2019年02月27日
玄関土間のタイル
共用玄関の前の土間をタイルで仕上げています。
タイルは、材質、色など多彩です。ただ、土間など床に使うタイルは、大理石など滑りやすいものを使ってはいけません。
タイルメーカーの方で、使用する場所を指定していますので、それを参考にします。
ここでは、100角の磁器質タイルにしています。
内装が木目風のものがあったので、やや茶色がかった色にしました。
2019年02月25日
アパート完成
    
9月末より始めてやっと完成になりました。外構で少し残していますが、入居には影響ありません。
アパートなので、完成となると消防の検査、建築(役所)の検査があります。
これらをクリアして、やっとお客様に引き渡しができます。
外観と内部で目立つところを写真にして更新しました。
2019年02月21日
建物回りの砂利敷き詰め
道路からのアプローチは、コンクリートの仕上げですが、その他の周囲は砂利敷です。
予算や目的でその仕上げは、変わっていきます。
ここでの砂利は、
?安価、?施工が早い、?防犯(歩くと音がする)、?土のままだと雨の時の泥はねして汚れるから、?雑草を防ぐ。
?と?については、施工上の問題がなければ、コンクリートを打ったほうが良いでしょう。
黒いシートが敷いてあるのが、防草シートです。その上に砂利を敷きます。
アプローチ土間工事その2
 
コンクリートの下地を終えて、コンクリート打ちになりました。
コンクリートの強度及びひび割れ防止のためにワイヤーメッシュという格子状にできた鉄筋を配します。
そして、コンクリートを打ち込みます。
距離と数量が少ないので、コンクリートのミキサー車から一輪車に直に受けて、流し込みます。
流し込んでいきながら、左官業者が土間を均していきます。
冬なので乾きが悪く、おそらく左官業者は、夕方まで均し作業となるでしょう。
2019年02月14日
アプローチ土間工事
新築アパートの外構工事です。
道路からアパートまでのアプローチの工事をしています。
コンクリート仕上げで、奥の建物から道路まで雨が流れるように勾配が着いています。
左に並んでいる箱は、水道メーターで土間の高さと同じになるように設置しています(これは、設備業者の仕事)。
写真は、コンクリート下の地面を突き固めて、伸縮目地(横に2本据えてある)を設置しています。
コンクリートは、ある程度の大きさになると寒暖で多少動きます。
そこで、ひび割れなどが入るため、緩衝材を入れています。
このあと、鉄筋を入れてコンクリートを打ちます。
2018年12月26日
バルコニー笠木工事
 
外部の工事で、最後に行うのは設備以外では、バルコニーがない場合を除いて、笠木の工事でしょうか。
笠木は、板金業者にカラー鋼板で作る場合と、アルミサッシなどの建材メーカーで作る場合があります。
ほとんど、メンテナンスや雨漏りなどを考慮すると、サッシメーカーの笠木がほとんどでしょう。
この現場では、バルコニーの立ち上がりに壁の頂部に手すり付きの笠木を取り付けています。色は、同じサッシメーカーなので、アルミサッシと同じ色ができます。
形状やデザインは、いろいろあります。好みと建物の状態から選択します。
足場の後に施工するのは、たいてい笠木は、材料が長いので、足場が邪魔になるのと足場を撤去する際に、足場材がぶつかって傷になる恐れがあるためです。
2018年12月21日
足場撤去
いよいよ足場を撤去しています。
外装関係が終わり、足場を必要とする工事がすべて終わると撤去します。
足場がなくなると外構、外回りの工事に入ります。
足場が取れて、外観が見えてくると気持ちのいいものです。
2018年11月30日
サイディングの継ぎ目
外壁の仕上げ材、サイディングが張り終わると継ぎ目の処理に入ります。
サイディングは、材の長さが通常3mほどでどうしても継ぎ目が出ます。また、建物の角や窓廻り等も突き付けてはいないので、隙間が空きます。
そこにサイディングメーカーのコーキング材を注入します。
雨水の侵入を防ぐためです。
写真のように継ぎ目に養生のテープを張っていきます。これは、コーキング材が本体に付着して汚さないようにするためです。
このあと、プライマーという接着剤を塗布し、コーキング材を注入します。
メーカーのコーキングなので、サイディングと同色です。
これで、外壁は完了です。
2018年11月19日
アパートのユニットバス工事
新築アパートの浴室工事です。
6所帯なので、6台設置になります。現場の状況にもよりますが、ここでは、一気に設置できず1台づつの施工となります。
住宅やマンションと大きな差はありません。周りを囲ってしまうと組立が出来なくなるので、途中の段階で設置しますので、最初に仕上がる部屋です。
床から設置し、壁、天井、器具となります。
軒先の塗装下地
建物外装工事の一部。屋根の軒先塗装の下地です。
防火のボードを軒廻りに張って、それを塗装で仕上げます。
塗装は直に塗れますが、ボードのジョイントやビスの頭などが見え、それは塗装では隠せません。そのために、パテを使って隙間やビスの頭を埋めて平滑にしていきます。
それらが乾いてから、仕上げの塗装となります。
2018年11月16日
FRP防水工事
 
