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 基礎への墨出し 
 
 出来上がった基礎に、建物の通り芯をつけていきます。
 木造に限らず、建物は、壁の厚みの中心(木造は柱の中心)で寸法を出します。
 壁の外から外、内から内ではありません。だからたとえば、1m×1mの四角とすると、壁の厚みが10?なら、外々寸法だと1m10?の大きさになります。
 それを通り芯と言い、その位置を基礎の天端に写し出します。その時、基礎を作る時に基準として作ったやり方より、同じようにして位置を出していきます。
 写真のようにやり方に書いてある芯の位置を糸を両端に張って、差し金などを使って基礎に写します。
 この基礎に出した芯が基準となり、土台を据え付ける時の基準になります。 投稿者 Toyoshima : 2015年01月09日 09:33 |