外壁通気層
外壁の下地工事と同時に、壁の通気層になります。
ここでは、外壁の仕上げがサイディング材の横張になります。
そのため、取付の下地材が縦になります。そのピッチは、たいてい約45?間隔です。
そのピッチと下地材の厚みを利用して、通気層にします。
通気層は、25?の厚みがあります。これより厚みがなくなると、通気層の効果は出ません。
その通気層とは、基礎の天端(外壁の張始)から空気を取り入れ、上昇気流で屋根の方へ空気が抜ける層です。
この通気層によって、空気が流れ、遮熱効果が生まれます。
そこで、外部とはいえ、外壁の裏に外気が入るので、同時に湿気も入る可能性があります。そこで、雨漏り対策も含めた透湿シートで、外気の湿気を内部に入れないように貼っています。
シートとシートのジョイントにも防水テープで保護しています。
窓にあたるところは、少し短めにして、空気が横に流れるようにしています。
この通気を通った外気は、屋根の通気層を通って、棟から外部へ出ていきます。
投稿者 Toyoshima : 2015年02月17日 13:50
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