ベランダ床の防水工事です。
防水工事は、ウレタンやシートなどいろいろありますが、ここでは、FRP防水を使っています。
写真上は、下地のプライマー処理です。防水をよく接着するための作業です。
その上に写真下のFRPのシートを敷き込み、さらに接着させます。
最後は、トップの防水材を塗布して仕上げます。FRPが接着剤で固まるので、船底のような状態になります。
どの防水もそうですが、一度工事したら終わりではありません。何年かに一度トップの防水材を塗布したほうが、より長く持ちます。
2018年11月15日
外壁工事
  
外壁の仕上げ工事に入っています。
ここでの外壁材は、一般的言われるサイディングです。横張式で、幅約45?長さ3mほどのセメント系の板を下から上に向かって貼っていきます。
最初に一番下部に水切を取り付けます(写真上)。
雨水の侵入を防ぐためと外壁に垂れる雨水が最後に建物に回らないようにする部材です。
その後ろに見える黒いものは、防虫部材で、通気層の中に入る虫をここで止めるためです。
サイディング材が搬入され(写真中)、加工して貼っていきます(写真下)。
窓や換気口の穴あけをして、ジョイントがそろうように張っていきます。
コーナーは、専用のコーナー部材があり、先行して貼り、それが基準になります。
全部貼り終わると、ジョイントや窓廻り等にコーキングを施していきます。
2018年11月10日
窓の気密
アルミサッシを取り付けた後、アルミの枠と木の骨組みの間にある隙間(クリアランス)に発砲系の断熱材を充てんしました。
隙間から外部の冷気が入り、内部結露を防ぐためです。
このあと、窓枠が取りつくので見えなくなる前に写真を撮りました。
2018年10月20日
外壁下地
 
屋根ができて、次に外壁下地を作っていきます(その間にもいろいろやっていますけど)。
木造の強度を高める部材として、筋交いという柱と柱の間に斜めに入れる部材がありますが、他に壁面に写真の上のように構造用の合板を張る方法もあります。
2×4の住宅の方法に倣った工法です。面で建物の強度を高めます。
ただ、それだけは計算上弱い部分もあるので、筋交いも併用します。
写真上は、構造用合板を張り、窓のアルミサッシを取り付けたところです。
下の写真は、その上に防水透湿シートを張った写真です。
屋根も含めて全面にこのシートを張ります。
雨水の侵入を防ぐためのものであり、外部の湿度を入れず且つ、内部の湿度を外に出す材料です。
これらがすむと、外壁仕上げの準備に張ります。
2018年10月06日
屋根下地
 
骨組みが出来たら、屋根から作っていきます。
大工さんたちは屋根材を葺きませんが、その下地を作ります。
垂木という骨材を棟木の方から軒先の桁へとだいたい45?ピッチで架けていきます。
その上に野地板といわれる屋根下地を張ります。
これは、構造用合板で屋根の面的な耐力を保つために張ります。それが屋根の下地材になります。
合板の上に防水シートを張ります(写真下)。これは、防水だけでなく、湿気の侵入も防ぐために貼るもので、屋根業者さんがこの後にさらに防水シートを張ります。
2018年09月27日
建て方
土台を敷き込んだら、建て方になります。
柱を立てて、その上に梁など水平材を架けていき、1階から2階へと立上ていきます。
最後は、屋根材を受ける母屋や棟を上げてほぼその日は完了です。
ここまででおよそ建物の主要構造体は出来上がります。
時間があると屋根垂木を並べていくところまでやるので、家の形状はほぼ完成に近い形です。写真は、1階が出来上がったところです。
工事の過程の中で、一番大きな工事と言ってもよいでしょう。
1日のうちに土台までしかなかった家が、ほぼ完成の形まで、骨組みができるので、見ている方にも面白いでしょう。
2018年09月22日
土台入
 
