2020年09月11日
バルコニー完成
元々あった、バルコニーが自重で傾き、落下の危険があったため、撤去しました。
その後、外壁のタイルを補修し、新規のバルコニーを設置。
新しいバルコニーは、メーカー(ここでは、LIXIL)の商品にしました。
アルミ製で、柱建て。床は、スリットで開放的にして、手摺は、不透明のアクリルのパネル。
非常に、メタリックな感じで、夏の暑い日差しに反射して、よくわからない写真になってしまいました(笑)。
バルコニーには、オプションで物干掛けも設置。
バルコニーのデザインや色は、多様なので、古いバルコニーの方は、こういうやり方もあるということでご検討ください。
2019年11月16日
バルコニー塗り替え
 
住宅の2階バルコニーの塗り替えです。
鉄と木でできているので、錆びていたり、腐食している部分があります。
下地処理をして、塗装をします。
足場無しでも可能ですが、屋根の修理もあることから、必要最低限の足場を組んでいます。
2018年06月12日
木製バルコニー笠木
以前、当社で作った木製バルコニーが経年変化で腐食など、修理することになりました。
一度、手すりや柱などを撤去し、新規に作り直しました。
その後、塗装業者にキシラデコールを塗布してもらいました。
前回は塗布だけで、やはり材木が傷んでしまったので、今回は、一番上部に銅板を張りました(写真)。
この材料については、ステンレスやトタンなどもありますが、他の部分で銅板を使っているので、合わせました。料金は高くなりますが、風合いはよくなります。
2018年03月24日
ウッドデッキ、フェンスの改修
   
すべて木材で作られたデッキやフェンス(目隠し)が腐食してしまい、危険性もあり改修することになりました。
木材は、おそらく米松系の材料と思われ塗装もされていましたが、どうしても水たまりになるところや接合部で腐食してしまったようです。
目隠しや床材など絡まりあっているため、少しづつ外しながら、土台や柱を入れ替えていきます。ホルトそこに水が入るといけないので、ボルトやビス、金物を使って接合していきます。
材料は、イペ材というウッドデッキなど外構によく使う腐食しにくい材料にしています。ただ、重くて硬いので、大工さんは加工が大変です。
ただ、取替不可能な部材もあるので、そこは、部分補修し再塗装にします。
結構大きいので、時間がかかりそうです。
2018年03月03日
アルミバルコニー工事
以前紹介した、2階バルコニーが腐食と大雪のため壊れてしまい、その復旧工事の最終工事です。
壊す前のバルコニーは、建物躯体と一体化した木造のバルコニーでした。
あまりバルコニーは活用しないというお話もありましたが、掃き出し窓が2か所あるので、間違えて落っこちても大変です。エアコンの室外機を置くスペースも必要であることから、改めて設置しましたが、今回はアルミ製にしました。
リクシルの商品です。アルミ製なので、腐食もなくメンテナンスフリーです。躯体側もしっかり補強したので、安心です。
工事は、柱を立てることからその基礎工事もあり、この規模で2日間でした。
壊れてから1か月ちょっと、やっと落ち着けそうです。
2018年02月05日
2階バルコニーの修理
 
この写真は、別々の住宅ですが、偶然にも同じ時に修理を頼まれました。
上の写真は、はねだしたベランダの外壁が落ちそうになっていました(他の外壁にも同じようなところがありました)。
下の写真は、完全に壊れていました。
お互い構造物が違ったり、程度の違いがあったり、元の施工性の問題もありますが、根本的には、雨による腐食が原因です。
いずれ直しましょうというわけにもいかない状態だったので、早急に工事に入りました。大きな被害にならなかっただけでも、良しとしたほうがよいでしょう。
どちらも、前兆はあったと思うので、早めに処置をしていただけたらなと思います。
2015年11月12日
防水工事の下地作業
 
2階にあるバルコニーで、床と壁の立ち上がりを防水します。
バルコニーは、どうしても雨を受ける状態になる場所です。防水をしておかないと、下階に雨漏りしていしまいます。
防水にもいくつか種類はありますが、今までの当社の中での信頼性のある物として、FRP防水を施工しています。
FRPの樹脂製のものがバルコニーの床を覆うという感じです。仕上げは塗装のようですが、下地が違います。
まず、木工事の下地の上にFRP製のネット上のシートを敷き込みます(写真上)。
それに、接着剤のような塗料を塗り込んでいき、シートが本体に密着するようにします。
