃと落ちてきます。落ちてくるならいいのですが、その雨水が軒先のどこからか侵入してしまうのです。そうなると建物にも被害が出ます。
ですから近くに大きい木があるときは、まめに枝をはらってもらうか、その木は、あきらめていただくかです。でなければ、雨樋を頻繁に点検するしかありません。
葉が入らないような網をつける方法もあります。ただ、それがカバーのようになってしまい本当に雨が入らなくなる時もありますから、やはりまめに点検が必要でしょうね。
ただ、自分でやらない方がいいですよ、危険ですから。
2009年06月22日
アルミサッシの展示会
雨の降る中、三協立山アルミというアルミサッシメーカーの新商品発表会に行きました。
他のメーカーでもありますが、年1回ほど展示場を貸し切って、新商品の展示会を行います。
カタログでは伝わらない、商品の良さなどを現物でアピールするわけです。
やはり、本物を見ることによって実感がわきますし、お客様にも勧めやすくなります。
中には、本当に扱えるのか疑問に思う商品もあるので、それを見極める意味でも大事なイベントです。
ただ、商品販促を進める意味では、我々業者だけでなく、お客様にも広く見てもらうべきだと思います。
お客様も見て構わないイベントですが、まだまだ認知されていません。
もっと広告を出して一般の人に見てもらって、お客様から使ってほしいというようになっていいのではと感じています。
インターネットがこれほど広まっていれば、商品知識はお客様でもわかると思いますので、実際どんなものなのかを分かってもらうためには、我々だけでなく一般の人にもわかるよう広告すべきと感じています。
1階の天井裏
1階の天井裏でふさぐ前に撮影したものです。
なにやらごちゃごちゃしてわかりにくいとは思いますが、天井裏や床下のはいろんなものが入っているとわかってほしかったのです。
まずは、断熱材。これは、必ず入れるようにしています。お互いの階の温度が逃げたり入ったりしないようにという意味もありますが、これで多少の遮音効果も考えています。
完全防音ではないのですが、上下階が身内であれば、問題ないかと思います(それでも音を気にする場合は、施工前に相談してください)。
真ん中に緑色の太い管がありますが、これは床暖房の配管。床暖房がなければ、この配管もありませんが、エアコンなみに太い管が通りますので、そのルート確保は考えなければいけません。ですから、天井を貼らないとか、骨を見せる場合は、この配管をどうするか検討が必要です。
他に水道管、排水管。電気の配線。エアコンの配管。
天井裏は、設備配管でいっぱいです。
2009年06月19日
ユニットバス施工
 
既存の浴室・ユニットバスを解体し、新たにユニットバスを入れなおす工事で、メインであるユニットバスの施工状況です。
朝、運送屋さんがユニットバスの部品関係を搬送してきます。
よく、ユニットバスというと出来上がったものをそのまま持ち込むと考えられてる方がいます。
絶対に入りませんので、パーツごとに来ますからご安心を(笑)。
まずは、各パーツを施工する人がチェックしながら搬入します。家の中のスペースがないと、駐車場やお庭に置くことも。場合によっては、道路にはみ出たり。だから、中の仕事でも雨が降ると困るのです。
それから、床のレベルをチェックして、床板から置きます。
たいてい、どこのメーカーでも足がボルトになっているので、高さ調整ができるようになっています。
それから、壁のパネル、天井、浴槽の据え付けといった順序に(商品によって、多少違いますが)組み立てていきます。
約1日、商品によっては1日半ぐらいかかります。
ユニットバスを組むと、設備業者が換気扇の配管、電源、照明器具の電源をつないで完成。
中にコーキングを使用することもあるので、その日に入れないこともありますが、翌日からは使用可能です。
日数も様々で数日でできるものから、隣の部屋ごと直すことから1週間ぐらいかかるものまであります。
完成写真は、カタログでも見られるので、あえて施工中を載せてみました。
2009年06月18日
内部の補強
40年近く経つアパートの改装工事をやっています。
筋交いがなく、土間も土のまま。本当に古い形の木造建物です。
必要なところに筋交いを入れて、土間も突き固めて、鉄筋を入れてコンクリートを打ちました。
予算もあるので完全なやり方は出来ませんが、ずいぶん補強できていると思います。
2009年06月15日
ライブの告知
突然ライブの告知といっても、私がライブをするのではなくて(あたりまえか)、私の唯一無二の友人(年齢的には後輩)が、ライブをするのでその告知です。
非常に私的なことですが、うれしいことは素直に表現したいので。
AirCryingという二人組のバンドですが、シャープな感じで格好のいい(本人もイケメン)音楽をやっています。
とあるバーで店員とお客さんという形で知り合いまして(これもあたりまえですが、私は客の方)、音楽の趣味が一致したことから、仲良くなりました。
弟みたいな感じで、楽しくてよくカラオケしたんですが、ついにライブデビューということで、うれしくてついブログに載せたわけです。
興味のある方は、期間限定で「You Tyube」でAirCryingで検索すると写真付で曲が聞けます。
ライブは、7月18日(土) 渋谷ギルティ(渋谷区道玄坂1?17?6 ブロスペクトB1)です。
ぜひ、見に行ってあげてください。
ちなみに写真は、六本木のハードロックカフェで内容とはあまり関係ありませんでした。失礼しました。
2009年06月14日
通気層の入口
建物のために通気層を外部に設ける話は何度も紹介してきました。
基礎の上あたりから空気を取り入れ、屋根の頂部でぬくという方式で、空気が暖まると上昇する原理を応用しているものです。
その入り口にあたる部分がこの写真。
外壁の仕上げ材の一番下には、必ず水切りを入れます。この写真でいえば、こげ茶色した金属。
アルミだったり、カラー鋼板だったりします。水のはねあげを止めたり、垂れてきた雨を文字の通り切って、建物につかないようにします。
この金物の裏から空気は入ります。それから、壁に打ち付けた桟の間を通って、空気は屋根に上がります。
青く見えるのは最近入れるようになったのですが、防鼠材です。空気を入れるために外壁の下部に穴があるわけで、そこからネズミや大きな虫が入るのを防ぐための材料です。これをつけたら、外壁の工事に入ります。
2009年06月13日
仮設足場
2階の窓を交換するために足場を組んでいます。単管という丸い鉄管を金物を使って組んでいきます。
関西方面では、この単管が四角だとか?
抱き足場と言って、水平に入れる単管を縦の単管に対し2本抱かせています。そうすれば、足元が楽なです。
ただ、本来受け材をつけて足場板を置いてもらいますが、スペースがないことと作業内容が短期間なので、抱き足場にしました。
作業しやすい高さまで組んでもらい、倒れないようにします。
窓を取り替えるためだけの足場なので、大げさに感じますが、安全性、作業性、近隣への対応を考えると足場が一番問題ありません。
2009年06月10日
あじさい
あじさいというと 雨の花 梅雨の花 と、勝手に決めているわたしです。
時期からいうとちょうど梅雨の時期だし、子供のころ通学路にアジサイが咲いているところがあって、カタツムリなんかがいて絵にかいたような光景を見ることがありました。
その頃の思い出というか印象が 今でも強く残っています。
そして、梅雨と言えば・・・ 外の仕事ができない。 いやな時期です。
じとじとして気持ち悪いし、雨が降ると中の仕事でも部屋の中がすごく湿ったような感じになるので、困ります。
正直に言うときらいです。
でも、雨が降らないと夏に困るので やはり一個人の思いで 梅雨をなくすわけにはいかないので 降ってください。
雨の中、あじさいをながめるのもいいですからね。
2009年06月06日
窓回りの気密
アルミサッシを取り付けた後、その周りにウレタンフォームを吹き付けます。発泡材のようなものです。
これで、サッシ廻りの隙間をなくします。
気密性を保つのはもちろんですが、隙間から入る熱が、アルミに当たり内外の温度差があることによって、金属であるアルミに結露をおこす可能性があるからです。
ガラスの結露は拭けますが、内部の結露はできません。そのためです。
見えないところにも気を配る、そんな工事を心がけています。
2009年06月05日
壁の断熱材入
今では、どこでも入れている断熱材。
このブログでも何度も紹介していますね。
グラスウールという素材で、壁の柱の間に入れ込みます。隙間なく入れる反面奥に押し込まないようにして、裏側に少し空間ができる程度に入れます。
隙間なく入れるのは、当然熱を入れたり逃がさないためで、少し浮かすのは、空気層を作るということとそれによる結露を防ぐこと。また、断熱材をぐちゃぐちゃにつぶすと効果がないからです。
こんな綿見たいのが何の効果がと思いますが、リフォームで古い家に断熱材がなく、入れた上で工事すると やはりだいぶ違うといわれます。
素材は、ほかにもありますが、既定の性能を備えた断熱材で適正な工事をすれば熱効率のよい家となり、環境にも良いことです。
プラス外部に通気層を設ければ、よりよい家となります。
2009年06月04日
塗装の現場
塗料がいろいろ置いてありますが、手前の茶色の塗料が破風板や軒先などのペンキ(OP)、シンナーの箱と外壁の仕上げ塗料、刷毛を入れている道具箱、木枠の灰色の塗料(OP)などなど・・・。
ちょっとこの場にいると匂いがきついです。
地面に塗料がつかないようシートを敷いています。また、横の塀にも飛び散らないようビニルで養生しています。
よくある光景ですが、よく見るものではないのでご紹介しました。
塗り替え完了
今年(2009)は、塗り替えが多くて塗装業者さんのために仕事を取ってきているような錯覚に(笑)。
10件近く塗ったのにまだ、物件が残っていますから。
そうはいっても塗り替えるときれいになって気持ちがいいです。
新築同様とは言いませんが、近い形に戻りますからね。
養生のネットをとったときに見えてくる外観は、楽しみで、それがオープンになったときにはうれいしいものです。住んでいる人と同じ気持ちですね。
何でもかんでも塗り替えようとは勧めませんが、10年以上手をかけずにしている方がいれば、そろそろ気にしてください。5年ぐらいの時間で建て替えを考えている方は、逆に塗り替えないでください。
その費用は建築費に回したほうがよいです。
2009年06月03日
内部解体
古いアパートの改装に入りました。
まずは、既存の壁、天井を壊し、骨組みの状態にします。
これは、必ずしもこうするわけではありません。
一般の家の場合もそうですが、予算、要望、状況によって壊し方や改装の仕方は変わります。
予算も少なく、でもきれいにしたい・・・
そんな場合は、この写真のように壊すと大ごとなので、現状の仕上げ材を見て、ビニルクロスをそのまま貼るとか、塗装できれいにするとかあるものを生かしてきれいにしていきます。畳なら新規に畳を入れるか、畳を外してフローリングなどにするです。
要望にあわせて改装する・・・
洋風にしたい、和風にしたいとその要望があれば、無茶なことではない限り木造ならできます。
あとは、それに応じて工事をします。必要なら写真のように解体し、改めて作り直す。あとは、予算との相談でしょう。
状況によって・・・
要望も予算もあるが、構造上無理があるとか、予算はかけたくないものの雨漏りやその他のことで直さざる負えないなど。その現状を見た上で決まってしまうこともあります。
どんなにきれいにしても下地や骨組がダメならこのように解体しなければなりません。
ですから、改装(リフォーム)というのは、ある物を利用するので、新築のような自由が利かないこともあります。簡単にできますとか、やたら安く仕上げるとかは、本当にその状況を見ているのか、ちゃんと仕上げるのか、これらをよく考えないといけません。
2009年06月02日
建築計画のお知らせ
建てる前の準備については、いろいろ紹介しましたが、今回初めて紹介するものです。
よく見られる看板ではないかと思います。当社が初めて建てるというのではなく、このブログを始めてから初めてのものです。
「建築計画のお知らせ」というもので、施主、設計者、施工業者、建物の規模(面積、高さなど)などを表記するもので、道路に面したところ(つまり人からよくみられるところ)に立てます。
もし、角地であれば2方向に建てなければいけません。
これは、3階建や既定の高さ以上の建物の場合、近隣に事前に告知する義務があるためです。
この告知をしてから確認申請を行います。この期間に近隣に同意を得るためのものです。
何かものすごくでかい建物が建つような看板に見えますね。ちょっと出すのが気が引けるような感じです。
3階建てではなくても出しているところもあります。
2階建てですとこの看板を出すことはありませんが、確認申請が認可されると建てることが可能なので、建築前には確認通知を表記した看板を設置します。
2009年05月30日
アルミサッシの修理
あるみさっしとは言え、10年以上にもなると不具合が出てきます。
最近のアルミサッシは、ペアガラスも出てきており、重量が重くなっています。そのため、戸車の性能がずっとよくなってきました。
古いサッシの場合、この戸車が壊れてきます。
動きが悪くなったり、戸車のせいで閉めた時に隙間が出てくるなんてこともよくあります。
ある程度は調整できますが、ひどくなると直せなくなります。
そこで、大変なのですが、とりついているアルミサッシのメーカーとその年代を調べて、残っている部品を取り寄せ交換することで、大ごとになりません。
一度アルミサッシの戸を外し、下の戸車を交換するのです。
アルミサッシで他に起こる修理は、クレセントと言って、窓の真ん中ほどにある鍵です。
これもメーカーから探してとり替えるやり方となりますが、戸車同様在庫がない時もあり、それに近い部品で直してしまうこともあります。
ガラスについては、ガラス屋さんで対応できます。これは、ガラスが割れた時だけですが。
網戸も貼り替えは簡単です。ただ、古くなって骨が弱くなりぐにゃぐにゃしてしまうこともあります。
そういったときは、そんなに高価なものではありませんから新規に作ったほうがよいかと思います。
アルミサッシがダメになったからと言って、必ずしも壊してとり替えとはなりませんから、ご相談ください。
2009年05月29日
本屋さん
ここはとある 田園調布の住宅街の一角。
古びた感じの本屋さんが住宅街の中にポツンとたたずんでいます。
看板のさびは、ちょっといただけませんが、お年寄りが経営しているようです。店の中は案外きれいにしており、今にも止めそうな雰囲気はありません。
建物の状態としては、工務店としてはいろいろと突っ込みたいところはありますが、閑静な住宅街の中で静かに営んでいるこの本屋さんを見ていると、何か古い映画の中に入ったような感じがします。
長くこの近くにいながらも最近はじめて知ったお店です。
なんとか維持して残ってもらいたいものです。
2009年05月27日
外装の施工経過
ちょっとわかりづらい写真で申し訳ありません。
外壁に塗装したところですが、色が3パターンになっているところがわかるでしょうか?
右が現状の壁の色、中が微弾性フィラー、左が仕上げの色です。
偶然そういう状態になったためで、写真撮るから塗り分けてと言ったわけではありませんので、現場に行くといつもこのように見えるかは、わかりませんので気を付けてください。
右から行くとやはり、新しい色を見るといかに壁が汚れているかがわかります。
また、同じ色を選んだにしても新しい塗料と古い壁では、明るさに差が出ます。
中の白い色が下地の色で仕上げの塗料がはがれにくいようにするための接着剤のような塗料です。
よくこの色が白いため、お客様が勘違いして(そういうこちらも)色が違う!と、言われることがあります(笑)。
もう少し、温かく長い目で見てください、ちゃんと指定の色で塗りますから・・・。
左が仕上げの塗料です。外装材の色見本からお客様と打ち合わせの上、決定した色を塗ります。この写真の状態は、1回目ですが、あと1回塗ります。色が薄かったりするとなかなかその色が出せない時は、さらに上塗りします。
色については、業者とよく相談しましょう。どうしても小さなサンプルで見るので、大きく塗ると明るく見えます。つまり、色が薄く見えるようです(薄いわけではないのですが)。
明るく見えますが、雨や埃でややトーンが落ち着いてきます。そういった状況を見ながら選びますが、まずは第1印象ですね。それとその色から1ランク濃い色ぐらいを選ぶとちょうどよいかもしれません。
塗りかえるのも費用がかかるので、毎年塗るわけにもいかず次が10年ぐらいあとになるので、慎重になるかもしれませんが、楽しんで選んでほしいと思います。
屋根断熱吹き付け
前々回からの屋根断熱の続きです。
屋根の骨組みに貼ったシートの中に掃除機のホースのようなものを差し込みます。
それから、空気の圧力で断熱材を吹き込みます。
手で貼るグラスウール系の断熱材と違い、間違いなく断熱材が隙間なく詰め込まれます。
やや高めの材料ですが、素材が紙でできていること(それでも、火には強く加工されているようです)、かなり厚く隙間なく入れられることなどよい点も多く、屋根が大きい時は、よく利用しています。
この断熱材工事が終わるとその下に天井の下地を組み始めます。
2009年05月26日
通気工法
外壁の通気層です。なにが??
防水(透湿)シートを貼りめぐらした後に通気層を作ります。壁の下から空気を取り入れ屋根上まで通気層を作り、屋根棟から出します。
その層を確保するために厚み25ミリの桟を竪に打ちます。
柱や間柱と同じ間隔で打ちます。その間が通気層となり、基礎上ぐらいから入るようにしています。
この桟は、外壁材の下地材にもなります。
空気は、上昇気流の原理で地面で温められ上に上昇していきます。出口がないと空気だまりになるため、屋根棟から出します。この通気層が外部の熱を遮断します。層が厚いほど効果があるのですが、そんなに厚くはできないため、現状の寸法にしています。
また、空気が流れることで湿気も上部に逃がす効果を持っています。
これだけでは、断熱効果はまだ弱いので断熱材も併用するのです機械を使わない、通気工法でより家のためによい作り方を目指しています。
2009年05月25日
屋根断熱
工事も内部に入ってきました(雨でやらざる負えない時もありますが)。
屋根の断熱工事です。最も日差しを受け、小屋裏などは夏の時にはサハラ砂漠のような暑さ(行ったことありませんが)になります。この経験は皆様の家にもおありでは?
これを空調なしで解消するのは、やはり難しいです。
でも、以下に軽減するかが断熱工事にかかっています。まずは、外の通気層で熱を逃がしてはいますが、それでも暑くなりますから、断熱材を入れます。
断熱材もグラスウールやウレタンなど種類はいろいろあります。ここでは、新聞紙など古紙を再利用した断熱材を使用します。新聞を体にかけるだけでも温かく感じませんか?
そういった紙の断熱性をうまく利用しています。吹き付け材のように屋根にその断熱材を吹き付けます。接着剤のように落っこちてくるので、そのために先にシートを貼ります。そのシートの中に断熱材を吹き付けます。そうすると、隙間なく断熱材が充てんされるため熱が入ったり逃げたりすることがなくなります。
断熱材の効果が上がれば、空調のかけ方も少なくなります。
快適な小屋裏とはいかなくても夏には上がりたくない小屋裏ではなくなるように考えています。
2009年05月24日
イベント参加
奥沢という世田谷区のどちらかというと住宅街にも商店街はあります。
大小6町会ありこの時期イベントをそれぞれ開催します。そのうち本町会という隣の会が奥沢音楽祭というイベントを2日間開催します。そのうちの日曜日にチャリティバザーがあり、はじめてそれに参加しました。
いつも店先でやっているので、はじめての出向になります。
雨が降っていたため客足も鈍く、飲食に比べると出しているものが重かったりするためちょっと売れ行きは悪かったのですが、後半になってどんどん売れました。
そんなところでも、いつもバザーに顔を出していますよとか、店先にいつも商品を置いてますねとか言われるととてもうれしいです。だいぶ、工務店の名前や顔が通っているなと実感しました。結果売り上げも含めて好調でした。
準備など大変ですが、今後もチャンスがあれば出向していこうかと思います。
外装
建てて10年近いアパートです。外壁は、もともと無塗装のサイディング材にオーナー様のご要望に合わせた色で塗装しました。
やはり10年も経つとサイディングのジョイントになるコーキング材が悪くなっていました。壁の色は、汚れた程度のものと思われますが、やはりアパートなのでイメージ的にもそろそろきれいにした方がよいだろうということになりました。
屋根も貼り替えるほどではありませんが、本来の色が失せかけており、やはりきれいにした方がよいかなという状態でした。また、それをほっておくとより悪くなったときに塗装では無理な状態になります。次に貼り替える状態になってしまうよりは、塗装の方が安価です。そこで外壁に足場をかけて塗装するなら早めの処置をすることにしました。
足場をかけて養生のネットを貼り1週間以上その状態だと、工事が終わって見えた時にある意味新築のような状態になっています。
外部をよく点検し、メンテナンスをしていくことは建物を長持ちさせることになります。
頻繁に取り換えるような安価なものではありませんから、より長く持たせることを考えましょう(頻繁に建て替えてくれると商売上は助かりますが・笑)。
2009年05月23日
木のバザー
5月は、気候がよいのかイベントが多いです。
当社の所属する商店街でも朝市をやったり、ほかの商店街では、音楽祭をやったりなど。
商店街のにぎわいのためにも一緒に何かをやろうと思い木のバザーを並行してやります。
朝市も手伝って、自分のバザーもやってへとへとになります。
ただ、集客力はあるので木で作った小物がよく売れました。
木の良さを知ってもらおうという目的が高じて、いろんな小物を作るようになってしまいました。
でも、木はいいですね、という人が多く、とても喜ばしいことです。
木造で作っても木を見せることが少ない現在、集成材などというものまでがでてしまうと木の種類もわからなくなっています。
日本人にはDNAに木の良さをわかるものを持っていると思っているので、こういう機会に木というものを理解し、もっと使ってほしいと思います。
2009年05月20日
防水シート張り
正式には、防水ではなく、透湿シートです。
メーカーも多数あり、いろいろな名前で出ていますが、基本性能として雨水の侵入を防ぐのはもちろん、外部の湿気も入れず、かつ内部の湿気を出すというものです。
この上に桟を打ち通気層をとり外壁材を貼ります。つまり建物本体と外壁材の間に空間ができるため、そこを通る空気に含まれる湿気の侵入を防ぐのです。
それが、防水効果にもなるため、万一雨水が浸入しても内部にはいることなく、通気層を通って出ていく仕組みになっています。
このシートは、屋根まで貼ってあるので、雨水対策としては安心できる状態になっています。
2009年05月19日
基礎断熱
基礎断熱といっても断熱材を基礎に貼るだけのことです。
基礎の土間と立ち上がりに断熱材を貼るのですが、これは、コンクリートを通して地中や外気の熱が入らないようにです。床下が冷たければ、床上も冷たいのです。
特にここでは、床暖房を行うので断熱しないと熱が逃げてしまいます。
床下に換気をとる場合は、この方法は行いません。当たり前のことで外部の空気を取り入れるようにしているのに断熱しても意味はないので。
床下が乾燥するようにすることはよいことですが、外部から空気を入れるのは湿気を入れることにもなり、冷気を入れることにもなるだろうという考えから当社では、床下に空気を入れず断熱します。
床下の空気は滞留したまま?
