コンクリート試験
 
基礎のコンクリートを打ち込む際に、そのコンクリートが適正な強度があるかどうか、試験を行います。その試験は、現場で行います。
コンクリートの工場で自主検査をする場合もありますが、役所などに提出するような場合は、公的な機関でないといけません。
コンクリートを運んできた車から、無作為にコンクリートを抽出します。
それから、サンプルを取出し、会社に持ち帰り、圧縮してつぶす検査をします。検査日は、この日より1週間ごと4週間後に行います。その時出た数値が、適正でないとそのコンクリートの品質は、合格とならず、最悪やり直しとなります。下の写真の左側6個の円柱がその試験体です。
まず、やり直したことはないですし、1週間で強度が出ている時もあります。
それから、コンクリート内にある塩素など成分も工場で計測します。
右側にあるコンクリートの山(「未知との遭遇」にでてくる山のような)が、当日に計測するもので、打ち込み時のコンクリートの固さを測ります。今は、18センチで適正です。
簡単に言うと、これより低ければ、水分が多くコンクリートとして柔らかすぎで、?いと固すぎで、打ち込んで、基礎の中にちゃんとコンクリートがいきわたらない可能性があります。
もっと、専門的なことはありますが、簡単に説明しました。
投稿者 Toyoshima : 2013年05月23日 09:13
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