この時点でも、十分防水性はあります。
さらにこの上に、仕上げの塗料を塗ります。これは、見た目もありますが、防水部分を保護するためのものです。
メンテナンスとしては、この最後の保護塗料を塗り替えるといいでしょう。
2015年10月22日
バルコニー工事
改装工事の中でバルコニーの交換もあります。
ここでは、内装から外装全てを解体し、新規にしているので、バルコニーの交換も可能でした。
以前もあったのですが、木の骨組みで、床を防水し、壁をモルタルと塗装で仕上げていました。
しかし、腐食のため、落下する危険性があり、改装工事に先立ち撤去しました。
当初バルコニーはあきらめていましたが、利便性を考えると必要と言うことで、取付することになりました。
今度は、アルミ製です。アルミサッシメーカーの出している商品です。
ただ、出幅があるので、先行して解体後にバルコニーを支える骨材を取り付けます。
外部がすべて仕上がって、足場もなくなった時にバルコニーを設置します。
バルコニーの取り付く部分だけ、外壁の形状が変わっていますが、外壁が波板なので、きれいに設置できないため、その部分だけ平板にしています。
2015年03月03日
2階バルコニーの防水
バルコニーの骨組み下地が出来上がると、仕上げ工事前に防水工事を行います。
防水は、床面だけでなく、床面から30センチほどの立ち上がりの壁(外壁の仕上げ下端まで)まで行います。
雨水がたまった場合や、雨の吹付に対応するためです。
バルコニーの大きさによりますが、排水を1個以上設けて、そこに流れるように床面に勾配をつけます。
排水の上に小さな穴が見えますが、これは、排水口が詰まって、強い雨で雨水がたまった場合に外へ排出するための排水口です。
現場では、FRP防水としており、写真は仕上げ前の状態です。この状態でも雨漏りしない状態になっていますが、保護をするために上塗りをします。
防水が終わったら、外壁の仕上げになります。
2014年05月23日
2階バルコニー
1階を増築し、その上を2階のバルコニーにしました。
雨対策としては、FRP防水にしています。他のバルコニーとのつながりなどから、2階の窓よりも
かなり下がった位置にバルコニーはあります。
そこで、防水の上にすのこを作ります。鋼製の脚を等間隔に並べ、その上に骨材を通します。
骨材の上にデッキ材(板)を並べて留めていきます。
骨やデッキ材は、イペと言う塗装しなくても耐久性のある材料にしています。
お庭が大きい家なので、仕上がったらきっと気持ちいいでしょうね。
2014年02月20日
アルミバルコニー
本来、木造の躯体と一体となった小さなバルコニーで、床が悪くなり、雨漏りもしているようなので、修繕という形で入ったのですが、骨組みがすべてなくなっており、外壁のモルタルだけで持っているような危ない状態でした。
それを修復するのは不可能ですし、新規に作るのと変わらない、価格と時間がかかります。
そこで、お施主様のご了解を得て、すべて撤去し、新規に作り直しました。
それが、今回のアルミ製のバルコニーです。
後付の形になるので、強度上柱を立てています。
アルミ製なので、腐食もなく、色落ちもしないので、ほぼ永久に使用できます。
一応、規格サイズがありますが、場所によっては入らないので、現場加工で合わせていきます。
物干しをかける場合も、オプションで竿掛けがありますし、屋根付きもあります。
デザインも縦格子から、パンチング、パネルといくつかあります。
色は、メーカーによって変わってきますが、5種類ぐらいから選べます。
また、アルミサッシのメーカーから出ている商品がほとんどなので、家のアルミサッシの窓のメーカーと合わせるのもいいかもしれません。
2013年02月21日
アルミ庇の屋根パネル直し
雪の落下によって、庇の屋根パネルが破損してしまいました。
雪の重みや速度によってでしょうが、怖いものです。
確かに庇も年数が経っているので衝撃にもろくはなっていたのでしょう。
骨材のアルミが、しっかりしていたので、パネルの交換だけで済みました。
ただ、パネルと言っても、現状のメーカーや年数などから、探しにくい状態になっていました。
アクリル板でできた屋根パネルなので、こういうこともありますが、まずは、雪止めをつけることが肝心でしょう。
2012年12月15日
エアコンの設置
賃貸マンションの改装で、エアコンを設置しています。
マンションなので室外機を置くスペースが限られていて、たいていは、バルコニーにおいてあることが多いです。
