2019年02月25日
アパート完成
    
9月末より始めてやっと完成になりました。外構で少し残していますが、入居には影響ありません。
アパートなので、完成となると消防の検査、建築(役所)の検査があります。
これらをクリアして、やっとお客様に引き渡しができます。
外観と内部で目立つところを写真にして更新しました。
2016年01月31日
完成
かなり気温の低い中、完成しお客様にも確認していただきました。
若干、残工事はありますが、引渡しとなりました。
敷地が狭く、大きな家とは言えませんが、外からはそんなことを感じさせない仕上がりになっています。
桜の木と板塀が象徴的な建物です。
2014年04月20日
完成外観
ついに完成しました。この写真は、玄関です。
外壁がサイディング張りで、明るい感じに仕上がりました。
玄関前は、フェンスと門をつけて、道路からは縁を切ったようにしています。
久々の平屋建てです。
2013年09月17日
完成
台風前に、竣工できました。
台風一過できれいな青空をバックに、記念撮影。
新しいっていいもんです。
2012年09月04日
車庫及び門扉の完成
車庫の屋根改修と門扉の交換及び塗装工事が完了しました。
以前の車庫の天井が低かったため、屋根を壊し新しく作り変えました。柱は、既存の立派なコンクリートで、それを生かし、上に木造の屋根を付けました。FRP防水で仕上げて、屋根のメンテがしやすいようほぼ平らに作りました。外部は、建物に合わせてタイル張り。
門扉やシャッターも鉄製で古くなってからは、とても操作しにくくなっており、塗装のメンテナンスをしていかなければいけないことを考えるとアルミ製(シャッターは、ステンレス)にしました。
完全に壊していないので、傷ついたところは、塗装しました。
けっこう、時間もかかりましたが、立派なものができました。
2012年06月18日
完成
玄関目のタイルを貼って、ついに完成しました。
実際には、完了してお客様も生活されていますが、道路の工事とそれに絡むタイルが残っていたので、引っ越し後になってしまいました。
外壁は、サイディング、ところどころにバルコニーを設け、家の狭さを解消させました。
外壁も明るい色で近所の方にも、見ていい印象を与えるようにしています。
道路後退によって、玄関前がほとんどないので、ドアにしないで引き戸にしています。
出来上がってしまうと、なんだかさみしいものです。
2010年09月18日
外壁いろいろ
  
いろんなデザインの家を作る仕事ではありますが、今回のように多種類の外壁材を一つの家に施工したのは初めてです。
木製のバルコニーはもちろん、外壁が黒くなっているところは、杉板を貼って、キシラデコールという塗装材で黒く塗りました。
真ん中の写真の左側の壁、下の写真の黒い板の上は、金属板です。2階部分の壁は、ほぼこの金属板で角波板というでこぼこの金属板を貼っています。
真ん中の写真の右側の壁は、サイディングです。
下の写真の白い壁は、しらす壁という左官材料の塗った壁です。
だいたい4種類になります。
外壁材の見本みたいな感じですが、おのおのが誇張せず、うまく調和した建物になっています。
これは、下地材として不燃材であり構造耐力材でもある「MOIS]という材料を使っているため可能になりました。やはり薄い金属板だけや木では、不燃材とならないので都内のように建物同士が接近している地域では不可能です。
各々の長所短所は、あらためて紹介するとして、違う材料や色などをうまく組み合わせるとおもしろいデザインになることと、下地となるものを法的かつ安全上にクリアすれば、コストとの兼ね合いもありますが、自由なことができるということです。
2010年08月26日
金属板の外壁
夏の青空の下 ガルバニウム鋼板の外壁がきれいに映ります。青いドアの色も
美しいです。
外壁の種類がいろいろあるのは、何回も紹介しましたが、このガルバニウム鋼板は、金属板の1種で外壁材としてメーカーから出されている商品です。
防火の問題もあることから、なんでも好きなものというわけにはいきません。
ただ、さびの問題などは通常の鉄板に比べれば少なく、ジョイントも少なくコーキングにもあまり頼らないので、メンテナンスとしては良い材料といえるかもしれません。
