2020年01月24日
建具の吊り込み
 
既存の建具を撤去し、新しい建具を入れています。
元々は、襖でしたが、木建具が良いということで入れ替えています。
元の大きさが決まっているので、採寸して建具を製作。
出来た建具を現場で再度調整し、吊り込みます。
出来た建具は、直角に出来ていますが、実際は建物の傾きや精度が悪かったりするので、
出来た建具をあてがいながら、形を修正していきます。
丁番の位置や取っ手などもその場で取り付けていきます。その過程を吊り込むと言っています。
2019年11月13日
台風被害・窓のカバー工法
台風被害シリーズ2弾。
マンションの共用階段にある各窓が、台風の風によって、割れたり、障子が外れてしまいました。
鉄製の窓でしたが、アルミ製の窓に取り換えました。
実際取り換えるとなると、足場を組み、窓廻りの壁も含めて解体しないと交換できません。
それでは、高所になればなるほど大工事になってしまいます。
そこで、既存の窓枠を利用して、新しい窓を枠ごと取り付けるカバー工法という施工方法にしました。マンションなどビルでは、よくやる方法です。
欠点は、既存の開口部より小さくなることですが、新品同様になります。
写真用に出来てしまうと、本当に工事をしたのかわからない状態です。
2018年06月02日
小規模改修
  
築何十年でしょうか、40年いっているのではないかと思います。
便所、玄関、浴室前(便所前)廊下の床の改修です。
便所は、施工前を撮り忘れましたが、いわゆる汽車便といって和式の段差のある床の便所です。床をフラットにして、洋式の便器とウォッシュレットを設置しました。
まだ、壁の塗装が残っています。便所が1か所しかないので、急ピッチで仕上げましたが、それでも一晩我慢していただきました。
廊下の床は、浴室の入り口でもあり、建具が壊れ、水がかかり、床が腐食するという連鎖でした。床をはがし、その下の骨組みを直して、防腐剤を塗布し、新規に床を作っています。
玄関は、木製のドアをアルミ製のドアに交換しています。玄関なので、どのような状況であれ、1日で終わらせないといけません。
どの工事もつきものなのが、建物の倒れです。
建物が傾いていたりすると水平や垂直がありません。どこを基準にして工事を行い、どのあたりを妥協するか。小規模で短期間の工事ですが、考えるところはいっぱいあります。
2018年05月10日
引戸建具クローザの修理
地元・世田谷区奥沢にある「宮本三郎記念美術館」の修理依頼を受けました。
多目的便所の引き戸ですが、上の滑車で吊っている建具を動かし、自動でゆっくり閉まるシステムになっている建具です。その部品が破損か摩耗によって閉まらなくなってしまい、その部品を交換しました。
あまり公共建築の依頼はありませんが、地元だからということで仕事をいただきました。
大きな仕事ではありませんが、地元に貢献したような気分になりました(笑)
2018年02月05日
建具の修理
近所の店舗(コーヒー)の入り口の建具を修理しています。
横にスライドするドアで、上から金物で吊る方式なのですが、その金物が破損して、動かなくなってしまいました。
通常、その修理は、それほど大変でもないのですが、建具が重いのとその戸が外れないようになってしまったので苦労してしまいました。
でも、修理ができたので、店の方にも喜んでいただき、よかったです。
住宅にしても店舗にしても、新しいうちはわかりませんが、いずれメンテナンスは来ますので、その時に困らないよう注意したほうが良いと思います。
2016年12月16日
障子紙の張替
 
暮れになると多い仕事・・・植木、畳、襖、障子張替えです。
これは、お寿司屋さんの障子の張替。
水を霧吹き状に噴霧して、紙を濡らします。それから、はがして、乾いたら新規の障子紙を張ります。
一般の方でもよくご自分でやられる方も多いと思います。
ホームセンターなどに行くと、道具ややり方がわかるようにしているところもあります。
まずは、一度お試しに?