基礎が出来上がり、まずは土台を敷き込みます。
土台がないと家は建てられません。
あらかじめ加工された土台を基礎の上にのせます。
その前に、写真下のように気密パッキンを挟み込みます。これは、土台と基礎の隙間から
雨水などが侵入しないようにするためです。
土台の下側に防蟻剤を塗布して、載せていきます。
基礎から飛び出ている棒状のものがアンカーボルトで、基礎の中に埋まっています。
土台に穴をあけて、アンカーボルトを貫通させ、土台を載せた後に上からナットで絞め込みます。これで基礎と土台が緊結されるのです。
2018年09月21日
先行足場
建物を建てる前に、足場を組みました。
現場の状況によって変わるので、かならずしも先に足場をするとは限りません。
足場がなくても建物は立ちますが、足場はその後が必要になります。
そうなると、周りが狭いと建物が邪魔して足場ができません。そこで、先に足場を組み立てるのです。
2018年09月10日
コンクリート品質試験
コンクリートは、水、砂利、セメントなどが混ざり合って、化学反応によって、固まります。
でも、ちゃんと固まらないと、その上に木造の2階建てが乗るわけですから、崩れては困ります。
その性能がちゃんとあるのかという検査もあります。現場で直接コンクリートを採取して、その場で試験をします。
打ち込み時のコンクリートの硬さ、塩分の濃度他計測します。
生コンクリートの製造工場で、作られてくるので、ほぼ問題はありませんが、試験結果は、報告書にまとめてくれるので、記録として保存できます。
基礎コンクリート打ち(スラブ)
 