機械換気で小屋裏の空気から床下の空気を循環するようにしており、空気の流れは作っているので内部の湿気や気温が溜まらないようにはしています。
だからこそ基礎断熱が必要と思います。
2009年05月18日
外壁のコーキング
シリーズのようになってしまいましたが、コーキング工事です。
写真は、仕上げた状態です。コーキングがきれいに打ってあるとサイディングもよく見えます。
このコーキングは、サイディングメーカーのもので外壁材に近い色になっています。
外壁を塗る場合には、このコーキングもその上から塗ります。そうすれば、外壁の色は揃います。
その際、塗料が乗って後ではがれないようにコーキングの材料も気をつけなければいけません。
2009年05月16日
コーキング打ち
古いコーキングを撤去し、養生して、プライマーをつけたらコーキング打ちです。
よくガンと言っていますが、コーキングの入ったチューブを取り付け水鉄砲のように押し込んでいくものです。そのあとへらなどできれいにします。
ここでは、外壁を塗装するので、コーキングの色は現在はあっていません。
コーキングも変成シリコン、ウレタン、シリコンなど用途によって種類が違います。
外部でかつ塗装が可能なものとしてここでは、変成シリコンを使用しています。
内部で簡単にやるときはシリコンで行います。
コーキングだからと言って何でもよいわけではないので、プロに任せるか助言をもらってください。
コーキングの準備
外壁のコーキングが劣化したため、やり替えを行っています。程度がさほどひどくなければ、上から打ち増しすることもありますが、悪い場合には、すべて取り除きます。
きれいにとったあとは、新しくコーキングを打ちますが、その前にコーキングや下地のプライマーが壁に使いないように テープで養生をします。
それからプライマーという接着剤のようなものを塗りこみ、新しいコーキングを打ちます。
コーキングだけだとすぐに取れてしまう恐れがあるのためです。
2009年05月13日
コーキングのやりかえ
サイデイングという外壁の材料は、必ずジョイントがあり、そこのコーキングという材料で埋めています。
固まるとゴムのような状態になります。防水を目的としていますが、ジョイントとしてクッション材の役割もあります。
ただ、経年変化によって劣化してしまいます。劣化したコーキングは、写真のようにはがれやすくもなってきます。
このコーキングをはがし取り、後ろに青く見えるのはバックアップ材で万一雨水が入ってもここから下へ流れます。
プライマーというボンドのようなもので接着性を高め、新しいコーキング材を打ちます。
2009年05月12日
外壁補修
 
塗り替え工事は、必ず足場が必要となります。この建物の場合、屋根の勾配がきついため、歩いたりすることはできないので、屋根にも足場が必要となります。
こうして塗り替え工事に入るのですが、この足場を利用して建物の点検ができます。
下から見ただけではわからないことが、よく見つかります。
ここでは、外壁の仕上げ材・サイディングの継ぎ目です(実際は、目視でも悪いのがわかったのですが)。
サイディングの継ぎ目は、コーキング材と言ってボンドのようなものでジョイントします。サイディングそのものが劣化することはあまりないのですが、このコーキング゙が、写真のように切れてきます。
10年近くなると表面が劣化するのと、多少なりともサイディング材も熱で伸び縮みするため、コーキングがその伸縮に耐えられず切れてしまいます。
そうするとここから雨水が侵入します。雨漏りにもつながり、躯体にも影響します。
サイディングで仕上げている方で10年近く建っている方はこの目地をよく見てください。写真のようになっていたら補修することをお勧めします。
ただ、当社の工法は、通気層を取っており、その下に防水シートがあるので即雨漏りにはつながりません。だからといって、ほっとくのはよくないのでやはり注意してください。
2009年05月02日
補強材料
 
壁と屋根を補強する材料をご紹介。
上の写真は、壁を内側から見てます。柱があって、筋違いという建物を補強する斜めの材料があります。その中に細い柱があるのが、間柱と言います。
構造上そんなに強度を期待するものではありませんが、内側や外側の仕上げの下地になっていきます。だいたい45?ピッチで入れていきます。
その外に貼ってあるのが構造用合板。やはり壁の強度を上げるためのもので、これをパネル化したいるのが、ツーバイフォー工法です。建物を面として固めてしまいます。ただ、この合板だけに強度を頼ると、あとのリフォームで改装が難しくなることもあります(合板で強度を持たせているので、安易に壊せない)。
下の写真は屋根裏です。北側斜線などの都合上、変な形状になっていますが、構成する部材は同じです。梁材という水平の構造材に垂木という屋根の勾配なりに入っている部材があります。屋根を形成する部材ですが、前は、細い材料でしたが、現在はこれも構造上強度を持たせる部材として、太くなっています。約30cmピッチに入っています。この上に壁と同様構造用合板を貼ることで、面として強度を出しています。
補強金物2
補強金物はいろいろありますが、また一つご紹介。
筋違いと言って、よく壁に斜めに1本か交差してXの形で材木があるのを見かけませんか。
壁の強度を上げるための部材です。建物に対し、横から来る荷重(風など)に対抗するものです。
強度をよりよくするためにそれが2本だったり、筋違いの部材が太くなったりします。
かなり前から入っている部材ですが、ここにきて新たに補強されるようになりました。
基本的に土台、柱、桁または梁という基本となる構造材に取り付き、釘で止めていることが多かったのですが、補強金物を取り付けることによって、筋違いが他の部材と離れないようにします。
金物の形はいくつか種類がありますが、目的は同じです。
筋違いが弱そうだからやっているのではなく、より強くするためのものです。
2009年05月01日
補強金物
基礎工事の時に入れたホールダウン用のアンカーボルトは、このように柱と固定されます。
これで、基礎と建物が結ばれた状態になります。
これは、植物を土から引き抜くように、地震や強風によって建物が基礎から引き抜かれることを防ぐのです。すべての柱にやるわけではありませんが、構造上重要な柱に取り付けます。また、建物の規模やそこにかかる可能性のある力を考慮して、金物も変わっていきます。
以前は、土台だけを基礎と結んでいましたが、それでは柱が抜けてしまうことになるので、この金物が出てきました。
木と木だけが組み合わさっているのではなく、いろいろな金物を併用することによって建物の強度を保っているのです。
屋根下地
建物が建ち上がるとまずは、屋根から仕上げていきます。
屋根ができれば、雨が降ったときにでも内部の工事が可能だからですし、屋根がないといつまでも工事が進みません。
屋根の骨組みが終わり、構造用合板を貼って面として屋根を固めます。
写真にはありませんが、その前に通気層を作ります。厚さは、25ミリほど。
のちに外壁に作った通気層とつながり、屋根の一番上となる棟から排気します。
上昇気流を利用したやりかたで、湿気、熱などから家を守り、断熱性能を上げるので空調効率のよい家になります。
通気層は、外気が通るので透湿シートを貼っています。その上に構造用合板を貼って、家の構造補強をします。
それから屋根業者が来て屋根を仕上げますが、その前にフェルト(黒く見えるシート)を貼ります。
防水性能があるシートで、屋根材から雨が浸入してもこのシートで防ぎますが、今までは、このシートの下がすぐに骨材でした。ですから雨漏りするとこのシートがうまく貼れてていなかったり、何らかの隙間があったときには、小屋裏に入ってしまいました。
しかし、通気層を設けているので万が一雨が入ってもその通気層を通って雨が逃げますので二重の仕組みになっています。本来の機能ではありませんが、メリットがほかにもあるということです。
このフェルトが貼りおわると屋根材の工事になります。
2009年04月29日
ミニチュア東京
東京ビッグサイトの中に巨大な東京のミニチュアがあります。
東京オリンピック誘致のために作ったもので、ニュースでも都知事がオリンピック委員会の人にこの模型の前で説明しているところを見た人も多いでしょう。
まあ、でかいです。よくぞここまで作ったと感心します。よくできています。
以前街並みの模型の図面を書いていたことがあったので、その苦労やすごさはより感じられました。
はたして、オリンピックが誘致できなかったらこの模型はどうなるんでしょうか?
かなりの製作費がかかっていると思います(家1軒分あるんじゃないかな)。壊すにしては、もったいないし作った人がかわいそう。ずっと展示するのでしょうか。
かといって、大きすぎて置く場所にも困るでしょうし。本当にオリンピックのためだったら無駄のような(どこかの石油国にも似たような模型があった)。
その後を考えて作ったのでしょうか。いろいろと考えてしまいました。
たかが模型と思うかもしれませんが、あれだけの精度と規模を考えると半端なものじゃありません。
皆さんも見に行ってください。
機会があったら、模型製作について書きますね。
2009年04月28日
ブロック工事
ブロック塀はよく見かける塀の一つでしょう。
早くて、簡単で、この工事の部類としては、金額が安めかと思います。
ブロックには、重量と軽量があって骨材の密度や内容が違う種類があります。持つと明らかに軽量は軽く重量は重いです。
当然軽量は安いのですが、表面が長い年月で崩れてきますし、あまり高さを高くすることは強度上できません。花壇や仕切り程度のものであればおすすめします。
重量でも2から3段以上積み上げてくるとなると写真用に鉄筋を骨に入れます。ブロックはどの種類でも幅40センチで高さが20センチです。厚みは、いくつか種類があって強度に合わせて選びます。
その40センチの幅のピッチで鉄筋を立て、ブロックの20センチの高さの位置に1本おきか、すべてに横に鉄筋をいれます。
そうでないとブロックだけでは倒れてしまいます。
ブロックの下にはコンクリートで基礎ができており、鉄筋はそこから立てます。
塀の長さが長くなると裏側に控え壁をブロックで作ります。地震で倒れて人がけがをする恐れがありますから。
安いといって鉄筋を抜いたり、軽量ブロックではやらないようにしましょう。
ブロック塀は、重量だと、施工がきれいにできればそれだけでもきちっと見えます。
ただ、味気がないのでこの上にモルタルを塗って、塗装したり、タイルを貼ったりすることができます。そういう意味では、自由が利く材料です。
ブロックそのものが色がついていたり模様のある化粧ブロックというのもあります。これを使ってみるのもよいでしょう。
2009年04月27日
新築工事・足場
骨組ができると早速足場を組み養生のネットやシートを貼ります。
ただ、最近の傾向としては、足場を先に組むことが多いです。足場が先に組んであれば、棟上げの作業は非常にやりやすく効率もいいです。
それとは、別の事情で特に都内は、敷地が狭い上になるべく建物の面積を法律上いっぱいにしますので、周りが狭くなって足場を後から組むのが大変な状況が多くなりました。
そんな理由から先行して足場を組むようになりました。
しかし、全部組んでしまうとクレーン車が作業できなくなるので、前面だけは、後で組むようなことが多いです。
足場ができるとネットを貼ります。開放的な現場が一気に閉鎖的になります。
早く周りを作って、ネットや足場を外したいのですが、雨やらなにやらでなかなか・・・。
でも、足場を外した時には、外部ができているのでお披露目みたいで楽しいです。
それを目指して頑張ります!
2009年04月24日
棟上げ
 
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材木の加工も済み、周りに足場を立てて準備が整い、いよいよ棟上げです。
クレーン車を使って材木を運び、組み上げていきます。金物による接合なので割と早く組みあがっていきます。
立ち上がると上棟用のお飾りを南に向けて一番高いところに据え付けます。屋根を作る頃には、それを屋根裏にしまいます。もし、解体するような時屋根裏からこの飾りが出てくれば、誰が建てていつ建ったのかがわかります。
古い民家を壊すとよく見られますが、棟札といって、年月日、大工棟梁などの名前が記されており、その建物の築年数がわかります。
自分が建てた家が壊される想像は、あまりしたくはないですが、その時に豊島工務店がいつ建てたのかがわかるようになっています。
工事中で一番わかりやすくダイナミックな瞬間が棟上げでしょう。1日で家の形が出来上がりますから。
2009年04月22日
塗装養生
築30年以上かと思われる住宅の塗り替えです。
前に足場と養生のネットについて掲載しましたが、塗装の養生はほかにもあります。
この写真のように窓に養生のビニールを貼ります。
窓というかガラスは、塗りませんから(塗れませんが)養生しないと塗装がついてしまいます。
面格子などが付いているとその養生は、面倒です。
他にも塗装しない場所については、ビニールなどで養生します。
養生をしたり、塗り分けたりするところをテープを貼ったりしてから、やっと塗装に入ります。
この養生に案外時間がかかります。
新築の場合でも外壁を塗装する場合、すでに窓などはできているのでこのように養生します。
2009年04月20日
構造用金物付け
基礎ができた現場に、材木を搬入します。そこで、構造用の金物を取り付けていきます。
なぜ、つけて持ってこないかというと金物が邪魔になり、荷物としてかさばるため、運搬回数が増えたり、大きな運搬車が必要になってしまうからです。
そこで、現場に材木を搬入し、金物付けをするのです。
雨が降るとできませんが、その辺はうまく段取りします。でも、天気のいい日に金物付けをしているといよいよ立ち上がるなという実感がわきます。
また、プレカットといって工場で加工し、組み立てできる状態にして現場に搬入することもあります。それでも土台だけは、先行して現場で据え付けます。
当社のポリシーとして、プレカットはなるべく避けています。それは、プレカットが悪いわけではありません。作る大工や我々が建物のことを頭に入れたいのと材木の無駄を取らないようにするためです。
本来、こういう姿が現場でよく見られました。その姿を残したいという技術やコストとは関係ないところですけど、伝統として残したいなと思っています。
2009年04月18日
土台据付け
 
基礎工事が終わると上の躯体を作る木工事になります。
何はさておき土台を据え付けます。
まず、基礎の天端に墨を打ちます。建物の芯となる墨とそれから一定の距離をあけた逃げ墨です。
芯となる墨は、建物の大きさの基準線ですからこれがないと適当に土台を置くわけにはいきません。
土台は、すでに大工さんが図面通りに加工しているので基礎と一致させるためにも墨は打たないといけません。その芯の墨から別に逃げ墨を出しているのは、基礎の芯には、アンカーボルトが入っているため、芯を通して打てないため、別に無1本打つのです(上の写真)。
その線を基準に土台の芯も出し計測して正確な位置に据え付けます。
また、アンカーボルトが出ているので、その位置も出してドリルで土台に穴をあけます。
そうして、据え付けますが、土台の下に白いシートがあります(下の写真)。
これは、建ちあがったときに建物を覆うシートで、透湿シートと言います。湿気を外部から入れず、内部の湿気を出す優れたシートで防水の効果もあります。
これを土台下に入れて、建ちあがると巻き上げてさらに上に貼っていきます。
同時に土台の水平もちゃんと見ます。まさしく土台ですから、基礎と土台がおかしいと上の建物もまっすぐになりません。大事な仕事です(全部大事ですけど)。
2009年04月16日
水道工事・先行配管
基礎工事が終わって、あとは建てるだけの時に今の敷地状況だとやっておくことがあります。
設備関係の方の工事です。特に水道でしょう。
敷地が狭いと建物と敷地境界の距離が近く、完成前までやらないと建物が邪魔になり、隣地との境界に塀などができてしまうと工事がやりにくかったり状況ではできなくなります。
そこで、まだ周りに何もない状態で先行して水道や排水を配管していくのです。
排水管は、外部に入れるものは太いのでより先に配管しないといけません。
基礎をやる前に先行配管した管と外部の管を結び、また埋め戻します。
あと、排水管は、ところどころに桝があります。これは、汚物が詰まらないようにということと詰まったときの掃除や点検のために設けます。これが、また大きいので先に配管しないといけません。
あと、ガス配管もありますが、多くはガスの場合最後に配管しています。ガスの場合、桝など大きいものがないので、水道屋さんよりは簡易なのでしょう。
電気は、ほとんど空中から来るので地中は掘りませんが、場合によっては、先行して埋める時もあります。
建物を建てる前には、いろいろ見えないところで動いています。
2009年04月15日
基礎工事・完成
コンクリートが打ち終わり、養生後型枠を取り外します。
窯の中から焼き物を出すようなそんな感覚があります。
きれいに打てたコンクリートはきれいなもので、打ち放しのコンクリートの建物を作るのもわかるような気もします。
型枠をとったら、きれいに清掃し余分にはみ出たコンクリートや型枠の受け金物を除去します。
それから、やり方にもう一度糸を貼り、建物の芯の墨線を基礎に移し替えます。
2009年04月12日
養生のネット
新築で建物が立ちあがったとき、外部の塗り替えのとき、その都度必要なのが足場です。
足場をかけるとそこに養生のネットを掛けます。よく見かける光景だと思います。
ネットの色も白だったり、青だったり、緑だったりいろいろです。
解体業者の場合は、音や熱を考慮して白いシートを貼っています。ビルになると鉄のパネルになっています。
この時、足場を利用して会社の広告を兼ねて「豊島工務店」のネットを貼ります。ホームページのURL、電話およびFAX番号、住所など書いています。これは、どこの業者や工務店さんもやっていいるでしょう。
広告が主な目的ではありますが、誰が工事しているのかをお知らせする意味もあると思っています。
どこのだれかわからない業者がやっているというのも何か不信感を持たれるような気がします。
何かあったときの連絡先にもなります。
自分の名前を出すというのは、ある意味責任を持たなくてはできないことと考えています(と、かっこよくまとめます)。
2009年04月11日
基礎工事・レベル調整
 
基礎の立ち上がりのコンクリートを打ち終わると、天端を鏝でならします。
それからレベルを見ます。
どんなに上手に打ったり均してもどうしても細かくは、不陸があります。
ただ、そのままだと土台を載せるときに困ります。隙間ができたり、土台を削らないと水平にならなかったり。それでは、強度は出ません。
そこで、測定器で水平の基準を出し(上の写真)、レベラーというモルタルの水に近い状態のものを流します。これは、自然と水平状態になってくるものなので、鏝でならしたりはしません。
ただ、あまり厚くすることはありません。この材料に強度があるわけではないので、あくまでも基礎の天端を水平に均す材料です。
これから、ある一定期間養生のため、型枠の状態のままになります。
基礎工事・コンクリート打ち3
枠を立てたら立ち上がりのコンクリートを打ち込みます。
土間の時と同様ポンプ車を使って奥の方から順番に打ち込んでいきます。
土間と違うのは、枠の中に入れなければいけないのとそのコンクリートが偏って固まらないようバイブレーターを使ったり、型枠をたたいたりする作業がやりにくいことです。
でもこれらをきちんとしないと穴のあいた基礎のなったリます。
2009年04月10日
基礎工事・立ち上がり
基礎の土間コンクリートを打ちあがると今度は、立ち上がりのコンクリートを打ちます。
すでに外周部は型枠が立っているので、今度は内部に型枠を立てます。
規定の基礎の幅になるよう墨出し(位置出し)をしてその線に沿って立てていきます。
コンクリート打ちこむときに枠が外れてしまうといけないので、固定する金具を取り付けます。
また、この時にスリーブという配管用のパイプを入れることもあります。
水道、ガス、電気など基礎下から立ち上げたり、基礎の立ち上がりからどしても入れなければいけない状態になるとき、あとから基礎に穴をあけるのは、大変でもありますが、せっかくちゃんといれた鉄筋を切ってしまいます。それでは、なんにもなりませんので先行してパイプを入れて、あとからそのパイプを使って配線、配管します。その時に出て隙間は、モルタルやコーキングで埋めるのです。
2009年04月09日
基礎工事・コンクリート打ち2
 
ポンプ車でコンクリートを現場に打ち込んでいる様子です。ポンプ車のオペレーターの人がホースをかかえて(写真では、置いた状態にしています)、基礎業者が指定する場所に流し込みます。圧力と重みがあり、足場も良くないので大変な作業です。
手元にリモコンがあり、圧力を変えたり止めたり、ホースを伸ばしたりとできます。
バイブレーターという機械で鉄筋に振動を与えながらコンクリートがまんべんなく空洞ができないように流し込みます。
とんぼという大きな板でコンクリートを伸ばしていき、打った後から鏝で水平に均していきます。
その下の写真が、コンクリートの検査の状態です。ミキサー車から任意に採取し、固さを計測するもの、温度を測るもの、内容の成分を検査するもの、持ち帰って強度をはかるための試験体分採取します。
おおよそ、その場で問題がないかを確認し、強度については、検査を受けて後日結果が通知されます。
あっては、ならないのですが万が一強度が出ないとやり直しになってしまいます。
基礎工事・コンクリート打ち
鉄筋が組み終わるとコンクリートを打ちます。
一般的コンクリートの打ち込みには、ポンプ車を使用することが多いでしょう。
ただ、敷地や道路が狭かったり基礎の規模が小さいと手作業でやることもあります。一輪車でコンクリートを受けて、その場まで運搬し打ち込みます。時間と労力がかかるのであまりやりませんが。
コンクリートのミキサー車がコンクリートを運んでくるとポンプ車の後ろに挿入する口があり、そこに流し込みます。それからポンプの圧力で押し出し、ホースを使って必要な場所に打ち込みます。
道路が狭かったり交通量が多いと危険なので警備員を立てます。あまり通行の妨げになる可能性があれば、警察に道路使用許可の申請をします。
手前に控えている人が、コンクリートの検査員です。打ち込むコンクリートが適正かどうか試験します。
最初に来たコンクリートのミキサー車から試験体をとります。
車の量が多く、騒音も出て気を使う工事です。
2009年04月08日
基礎工事・アンカーボルト2
鉄筋にタテに取り付いているボルトで、長く太いボルトがホールダウン用のアンカーボルトです。
短い方と違い、基礎から土台を貫通し、柱の根元にからむボルトです。柱にどのように取り付くかは
後にまた掲載します。
土台だけが基礎と緊密につながっても柱が抜けてはどうにもなりません。土台と柱をつなげる金物も後で掲載しますが、基礎から金物を伸ばし、柱が抜けていかないようにするためです。
すべての柱にするわけではありませんが、計算上必要なところ、大事な柱のある場所に取り付けます。
そのため短いアンカーボルトより数が少ないので、太く長いアンカーボルトとなるのです。
建築の知識がなくても、基礎のコンクリートと建物の柱が結ばれていれば、いかに強いかイメージとしてもお分かりになるのではないでしょうか。
これからいよいよコンクリートを打ちます。
基礎工事・アンカーボルト1
鉄筋を組み終わったらコンクリート打ちですが、その前にちょっと重要なことがあります。
アンカーボルトというのを取り付けます。
組んだ鉄筋にタテに取り付いている金色の棒で、下のほうが折れ曲がっています。
これは、土台が基礎から離れないように結びつけるためのボルトです。その長さが、土間のコンクリートに入ってしまうので(入るようにもしていますが)、先に取り付けます。
土台の継ぎ手、柱のそばなど構造上必要と思われる場所に取り付けます。ここでは、75本ほど付けました。下が折れ曲がっているのはコンクリートに食いつきやすいように(上に抜けないように)なっているのです。
このボルトが曲がってつかないよう注意して取り付け、次にホールダウン用のアンカーボルトを取り付けます。
2009年04月05日
基礎工事・鉄筋配筋
基礎のコンクリートの中には、鉄筋が組み込まれています。
丸棒ですが、異形鉄筋と言って背骨のようなごつごつした形の鉄筋です。
太さも何種類かあって、その建物に対する強度によって使い分けます。
まずは、立ち上がりの基礎の鉄筋を組みます。設計上で決められたスパンで縦の鉄筋を並べ、やはり規定の太さと間隔で横に鉄筋を組み、結束線で結びます。
土間は、網状に縦横組んで敷き並べ、立ち上がりの鉄筋と絡めます(今回のようなべた基礎の場合です)。そして結束線でお互いの鉄筋を結びます。
組んだ鉄筋がこれから打ち込むコンクリートの中に入りますが、そのコンクリートの表面から鉄筋までが近いと極端にいえばコンクリートから鉄筋が見えてしまうような並べ方をしてしまうと、当然強度は出ませんし、湿気にさらされた鉄筋がさびて膨張し、コンクリートを割ってしまうこともあります。
そうならないようスペーサーという材料で定位置になるよう施工します。
外部塗装・壁
壁の塗り替えは、よく見かける工事だと思いますし、経験されている方も多いのではないでしょうか。
一番目立つ場所で、かつ一般の方でも検討しやすく要望がでる工事だと思います。
壁が汚れてきて元の色が変わってしまって・・・という意味合いで塗られることも多いでしょう。
それと同時にモルタルの壁だと大なり小なりひびが入ってきて、そこからの雨水の侵入を考えてというのも多いでしょう。こちらの方が重要なことです。
ひびは、コーキングなどで補修する方法もありますが、それだとミミズが這ったような格好の悪いものになるため、それを隠す意味でも塗装をセットで考えます。
小さなひびは塗装でもカバーできますが、ある程度のひびは、ちゃんと処理をすべきで塗装だけでは防げません。
塗装も下塗りというのをやります。よくこれが白いため注文した色と違うという勘違いをしてしまうこともたまにあります。その上に本来の色を付けた塗料を塗ります。
今は、吹き付けよりもローラーで塗ることが多くなりました。ローラーでも模様のパターンのついたものもあります。においや風で塗料が近隣に飛んでしまうことを考えるとローラーという選択になります。
ただ、細部は刷毛を使って塗ります。
外部塗装・木部
古い家だと外部に木の部分がよくあります。写真のような軒廻り(破風板)、軒下、窓廻りの枠、雨戸、格子、外壁(羽目板)、独立して建っている柱などなど。
当然雨風にさらされているから、腐食したり塗装がはげたりしています。壁のひびと同じようにこれらをちゃんと処理しないと雨水の侵入がおきます。
早い段階なら塗装工事でカバーできます。よく見えるところでうから、時々気にしてください。
2009年04月04日
断熱材入
新築ではありませんが、リフォームでも断熱材を入れることはできます。
浴室になるところですが、ユニットバスを設置するので内部の壁・天井を全部壊しました。
腐食したところを補修したあと、壁の中に断熱材を入れました。
古い建物で断熱材が一切入っていませんでした。こういう建物は案外多く、今は当たり前のことが、されていない時代もありました。
せっかく断熱材を入れることが可能な状態なのに、それをそのままにしておくというのは、家の性能を損ねますし、二度と入れられなくなります。見積の時もつい見落としてしまうこともありますが、そこはお施主様と相談してお勧めしていますし、少量であれば見積内として入れてしまいます。
おかしいところを直すのも当然ながら、性能向上するのであれば、それはやるべきと思います。それを勧めるのも施工業者の義務ともいえるでしょう。
2009年04月01日
基礎工事・型枠
基礎の外周外側にパネルを立てます。これが土間のコンクリートの留めにもなり、外周部の基礎の立ち上がりの型枠になります。
コンパネという合板をサンギで組んでパネルとして作っていましたが、今は、鉄板で出来上がったパネルを使います。
そして、基礎の鉄筋を組みます。
便器の交換
古くなった便器を交換しました。
設備機器というのは、どうしても長い年月のうちに不具合が出てきます。
部品が消耗してしまい、交換が必要になってくるのですが、あまり古すぎると部品がなくなっていることが多いです。
使えるものは、なるべく使っていくべきとは思いますが、設備機器は、車やパソコンのように年々良くなっていきます。さらに、電気やガス水道など省エネタイプになっていることからも新規に交換することをお勧めします。
最初は、保証期間もありますからメーカーの修理でもよいかと思います。ただ、それが度重なってくるとその修理費だけで新品が買えるようなこともあります。
そこは、まずその不具合や経過年数を業者と相談して、修理とするか交換とするかを判断するとよいでしょう。
ここでは、便所のリフォームを兼ねての便器交換だったのですが、最近の便器はリモデルタイプと言って、設備業者だけで交換可能な商品もあります。そろそろ交換かなと思ったら、配管や内装の状況も踏まえて検討してみてください。
2009年03月31日
材木の加工
基礎工事が始まると同時に材木の加工(墨付け、きざみなどといいます)に入ります。
建てるのに必要な材木を注文し、それがそろったら加工します。
まず、図面を見ながら土台から順番に墨付けしていきます。加工するために長さを切ったり、接合部分の加工するための線を引く作業です。
その墨付けの線に沿って加工していきます。
これらの作業によって、上棟の日に一気に1日で組み上げることができます。
並んでいる材木は、梁材と言って柱の上に水平に載るかまたは掛ける構造材です。
当社では、ほぼ新築の場合、集成材を使用します。1本の無垢ではなく、何枚かの厚い板を合わせたような状態で柱や梁の太さになっているものです。強力な接着剤で接合されており、まずそれがはがれることはありません。
これらを使うメリットとして、無垢の材木より強度が強いこと。
乾燥された材を集成しているので、木材特有のくるいがないこと。寸法がしっかり決まっており、材によるばらつきはないことです。最近は、接合部に金物を使用するため材木は、乾燥されていて精度のよいものが求められます。そのため、集成材を使っています。
外壁塗り替えの足場掛け
気候が良くなってくると、塗り替え工事の依頼が多くなってきます。
やはり、寒かったり暑かったりしたときに外でネットを貼られてにおいのする作業が行われるのは住みながらでは気持ちいいものではないでしょう。
中には、職人さんがかわいそうという方もいらっしゃいますが、あまり関係はありません。確かに温暖な季節の作業する方がやりやすいのは事実です。
また、雨も少なく乾きが早くなど季節の左右されることもありますので、春秋に依頼が多いのは当然かもしれません。
まずは、足場をかけて塗装するところを水洗いします。水洗い前には、養生のネットを貼り、ごみや物が落ちないようにします。
人の往来や住む人の生活を考えながら足場を組みます。また、塗装工事以外の作業が入る場合、その工事の作業性も考えて足場を組みます。
足場が道路に出てしまうようなことがある場合は、警察に道路の使用許可を申請しなければなりません。これには、費用がかかります。
駐車の取り締まりも厳しいので長期に車を道路にもおけず、その駐車費用も考えなければなりません。
そんな事情から、工事に伴って細かな経費がかかることもあり、皆様にはご了解をお願いいたいします。この場を持ってお知らせさせていただきました(笑)。
2009年03月30日
基礎工事・気密シート張り
設計上の深さまで地盤を掘り下げたあとは、ぐり石といって、石を砕いたような物を敷き並べて、突き固めます。
そのあとに、ビニールのシートを敷きこみます。
これは、地盤からの湿気を止めるためのものです。この効果がよくわかるということは、建ててからではわかりにくいのですが、このシートを敷いた後に翌日でも見てみると、シートの下に水滴があることが。
つまり下からの湿気が出ており、それをシートでふさいでいるのがわかります。この上には、基礎のコンクリートができますが、コンクリートも湿気を持っています。そのコンクリートを超えて湿気がこないように、このシートを先行して敷きこむのです。
床下は、普段見えないところです。その床下に湿気を持ち込まず、床の骨組みを保護する。こういう、仕組みなのですが、できてしまうと見えなくなります。家を長く持たせるのはどういうところに注意強いるのかをご理解できればと思います。
2009年03月26日
基礎工事・根切り
地鎮祭、やり方、仮設(水道、電気)などがおわると基礎工事に入ります。
まずは、基礎が土に潜る分だけ土を掘ります。これを根切りとよく言います。
設定された基礎の深さがあり、その下にはぐり石という石を敷き詰めたたきます。
その分だけ掘ります。
掘った土は、地盤の状況で周りにまくこともありますが、都内の狭い敷地では、たいてい処分します。
掘った土が多いと自分たちの動きが取れなくなうのですぐにトラックで搬出します。
しばらくはその繰り返しになります。
掘ったところは、人力で平たんにならし、次の作業の段取りになります。
2009年03月24日
筋違補強その2
補強の様子をもうひとつ。同じく筋会違ですが、Xになっています。たすき掛けとよく言っています。
片側だけよりも大体倍強いと考えてください。ほかに補強できる壁がなければ、この方法です。
さらに補強する場合は、この上に構造用合板を強度によって厚さを変えて貼ります。
ここは、ガス台の前になるので窓のままでは危ないし汚れてしまうので、キッチンパネルを貼ります。その際、その壁を構造上の耐力壁にしました。
この筋違いができな場合は、構造用合板のみ貼ることもあり、必要に応じて外部と内部の両方に貼ることもあります。改修の内容や条件、耐力壁の計算上状況は変わります。
筋違いや構造用合板もただ木や板をを打てばよいだけでなく、土台と柱と梁桁等の横材にからまないと意味はありません。
2009年03月23日
筋交補強
解体した後、補強が必要な壁に筋交を取り付けています。
基礎や土間の補強のほかにやはり骨組みも補強しないといけません。
腐食したところを直したり、構造上強くするために補強もします。ちゃんと以前の工事も去れていれば必要ありませんが、古い建物ほど耐震には弱くなっていますので、完全にはできなくてもできるだけ補強していきます。
耐震工事、リフォームおのおの独立した形でも工事できますが、いっしょの形で出来れば、うまく納まります。
2009年03月22日
土台の補修
古い建物を解体するとどこか腐食している部材が必ずあります。
主に水廻りのところが多いのですが、たまに雨漏りによって腐食しているところもあります。いずれも壁の中で表面に出てこなかったものばかり。
水廻りでまず間違いなく何らか腐食しているところがあるのは、浴室です。
それも在来のタイルでできた浴室です。
ユニットバスという商品が出てくるまでは、ほぼ100%に近くタイル張りの浴室でした。
タイルというのは、防水性があるものではなくその目地関係から水が浸入してしまうのです。
下地に防水をしてあることもありますが、防水も長い年月ではその機能を損なってしまい、水が入り材木を腐らせてしまうのです。そのあと、シロアリにやられるケースも。
やはり柱や土台を交換するということは難しく、おおごとになります。
部分的であれば、写真のように継ぎ足したり、部分的に取り換えたり、補修します。この後防腐処理をして元に戻します。
また、こういったときに構造用の金物を使用して補強をしておくとよいでしょう。
2009年03月21日
やり方工事
地鎮祭がおわり、いよいよ工事に入ります。
いきなり着工というわけにもいきません。それは、建てる場所をちゃんと決めないと工事はできません。
家の大きさも間取りも決まっていても敷地のどの位置に建てるのかを正式に出さないと
図面とは違う位置になったりするだけでなく、建築基準法上にかかわることが出てきます。
何もない土地にどうやって出すのか?