ここでは、2台設置するのでバルコニーのスペース上、室外機を2段重ねておきます。
そういった場合は、専用の架台7があります。
なかには、バルコニーの壁や天井に設置しているところもあります。
今は、あまり隠蔽配管はしないで露出することが多くなりました。メンテナンスを考えると、露出配管ということになります。
室内機を取り付けて、そこから配管を出して外の室外機に結び付ける。
それから、試運転をして確認島します。
現在のエアコンは、安価なものでも省エネタイプに代わっています。古いけど壊れずに頑張って使っている方も、電気代やエコを考えてお取替えをお薦めします。
配管と調整に時間はかかりますが、電源、配管の穴があれば、施工は簡単です。
ただし、屋根上に設置するなど事前に協議したほうがよいこともありますので、注意してください。
2012年10月06日
木製のデッキ
もともとあった木製のベランダが腐食してしまい、それに伴いもう少し大きく直しました。
あわせて、あぶなくないように手摺を設置。隣地側には目隠しになるよう、板を貼りました。
キシラデコールという外部用の浸透性の塗料で仕上げています。
イペ材とか腐食しない気を使えばいいのですが、予算の都合もあり一般的な材木を使い塗装します。
塗装材も本職でなくても塗れるような材料なので、塗り替えのメンテナンスもお客様でもできます。
お庭にそれなりの空間がないとこういった工事はなかなかありませんが、すべて木製だとやはりできた感じはいいですね。
2012年09月20日
バルコニーのやり変え
断崖絶壁に立っているようですが、これは、2階バルコニーの先端です。
雨漏りによって、骨組みが腐ってしまい、手摺関係を壊したら、もうすでに腐食していました。
原因は、排水廻りでした。ふりい建物ですと他にも窓下部分、手摺部分など経年劣化によって雨漏りの原因G生じてくる場所は多くあります。床の防水もすでに、だめになっていました。
そこで、床から壁を壊し、新規にやり直し始めています。
外壁や軒裏の天井もはがれてかけていたので、ちょうど工事がいいタイミングでした。
画面が青いのは、ブルーシートで囲っているからです。念のため。
2012年05月18日
笠木の取付
 
笠木というのは、バルコニーなど外部側にできた壁の上に取り付けるカバー材です。
古くは、木製だったり薄いステンレスだったりでしたが、今はアルミ製が主流です。
それも、アルミサッシメーカーの商品をよく使います。それは、当然商品としての信頼性もありますが、色がアルミサッシに合わせられるということもあります。
壁の高さにもよりますが、ただ頂点にカバーのように取り付けるだけのものや、柱を立てて手摺のようにします。デザインもいろいろあります。桟の様なシンプルなものから、ガラスパネルのようなものまであります。
工事としては、足場も外れて完成間近に行います(傷つけたりしないように)。
2012年04月19日
デッキ作成中
雨が降ったすると外の工事は困ります。思ったように進みません。
基礎ができたので、デッキを作っています。デッキを支える束(脚)は、鋼製でアジャストできるようになっています。その上に、床を支える骨ができます。その骨組みは、イペまたは、セラガンバツという固くて腐りにくい材料にしています。骨がしっかりしていれば、他の部材が腐食しても交換するだけでいいので、予算がないときはそのようにしています。
デッキ材(床)は、米杉です。軽くて加工しやすくコストもいい反面腐食します。
そのためにキシラデコールという浸透性の塗料を塗布します。ただ、外にあるので、まめに塗装のメンテナンスは必要です。米杉なので腐食してきます。
ただ、骨組みはしっかりしているので、デッキ材を交換するだけです。
杉の柔らかさが、逆に足にもいいと思います。
2012年04月12日
土間のコンクリート打
ちょっとしたバルコニーの土となっているところをコンクリートの土間にします。
写真の奥がその土間になるところで、分かりにくいかもしれませんが、途中まで打ち込んでいます。
手前は、そのコンクリートを練っている職人さんたちです。
どちらかというとその作業風景が載せたかった写真です。
建物の基礎のような場合は、ミキサー車を手配してコンクリートを打ちますが、数量が少ない場合やさほど強度がいらないところは、手で練っています。
砂、セメント、砂利を水で混ぜているところです。
土間には、ワイヤーメッシュと言って細い網状の鉄筋を敷いてあります。
これは、コンクリートだけだと割れてくることがあるからです。もちろん強度の問題もあります。
