アンカーボルト入
基礎の鉄筋に金色のステッキみたいなものが、取り付いていますが、それがアンカーボルトです。
このアンカーボルトも2種類あります。長さ、太さはもちろんですが、土台と基礎を固定するアンカーボルトと、柱と基礎を固定するホールダウンです。太くて長いのがホールダウンです。
基礎より上の躯体を基礎から動かないようにするために、アンカーボルトは入っていますが、さらに強固にするのがホールダウンです。
どのように柱や土台に取り付くのかは、上部が出来上がった時にアップします。
昔は、基礎のコンクリートを打ち込むときに、手で差し込んでいましたが、今は、結束線などで先に固定します。
アンカーボルトが、真ん中に入っていなくいとか、上に飛び出すぎているとか、下に下がりすぎているとかを防止するためです。せっかく入れても、ちゃんと固定できなければ、意味はありません。
取り付ける場所や大きさは、現場での判断の時もありますが、設計図に記されています。
設計も適当な位置に入れているわけではなく、バランスよく適正な場所に入れています。
このあたりは、説明が長くなるので、割愛しますが、強度上必要な場所に入れています。
投稿者 Toyoshima : 2013年05月22日 14:34
|