それがこの写真なのですが、さっぱりわからないですよね。
周りに杭を建て、水平に板を四方打っています。家が四角なのでそうなりますが、仮に三角なら三角につくります。よくこれを見てこんなに大きい家か!って思われたりしますが、だいたいこの範囲から60センチづつぐらい中に入った位置になります。
この板の位置はどうやって?
基準が必要となりますが、多くは、敷地境界線になります。道路と並行に建てるのか、北側の隣地の境界と並行に建てるのか・・・それは、住まいによって変わりますが、たいてい境界線が基準となります。
あとは、建築確認に提出した位置に、また、お施主様にも確認いただき建物の平面寸法を板に写していきます。それを基準に基礎工事をはじめます。
2009年03月20日
床下の土間打ち
床下の土間にコンクリートを打ち平坦に均しているところです。
コンクリートを打つ前には鉄筋を組んであります。基礎の補強が主な目的です。
また、土間下の土からの湿気を防ぐことも考えています。
コンクリートが平坦に打ってあると次から床の骨組に入るのですが、足もとがいいので大工さんの施工性も上がります。
できている家の中に打つので、養生したりその場までコンクリートを運ぶのに障害が多かったり、結構大変です。ご近所にも生コン車が来たりご迷惑をおかけしています。
コストもかかるのでつい敬遠しがちな工事ですが、家を長く持たせることを考えたらぜひやっておきたい工事です。
2009年03月19日
リフォームの床下
改装工事で、床をすべて取り払ったあと床下の土間にコンクリートを打ちます。
古い建物ですから、床下の土間は土のまま。土から湿気が上がり、床下の骨組みを傷めかねません。また、シロアリなどの侵入する要素にもなります。土間にコンクリートを打つことでこれらを解消させます。
また、基礎についても現状の建築基準法からは、そぐわない強度の可能性があるので補強のためにもっとも簡単な方法として、鉄筋を土間に組、それを既存の基礎と絡めべた基礎工法のようにします。
そうすることで大きな解体をせずに補強ができます。
ここでは、湿気対策としてコンクリートを打つ前にシートを敷きました。専用の気密シートを本来敷きますが、予算の都合上養生シートにしています。
本格的に改装するからこそ大きなメリットの一つとなる工事です。
2009年03月18日
地鎮祭の祭壇
いつものように地鎮祭の祭壇です。
これは、全国共通なのでしょうか。大体三段です。一番下は玉ぐしをお供えしたり、宮司の小物が置いてあります。
二段目、一段目にお供え物や神具が置かれています。この並びは決まっており、適当に置いてあるわけではありません。
お供え物は、通常お施主様が用意します。
関係者でないと頻繁にやることではありませんから、七五三、結婚式のように一度(結婚式は何度も?)だけのものですから(何度も建築してもいいですけど)、ぜひ式はやってください。
また、工事中に何かあると式をやらかなかったからと悔やまれたり言われると思いますのでやってください。
地鎮祭の儀式3
地鎮祭の儀式、参列者が参加する最後の儀式が、玉串(榊の枝を小さく払ったもの。宮司が細工をします。)を祭壇に供えることです。
お施主様から順番にお供えし、最後に施工業者がします。数があれば一人づつ行いますが、この時は、わたくし(社長)が代表してお供えして全員で礼拝しました。
当社としては、ある意味珍しい光景なので記念に載せてみました。自分自身がブログに載ることがないので・・・。
これで、地鎮祭が完了し全員でお神酒で乾杯します(あくまでも乾杯だけでがんがん飲みません)。
いよいよ、工事の始まりという感じがします。
地鎮祭の儀式2
地鎮祭の儀式の続き。
鎌で榊を切り取ると、次にクワを入れます。土を耕すという意味でしょうか。
木製の鍬を持って、3回土にクワを入れます。
これは、お施主様にやっていただくことが多いです。
しょっちゅうやる儀式ではないので、緊張してなかなかうまくいかないことも。
もう1回やりましょうかというわけにもいかないので、やりづらいです。
そのあと施工業者が、鋤で土をならします。
地鎮祭の儀式
やっと A邸の更新ができました。
建物の工事を始める前の準備はいろいろありますが、大事なものの一つが地鎮祭です。
建物を建てる土地の神様に対する儀式で、工事の安全を祈り、良い家ができるよう、またそこに住んでいく上での祈願をいたします。
いつも祭壇を載せていますが、式の状況も載せてみました。
竹を4本四方に建て背の高さぐらいに荒縄で結び、その中に祭壇を作ります。向かって右手前に砂で小さな山をつくり、それに榊を1本立てます。
宮司の祝詞が終わるとその榊をまず、鎌で切ります。土地の開墾を表現しているようで、土地に生えている木や草をまず刈り取るという(実際には、何もない状態ですから)儀式です。
役としては、設計事務所の方がいればお願いしております。いらっしゃらないと施工業者の誰かがやっています。
先月、テレビ東京に出た時の内容が、価格ドットコムのホームページに出ていました。
下記のURLから見てください。
http://m.kakaku.com/tv/channel=12/programID=10610/infoID=1701879/?tv_qr&guid=ON
2009年03月17日
リフォームのための解体
もはや原形をとどめていないほど、壊してしまいました。
古い住宅の改装で、設備から内装をすべて新しくするのですが、とにかく古いので現状のままを直すことが難しく不要な物を撤去しているのですが、構造も弱いことがわかり補強するため、骨組の状態にして直すことにしました。
リフォームといってもいろいろあることは何度もお話していますが、古い住宅の場合は、施工性を考えてもなるべく既存を撤去し、新しくしたいものです。
当然コストもかかりますが、いろいろ理由もあり、利点もあります。
ここの場合、建て替えができない状況にあるため、既存の規模を変えることなく直す必要がありました。
解体することによって、構造上の補強が可能になります。ここが木造のよいところです。
補強が可能ならば、間取りの変更もできます。
設備から建具なども一新できます。当然内装もきれいになります。
大工さんをはじめ職人さんの作業がこの後やりやすい。 古いものが残っているとそれに合わせることが大変です。
断熱の補充、湿気やシロアリ対策など目に見えない部分を直すこともできます。
欠点は、コストのほかに状況によっては、居住できない状態になること。そのために引っ越しが必要となることです。
工務店と相談して計画よくやってもらうとよいでしょう。
2009年03月16日
床レベルの調査
古い建物の改装工事ですが、約50年近く前の建物で、かなり老朽化しているのと内装など現代にあわない仕上げになっているため、補強と修理を兼ねてきれいに改装します。
まず、床のレベル(水平)が悪いためそれを直します。そのために床の骨組みを全部解体しました。
そうしないととても水平に直せる状態ではありませんでした。
そこで、この写真の機械の登場です。
我々はよくレーザーと言っておりますが、水平や垂直を測定できる機械です。
カメラの三脚と同じものがあるので、高さは自由になりますし、それで自身の水平を保ちます。
まさしくレーザーのように赤い光が水平(もしくは垂直)にでます。その水平線を基準に天井や床を測って、レベル差を出します。また、その線を基準に新しい床や天井の水平線を出します。
縦に枠をつけたり、建具を入れたりするときは、この機械で垂直を見るとまっすぐに取り付けできます。
あと、これで床材の貼り初めの基本線を出したり、内装業者は、ビニルクロスの貼る基準位置をだしています。非常に便利な機械です。
2009年03月14日
雨中の木のバザー
3月14日土曜日 雨と風の中木のバザー53回目を開催しました。
さすがに、この天気で客足も悪く思ったほどの盛況さはありませんでしたが、その中でも来てくださった方、ありがとうございました。
それでも相変わらず腰かけと桐のまな板は売れます。本当にヒット商品になりました。
暖かくなってきたので、懲りずにまた開催したいと思います。
2009年03月09日
基礎のブロック
増築する部分の基礎として、重量ブロックをならべています。
コンクリートで基礎を作るのが常識でいまどきブロック?と 思われるでしょう。
本来こういうことはまずやりませんが、平屋で畳1、2枚程度の増築、もしくは、デッキや東屋のようなものは、予算もあってブロックを使うことがあります。
ブロックでも軽量と重量があり、当然軽量の方が安いのですが、さすがに上に物を載せるとなると重量でないと危険です。
それでも、ブロック下にコンクリートを敷き、ブロック同士を鉄筋でつなげます。予算的にはこのほうが安くなります。
ブロックを敷いて、乾いたらその上に土台を載せます。その速さもブロックのよさでしょう。
2009年03月08日
畳替え
最近徐々にその存在が少なくなってきている、畳です。
畳をやめてフローリングに変えることが多い中で、やはり畳の部屋もほしいという希望もあります。
横になれるからとか、畳の感触やにおいが良いなど。あと、和室という雰囲気とフローリングが合わなくてという方もいますが、これは前にも紹介しましたが、和と洋の折衷も面白いスタイルだとは思います。
ここでは、虫のつかない畳ということなので、新しく作り変えて敷きこみました。
畳はほかに表面(畳表)だけを貼り替える表替えと、表面(畳表)を裏返しにする方法があり、裏返しが一番安いです。ただ、一度裏返しをしてあったら二度目は、表替えです。
また、年数がたち畳の芯(藁床)が弱ってふわふわしてくることがあります。これだと表替えをしてもダメなので作り替えになります。
でも、新しい畳のにおいと肌触りっていいもんですね(よく女房と畳は新しいほうがいいとは言いますが・・・)。
そこで横になって やっぱり日本人だな。
2009年03月07日
クロスの貼り替え
リフォームや模様替えで一番最初に思いつくのは、壁紙の貼り替えではないでしょうか?
壁紙や天井紙を貼り替えるだけでリフォームと言うかは別ですが、やはり一番多い工事ですし、何をするにもついでに貼り替えましょうかとなることが多いです。
現状の壁紙をはがして、再度パテをやり、新しいクロスを貼るのは仕事も早いですし、金額もそんなに大きくありません。
ただ、リフォームで貼り替えの大変なのは家具類や飾り物です。
すべて外したり移動したりする方が、場合によっては貼り替えより大変だったりします。
施工業者からアドバイスもあるかもしれませんが、依頼するときにこの家具をどこに動かそうかとか、これは触ってほしくないとか、自分たちが逃げる場所があるかとか、事前に考えてください。
できれば、職人もよい環境で仕事をしたいものです。すべてなしというのは、ありえないですからせめて貴重品やコンピューター類だけはしまっておく所を考えてください。
また、壁紙の貼り替えだけで済まない時もあります。それは、下地が悪くなっている時です。
これは、場合によっては施工しはじめてわかる時もあります。その場合は、説明があるとは思いますが、必ずしもきれいにならない時もあることをす頭の片隅に入れておいてくだい。
ハウスクリーニング
工事が終わるとお引き渡しをする前にハウスクリーニングが入ります。
新築工事の場合は、まずクリーニングをして工事完了という形になります。現場は、基本的にいつも掃除をして帰りますが、やはり細かいほこりや雑巾がけまではしません。
そこで、専門の業者にお願いしてワックス掛けも含めて掃除します。
リフォームの場合も規模が大きくなるとハウスクリーニングをお願いします。
ここでは、エアコンの掃除をしています。新築の場合エアコンは新品なので掃除をしませんが、リフォームなので古いエアコンがついたままなので合わせて掃除しました。
あと、養生したり、その都度各業者も掃除しますが、やはり細かく汚れは残ります。また、リフォームしない部屋もほこりまみれになっていました。
お住いのままだとできないこともあるので、簡易な掃除しかしないですが、空家なのですべて掃除します。
工事に限らず、年末の大掃除で体の具合が悪くて水廻りの掃除を依頼される方もいます。
当然そういう場合もお受けしています。
やはり、工事がきれいなだけでなく、そのあともきれいにすると気持ちいいものです。
2009年03月06日
屋根廻りの塗装
外部の塗装する人をなかなか身近で見られないと思い、載せてみました。
屋根の軒廻りをペンキで塗っています。ウレタン系のペンキで以前よりは長持ちするようです。
古い家でなくても、軒廻りは雨風にやられやすいところで、どうしても見た目も悪く見えるので塗りたくなるところです。
屋根はなかなか見ることができなくても、この場所は、よく見えて屋根のラインをよく表しています。
濃い色にしてラインを強調したり、外壁が濃くて逆に白くしたりとわざとそのラインを強調させます。
外壁でもそうですが、せっかく塗り替えるのですから、少しこういったところで遊んでみるのもいかがですか?
塗装業者は、何軒も塗り替えていますから、この色なら間違いないというのを分かっていますし、この色ではおかしくなるというのもわかっています。おまかせしてもらえれば、間違いのない外装に仕上げてもらえますが、お客様の個性を出すためにも相談されてみてはいかがでしょうか?
案外プロよりもよいものが出てくるものです。我々は無難な色にしたがるので(誰が見てもおかしくないような)、怒られるんじゃないかなとか、あまり深く考えずに聞いてみるといいですよ。
「え!」っていうこともあるかもしれませんが(笑)。
2009年03月05日
床の補修
フローリングが悪くなり、歩くところがぶかぶかしていました。今にも床が抜けそうな感じになっていました。
これは、経験したもしくは、今そのような状態になっているという方がいらっしゃるのではないでしょうか。
古い住宅に多い現象で、フローリングの床の場合ですが、根太という床を受ける骨組みの上に直接フローリングを貼っている場合に起こります。フローリングは、合板だと思います。
床下は、1階なら土間で土の状態。まれに2階でもおこりますが、湿気で合板のフローリングが弱ってしまいます。そうすると合板は、薄い板を何層にも合わせたものなのでそれが湿気によって肌別れをおこしてしまい、床がへこんだりする状況になるのです。
解決策としては、写真のように悪い場所を切り取り、新たに板を貼るのですが、それではつぎはぎになって今します。この場合上の絨毯が貼ってあったので、こういう処置ができました。
本来は、床を全部壊して作りなおし、その際、床下の湿気止め対策をするのがよいのですが、コストや時間、家具の移動を考えると無理なことが多いです。
そこで、現状の床上に新床を貼ってしまう方法もあります。ただ、これも出入り口で他の床とに段差を生じてしまうこともあるので、業者とよく相談しましょう。
また、このように床を空けられれば、シロアリや床下の骨組みの点検もできます。
玄関ドアの取り替え
玄関ドアを取り替えることは、そんなに頻繁にあるものではありません。
通常古い建物で、木製で腐食がひどかったり、使用している金物が壊れたり、また直そうとするとそのメーカーがなかったりということでは、あります。
アルミサッシのドアの場合は、ほぼ永久的なものなのですが、昨今のピッキングの問題や、金物関係の劣化から、やむなく交換ということもあります。
最近の鍵は、どのメーカーもピッキング対応となっているので、防犯上よくなっています。
玄関ドアですからのんびり作業はできません。外したものの取り付けできなかったら大変です。
また間違ったドアを入れるのもできません。
事前の寸法をよく考え、ドアのデザインや機能をよく決めて、工事に入ります。
それでも大変な仕事です。今、必死になって作業中です。
2009年03月03日
軒裏の補修
なんか天井に頭をつけて 支えてるように見える写真ですが、軒裏に不燃の板を貼っているところです。
外装工事(家の外部の塗り替え)に入ったときに いろいろ不具合を直すのが一番です。
せっかく足場をかけたのですから、足場がないとできないことをやりましょう。
その一つに今回の軒裏の補修があります。合板関係のもので年数がたち 腐食してしまったものです。
同じ合板を貼ればまたすぐに悪くなるので、塗装をすることが分かっているので無塗装の不燃材を貼ります。
雨樋などもよく見ましょう。状況によっては、取り替える必要があるかもしれません。
とにかく、外部のメンテナンスをちゃんとすれば家は長持ちします。
2009年03月02日
建物外部の塗り替え
木造2階建ての住宅の外部の塗り替え工事に入っています。築30年ぐらいでしょうか。
その間に1,2回塗り替えています。
できれば、建物というのは永久にメンテナンスがなければお金もかからずとてもいいことです。
しかし、現状の材料では、10年前後の周期で外部のメンテナンスは必要です。
このことについては、当社のもう一つのホームページに点検のポイントを載せていますので参考にしてください。
でも、ちゃんとメンテナンスをしていれば、今の建て方ならばそんなに頻繁に建て替える必要はありません。また、木造は、リフォームのしやすい構造です。生活スタイルにもあわせた直し方も可能です。
家を長持ちさせるためにもまめに点検とメンテナンスをお願いいたします。
2009年03月01日
シャッターの塗り替え
シャッターといってもここでは店舗用のシャッターです。
手動タイプでもう古くなっており、色あせて汚れており、取り替えるのは大変な工事になるため 塗装しました。永久ではありませんが、これでしばらくはきれいに見えます。やはり店舗ですから、閉まっている時でもイメージは良くしないといけません。
塗るとすぐには動かせないので、タイミングを考えないといけません。
ただ、シャッターでもアルミ製のものもありますが、この場合塗装は難しく、費用がよりかかります。
しかし、あまりアルミ製のシャッターの場合、色など変色しないので手を加える必要はほぼありません。
ここでは、塗装業者がシャッターを塗っていますが、文字や絵を描いたりする場合は、看板屋さんにお願いします。
床貼りの完成
元和室だった部屋をお客様の要望でフローリングにしました。
フローリングは、合板ですが今回は表面の層が厚い厚張りタイプというのを選んでいます。
また、グレードとしてもよいので表面の仕上げ塗装がよく光沢もあり、一般的な合板フローリングより無垢に近い仕上がりとなっています。
本物の無垢となると予算上難しいものも出てきますが、商品をうまく選ぶことで近い形にもできます。また、メンテナンスも合板フローリングは、容易です。
フローリングもいろいろなメーカーが出しており、その中でもグレードや商品が多く、最近ではペット用のフローリングもあります。
さらに無垢材となると材木の種類分だけ商品がありますので、こちらも迷ってしまいます。
もし、いろいろと選びたい場合は、新宿のOZONNEというショールームに行くとすべてではありませんが、総合的に見られます。あとは、各メーカーのショールームに行くことでしょう。
当社でもある程度のサンプルやカタログがありますので、一度相談してください。
2009年02月28日
システムキッチン完成
少し前から紹介している現場です。既存のキッチンを撤去し、新規にシステムキッチンを設置しました。
メーカーは、サンウェーブでPittoという商品です。このメーカーでは、一番出ている商品ではないでしょうか。
各機能やこの商品独自の機能などもあり、当社でもよくお勧めしていますが、今回はお客様からのご要望でした。
キッチンに合わせて、床や壁天井の内装も変えました。やはり新しいものが入ると気分がいいものです。
特に設備は、日々新しく開発されていくので、施工するたびにその良さに驚かされることもあります。
どのメーカーのキッチンでも対応できますし、どれがお勧めという一押しがあるわけでもありません。
ただ、いろいろなメーカーの特徴は、ある程度把握しておかないといけないので大変です。その中からお客様のニーズに合いそうなメーカーを提案します。ただ、強制はしません。
そこからいくつかのメーカーを選び、実際ショールームで体験してもらうことにしています。
建築の中で住宅展示場を除けば、一番体感しやすいものが衛生設備関係です。
何度も言いますが、これらの商品は、どんどん良くなります。そこで、ぜひカタログだけでなく、実物を見て納得していただくのがいいでしょう。
いくつかのメーカーは、事前に連絡をすれば、ショールームでアドバイザーがつきます。いろんなことを聞いて困らせてください(笑)。あと何か粗品がもらえますよ(もっと笑)。
キャンペーンなどもやっていることがあるので、こちらに問い合わせてください。招待状など用意できます。
暖かくなってきたので、お散歩がてらショールームツアーなどいかが?
2009年02月27日
排水管の点検と洗浄
マンションの排水管を洗浄しているところです。
古いマンションで、まだ排水管など直していないことから、点検をしました。これは、一戸建てでもそうですが、長い年月にはいろいろなものがたまったリします。
中には、意識していなくても間違えて流してしまったものが詰まっていることもあります(歯ブラシや箸など)。
業者にもよりますが、ここでは、胃カメラのようなものでCCDカメラを配管に通し排水管の内側を見ました。これで詰まっているか、配管材が劣化しているかなど、すぐにわかります。
多少汚物が溜まっていたので、洗浄材を流し(これは、業者専用の薬品で薬局で売っているようなものではありません。したがって、一般の方にはお分けしていません。)、高圧洗浄しました。
ある意味、お医者さんと同じで配管材は、内臓と思ってもよいでしょう。血管や胃腸が詰まれば体も悪くなるように建物も悪くなります。
定期的な検査 いや 点検をぜひお勧めします!
2009年02月18日
自分の説明書
仕事の合間に インターネットでちょっと遊んでみたら、自分の説明書なるものがありました。
血液型と名前でできるのです。
あたているような、いないような。 オチを見失うのは明らかにあたりです。
流れ作業は好きではありません。
確かに深く考えない時もありますが、仕事となるとそうはいきませんので・・・。
シャイです(笑)。
あまのじゃくと言われればそうかもしれませんが、それぐらい強い気持ちがないといけないときもあるんです。
まぁ、これを 頭に置きながら がんばっていきます!