今日は、天気がいいので非常にコンクリート打ちには最適な環境です(人は、ちょっと暑い!)。
2012年04月11日
アルミ屋根
庭とは言わないまでもちょっとした空間があって、そこの自転車とか置こうということになって、かつ車庫まで行くのに雨除けがほしいということから、屋根を設けることにしました。
木で作ることもあれば、鉄で作ることもありますが、軽くて長持ち、メンテナンスもほぼいらないということでアルミ製の屋根にしました。
アルミ製の屋根や庇は、アルミサッシメーカーが各々商品として持っており、多少なら現場の状況に合わせて作ることができます。色も、アルミサッシに合わせることができます。
写真は、あだアルミの骨組みの状態です。3mぐらいの長さがあり、奥行きも1m以上あるので両端に2本柱を建てないといけませんでした。
これぐらいですと1日で作ってしまいます。
屋根は、ポリカーボネートという樹脂系の板です。色など種類もあります。
粘り気があるのでいきなり割れて落ちるということはありません。
2012年03月26日
バルコニーの防水
バルコニーの床面などは、常に雨が入り込む場所で屋根のように勾配がないので、防水をしないといけません。
ウレタン防水、シート防水他種類、はいろいろ。現場の状況やコスト面から判断しますが、当社の場合は、多くがFRP防水を使っています。
FRP防水は、ウレタン防水のように基本的には塗膜の防水です。
ただ、その下地に硬化剤とガラス繊維の補強材を使います。
一度接着がよくなるようにプライマーという塗装剤を塗ります。
それから、ガラス繊維のシートを張り込んで、硬化剤で塗り固めます(中の白いものがガラス繊維のシート)。その上にトップ材といった色のついた塗料を塗って仕上げです。
コストは高めですが、信頼性のある防水材なのでよく使っています。
2011年06月30日
柱の補修
窓枠が腐食して、その周辺に雨漏りの形跡があったので、外壁を一部撤去したら柱が腐食していました。
みると、2階のバルコニーと建物の付け根にひびが入っており、そこから雨が浸入し長い間に壁の内部で腐食したようです。さらにそのこにシロアリも来て周囲の土台壁下地がやられていました。
新しい柱などに入れ替えたりして補修しましたが、ちょっと大変な工事です。
取り替えた材木には、防蟻材を塗布して元に戻します。
雨の侵入から始まったと思われるこの状況。ちょっとしたひびなどでも長い年月になるとおおごとになってしまいます。不審な点を見つけたら、工務店に相談しましょう。
我々は、ある意味医者と同じですから。初期症状なら簡単に直せることもありますよ。
2011年02月19日
バルコニーの防水
2階に洗濯物を干すためとか、ちょっとした空間が欲しい時にバルコニーを設けますが、
外部になるため、防水を施さないと階下に雨が入ってしまいます。
どんなに隙間なくきっちり作っても水は、少しの穴や隙間からはいりこみます。
そこで、防水工事をします。
防水も塗布防水やシート防水などコストや用途などで別れてきます。
当社では、その中でもFRP防水を主に使用します。当然専門の業者にお願いいたします。
船底のようにバルコニーの床を固めてしまい、防水塗料で仕上げます。
かなり信頼を置ける施工方法です。
2010年11月25日
アルミのバルコニー
2階にバルコニーを設けました。
このように柱を建てれば、割と大きくバルコニーはできます。
柱がないとある程度、大きさは制限されます。
素材はいろいろで、最もお勧めするのは写真のようにアルミ製でしょう。
それは、さびたり腐ることもなく、ある程度のデザインの種類もあり、形状も多少は自由が利きます。色合いもアルミサッシのメーカーの商品ですから、窓と色を合わせることも可能です。
他に、木製や鉄製がありますが、いずれもメンテナンスをちゃんとしないと取り替えになってしまいますし、メンテナンス費用もかかります。
ただ、木製のバルコニーは、風合いがあってとてもよく、メンテナンスを考慮してもらえればお勧めです。
2010年08月05日
グレーチングのバルコニー
FRP(簡単にいうと樹脂)製のグレーチングという材料で、2階のバルコニーの床を作りました。骨組みは鉄骨です。
4センチ角の格子状になっていますが、他にも工事の形状はあります。
色もコストはかかりますが、作ることはできますが、通常は、グレーです。
強度もしっかりしているので骨組みさえちゃんとすれば、床として全く問題ありません。
