材木の墨付
いよいよ、新築工事の始まりです。最近、修繕・リフォームが多かったので、やっと新築実況中継になります。
設計図から、必要な土台、柱、梁・桁を仕入れます。
基礎工事完了後に、土台を据え付け、いわゆる上棟日に一気に棟まで骨組みを、組み立てます。
そのために、まずは準備です。
今は工場で、事前に材木を加工するプレカットと言う方法が今や一般的になっているので、こういう大工さんが加工する光景が珍しいかと思います。
仕入れた材木は、長さも継手も何も加工されていません。そこで、大工さんは、設計図を基に加工するのです。墨付けと言うのは、いきなり加工する前に、材木を切る場所や、継手の仕口を加工する形状を墨を使って(ここでは、ボールペンや鉛筆ですが)、材木に書き込む作業です。
これを間違えると、上棟当日大変なことになります。
当社は、加工する場所が狭いので、材木屋さんの場所を借りています。
投稿者 Toyoshima : 2013年04月06日 08:43
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