2009年02月14日
テレビ出演のネタ
2月13日の深夜番組に出演しました。
その時の 出演のきっかけになったネタです。
ネタというか 普段から店先に商品は並べています。現場で余った材料や不要になったものを再利用して作っています。
2009年02月12日
床の張り替え
床の張り替えのひとつに 畳からフローリングにする工事があります。
最近、特にこの工事が増えました。
ダニなどの虫を気にする方、掃除などのしやすさ、生活スタイルなどから変えることが多いです。
いたって、工事としてはやりやすく、よほど下地が悪くない限りは、8畳で2、3日でできます(荷物がすごい多いと別ですが)。
畳の厚さを利用してもう一度骨組みを作り、フローリングを貼るのである意味床がより頑丈になります。
その骨組みに断熱材を入れれば、より保温効果もあがります。1階の場合は、特にお勧めします。
この写真では、2階です。2階の場合、畳からフローリングに替えると音の問題が出ます。そのためにクッション材を先に入れています。それでも不安な場合は、遮音のゴムマットを入れたり、遮音用のフローリングを使用します。
床暖房を考えている場合もこの時に行うといいでしょう。
キッチン取り替え準備
現状のキッチンをすべて壊した状態です。
それから、新しく入るキッチンの施工図を見て、電気、ガス、水道の配管を直します。年代や商品、メーカーによってそれぞれの配管位置が違うので適正な位置に修正します。
その際、古い配管で劣化しているものや現状にそぐわない材料だったら、あわせて新しく直します。
こんな時よく水漏れなどがわかったりします。ここでは、全く問題ありませんでした。
壁や床の下地などもよく湿気で悪くなったりしてることがありますが、こんな時にいっぺんに直しましょう。
これから、壁に不燃の下地材を貼り、細部を修正してあとはキッチン待ちです。
2009年02月11日
テレビ出演
今度の金曜日、2月13日の深夜0時53分(実際は土曜日)からテレビ東京の「もやもやさまぁ?ず2」という30分の番組に?豊島工務店が出演するかもしれません。
先月の終わりにロケに来ました。奥沢をお笑いコンビさまぁ?ずとテレビ東京の女子アナウンサーが歩き、いろいろからむようです。
当社は、いつも店先に余った材木や腰かけを中心とした商品を並べて店頭販売しています。
その中の一つがこの写真です。
ごみとして処分されそうになっていた輪投げの的をもらいました。木製でおもしろそうだったのですが、輪の方がなく困ったところ水道屋さんがよく使う塩ビ製の排水管を輪切りにしてビニルテープで巻きました。
その商品が目にとまり、撮影の対象になったようです。たぶん、放映されると思うのですが、もしカットされていたとしても、奥沢ってこんなところだなとわかるんじゃないかと思います。
もし、カットされていないと私豊島がでている可能性があります。さまぁ?ずのふたりとしゃべったのですが、まぁガチガチで・・・
逆に恥ずかしくて見るのが怖いです。
もし、放映されたら感想をコメントしてください。また、こういう商品がほぼ毎日出ていますので、遊びに来て、買ってください。
初午
ご近所のお稲荷さんで初午があり、お参りに行きました。
初午は、2月最初の丑の日。全国の稲荷社でこの日を祭っているそうです。京都の伏見稲荷がもとらしいです。
この日は、おもちをついて奉納した人たち(しない人もですけど)につきたてのおもちをふるまっています。もち米を石うすで突き、きな粉やあんこに絡めて食べました。
突きたてのお餅は美味しいです。特に寒い日は格別。
小さなお稲荷様で、小さなイベントですがこんな形で地域の人たちにふれあうことができるのもたのしみです。
みなさんの身の回りもよく見てみれば、遠出をしなくても楽しいことがあるかもしれません。
2009年02月07日
キッチンの取り替え
解体中の写真で申し訳ありませんが、システムキッチン工事の取り換えの紹介です。
新築実況中継なのにリフォーム・・・。 あまり細かくこだわらないでいきましょう。
新築ができるからこそリフォームができ、リフォームができるからこそ新築もできるのです。
さて、設備関係も 10年以上も経つと色々なところで不具合が出てきます。修理できる範囲ではいいのですが、機器類もあまりふるいと部品対応ができなくなったりします。
また、こういった機器類は年々良くなりますから、生活に対応できなくなったときには ぜひお取り換えをお勧めします。
工事内容によりますが、まずは現状のキッチンの解体です。引出、扉、カウンター、コンロや蛇口などの機器をバラバラにします。なるべく小さな状態にして産業廃棄物として処分します。
たまに、機器類を再利用することもありますが、出来れば一緒に交換した方がよいです。
キッチンを外してとりかえるだけで工事は、完了することもありますが、これを機会に床や壁、天井の内装も一新してみてはいかがでしょうか?床がちょっとなるとか、クロスが汚れているとか、そういったものを同時に工事すると経費がかかりません。
キッチンもいろいろな機器があります。それは、当社のホームページのコラムを参考にしてください。
2009年02月06日
車庫屋根
車1台がとめられる駐車スペースに屋根を作りました。
ここでは、作業もされるらしく雨に困るようです。また、この屋根をかけることで玄関まで傘が不要になります。
とはいえ、そう簡単なことではありませんでした。本来、アルミ製でカーポート用の屋根という商品がメーカーから出ています。メンテナンスもその方がよいのですが、
・車庫のスペースが変形していること
・アルミ製の商品では、柱が大きいため車や通行の邪魔になること
などなどいろいろな制約から木造にしました。ただし。柱は鉄製で塗装で保護しています。
屋根の骨材は、木製で丈夫かつ軽めなものとしています。屋根材は、ポリカーボネート材の波板で安価で長持ちします。
もちろん、メンテナンスは必要で
・定期的に木部、鉄部は塗装してもらう。
・波板は丈夫だが、止めている金物が劣化してくるので、その兆候が出てきたら、金物を打ちなおしてもらう。
そんなに短いスパンではないので、これらを守っていただければ、長持ちします。また、解体も簡単にできます。
2009年01月29日
夕方のみなとみらい
ちょっと ネタ切れです。
横浜によく遊びに行くのですが、今の時期4時ごろでももうトワイライトな感じです。
ライトアップし始めた観覧者と暗くなりつつある空。この日は、快晴で青空が紺色に変わっていく状態です。ちょっとセンチメンタルな気分(似合わないけど)。
心機一転、明日からまた仕事がんばります。
2009年01月19日
ワタアメ
奥沢の小学校、中学校を対象に 地区限定のイベントに参加しました。
もう、27回もやっているとは・・・。
私もお手伝いさせていただいてから、約10年。毎回、ワタアメづくり!
ワタまみれになりながら、寒い中やるのですが、なぜかいつも大人気で、行列ができます。
と、いうか 当然我々や手伝ってくれる中学生の子たちは、ワタあめづくりのプロでなければ、練習しているわけでもないので、1個作るのに手間がかかります。そのうち、行列ができてしまうのです。
行列ができると、なぜか人間は並んでしまう。
おもしろいですよね。確かに甘くておいしいのですが、作っている方は途中であきてしまいます。
準備やらなんやら大変な面もありますが、滅多にこういうことはできないので、いい経験になりますよ。
2009年01月04日
謹賀新年
当社が取引している近所の材木屋の店先です。
いつも、よく扱う材木が並んでいるところに、賀正の刻印をした材木(垂木)が、ずらっと並べられています。これが、初荷で各工務店に配送されます(購入するんですけどね)。
ひとつの風物詩といえるでしょう。材木屋も少なくなり、規模も小さいことから、こういう風景が見られなくなってきました。
個人的には、これを見て正月を感じ取ってきていたので、この光景はいつまでもあってほしいものです。
正月は、いろんなところで日本らしさを感じ取れますが、伝統文化という大きな意味では、継承しておきたいものです。
2009年01月01日
初詣
近くの神社に初詣に行きました。大きくはありませんが、歴史のある神社です。
近隣の方の初詣も多いですが、この景気の問題からか普段より多いような気もします。
有名な神社に行くのもいいですが、やはり地元の神社にお参りしていただきたいですね。
このブログでもよく掲載する、地鎮祭は、当然奥沢なら地元の神社にお願いします。
秋にはお祭りもありますし、七五三などお世話になることもあるかと思います。
そういう意味でも、地元の神社は大切にしてください。
2008年12月29日
和室の内装
完成した和室の写真です。
和室なのに床柱や長押といった壁に木が見えていません。床は畳だけど何かログハウス風な・・・。
このST邸では、和室が2か所あり一方は、いわゆる真壁と言って従来の床柱、長押、その他柱など見えており、天井は、敷目板、床の間も備えています。壁も左官工事で珪藻土でフラットに仕上げています。
もう一方は、少し崩した形にしました。洋和風といいますか、壁は、大壁式と言って柱などを見せない洋間風に仕上げ、ビニルクロスを貼っています。でも、ちょっと和風な柄にしています。
窓には、障子を入れてこれも和風です。障子は、カーテンと違い目隠しにもなりつつ光も入れられます。風を入れたい場合は、目隠しにはなりませんが、あけることによって十分風を入れられます。
天井は、ログハウスのような板張り。
この組み合わせも面白いと思います。遊んではいますが、はでではありません。和のアイテムを使って、洋間に変化をくわえてみてもよいでしょう。
玄関タイル張り
玄関の床は、タイル張りが一般的多いと思います。
工事中、人の出入りが激しいため、どうしても最後の工事になります。
コンクリートで下地を作り、乾いた後にタイルを貼ります。
タイルの裏にモルタルをつけて、貼っていきます。それからタイル同士の目地を埋めます。
タイルは、50、100、150、200、300・・・といくつか大きさがあります。輸入タイルになるとまた少し寸法が変わります。そのタイルの貼り方がバラバラではおかしいので、ある規準位置をきめてそこから貼っていきます。
玄関の壁に合わせるか、外部の壁に合わせるか、どこまで貼るかなど小さい半端なタイルがなるべく入らないようにして決めます。
2008年12月27日
水栓金具の交換
浴室の水栓金具を交換しました。
シャワーも含めてこのような製品はやはり消耗しますので、いずれ交換なり修理が必要です。
年数がたつと商品がなくなることもあり、交換せざるを得ないこともあります。
このような製品関係は、使用頻度によって耐久年数が変わります。しかし、いずれ故障が出てきたときにメーカーの修理を呼んだ方がよいのか、もしくは新規にしてしまう方は良いのかの問題がいつもあります。
メーカー修理の場合、修理することができてもそれ以外の不具合までは見てもらえないことがあります。
そのうち、直した部分以外の不具合が出てきますとそのたびに修理すると新品を買った方が良い時もあります。
かといって、なんでも新品にすることがいいとも限らないこともあります。
その場の金額に判断せず、どのような処置をとるべきかを相談した方がよいでしょう。
2008年12月26日
アプローチ工事
建物内部が終わりになると外回りの工事が始まります。(足場が早く外れれば、内部と関係なく工事することもあります)
これは、敷地の形状や予算などに左右されるので状況によって変わります。
・道路から玄関までのアプローチ関係。
門扉、敷石やタイルなどの舗装、外灯。
・駐車場関係
土間(コンクリートなど)、カーポート、車庫そのもの。
・庭関係
植栽、池など庭園、外灯
・その他
建物外周をコンクリートを打ったり、砂利を敷くなど。物置。
・隣地関係
塀、フェンス、垣根
写真は、建物が道路よりも奥に入っているため、そこまでのアプローチの工事です。
アルミ製の門扉をたて、その門柱には、表札・インターホン・門灯・ポストなどがつくようになっています。
門扉も木で作る人や鉄やステンレスでデザインする人もいます。
メンテナンスや価格がわかりやすい点では、メーカーによるアルミ製品がよいでしょう。色もアルミサッシに合わせたりすることができますし、デザインも豊富です。
アプローチは、敷石で飛び石にしています。その周りは、お客様が芝生を植える予定です。
2008年12月24日
電気の引き込み工事
内部の工事が完成し、照明器具やエアコン、スイッチ・コンセントなど電機関係の取り付けが終わると
電気の引き込みをします。
電気を最後に? 仮設電気で紹介していますが、確かに電気がないと工事はできません。
そこで、仮の電気を入れてもらうのです(通常その間の電気代は、施工業者が支払います)。
ただ、あくまでもこれは仮の電気で、名義も工務店ですし、容量も少ないです。
そこで、完成する何日か前に東京電力(地域によって変わりますが)へ電気業者が申請します。
お施主様の名前や住所とともに使用する電気の容量(40、50、60Aなどなど)を申請すると、電線から改めて電線を引き込みます。これは、電力会社が工事を行います。
この時点で仮設電気は撤去され、自由に電気が使えるようになります。
このあと、電力会社が検査に来ます。
2008年12月22日
クロス工事
内部の塗装が終わると天井壁の仕上げ工事に入ります。
最近は、いろんな仕上げ材がありますが、やはりオーソドックスなところでは、ビニルクロス仕上げでしょう。単価もわかりやすく施工も早いので。
ボード張りをした後そのジョイントや釘ビスの頭をパテで平滑にして、クロスに糊をつけて貼っていきます。シックハウスの問題が出てからは、のりも低ホルムアルデヒドに変わり、ビニルクロスの材料も同じく変わりました。また、ビニルクロス以外にケナフという植物から作ったものや再生紙、和紙を素材としたクロスもあります。
まず、クロスを頻繁に貼り替える人はほとんどいませんが、長年で汚れてきたり、ジョイントが目立ってきたり少しはがれてきたりします。それでも生活に支障はないので我慢できればそのまま・・というのが、ほとんどでしょう。貼り替えるためには、家具など全部動かさないといけないので。
でも、やはり貼りかえると気持ちもよく部屋が新しくなったような感じになります。施工の速さや金額面から考えると一度は張り替えてみてはいかがでしょうか(消極的な営業ですが)?
2008年12月20日
土間下地
建物の周りをどのようにするかも大事です。
都会のように狭い敷地ですと思ったような庭も取れません。かといって、土のままにしても何も活用ができず、雨が降ったりして泥が跳ねて建物が汚れてしまうことも。
物を置いたり、外部の湿気を抑えたりなどを考えるとコンクリートを打ってしまう方法もあります。ザっしょうも生えませんしあとあとは楽です。
ほかに砂利を敷いて防犯(歩くと音が出るので)目的の方法もあります。
コンクリートの場合、ただやればいいものではありません。ひびが入ったり、沈んだりしないよう下地をちゃんとやることが大事です。
土を突き固め鉄筋を組みコンクリートが割れたり沈んだりしないようにします。車が乗るとなればさらにコンクリートの強度も一定の強さにしないといけません。
障子工事
和室にしつらえる建具の一つに障子があります。襖とともに和室の雰囲気をよく表すアイテムです。
襖は、経師屋さんといって襖紙を貼る職人さんが骨からすべて作ります。しかも、骨組み、下貼り、襖紙貼り等厳密には作業によって職人も分かれているそうです。
障子は、骨組みや現場への建てこみまで建具屋さんがやります。そのあと、経師屋さんが障子紙を貼ります。
障子も腰まで板を貼るものや雪見障子と言って障子の中の骨組みが上げ下げできて建具を閉めたままでも外が眺められるものなど、デザインも豊富です。
カーテンと違って光を入れつつも目隠しになることからデザイン上洋間に入れる人もいます。
障子紙も破れない材質のものもありますので小さなお子様がいても安心です。
たかが障子ですが、使い方やデザインを考えると色々使えるものなのです。
2008年12月19日
配管埋設工事
水道、ガスなどは、一般的には、配管材が地中に埋められています。
建物から道路までの間に地中に埋設されており、工事中か建物が建つ前に行われます。
電気は多くが空中を電線より引き込んでいきますが、建物が敷地の奥に建っていたり、写真のように袋小路上のところに建っていると、地中に埋設することもあります。
ここでは、引き込み用の電柱を立てます。そこまでにCD管という管を先行して入れて、あとから電線をその中に入れます。門にインターホンや門灯を付ける場合もこの方法です。
2008年12月18日
建具工事
内装工事とともに始まるのが建具の工事です。
大工さんが作った建具の枠を建具屋さんが寸法を取り、決められた面材とデザインに基づいて建具を作ります。
作った建具は現場でサイズなどを微調整します。それからノブや丁番、鍵など取り付けて、各々の場所に取り付けます。
現在、ユニットでできた枠と建具を使うことが多く、建具屋さんの出番も少なくなっています。
メーカーの作るユニットの建具は、表面材が特殊なシートでできています。色やデザインも選べます。
この工法なら塗装業者も不要ですし、早くできます。
どちらがいいということは、ありません。建具屋さんでもいろんなデザインは可能ですが、コストの問題があります。
これは、コストバランスやデザインのバランス、使い勝手など総合的な判断が必要です。
この選択が、内装関係にもかかわってきますので建築業者とよく相談してください。
こだわれば、こだわることも可能な部分ですから、ただのドア・・・なんて考えず、検討してください。
2008年12月17日
珪藻土塗り
和室の壁を珪藻土で仕上げています。
昨今のシックハウス対策や環境に対する関心から内装材も変わってきました。
和室でさえ、コストや工期の面からビニルクロスで仕上げることが多くなっていました。
珪藻土という左官材料が出てから、その傾向は変わってきました。
漆喰などの今までの材料よりやや安めで、工期もさほどかからないことから、この珪藻土で洋間も仕上げたりすることがあります。
やはり、塗って仕上げた壁は、和室によく合います。色やパターンも選ぶことができますし、和室があるならば、一部屋だけでも珪藻土にしてみませんか。
調湿効果もありますし、化学材料も少ないのでお勧めします。
2008年12月13日
バザーの様子
12月の最後の月は毎年バザーをやっています。
最後の月にいろいろお買い物をする方が多いので、いつも開催しています。
暖冬なのかあまり寒さを感じなかったので楽でした。
ただ、告知していなかったので、客足がちょっと悪かったです。
それにしても商店街なのに・・・。
自分のことだけでなく、商店街の行く末も気になってしまう今日この頃です。
みなさん、地元を大切にしましょう。そして売り手側のみなさんも地元を大切に魅力ある商売をしてください。
2008年12月12日
バルコニー手摺
2階のバルコニーの壁上に笠木兼手すりを取り付けます。
バルコニーの立ち上がりの壁は、頂部が仕上がっていないため、雨水の侵入を防ぐために笠木を取り付けるのですが、それに手すりも兼ねてしまうデザインになっています。
素材は、アルミでサッシと同じメーカーの商品を使用します(色がアルミサッシとそろえることができるため)。以前は、カラー鋼板やステンレスといった素材も使用していましたが、メンテナンスなどを考えるとメーカーの商品がよいようです。
デザインもいろいろあり、これといった寸法の決まりもないので(大きな寸法は決まりがありますが)、自由なバルコニーのデザインができます。
ここでは、建物の一部として作っていますが、すべてアルミ製で建物とは、別に取り付けたりするバルコニーもあります。
2008年12月09日
内部の塗装
大工さんがメインとなる木工事が終わると、次に内装工事に入ります。
各部屋の造作材(木製の枠や巾木、廻り縁、カウンターなど)、階段などをまず塗装から始めます。
それから、壁紙などのクロス工事や珪藻土などの左官工事に入ります。
リビングの巾木を塗装しているところです。塗料は、オスモという自然素材系の塗料でクリア(木地の色を生かした透明な)色に塗っています。
自然塗料は様々な種類が出ていますから、塗装業者さんと相談してください。物によっては、一般の方でも塗れる材料です。よくお客様に塗ってもらうこともあります。
通常ペンキやニス、ウレタンなどの塗料を使いますが、住む人を考えていくと自然系の塗料や建材にしたいものです。
ただし、階段やカウンターなどは、汚れや傷がつきにくいものにしたいのでその場合、やむなくウレタン系の塗装にしています(その方が丈夫なので)。
最近は、枠材や建具など建材メーカーの規格品をよく使用します。コストも安く(上級になると高いこともありますが)、工程も早くなり非常に施工者サイドとしては、良いものです。製品も良くできており、金物、色など間違いありません。
しかし、なるべく手作りのものをお勧めしたい当社としては、高めでもその家の個性としてできれば、大工、建具屋、塗装屋、内装屋といった職人が作るものにしたいと考えております。
2008年12月05日
足場解体
外部関係の工事が終わると足場は外します。
外部というのは、屋根・壁はもちろん、雨樋、エアコンの配管、テレビアンテナ類、換気扇の外フードなど足場がないとできない工事です。これらが終わると早速足場を外します。
写真を見てもわかりますが、2階のベランダに手すり、庇がまだ付いていません。これらは、逆に足場を外すときに邪魔になるので、足場を外してから取り付けます。
やっと外部の雰囲気がわかるようになりました。いよいよ終盤です。
2008年12月02日
雨樋工事
よくある工事ですが、あまり紹介されていない工事です。
雨が降って、雨樋に支障がない限り、気にならないものではないでしょうか?
屋根から伝わって落ちてくる雨水を受けて、地面もしくは排水管に流すものです。
これがなければ、玄関先にいつもぽたぽた雨が垂れたり、軒先を雨水で痛めてしまいます。
雨の多いい日本では、必要な設備ですが、反面樋が詰まると逆に軒先を痛めたり雨漏りの原因にもなります。もし、雨が降って樋からあふれてくるようなら詰まっています。業者さんに直してもらいましょう。危険ですから決して自分ではやらないように。
樋の形は昔は、半丸の形が多くデザイン上嫌がられることもありました。今は、色・形状共種類が増えましたので、家の外観に合わせて選べます。
2008年11月21日
イルミネーション
今年もわが社恒例のイルミネーションを始めました。
少しでも、にぎやかさと楽しさを提供できればと考えています。当社は、商店街の中にあるので少しでも活性化になればと毎年続けています。
またそれと同時に、これでいよいよ年の瀬が近付いてきたなという、焦りとあわただしさを感じ始めています。 また、歳をとる・・・。
今年も残り少なくなってきましたが、寒さに負けず、がんばろう!
2008年11月20日
壁のボード張り
リビングの壁下地となるボードを貼っています。ボードは、天井と同じものですが、厚みが12.5ミリで3ミリほど厚くなっています。
これが、3階建てとか内装の規制が厳しい建物になると15ミリになったり、2重に貼ったりします。これは、耐火のためです。
貼っているボードの向こうに見えるのは、外壁の構造用合板で、ここでは、外断熱のため断熱材が中にありません。
柱と間柱(写真で見えているのは間柱)の上に胴縁という細い材を水平に打っています。これにボードを留めるのですが、部屋が狭い場合は、直接柱などに留めます。ただ、柱が水平垂直の精度がやや悪いため、胴縁を打って壁の不陸を調整します。
このボードを貼り始めると部屋の雰囲気がぐっと出てきます。
2008年11月18日
システムキッチン組立
いまいちピントが合ってないですね。
見ずらい写真ですが、キッチンの吊戸棚を取り付け、これからレンジフードの取り付けです。
ここでは、INAXというメーカーのI600シリーズを選んでいます。キッチンのほかに食器棚も同じシリーズで選んでおり、写真の職人がそれも設置します。
大工さんや設備業者さんが取り付けることも多いですが、やはりなれていることやほかの仕事を止めてまで作ることを考えると、専門に任せた方が良いかなと思いますが、小規模の場合は、当社でも大工さんが組み立てます。
最近は、前面の壁にキッチンパネルを貼ることが多く、まずはそれから始まります。次に施工のしやすさと下のキャビネットを汚さないためにも吊戸棚や換気扇関係を設置します。
それから下のキャビネットを並べて、カウンターを取り付けます。
蛇口や小物類を取り付けて、壁の取り合い部分にコーキングをやり、完成です。
通常1日ですが、内容によっては、2日かかります。
そのあと、電気、水道、ガス(ここでは、IHなのでありません)をそれぞれの業者が結びます。
2008年11月15日
地盤調査
建てる前の作業として、敷地の形状や設備関係の状況を調べることがありますが、
地盤の状況を調べるのも今や通常のことになりつつあります。
特に最初から地盤が弱そうな状況が分かるならば、是非調査した方が良いです。それでよい結果が出ればそれに越したことはありませんから。
地域の名前が〇〇沢、とか〇〇谷とかなど水にからむようなものだと弱いこともあり得ます。
また、近隣の方から弱いような話を聞いたりとか、ビルなどを建てると必ず調査しているので、そのデータを役所から聞くとかなどです。
ここでは、何度も紹介しているスェーデン式の調査を行いました。機械を使って、細い杭を突き刺し、侵入させていくのですが、その時の反応から地盤の強度を調べます。完全な方法ではありませんが、良し悪しはわかります。
既存の建物があると難しいですが、空地の状態でなるべく早い段階で調べるとよいでしょう。
2008年11月07日
床暖房マット
床に銀色に光るものがありますが、これが床暖房のマットです。
見えにくいかもしれませんが、緑色の帯と並行してすじがあります。これがお湯が通る管で1枚のマットで1本つなぎなしで配管されています。
フローリングの下になって見えなくなっていますが、床下から配管が出ており、このマットの先端でつなぎます。外部に熱源機(今回電気式で、給湯も兼ねています)があり、そこから熱湯がこの管を通ります。
その温度がフローリングを通して部屋に伝わり、暖めるのです。
緑色の帯のところには、木が埋めてあり、ここでフローリングが釘打ちできるようになっています。
マットは、断熱材のようなもので温度が床下に逃げないようにできています。
お湯で温める方式なので、温度がやさしく伝わり低温やけどを防ぎます。部屋も乾燥しません。
環境によっては、エアコンの暖房が必要ないかもしれません。
ガスでも同じ方式で床暖房があります。ご検討されてみては?とってもよいですよ。
最近は、マンションや建売でも設置されていることが多くなりました。
2008年11月05日
モルタル塗り
ラス網が貼りおわると、いよいよモルタルを塗ります。
練ったモルタルを適量にパレットに載せ、鏝を使ってむらなく塗ります。厚みも均一に凹凸の内容に塗るのは、やはり左官さんの技術でないとできません。今回塗装が最終的な仕上げですが、このモルタル塗りがきれいでないと、塗装業者さんもうまくできません。
ビニルクロスの仕上がりも下地の大工さんがちゃんとやらないとだめです。何事も下地が大事なのです。
今回の外壁は、塗装仕上げですが、左官仕上げの材料もあります。むらなくフラットに仕上げる方法もあれば、わざとパターンをつけることもできます。ある意味遊びができます。
いろんな建物の外壁を見て、どんな仕上げがよいか散歩しながら研究してみるのもおもしろいですよ。
ラス網
写真がわかりにくいかもしれませんが、壁に鉄製の網を貼ったところです。この網を壁全体に貼ります。
モルタルは、材料の性質上乾燥してきたりで、長年の経年変化でひびが入ります。
これは、どうしようもなくでてしまうのですが、そのひびが出るのを極力おさえるためにこの網を貼ります。また、この網を貼ることによってモルタルの塗りも厚くなり、壁の劣化防止にもなります。
左官の機械
なんですか、これ?