雨は下に落ちてしまいますが、光を通しますから1階が暗くなることはありませんし風も通ります。
地下室の上にこのグレーチングを取り付けるところをよく見かけます。
ただ、下から見えてしあうという点もあるので、そこだけは注意してください。
2010年07月30日
1階のデッキと2階のバルコニー骨組
 
何度か紹介しているバルコニー関係ですが、骨組みがちょうど2パターン同時に行った現場があったのでご紹介します。
木だけで製作したバルコニーもありますが、1階の場合どうしても湿気などの問題からすべて木製にするとメンテナンスが必要となるので、床を受ける足だけ別の素材にすることがあります。
ここでは、下がコンクリートなのでやりやすかったのですが、鋼製束という足で上の木部を受けています。
高さが調整できるので施工もしやすいのです。ビスとボンドで留めるので倒れることもありません。強度もあり湿気にも強い製品です。
その上に木の受け材を流し、デッキ材を貼りますが、これらはセラガンバツといって最近よく使われる水によって腐らない木を使用しています。
さらに2階のバルコニーは、空間が大きいことから鉄骨で骨を組んでいます。
これは、建物の強度を上げる効果もあります。
鉄骨で梁を組んでターンバックルという細い棒で水平方向の強度を上げます。
塗装は、塗装業者のペンキではなく、亜鉛めっきをしています。さび等のことを考えるとめっきがいいのですが、コストはかかります。
この上にFRPのグレーチングを敷きますが、これは、下の木製デッキと併せてまたご紹介します。
2010年07月24日
2階の木製バルコニー
 
ちょっと1階のテラスのように見えるバルコニー。
これは、2階です。
すべて木製でできたバルコニーです。
当然雨などによる腐食のメンテナンスなどのリスクはありますが、ここで使われている木は、構造上重要な柱や床受け材根太など骨組みは、ウリンといって水に入れても沈んでしまうような、重い木で耐水性に優れた木です。
なおかつキシラデコールという浸透性の外部用塗料を塗っていますから、丈夫にできています。
やはり、木のぬくもりは気持ちよく、このように天気のいい日にバルコニーに出るのは格別だと思います。
すべての住宅に応用できるとは言えませんが、やり方によっては、木でも出来ますのでご検討を。
2010年06月19日
デッキの製作
本体ができてきたので、2階のベランダを作り始めました。
すべて木製で現場で仕上げます。
木で作るということは、長い間で腐食することも考えなければいけません。
安い木で作ると塗装だよりになってしまい、メンテナンスも大変でそのうちほっとくと腐ってしまいます。
そこで、最近よく使うのがイペ、セラガンバツ、ウリンといった非常に硬くて重い南洋系の材木です。
水に非常に強くこういったできい材には適しています。
ただ、価格が高いのと固くて加工が難しいという点があります。
そこで、骨組みはこういった木を使い簡単に直しやすいデッキ(床)部分や目隠しにするような羽目板などは、比較的安価な杉材などを使い塗装します。
できたと木の風合いなどを考えると材木で作ることをお勧めしますが、アルミ材でつくるバルコニーやデッキ材もあります。メンテナンス的にはすぐれてます。ただ、好きなように加工できないこともあります。
いろんなことを考慮してベランダやバルコニーの材料は選びましょう。
2010年03月22日
ウッドデッキ
庭に出る時にデッキを設けることは多くあるでしょう。
都内だと狭小敷地が多いので、なかなか広いデッキを作ることは難しくなってきました。
それでも、いきなり窓を出たら地面に降りるというわけにもいかないので、小さいながらもデッキを設けました。
ホームセンターにもよく展示されていますが、最近はこのよくウッドデッキを作ります。
他には、アルミ製の規格商品があります。メンテナンスを考えるとアルミ製の方がよいのですが、できた仕上がりの雰囲気と素材感はやはりウッドデッキが好きです。
そこで、木材だと腐りやすいので、常に塗装などのメンテナンスを考えないといけないのですが、木材の種類によっては、ほぼメンテナンス不要の材料もあります。
価格は高いのですが、メンテナンスが少ないことを考えるとちょうどよいのではないかと思います。
2010年03月01日
庭のタイル貼り
ちょっとさぼっていたので、たまった写真をいっきょに載せています。
もともとタイルのバルコニーと植木のある土からなる大きなお庭でした。
植木の手入れや土の部分の手入れが大変なのと掃除がしやすくということから、植木を撤去し、古いタイルもはがして、やり直しています。
