02月25日
 
最近、塗装ばかりのブログになっています。
ちょうど時期的に塗装仕上げが重なっているためでしょうか。
調合など色合わせは、紹介しました。塗装業者の次に大事なところは、養生です。
周りを汚さないための養生という意味でもありますが、見切りという意味での養生もあります。
写真のように窓をビニルとテープで養生しています。ここでは、窓のまだガラスが入っていませんが、外装の場合は、窓のアルミサッシを汚さないようにする養生です。
ここでは、窓を木枠で塗装をするのですが、まずは壁から塗るため、枠を養生しています。
塗り分ける場所を見切りための養生です。
下は、塗り分けになる平面をテープ見切りをしています。隙間にはコーキングを差し込んでいます。
塗装業者さんは、つい簡単な仕事と思われがちですが、塗り方はもちろん、こういった下地の準備も重要なのです。
投稿者Toyoshima : 2013年02月25日 12:32
02月21日
雪の落下によって、庇の屋根パネルが破損してしまいました。
雪の重みや速度によってでしょうが、怖いものです。
確かに庇も年数が経っているので衝撃にもろくはなっていたのでしょう。
骨材のアルミが、しっかりしていたので、パネルの交換だけで済みました。
ただ、パネルと言っても、現状のメーカーや年数などから、探しにくい状態になっていました。
アクリル板でできた屋根パネルなので、こういうこともありますが、まずは、雪止めをつけることが肝心でしょう。
投稿者Toyoshima : 2013年02月21日 09:42
日本木造建築のいいところは、解体すれば、いくらでも修復できるところです。
少し、オーバーな言い方ですが、補強したい、断熱材を入れたい、形状を変えたい、設備を良くしたいなど、コストの許せる範囲では、どうにでもリフォームできるところが、いつもすごいなと思っています。
ここでも、2階の荷重が重く、1階に関しては、一度も大きな直しをしたことがなかったので、耐震などを考えてリフォームに踏み切りました。
部屋の中は、すべて撤去。土間にコンクリートを打って、その中の鉄筋を周りの基礎と絡める。
床の骨組みも太く変え、構造用合板で固めました。壁も窓を少なくして、筋違を設置。
柱を増やし、2階の床を受ける梁材を補強。やれることはすべてやっている感じです。
そこで、もう一つ大事なのは、断熱材。古い家屋なので、壁に入っている断熱材も気密と厚みがあまりなく、役割を果たしていないので、新しく交換。2階との間にも断熱材を入れて、熱と音の対策をとりました。
こうして考えると、木造家屋は、いろいろできていいなと思ってしまいます。
投稿者Toyoshima : 2013年02月21日 08:59
02月20日
塗装は、原色で塗らない限り、必ず色の調合をします。特に少量ならば、職人さんが現場で調合します。
外部で鉄部などペンキを塗る場合、内部で木枠など木部に塗る場合、周りの色や既存の色に合わせて、色を調合します。
調合に使う色は、写真にもありますが、赤・黄・黒です。それとは、別に隠し味(?)で白を使います。
木の色、つまり一言にいうと茶色。それは、赤と黄で作ります(図工でもやりましたよね)。
でも、木は、材種によって、経年変化によって、黄色が強かったり、赤くなってたり、黒ずんでいたりします。その状況に合わせて赤や黄の配分を考えて混ぜます。そこに、黒や白で調整します。
外部でも、鉄階段とか、ちょっとした部分では、一般的には、グレー、ベージュ、アイボリーといったものが多いです。それもこれらの色をうまく配合して近づけるのです。
まったく同一は無理ですが、かなり近くなります。あとどうしても好みの色が出せないと、色見本から、工場でオーダーしますが、これには、かなりの数量でないとコストがかかります。
この調合は地道な作業で、感覚の問題もありますから、楽しそうで大変です。
また、色を作った時、すぐその色で判断してはいけません。時間がたって、塗装が乾くと濃くなったり、薄く(明るく)なったりします。塗る素材にもよります。
この加減が、我々にも難しいです。
投稿者Toyoshima : 2013年02月20日 15:30
02月16日
打ち合わせた 塗料を 塗りはじめてます。
まずは、細かい部分から。それから、大きい面を塗っていきます。
投稿者Toyoshima : 2013年02月16日 19:23
現場にて塗装の打ち合わせ。
材料とその色は決まっているので、あとは仕上がりを確認です。
塗料にもよりますが、塗料は、塗る相手(材質)によって、風合いが変わります。
木と鉄の違いはもちろんですが、同じ木でも材種にって変わってきます。
また、1回塗り、2回塗り、仕上げに拭き取りか、さらにウレタンクリアをかけるか。やり方、手間の掛け方でも変わります。
また、仕上がりも十人十色。塗る人にもよりますし、それを見る人にもよります。
ですから、現場でお客様や設計事務所の方に見てもらうのです。
おまかせでなければ、現場で色は見たほうがよいと思います。クロスでもなんでも事務所で見る、外で見る、暗い部屋で見る・・でも、大きく変わります。
塗装業者もプロとはいえ、魔術師ではないので、お客様の好みはわかりません。
