2013年02月16日
色の調合
現場にて塗装の打ち合わせ。
材料とその色は決まっているので、あとは仕上がりを確認です。
塗料にもよりますが、塗料は、塗る相手(材質)によって、風合いが変わります。
木と鉄の違いはもちろんですが、同じ木でも材種にって変わってきます。
また、1回塗り、2回塗り、仕上げに拭き取りか、さらにウレタンクリアをかけるか。やり方、手間の掛け方でも変わります。
また、仕上がりも十人十色。塗る人にもよりますし、それを見る人にもよります。
ですから、現場でお客様や設計事務所の方に見てもらうのです。
おまかせでなければ、現場で色は見たほうがよいと思います。クロスでもなんでも事務所で見る、外で見る、暗い部屋で見る・・でも、大きく変わります。
塗装業者もプロとはいえ、魔術師ではないので、お客様の好みはわかりません。
なにか希望の色があれば、それを伝えてください。何か参考になるものや写真を見せるのもいいでしょう。
また、先にも記したように、風合いは人によって見方が変わります。色を強くしたい、木目など素材を生かしたい、荒く見せたい・・・などなど。思いを伝えておきましょう。
写真では、使用したものと同じ材木のカットサンプルを持ってきて、そこでいろいろ調整しました。
大変ですが、面白い作業です。ぜひ、ご参考にしてください。
2007年10月07日
展示会
建築材料の問屋が主催の建材・住宅設備メーカーの展示会に行きました。
新商品の発表や写真のように材木が特価で販売されています。ただ、業者向けなので一般の人は、入れません。
こうした展示会は、年二回ほどあり、商品の知識を広めます。
2007年07月31日
材木選別
木場の材木問屋にて、床柱や大黒柱、化粧となる梁材の選別に行きました。
設計事務所の方にも同行してもらい(本来は、お施主様も見に来てもらいます)、見積した金額の中でできるだけが見栄えや質の良い材木を問屋さんと相談しながら決めています。
木を見せることが少なかったり、和室がないと、材木を選ぶという作業は、しなくなります。また、お施主様や業者の都合が合わなかったり、建材メーカーのユニット型の造作材を使ってしまうとサンプルで決めるようになってしまいます。
その方が、施工業者も色むらや間違いが無く、楽ですし、無垢の木は、曲がったりひびが来る可能性もありえます。
でも、ここで材木を眺めているとやはり本物は良いです。コストとの勝負になってしまいますが、できるだけ本物を使っていこうと改めて感じました。
2007年02月06日
リフォーム打ち合わせ中
現場にて、設計事務所、施主、工務店が打合せしているところです。今回は、設計事務所が設計監理するリフォームなので、週1回ほど現場にて3者の打合せをしています。新築でも行うことなのですが、リフォームは新築より状況の変化や工事進行が早く、また、予期せぬ出来事も多く出てくるので、新築以上に現場での打ち合わせが多くなります。お施主様がいないときが多いのですが、できれば一緒にいると話の決まりが早くなります。
2006年11月03日
打ち合わせ
現場にて奥様と設計事務所の先生が打ち合わせ?状況説明?言い訳?しているところです。その時々の状況で違いますが、設計事務所が監理に入っている場合は、当然現場に来て施工業者に対し、間違いなどないか図面通りに出来ているかどうか指摘し、職人がわからないところや難しい状況などに対応します。また、色などデザイン面や進行状況をお施主様に説明するパイプ役にもなります。お施主様も毎日こられることは出来ないので(出来れば頻繁に着ていただくのがベストですが)、設計事務所がそのフォローをしていくわけです。この3者がうまくかみ合うことが現場の進行と出来具合に大きく関係します。どれか一つでも欠けてはいけません。こういう対話ができることも楽しみの一つでもあります。そんないい風景を載せてみました。
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