最新の記事トップ10 カテゴリー
過去の記事
インフォメーション カレンダー |
2009年11月30日
庭工事
灯篭や一部の食物は、家を解体する方から譲っていただいた物もあります。
ガーデニングとよく言われる英国風なものから、芝生だけとかその趣向は、お客様の考えを重視していますが、植物の生態を考えていくのはやはりプロの意見を聞いた方がよいと思います。 以前も述べましたが、落ち葉が多すぎて掃除が大変だったり、雨どいを詰まらせたり、葉が多すぎて暗くなったり、ツタを這わせたりすると家にはよくないこともあります。 2009年10月05日
庭石の設置
東京だとなかなか敷地の状況から庭を作る余裕がありません。 庭いついては、基準法があるわけでもなく、ある程度のルールはあっても状況やコスト、目的によって決まりがありません。 お客さんと植木屋さんもまじえて話し合って、作っていきます。 植木も樹木、草木、花、芝生など季節によってやる時期も考えないといけないようです。天候にも左右されます。 ご近所を歩いてみて、または雑誌などを見てイメージを作って、それを植木屋さんにぶつけてみましょう。漠然としているとなかなか決まりません。 ガーデニングのようなやり方もありますが、それは自分で作るのがいいことなので、庭師や植木屋さんとはまた違います。 つくばい
ここの家では、茶室がありそこでお茶の作法も教えていらっしゃるので、必要なアイテムなのです。 ここまで茶室の形を出すならばと 玄関の土間はタイルですが、黒御影調の石風のタイルにして、手水鉢の周りもそれを貼っています。 そうそうできることではありませんが、ちょっと洋風な家の中に和のアイテムがあると面白い仕上がりになります。 2009年09月05日
道路舗装
掘った後は、ちゃんと復旧しますが、それは仮復旧で本式の復旧は、ほぼ建物完成後ぐらいになります。 これは、ガス業者かもしくは水道局側のどちらかが行います。工務店としては、管理外なので、いつやるのかとかは寸前まで分かりません。 場合によっては、引っ越しが終わってから来ることもあります。 そんなに大きな道路でなければ、ほぼ半日で終わります。 2009年09月04日
塀工事
よく、外構工事とかエクステリア工事とかいいます。 車庫、門扉、塀、庭、道路から玄関へのアプローチ・・・。 敷地の状況、近隣との状況から判断するもので、決まりもなく、いろいろなパターンがあります。 ここの塀は、目隠しの意味合いが大きく、中があまり見えないように作ります。 そこで、最初の金額は高いのですが、イペという硬くて強い輸入材があるので、それを使用しました。 色は、いずれ灰色に退色しますが、なかなか腐りません。塗装をしてもらえばなおもちます。 木、アルミ、鉄、ステンレス、樹脂、植木、いろいろ材料はありますから、状況やコストに合わせて選びましょう。 2009年08月28日
床暖房試運転
この床暖房は、東京ガスのTESという温水式の床暖房で、ガス業者が試運転を行います。熱源機が給湯器と兼ねており、ここでは、洗面所と浴室のお湯も同じ機械から出ています。 床暖房のパネルがあるところにすべて、写真の様なセンサーを置いていきます。そして運転して、所定の温度になるか検査します。冬なら分かりやすいのですが、夏だとこのセンサーがあるといいのでしょうね。 でも、暑いです。 また、浴室のお湯はりもして、正常にお湯が出て、浴槽にお湯がたまるかもテストします。 そのほか、電気業者はエアコンの試運転。テレビが、正常に映るかのテストなど行い、東京電力が来て、漏電のテストをします。 水道業者は当然水漏れなどのチェックをして、ガス業者のようにお湯のテストもします。排水も流れるかテストします(たいてい、工事中の段階から圧力をかけたりしていますので、最後は簡易な検査です)。 2009年08月23日
吹き抜け
