タイル貼り
なかなか内装でタイル仕上げも少なくなりましたが、タイルが好きな人はまだまだいますし、タイルの魅力も見逃せません。
この家には、マントルピ?スがもともとあって、それを復元しているところです。
仕上げがタイル張りになっていて、今回もお施主様に選んでいただき、元の姿に戻しています。
タイルは元とは違いますが、そのタイルを反対側の壁にも使うことになりました。
タイルは、古い場合、モルタルを団子状にして壁下地に塗りつけ、その上にタイルを貼っているものが多かったです。現在は、糊と言ってもモルタルのペースト状のものですが、それを壁下地に塗り、それにタイルを貼っていきます。ですから、わりと作業ペースは速いです。
タイルを貼ったら、目地を塗り込んでいきます。
タイルの場合、張る作業も大変ですが、割り付けが大事です。隅の方で数ミリのタイルを貼るわけにもいかず、きれいなタイル割になるようにするのが、手間ですし、そうなるように大工さんも下地を作らないといけません。事前調整が難しいともいえます。
こういったことや、目地のカビの問題、はがれる可能性など、コストも含めてタイル工事は減っていますが、仕上がってみるとその重厚感、風合いなどタイルならではのものがあります。
投稿者 Toyoshima : 2013年03月18日 20:45
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