ぜひ、ご検討ください。
階段
 
内部の階段です。
鉄製の骨組みで階段を作り、タモ材という硬い木の集成材を段板にしています。
鉄で頑丈に作っているので、通常の階段とちがい蹴込み板や壁がなく素通しの階段ができるのです。逆に言うと構造体を見せてしまうので法律上もえない材料で作らなければならず、鉄製になってしまうのです。
その法を逆手に取ったやり方です。
内部といえ、いずれ鉄も錆びてくるので塗装します。また、塗装もほぼ好きな色にできるので、デザインとしてうまく利用できます。
手すりも一体で作っているので鉄製です。
こうすると空間が広く見えてきます。
2009年11月29日
外壁のいろいろ
外部が完成し、足場も撤去され、建物の外観が見えてきました。
この建物は、立地の都合上、南側の線路越しからしか全景は見えません。
下が、紺色に塗装したサイディングで上がいまや主流になりつつあるガルバニウム鋼板。
材料が混在しているのは、設計事務所の方が3階建てですべてサイディングにすると思くなってしまうとの判断から上と屋根は、鋼板になっています。また、電車の音や風圧から守るために下をサイディングにした設計になっています。
ただ、サイディングが無塗装品のため、そのままだと雨水が浸透する恐れもあったので、塗装しました。その代わり好きな色が塗装できるわけです。
外壁の種類は、他に多いのが右隣の白い壁の建物です(当社とは関係のない方です)。
これは、モルタルを塗って、その上から吹き付けまたは塗装しています。
これも、好きな色に塗装できるメリットはあります。
あと、モルタルのように塗る材料で仕上げることも多く、その時は、色のほかに塗り方のパターンで特徴を出せます。
選び方や組み合わせ、色などでいくらでも建物のイメージは作れますし、変わります。
2009年08月23日
吹き抜け
2階のリビングの見上げの写真です。
小屋裏空間をそのまま天井として、ダイナミックな吹き抜け空間を作りました。
2階は、日当たりも良いので、非常に爽快な気分です。
欠点は空調の機能が損なわれるため、シーリングファンと言って、扇風機のようなものを天井に取り付け、空気を撹拌し、温度を調整するようにしています。
天井は、杉の無垢の羽目板、壁はエコ系のクロス。
小屋裏となるところは、構造体としての木組みをそのまま表しています。
気持ちよさと同時に、環境や体に良い材料を使って、より効果を上げています。
必ずしもできるものではありませんが、空間の有効利用とおもしろさ、住み心地の良さ、これらを踏まえた空間が少しでも実現できるよう、努力しています。
2009年07月09日
アプローチ
建物は、すでに完成しお引っ越しも済んでいる住宅ですが、その後の様子を写真にとりました。
ポスト機能を備えた門柱のある門扉を取り付け、建物までのアプローチを丸い敷石を並べたところまでで、引き渡しをしました。
その周りについては、お客様の方で整備されるということだったので、引き渡し後は、こちらも通りがかりにいつもどうなっているかなと、何気なくのぞいていました。
ご夫婦二人でコツコツと芝生を植えられている姿も何度か見ました。
掘っていたら、砕石が出てきて処分もしました。
それから半年余り、見事に芝生が育ち、きれいなアプローチになりました。
純粋に素晴らしいと思いました。特別お手伝いもしませんでしたが、ここまできれいになると業者としても、うれしい限りです。家も含めて大切にしているんだなと同時に気に入っていただけたのかという、実感がわきました。
こんな時に仕事の喜びを感じます。
と、個人的な感情に走りましたが、アプローチは、その距離によって見せ方も変わってくると思います。
短くても茶室のように草木が生い茂って、コケが生えた土に敷石を並べることもアプローチです。
コンクリートを打っただけでも、タイルを貼っても、玉石を敷き詰めても、煉瓦を敷き込んでも やはりアプローチです。土のままでも(ただ、泥だらけになるので何かしないといけないとは思いますが)。
たいてい最後の工事になりますから、ちょっと家の外観や周りの状況を見ながら考えてみるのも面白いのでは?