小屋裏空間をそのまま天井として、ダイナミックな吹き抜け空間を作りました。 欠点は空調の機能が損なわれるため、シーリングファンと言って、扇風機のようなものを天井に取り付け、空気を撹拌し、温度を調整するようにしています。 天井は、杉の無垢の羽目板、壁はエコ系のクロス。 小屋裏となるところは、構造体としての木組みをそのまま表しています。 必ずしもできるものではありませんが、空間の有効利用とおもしろさ、住み心地の良さ、これらを踏まえた空間が少しでも実現できるよう、努力しています。 畳工事  ここでは、茶室を含めた和室があり、畳を必要とします。 やはり、出来上がると畳っていいなぁと思います。私がふるい人間なのでしょうか? 日本の伝統文化でもある内装材ですから、残したいなと思います。 上の写真は、畳を引く前に虫がつかない用防虫シートを敷いています。畳が敬遠される理由の一つが、ダニなどがつくということです。今は、防虫剤が入っているものや、芯が、スタイロフォームもあるのですが、ここでは、本畳と言ってすべてわらの素材で作っていますので、念のためシートを敷きます。 それから畳を敷きますが、部屋の形状に合わせてあるので、どこに敷いてもいいというわけではありません。順番と位置があるのです。 畳の裏に符号が書いてあります。畳屋さんが自分が敷くときのための目安に書いたものです。畳は、上げることもできますから、一度裏をのぞいてみたら? 2009年08月22日
照明取り付け
内装工事が終わり、設備業者が仕上げの段階になります。 電気屋さんは、照明器具、エアコン、コンセントやスイッチのプレートなどなど、取り付けていきます。 2009年08月21日
玄関ポーチのタイル張り
どうしても、人の出入りがあるので、最後の工事になってしまいます。 黒い石調のタイルで30センチ角を貼っています。タイルの大きさがどうであれ、基準墨を出し、それを基本に貼りだしていくことは同じです。 タイル工事もめっきり減って、玄関廻りばかりになってしまいました。 キッチン前には、キッチンパネル、浴室はユニットバス。機能を追求するとどうしても、タイルを避けてしまうことが多いですが、ポイントとして使ったり、部屋の内装の一部に使ってみたり。デザインとして考えれば、いくらでも応用はできます。 湿気を調整するようなすぐれたタイルもありますので、是非、ご検討ください! 2009年08月11日
衛生器具付け
内装関係がすむと衛生器具や照明器具、空調機器類を取りつけます。 このほかに洗面化粧台、便器、それらに付随する紙巻き器、タオル掛け、洗濯機用の水栓金具と排水。外の流しや水栓金具。いろいろ取り付けるものが多く、2所帯などになるとその数は倍になります。 システムキッチンやユニットバスは、専門業者がとりつけることが多いですが、そのほかは、水道業者が取り付けています。 2009年08月10日
建具工事
この現場は、ほとんどがアルミサッシメーカーの木製建具(規格商品)を使用しています。その場合は、大工さんが工事の流れで建具も取り付けます。 が、本来は、建具屋さんが建具を作り、それを取りつけます。 2009年08月05日
クロス貼り
以前から紹介しているように、クロスはビニル素材からできているビニルクロスというのが主流でした。 使用する糊や、ビニルの素材に体に影響する成分があったためです。これは、クロス以外にもペンキやフローリングなどの建材にも問題が出ました。 また、ビニルクロスは産業廃棄物として処分され、リサイクルできないものとして、非常に使用しにくくなりました。 そこで、自然素材を使った塗装や珪藻土のような塗り物、タイルが登場し、これが大きく普及しました。 クロス製品では、ケナフなど植物系の自然素材、珪藻土の成分から作られたもの、和紙を主成分とした材料が開発され、健康にも影響なく、処分してもリサイクルできるクロスが多く出てきました。糊の成分もよくなり、広くつかわれるようになりました。
これらのクロスは生地が薄いものが多く、貼ったときに下地の不陸や処理の不具合がそのまま出てくるということ、ビニルと違い自然に近い素材ですから湿気や温度で左右されすぐに伸び縮みしてしまうのです。 今でも、張替えの時は、注意して施工すると同時にお施主様にもよくその点を理解してもらうようにしています。 どうしても見栄えを重視したい場合、まだビニルクロスは商品として多く出ています。従来ほど厚い生地ではなくなりましたが、施工性はよいです。シックハウス対策としても国の決めた基準に合格した商品に改良されており、糊とともに問題なく使用できます。 梱包された商品に「F☆☆☆☆」の表示があれば、安心です(他の建築材料にも表示されています)。完全ではないですが、以前のような悪い成分は少なくなりました。 2009年08月03日
クロス下地工事