この中にあるのはモルタルで、外壁に塗る材料です。砂とセメントと水を混ぜてモルタルはできるのですが、外壁ほどの量となると手で煉るのは大変です。
そこで、ドラム缶のような容器の中に羽根が付いている機械に入れて自動でまぜます。
煉りおわると下の口から必要な分だけ、モルタルが流れてきます。
現場にはいろんな道具や機械があります。それを見ているだけでも面白いですよ。
2008年10月29日
2階バルコニー防水仕上
防水の下地ができたら、トップ材を塗ります。この時初めて仕上げの色が付きます。色の種類はいくつかあるので、事前に相談しましょう。
細部の納まりにはコーキングを使用します。
防水がよいからといっても過信は禁物です。排水が詰まったりするとそこから水漏れを起こします。また、防水材を痛めるような物を置けば、当然その下からもることもあります。
常に気にかけてみていただければ、問題ないのですが、ついついいろいろな物を置いてしまうことが多々あります。そうすると排水や細部に至って見落としがちです。できれば、屋上でもバルコニーでも物をたくさん置かないことと注意してみておくことが一番です。
これで、雨が下に入る心配はなくなりました。やっと外壁の仕上げ工事に入ることができます。
2階バルコニー防水
2階のバルコニーの防水工事で、FRP防水という工事です。まずは、下地に塗るプライマー(接着剤のようなもの)を塗り終えたところです。
床にむらが見えたりするのは、プライマーを塗ったためです。
このあとFRP製のネットのようなものを貼り、それをプライマーのようなもので固めてしまいます。いわゆる船底のようなものになって、水の浸透を防ぎます。当然水がたまるので、排水もとっています。
ここで大事なのは、どの防水方法でも平らな所から水が漏ることはまずはあり得ません。やはり、他の場所との取り合いや排水の周りが一番危険なのです。そういったところを慎重にやっていかなければいけないのです。
また、その下の木下地ですが、強度のためにまずは、構造用合板で床と壁を固めます。
床にはその上に不燃のサイディングのような固いものを貼り、万が一防水材と木材が延焼しないようにします。
防水は床だけでは、意味がなく写真のように30?ほどたちあげておきます。当然その下地も不燃材を貼ります。
防水より上は、外壁と同じ仕上げなのでその下には、防水を兼ねて透湿シートを貼っています。
2008年10月27日
階段昇降機
既存の階段に電動式の昇降機を取り付けています。
お客様の足と目が悪く、現状のままでは、大変苦労されており、昇降機を取り付けることになりました。
昇降機は、いす式で座ったまま階段が上がれます。
ただ、気をつけなければいけないのは、階段の形状が曲がりが多かったり、上下の廊下に余裕がないと機械を設置したことでかえって狭くなってしまうことです。ここでも、従来に比べれば狭くなり、曲がりの部分には取り付け不可能な点もありました。それでも、直線だけでもあれば便利ということで設置しました。
上がるスピードもゆるく、階段の歩行が困難な場合は、お勧めします。あとは、設置する状況をメーカーや工務店に見てもらい相談して一番いい方法を考えましょう。
2008年10月25日
天井ボード張り
天井のボードを貼り終わりました。
ここでは、クロス仕上げになります。クロスの仕上がりが平滑になるよう、平らに貼ります。
ボードの大きさは、通常畳と同じぐらいです。その継手が同じにならないよう交互に貼ります。
そうすると クロスを貼った時に継手が分かりにくいのです。
照明があれば その線を出しておきます。
ですから 天井の下地が始まる前に 天井に取りつく器具の位置を決めておきます。
2008年10月22日
天井断熱
1階リビングの天井下地です。縦横の格子状に組んでいる桟が、石膏ボードを止めるための骨組みです。
この骨組みは、2階の床組みや貼り材などといった構造材からつっています。
ここでの天井は、平らな仕上げになりますが、平らに仕上げても通常部屋の中央辺りが微妙に上にあがっています。
それは、本当に平らに作ってしまうと目の錯覚で天井が下がって見えてしまうからです。
大工さんはそういうところまで考えて作っています(床ではそんなことするとビー玉が転がってしまうのでやりませんが。笑)。
天井下地の上に置いてあるのが、断熱材です。2階と1階の温度が伝わらないようにする意味と多少なりとも遮音の効果を考えています。家族で住むのでそこまでは必要ないと言われれば無理には入れませんが、部屋の温度を保つためにもお勧めしています。
本当に音を止めるる必要がある場合は、もっと大掛かりな工事になりますので、これは、工務店と相談してください。
2008年10月20日
モルタル下地
外装の下地関係もやっと終わりが見えてきました。
ただ、これも木工事としての下地工事です。
この現場では、モルタル塗りの上、塗装(吹付け)の仕上げになります。
モルタルを塗るために、その下地を作っているのですが、ラスカットという910×1820サイズの合板材を貼って、その上にモルタルを塗ります。
以前は、ラス板と言って12mmぐらいの厚みの幅の狭い板を横板に貼り、その上に網を貼ってモルタルを塗っていました。
モルタルはどうしても長い年月の間にひびが入ってきます。それをなるべく少なく長く持たせるために、新しい(といっても、もう登場して大分経ちますが)材料として、ラスカットがあります。ジョイントは、専用のコーキングを使用します。
このあと、左官業者によってモルタルを塗ります。
2008年10月16日
通気水切
外壁の最下部に当たるところです。ここに水切を取り付けます。
サイディングにしても塗り物の壁にしても、必ず水切は付けます。雨などの水が壁をつたって落ちてきたときに、水切がないとその裏側に水が変わってしまうことがあります。まさに水を切るのです。
また、どんな外壁材も下側は、仕上がっていなかったりして何か止がないとうまく納まりません。
そんな働きをするものですが、通常の水切を取り付けるとせっかくの通気層をふさぐことになります。
そこで、通気専用の水切材を使うと水切を兼ねて通気も取れます。ただ、ここでは、水切を通気層の前に取り付けることで通気を確保しているので通常の水切を使用しています。
色の種類もあるので、外壁の色やアルミサッシの色と考慮して選びます。
青い部材が見えるのは、通気層に虫が入るのを防ぐ防虫材です。
2008年10月10日
壁通気
外壁材の下地受けでもあり、壁の通気層を確保するための桟をうちます。
通気層は、できればその空間が大きいほうが有利なのですが、外壁が外に多く出てしまうことや下の隙間から虫や火が入る恐れがあるので15から25ミリぐらいまでになります。
この通気層が屋根まで上がり、そのまま屋根の通気層につながっていきます。そして、棟の換気口から排気されます。入口は、土台下つまり基礎上ぐらいの高さになります。
通気を行うことで、外部からの断熱効果を高め、湿気を防ぎ、それが空調の効率を高めます。
それが、環境にもやさしい(エコな)ことになります。
この通気層の桟を打った後、外壁の仕上げ材を貼ります。ここでは、モルタル塗りの塗装仕上げなので、モルタル塗り用の下地材を貼ります。
2008年10月04日
端材の加工
作業場で端材の加工をしています。
端材とは、加工したりして、残った材木です。
ほとんどが捨てられてしまいますが、当社ではなるべく使えそうなものは利用し、それでも残るものは、無料か100円で店頭に置いています。
無駄にせず、多くの人に提供し、木のよさを知ってもらいたいのです。
ぜひ、お時間がありましたら、覗いて見てください。
2008年10月03日
外装リフォーム・完成
雨が続けば、私たちの仕事も滞り、どうにもならなくなります。それも3日も続けば悲鳴も出ます。
ここ数日雨が続き当初より、塗装が延びました。自分の家ながら、早く終わらないかな・・・。
きっとお客様もこういう気持ちなんだろうと。養生がこんなにうっとしいとは。
でも、シートを取って出来上がりを見たとき、自分の思う色とバランスになっているのがわかるとうれしいものです。特に天気のいい時に見ると、気分もいいです。
色の好みは、様々なのでこの写真の色の評価はさておき、やはりお施主様に喜んでもらうのが何よりです(ここの場合、自分ですが)。
塗装業者は足場を外しつつ、塗り残しや塗装の悪い所を直して行きます。
外壁の防湿
屋根にも張った透湿シートを外壁の下地にも貼ります。この上が通気層になるので、外部の湿気を入れないためにここの工程で貼ります。
透湿シートの効果は、何度も紹介しましたが、外部の湿気を防ぎ、内部の湿気を出す効果があります。
この住宅は、外断熱工法なので、断熱材を貼った後にこのシートを隙間なく貼ります。特に窓周りは、雨漏れの原因になりやすいところなので、注意して貼ります。
このあと、通気層を設け、仕上げ工事に入りますが、外断熱をやらない場合は、壁の構造用合板の上にこのシートを貼ります。
外断熱
外壁の構造用合板のあとに断熱材を貼ります。ここは、外断熱工法なので、断熱材は外部に貼ります。
断熱効果は、内側よりも外側のほうが効果があります。ただ、外断熱材の場合、断熱材の種類が限られています。気をつけなければいけないのは、隙間なく、また、まんべんなく貼ることです。そのため、外断熱の効果がよりでてくるわけです。
内側に断熱材を貼る場合は、この工程はなく、通気層をとり、仕上げ材を貼ります。
外断熱については、いろいろ工法が出ており、また、考え方も様々です。ただ、当社としては、今までの経験からこの方法のほうがより断熱効果があると考えお勧めしています。もちろん、従来の内断熱も行っていますから、ご相談ください。
2008年10月02日
外装リフォーム・塗装
外壁に、ローラーで塗装しています。塗料は、シリコン系のものを使用しています。
写真が見にくいかもしれませんが、建物が隣地との距離が近いことから、日が入りにくいことと養生のシートをしているため、見えにくい状態になっています。
現状の壁の色よりやや濃いめにしていますが、すくなくても新しいとそうですからきれいにはなるでしょう。
早く、養生をとってみてみたいです。
色については、趣味の問題もありますから、規則はありません。ただ、街の景観もありますし、周りとの調和も多少は考えたほうがよいかと思います(どこかで派手な色で問題になりましたが)。
また、場合によっては、行政によっては原色が使えないところもあります。
個性を出しつつ周りとの調和となると難しいです。そのため、現状の色に近い場合が多いです。
でも、アクセントを入れてみたり、現在の色に多少のアレンジをするなど工夫はできますから、塗装業者と相談して決めてみましょう。
2008年09月30日
床組
1階リビングの床組です。
奥に緑色の立ち上がりが見えますが、基礎用の断熱材です。外断熱を進める側としては、本来外部に貼りたいところですが、シロアリがたべる(?)恐れがあり、最近は内部に貼っています。
基礎で断熱するので床下には、断熱材は入れません。
床の骨組みは、プラ束、大引、根太という順番にくみます。プラ束は、大引きを支える束で、プラスチック製で(当然荷重には十分耐えられる製品です)高さ調整が可能です。
大引きは、9cm角の材で根太を受けます。大引きは大体90?ピッチで、床を受けます。根太は、約30cmピッチこの大きさは、床材の仕様や下で受ける大引きのピッチなどで変わりますが、ここでは、3.5?の4,5cm角です。
この上に構造用合板を貼り、それから床材になります。ただ、ここでは、床暖房をやるので、床材の前に床暖房のパネルを敷きます。
2008年09月26日
防水工事・仕上
防水工事の仕上げ材を塗っているところです。先に紹介した現場ですが、下地が大分悪く、それらを除去し、掃除して、プライマーを塗り、防水材(この場合、FRP)を施工し、仕上げ材を塗ります。
写真ではローラーを使っていますが、細かいところは刷毛や筆のようなもので塗っています。
また、施工しにくいところは、コーキング材を併用します。
外装もあまり手をつけないと後が大変なことは何度か紹介しましたが、この防水もしっかりメンテナンスをしないと、雨漏りの原因につながります。まめに点検しましょう。
また、植木を置くとその湿気で防水が痛むこともあります。物置などはその下が見えないので、要注意です。普段からのこころがけも長持ちさせる秘訣です。
アルミサッシ取り付け
外壁の構造用合板が貼り終わると窓のアルミサッシを取り付けます。
アルミサッシは、ごく当たり前の商品ですが、最近は、断熱効果、防犯性が重視されています。
断熱性については、今は当たり前になりつつあるおペアガラスです。1本のサッシの中に2枚のガラスが入っており、ガラスとガラスの間に空気層があります。この空気層が断熱効果を生んでいるのです。
家の中で一番結露しやすいところは窓ガラス。それがこのペアガラスによって解消されます。
また、ガラス以上に弱い部分がアルミの部分。ここが結露すると建物の内側に湿気が入ってしまいます。このアルミ部分の室内側に樹脂の部品をかぶせて結露を防ぎます。また、よりよいものになると内側がすべて樹脂でできたものがあります。予算に応じての選択ですが、機密性の高い今の建築工法では、新築ならば1枚ガラスは避けましょう。
防犯については、またあらためて紹介します。
アルミサッシも色の種類が4?5色あります。外壁と調和を考えて選びましょう。また、バルコニーの笠木や規格品のベランダ・庇などアルミサッシメーカー商品を使用することが多いので、同じメーカーなら色が合わせられます。
2008年09月25日
高圧洗浄
わかりにくいかもしれませんが、外壁を洗っているところです。
洗うといってもコンプレッサーを使って圧力で水を噴出し(よく車を洗う時もやっています)、水圧で汚れを落としていきます。
場合によっては、これをやるだけでもきれいになる時もあります。
この洗浄が終わって乾かしてから、塗装工事に入ります。洗浄は、通常塗装業者が行います。
この洗浄をすることによって、外壁もしくは屋根の表面をきれいにして、塗装材や下地材がよく接着するようになるのです。
防水工事・下地処理
既存の2階バルコニーの床防水を修理しています。おそらく今までのはウレタン防水という塗料系で塗るタイプの防水です。
もう、水が中に入り込み、表面が浮いてきたり、悪いところははがれていました。ジョイント部にゴムが入っていますが、それも切れてしまっていました。
今度は、FRP防水で修理しますが、まずは既存の防水をはがしたり汚れを落とします。
どんな防水の方法でも、上から単純に防水をかけるだけでなく、下地の状況を良くして施工しやすくするのが大事です。
また、細部のジョイントやほかの壁などの取り合いにも気をつけなければいけません。雨をもらしてはいけない工事ですから、せっかく直すのであれば徹底的にやりましょう。安いからと言って安易な方法にしないように気を付けてください。また、細かいところにも目が届く業者がよいでしょう。
2008年09月24日
外装リフォーム・養生
外部を塗り替えたり修繕したりするということは、高所の作業のためには、足場が必要です。
また、その足場にシートを貼ります。リフォームの場合に中にいる人間にとっては、とっても邪魔な存在ですが、安全や保護のためにはシートが必要なのです。
作業中に物を落とした場合でも、このシートによって、足場より外部に落ちることを防ぎます。
また、多少のほこりなどを外に漏らさないようにもします。
足場があるからといって安易に上らないでください。ヘルメットは当然するべきですが、それでもけがをします。私たちの場合、最悪労災で処理することもできますが、お客様までは保険をかけていませんから、どうしても何か見たい場合は、職人や監督に写真を撮ってもらい報告してもらってください。
また、我々も下から見えないところで、悪いところがあればお客さまに報告します。そして、足場のある間に処理するようお勧めします。
外装リフォーム
実は、この写真は当社の会社兼住宅です。ホームページ上で全景を出すのはお恥ずかしながら初めてでしょう。
今回外装のリフォームなのですが、これまた恥ずかしながら築12、13年なのに初めてです。
通常、木造の住宅で我々がお勧めしているのは、建っている環境や建物の仕上げ材にもよりますが、7?8年です。倍近くもやらないとは・・・。
外壁がサイディング材なのですが、汚れを除けば商品そのものを塗り替えたり張り替えることはあまりありません。ただ、材と材のジョイント(この場合水平に貼っているので縦の継ぎ目)のコーキング材が切れてきており、いずれここから雨が浸入する恐れがあります。そのメンテナンスが必要となります。
今回は、汚れが多く、落ちにくい状態になっていることから、シリコン系の塗料を塗ることになっています。それに合わせてコーキングも補修します。足場がかかりますから、ほかに不具合があれば直すつもりです。
いずれにしろ10年以上、外部のメンテナンスをほっとくのはいけないということです。
塗り終わりましたらまた、載せます。
2008年09月22日
ユニットバス工事
外部から雨の入らないような状態になりますと、まずはユニットバスを設置します。
ユニットバスは、壁も天井もある箱のような製品ですが、現場で組み立てます。リフォームの場合でもユニットバスは、出入り口のある壁面がなければ施工できます(メーカーによっては、リフォーム用にそのまま施工する商品もあります)。
ですから、早い段階で組み立ててしまいます。ただ、そのためには、水道屋さんが水、湯、排水、追い炊き用の配管を先行しておかなければいけません。当日スムーズにできるように事前にユニットバス業者と現場で打ち合わせします。
2008年09月18日
屋根断熱材
現在新築する住宅で、断熱材を入れない住宅はないと思います。
ただ、その断熱材を入れる方法や素材の種類がいくつかあります。
直接日射のあたる屋根も特に断熱が必要です。よく小屋裏や屋根裏を覗くとむっとします。
小屋裏部屋など夏はサウナ状態です。
それを機械設備なしで全く解消するのは難しいですが、断熱材を入れることで低減させます。それも二重に入れます。グラスウールという素材の断熱材を入れますが、その密度や厚みによって性能が異なります。ここでは、屋根垂木の間に入るように密度が高くて厚みが薄い断熱材と厚みがあり密度がやや低い断熱材を組み合わせてます。
断熱材も隙間がないように充てんし、落ちてこないように留めます。
さらに外側では、屋根通気もありますから、断熱性はかなり高いと思います。そうすれば、空調の効率も上がり、環境にも良い建物なるのです。
2008年09月17日
外壁の構造用合板その2
外壁の構造用合板を室内から見たところです。
斜めに入っている部材が筋違いです。もともと筋違いは、建物の水平方向のゆがみを補強するもので、これに構造用合板を貼ることで、より強い建物になるわけです。
筋違いもただ釘で止めるだけでなく、構造用の金物で接合して、万が一にも外れにくい方法にしています。
外部に合板を貼ったり、金物がついてたり、それはどんな工法でも強い建物を作るためなのです。
外壁の構造用合板貼り
屋根ができたら次は外壁のほうに入ります。
柱などの部材に構造用の合板を貼ります。ただ、貼るだけでなく土台から梁、柱から柱へ1枚でとどくようにします。構造部材を合板で固めることによって剛性を高めるので、中途半端な貼り方では意味がありません。
釘も太く、15センチピッチに打ちます。
これは、2×4のやり方と同じで箱の状態にして、強くするやり方です。
この方法に日本在来の柱梁、そして筋違い、そして構造用金物に2×4の良いところを組み合わせてより耐震性のよい建物にしています。
2008年09月12日
屋根工事
スレートという屋根材を葺いています。もっとも一般的でポピュラーな材料ですが、価格面や重さなどを考えるとやはりお勧めする材料です。
とはいえ、メンテナンスは必要で多くは塗装による補修が主流です。
ただ、状態が悪い場合は、葺き替えてしまうこともあります。
軒先から順番に重ねて貼りますが、1枚1枚は釘で留めていきます。
写真では見えにくいかもしれませんが、ある間隔で雪止めの金具求めています。
この間に大工さんたちは外壁の作業に入っています。
屋根下地貼り
屋根材を貼る前に、フェルトというシートを貼ります。
これは、透湿シートと違って、以前から屋根下地材として貼られているものです。目的としては、雨漏り対策です。
屋根材から何らかの原因で雨水が浸入した場合、このシートで骨組に入るのを防ぐのです。
これは、一般的に施工されている方法です。
また、通気層を取っている当社の工法だとこのフェルト材を超えても通気層の下に透湿シートがあるので、通気層を伝って土台に排出されます。二重構造のようなものです。
だからといって、雨水が入ってもよいというわけではありませんが。
ホールダウン金物
基礎の段階でアンカーボルトという長いフックのついたボルトを据え付けました。
土台と基礎を固定するアンカーボルトとは別に基礎と柱をつなげるアンカ?ボルトです。
構造上この柱にかかる負担を考慮した強度の金物を付けます。
どんなに木部が強くても、基礎から家が離れてしまってはどうにもなりません。
阪神大震災以来、木造の強度は法律上どんどん改善されてきました。この金物もその一つです。
地震だけは、どんなに丈夫に作っても不安なもの。法的にも推奨されている金物を使用し、少しでも耐久性のある家にしましょう。
2008年09月10日
屋根通気・仕組
先に屋根の通気のお話はしましたが、そのしくみがわかりやすい写真です。
上棟時には、屋根垂木(屋根を支える骨組)まで組めました。そのあとに屋根剛性を高めるために構造用合板を貼るのですが、ここでひとつ工夫しなければいけないのが通気層です。壁に通気層をとれば、当然その行く先は屋根です。屋根も通気しなければ、一番熱を受ける場所ですから意味がありません。
そこで、屋根垂木の上に薄い合板を貼り(これは、透湿シートが張りやすいことと、大工さんの足場を良くするため)、透湿シートを張ります。
その上に桟を流します。この桟の厚みが通気層になるわけです。その状態がこの写真です。
この上に構造用合板を貼り、その頂部に隙間を作り、空気を排出するのです。壁の場合は、順番がちょっと違うのでまたあらためて。
土台の腐食
浴室の改装工事で、まずは、既存の浴室の内部を解体します。
タイルの壁とステンレス製浴槽、かなり旧式のタイプでした。次に入れるのがユニットバスですが、サイズの問題もあり、すべて撤去しました。
そこで、土台が腐食していました。どうしてもこの手の浴室は、水が回りこみ骨組みを腐食させていることが多いです。たまに、ブロックを腰高まで積んであるのもあり、その場合は腐食していないことが多いです。当然断熱材も入っていません。
きれいに壊して、先行配管すれば、ユニットバスを入れるだけですが、せっかくここまで見えている状態ならば、腐食してる材木は補修し、防腐剤や防蟻材を塗布し、断熱材を入れるべきでしょう。
ユニットバスならほぼ次に壊す可能性はないわけですから、こういう見えないところの補修は、やっておきましょう。それこそ本来のリフォームです。
屋根通気
屋根の棟という一番高いところです。
構造用合板を貼って、屋根の剛性(強度)を高めます。その合板の下に白い紙が見えますが、これが透湿シートです。
この透湿シートは、土台の下からこの屋根の棟まで貼って、建物を包み込むようにしています。
このシートによって外部の湿気を防いでいます。
合板とシートの間に隙間があります。また、写真上部のように合板合板の間を少し開けています。
この隙間が通気層で、土台から屋根まで通気層は通っています。下から冷えた空気が入り、上昇気流で棟まで上がり、合板の間から排出します。
うそのようですが、手を当ててみると空気の流れがわかります。
この通気層の役割は、断熱性を高めることです。今当たり前になりつつあるペアガラスもガラスではなくガラスとガラスの間の空気層が断熱性を高めているのです。
断熱性が高まれば、空調の効率も良くなり、環境にも良いわけです。
いろいろなやり方がありますが、ぜひこの通気層と透湿シートの組み合わせは、取り入れていただきたいです。
2008年09月06日
上棟
土台も据え付け、廻りの足場を組んだら、木造の骨組みの組み上げです。
本来、レッカー車というクレーン車のようなものを利用しながら組んでいきますが、ここでは、そういった機械の搬入が不可能だったので、昔ながらの人力で立てました。
そのためには先行して足場を組む必要があります。
みんなで一体となって組み上げるという行為はある意味、本来の姿かなとも思います。
そうして組みあがった骨組を見上げると感無量ですが、おそらくお施主様の気持ちはそれ以上かと思います。
これからが本番です。
2008年09月04日
土台据付
基準の線を出したら、土台を据え付けます。
基礎からアンカーボルトが何本も出ているので、その位置を出してドリルで穴をあけて、据え付けます。
据え付けの際には、土台下に防腐剤を塗布します。当社では、なるべく防腐剤を使用しないようにしています。と、いうのは虫を殺すような薬を塗ることで、室内に住む人間への影響を考えました。
柱の1mぐらいの高さまでは塗るように指示されていますが、雨漏りしないように、また外部からの湿気が入らないようにすることでその必要性をなくすようにしています。ただ、土台下には手が出せないので、そこだけ塗っています。
また、同時に壁に貼る透湿シートも土台下に巻き込んでおきます。そうすれば、建物をくるむようにシートが貼れるのでより湿気の入らない状態になります。
もう一つ土台下には、気密パッキンというゴムシートのようなものも貼っています。これで土台と基礎がより接着し、外部からの空気や湿気を止めています。
2008年09月03日
土台据付準備
基礎が完成し、型枠を外すと次は木工事ですが、まずは土台を据え付けます。
いわゆる上棟式という形で、一気に棟まで1日で木造を立ち上げますが、まずは先行して土台を据え付けます。
土台もただ基礎の上にのせるだけではありません。基礎も多少はくるいがあります。それを墨糸を引き(この時、やり方が活用されます)、通りを見てアンカーボルトの位置を土台に写しながら、その部分にドリルで穴をあけ据え付けます。
写真は、土台据え付けの基準となる線を基礎上に出しているところです。
2008年08月30日
BBQ
木工教室を開催して、その打ち上げをしました!
夏は、やはり バーベキュー!
でも 雨。
今週2回目のBBQ 肉は もういらない。
2008年08月29日
クッションフロア貼り
クッションフロアは、ビニルの素材による床材です。
ビニルですから掃除もしやすく、多少水をこぼしても浸透しません。また、土足用もあるので耐久性もあります。
施工も早く価格も安価です。アパートなど賃貸物件にはよく使用します。特に水回りの部屋です。
写真では、玄関の土間に張っています。アパートの場合、モルタル塗りのままが多いので、見栄えのためにも良くはります。
あとあと張り直しや、その上からも貼れますので便利な材料です。
ただ、フローリングやタイルなどと比べてしまうと・・・。ですから、一戸建てには、あまり使用しません。
また、床下に湿気があるとビニルなのでかえってこもってしまうので、当社としては、賃貸以外では、あまりお勧めしていません。
お掃除などには、非常によいので、洗面所や便所などに使用するのがよいでしょう。色柄も多数あります。
2008年08月25日
浴室改装
タイル張りの浴室を解体して、あらたにユニットバスを設置しています。
壁のパネルの向こうに見えるのは 断熱材です。
他にも土台に防虫材を塗ったり、床下にコンクリートを打ちました。
ただ 新しいものを入れるだけではなく、この時でなければできないことをやるのも リフォームです。
2008年08月22日
基礎・コンクリート打ち
基礎といえば、この状態の写真は何度となく見ているでしょう。
また、よく工事現場でも見かける光景ではないでしょうか。
改めて説明するまでもなく、基礎のコンクリートを流し込んでいるところです。たいてい、ポンプ車をを使用しますが、狭いところやあまり大きくない建物だと一輪車を使うこともあります。場合によっては、レッカー車を使ってバケットで現場まで運び落とし込む方法もあります。
ミキサー車からポンプ車にコンクリートを流し込み、それからポンプで押出し、ホースで入れたいところへ持っていき流し込みます。
流し込んだら、トンボや鏝で水平にならしていきます。
暑いと早く固まってしまうので、急いでやらないといけません。寒くてもコンクリートが凍結し、弱くなるので養生が必要です。
いずれにしても、コンクリートは生ものなのです。
基礎・テストピース
コンクリートを打つときに現場でミキサー車より任意にコンクリートを採取します。
それを元にコンクリートの強度試験を行います。その場では、練り方や温度など簡易なものしかわかりませんが、4週間かけて採取したコンクリートの強度を測ります。
ちゃんとしていれば、早い段階で強度が出てきます。
おおよそどのコンクリートでも今は、怪しいことはありませんが、記録として何も残るものではないので、こうして試験からデータを受けて記録として残しておけば、安心です。
また、役所の検査にも必要になります。
2008年08月21日
基礎鉄筋
基礎は、通常鉄筋コンクリートになります(ブロックや石の場合もありますが、それは特殊な建物です)。昔は、鉄筋の入っていないコンクリートのみというのもありました。
また、施工上、構造上からベタ基礎といって土間も立ち上がりも一体にする工法が一般的になっています。
コンクリートの強度と厚み、鉄筋の太さや本数・組み方、これらがしっかりしていないと適正な基礎ではありません。いかに上の本体の木造が丈夫でも基礎ががたがたでは、すぐに倒壊してしまいます。
さらにその下の地盤もよければ、最高ですが、ここでは、悪かったため杭を打ちました。
これら構造的なものは、木造の骨組みも含めて見えなくなります。でも、その見えないところに重要性があり、仕事も大変なのです。
2008年08月18日
厳島神社
広島の宮島にある厳島神社に夏休みに行きました。
国宝でもあり、この地域一体が世界遺産でもあります。景色と人工の建造物とが一体になったすばらしいところだと思っています。
機会があれば、是非見に行ってください。
秋の紅葉が最もきれいかと思われますが、この時期の宮島もきれいです。
但し、超暑い!!