鉄筋の加工や配筋が終わり、検査完了をしたらコンクリートを打ち込みます。量が多いので、ポンプ車を使いました。基礎のスラブ(土間)の隅々まで空間ができないよう、バイブレーターで鉄筋を振動させながら、コンクリートがまんべんなく入るようにします。
コンクリートが水のように柔らかくはないので、ただ、ポンプで打つだけだと鉄筋によって、いきわたらないことがあるので、鉄筋を振動させているのです。
2018年09月07日
基礎配筋検索
基礎の鉄筋加工と配筋が終わるころを見計らって、検査を行います。
検査は、工務店が行う自主検査、設計事務所などの監理者が行う検査、役所または確認申請業務会社の行う検査、瑕疵保険に関する検査とあります。
役所検査は、建物の規模によっては、省略されることもあります。2階建ての住宅なので、今回はありません。
その他は、行います。
写真は、瑕疵保険の基礎検査です。間違いなく基礎の鉄筋が出来ているかの確認検査です。
ここの検査も大事ですが、やはり設計事務所などの監理者の検査が重要と思います。
そこで、間違いなどがあれば指摘を受け是正します。
このあと、上棟時や中間の検査、完了検査などが行われます。
2018年08月31日
基礎工事鉄筋組立
地盤を固めたら、本格的な基礎工事です。
捨てコンクリートと言って、50ミリ程度の厚みにコンクリートを打ちます。鉄筋が、地盤面に近づかないように、湿気止め、次の工事の足場をよくするためなどに施工します。
乾いたら、外周部に基礎用の型枠を立てます。
これが基本となり、鉄筋の組み立てに入ります。おおよそ加工された鉄筋を搬入し現場に合わせて加工し、組み立てていきます。
鉄筋下にはサイコロ状の石が置いてあります。これは、鉄筋が、地盤面より一定寸法以上離すようにするためです。
鉄筋は、立ち上がりでも底部でも外部面よりかぶり厚と言って、一定の寸法以上に離すようにします。コンクリートが薄くて、外部に近づくと鉄筋が錆びるなど性能が落ちてしまいます。
大きな材料を大まかに動かして組み立てているようですが、細かい配慮の必要な工事です。
2018年08月26日
基礎工事石敷詰
基礎の鉄筋やコンクリートをやる前に砕石を敷いて転圧をします。
基礎下の地盤を固く突き固めて、沈んだりしないようにします。
2018年08月09日
基礎工事開始
準備が整い、基礎工事が始まります。
重機が入り、基礎の根入れ(設計地盤より基礎が潜る部分)を掘る作業(根切)に入ります。
敷地の奥の方から、道路側手前に向かって掘っていきます。
この時、先日に行ったやり方の水平の板が役に立ちます。
この板の天端が基準となっていて、ここからマイナス何?(?)下がったところを掘っていきます。出てきた土は、低いほうに戻したり、搬出して処分します。
2018年08月07日
仮設*やり方
更地にいきなり建物を作ることはできません。
敷地内の配置、敷地内に高低差がある場合の基準の位置など、目測では、決められないことがあります。
また、建築確認申請というものを役所に提出して、その許可を得ているので、その図面通りの位置に建てなければなりません。
その工事を「やり方」と我々の間では、言っています。
敷地の四方に杭を立て、それに水平に板を打っていきます。この板の天端が高さの基準になります。水平の出し方や高さの位置は、この板を打つ前に水準器で測定して決めています。
敷地境界線や道路境界線から建物の位置を測定し、この水平の板に記していきます。
この基準を出してから、基礎工事に入ります。
地鎮祭
どんな規模の建物でも、工事前には、地鎮祭という儀式を執り行います。
読んで字のごとく地の神様を鎮めるための儀式です。
今後の工事の安全とその携わる人たちのためをお祈りします。
深い内容は、ここではあえて触れませんが、着工前にはほぼこの儀式を行っています。
通常、その地域にある神社にお願いしています。自分の知っている神社だからと言って、全く違う地域の場所ではお願いしません。その地に対して行われる儀式なので、その地の神社にお願いしましょう。
また、お施主様の意向により、信仰されているお寺などにお願いすることもあります。
この場合、写真の祭壇を使用しないこともあります。
祭壇には、本当はその地でとれた根菜、葉物、果物、魚類を飾ります(難しいので、たいてい近くのスーパーか商店で買います。神社によっては、有料で用意してくれるところもあります)。
あとは、お酒、塩、米、水です。
祭壇や神具類は、神社で用意します。四方の飾る竹や儀式に使われる砂等工務店で用意します(神社で用意するところもあります)。
そう何度も経験することではないので、新築の際には、ぜひ行ってください。
2018年08月03日
地盤調査
解体がすんだら、地盤調査です。
建物規模や状況で調査方法は変わりますが、当方では、木造住宅だとスウェーデン式サウンディング方法でやります。
地盤調査については、専門の調査会社がありますので、そこに依頼します。
通常、5ポイント(四隅と中央)でデータに偏りがあったりすると現場の判断で数ポイント増やすこともあります。
写真は、最初のポイントを計測しているところです。
自走式の計測機械です。
槍のような棒を差し込み、機械によって一定の圧力と回転をかけて沈ませていきます。
その入っていく状態(ゆっくりなのか、軽く入っていくのか等)と沈んだ距離(数値)によって、地盤を評価します。
それ以外に、周囲に沼や川があるか、周りの建物で傾いていたり異常がないかなども見ていきます。
その後、データと所見をまとめて報告されます。
良い結果であれば、そのまま基礎工事。悪い場合、何らかの地盤改良工事を行うことになります。悪くても、基礎の強度を改善すればいい場合もあります。
2018年08月02日
解体工事完了
すべての解体が終わり、地盤を均し終わったところです。
解体業者さんにとって、作る仕事ではないので、この更地になった時に達成感があるそうです。
つづけて、地盤調査に入ります。
2018年07月31日
解体工事基礎撤去
やっと、建物基礎解体です。古い鉄骨のアパートでしたが、基礎が非常に簡易的なため、いっきにこわれてしまいました。
これなら、解体業者さんも楽だったでしょうっていうぐらい、簡単でした。
このあと、解体材を搬出して細かい壊しの後、地面を均します。
2018年07月24日
解体工事重機
この写真を撮る数日前から、重機が入っています。
前面のブロックを撤去して、搬送用のトラックに乗せた重機を敷地内に入れます。
人間では撤去できないものや重いものなどの運搬をします。
これで、スピードが上がりますが、近隣が近いため大きく壊せず、やはり慎重に解体しています。上物がなくなれば、基礎の撤去です。
2018年07月17日
解体工事屋根撤去
内部が骨組みだけの状態になったところで、屋根を撤去しています。
トタン屋根で骨組みも小さかったので、撤去というよりはがしているという感じでした。
こうして上部から徐々に下へ解体していきます。
2018年07月13日
解体工事内部
解体業者さんは、いきなり建物を壊すことをせずに、まずは内部から解体します。
残置物の処分、エアコンやキッチンなどの設備の撤去、それから内装を壊します。
解体材の処分の分別、構造を出すことで解体しやすくするなどの理由がります。
木造ではないので、重機で一気に壊すことができません。
しばらくは手壊しです。
2018年07月11日
解体足場
解体工事に先駆け、解体業者は、周りに足場を立てます。
おれは、解体専用の足場です。解体が終わると撤去します。
足場には、防炎及び防音シートを張っています。大きな建物や激しく粉塵や騒音がでる建物だとパネルになります。
2018年07月10日
解体工事始まり
アパートの建て替え工事に入ります。ここは、昔自分たちが借りて住んでいたアパートで、ちょっとした思い出もあるので、いつもの工事とは違う思いがあります。
初日なので、まだ重機も入らず静かなスタートです。
アパートなので、個人住宅とはちょっと違いますが、ガス・電気の供給を一時止めます。解体工事にどちらも必要がなく危険だからです。今回は、この時点では、まだつながっていますが、すぐに撤去してもらうことになっています。これは、解体工事業者ではなく、東京電力と東京ガスが撤去します。各々メーターを撤去し、電気は引込を外し、ガスは道路境界際で止めます。水道は、そのまま利用します。
内外部の不要物や手壊しのできるとことから始めて、足場を周りに組みます。
それから、重機が入ります。