ただ、多くは石膏ボードの上に貼るので、そのジョイントや釘やビスの頭がわかってしまいます。 そこで、パテ下地をして、下地を平たんにします。その工程を踏まえてから、クロスを貼ります。 このパテ処理は、塗装で仕上げる場合でも、左官工事(塗り壁)で仕上げる場合でも必要です。この処理が大事なのです。 クロスの種類として、ビニル素材、紙(再生)をはじめとする自然素材、布とありますが、いずれも生地が薄くなっています。そのため、湿気の差が激しいとジョイントがわかってしまうこともあります。これは、施工業者泣かせですが、やはりシックハウスになりやすい方、気になる方や環境を考える方には、これらの素材をお勧めします。 2009年08月01日
左官仕上げの壁
塗る壁といっても材料は様々で、漆喰もあれば、モルタル、京壁など。 他に珪藻土を使う理由として調湿効果やシックハウス対策としての材料としてつかわれることが多いでしょう。それと、同じ理由で貝殻や卵の殻を原料とした塗り材も出ています。 和室なので、どうもクロスというのは、抵抗があり(勝手な思いですが)、予算が合えば塗り物の壁をお勧めしています。 2009年07月28日
ガス配管
ある程度、建てる前に先行して配管されていますが、道路から引き込まれている配管を結ぶ工事など 土を掘って配管する、夏にはたまらない作業ですね。 あとの駐車場や庭などの計画を踏まえて、規定の深さを掘っていきます。 2009年07月27日
内部塗装工事  
通常塗装工事でも同じでうが、上の写真からまず、塗装がかかってはいけないところと塗っていいところを見切るために養生のテープを貼ります(その前に塗る周りには汚れないよう養生もします)。 貼った状態が中の写真。テープの色は、関係ありません。これらを施してから。 塗ります。ここは、ワックスなので、養生前に洗浄もしています。塗装ならサンドペーパーをあてます。 2009年07月23日
キッチン取り付け
最近は、キッチン前や横の壁をキッチンパネルで仕上げることが多くなりました。タイルのように目地がなく、掃除がしやすいこと。水や火に強いことからです。 システムキッチンの組み立て取り付けも専門業者がやる場合と大工さんなどがやる場合とあります。 2009年07月18日
足場外し
外部に関する工事が終わると足場を外します。これで、いよいよ外部がお披露目です。 養生のネットもなくなるので、なんとなく内部も明るく感じます。 2009年07月07日
外壁コーキング
サイディングに伴って出るコーキング工事というのは、サイディング材の多くが3mほどの長さになっており、どうしても長手の壁やコーナーでジョイントが出ます。そこをコーキングで収めます。 コーキングは、手にくっついたりすると大変でなかなかとれず、その手で他の物を触るとさらに汚してしまう厄介者です。 サイディング材は長持ちするのですが、このコーキング材が10年前後の寿命です。コーキングの表面が切れてきたなと思ったらメンテナンスをお願いいたします。 2009年07月06日
木材の加工
材料は、ケヤキで天板の大きさに加工し、削っています。 木材の場合、材木屋さんなり材木を扱うところで購入すると、たいてい削られていない荒木の状態になっています。それを加工してもらうか、自分で加工するかになります。 現場にあった大きさや厚みにするために、加工しますが、この場合自社の手持ち品なので自分で加工しています。 でも、本来はこういった姿だと思います。無垢の木を1本1本丁寧に扱い、納めていく。 2009年07月02日
床張りフローリング
当たり前ですが、フローリングは端から貼っていきます。ただ、そのままべたべたと貼っていくわけではありません。 両端でゆがみは逃げるようにするのです。 フローリングは、合板から無垢まであり、床暖房対応から階下への音の配慮から遮音または防音フローリング、犬などペット用のフローリングと様々です。 床暖房パネル張り
東京ガスの床暖房も同じです。温水は、チューブを通って流れますが、そのチューブを写真のようにパネル化しています。チューブの周りは保温材でアルミ材で表面を覆っています。 このパネルを敷き詰めて、その上に仕上げの床材を貼ります。ここでは、フローリングなので、フローリングをとめるために釘が打てるようパネルに桟が入っています。パネルの緑の部分がその桟です。 床暖房は、輻射による暖房なので直接体に当たらず、柔らかい暖かさと室内の湿度をかえないため、肌がカサカサになることもありません。また、足元が暖かいだけでもエアコンを使わなくて済むときもあります。 2009年06月26日
外壁サイディング
