屋根塗装下地その2
 
コロニアル屋根の塗装の場合、下地材を塗る時に合わせて行う作業があります。
写真の部材をコロニアルの重ね合わせの部分に(写真上の置いてある金具の上)、写真下のように差し込んでいきます。
これは、雨水の吸い込み防止材です。
塗料をそのまま塗り込むと、コロニアルの重なり部分にあるわずかな隙間が塗料で被膜を作ります。完全に被膜していればいいのですが、その部分に吹き込まれた雨水が毛細管現象で吸い込まれてしまいます。
ある程度の重なり部分にある隙間は、中の圧力と外の圧力で吸い込まれないようにっているので、その隙間を保つために金物を差し込んでいます。
投稿者 Toyoshima : 2019年06月14日 11:35
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