2008年12月29日
和室の内装
完成した和室の写真です。
和室なのに床柱や長押といった壁に木が見えていません。床は畳だけど何かログハウス風な・・・。
このST邸では、和室が2か所あり一方は、いわゆる真壁と言って従来の床柱、長押、その他柱など見えており、天井は、敷目板、床の間も備えています。壁も左官工事で珪藻土でフラットに仕上げています。
もう一方は、少し崩した形にしました。洋和風といいますか、壁は、大壁式と言って柱などを見せない洋間風に仕上げ、ビニルクロスを貼っています。でも、ちょっと和風な柄にしています。
窓には、障子を入れてこれも和風です。障子は、カーテンと違い目隠しにもなりつつ光も入れられます。風を入れたい場合は、目隠しにはなりませんが、あけることによって十分風を入れられます。
天井は、ログハウスのような板張り。
この組み合わせも面白いと思います。遊んではいますが、はでではありません。和のアイテムを使って、洋間に変化をくわえてみてもよいでしょう。
2008年08月06日
玄関式台
玄関ドアを開けて正面を撮った写真です。廊下になっていてそのまま進むと2階に上がる階段になっています。
式台といって、玄関の土間から1階の床に上がる踏み段と思っていただければよいでしょう。名前は、武家屋敷など古くからある住宅から来ています(本来は、もっと大きいのでしょう)。
床が合板のフローリングで本来その色に合わせるか同じ物を使用するのですが、ケヤキというよい材料を当社で解体工事の際、いただいた材料を使用しました。
硬くて丈夫。なおかつみがけば非常に見栄えのよい材料です。普通に取り寄せたらかなり高価なものになります。
でも、無垢のよい板をせっかくだからどこかに使いたいと思い、お施主様に了解を得て取り付けましたが、きれいにいきました(でも、もう在庫がありません)。
外装いろいろ(完成外観)
完成後の正面からの外観です。
南北に住宅が並んでおり、東に道路があることから東向きの家になっています。
玄関もメインのお部屋も東側にあります。
外壁は、何度も紹介していますサイディング材。ニチハというメーカーで厚み16?のものを使用しました。サイディングとはいえ、温度で材料が変化したりするので、なるべく厚い物を使用しています。
ベランダは、アルミ製。最後に取り付けますが、骨組みは建てた時に取り付けています。アルミなのでメンテナンスは少なく、アルミサッシの色とあわせることが可能です。
窓やドアは、アルミサッシですが、ペアガラスの断熱サッシになっています。もはやあたりまえになっていますが、断熱効果を考えるとこれははずせません。
屋根は、コロニアル(クボタ松下電工製)です、軽くて安価な材料なのでほとんどの住宅は、メーカーは違ってもこの商品が多いのではないでしょうか。
天気のよい日に出来上がった建物を見るのは気持ち良いものです。
2008年08月05日
ユーティリティ
洗面脱衣などのユーティリティです。
洗面化粧台、洗濯機置き場などに使うスペースです。
洗面化粧台と洗濯機置き場の廻りには、キッチンパネルといって最近システムキッチン廻りの壁に貼る材料です。火や水に強くそのままふき取ることができるので、クロスやタイルよりもこの素材で仕上ることが多くなってきました。それを使用しているのですが、当然洗面や洗濯機の水はねもあります。そんなときにパネルなら水に強いし、すぐふけます。
また、洗濯機の下には「洗濯機パン」という受け台を設けています。仮に水漏れを起こしてもこの台が水を受けて排水します。床も傷みませんし、安心です。
さらに洗濯機用の蛇口は、緊急の止水弁付でホースが外れたりしても水が出ない仕組みになっています。
どうしても水廻りにはメンテナンスが必要なことが多いので、ちょっと工夫したり、よい設備機器を選んでみるのがよいでしょう。
2008年07月09日
木と金属と
タイトルどおりいろいろな素材が見られる建物です。
外壁は、ガルバニウム鋼鈑で横貼り式。外階段は、鉄骨でできており、亜鉛メッキされています。当然ですが、窓はアルミサッシです。つまり、屋根を除き金属製の素材で形成された建物です。そこに、目隠しを兼ねた木の面格子が象徴的に取り付けてあります。
格子は、米杉でキシラデコールという塗料で仕上ています。シンプルながら力強い感じがしませんか?