金属系のサイディングや塗り物などが増えて、一時期ほどはやらなくなりましたが、まだ主流の材料です。 当社の工法の場合、通気層を確保するための縦に打った桟にサイディング専用の金物を取り付け、それにサイディング材を引っ掛けていきます。 汚れが付きにくい塗装とか、断熱性のある素材とかいろいろメーカーによって特色のあるものが出ています。 2009年06月22日
1階の天井裏
なにやらごちゃごちゃしてわかりにくいとは思いますが、天井裏や床下のはいろんなものが入っているとわかってほしかったのです。 まずは、断熱材。これは、必ず入れるようにしています。お互いの階の温度が逃げたり入ったりしないようにという意味もありますが、これで多少の遮音効果も考えています。 真ん中に緑色の太い管がありますが、これは床暖房の配管。床暖房がなければ、この配管もありませんが、エアコンなみに太い管が通りますので、そのルート確保は考えなければいけません。ですから、天井を貼らないとか、骨を見せる場合は、この配管をどうするか検討が必要です。 他に水道管、排水管。電気の配線。エアコンの配管。 2009年06月14日
通気層の入口
基礎の上あたりから空気を取り入れ、屋根の頂部でぬくという方式で、空気が暖まると上昇する原理を応用しているものです。 その入り口にあたる部分がこの写真。 この金物の裏から空気は入ります。それから、壁に打ち付けた桟の間を通って、空気は屋根に上がります。 2009年06月06日
窓回りの気密
気密性を保つのはもちろんですが、隙間から入る熱が、アルミに当たり内外の温度差があることによって、金属であるアルミに結露をおこす可能性があるからです。 ガラスの結露は拭けますが、内部の結露はできません。そのためです。 見えないところにも気を配る、そんな工事を心がけています。 2009年06月05日
壁の断熱材入
このブログでも何度も紹介していますね。 グラスウールという素材で、壁の柱の間に入れ込みます。隙間なく入れる反面奥に押し込まないようにして、裏側に少し空間ができる程度に入れます。 隙間なく入れるのは、当然熱を入れたり逃がさないためで、少し浮かすのは、空気層を作るということとそれによる結露を防ぐこと。また、断熱材をぐちゃぐちゃにつぶすと効果がないからです。 こんな綿見たいのが何の効果がと思いますが、リフォームで古い家に断熱材がなく、入れた上で工事すると やはりだいぶ違うといわれます。 素材は、ほかにもありますが、既定の性能を備えた断熱材で適正な工事をすれば熱効率のよい家となり、環境にも良いことです。 2009年05月27日
屋根断熱吹き付け
屋根の骨組みに貼ったシートの中に掃除機のホースのようなものを差し込みます。 やや高めの材料ですが、素材が紙でできていること(それでも、火には強く加工されているようです)、かなり厚く隙間なく入れられることなどよい点も多く、屋根が大きい時は、よく利用しています。 この断熱材工事が終わるとその下に天井の下地を組み始めます。 2009年05月26日
通気工法
防水(透湿)シートを貼りめぐらした後に通気層を作ります。壁の下から空気を取り入れ屋根上まで通気層を作り、屋根棟から出します。 柱や間柱と同じ間隔で打ちます。その間が通気層となり、基礎上ぐらいから入るようにしています。 空気は、上昇気流の原理で地面で温められ上に上昇していきます。出口がないと空気だまりになるため、屋根棟から出します。この通気層が外部の熱を遮断します。層が厚いほど効果があるのですが、そんなに厚くはできないため、現状の寸法にしています。 これだけでは、断熱効果はまだ弱いので断熱材も併用するのです機械を使わない、通気工法でより家のためによい作り方を目指しています。 2009年05月25日
屋根断熱
屋根の断熱工事です。最も日差しを受け、小屋裏などは夏の時にはサハラ砂漠のような暑さ(行ったことありませんが)になります。この経験は皆様の家にもおありでは? これを空調なしで解消するのは、やはり難しいです。 快適な小屋裏とはいかなくても夏には上がりたくない小屋裏ではなくなるように考えています。 2009年05月20日
防水シート張り
メーカーも多数あり、いろいろな名前で出ていますが、基本性能として雨水の侵入を防ぐのはもちろん、外部の湿気も入れず、かつ内部の湿気を出すというものです。 この上に桟を打ち通気層をとり外壁材を貼ります。つまり建物本体と外壁材の間に空間ができるため、そこを通る空気に含まれる湿気の侵入を防ぐのです。 このシートは、屋根まで貼ってあるので、雨水対策としては安心できる状態になっています。 2009年05月19日