あと、障子紙でも価格は高いですが、フィルム状のやぶれないものもあります。
2016年09月15日
塗装工事上塗り
下地処理ができたら、本塗装になります。
カラーワークスという会社の塗料を使います。水性なのでにおいもなく、割と乾きも早くて便利です。
色は、お店の方と設計事務所の方が選んでいます。
塗り方は、いろいろありますが、ここでは、面が大きいことと斑をなくすため、ローラーで塗っています。
このローラーも頭の部分を変えることで、フラットに仕上げたり、ある程度の凹凸がつけられるように
できます。
他に、一般的には、刷毛引きです。刷毛の場合は、塗り斑ができやすいので注意します。
刷毛も大きさや毛の硬さなど結構種類があり、状況によって使い分けています。なかには、細かすぎると筆を使っていることもあります。
あと、吹き付けることもあります。数量をこなし、一番斑なくできる方法ですが、場所を必要とするので、たいてい塗装業者さんは持ち帰っています。
塗装工事下地処理
 
美容院の一部を改修する工事です。
お店側から、裏側(洗面室)が見えないように、大きな引戸を作りました。
建具業者が製作した引戸で、シナ合板という板で仕上げています。
板のままだと汚れるとかあるので塗装をします。店舗なので、着色してアクセントにしようということです。
塗装業者が色を塗るのですが、いきなり色を塗るのではなく、紙やすりを一度当てます。
そうしないと塗装した時に表面がけば立って、ざらざらした感じになってしまいます。
紙やすりを当てることで、それを防ぎます。
あと、汚れがあるとシンナーで拭き取ります。塗る相手が木部だとこういう作業が入ります。
2015年06月01日
リサイクルの玄関ドア
当社がある奥沢の商店街で玄関ドア交換工事をしました。
以前、アルミサッシを交換した店舗ですが、店主が変わり内装も大きく改装しました。
予算の都合で、アルミサッシの玄関(引戸)は、そのままだったのですが、こよなく木を愛するご主人(懐石料理の店主なので、特に)が、悩んだ末に、リサイクル専門のお店で古い木製の建具を購入しました。
元は、引戸だったのを開き戸に改良し、無事取付完了。
昔の無垢でできた建具なので、とても重いです。
まだ、未完成ですが、趣のある感じになりました。
2013年11月16日
吹き付け塗装
ちょっと特殊な工事で、写真家の方の撮影用の台を製作しています。
木製で、台を作り、それにタイルを貼る部分とその台にガラス入りの格子を組み合わせます。
その格子を塗装しています。
細い材であることから塗りむらをなくすため、吹付けしています。
あまり、吹付け塗装はしませんが、こういった特殊な作業では使用します。
また、色を白く塗るため、何度も吹付けます。吹付けては、乾燥させ、また吹付けてと3回ぐらい続けます。白い色もしくは、白に近い色だと、1回ぐらいでは、地の色が見えてきてしまうので、吹付け回数も増えます。
刷毛塗の場合でも、薄い色は、1回ではだめです。何度も塗る必要があります。
2013年10月22日
建具取付とクロス張
 
建具工事と内装工事を同時に載せたのは、今回建具の表面仕上げが、ビニルクロス張りだからです。
これは、よくやることで、壁のクロスと同じ柄にすることで、統一感を出すためです。
クロスを建具の小口も含めて、ぐるっと張り込んでしまうこともありますが、汚れやクロスのはがれ防止には、建具の木口は残す大手貼りという方法が望ましいです。
材料は、今回はスプルスですが、特定するものはありません。小口と建物の面に数ミリ差があるので、そこにクロスを貼っても、クロスが飛び出ることはありません。
これによって、クロスもきれいに収まり、後々小口が汚れたり、はがれることは少なくなります。
ただし、この大手をクロスを張る前に塗装しておきます。
今回、工程が詰まっているため、建具屋さんが調整している横から、クロスを貼っています。
2013年08月19日
建具工事
内装が出来て、建具の方も入り始めました。
以前にも、載せましたが、最近の建具は、コストや工期から建材メーカーの建具を採用することが多く、なかなか建具業者に作ってもらうことは少なくなりました。
それでも、規格外のサイズやデザインになると、建具業者に製作してもらいます。
今は、引き戸の引手金具をつけるために、掘り込んでいるところです。
細かな、作業は紹介しきれませんが、他に大きくは、建付けを合わせることです。