2008年06月24日
フランス料理店です
自分で改装したお店で食べるのは、格別ですね。
2008年04月09日
壁収納
リビングの完成写真です。壁天井は、ビニルクロス仕上げで、床が床暖房対応の化粧合板フローリングです。
昨今シックハウスで内装材が問題になりました。その要因として、ホルムアルデヒドの発生でした。最近は、のり、材料、塗装の成分が厳しき制限され、規格化されました。その表示として「F☆☆☆☆」とあります。当然ここでも、その規格にあった材料を使用しています。壁に収納がありますが、その材を保護するために使用した塗料も自然素材のものを使用しました。
これは、別の話になりますが、この壁収納CD1枚分は、埋め込まれています。なぜそれだけできるかというと、壁の中の断熱材が外部に張ってあるからです。
外断熱が性能上よいことは、お話しましたが、こういう副産物もあるのです。
2007年10月12日
外観完成・外壁イメージ
外壁にニチハというメーカーのサイディング材を使いました。これは、貸し店舗兼貸家の形を取った建物でこの裏にオーナーの自宅も建てました。
オーナーの自宅は、この前の「外壁完成」で紹介した金属板で覆われた無機質でメタリックな仕上がりで、こちらは、コンクリートの素板のような無機質ながらもフラットな仕上がりになっています。
貸し店舗になるので、借りる店舗のイメージを固定させないようかえって、派手さを抑え、借りる店のデザインに合わせられるようにしました。
外壁は、その使用する材料やデザインによっていくらでも表現は可能です。廻りの雰囲気に合わせてみたり、目立つように突飛なものにしたり、様々です。立地状態にも左右されるでしょう。
これは、デザインですから表現は自由です。ただ、気をつけなければいけないのは、デザインに固執するあまり、メンテナンスの悪い仕上がりや、故障の多い施工にならないこと。構造も大事です。そういう事例を良く見かけますから気をつけてください。
2007年10月11日
外観完成
完成写真です。外壁は、鋼鈑貼りで正面は、ガルバニウム系のデザインされたもので、横と奥は、見えなくなるので波板にしています。屋根も同じガルバニウム板です。
窓もアルミサッシですから、金属の無機質な色でシルバー系のものでまとめ、両サイドと奥の波板は、濃い青で、軒廻りなど塗装部分を同じ色でまとめています。
洋間と障子
寝室に当る部屋ですが、ここで見ていただきたいのは、床はフローリングながら障子をいれ、ベッドには畳を敷いています。和と洋の混合です。
障子は、音は防げませんが、光を取り入れられます。
フローリングは、無垢板で天井も杉の無垢板(壁は、クロスですが)。ベッドも木製で自然素材を生かした部屋になっています。木のにおいが良くすると好評です。
環境にも配慮された部屋になっています。
玄関式台
玄関内部の完成です。土間は、表から同じようにタイルを貼りました。
床に上がる前に1段板を設けていますが、それを式台といいます。昔の名前の名残で玄関の次にある部屋でした。それが、床に上がる前の段板も式台というようになったのでしょうか。材料は、「もみじ」の無垢板です。正直こういう材料は、通常は手に入りません。木場などや銘木屋さんに行って購入しますが、金額も高価です。
ここでは、解体する現場から手に入れたもので、せっかくのいい木なので玄関先に使用しました。
床も約40センチぐらい土間から上がっていますので、一休みとしても式台は必要です。
2007年10月09日
便所の壁
便所が完成した状態です。ここで見てもらいたいのは、便器の後ろの壁です。
キッチンバネルという、水にも強く、掃除もしやすい材料です。
これなら汚れてもすぐ拭けますし、クロスの張替もしなくてすみます。