鹿もからんでくるし・・・。
一時の休息を楽しんできましたが、まだ旅ボケです。
2008年08月11日
基礎・根切り
杭の打ち込みも終わり、次に本来の建物の基礎工事に入ります。
杭の頭の高さは、杭工事業者と打ち合わせして決めてあります。通常基礎のコンクリートの下端に頭をそろえます。
まずは、コンクリートの下になるグリ石を敷くために土を漉き取っています。
2008年08月09日
土留め
駐車場を作ったときに、既存の地盤面とも食い違いが出ます。
そのときの土留め代わりにブロックを積みます。
化粧ブロックという種類のブロックを地盤が崩れないように積みます。ジョイントに鉄筋を入れて強度を上げます。いろいろブロックの種類があるので、状況をみて考えましょう
杭の打ち込み
地盤が弱い場合、いかに基礎が頑丈であれ、基礎下の郷土を考えなければいけません。
この場合、現場の状況やコストの面から鋼管の杭を必要な場所に、打ち込みました。
地盤の強度が悪いと、建物が沈下します。これからは、地盤を調査して、必要であれば、補強する方向で考えましょう。どんなに建物が強くても足元が弱ければ何にもなりません。
2008年08月08日
玄関アプローチ
2008年08月06日
玄関式台
玄関ドアを開けて正面を撮った写真です。廊下になっていてそのまま進むと2階に上がる階段になっています。
式台といって、玄関の土間から1階の床に上がる踏み段と思っていただければよいでしょう。名前は、武家屋敷など古くからある住宅から来ています(本来は、もっと大きいのでしょう)。
床が合板のフローリングで本来その色に合わせるか同じ物を使用するのですが、ケヤキというよい材料を当社で解体工事の際、いただいた材料を使用しました。
硬くて丈夫。なおかつみがけば非常に見栄えのよい材料です。普通に取り寄せたらかなり高価なものになります。
でも、無垢のよい板をせっかくだからどこかに使いたいと思い、お施主様に了解を得て取り付けましたが、きれいにいきました(でも、もう在庫がありません)。
外装いろいろ(完成外観)
完成後の正面からの外観です。
南北に住宅が並んでおり、東に道路があることから東向きの家になっています。
玄関もメインのお部屋も東側にあります。
外壁は、何度も紹介していますサイディング材。ニチハというメーカーで厚み16?のものを使用しました。サイディングとはいえ、温度で材料が変化したりするので、なるべく厚い物を使用しています。
ベランダは、アルミ製。最後に取り付けますが、骨組みは建てた時に取り付けています。アルミなのでメンテナンスは少なく、アルミサッシの色とあわせることが可能です。
窓やドアは、アルミサッシですが、ペアガラスの断熱サッシになっています。もはやあたりまえになっていますが、断熱効果を考えるとこれははずせません。
屋根は、コロニアル(クボタ松下電工製)です、軽くて安価な材料なのでほとんどの住宅は、メーカーは違ってもこの商品が多いのではないでしょうか。
天気のよい日に出来上がった建物を見るのは気持ち良いものです。
2008年08月05日
ユーティリティ
洗面脱衣などのユーティリティです。
洗面化粧台、洗濯機置き場などに使うスペースです。
洗面化粧台と洗濯機置き場の廻りには、キッチンパネルといって最近システムキッチン廻りの壁に貼る材料です。火や水に強くそのままふき取ることができるので、クロスやタイルよりもこの素材で仕上ることが多くなってきました。それを使用しているのですが、当然洗面や洗濯機の水はねもあります。そんなときにパネルなら水に強いし、すぐふけます。
また、洗濯機の下には「洗濯機パン」という受け台を設けています。仮に水漏れを起こしてもこの台が水を受けて排水します。床も傷みませんし、安心です。
さらに洗濯機用の蛇口は、緊急の止水弁付でホースが外れたりしても水が出ない仕組みになっています。
どうしても水廻りにはメンテナンスが必要なことが多いので、ちょっと工夫したり、よい設備機器を選んでみるのがよいでしょう。
2008年08月04日
屋根葺替
現在、瓦屋根からスレートに変えるため、解体しているところです。
瓦屋根は、日本の風土に合った屋根材で、昔からあるものですからできれば残していきたいものです。
ただ、建物のバランスとして考えた場合、重い材料なので耐震性を考えると不利な場合があります。
今回は、建物のバランス耐震性を考慮し、さらに太陽光発電を取り入れることから、屋根に載せるパネルの負荷を考え、やむを得ず瓦をあきらめました。
とはいっても、簡単な工事ではなく、雨が降れば大変なことになります。次に進む作業をうまく段取りすること、天候をうまく見ること。万が一に備えた体制をとっておくことなど、結構大変な工事です。
また、テレビアンテナがある場合が多いので、注意しましょう。
ただ、雨漏りがひどい状態であったり、建物の構造に負担が多い場合であれば、大変でも瓦よりも軽い材料に変える事をおすすめします。
2008年08月02日
盆踊り
当社の地域にあたる自由が丘で夏の盆踊り大会がありました。
3日間開催されていますが、偶然見に行ったときSB邸のお客様がやぐらで踊っていました。踊りの会に入っているとのことで、記念に撮影しました。
盆踊りは、やはり夏の風物詩ですね。何か懐かしさを感じました。
2008年07月30日
墨付・刻み
新しく家を建てる準備に入りました。
土台、柱、梁、桁と主体となる構造材を入れて並べたところです。
順番に図面を見ながら、墨付(今は、ボールペンですけど)といって、墨刺しという竹製のペンに墨をつけて部材の接合部分や切り取る位置をつけていきます。
この作業の後、切ったり、金物を着けたりしていきます。
いまやプレカットといって、工場で機械によって作って、現場に直接持ってくることが主流です。古いやり方といえばそれまでですが、大工の技術や伝統を守るためにもできることなら、手作業でやりたいと思っています。
2008年07月26日
防水補修
防水工事は、新築だけではありません。
既存の建物でどんな構造で、そんな仕上材でもいずれメンテナンスは必要になります。
外部のメンテナンスは特に重要です。建物を長持ちさせるには、雨風の侵入を防ぐのがいちばんです。
この建物は、鉄骨のALCで仕上た建物で、バルコニーや通路などは、アスファルト防水の上にモルタルを塗って仕上ています。しかし、何年もたって防水が効力が無くなり、モルタルも風化すると雨水は簡単に入ってきます。
そこで、きれいに掃除をして、こけなど除去し、再度防水をします。その際、下地をきれいにしておくこと、雨水の排水口周りも防水をかけておくこと、細部のひび等も注意してうめること。天候が悪いのに無理をして施工しないこと。いろいろ気をつけながら工事しないといけません。ただ、防水材を塗布すればいいものではないのです。
2008年07月22日
車庫土間
建物前の敷地を利用して、車庫の土間を作っています。
土間は、コンクリートを打ったままの仕上で、左官業者が鏝でならします。
玄関までのアプローチは、100角のタイルを貼ります。
土間の仕上としては、タイル、自然石、インターロッキングなどの舗装材、アスファルト(雨水の浸透性にはよい)、洗い出し、枕木、砂利(石が飛び散るのでやめたほうがよいでしょう)といろいろありますが、コストバランス、デザイン(建物との協調)を考慮しましょう。
2008年07月21日
樋のつまり
雨樋の掃除をしています。
写真のように近くに植木や近所に木が多くある場合、またはグランドなど砂埃が多く出るところなど、雨どいをよく注意して点検しましょう。
樋に草やホコリまたは、飛んで来たごみがたまり、樋が詰まります。
そうなると雨が降ってもうまく流れず、あふれた雨水が軒先から内部に入ることもあります。入らなくても、軒先を傷めることになります。
だから、定期的に樋の点検は行ってください。
とはいえ、1階の屋根ならともかく2階の屋根となると危険です。樋から雨水があふれているような状態を発見したら、業者に点検を依頼したほうがよいでしょう。
2008年07月17日
外装とテント
外部の塗装が済み、1階の出入口にテントを張っているところです。
もともと店舗だったので、看板を兼ねてついていたのですが、それをそのまま庇として残しました。新たに張替えて、外装と共に一新。
10日間程のことでしたが、壁も屋根もきれいになって、すっかり新築です。
今回は塗装にあわせて、窓を交換したり、悪いところを直したりしました。
このように足場をかけて、塗装をするときは、思い切ってやってみるのも良いと思います。悪いところを直せばより家は長持ちします。
是非、外部には気をつけてみてください。
2008年07月09日
木と金属と
タイトルどおりいろいろな素材が見られる建物です。
外壁は、ガルバニウム鋼鈑で横貼り式。外階段は、鉄骨でできており、亜鉛メッキされています。当然ですが、窓はアルミサッシです。つまり、屋根を除き金属製の素材で形成された建物です。そこに、目隠しを兼ねた木の面格子が象徴的に取り付けてあります。
格子は、米杉でキシラデコールという塗料で仕上ています。シンプルながら力強い感じがしませんか?
ブロック工事
地盤の土留めを兼ねたブロック塀工事です。
もともと大谷石の塀でしたが、経年変化で老朽化し、危なかったのと建替前の解体や新築時の工事の妨げになるため撤去しました。
地盤が道路よりも60cmほど上がっていたのでそのままでは、危険であることから新規にブロックで作ることにしました。
化粧ブロックといって通常のブロックに色などのデザインが加わったタイプです。強度としては、重量ブロックなみにあるのである程度の土留めなら使用できます。
ベースにコンクリートを打ち、鉄筋を立てて強度を保ちます。
まっすぐになるよう基準線を出し、水平垂直を見ながら重ねていきます。
2008年07月08日
アイランド型キッチン
最近、新築からは離れていますが、そのついでにキッチンのリフォーム。
キッチンについては、リフォーム新築に問わず、いくつかのスタイルがあります。
一般的になったシステムキッチンでも
・I型といってキッチンが一直線になって、壁に沿って設置されているもの。
・L型といって壁に設置されてはいますが、90°に曲がったプランのもの。
・キッチンがリビングに向かい前面が開放されている対面式。
・キッチンが独立した位置にあるアイランド型。
写真は、アイランド型で最近多いパターンです。ただ、対面式も含めてある一定の部屋の広さを確保できる空間がないとかえってキッチンが邪魔になります。
キッチンも今、引き出しタイプが多いので自分の立つ位置のスペースも考慮しなくてはいけません。それとあわせて、排気の取れる場所である事など制約もあります。
設備も食洗器、オーブン、昇降式の吊戸棚、IH式コンロ、同時給排気のあるレンジフード、ダストボックス、合わせて同じシリーズから食器棚、家電収納など多様にあります。
まずは、計画しているキッチンの大きさ、広さを考えて、何が必要かも含めてショールームに行きましょう。工務店に相談すれば、ショールームの予約もできます(当然、当社も)。
さっそく、遊び感覚で覗いてみては?
2008年07月01日
外部塗装工事の準備
建物外部の塗り替え工事に伴い、足場を組み立てています。
屋根や外壁を塗り替える場合は、ほとんど足場を設置します。それは、作業のためでもあり、安全性を確保し、近隣への迷惑を防止するためのものです。
また、塗り替えだけの工事であっても足場のあるときに普段目の届かないところをチェックするのもいいチャンスです。
危険ですからできれば業者に確認してもらうようにしましょう。塗装で解決できれば、いいのですが、そうでない場合も多々あります。
発見したら足場のあるうちに修復するようにしましょう。塗り替え工事は、ただ建物をきれいにするだけでなく、悪いところの検査修理する定期検査とも考えてよいでしょう。
2008年06月24日
フランス料理店です
自分で改装したお店で食べるのは、格別ですね。
2008年06月23日
おいしいフランス料理です
6月23日、世田谷区奥沢4―26―8で ちょっとした フランス料理店「フォセット」がオープンしました。連絡先03-3726-2336まで。
当社で改装工事しました。予算と戦いながら、なんとか開店できました。
シンプルなデザインになっていますが それが料理を 引き立てるでしょう。
2008年06月20日
バルコニー2
ほぼ完成の状態です。アルミ製のバルコニーは、多くがアルミサッシメーカーが出しています。ここでは、窓関係は三協立山アルミを使用しています。その流れから、バルコニーも三協立山アルミ製品です。まず、アルミの色が窓とそろえられるからです。各メーカーに多様な色は出していますが、微妙に違います。
デザインも多様です。アルミですからメンテナンスもよく、木造で作るより防水の心配も少なく簡易にできるのでリフォームにはよく使用します。
バルコニー工事
アルミ製のバルコニーを取り付ける作業です。前にも紹介していますが、ここでは、柱を立てないで持ち出した腕木だけで支える方法です。
木造の骨組み工事のときに先行して腕木だけを取り付けます。木造の骨組みとしっかり組まないと落ちてしまうからです。また、当然ながら力学的にあまり前に出すことはできません。その場合は、柱を立てます。
2008年06月14日
朝市
朝市開催前の準備中です。
近くの市場に朝4時半に行って買い出し、それからセッティング。
10時から朝市開催。
30分で完売!
もう へとへとです。うちは、何屋さん?
2008年05月27日
ステンドグラス
階段室のあがったところ、2階の部屋の入口上にステンドグラスをアクセントではめ込みました。別の壁にも対になるステンドガラスを嵌めています。
実は、以前建築させていただいたお客様の家が解体になり、その一部をいただいて再利用したものです。
ステンドグラスは主に教会の窓でよく見られます。色ガラスやガラスを着色し、宗教上の意味をもつ絵やデザインがなされています。その工法が一般的になり、装飾として広まり、使われるようになりました。本物のガラスは色あせも少なく、いつまでもその装飾性を保つのでこのように再利用ができました。
アクセントやデザインとして使うので、機能面では何も関係ありませんが、使うポイントがうまくいけば、とても効果的なものです。
2008年05月26日
コルクタイル張り
床の仕上としてコルクタイルを貼っています。畳、フローリング、カーペット、タイルなどその部屋の用途やデザインによって仕上も変わります。
コルクタイルも木質系の仕上材です。フローリングのような硬さは無く、でもタイルのような冷たさも無い。色も濃淡の違うものがいくつかあり、厚みも種類があるので部屋の用途によって選ぶことができます。
短所としては、日焼しやすい材料で窓に近いところと部屋の奥では、日がたつと色が違ってきます。でもそれも味わいといえます。
単価もそれなりにかかりますが、おすすめできる商品です。
2008年05月21日
珪藻土仕上げ
珪藻土という言葉は、一般的にも耳にされることが多いのではないでしょうか。
藻類の堆積物でできた土を利用した仕上材料です。この材料が多孔質なので吸水性に優れています。つまり、この材料を塗ることで室内の湿気を吸収し、乾燥したときには放湿する優れた材料です。木もその性質に近いので、これらを組み合わせれば、快適な空間になります。
色の種類も多く、塗り方によってたくさんの仕上げ方があるので、デザイン性も富んでいます。当然低ホルムアルデヒド対応品です。
塗り物なので乾燥の時間が必要ですが、そんなに工期の掛かるものではありません。ビニルクロスと比べるとコストがかかりますが、使用する部屋を選べばそんなに負担にならないのでは?
一度ご検討下さい。
2008年05月20日
塀工事
もともとブロックを3段から4段ほど積んでその上に鉄製の柱やアングルで組んだ骨組に板を貼ってあった塀です。
いつもは、その板をペンキで塗装していたのですが、いよいよ木がだめになってきたので直すことにしました。ブロックと鉄の骨組みをそのままにして板をイペ材という腐らない(しかし硬くて重くて施工性が悪い)木を板状にして貼りました。坂の途中の家のため塀が斜めになるところを階段状にしています。
この板材は、塗装して無くても腐らないので素材そのものの味わいを楽しむことが出来ます。ただ、当然経年変化は起こり、灰色に近い色に変色しますが、それも味わいがあります。どうぢても色を維持したい場合は、塗装が必要です。
木の雰囲気がよくなったために、下のブロックの上にレンガ調のタイルを貼りました。
これが、また板と雰囲気があってよくなりました。取替えたのは、板だけですが、劇的に変化し、ちょっとした材料の選択でこうも変わるかと感心しました。
2008年05月09日
ワックス掛け
和室床板部分のワックス掛です。床板は、無垢の桧です。
ワックス掛というと通常完成前の掃除のときにかけるものですが、この桧の床板は、無塗装品のため早めに保護しておきたいこと。和室という部屋は、基本的に塗装仕上げをする部屋ではないので、床柱や鴨居、敷居など一度洗って、ワックスをかけ自然な仕上げにします。
また、今回壁が珪藻土仕上のために、先にワックスをかけないと珪藻土が触れる部分がしみになってしまうためです。
2008年05月01日
床暖房のマット
今は、徐々に一般的になりつつある床暖房の工事です。
いろんなやり方がありますが、最も多いのが熱源機よりお湯を沸かしてそれを床仕上の下に通す方法です。配管は、自然にポリ架橋管で腐ったり切れたりすることはありません。また、お湯の熱が逃げないよう断熱材でかこってあり、それをマットにして床を貼る前に敷き込みます。
熱源としては、ガス・灯油・電気などです。お湯なので急激に熱くなったり、低温やけどもありません。空気も汚さず建物の気密がよければ冬の寒い日でもエアコンが不要です。また、日中つけっぱなしでなくても効果はあります。
最初の工事費がかかりますが、どの部屋に必要かを考え、部屋のどの範囲を暖かくするかなどをうまく考えるとよいでしょう。
2008年04月29日
サィディング加工
いたって最近少なくなった外壁の仕上となるサイディング工事です。
約30センチから45センチの巾で長さが3mの板を横または縦に貼っていきます。釘で直に止める方法と引っ掛けの金物を先に止めてそれに板を引っ掛けていく方法があります。
塗り物ではないので乾燥させる必要も無く貼れば完成なので工期も少なく済みます。
デザインもタイル調からいろいろありますが、ガルバニウム鋼鈑を初めとする金属板や左官業者による塗りもの仕上が多くなったため、最近あまり見なくなりました。
貼れば永久にそのままならいいのですが、ジョイントのコーキングは、やはりメンテナンスとして必要です。
外装も流行があり、また、当然年々材料の品質も向上してくるので、これはだめというのも無くお勧めするのが難しいです。
自分の思っている外観がどの材料と合うのかを業者とよく相談していきましょう。
2008年04月28日
カーポート
車庫の屋根工事です。カーポートともいいますが、最近は、ほとんどアルミ製のメーカーによる商品がほとんどでしょう。他に、木製や鉄製でもありますが、長いメンテナンスを考えるとアルミ製がよいと思います。
アルミは、ほぼ腐食することはなく、メーカーの商品ですから不具合も少ない。工事もほぼ1日でできます。カーポートに限らず、門扉・フェンスなどもアルミ製のメーカーによるものをおすすめします。価格もデザインも多様にあります。色も新築ならばアルミサッシに合わせることもできます。
ただ、寸法としてどうしても規格のサイズが入らない場合、多少は加工できますが、そういう場合は、鉄や木で製作するしかありせん。その場合、塗装など定期的なメンテナンスをおすすめします。
2008年04月25日
ガルバニウム鋼板貼
外壁に貼るガルバニウム鋼鈑の加工をしています。サイズや形状に合わせてカットし、外壁として貼ります。
最近はやっている仕上材で、よく見かけると思います。金属で亜鉛とアルミニウムを
合わせた合金めっき鋼鈑です。サイディングと違い建物にあわせた長さで作ることも可能で、接合部が少ないところも良いです。ただ、細部にはコーキングによる処理も必要なのでまったくメンテナンスフリーではありません。
ここでは、アイジー工業というメーカーの「ガルスパン25」という商品を使用しました。後半の裏に断熱材が張ってあるので、二重の効果が出ます。色・デザインも多く貼り方を変えたりすれば、外観に多様なデザインができます。他の材料との組み合わせも面白いでしょう。安価な材料ではありませんが、いかがでしょうか?