ある程度の土を漉き取り、コンクリートを全面に打ちました。水勾配といって、雨が流れるように若干勾配をつけています(ちゃんとその先に排水もあるので)。
それから、モルタルで下地調整(不陸を直す)。
それから、タイルを貼ります。タイルも5センチから30センチまで幅があって、その大きさに合わせて割り付けをします。
あとは、基準位置を決めて貼りだします。庭が大きいのでここでは、30センチ角のタイルを使用しています。やはり、見た目は大きい方がいいですね。
ただ、状況によっては、小さいタイルの方がよく見えることもありますから、そこはご相談してください。
2009年10月22日
FRP防水
 
2階や3階にバルコニーを設ける方は多いはず。洗濯物を干したり、または子供があそんなだりと 利用方法はいっぱいあります。
でも、雨が降れば当然そこに水がたまります。水がたまるとその下に漏れます。
雨漏りすれば、木造なら腐るし、下が部屋なら物が濡れてしまい生活できません。
そのためにも、防水を施します。防水には、シート防水やウレタン防水などいろいろありますが、ここで使用しているFRP防水を当社では多く使用しており、一番信頼できる工法と思っています。
まず、下地を施します。ネット状にできたシートを敷き込み、専用の防水材を塗り込んでいきます。それが固まると船底のような状態になります。つまり、バルコニーそのものが、お椀のようになります(上)。
それから、仕上げの塗料を塗ります(下)。
当然水がたまるので、その排水も設けますが、その周りが一番危ないので、専用の排水部材を取付、そこの防水は、念入りにします。また、万一詰まってたまった場合のオーバーフロー用の排水管を壁に設け外壁から出すようにします。
ただ、それがあるからといっていいわけではありませんので、排水が詰まらないよう普段の生活で気を付けてください。
特に植木などを置かれる方は要注意です。
あとは、窓下が危険です。設計基準によると窓下は12センチほどあけるようになっています。雨水が吹き込む可能性があります。これは、施工側が気をつけることですが、台風などの激しい雨の時は、注意してみてください。
2008年12月12日
バルコニー手摺
2階のバルコニーの壁上に笠木兼手すりを取り付けます。
バルコニーの立ち上がりの壁は、頂部が仕上がっていないため、雨水の侵入を防ぐために笠木を取り付けるのですが、それに手すりも兼ねてしまうデザインになっています。
素材は、アルミでサッシと同じメーカーの商品を使用します(色がアルミサッシとそろえることができるため)。以前は、カラー鋼板やステンレスといった素材も使用していましたが、メンテナンスなどを考えるとメーカーの商品がよいようです。
デザインもいろいろあり、これといった寸法の決まりもないので(大きな寸法は決まりがありますが)、自由なバルコニーのデザインができます。
ここでは、建物の一部として作っていますが、すべてアルミ製で建物とは、別に取り付けたりするバルコニーもあります。
2008年10月29日
2階バルコニー防水仕上
防水の下地ができたら、トップ材を塗ります。この時初めて仕上げの色が付きます。色の種類はいくつかあるので、事前に相談しましょう。
細部の納まりにはコーキングを使用します。
防水がよいからといっても過信は禁物です。排水が詰まったりするとそこから水漏れを起こします。また、防水材を痛めるような物を置けば、当然その下からもることもあります。
常に気にかけてみていただければ、問題ないのですが、ついついいろいろな物を置いてしまうことが多々あります。そうすると排水や細部に至って見落としがちです。できれば、屋上でもバルコニーでも物をたくさん置かないことと注意してみておくことが一番です。
これで、雨が下に入る心配はなくなりました。やっと外壁の仕上げ工事に入ることができます。
2階バルコニー防水
2階のバルコニーの防水工事で、FRP防水という工事です。まずは、下地に塗るプライマー(接着剤のようなもの)を塗り終えたところです。
床にむらが見えたりするのは、プライマーを塗ったためです。
このあとFRP製のネットのようなものを貼り、それをプライマーのようなもので固めてしまいます。いわゆる船底のようなものになって、水の浸透を防ぎます。当然水がたまるので、排水もとっています。
ここで大事なのは、どの防水方法でも平らな所から水が漏ることはまずはあり得ません。やはり、他の場所との取り合いや排水の周りが一番危険なのです。そういったところを慎重にやっていかなければいけないのです。