2007年09月26日
外構工事・コンクリート打
建物のまわりをコンクリートを打ち、きれいに均したところです。
都内の商店街では、写真のように廻りの土地が狭く、土として残しても利用できません。
また、人がほぼ入らない場所に土を残すと雑草も取れず、かえって汚く見えてしまうこともあります。
そこで、コンクリートを打って、雨の流れも考え水溜りができないよう勾配をつけます。こうすれば、雑草も生えず廻りの湿気もあがらず建物には良い環境になります。
2007年01月25日
外観
O邸の工事は終わったのに?実は、完成の外観を載せないままブログを終わらせてしまいました(お施主様より指摘されました)。案外日がたつとコメントも書きにくいということがわかりました。改めて眺めてみましたが、やはり細くて小さい。車が入りきらないところがその大きさを良くあらわしているでしょう。
でも、白い壁ととんがり屋根が良く目立つ。中にはいれば材木で囲まれた、独特の空間。一風変わったポスト。これぞ世界で唯一の「我が家で」す。
2006年12月08日
小屋裏と採光窓
小屋裏から道路側の2階窓上の採光窓を見ています。広さを出すためのアイテムのまた一つです。変形した窓でサッシメーカーもなかなか素直に製作してくれませんでした。明かりも良く入る家にはなってきましたが、やはりこういう写真をじっくり見ると木製のトンネルにも見えるような。家の構造が良くわかる仕上になっていますが、構造とデザインが一致したいい例ではないでしょうか。これは、古い寺院でも同じでやはり構造が丸見えでも、そのまま意匠になっていますから、お互いに通じるものがあると思います。
階段
2階から小屋裏に上がる階段です。1階から上がる階段も同じスタイルです。蹴込板が無く踏み板と側板だけでできています。こうすると圧迫感を感じさせません。 手摺も鉄製のシンプルな形なので目をさえぎるものが少ないのです。
天井
吹抜けの天井です。敷地の関係から小さな建物であることは何度か載せましたが、このように吹抜けで部屋を高く見せることで、家の狭さを感じさせないものになっています。木材がそのままあらわしになっていますから、その素材感や色がより広さを強調しますし、温かみを感じさせます。
2006年12月04日
外観その2
正面外観を近くから撮影しました。2階を見上げたところで、バルコニーに出る掃き出しの窓とその上に明かりを取るための変形FIX窓があります。先の写真を見てもわかるように高い建物に囲まれているのでこのように大きな窓をとって明かりを取り入れています。夜景も楽しみな正面ファサードです。このバルコニーに立って道行く人に演説できるかも。
2006年11月30日
外観
足場も取れてやっと外観がお目見えです。夕日を受けてそびえ立つといいたいところですが、両側が3階建てののっぽな家にはさまれてかわいく見えます。でも両側の家より少し道路側に出ていて、外壁や屋根が白もあってなにかがんばって主張しているようにも見えます。O邸ここにあり!でもやっぱりかわいい。
2006年10月22日
LDK
約12畳分の広いLDKです。賃貸なのであまり細かく部屋を分けず大きな部屋を作りあとは住み手側にお任せというプランです。床材は、カバザクラという無垢のフローリングです。やややわらかめの材料ですが、木の目がやさしく明るいです。ウレタンで塗装してあるのでワックスでメンテナンスが出来ます。キッチンは、サンウェーブのミニキッチン。キッチンの前はキッチンパネル。他は、ビニルクロス(当然、低ホルムアルデヒドのF☆☆☆☆)。造作材は、栂や2×4材を加工してなるべく安く、また、わざとあらわして木の雰囲気を楽しんでもらおうという考えです。
収納