2008年04月19日
外構工事
建物の廻りの植栽や門扉、カーポートなどそれに伴う土間や塀工事、建築物以外の外回りの工事を外構とかエクステリア工事と呼んでいます。
道路から建物までのアプローチは、敷地の大小に関係なく、コンクリートを打ったりそれにタイルを貼ったり、植木を入れたりいろいろです。ここでは、御影石を並べています。人間しか歩かない場合や車が乗る場合などで材料の選定も変わります。
外構はある意味自由なデザインが可能ですが、建物のデザインも考えて一つのものとして考えられた方がよいでしょう。
2008年04月18日
階段
階段を組み立てています。写真は、廻り階段となる部分で1階から2階に上がる際、階段を長く取れるスペースがない場合。このようにUターンしながら階段を上がり降りするようにします。
都内では、階段の為に大きなスペースが確保できないので、どこかでまわる部分ができてしまいます。それでも階段の幅を広く取ったり、蹴上げを低くしてあがりやすくしたり工夫しています。
材料も積層の集成材ながら無垢の木を使用しており、素材感を生かし、人にやさしい階段材に仕上ています。
2008年04月17日
天井仕上
天井の仕上材として杉板を貼っています。ここ最近のシックハウス関係から無垢の木等自然素材を多用した住宅が増えています。
当然メーカーもそういう商品を発売しており、インターネットでも購入できるような状態です。杉板に限らず木の場合、そのものが調湿効果がありますし、においや質感など人に快適な空間を与えいやしなど精神的な影響もあるようです。
手間隙も掛かったりビニルクロスに比べ割高になるなどコスト面では、マイナスですが、長く住む空間として考えれば、こういうお部屋が一つはあってもよいと思います。
ただ、無垢の木ですから1枚1枚表情が違います。プリント合板やビニルクロスになれている方は、その点だけ注意してください。でも、それが無垢の証拠でもあり良さでもあります。
2008年04月12日
バルコニーと庇
アルミ製のバルコニーと庇です。
施工も早く、メンテナンスもほとんど不要です。色も同じメーカーならアルミサッシに合わせられます。
手すり部分も格子やパネルがあります。
玄関タイル張り
玄関内部土間のタイル貼りです。タイルのメーカーも多く、色柄や素材も様々です。
大きさも通常は、100、150、200、300角ぐらいはあります。
ただ、都内の住宅では、なかなか広い玄関ができないので、あまり大きなタイルを貼ることはありません。目地の掃除などを考えると300角ぐらいやれれば見た目もいいのですが。
2008年04月09日
壁収納
リビングの完成写真です。壁天井は、ビニルクロス仕上げで、床が床暖房対応の化粧合板フローリングです。
昨今シックハウスで内装材が問題になりました。その要因として、ホルムアルデヒドの発生でした。最近は、のり、材料、塗装の成分が厳しき制限され、規格化されました。その表示として「F☆☆☆☆」とあります。当然ここでも、その規格にあった材料を使用しています。壁に収納がありますが、その材を保護するために使用した塗料も自然素材のものを使用しました。
これは、別の話になりますが、この壁収納CD1枚分は、埋め込まれています。なぜそれだけできるかというと、壁の中の断熱材が外部に張ってあるからです。
外断熱が性能上よいことは、お話しましたが、こういう副産物もあるのです。
2008年04月03日
基礎の断熱
屋根、壁の断熱があたりまえのこのごろ、基礎(床下)の断熱も入れるようになっています。基礎のコンクリートが薄くても12センチ以上はあるので、そんなに断熱しなくてもと思われるかもしれませんが、やはり熱は、コンクリートでも伝わるので、その対策は必要です。床の下地材の間に断熱材を入れる方法もありますが、床下での結露、断熱を考えて、基礎に断熱材を貼っています。
これにより床下の断熱性が高まり、床暖房などの効果もあがると思います。
2008年04月02日
断熱材入れ
屋根(2階天井裏)、壁の断熱材を入れた状態です。隙間無くびっしりと断熱材が入っていますが、適正な断熱効果を得るためには、隙間無く入れ込み、外壁側(外部側)に断熱材がつかないようにします。これは、メーカーの指示もありますが、外部側に断熱材を押し込むと内部結露を起こす可能性があるため、外部側に通気層を取るのです。
断熱材を入れるということは、現在あたりまえのことです。しかし、適正な施工とともに適正な断熱材を入れることがメーカーのみならず、建築基準法、性能評価上などからも指示されています。
東京を含む関東一円は、全国の省エネ基準の地域区分から「4」地域となります。北海道や九州から比べれば、基準の低い位置にはなりますが、屋根裏、壁などに必要な断熱材の熱抵抗値や厚みがあります。その規準以上の断熱材を入れなければなりません。
建物の気密性があがっている現在、性能のよい断熱材や適正な施工をすることで、その断熱機能が出てきます。断熱効果があれば、電気代やガス代の効率もよくなります。見えなくなるところですが、非常に注意しなければいけません。
2008年03月31日
神棚
玄関ホールに神棚を取付けました。他の部屋で取り付けるところが無く、ある意味仕方なくという点もありますが、この家が当社でも基礎工事などでお願いしている鳶の家ということも関係します。
黒く太い柱も、これはもともと「よいとまけ」といって昔、地盤を突き固めるときに使う道具で、これをうまく利用しようということになり、柱として使用しました。
また、神棚も以前から使われていたものを再利用するという形を取りました。
他にも、鳶の道具を置いたり、他人が入るところでもあるので、人に見せられる玄関ホールというスタイルにしました。この他に纏も置くので、独特の空間になるでしょう。
2008年03月30日
外装完成
外壁の塗装が終わり、雨樋もかけて外回りの養生もはずしました。
外壁は、アイカ工業のジョリパットという吹付け材で仕上ました。色の種類は多くありますが、注文で作ることも可能です。吹付けた表面の仕上も玉の小さいものから粗いものまで何種類かパターンがあります。
外装が終わると、雨樋、換気扇関係の外フード、テレビアンテナなど外部に取り付くものを取付けます。そして、養生をはずし、足場を解体します。
2008年03月16日
外装準備
外部の塗り替えの準備作業です。吹き付け及び塗装(はけまたはローラー)工事に入る前に建物の窓、付属する設備(エアコンの室外機、給湯器など)の養生、それと車や自転車、植栽。場合によっては、近隣の車や植栽にも養生します。
足場にも当然養生シートやネットをかけます。
この養生だけでも1日?2日かかりますし、もっと大きい家などは、それ以上かかります。でも、この作業も大事で、汚さないことはもちろん、作業している職人も仕事に集中できます。それでも汚してしまうこともあり、最後にチェックしながら清掃します。
2008年03月13日
耐力壁の強度
木造の骨組(特に壁)のわかりやすい部分だったので、紹介します。
下から水平に入っている土台(その下は当然基礎)、垂直に柱、真中の柱は、通し柱といって1階から2階まで継ぎ目なしの1本です。
斜めの部材が構造耐力上重要な筋違。リフォームのとき、壁を壊すようなときにこれがあったらむやみに取らないようにして下さい。
垂直で細い木が間柱。その外に構造用合板が貼ってあります。
このような壁を耐力壁として考えてください。つまり、筋違をはずしても、柱をとっても、構造用合板を切ってもどれでもこの家に対しては、よくないことです。
柱や土台、梁は当然家を支えるものとして最重要な部材ですが、それらを補助し、より強度を上げているのが、筋違と構造用合板です。合板は、面で家の水平のゆがみを支え、筋違は、やはり同じように支えています。
合板だけでも充分家の強度は上がりますが、その家の形や大きさによって壁の量からその家の耐力壁を計算します。その数量が少ない場合、筋違や合板で強度を上げるのです。より強度を上げるためには、壁を多くすればよいのですが、それでは窓がなくなります。
そのため、筋違をダブルにしたり、構造用合板を両面張ったりします。
家は、完成するまでにもいろいろ大事なことが多いので、工事中もよく見てみましょう。
2008年03月12日
屋根工事の準備
カラーベストコロニアルというクボタ松下電工社の屋根葺き材を屋根の上に置いた状態です。まだ梱包のままなので、表面の色は見えません。
別に天日干をしているわけではありません(笑)。
緑色に見えるのがその下地となるルーフィング材です。防水シートといえばわかりやすいでしょうか。屋根材から万一雨が浸透してもこのシートが内部に入るのを防ぎます。
当社の場合、屋根にも通気層を取っているので、さらに雨が浸透しても通気層の下に透湿シートが貼ってあるので、二重の防水になっています。
屋根業者は、屋根下地ができるとルーフィング材を張り、屋根を貼っていきます。
最初に仕上る場所なので、屋根の色は、早目に考えてください。
2008年03月10日
電柱の移動
我々が請け負う工事ではありませんが、現場の前で移動が行われていたので、撮影しました。ほぼ1日で動かしてしまうので、驚きです。
この移動はなぜ行われているかというと、丁度当社の現場の前に電柱があり、そのままだと車庫を作った場合に、非常に車の出し入れが難しくなります。それを土地を購入した不動産業者に問い合わせたところ、東京電力が移動してくれることになりました。費用も掛からないのでとてもよい結果になりました。
通常、お客様の都合で、電柱を移動するとなると費用がかかります。費用は、状況によって変わるので、東京電力にご相談下さい。今回のように費用が掛からないケースもありえますので。
2008年03月08日
ユニットバス組立
ユニットバスの底板を組んで床に設置し固定しています。
ユニットバスは、基本的にどのメーカーも0.75坪(約1.2m×1.6m)、1坪(約1.6m×1.6m)、1.25坪(約1.6m×2.1m)など。ご希望の大きさを選べますが、好きな寸法にできないところが欠点です。でも、その規格に納めるので、値段が抑えることができ、工期が短くできるのです。
その広さは、ショールームで体験してみるのが一番です。グレードも様々で場合によっては、タイルなどで作る浴室よりも値段が高くなります。
清掃性に優れ、断熱性もよい商品が多いので、是非浴室は、ユニットバスをおすすめします。
2008年03月04日
内部塗装
大工さんの造作やボード貼の仕事が終わると塗装業者が入ります。クロスやその他の内装仕上、設備機器を取付ける前に塗装します。
ここでは、リボスという自然素材をベースにした塗料で仕上ます。せっかく木部を無垢で仕上るのですから、塗料にも自然素材を使いたいのです。ただ、ニスなどに比べて乾きに時間が掛かり、光沢が少ないです。
また。どの塗料にしても色の種類がいくつかありますが、木部の素材感を生かすために木地仕上(または、クリア色ともいいます)にしています。
塗料の種類も多く、ペンキ塗りでデザイン性を強く出すこともありますが、環境や体のことを考えると。自然塗料をおすすめします。
2008年03月01日
窓ガラス
建物が立ち上がり屋根ができると壁に入りますが、その時同時に行われるのがアルミサッシの取付です。
ここで、アルミサッシのガラスについて少し紹介します。ガラスには、透明なものと中が見えにくいくもり(型)ガラスの2種類があります(他にデザインされたガラスがありますが、お値段も高い!)。部屋の用途や隣地の家との関係も考えて選びます。写真はくもり(型)ガラスです。
次にこれは、建築基準法によって決められてしまいますが、写真のようにガラスに網が入ります。これは、防犯ではなく火災が起きたときにガラスが破裂して人間に被害がないようにするためのものです。敷地の境界から法で定められた距離内の窓は、入れなければいけません。但し、シャッターや雨戸がつく場合、または建物周辺が広く取れるような場所では、網を入れなくても許可されます。
それからガラスには、1枚の単層ガラスと2枚からなる複層(ペア)ガラスがあります。写真は、ペアガラスでガラスの間に空気層があります。断熱性が高く結露の防止にもなります。これからは、主流となるガラスですから省エネを考えてもペアガラスをおすすめします。
他に、防犯ガラスといって、ガラスの間にフィルムやプラスチック系の板が入った割れにくいガラスもあります。防犯を気にする方は、1階の窓に使用するとよいでしょう。
2008年02月15日
棟通気
屋根の一番頂上、棟の下地の状態です。
屋根の剛性(強度)を高めるために構造用合板を貼っていますが、棟の部分がすき間があります。ここが壁通気の出口です(これから棟換気材など取付けたりしますが)。
壁の下から入った空気が屋根を通り、棟から(自然)排気されることで、家の通気層として完成です。この途中で空気の流れを止めてしまうと、空気が対流しないため、かえって湿気をためて効果を無くすことになります。見えなくなるところですが、こういう工夫が性能のよい家になっていくのです。
2008年02月10日
紹興酒
横浜中華街にて。かめからあけたての紹興酒を試飲しました。
とてもいけない味で、どんどん飲みたくなってしまい、つい買ってしまいました。
また飲みすぎてしまう!
2008年02月06日
屋根骨組
屋根の骨組みですが、ちょっと違う構造なので紹介します。登り梁という構法です。
太い梁とういう角材が斜めに組んであります。通常梁材というのは水平に入っていて、その上に束が建ち、母屋や棟木といった水平材が乗りますが、ここでは、梁材を斜めにかけることで上からの荷重を支え、屋根の及び建物のゆがみをふさぐ役目を持ちます。そのため、大きな空間を作ることが可能です。
尚且つここでは、これらの部材が化粧材として見えるところもあり、ダイナミックな部屋になるでしょう。
2008年02月04日
ユニットバス設置
建物の外部がふさがり、雨も入らない状態になると先に設置する設備がユニットバスです。ユニットバスは、かなり種類がありそれぞれ特徴をもっています。かといってあれもこれもと見ているとなかなか決められません。時間があればじっくり各メーカーのショールームを見るのも良いですがまずはサイズ。自分の家に合ったサイズや希望のサイズを見ます。それから、基本的な機能はみな似ていますから、機能を見ましう。保温性、清掃性など。それからデザイン。
まずは、設計事務所や工務店が勧めるものを見て、気に入らなければ、他のメーカーをあたるというほうがよいかもしれません。あと、知り合いでユニットバスを入れている人がいたら、感想を聞くのもよいでしょう。
2008年02月02日
コンクリートの打ち込み
基礎の土間にコンクリートを打ち込んでいます。写真は、ほぼ終わりの状態です。土間のコンクリートは、家が四角で段差などがないとポンプ車を使用するので割と早く終わります。
コンクリートを打ちながら。その厚みが適正か測量し、写真をとって記録しています。
基礎は、文字通り基礎で大切な場所です。また、同時に近隣の状況や天候にも左右されやすい難しい工事でもあります。
現場が近くなら、たまには見に行き、職人さんたちにお声をかけてください。その一言でがんばると思いますよ。また、近隣お方に顔が見えれば、工事の進行もしやすくなります。と、同時に基礎の状況もよく見て、わからないことがあれば現場お方に質問してください。
2008年01月31日
天井下地と配線
外部ができてくると、大工さんは中の仕事に入ってきます。まず、天井の下地の骨組みを組みます。
升目のように縦横に木下地を組んで、石膏ボードを貼ります。
この際、先行して電気工事の配線も組みます。主に照明器具の配線となります。
ですから、このころには、どこに照明器具の位置を決めるか、どこにコンセントをつけるかなどが必要となってきます。
2008年01月22日
基礎レベル出し
基礎も立ち上がりのコンクリートを打てば完了です。あとは、一定の養生期間の後に型枠をはずして、いよいよ木工事が始まります。
基礎の天端は、左官業者などが水平に均していましたが、今は、レベラ?といってトロのようなモルタル系の材料を流し込み、その材が自然に水平に均され硬化します。写真は、そのレベラ?を流す前に水平を見る機械を使って細かく水平のポイントを出しているところです。
2008年01月21日
通気層
外壁の下地の状態です。ここで何度も説明している通気層をあらためて説明しましょう。建物にとって大事なことと我々は考えていますので、今後もそのたびに説明していきたい工事です。
白いシートは、透湿シートといっていくつかのメーカーから販売されています。その特徴は、共通で防水の意味と外部の湿気を防ぎつつ、内部からの湿気は外部に通すという便利なシートです。ジョイントには、専用のテープで気密性を保ちます(専用のテープが無いメーカーもあります)。本来の外壁は、この上に貼るのですが、なぜこのように湿気を防ぐ必要があるかというと、シートの上に竪に打ってある木が、外装材を受ける材ですが、同時にこの期時の間の空間が通気(空気)層になるのです。
壁の下から入った空気が、上昇気流でこの空間を通るのです。そして、屋根の換気棟から出て行きます。となると壁の中を湿気を含んだ空気が通るので透湿シートが必要なのです。そして内部の湿気をこの空気層で上に押し上げるのです。
この通気層によって、漏水・湿気を防ぐこと、断熱効果をあげる効果があります。アルミサッシのペアガラスがなぜ良いのかというと、2枚のガラスの間の空気層が断熱効果を出すからです。それと同じです。
この通気層を持つか持たないかで家の性能は大きく変わるといってよいでしょう。
奥沢地区まつり
毎年1月の日曜日に新春恒例の地区まつりがあります。奥沢・東玉川地区限定のイベントです。
工務店や設計事務所から構成される「世田谷の住まいを考える会」もこの行事に「木工教室」という形で参加しています。
広く木に触れてもらうことや作る面白さ、大変さを知ってもらおうという主旨です。当然我が社も参加しており、この他に商店街として「わたあめ」にも参加しています(トップページのピックアップ写真)。
いろんな団体が参加しており、何百人と子供を中心とした人が集まってきます。9月の奥沢神社の祭に次いで大きなイベントでしょう。
けっこうこちら側も楽しんでいますが、とにかく寒いです!!
2008年01月17日
コンクリート試験
鉄筋の配筋に関して適正か現場で検査をしますが、同じくコンクリートも検査します。コンクリートの場合は、そのもの材料の品質に検査です。
基礎にコンクリートを打ち込むときに最初にサンプルをコンクリートのミキサー車より無作為に採取します。
それらを円筒の箱に詰めて(写真右側の6本のもの)、4週間で設計強度の数値以上になるか第3社機関によって行われます(これは、依頼しないと行われません)。
他にコンクリートの空気量や塩化物の量、打ち込み時の硬さなど検査します。
また、冬の寒い季節は、コンクリートの強度数値を高く設定します。
よほどのことがなければ、変なコンクリートを使用することは無いと思われますし、試験には、別費用がかかりますが、安心のためには、試験することをおすすめします。
2008年01月14日
配筋検査
この写真は、HP用に撮影していますが、この定規を使って鉄筋の間隔や継ぎ手の長さなどを測り、設計図どおりもしくは、一般的な仕様になっているか検査します。違う点があれば、修正します。
この検査は、自主的なもの、設計事務所によるもの、第3者機関や役所によるものとあります。ここでは、現場監理をしている設計事務所が検査を行いました。
木造の2階建て程度の住宅ですが、やはり思い違いや人為的なミスもありますので、違う目でチェックしてもらいのがよいでしょう。
2008年01月10日
基礎配筋
かなり現場が重なっているので、似たような内容が良く出てくると思いますが、復習していると思ってみてください。
当社では、通常ベタ基礎といって、土台があるところ以外の土間にも鉄筋を入れて、基礎そのものが1枚の板のような状態にしています。最近は、この方法が一般的といえるでしょう。今までの基礎よりも強く、土間下の湿気も防ぐ形となり有効な方法といえます。
この基礎の場合、先に外周部に型枠を建ててから、まず、土間の鉄筋を組み、それから立ち上がりの基礎を組みます。鉄筋の太さや並べ方は、建物の規模によって、設計されており、その図面のとおりに施工します。
2008年01月09日
杭工事
地盤調査の結果が悪かったため、基礎下の補強、杭工事を行いました。
地盤補強には、他にも種類がありますが、ここでは、セメントと鋼管を複合した杭を採用しています。
どれが良い悪いではなく、地盤の強弱や状況によって、またコストを考えて選びます。
ここでやる杭は、ドリルで掘り込みながらセメントを注入、その後杭を打ち込みます。
ほかに、地盤の土を改良する方法や、鋼管杭のみを打ち込む方法など様々です。
地盤調査を行った上で、業者と打ち合わせて予算の中で対応できる良い方法を選びましょう。
2008年01月01日
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します。
皆さんにとって良い年になりますように!
2007年12月28日
基礎下の工事
基礎工事に入りました。
まずは捨てコンクリートを打ちますが、それと同時に気密シートというビニールを敷きます。基礎下の湿気を上げさせないためです。シートのジョイントには、防水テープを貼って、より気密性を高めます。
これで床下の湿気がかなり軽減されます。
2007年12月26日
コロニアル葺き
コロニアルとは、屋根葺き材の商品名でスレート屋根ともいいます。薄い板で軒先から順番に重ねながら棟に向って貼っていきます。屋根材を葺く前には、アスファルトルーフィングという防水シートを貼ります。万一雨がコロニアルのすき間を吹き込んでも下のシートが中に雨が入るのを防ぐようになっています。
屋根の所々に置いてあるなにやら兵器みたいなものは、コロニアルをカットするのに使う裁断機です。
2007年12月25日
ホールダウン金物
いまや義務付けられている金物です。木造の弱点といえば、柱や梁など各々の部材の接合部分です。今までは、ほぞを掘ったり、木材を加工して接合し、不足部分を金物で補強していました。でも、その金物も大きな効果になっていませんでした。また、木材を加工することで、かえって大きな地震の時の力によって、切断されてしまうという状態も起こりました。
そこで、構造用の金物が多く出され、各々の接合部分に掛かる力を考慮し、それに見合った金物を取付けます。写真の金物は、基礎と柱を固定する金物です。
2007年12月19日
上棟
棟上、上棟など呼び方はいくつかありますが、基本的に棟(屋根の一番高い位置にある水平材)をあげることを言います。この時点でおおよそ家のボリュームも含め形が見えてきます。レッカー車という機械を使い、大工や鳶が一体となって作っていく状況は、見ていて面白く、楽しみです。一方ミスがないか、事故がおきないかと心配も同じくらいにあります。ですから無事に終わるとお施主様同様うれしくなってしまいます。
FRP防水
2階のベランダの防水工事です。防水の種類にはいくつかありますが、このブログでも何回か紹介しています、FRP防水を使用しています。FRPの樹脂材のネットのようなものと防水材と塗料で乾くとボートの船底みたいな状態になり、故意に傷つけない限り漏れにくい防水です。
業者についてもただ施工すればいというのではなく、どのポイントが漏れやすい場所とかを考えながら施工してもらようお願いしています。
建て方の機械
上棟に際し、ほとんどの現場では、レッカー車という機械を使用しています。
現場の規模によって、重量(釣り上げる力)の違うものが来ます。ただ、電線が邪魔したり、道路や敷地が狭くてレッカー車が置けなかったり、厳しいことも多々あります。ここでも道路を半分ふさぐような状態になります。一方通行路なのでまだ良い方ですが、車や人間の往来を邪魔し危険なので、警備員をつけ、安全に誘導します。
また、所轄の警察に道路使用許可をもらうようになります。これには申請費がかかります。家を建てるということは何度も言いますが、結構大変です。
地鎮祭
建築工事のはじめる前の行事の一つとして地鎮祭があります。
これから建てようとする土地の神様を祭る儀式です。
祭壇は、以前お見せしましたので、今回は違うものをお見せします。祭壇脇に作る
砂山で、その砂山に土地に生えている草木を立てます。それに、お施主様が桑を入れて草木を取り、設計事務所が鎌を入れて、施工業者が漉き取ります。
これから行われる工事を擬似的にあらわしているものと思われますが、これにより今後の工事の安全と関係者の繁栄をお祈りします。
2007年12月15日
土台入れ
基礎が出来上がりますと土台を敷き込みます。土台は、柱を受け基礎と連結する役割があります。土台は、アンカーボルトという事前に基礎に埋め込んである金物で取付けます。土台と土台のジョイントは、構造用金物で連結しています。
写真で小さく写っていますが、大工さんが測量機器を使って土台のレベルを見ています。
ちゃんと作ってはいても基礎の高さは、微妙に違います。それを基礎もしくは土台で水平調整します。ここで水平調整しないと建物がまっすぐに立ちません。そこで土台のレベルを測量しています。
2007年12月11日
水道引き込み
家を建てる前には、いろいろ準備がありますが、水道の引込みも重要です。
建替えの場合は、すでに水道管が入っているので、それを太くしたりすることはあってもそのまま、工事用の水道に使えます。
水道を事前に引き込まないと工事もできません。ですから、仮設の電気同様水道の引込みも事前に申請し、工事前には引込まなくていけません。工事は、水道局が行うので、水道工事業者に依頼し、着工前には入るよう申請してもらいます。
ただし、これには、費用がかかり、前面の道路が大きければなおかかります。
敷地を購入する際、水道や下水が入っていればこの費用はいりません。土地購入には、そのあたりをチェックするのも良いでしょう。
2007年12月05日
基礎・アンカーボルト
基礎は、コンクリートと鉄筋が主な材料で、建物の規模でその数量や強度が決まります。最近多くの基礎がベタ基礎といって写真のように土間も含めて鉄筋を組、コンクリート打ってしまいます。基礎下の湿気も防ぎますし、施工性もよくほぼ一般的な基礎になったといえるでしょう。
その基礎にアンカーボルトという金物を先に埋め込みます。このボルトが、土台や柱とつながり建物の足回りを強化します。この本数などは、建物の形状で変わるので、見た目に多い少ないは、わかりません。ただ、このアンカーボルトが重要です。
2007年12月01日
基礎鉄筋組み立て
基礎下のグリ石敷きが終わったら、突き固めてから気密シートを貼ります。それから捨てコンクリートを打ちます。別に捨てていらないコンクリートではありません。本当の基礎の底板を作る前に厚み5センチほどコンクリートを打ちます。写真のように基礎の中には、鉄筋が組まれます。鉄筋はただ入っていれば良いわけではなく、土や空気に触れるような位置にあってはいけないので、なるべく基礎の中ほどに来るようにします。スペーサーというもので調整はしますが、この捨てコンクリートによってより土から鉄筋をはなす意味もあります。また、この捨てコンクリートに墨線を出して型枠の立つ位置を書き込んだり、型枠を立てるベースにもします。
2007年11月29日
基礎工事と先行配管
基礎に入ると基礎のそこの部分まで堀り、グリ石を並べて突き固めます。
現在その状態まで来ており、その時点で設備業者(主に水道関係)が、コンクリートや鉄筋の配筋前に先行して配管を入れます。ほかに電気業者がアース関係の配線も入れます。必要に応じてガス業者も先行配管しますが、ここではオール電化なのでガス工事はありません。この後、気密シートを敷き込み、鉄筋を組みます。
2007年11月25日
地鎮祭とやり方
建てる前の準備で儀式としてあるのが地鎮祭です。これは、土地の神様に対して行う儀式で、工事の安全祈願とお施主様の繁栄を主にお願いします。
神社の宮司によって執り行われるのが一般的ですが、できるだけ地元の神社にお願いしましょう。それでこそ意味があります。地域によっても違うこともあるでしょうが、写真のように四方に竹を立て祭壇を中に置きます(南に向けて)。注連縄で竹を結び、縄には魔除の飾りをつけます。右下に砂を山のように盛り、敷地内の草木を建てます。
地鎮祭が済むとやり方といって、建物の建てる場所の位置出しと基準線を出していきます。奥に見える柵のようなものがやり方です。これらが済んでやっと基礎工事が入ります。
2007年11月23日
仮設電気の準備
どんなに工事をしたくても現在では、電気が無ければ不可能です。そのためには、仮に電気を引込む必要があります。更地を購入した場合は、当然電気がありませんので、引込まなければいけません(業者がやります)。
建替えの場合でも、既存の建物を解体する場合にいったん電気のメーターは撤去されます。どちらにしても仮に電気を引込みます。工事が済む前には、正式に電線から再度引込み、この仮設の柱は、撤去します。そして、建物に新しいメーターを取付けて内部とつなぎます。
2007年11月22日
便器取り替え
既存の便器を取り替える工事です。古い便器はメーカーや商品によって排水の位置が決まっていませんでした。それが、妨げとなり便器交換だけの予定が便所そのものを改修する事になっていました。今は、各メーカーで配管や内装はそのままで取り替えることのできる便器を出しており、水道屋さんだけでしかも1時間ほどで工事は終わります。
便器の性能も幅広く、値段も差がありますが、機能を良く見て、お使いになる便器に何を求めるか、清掃性、便利、バリアフリー、デザインそのポイントをまとめてショールームなどで確認してみましょう。
2007年11月21日
床下地・置き床
マンションリフォームでも紹介した床の下地工事です。事務所など良く使われていますが、鋼製の脚を要所に並べて、その上に60cm×1.8mの板を敷き詰めます。脚は、ある程度高さ調整ができるので、下が多少平でなくても平気です。
通常木造では、使用することは少ないのですが、ここの現場では、1階が鉄骨で2階の床下がコンクリートになっているので、この工法を使っています。
2007年11月19日
サイディング工事
サイディングという外壁材を貼る作業です。サイディングといってここでは、広い意味で乾式で成型された規格の材料を使った工事としてまとめています。それぞれ素材が違うサイディングがあり、メーカーによっては、サイディング材と入っていないものがありますが、一般の方にはわかりにくいので説明するときは大きくサイディング材といってます。
下地取付金具を打ち、それにサイディングを引っ掛ける方法と釘打ちする方法があります。材料の厚みも約12?から20mmぐらいまで幅広くあります。厚みがあると金物で取付ける方法になります。
外壁という面積が大きく、外観を構成するものなのでコストやデザインが大きく左右します。長所短所もありますから施工業者とよく相談してください。
2007年11月15日
地盤調査
何度か紹介している、スウェーデン式調査です。
写真の機械を使い、槍のような棒を差し込み、おもりを載せてその荷重によって地盤に入っていく速さや深さを見ていきます。地盤が悪いとさほど荷重を掛けなくても勝手に沈んでいきます。地盤が良いとこの機械によって回転させながら入れていきますが、なかなか入っていきません。ただコンクリートガラのようなものがあると入っていかないこともあり、これは、かえってよくない状態です。
上に建つ建物の規模・重量によっも左右されるので、調査の上設計事務所や調査会社の判断を仰ぎましょう。
2007年11月12日
床張替その2
床板の張替えの方法の中で床板のみをはがし、新しい床板を貼る方法もあります。ただ、言葉にすると簡単ですが、廻りの壁との取り合いやはがし方によっては、大変難しい作業です。下地を直すこともできず、床の高さも替えられないなどどうしてもの場合の工事です。
床張替その1
床の張替えはよく頼まれる工事の一つです。
畳からフローリングへ替える事が一番多いのですが、現状の床が悪くなって張り替えることもあります。
床の張替えは、時間とコストによってやりかたがあります。工事が大きくなりますが、今の床を壊して下地からやり直す方法。この場合、壁も影響します。下地が悪ければ、その方法で無いとだめですが、床板だけが悪い場合、写真のようにその上からフローリングを貼るのが一番早く安くできます。ただ、その際注意しなければならないのは、床板の厚みだけ高くなるので、ドアが開かなくなったり、つまずくような状態にならないよう気をつけなければいけません。
解体完了
MI邸の解体も着工から約1週間で解体完了しました。
既存の建物が敷地の奥にあり、手前に壊さない家があるため最初は手壊しからはじめました。通路を確保してから機械を入れて、解体しています。
解体も立地条件や建物の規模構造によって早くなったり遅くなったりします。
2007年11月06日
解体開始
解体工事というのは、新たな現場の始まりでもあります。
近隣への迷惑も他の工事に比べて気を使う工事です。
解体に入る前に、ガス、電気、水道、電話を止めます。水道を除き基本的に撤去します(状況によっては、変わりますので施工業者に聞くこと)。
解体前にはできるだけ近隣に挨拶回りをしておきましょう。この行為があるかないかでご近所の印象は、大きく変わります。
また、当然お引越しが済んでからの工事ですが、大事なものなど忘れていないかチェックしてください。また、壊してはいけないものが敷地内にあれば、よく伝えておくか移動しておきましょう。
2007年10月26日
鉄骨階段
鉄骨で作った階段を掛けました。1階が工場で高さがあることと外部になるため、鉄骨で作りました。
鉄骨で作った場合、いずれ錆の問題があるため、錆止め塗料の上に塗装業者によってペンキ関係を塗ります。ただ、いずれ塗り替えが出てくるのでコストは高くなりますが、亜鉛メッキで工場でドブ付けといってメッキ加工します。コストが掛かることと取り付け時に傷をつけないようにすることがありますが、メンテナンスを考えるとおすすめします。
2007年10月25日
屋根と雪止め
屋根が葺き終わると同時に雪止めを取付けます。写真に見えるL字型の金物が雪止めです。この他にL型のアングルで水平に長い金物を取付けることもあります。
東京のようにめったに雪が降らないところでも、たまに積もることがあります。
雪が解けはじめるとそのまますべるようにして落ちます。その時、隣地の建物が接近しているため破損させたり、人にあたる恐れもあります。
無駄なようですが、万が一を考え、設置した方が良いでしょう。
2007年10月22日
屋根断熱材
屋根裏で屋根の骨材を利用してその間に断熱材を入れます。
赤い断熱材と白い断熱材が見えますが、グラスウールという同じ断熱材ですが、性能と商品が違うので色が変わっています。
屋根は、家の中で一番太陽熱を受けるところです。当然その面は暑くなります。よく小屋裏とか最上階が1階より暑いのはそのためです。屋根があってもやはり熱は入ってくるのです。
そこで、断熱材を入れるのですが、その熱を遮断するには壁以上の性能を持つ断熱材を入れないといけないので、二重に断熱材を入れています。吹き抜け空間なので特に断熱には気をつけないと空調の効率も悪くなります。
断熱や通気を良くすることは、家が快適なだけでなく、空調などの省エネにもつながり、環境にも配慮されます。
2007年10月12日
外観完成・外壁イメージ
外壁にニチハというメーカーのサイディング材を使いました。これは、貸し店舗兼貸家の形を取った建物でこの裏にオーナーの自宅も建てました。
オーナーの自宅は、この前の「外壁完成」で紹介した金属板で覆われた無機質でメタリックな仕上がりで、こちらは、コンクリートの素板のような無機質ながらもフラットな仕上がりになっています。
貸し店舗になるので、借りる店舗のイメージを固定させないようかえって、派手さを抑え、借りる店のデザインに合わせられるようにしました。
外壁は、その使用する材料やデザインによっていくらでも表現は可能です。廻りの雰囲気に合わせてみたり、目立つように突飛なものにしたり、様々です。立地状態にも左右されるでしょう。
これは、デザインですから表現は自由です。ただ、気をつけなければいけないのは、デザインに固執するあまり、メンテナンスの悪い仕上がりや、故障の多い施工にならないこと。構造も大事です。そういう事例を良く見かけますから気をつけてください。
2007年10月11日
外観完成
完成写真です。外壁は、鋼鈑貼りで正面は、ガルバニウム系のデザインされたもので、横と奥は、見えなくなるので波板にしています。屋根も同じガルバニウム板です。
窓もアルミサッシですから、金属の無機質な色でシルバー系のものでまとめ、両サイドと奥の波板は、濃い青で、軒廻りなど塗装部分を同じ色でまとめています。
洋間と障子
寝室に当る部屋ですが、ここで見ていただきたいのは、床はフローリングながら障子をいれ、ベッドには畳を敷いています。和と洋の混合です。
障子は、音は防げませんが、光を取り入れられます。
フローリングは、無垢板で天井も杉の無垢板(壁は、クロスですが)。ベッドも木製で自然素材を生かした部屋になっています。木のにおいが良くすると好評です。
環境にも配慮された部屋になっています。
玄関式台
玄関内部の完成です。土間は、表から同じようにタイルを貼りました。
床に上がる前に1段板を設けていますが、それを式台といいます。昔の名前の名残で玄関の次にある部屋でした。それが、床に上がる前の段板も式台というようになったのでしょうか。材料は、「もみじ」の無垢板です。正直こういう材料は、通常は手に入りません。木場などや銘木屋さんに行って購入しますが、金額も高価です。
ここでは、解体する現場から手に入れたもので、せっかくのいい木なので玄関先に使用しました。
床も約40センチぐらい土間から上がっていますので、一休みとしても式台は必要です。
2007年10月09日
網戸の取り付け
網戸は、引渡し直前に取り付けます。
早くから取り付けると網を破ってしまうことがあるからです。
網戸を入れながら、サッシの調整をします。
便所の壁
便所が完成した状態です。ここで見てもらいたいのは、便器の後ろの壁です。
キッチンバネルという、水にも強く、掃除もしやすい材料です。
これなら汚れてもすぐ拭けますし、クロスの張替もしなくてすみます。
玄関土間仕上げ
玄関土間の仕上げにタイル張りしています。
廻りの立ち上がりまで張ります。
外もタイル張りなので、割り付けがそろうように、計算します。
2007年10月07日
展示会
建築材料の問屋が主催の建材・住宅設備メーカーの展示会に行きました。
新商品の発表や写真のように材木が特価で販売されています。ただ、業者向けなので一般の人は、入れません。
こうした展示会は、年二回ほどあり、商品の知識を広めます。
2007年10月06日
防水シート
外壁の仕上がり前の下地の状態です。縦に取付けた材料が最後に貼る仕上材の下地になります。と同時にその材の厚み分が空気層となり、ペアガラスの中間の空気層と同じようにそれが断熱効果を生み出します。その厚みがあればあるほどよいのですが、そうすると弊害もあるため、写真のような大体25ミリぐらいの厚みが適当と思われます。
また、その空気層の下は、開放されており下部から入った空気が熱によって上昇し、上部で外部に出るように作ると湿気も抜けていきます。
そうなると空気層の部分に湿気が通るため、防水(透湿)シートを貼ることによって、内部に湿気を入れないようにするのです。これは、万が一雨が侵入した場合の防水層にもなります。
モルタル塗り
基礎の立ち上がりにモルタルを塗っています。これは、仕上がりをきれいにするためのもので、基礎のコンクリートの仕上がりがきれいであれば、どうしても必要な工事ではありません。
どうしても基礎工事に型枠を止める金具のあとや型枠の表面がきれいでないと基礎の表面がきれいになりません。そのような場合に、モルタルを塗って表面をきれいに仕上ます。
屋根下地
屋根仕上の下に貼るシートです。どんな屋根材でもこのようなシートを下に貼ります。これは、屋根材から雨が万が一侵入しても、内部に入らないようにします。
アスファルト系の材料が多く、これが無くて雨漏りする家もあります。
2007年10月02日
障子貼り
和室が少なくなっている中、畳屋さんや障子などを貼る経師屋さんの仕事があまり見られなくなりました。
日本の伝統的で独特な建材であり、職業なので何とか残したいです。
今、モダン和風といって洋間に障子や襖をいれることもあります。障子は、視線をさえぎつつ光を取り入れるなど長所があります。
カーテンのようにかさばらず、ある程度の断熱性もあります。子供やペットによるいたずらにも破れない障子紙もありますから、是非採用してみては?
