09月30日
手摺工事は、家の中とは限りません。
外の階段やスロープなどにも設置します。
外用では、雨の事を考えて、素材がステンレス製のものがあります。手摺に木製の色がありますが、商品によっては、カラーバリエーションがあります。
ここでは、介護保険の工事ではありませんが、お年寄りのために設置しました。
投稿者Toyoshima : 2015年09月30日 17:01
09月29日
鉄筋の加工組立が終わると、基礎土間のコンクリートを打ちこみます。
ところが、雨が続いてなかなか打てず、やっと本日打てました。
コンクリートは、生コン車と呼んでますが、ミキサー車がコンクリートを撹拌しながら、運搬してきます。
撹拌するのは、途中で固まったり、コンクリートが分離しないためです。
生コン車も大きさがいろいろあるので、コンクリートの量によっては、大きな車で来ますが、住宅地の狭いところなので、あまり大きな車は入れません。
生コン車は後部にコンクリートを流し出すところがあり、小さな現場だと一輪車でコンクリートを受けて、運びますが、時間と労力を使うので、ポンプ車を使います。
生コン車から直接ポンプ車にコンクリートを流し込み、圧送してポンプのホースの先から、コンクリートを流し込みます。
流し込みながら、バイブレーターなどを使って、まんべんなくコンクリートがいきわたるようにします。
鉄筋があるため、ただ流し込んでいると、水のように滑らかでないコンクリートが、入らないところも出てきてしまいます。
打ち込みながら、鏝などを使って平坦にしていきます。
これで、土間のコンクリートは完了。固まったら、内側の立ち上がりの枠を組んで、またコンクリートを打ちます。
投稿者Toyoshima : 2015年09月29日 13:38
09月25日
まわりの型枠を建てたら、基礎の鉄筋組立です。
設計図通りの鉄筋の太さを使って、各鉄筋のピッチを図面通りに並べます。鉄筋が、動かないように各々結束します。
組み終わったら、まずは土間のコンクリートを打ちます。
投稿者Toyoshima : 2015年09月25日 08:05
09月19日
介護保険を使った工事です。
写真は、便所の中で、他に浴室と階段に取り付けました。
手摺材は、室内なので、質感を考えて木製にしました。浴室内や水のかかりやすいところは、
ステンレス製か樹脂製の手すりを使います。
介護保険については、当社のもう一つのホームページに参考資料があります。http://www.37201606.com/insurance/index.html
ここでは、施工についての注意点です。
手摺は、必要に応じて、縦か横になると思いますが、壁であれば、簡単に取りつくとは限りません。
手摺に体重をかけるため、下地が弱いと取れてしまいます。
写真のように壁裏のどこに下地があるかわからず、手摺の取り付ける金物の裏にないとわかっている時は、まず下地に横板を打ちつけます。釘やビスが効くところを探して打ち付け、ボンドも併用し、板全体で持たせます。
それから、手摺を取り付けます。
相手が、コンクリートならば、この方法でなくても直接取り付けられます。
投稿者Toyoshima : 2015年09月19日 13:17
09月15日
捨てコンクリートが固まったら、建物の位置を写し出します。
そして、基礎の外周部に沿って、型枠を立てます。型枠は、鉄板でできていて、いくつかサイズはありますが、スライドして長さ調整が出来ます。
型枠は、まずは外周部のみ。この後、鉄筋を組み立てて、コンクリートを打ちます。
投稿者Toyoshima : 2015年09月15日 10:06
09月14日
なぜ、「捨て」と言うのかは今も不明ですが、決して捨ててしまうのではなく、しっかりとした役割を持っています。
建物の配置が決まり、基礎の深さを確保するため、根切り(土堀)をします。
その後、砕石を撒き、機械を使って突き固めます。
しっかり地盤が固まったら、気密シートを敷き込み(湿気対策)、その上に捨てコンクリートを打ちます。
この捨てコンクリートの上に鉄筋を配し、基礎土間のコンクリートを打ちます。
鉄筋は、コンクリートの中に埋まってしまうのですが、基礎が接する地盤、基礎外部からある一定の寸法の位置に鉄筋が来なければいけません。これを「かぶり」といいます。
この捨コンクリートは、それをより確保するためでもあります。
また、コンクリートが乾けば、そこに墨出し(墨を使って、コンクリートの上に基礎の位置を出すこと))が出来ますし、型枠も立てやすいのです。
名前の割に大いに役立つ工事です。
投稿者Toyoshima : 2015年09月14日 14:41
09月10日