基礎断熱
特にここでは、床暖房を行うので断熱しないと熱が逃げてしまいます。 床下に換気をとる場合は、この方法は行いません。当たり前のことで外部の空気を取り入れるようにしているのに断熱しても意味はないので。 床下が乾燥するようにすることはよいことですが、外部から空気を入れるのは湿気を入れることにもなり、冷気を入れることにもなるだろうという考えから当社では、床下に空気を入れず断熱します。 床下の空気は滞留したまま? だからこそ基礎断熱が必要と思います。 2009年05月02日
補強材料  上の写真は、壁を内側から見てます。柱があって、筋違いという建物を補強する斜めの材料があります。その中に細い柱があるのが、間柱と言います。 その外に貼ってあるのが構造用合板。やはり壁の強度を上げるためのもので、これをパネル化したいるのが、ツーバイフォー工法です。建物を面として固めてしまいます。ただ、この合板だけに強度を頼ると、あとのリフォームで改装が難しくなることもあります(合板で強度を持たせているので、安易に壊せない)。 下の写真は屋根裏です。北側斜線などの都合上、変な形状になっていますが、構成する部材は同じです。梁材という水平の構造材に垂木という屋根の勾配なりに入っている部材があります。屋根を形成する部材ですが、前は、細い材料でしたが、現在はこれも構造上強度を持たせる部材として、太くなっています。約30cmピッチに入っています。この上に壁と同様構造用合板を貼ることで、面として強度を出しています。 補強金物2
強度をよりよくするためにそれが2本だったり、筋違いの部材が太くなったりします。 かなり前から入っている部材ですが、ここにきて新たに補強されるようになりました。 筋違いが弱そうだからやっているのではなく、より強くするためのものです。 2009年05月01日
補強金物
これは、植物を土から引き抜くように、地震や強風によって建物が基礎から引き抜かれることを防ぐのです。すべての柱にやるわけではありませんが、構造上重要な柱に取り付けます。また、建物の規模やそこにかかる可能性のある力を考慮して、金物も変わっていきます。 木と木だけが組み合わさっているのではなく、いろいろな金物を併用することによって建物の強度を保っているのです。 屋根下地
屋根の骨組みが終わり、構造用合板を貼って面として屋根を固めます。 通気層は、外気が通るので透湿シートを貼っています。その上に構造用合板を貼って、家の構造補強をします。 それから屋根業者が来て屋根を仕上げますが、その前にフェルト(黒く見えるシート)を貼ります。 しかし、通気層を設けているので万が一雨が入ってもその通気層を通って雨が逃げますので二重の仕組みになっています。本来の機能ではありませんが、メリットがほかにもあるということです。 このフェルトが貼りおわると屋根材の工事になります。 2009年04月27日
新築工事・足場
しかし、全部組んでしまうとクレーン車が作業できなくなるので、前面だけは、後で組むようなことが多いです。 足場ができるとネットを貼ります。開放的な現場が一気に閉鎖的になります。 でも、足場を外した時には、外部ができているのでお披露目みたいで楽しいです。 2009年04月24日
棟上げ 
src="http://www.toyosima.biz/images/moblog/09/04/124055760210.jpg" height="400" /> 立ち上がると上棟用のお飾りを南に向けて一番高いところに据え付けます。屋根を作る頃には、それを屋根裏にしまいます。もし、解体するような時屋根裏からこの飾りが出てくれば、誰が建てていつ建ったのかがわかります。 古い民家を壊すとよく見られますが、棟札といって、年月日、大工棟梁などの名前が記されており、その建物の築年数がわかります。 工事中で一番わかりやすくダイナミックな瞬間が棟上げでしょう。1日で家の形が出来上がりますから。 2009年04月20日
構造用金物付け
雨が降るとできませんが、その辺はうまく段取りします。でも、天気のいい日に金物付けをしているといよいよ立ち上がるなという実感がわきます。 また、プレカットといって工場で加工し、組み立てできる状態にして現場に搬入することもあります。それでも土台だけは、先行して現場で据え付けます。 当社のポリシーとして、プレカットはなるべく避けています。それは、プレカットが悪いわけではありません。作る大工や我々が建物のことを頭に入れたいのと材木の無駄を取らないようにするためです。 2009年04月18日