建具は、完全に四角の形ですが、取り付ける方は、若干のくるいがあります(人間の精度なので)。
その調整が、大切な作業になります。
建具が入ると、またあらためて建物が引き締まってきます。
2013年03月14日
建具の取付
   
建具の写真、一挙公開。
上から順番に・・・
1.今回は、インターネットで建具を購入。申し訳ないが、建具業者に取付だけを頼みました(ちょっ と・・いや、だいぶ嫌がられましたが)。
まずは、ちゃんとサイズが合っているか、開き勝手、状態を確認。
2.業者や状況によって手順は違うと思いますが、この方は、ここでは、まず蝶番を取り付けていまし た。蝶番の位置も建具が開閉するのに負担がないような位置に付けます(と思う)。
3.取っ手の金物を取り付けています。鍵のあるところをシリンダーと言い、箱型になっていて、建具 の中に埋め込むようになっています。この位置を決めて、相手の枠に受け金具を掘り込みます。
4.そして、取付。取り付けた後、開閉の具合や、鍵がかかるかを確認。また、木製ドアなので、枠材 との取り合いで微妙なところは現地で削っています。
2012年09月05日
建具の入れ替え
木製の建具は、本来大工さんが作った枠に合わせて、建具業者が採寸し、仕様をお客様か工務店、設計事務所と相談して製作します。
ですから、好きなサイズ、デザインが可能になります(当然コスト面は掛かりますが)。
そして、リフォームの場合、建具を交換するだけならば、他の業者は入らず、建具業者のみで交換できます(多少塗装が入ることもあります)。そういう面では便利ですし、建具は製作してから持ってきますから、1ヶ所なら1時間ほどで交換します。
ただ、最近建材メーカーの商品として建具があります。これは、枠材と建具ができており、新築ならば大工さんが取り付ければ出来上がりです。コスト面でも安くなります。
ただ、決められた寸法とデザインから選ぶことになってしまいます。どちらも一長一短ですが、今回のように古い家屋で、簡単に施工する場合は、建具業者に製作してもらう方がよいようです。
2012年05月08日
建具の取付
便所の便器の上に収納スペースを取り付けて、それに扉を取り付けました。
扉を付けるかつけないかは、お施主様の考え方次第です。
この収納は、現場で大工が作ったものなので、規制の扉はつかないため、建具業者に作ってもらいました。
コストは高めですが、その分自由度はあります。表面も塗装するので好きな色になります。
建具は大小関係なく、まずは寸法を取ります。正確に作っても多少誤差は出ます。直角か水平垂直か。それを採寸して作る際に調整しています。
この扉は小さいので厚みも薄いです。通常3センチから3.5センチは厚みがあります。
持ってきた建具を取り付けますが、開き戸の場合、蝶番というものが根元につきます。たまに壊れることがあるのでご存知かと思います。この蝶番が、スライド蝶番と言って、前後左右に調整ができるので、多少の誤差はこれで修正できます。写真は、それを行っているところです。
建具の話は、種類やデザインで様々なのでここでは、拾いきれないのでここまでということで。
2012年02月29日
アルミサッシ取付
外壁の下地ができてくると、窓を取り付けます。
窓は、アルミサッシを使用しています。ここでは、いわゆるペアガラスといった複層ガラスにしています。複層ガラスは、その名の通り、ガラスが2枚になっています。ただ、大事なのは、ガラスが2枚ということより、その間の空気層が重要です。その空気層によって、断熱効果を高めています。
また、アルミ部分にも熱伝導しにくいよう工夫されています。
まだ、1枚ガラスは、ありますが、もうこれからはすべて複層ガラスになるのでしょう。
窓は、設計段階で大きさが決まっています。あとは、その大きさに開口を設けて取り付けます。やや大きめに開口して、取付後隙間に充填剤を入れます。
窓の寸法は、住宅の場合、2×4と在来工法では、若干違いますが、基本的な寸法が決まっています。その中から選択するのですが、どうしても希望の大きさがない場合、特注で作ることが可能です。枠の色も各メーカー5色ほどあります。
窓の種類も多いので、デザインや機能、部屋の明るさを考えて選びましょう。
2011年06月04日
防犯フィルム貼り
 
窓ガラスに防犯フィルムを貼る工事を請け負いました。