賃貸となる洋間の収納です。プランの都合上約2.7メートル巾の大きな収納が取れました。半分を洋服掛にし、残りを布団などの物を入れる空間にしました。最近は、キャスター付の収納用具が多いので床をフラットにして、洋間と同じフローリングにしています。布団など重いものが置きやすいよう昔ながらの押入と同じ2段にしています。洋服掛は、ハンガーパイプを取付、コート類がかけられる部分と短めの服がかけられる部分と分けています。上は、天袋に変わる収納棚です。壁は、シナ合板で30センチ巾を目透かしにして貼っていますが、実はこの材料も再利用品です。もう1回は、出来ないかも。
外観完成
クリーニングも終わり細かい作業を除いて、完了しました。ガルバニウムやカラー鋼鈑を使用した外壁で、青のメタリック系の外壁に白のアルミサッシ、シャッター、雨樋、軒廻りとまとめました。賃貸住宅っぽくない感じを目指して作りました。手前は、車が3台置けるように整備し、コンクリートとを打ち、左官業者が鏝で仕上ました。また、車をとめるラインに敷石を利用。実は、この敷石は、他の現場からの再利用品です。
2006年07月23日
完成
外部の正面です。足場を撤去した時点からは大きくは変わっていませんが、完成ということで改めて正面の写真を掲載しました。多少細かい工事は残っていますが、S邸は、これにて完了です。施工中や完成したものには現れていませんが、建てるまでにお施主様との出会い、設計、予算、資金繰り、仮住まいなどいろいろ紆余曲折がありましたので、感慨深いものがあります。建てるたびに思いますが、なんらかドラマっぽいことがいずれの家にもあるものです。全て計算どおりになることを目指しつつも、何にも問題なく、感情に訴えることなく終了する家はありませんね。喜怒哀楽があってお施主様とそれを分かち合ってこそ家作りなのかな?
塔屋
屋上に出る部分です。丸い屋根がちょっとかわいい(?)。なにかコンテナのようにも見えてしまう(?)。
外部から見えづらいところですが、屋上に上がるたびにちょっと面白いなと感じてくれればと思います。作るほうはだいぶ苦労しましたけど。
屋上
小さいながらも屋上があります。丁度高い建物が無く、多摩川方面に開けているので夏は花火も見えるかも。見晴らしがすごい良いです。新築を終えるために思うことですが、「いいなあ」とうらやんでいます。
2006年07月14日
庇
屋上に出るところの庇です。これは、まったくのオリジナルですがもう一度作ってといわれるとちょっと躊躇します。FRPのグレーチングのクリア色を骨組みとし、その上にポリカーボネート板(半透明)をボルトとナットで締め付けて、ステンレスのアングルを使って外壁に止めています。これでなぜ躊躇するかというと、確かに手間が掛かる仕事でもあるのですが、材料がI邸のグレーチングの残りなど手持ち品を集めて作ったため(ステンレスは別)もう1回造ると材料を新たに取るため、お値段のほうが・・・。でもまたやってみようかなと思ったりもしています。
2006年03月09日
M邸完成
M邸完成外観です。もう住んでいらっしゃるので自転車やらバケツが置いてあります。曇った時に写真を撮影したのでぼやけていますが、晴れたら外壁の色が鮮やかなオレンジ色です。廻りにサイディングやタイルの壁が多いのでひときわ目立ちます。植木などが出来るともう少し華やかになるでしょう。
2006年02月24日
トイレ
トイレの中に手摺、手摺兼用の棚が一体化した紙巻器、ウォッシュレットのリモコン、埋め込み式の壁収納。全て便器と同じTOTOというメーカーの商品です。最近の便器は、シンプルなデザインでタンクのないタイプがあります。便器廻りの床が掃除しやすいなどの長所もあります。ウォッシュレットの機能は、多様なので自分にあったものを選びましょう。また、ウォッシュレットは、リモコン式が多くなったため、手摺や、紙巻器と干渉することもありますが、写真のように同一メーカーでまとめることでうまく配列できます。
