基礎工事鉄筋組立
地盤を固めたら、本格的な基礎工事です。
捨てコンクリートと言って、50ミリ程度の厚みにコンクリートを打ちます。鉄筋が、地盤面に近づかないように、湿気止め、次の工事の足場をよくするためなどに施工します。
乾いたら、外周部に基礎用の型枠を立てます。
これが基本となり、鉄筋の組み立てに入ります。おおよそ加工された鉄筋を搬入し現場に合わせて加工し、組み立てていきます。
鉄筋下にはサイコロ状の石が置いてあります。これは、鉄筋が、地盤面より一定寸法以上離すようにするためです。
鉄筋は、立ち上がりでも底部でも外部面よりかぶり厚と言って、一定の寸法以上に離すようにします。コンクリートが薄くて、外部に近づくと鉄筋が錆びるなど性能が落ちてしまいます。
大きな材料を大まかに動かして組み立てているようですが、細かい配慮の必要な工事です。
投稿者 Toyoshima : 2018年08月31日 14:37
|