当然防犯という目的ですが、万が一地震が来て窓にひずみが来て割れてしまっては、というお客様の不安もあったからです。ここは、当社が建てた家ではないのですが、フィルムを貼る窓は、雨戸やシャッターが付いているため建築基準法上では、ガラスに網を入れなくてもよいので、入っていないようです(本来は、防火上から網を入れるのですが)。
網が入っていれば、ガラスが飛散することがないのですが、網がないためにフィルムを貼りました。
フィルムも種類があり、防犯性能によって厚みや割れにくさが変わり、同時に価格も変わります。透明と不透明もありますし、パターンが付いたものもあるようです。
フィルムを貼ることで若干色味が付きますので、ご注意ください。
左の写真では、ガラスを清掃しています。やはり汚れていると密着しないようです。
それからガラスの寸法を測り、それに合わせてフィルムをカットします(右)。
フィルムは固いので、作業スペースが結構必要なようです。
それから糊をつけて貼っていきます。
2011年04月27日
ドアノブ・鍵の交換
古い木製ドアの鍵の交換です。
木製ドアなので、加工はしやすく鍵の取り付けはやりやすいです。
ただ、ドアの種類によっては、取り替えるならいいのですが、新規に取り付ける場合、
付けたい場所にドアの骨組がない場合があって、できない場合もあります。
鍵も従来の普通なものからディンプルキーといった防犯鍵もあります。
建てつけの調整などやりやすいのですが、メンテナンスはしっかり見ないといけません。
一度鍵は取り付けたら、今後は交換だけで済みます。
2010年02月18日
下駄箱
玄関に必要なもの、 それは、 下駄箱。
なくてもすむものかもしれませんが、靴を履いて歩く以上は、必要でしょう。家族が多ければ多いほど特に必要なものです。
正直何度も作っていますが、これで十分ということはありませんでした。
女性の場合、もっといるのでは?
靴を箱に入れてしまう方、ブーツのように長いものを多く持っている方、とにかくたくさん持っている方。
下駄箱は、あればいいではなくよく考えて、そして不要なものは処分しましょう。
今は、メーカーの製品で棚も増やせたり、よくできていますが、どうしてもサイズが合わない場合は、家具業者か大工さんが作ります。割高にはなりますが、思う通りにできます。
それでも収納が不足がちになるので、納めるときはよく考えて。
2009年08月10日
建具工事
工事終盤になるといろいろな業者が入ってきます。
内装、塗装、建具・・・これら仕上げの人たちが終わると 設備関係の人たちが器具をつけに来ます。それからクリーニング。人の出入りも増えにぎやかになります。
この現場は、ほとんどがアルミサッシメーカーの木製建具(規格商品)を使用しています。その場合は、大工さんが工事の流れで建具も取り付けます。
が、本来は、建具屋さんが建具を作り、それを取りつけます。
あらかじめ工場で作った建具を 現場で細かな修正をして、丁番などの金物を取りつけ、その場所へ取りつけます。建具の場合、取り付けるというより吊り込むということが多いでしょう。
写真は、形状を整えているところです。
2009年05月30日
アルミサッシの修理
あるみさっしとは言え、10年以上にもなると不具合が出てきます。
最近のアルミサッシは、ペアガラスも出てきており、重量が重くなっています。そのため、戸車の性能がずっとよくなってきました。
古いサッシの場合、この戸車が壊れてきます。
動きが悪くなったり、戸車のせいで閉めた時に隙間が出てくるなんてこともよくあります。
ある程度は調整できますが、ひどくなると直せなくなります。
そこで、大変なのですが、とりついているアルミサッシのメーカーとその年代を調べて、残っている部品を取り寄せ交換することで、大ごとになりません。
一度アルミサッシの戸を外し、下の戸車を交換するのです。
アルミサッシで他に起こる修理は、クレセントと言って、窓の真ん中ほどにある鍵です。
これもメーカーから探してとり替えるやり方となりますが、戸車同様在庫がない時もあり、それに近い部品で直してしまうこともあります。
ガラスについては、ガラス屋さんで対応できます。これは、ガラスが割れた時だけですが。
網戸も貼り替えは簡単です。ただ、古くなって骨が弱くなりぐにゃぐにゃしてしまうこともあります。
そういったときは、そんなに高価なものではありませんから新規に作ったほうがよいかと思います。
アルミサッシがダメになったからと言って、必ずしも壊してとり替えとはなりませんから、ご相談ください。
2008年12月20日
障子工事