土台据付け  まず、基礎の天端に墨を打ちます。建物の芯となる墨とそれから一定の距離をあけた逃げ墨です。 その線を基準に土台の芯も出し計測して正確な位置に据え付けます。 そうして、据え付けますが、土台の下に白いシートがあります(下の写真)。 同時に土台の水平もちゃんと見ます。まさしく土台ですから、基礎と土台がおかしいと上の建物もまっすぐになりません。大事な仕事です(全部大事ですけど)。 2009年04月16日
水道工事・先行配管
設備関係の方の工事です。特に水道でしょう。 排水管は、外部に入れるものは太いのでより先に配管しないといけません。 あと、ガス配管もありますが、多くはガスの場合最後に配管しています。ガスの場合、桝など大きいものがないので、水道屋さんよりは簡易なのでしょう。 建物を建てる前には、いろいろ見えないところで動いています。 2009年04月15日
基礎工事・完成
窯の中から焼き物を出すようなそんな感覚があります。 きれいに打てたコンクリートはきれいなもので、打ち放しのコンクリートの建物を作るのもわかるような気もします。 型枠をとったら、きれいに清掃し余分にはみ出たコンクリートや型枠の受け金物を除去します。 2009年04月11日
基礎工事・レベル調整  ただ、そのままだと土台を載せるときに困ります。隙間ができたり、土台を削らないと水平にならなかったり。それでは、強度は出ません。 そこで、測定器で水平の基準を出し(上の写真)、レベラーというモルタルの水に近い状態のものを流します。これは、自然と水平状態になってくるものなので、鏝でならしたりはしません。 これから、ある一定期間養生のため、型枠の状態のままになります。 基礎工事・コンクリート打ち3
土間と違うのは、枠の中に入れなければいけないのとそのコンクリートが偏って固まらないようバイブレーターを使ったり、型枠をたたいたりする作業がやりにくいことです。 でもこれらをきちんとしないと穴のあいた基礎のなったリます。 2009年04月10日
基礎工事・立ち上がり
すでに外周部は型枠が立っているので、今度は内部に型枠を立てます。 また、この時にスリーブという配管用のパイプを入れることもあります。 2009年04月09日
基礎工事・コンクリート打ち2  バイブレーターという機械で鉄筋に振動を与えながらコンクリートがまんべんなく空洞ができないように流し込みます。
おおよそ、その場で問題がないかを確認し、強度については、検査を受けて後日結果が通知されます。 基礎工事・コンクリート打ち
一般的コンクリートの打ち込みには、ポンプ車を使用することが多いでしょう。 コンクリートのミキサー車がコンクリートを運んでくるとポンプ車の後ろに挿入する口があり、そこに流し込みます。それからポンプの圧力で押し出し、ホースを使って必要な場所に打ち込みます。 道路が狭かったり交通量が多いと危険なので警備員を立てます。あまり通行の妨げになる可能性があれば、警察に道路使用許可の申請をします。 手前に控えている人が、コンクリートの検査員です。打ち込むコンクリートが適正かどうか試験します。 車の量が多く、騒音も出て気を使う工事です。 2009年04月08日
基礎工事・アンカーボルト2
短い方と違い、基礎から土台を貫通し、柱の根元にからむボルトです。柱にどのように取り付くかは 建築の知識がなくても、基礎のコンクリートと建物の柱が結ばれていれば、いかに強いかイメージとしてもお分かりになるのではないでしょうか。 これからいよいよコンクリートを打ちます。 基礎工事・アンカーボルト1
組んだ鉄筋にタテに取り付いている金色の棒で、下のほうが折れ曲がっています。 土台の継ぎ手、柱のそばなど構造上必要と思われる場所に取り付けます。ここでは、75本ほど付けました。下が折れ曲がっているのはコンクリートに食いつきやすいように(上に抜けないように)なっているのです。 このボルトが曲がってつかないよう注意して取り付け、次にホールダウン用のアンカーボルトを取り付けます。 2009年04月05日
基礎工事・鉄筋配筋