また、その下の木下地ですが、強度のためにまずは、構造用合板で床と壁を固めます。
床にはその上に不燃のサイディングのような固いものを貼り、万が一防水材と木材が延焼しないようにします。
防水は床だけでは、意味がなく写真のように30?ほどたちあげておきます。当然その下地も不燃材を貼ります。
防水より上は、外壁と同じ仕上げなのでその下には、防水を兼ねて透湿シートを貼っています。
2008年09月26日
防水工事・仕上
防水工事の仕上げ材を塗っているところです。先に紹介した現場ですが、下地が大分悪く、それらを除去し、掃除して、プライマーを塗り、防水材(この場合、FRP)を施工し、仕上げ材を塗ります。
写真ではローラーを使っていますが、細かいところは刷毛や筆のようなもので塗っています。
また、施工しにくいところは、コーキング材を併用します。
外装もあまり手をつけないと後が大変なことは何度か紹介しましたが、この防水もしっかりメンテナンスをしないと、雨漏りの原因につながります。まめに点検しましょう。
また、植木を置くとその湿気で防水が痛むこともあります。物置などはその下が見えないので、要注意です。普段からのこころがけも長持ちさせる秘訣です。
2008年09月25日
防水工事・下地処理
既存の2階バルコニーの床防水を修理しています。おそらく今までのはウレタン防水という塗料系で塗るタイプの防水です。
もう、水が中に入り込み、表面が浮いてきたり、悪いところははがれていました。ジョイント部にゴムが入っていますが、それも切れてしまっていました。
今度は、FRP防水で修理しますが、まずは既存の防水をはがしたり汚れを落とします。
どんな防水の方法でも、上から単純に防水をかけるだけでなく、下地の状況を良くして施工しやすくするのが大事です。
また、細部のジョイントやほかの壁などの取り合いにも気をつけなければいけません。雨をもらしてはいけない工事ですから、せっかく直すのであれば徹底的にやりましょう。安いからと言って安易な方法にしないように気を付けてください。また、細かいところにも目が届く業者がよいでしょう。
2008年07月26日
防水補修
防水工事は、新築だけではありません。
既存の建物でどんな構造で、そんな仕上材でもいずれメンテナンスは必要になります。
外部のメンテナンスは特に重要です。建物を長持ちさせるには、雨風の侵入を防ぐのがいちばんです。
この建物は、鉄骨のALCで仕上た建物で、バルコニーや通路などは、アスファルト防水の上にモルタルを塗って仕上ています。しかし、何年もたって防水が効力が無くなり、モルタルも風化すると雨水は簡単に入ってきます。
そこで、きれいに掃除をして、こけなど除去し、再度防水をします。その際、下地をきれいにしておくこと、雨水の排水口周りも防水をかけておくこと、細部のひび等も注意してうめること。天候が悪いのに無理をして施工しないこと。いろいろ気をつけながら工事しないといけません。ただ、防水材を塗布すればいいものではないのです。
2008年06月20日
バルコニー2
ほぼ完成の状態です。アルミ製のバルコニーは、多くがアルミサッシメーカーが出しています。ここでは、窓関係は三協立山アルミを使用しています。その流れから、バルコニーも三協立山アルミ製品です。まず、アルミの色が窓とそろえられるからです。各メーカーに多様な色は出していますが、微妙に違います。
デザインも多様です。アルミですからメンテナンスもよく、木造で作るより防水の心配も少なく簡易にできるのでリフォームにはよく使用します。
2007年08月28日
アルミ笠木
笠木とは、現在の住宅においてはベランダなどの立ち上がり壁や屋上のパラペット(立ち上がり壁)の頂点、横に取り付ける部材です。
カラー鋼鈑やステンレスを取り付ける場合もありますが、ここではアルミサッシメーカーの商品を採用しています。雨風を防ぐばかりでなく、アルミサッシ窓の色とあわせることができます。施工も早くよく使用します。
2006年11月01日
防水工事
2階バルコニーの床防水工事です。写真は、まだ下地工事です。プライマ-(接着剤のようなもの)を塗布し、エポキシ樹脂と樹脂系のネットを張り込みその後トップコートで塗り上げます。ボートのそこのようなほぼ一体型の防水となるので、非常に安心な防水といえます。細部は、コーキング処理を施します。経年変化はありますが、早めの処理ならばトップコートを塗り替えるだけで済みます。防水の下地には、外部用の構造用合板の上に防火サイディングを貼っています。水も排水口に流れるよう微妙に勾配を取っています。防水は、非常に神経を使います、フゥー。