和室にしつらえる建具の一つに障子があります。襖とともに和室の雰囲気をよく表すアイテムです。
襖は、経師屋さんといって襖紙を貼る職人さんが骨からすべて作ります。しかも、骨組み、下貼り、襖紙貼り等厳密には作業によって職人も分かれているそうです。
障子は、骨組みや現場への建てこみまで建具屋さんがやります。そのあと、経師屋さんが障子紙を貼ります。
障子も腰まで板を貼るものや雪見障子と言って障子の中の骨組みが上げ下げできて建具を閉めたままでも外が眺められるものなど、デザインも豊富です。
カーテンと違って光を入れつつも目隠しになることからデザイン上洋間に入れる人もいます。
障子紙も破れない材質のものもありますので小さなお子様がいても安心です。
たかが障子ですが、使い方やデザインを考えると色々使えるものなのです。
2008年12月18日
建具工事
内装工事とともに始まるのが建具の工事です。
大工さんが作った建具の枠を建具屋さんが寸法を取り、決められた面材とデザインに基づいて建具を作ります。
作った建具は現場でサイズなどを微調整します。それからノブや丁番、鍵など取り付けて、各々の場所に取り付けます。
現在、ユニットでできた枠と建具を使うことが多く、建具屋さんの出番も少なくなっています。
メーカーの作るユニットの建具は、表面材が特殊なシートでできています。色やデザインも選べます。
この工法なら塗装業者も不要ですし、早くできます。
どちらがいいということは、ありません。建具屋さんでもいろんなデザインは可能ですが、コストの問題があります。
これは、コストバランスやデザインのバランス、使い勝手など総合的な判断が必要です。
この選択が、内装関係にもかかわってきますので建築業者とよく相談してください。
こだわれば、こだわることも可能な部分ですから、ただのドア・・・なんて考えず、検討してください。
2007年10月09日
網戸の取り付け
網戸は、引渡し直前に取り付けます。
早くから取り付けると網を破ってしまうことがあるからです。
網戸を入れながら、サッシの調整をします。
2007年10月02日
障子貼り
和室が少なくなっている中、畳屋さんや障子などを貼る経師屋さんの仕事があまり見られなくなりました。
日本の伝統的で独特な建材であり、職業なので何とか残したいです。
今、モダン和風といって洋間に障子や襖をいれることもあります。障子は、視線をさえぎつつ光を取り入れるなど長所があります。
カーテンのようにかさばらず、ある程度の断熱性もあります。子供やペットによるいたずらにも破れない障子紙もありますから、是非採用してみては?
写真は、現場で障子紙ののりを建具に塗っているところです。こういう光景を絶やさないようにしましょう。
2007年04月11日
リフォーム建具吊り込み
内装関係の仕事が終わると建具業者が入り、入口や間仕切り、収納等の建具を入れていきます。この行為を吊り込むといいますが、語源はわかりません。
写真は、ガラス戸(この時点では、ガラスは入っていません。建具を入れた後にガラス業者が入れます)を調整しているところです。リフォームだけでなく新築でも枠材と建具が微妙に食い違い、隙間が出たりするので、削って調整します。特にリフォームは、現状の建物に合わせるのでより調整が大変です。
建具が入ると家らしくなります。
2006年07月21日
アルミサッシ調整
いよいよ完成寸前です。新築の場合、網戸は、完成間近まで取り付けません。工事中に網を破ったりするかもしれないからです。クリーニングが終わるのを見計らって、網戸を取り付けます。その際、アルミサッシの調整も行います。
2006年02月06日
建具工事
建具の吊り込み作業です。この写真は、洗面所の家具の扉を吊り込んでいるところです。建具の種類も様々ですが、最近は、建材メーカーの出している規格化された建具を使用することが多いかと思います。コストなど考えると一つの方法と思いますが、デザインにこだわらなければ、この建具のようにフラッシュ戸(簡単に言えば、無垢材ではなく、突き板を貼り合わせた建具)でも個性的なものや安価にすることも可能です。規格化されたカタログ上の建具よりもたとえ工場で作るとしても、その家にあう建具にするのもいいのではないでしょうか。
2005年10月21日
I邸建具工事
一方I邸は、徐々に完成に近づいております。木製建具の工事になります。現在木製建具は、工場で作ることが多く、現場では、取っ手や丁番などの金物を取付けて、建て付けを調整します。