太さも何種類かあって、その建物に対する強度によって使い分けます。 まずは、立ち上がりの基礎の鉄筋を組みます。設計上で決められたスパンで縦の鉄筋を並べ、やはり規定の太さと間隔で横に鉄筋を組み、結束線で結びます。 組んだ鉄筋がこれから打ち込むコンクリートの中に入りますが、そのコンクリートの表面から鉄筋までが近いと極端にいえばコンクリートから鉄筋が見えてしまうような並べ方をしてしまうと、当然強度は出ませんし、湿気にさらされた鉄筋がさびて膨張し、コンクリートを割ってしまうこともあります。 2009年04月01日
基礎工事・型枠
コンパネという合板をサンギで組んでパネルとして作っていましたが、今は、鉄板で出来上がったパネルを使います。 そして、基礎の鉄筋を組みます。 2009年03月31日
材木の加工
まず、図面を見ながら土台から順番に墨付けしていきます。加工するために長さを切ったり、接合部分の加工するための線を引く作業です。 これらの作業によって、上棟の日に一気に1日で組み上げることができます。 並んでいる材木は、梁材と言って柱の上に水平に載るかまたは掛ける構造材です。 これらを使うメリットとして、無垢の材木より強度が強いこと。 2009年03月26日
基礎工事・根切り
まずは、基礎が土に潜る分だけ土を掘ります。これを根切りとよく言います。 掘った土は、地盤の状況で周りにまくこともありますが、都内の狭い敷地では、たいてい処分します。 掘ったところは、人力で平たんにならし、次の作業の段取りになります。 2009年03月21日
やり方工事
いきなり着工というわけにもいきません。それは、建てる場所をちゃんと決めないと工事はできません。 何もない土地にどうやって出すのか? それがこの写真なのですが、さっぱりわからないですよね。 周りに杭を建て、水平に板を四方打っています。家が四角なのでそうなりますが、仮に三角なら三角につくります。よくこれを見てこんなに大きい家か!って思われたりしますが、だいたいこの範囲から60センチづつぐらい中に入った位置になります。 この板の位置はどうやって? 基準が必要となりますが、多くは、敷地境界線になります。道路と並行に建てるのか、北側の隣地の境界と並行に建てるのか・・・それは、住まいによって変わりますが、たいてい境界線が基準となります。 あとは、建築確認に提出した位置に、また、お施主様にも確認いただき建物の平面寸法を板に写していきます。それを基準に基礎工事をはじめます。 2009年03月18日
地鎮祭の祭壇
関係者でないと頻繁にやることではありませんから、七五三、結婚式のように一度(結婚式は何度も?)だけのものですから(何度も建築してもいいですけど)、ぜひ式はやってください。 地鎮祭の儀式3
お施主様から順番にお供えし、最後に施工業者がします。数があれば一人づつ行いますが、この時は、わたくし(社長)が代表してお供えして全員で礼拝しました。 これで、地鎮祭が完了し全員でお神酒で乾杯します(あくまでも乾杯だけでがんがん飲みません)。 地鎮祭の儀式2
鎌で榊を切り取ると、次にクワを入れます。土を耕すという意味でしょうか。 これは、お施主様にやっていただくことが多いです。 そのあと施工業者が、鋤で土をならします。 地鎮祭の儀式
建物の工事を始める前の準備はいろいろありますが、大事なものの一つが地鎮祭です。 いつも祭壇を載せていますが、式の状況も載せてみました。 竹を4本四方に建て背の高さぐらいに荒縄で結び、その中に祭壇を作ります。向かって右手前に砂で小さな山をつくり、それに榊を1本立てます。 宮司の祝詞が終わるとその榊をまず、鎌で切ります。土地の開墾を表現しているようで、土地に生えている木や草をまず刈り取るという(実際には、何もない状態ですから)儀式です。 先月、テレビ東京に出た時の内容が、価格ドットコムのホームページに出ていました。 2008年11月15日
地盤調査
地域の名前が〇〇沢、とか〇〇谷とかなど水にからむようなものだと弱いこともあり得ます。 ここでは、何度も紹介しているスェーデン式の調査を行いました。機械を使って、細い杭を突き刺し、侵入させていくのですが、その時の反応から地盤の強度を調べます。完全な方法ではありませんが、良し悪しはわかります。 |
ピックアップ画像 エステサロンの改装
当社では初めてのエステサロンのお店を工事しました。RCの躯体が見えるところはそのままに、白を基調とした女性が入りやすそうな、お店を目指してお客様と考えました。小さい店舗ですが、まとまった感じが良いです。
お天気ガイド Google Search |