やり方出し
建物を建てる前に行う、大事な作業です。
建物の位置出しと地盤面の高さの設定。基礎を作るための、建物の芯出し。
すべてにおいて、完成する建物にかかわることで、ここでいいかげんだと、途中でいろいろ支障が出ます。
何度も紹介してますから、過去のブログを見ていただいても同じことが書いてあります。
非常に文章では説明しにくい作業です。
写真のように建物の外周に、柵のように囲っている現場を見たことがあるのではないでしょうか?
あの横板に、建物の通り芯が書き込まれています。通り芯と言うのは、柱の芯。部屋の間仕切り位置など、主要となるラインが出ているのです。また、道路や敷地境界から測定し、その位置を出していますので、先にも書いたように、建物が敷地のどこに建つのかがこれでわかります。
建物の高さもここから決まります。法規上においても、敷地の地盤面を設定しなければいけません。その地盤面から、建物の高さを出します。そこで、最高の高さ、北側斜線などがわかります。
柵の様なものの横板の上橋が基準の位置で、そこからレベルを出しています。
文章や口頭で説明するのが難しいので、ぜひ現場で見てほしいですね。
この作業、早くても半日は掛かります。何をやっているのかなと思ったら、結構重要なことなので、機会があったら見てみましょう。
投稿者 Toyoshima : 2013年04月27日 14:00
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