既存の浴室を撤去し、新しくTOTO製品のユニットバスを設置しました。
解体、新規配管配線、新規土間工事に少し時間がかかりましたが、何とか設置できました。
ユニットバス工事は、1日もかからずに完成。現場が割と大きいので作業スペースも確保できたことも
要因かと思います。
投稿者Toyoshima : 2015年09月10日 15:05
09月08日
たいていの家には、階段はつきもの。
でも、その階段は、けっこう作るのが大変であります。
ここでは、ゴムの木の積層集成材(木片を強力な糊で接着し、固めた状態)です。
材木の種類は、多様にあり、ますが、各々金額が違うので、サンプルを見ながら決めましょう。
一般的には、階段材として、寸法がわかっていれば、プレカット(工場生産)ができます。
写真用に斜めのところは、そのように加工されてきます。それらを現場で微調整して、下から順番に取り付けていきます。
取り付ける方法は、いくつかありますが、文章では表現しきれないので、割愛します。
写真は、ササラ桁(壁に斜めについている板)に階段の踏板や蹴込み板(立ち上がり)が取り付くように溝掘りをします。
それから、ササラ桁を先行して壁に取り付けます。それに踏み板などを取り付けていきます。
こういった作業なので時間がかかります。
投稿者Toyoshima : 2015年09月08日 09:24
09月05日
「地鎮祭と地縄」と同じアングルの写真ですが、周りに杭があって、横板が貼ってあります。
これが、やり方です。
建物より、約50センチから60センチ離した位置に作ります。
横板に建物の通り芯を写していきます。写し方は、敷地と建物の位置関係で基準となるところを決めて(写真では、左側のフェンスのある塀)、それと並行に敷地境界線から建物の離れの通り芯を1ヶ所出します。
そこを基準に南北方向出していきます(あくまでも建物が四角な場合)。
この作業が、結構かかります。このやり方で、建物の地盤のレベルから高さの基準まで出します。
ですから、非常に重要な作業です。
投稿者Toyoshima : 2015年09月05日 16:10
地鎮祭が終了したところの写真になってしまいました。
竹を約8尺角の四方に立てて、その中に祭壇を組みます。
祭壇は、祭壇の背を北に向けて設置します。
このあたりは、神社や工務店が段取りすることなので、よく聞いてみてはいかがでしょうか。
お施主様が用意するのは、基本的にお供え物関係だけです。あと、事前に何人出席するか、工務店に伝えたほうが良いです。
地鎮祭は、工事の始まる前、解体工事完了後に行います。当社では、地盤調査だけは、地鎮祭前に行っています。
地鎮祭とは、土地の神様に工事の安全祈願、お施主様をはじめとする関係者の繁栄を、お祈りするものなので、ぜひ行っていただきたいです。
写真で、白いテープのようなものが四角に張ってあるのが見えると思いますが、これが地縄です(本来は、縄でやるのでしょうが)。
お施主様におおよその建物の大きさ、配置を知ってもらうためのものです。
この時点では、確認申請が降りていることが多いので、ここから変更とはいきませんが、確認はするべきだと思います。
投稿者Toyoshima : 2015年09月05日 14:15
09月02日
傘をさして調査している姿も珍しいので、アップしました。
解体工事も終わり、あとは建てるだけ。
その前に地盤調査をしています。木造2階建てですが、地盤調査は行います。
スェーデン式サウンディング工法といって、調査方法の中では簡易的な方になります。
現地での調査も大事ですが、この調査会社では、近隣のデータや地形なども調べて総合的に判断します。
万一、良くないデータが出た場合は、設計事務所と相談し、適切な地盤補強工事を計画します。
これも様々な工法があるので、紹介しきれませんが、良くないデータが出ないことを祈って、地盤補強工事は、紹介しないままにできればと思っています。(笑)
投稿者Toyoshima : 2015年09月02日 16:57
道路よりも敷地が、1段ほど上がっており、そこの仕上げがタイル張りになっています。
その先端のタイルがすべてはがれてしまって、見た目にも悪いということで、新規に貼っています。
はがれたタイルから、メーカー名とかわからず、近いタイルと色合わせをしました。
悪くなったタイルを撤去し、下地のコンクリート部分も凸凹を少なくし、モルタルで薄く均します。
それから、接着剤を混入したモルタルをつけて、タイルを貼っていきます。
貼り終わったら、目地を埋めて完了。
大きな仕事ではありませんが、貼終わってきれいになり、お客様も喜んでいました。それを見るのもうれしいものです。
投稿者Toyoshima : 2015年09月02日 14:55