2006年10月22日
2階バルコニーその2
バルコニーの中の様子です。壁材などは同じですが、床をFRP製のグレーチングにしました。約4センチ角のグリッド状になった半透明のFRP製です。下が透けて見え、下にいても庇代わりにはなりませんが、開放感とデザイン性を重視しました。当然この上に乗っても不安感はありません。グレーチングは通常グレー色が標準ですが、あえてやや高めなクリア色にしました。特注であれば他の色も可能です。万一下が見えてどうかなと思われた場合は、木製のスノコを敷くよう考えています。
2階バルコニー
先にも紹介したように木の梁材で骨を作り、ガルバニウム鋼鈑で仕上、トステム製品の笠木兼手摺材を使用しています。バルコニーは、光や風が入るよう全てを壁にせず、正面をパネルにしましたが、中が丸見えになるのでポリカーボネート板のマット柄で光を入れつつ見えにくくしました。開放的なバルコニーです。
2006年10月19日
バルコニー工事
2階のバルコニーに手摺付の笠木を取り付けているところです。トステムというメーカーの製品です。アルミサッシもトステムなので色をそろえるつもりで選びましたが、気に入った商品に思った色が無く悩みましたが、外壁に近いシルバーにしました。メタリックな感じになっていくでしょう。バルコニーは、壁だけにしたり、今回のようにパネルをつけたりいろいろ遊べますが、雨漏りを起こしやすい場所でもあるので施工には注意が必要です。
2006年07月04日
アルミ笠木工事その2
笠木を取り付けて、その上の手摺を取付け始めたところです。シンプルな竪格子です。他にも横や菱形、パンチングメタルやガラスなどバリエーションは様々。但し、金額も様々。手摺の高さは、法規上110センチ以上となっています。たまに低い手摺や手摺の格子がまばらなデザインを見ますが、いくらわかっていても、事故はどのような状態でおきるかわかりませんから避けてください。また、布団をかけているのを良く見ます。ちゃんと施工はしていますが、構造上とても強いものではないので、できればやめてくださいね。
アルミ笠木工事
屋上と2階のバルコニーに手摺兼用の笠木を取り付ける工事です。今回は、アルミサッシをトステムというメーカーで統一しているので、アルミ材を使用した部分は、同じトステムの製品を使用しています。そうすれば、色がそろいます。写真は、取付るための下地工事です。
2006年02月23日
2階バルコニー
バルコニーの仕上がり状態です。FRP防水の床、ジョリパットの外壁、アルミ製の笠木兼手摺。オレンジ系の壁にこげ茶系のアルミ材のコントラストがうまくいったと思います。床の色は、防水のため種類が少ないのでなるべく明るい色から選んでいます。ただ、タイルを使ったFRP防水も出てきていますから、予算によっては、もう少し変化が出るでしょう。
2006年02月17日
アルミ笠木工事
2階のバルコニーの笠木工事です。アルミ製で窓に使用した三協アルミというサッシメーカーの商品を採用しています。各サッシメーカーで商品は、いろいろと出ており、デザインも様々です。ただ、窓のアルミサッシと色を統一するとなれば同一メーカーの商品を勧めます。同じような色でも各社微妙に違うため、バランスが悪くなるときもありますから。また、板金工事による笠木もありますが、メンテナンス等を考えるとアルミサッシのメーカーの商品をお勧めします。
2005年12月08日
M邸バルコニー床防水
2階のバルコニーの床に防水工事をしたところです。ここでは、FRP防水を使用しています。防水性に優れています。ここでは、仕上の色をグレーにしていますが、他にも色はあります。また、メーカーによっては、タイルを施したFRP防水もあります。
2005年11月08日
I邸2階バルコニー2
2階のバルコニーです。床材は、腐りにくいイペ材。手摺格子に米松。ステンレスのアングルで組んでいます。床の下は、ガルバニウム鋼鈑張りで排水もあります。
2005年11月07日
I邸2階バルコニー
バルコニーの手摺は、米松の2×4材を格子にしています。青い空に白い壁と木部の色が良く似合います。
2005年10月14日
手摺工事
2階バルコニーの木製手摺を施工しているところです。木は、米松でキシラデコール塗。ステンレスのアングルで木製の親柱に取付けます。手摺は、格子状になっていますから、光や風が入ります。また、木の素材感がいい感じです。