写真は、現場で障子紙ののりを建具に塗っているところです。こういう光景を絶やさないようにしましょう。
2007年09月29日
仕上げ塗装
玄関の下駄箱を塗装しています。ウレタンという塗料でクリアに仕上ています。
材木をそのまま見せたり、木の質感をよく使用しますが、場所によっては塗装によって保護しないと汚れがひどくなるところもあります。
そこで、塗装の際にはクリア塗装で着色せず木の質感を生かすように塗ります。
これで植物性塗料を使えばよりよいのですが、乾きが遅いため、施工性と現場の進行状態からウレタン塗装にしました。つやもぴかぴかにすることも押えることもできます。ここでは、5分つやといってややつやを出すようにしました。
家具製作
当社の工場ではありませんが、現場のあいているスペースを使って、家具(ベッド)を大工さんが作っています。
家具には、いくつか考え方があって、本来家具専門業者や建具業者が製作しますすが、コスト面でできないことが良くあります。そこで、
1.家具屋で商品として売っているものを買う。通販やインターネットで中古品も含めて購入する。
2.DIY系の店舗で購入する。
1、2共コスト面では安価に納めることができます。ただ、どうしても必要な寸法のものが無かったり、手作り感を求めた場合
3.家具専門業者や建具業者が製作。
完全なオーダーメイドになりますが、コスト面で難しいことが良くあります。
4.以上の状況から大工さんで作ることがあります。ただ、家具業者のように金物等劣る面もあります。
このようにコスト、デザイン、利便性を考えて選択して下さい。
2007年09月27日
ALC工事
今までのブログでは初登場の工事です。いわゆるヘーベルとよくいわれる材です。
耐火性に優れた材料で多くは、鉄骨工事によく使われるので、木造を主としている当社では、あまり使用しないため工事の紹介も少ないのです。
基礎の上に鉄アングルを通し、その上にヘーベルを載せ溶接で固定。上部は、鉄骨の梁にやはり取付用の鉄アングルをつけて溶接して固定します。
デザインもパターンがいろいろあり、最後は吹付けします。
システムキッチン組立
建物の工事が終盤に掛かると設備機器の取り付けが始まります。多くは、内装工事の後に取り付けますが、システムキッチンは、その前に取付けます(ユニットバスは建ててすぐですが)。
各メーカーの専属または設備問屋からの依頼を受けた専門業者が組立ます。簡易なキッチンの場合、水道設備業者や大工さんで組み立ててしまうこともよくあります。
ここでは、専門業者に依頼しました。この判断は、施工業者の問題ですが、要するにきちんときれいにできればいいのです。
専門業者は、やはりなれているので施工が早いです。終わった後もちゃんと養生をしていきます。
2007年09月26日
構造用金物
大きい地震が続く中、耐震性が常に話題になります。
私たちは、当然そのことを考えながら家を建てているわけですが、行政からも建築基準法として構造の強化を指示しています。
その中の一つが構造用金物の使用です。基礎と土台、土台と柱、柱と梁や桁などの水平材、筋違、それぞれの部材同士を強く接合するために必要な場所に金物を取り付けるのです。
また、ただ取り付けるのではなく、建物全体のバランス(一部が強くて他が弱くならないこと)を考え、地震などのときに掛かる荷重やゆれを考慮して金物はつけられます。
写真で言うとまず、筋違という斜めの部材が取り付けられます。今までは、釘だけでしたが柱と離れないような金物もつけます。それと柱と土台(または梁)をつなげる金物。土台にボルトの頭が見えますが、これが基礎と土台をつなげるボルトです。場所によっては、もっと太く長いボルトを入れ、柱とつなげます。
外構工事・コンクリート打
建物のまわりをコンクリートを打ち、きれいに均したところです。
都内の商店街では、写真のように廻りの土地が狭く、土として残しても利用できません。
また、人がほぼ入らない場所に土を残すと雑草も取れず、かえって汚く見えてしまうこともあります。
そこで、コンクリートを打って、雨の流れも考え水溜りができないよう勾配をつけます。こうすれば、雑草も生えず廻りの湿気もあがらず建物には良い環境になります。
2007年09月24日
塗装工事・階段
階段塗装前に下地調整しています。
階段が無垢板なので、紙ヤスリで平滑にするのとざらつきを削ります。
大工の削りとは違うので目の細かい紙ヤスリを使います。
これをやらないと塗装ののりも悪いのですが、木の目が湿気により起きてきて仕上がりも悪くなります。
このあと何回か塗りますが、そのたびに紙やすりを当てます。
また、他のところに塗装がつかないようビニルなどで養生する作業もあります。
外構工事・境界
建物のまわりが狭いため、湿気を防いだり雑草が生えないためにコンクリートを打つことにしました。
その前に、隣地との境界がわかりやすいよう板を設置しています。この板は、当然お施主さん側に入れてコンクリートを打っても隣にいかないようにすることと境界線をはっきりするためです。
また、万が一お隣が壊したり工事したりするときにこちら側のコンクリートがいたまないように防ぐ意味もあります。境界の杭があるのでその両端を糸で結び、板がお隣に出ないよう控えめにして気をつけながら設置していきます。
2007年09月22日
構造用合板・屋根
屋根下地の工事です。ここの場合、屋根というより屋上という形になります。勾配が無いだけで工事内容は同じで、垂木という骨材の上に構造用合板(7.5?、9?、12?と種類があります)を貼っていきます。これによって水平面の剛性を取ります。
つまり、地震や台風などで建物が平面状変形しないよう構造上強くするためです。
釘も通常の釘よりも太い2×4用の釘を使用し、約15cmピッチで打ち込んでいきます。
2007年09月19日
土間タイル張り
玄関前と道路の間に100角のタイルを張っています。予算にもよりますが、タイルは、ほかに150、200、300などサイズがあります。大きい方が、見栄えが良いこともありますが、狭いとそのよさが生かされず、小さいタイルの方が張りやすいです。
また、色柄も多く、輸入タイルも含めるとかなり膨大です。
ただ、PL法のこともあり、大理石調など表面が滑りやすい素材のものは張れません。
鉄平石など石張りする方法やレンガを敷きこむこともあります。
また、シンプルにコンクリートのまま仕上ることありますが、ちょっと味気ないかも。
2007年09月18日
お清め
上棟のお飾りがすむと、建物の四方を清めます。南の方位からはじめて対角線に移動します。
基本的には、お酒とお米、塩をまきます。あまると良く水廻りにこれらをまきます。
米、塩、お酒の順序に清めていきます。ただ、塩をまくとき、柱や土台に取り付いている金物に気をつけないと塩分から錆びてしまう可能性があります。
お飾り
上棟を祝して、簡易的な祭壇を設け、地鎮祭と同じようなものを並べました。
最近は、こういった儀式を簡略化する傾向にありますが、日本古来の独特なものとして考えれば、残したいものです。
2007年09月17日
上棟
一番上の材木が取り付いて上棟となります。時間があれば、屋根の垂木を取り付けたり、できるところは進めて行きますが、なかなか思うようには行かず、棟木が上がったところで終了しました。これは、上棟のときに取り付ける飾りで、竹で作った弓矢です。北の方に向けて取り付けるとのこと。この飾りの意味合いは、厄除なのか記念物なのかはよくわかりません。
下に紙がまいてある材木がありますが、これらは、完了後そのまま見えてしまう化粧材なので、傷つけないように養生しています。
2007年09月15日
上棟中
好天気の中、建て方工事の入りました。規模が大きいので、2日に分けて建てていきます。いつどんな建物でも、この建て方から上棟に至るまでの1日は、非常に長く(短く感じる事も)、緊張します。この建て方がうまくいった夜のお酒はおいしいものです。
下駄箱兼用階段
階段の蹴込板部分を蓋代わりに階段の1段の奥行を利用した下駄箱です。
通常の下駄箱を置くスペースが無く、苦肉の策です。
でも、一人か二人暮しなら充分ではないでしょうか。
洗濯機用水栓
最近こんな蛇口を見かけませんか?洗濯機用の蛇口です。おおよそほとんどの方がいまや全自動洗濯機を使用しているかと思われます。これは、その給水ホース専用の蛇口で、ワンタッチで装着できます。また、万が一ホースが外れても蛇口のシステム上水が出ません。案外、ホースのはずれによる漏水事故が多くあります。全自動だと蛇口をあけたままにする方が多いので、是非お薦めの蛇口です。でも、漏水防止のためにお出かけの時には、蛇口は必ず閉めて下さい。
便所兼洗面所
奥に見えるのがトイレで手前は、洗面化粧台。左に浴室があります。
建物の規模が小さいときに良く使う間取りです。特にこれは貸家なので、少ない居住者であれば、洗面と便所がいっしょでもあまり困らないと思われます。これらの設備を1ヶ所にまとめることで他のスペースを大きく取ろうというねらいです。
また、洗面所の両脇や便器の後ろの壁には、キッチンパネルを貼ります。これによって、水が飛び散っても汚れたり腐ることなく掃除もしやすいです。また、ビニルクロスの張替えがあっても設備機器を動かすことなくすんでしまいます。
2007年09月13日
上棟準備
基礎が出来ると土台を敷き込みます。それから、建物の骨組みを搬入し、建てる準備をします。当社は、構造用金物(タツミ・テックワン)を接合部に使用する工法なのでそれぞれの部材に金物を取り付けていきます。山のような材料を仕分けをしながらなので敷地が狭いと大変です。金物を取り付けてから搬入することもできますが、
運搬にかさばってしまい、搬入が大変なのでどうしても現場で取り付けます。
2007年09月10日
お祭り
地元の奥沢の祭です。ピックアップ画像にも載せましたが、大蛇がシンボルの世田谷区の無形文化財です。
9月の秋祭ですが、まだまだ暑いです。
かつぐのはもちろん、裏方としても参加してます。
いろいろ大変なこともありますが、地元の人たちと交流できる活動の場としておおいに役立っています。
2007年09月06日
分電盤
どなたの家でもある分電盤です。最近の分電盤は、デザインがすっきりしていて良くなっています。
まだメインのブレーカーがついていませんが、契約電力に合わせて電力会社が検査の時につけます。
契約電力が大きいほど月々の基本料金が高くなりますが、最近は、電化製の品が多いので契約電力を高めにしたほうが無難でしょう。ただ、低めに設定しても電力会社に連絡すれば、すぐに変更してくれます。
メインの横に子ブレーカーといって小さめのブレーカーがいっぱいあります。使用するコンセントや照明などの数量でブレーカーの数も変わります。レンジ、冷蔵庫やエアコンなど容量が大きいものに対しては、ブレーカーもそれ専用になります。ですから、子ブレーカーの数も多くなり、分電盤自体が大きくなってきました。
コンピューターを使用する方も多いでしょうから、そこのコンセントがエアコンや冷蔵庫などといっしょにならないよう気をつけてもらいましょう。
2007年09月05日
カーテン工事
カーテンレールを取り付けています。
木製やデザインされたレールもありますが、貸家なので一般的なステンレスのカーテンレールを取り付けています。
レールも写真のように窓上につけたり、窓枠内につけることがあります。窓上の場合、窓よりも約左右に10センチほどレールを延ばして取り付けます。それは、カーテンを束ねたときに窓に掛からないようにするためです。窓枠内だとカーテンを束ねると窓の採光を邪魔する可能性があります。
ほかにブラインドやロールスクリーンなどカーテン以外の方法もあります。
2007年09月04日
クロス工事( 壁)
外側が終わる頃には、内装の工事も始まります。
洗面所の壁のクロスを貼っています。クロスも見ていると面白いように貼っていきますが、何度も紹介しているように、下地のパテ処理からいろいろ手間を掛けています。大きな四角い部屋ならクロス業者も楽でしょうが、写真のように洗面所や階段、便所など狭くてかつ細かい作業が必要なところは、非常に大変です。その作業こそ技術的なものが発揮されます。
また、クロスの種類もここでは、貸家なので量産タイプといって比較的価格も手ごろで無難な材料にしていますが、環境を考慮したリサイクル材やケナフ材、和紙などを原料としたクロス材もあります。ただ、量産品といっても基準をクリアした材料になっています。
足場解体
ついに足場解体です。
建物の全貌が見えてきました。そろそろ終わりに近づいてきたなという実感がわいてきました。足場は、外部において作業する必要が無くなれば、なるべく早くはずすようにします。ただ、工事を忘れてはずすと、屋根に上がれなかったり、高所の作業ができなくなるのでよく作業工程を見極めないといけません。
また、先にはずしてしまった養生シートですが、工事中でも台風などによっては、一時的にはずさないと危険なこともあります。足場は、一度掛けてしまうとはずすまで何もしませんが、状況によっては、かえって邪魔になったり危険になることもあるので、気をつけないといけません。
2007年08月29日
外養生解体
外側の工事も終わり、廻りの養生を外しています。
ついにお披露目というところでしょうか。
やっとすっきりします。
2007年08月28日
床貼り
何回も紹介する工事です。フローリングという木製(ここでは無垢)の床板を貼っています。下に貼っているのは、大建工業というメーカーのクッション材です。2階なので階下に音が響きにくくすること、多少のクッションと断熱効果を考えています。家族が住むのでマンションのような防音床にはしていません。
また、木のぬくもりを生かすために無垢板にしています。基準線を出し、1枚づつ貼っていきます。ちゃんとやらないと板が徐々に曲がっていきます。
簡単そうな作業ですが、なぜまっすぐ貼れるのか現場でよく見ていただくとわかります。
アルミ笠木
笠木とは、現在の住宅においてはベランダなどの立ち上がり壁や屋上のパラペット(立ち上がり壁)の頂点、横に取り付ける部材です。
カラー鋼鈑やステンレスを取り付ける場合もありますが、ここではアルミサッシメーカーの商品を採用しています。雨風を防ぐばかりでなく、アルミサッシ窓の色とあわせることができます。施工も早くよく使用します。
2007年08月25日
木工教室2007夏
毎年夏恒例の木工教室を開催しました。いつものように材木屋さんの作業場で各工務店や設計事務所の人たちが集まり、にぎやかに楽しく子供たちと工作しました(教える方は汗だく)。
大工さんたちとふれあい、技術的なことを教えると子供さんより大人の方が感心しています。夏休みの工作ねらいもあるかと思いますが、それでも木に触れて工具を使うことでその楽しみや木のよさが伝わればと思います。
2007年08月18日
土台墨出し
コンクリートの床の上に土台の位置を出しています。
この現場は、1階が鉄骨造で2階の床は、デッキを敷き込みその上にコンクリートを打ちました。2階からは木造となりますが、その位置を正確に出さないといけません。
何も無いところに適当に土台を並べて組むことは不可能です。
そこで基準線を出し、そこから図面を見ながらその数値に従って各土台の位置を出していきます。その時も直行する線が直角になっているかなど確認しながら出します。この後コンクリートの床の水平調整をします。
2007年08月17日
金属板外壁工事
コストやデザインから、最近金属板の外壁もよく使います。
波の形や色の選び方によっては、面白いデザインになりますよ。
なぜ波板かというと波の山の間を利用して通気を取ろうという考えです。
この写真では、電気ノコギリで切っています。今やなんでも電気です。
2007年08月01日
外壁コーキング
外壁材のサイディング工事に必ず伴う工事です。形状に関わらず、サイディング材は、ほぼ3mぐらいの長さです。当然ジョイントが出てきます。そこに目地としてコーキングを施します。サイディング材は無機質な材料ですが、それでも環境によっては伸び縮みします。そのクッションにもなります。
このコーキングもサイディング材と同じメーカーのものなのでの色も合っています。
サイディングは、汚れや色の経年変化を除けば、長持ちする材料です。ただし、このコーキングが10年弱で劣化してきます。住宅は、永久不滅のものではありません。屋根廻り、コーキング、外壁の汚れ・・・これらを考慮して、7?8年ぐらいの周期で外部のメンテナンスを是非想定してください。
2007年07月31日
材木選別
木場の材木問屋にて、床柱や大黒柱、化粧となる梁材の選別に行きました。
設計事務所の方にも同行してもらい(本来は、お施主様も見に来てもらいます)、見積した金額の中でできるだけが見栄えや質の良い材木を問屋さんと相談しながら決めています。
木を見せることが少なかったり、和室がないと、材木を選ぶという作業は、しなくなります。また、お施主様や業者の都合が合わなかったり、建材メーカーのユニット型の造作材を使ってしまうとサンプルで決めるようになってしまいます。
その方が、施工業者も色むらや間違いが無く、楽ですし、無垢の木は、曲がったりひびが来る可能性もありえます。
でも、ここで材木を眺めているとやはり本物は良いです。コストとの勝負になってしまいますが、できるだけ本物を使っていこうと改めて感じました。
サィディング工事
外壁の工事で、サイディングという建材を貼ります。これは、色や柄も豊富で貼るだけなので、工事も早いです。材のジョイントは、1センチぐらい隙間を空けて、コーキングというボンド状のシール材で埋めます。
便利な外装材ですが、強いてあげれば、コーキングが10年弱で劣化してくるのでそれをやり直す必要があります。
このサイディングも種類がたくさんあるのでデザインとコストを考えて選びましょう。
また、サイディングを採用する理由の一つに、多くのサイディング材が横貼りでその下地として写真にもあるように縦に胴縁材(厚み約25ミリ)を打ちます。これが、通気層となるため、施工性からも選んでいます。この通気により、建物の断熱性や湿気止めの効果があがるのです。
天井裏
1階の天井裏の施工状況です。木が格子状に組んでありますが、これに石膏ボードを貼り付て、天井となります。
この天井の下地となる木も水平に見えますが、やや真中でむくって(持ち上がって)作っています。水平に作ると人間の目は、かえって天井が下がって見えてしまうのです。これも長年の工夫です。
その上に断熱材が入っています。これもあたりまえのように入れていますが、1階と2階の遮音と断熱の効果を考えています。
上からの音や下からの音を少しでも和らげようという考えです。また、各々の階の室内の温度が逃げたり入ってこないように工夫し、空調の効率をよくしようと考えています。
番付
柱材に「い四」など記号のように書いてあるのが番付です。
これは、建物のその部材が来る位置を示すものです。設計図があるので、どこに柱が建っていたり、梁などの部材が取り付けるのかわかります。
山のように並んだ材木を見て、各職人が誰が見ても直ぐにその位置がわかるようにするには、番付をつければ、図面が無くてもわかるのです。
木造の場合、3尺(約910?)ピッチに番号や文字を振ります。い通りと四通りの交点にある部材に「い四」と符号をつけるのです。
これは、ずっと昔から続くもので、CADができても、機械が進んでもこのやり方は変わりません。(ただ、最近アルファベットの場合もありますが、大工さんは困っているようです)
シャッター工事
店舗の出入口のシャッターを取り付けています。ここでは、手動式です。電動式の方が便利ではありますが、使用する状況やコストを考えて選びましょう。大形のシャッターでない場合、間口や高さによっては、手動ができなかったりすることもあります。
2007年07月25日
ユニットバス組立
TOTOのバスピアという商品のユニットバスの組立です。0.75坪タイプのやや小さ目のユニットバスなので、1日も掛からずに組み立てます。
ユニットバスは各メーカーいずれもサイズが決まっており、その種類もほぼ同じです。
家のプランや要望によってその大きさを決めていきます。
リフォームにも適しています。メンテナンスや清潔感、機能性いずれにしてもお薦めする商品です。
2007年07月24日
断熱材入れ
壁に断熱材を入れ込んだところです。
現在の住宅で断熱材を入れることは、絶対条件なのですが、その中でもその断熱材の性能を考えなければいけません。
基準によれば、北海道や九州、関西、関東などエリアによって断熱材の性能は変わります。当然北海道などは冬の環境が厳しいので、断熱性能は、関東よりよくしなければいけません。ただし、当社では、必要とあればよりよい基準の断熱材を入れるように心がけています。断熱性能が上がることによって、光熱費も変わりますし、環境にもいい影響になるのです。
金属屋根工事
カラー鋼鈑の瓦棒葺きです。何度か紹介しているので、ここでは、屋根の形状について紹介します。
片流れ式で片方の屋根が高く、一定の勾配で屋根が下がっているものです。当然屋根の高い方に日当たりがよくなるようにして、低い方は、建物の裏に日が当るようにするためです。家の高さが高くなると、近隣の家に日が当らなくなるので、この形式にすることがあります。あとは、デザインです。形が単純なので雨漏りなどのメンテナンスにもよいかもしれません。