キッチン
対面式のキッチンです。最近の傾向といえるでしょう。リビングと一体化となり、ワンルーム的な広がりを取りつつ食器類の出し入れがしやすい機能的なところが非常によいです。この形をとるとキッチンがリビング側から見えたりするので、面材のきれいなシステムキッチンを取り入れています。ここでは、TOTOというメーカーを使っています。
リビング
テラス窓に内部に障子を入れました。お施主様がカーテン類が嫌いなため、その代用として障子を起用しました。壁が漆喰なので和風な感じを持ちつつフローリングやクロスによって和洋折衷としています。
障子は、カーテンほど場所を取らず、光をやわらかく入れつつも外からの視線もさえぎるので、非常に有効な手段でしょう。
2006年02月23日
完成正面外観
オレンジ系の外壁が、明るくこげ茶系のアルミ材や軒廻りとうまく調和して独特の外観になりました。ちょっと前の住宅風を目指してみましたがうまくいっているでしょうか?
2階バルコニー
バルコニーの仕上がり状態です。FRP防水の床、ジョリパットの外壁、アルミ製の笠木兼手摺。オレンジ系の壁にこげ茶系のアルミ材のコントラストがうまくいったと思います。床の色は、防水のため種類が少ないのでなるべく明るい色から選んでいます。ただ、タイルを使ったFRP防水も出てきていますから、予算によっては、もう少し変化が出るでしょう。
漆喰壁と杉板の天井
M邸の完成写真を可能な範囲でご紹介いたします。
解体前の家の壁が漆喰塗りで、そのイメージを残したいことから、ここでは、ほとんどの壁を漆喰塗りにしました(他は、基本的にビニルクロス)。天井は、途中でも紹介しましたが杉板貼りです。窓枠や建具枠も無垢の木材(栂)を使用し、建具もフラッシュ戸ではありますが突き板(タモ)にしています。窓には、障子も入る予定でちょっと昔風で和洋風な形にしています。床は、ペットも飼ってらっしゃることやメンテナンスを考えてあえて合板のフローリングにしました。
2005年11月17日
I邸完成
長くかかりましたが、やっと完成しました。黒と白の外壁に木の格子がとても印象的です。屋根も羽のようで、この家の特長ですがまわりに家が建ち並びちょっとわかりにくくなるのが残念です。
2005年11月16日
I邸階段下収納
前にもI邸の階段は、載せましたが、今回はその細部を見ていただきたい。階段下の棚は、キャスターがついていて、前に引き出せるようになっており、その奥にはさらに収納があるのです。枡状の棚には、ワインボトルが入るようになっています。ちょっとした工夫で面白い収納になっています。
2005年11月15日
I邸吹き抜け見上げ
リビングの吹抜けを見上げた状態です。栗駒という地域産の杉材を天井に貼りましたが、間接照明があたることで、より明るく和みのある空間になりました。
I邸リビング吹き抜け夜景
リビングを夜撮影しました。吹抜けにより空間が広がり、ガラスの壁に囲まれて開放感のあるひろびろとした部屋になりました。間接照明をうまく配置し、夜になるとその効果はより大きく出ています。
2005年11月10日
I邸階段まわり2
飼っていらっしゃる犬があがりやすいように緩めの階段になっています(人間にもやさしい)。タモの集成材で組んでいます。階段の手摺もタモ材ですが、手摺の縦の桟は、鉄製でペンキで木に近い色にしています。階段下は収納で、細かく枡状になっているところは、ワインなどを入れるところです。ボトルキープはお早めに。
I邸テレビ台
リビングにあるテレビとAV機器関係の家具です。全てオーダーの家具です。