なにか希望の色があれば、それを伝えてください。何か参考になるものや写真を見せるのもいいでしょう。
また、先にも記したように、風合いは人によって見方が変わります。色を強くしたい、木目など素材を生かしたい、荒く見せたい・・・などなど。思いを伝えておきましょう。
写真では、使用したものと同じ材木のカットサンプルを持ってきて、そこでいろいろ調整しました。
大変ですが、面白い作業です。ぜひ、ご参考にしてください。
投稿者Toyoshima : 2013年02月16日 10:55
02月14日
今回、店舗工事を請け負って、ただいま改装中です。
店舗の改装も既存の内装や設備を利用する場合と、新規に作る場合があります。
ここでは、以前に入っていた店舗の方が原状復帰でほぼ何もない状態でしたが、天井や壁のボードが貼ってあったので、なるべくそれを再利用使用しています。
店舗も営業形態によって、工事の内容は大きく変わります。やはり飲食店は、設備に比重がかかりますし、内装もその店の個性を出すために特徴のあるデザインとなります。
予算のこともありますが、当社としては、シンプルでナチュラルな感じのお店の方が、向いているかも?やはり、住宅をメインとして仕事をしているので、そうなってしまいます。でも、住宅のようにセオリーがない分、面白い仕事かもしれません。
投稿者Toyoshima : 2013年02月14日 13:52
02月13日
交換している写真を撮ろうと思ったら、職人さんが外へ出てしまっていた。
はめ殺しの窓(FIX)で通風がしたいということから、窓の交換ということになりました。
といっても、簡単なことではなく、外壁を壊し、場合によっては内部も枠などを痛めることも。
窓を取り付けてからは、補修しなければならず、コスト・時間がかかります。
しかも、外装したばかりなので壊すことはできません。
そこで、カバー工法という方法にしました。窓を壊さず、ガラスやその取付枠を外して、その中に新規に窓を取り付けるというものです。
窓の大きさは、やや小さくなりますが、その大きさに合う窓ならすぐに交換できます。
そうはいってもそんなに安くはないです。部品などが高いのですが、壊したりすることを考えれば、同じでしょう。
マンションなどビルでは、この方法はよくやります。
投稿者Toyoshima : 2013年02月13日 19:44
02月11日
お寺の裏門が 解体されてそこで使用された柱と梁が、当社に 運ばれました。
ケヤキで結構太く、ぜひ何かに再利用とのことです。
さて、どう加工しましょうか・・・。
投稿者Toyoshima : 2013年02月11日 11:36
02月08日
とある珠算塾の入口にあった下駄箱を作り変えています。
もとは、ラワンの無垢板で外周部ができており、棚板はコンパネのままでした。
今回は、シナのランバーコアという合板ですべて作っています。木口は、きれいでないため、シナの木口用テープで化粧します。取り付けた後には、周囲に合わせた色で塗装します。
無垢板で作れば、もっといいのですが、ラワンの無垢板でこの大きさは、不可能と言っていいほど、材料が入りませんし、コストが高くなります。以前は、当たり前に使っていた木でも、今では高価なものになっています。おかしなことになっています。
この下駄箱は、大工さんが作業場で製作していますが、写真のようにわりに簡易で小さめのものなら、大工さんで作ります。これに扉をつけたり、装飾をつけたり、サイズが大きかったりなど変わってくると、家具業者にお願いします。
投稿者Toyoshima : 2013年02月08日 13:38
02月07日
続けて雪止めの工事です。
やはり、雪の後は、雪止め工事の依頼が増えました。
屋根材によりますが、施工はいたって簡単。写真のようにスレートの屋根ですと、材の下から、雪止めを差し込み、材に引っ掛けて留めるだけです。釘も使わないので雨漏りはありません。
単純ですが、これが雪止めになるのです。当然一つの屋根面に約45?ピッチで、千鳥に設置します。
カラー鋼板の屋根ですと、アングルを横に流す方法になります。
角度が壁のように強いところや平らなところでは、効力を発揮しにくいですが、勾配がある屋根には設置をお勧めします。
投稿者Toyoshima : 2013年02月07日 10:34
雪が屋根から落ちるときに、よく壊れるのが雨樋です。
年数もたっていると、雨樋もやや耐力がなく、そこへ重い雪が落下したり、滑ってのったりするものですから、外れたり、破損したりします。
ここでは、破損はなく、ジョイントが離れてしまったのと、雪の重みで横の雨樋が下に向かって曲がってしまいました。
これは、止めている金具をもう一度手で直し、向きを戻せば直ります。ジョイントも専用の接着剤で直りました。このように被害は最小限でしたが、やはり、屋根に雪止めをお設けていないためになったことでした。
できれば、年に1度か2度のことですが、備えていただいた方がよいと思います。
投稿者Toyoshima : 2013年02月07日 10:22
02月06日
土間の鉄筋の配筋が終わったところで、コンクリートを打ち込みます。
厚みは10?打ち込みます。
壁の一部を壊し、そこから、コンクリートを流し込みます。
家の中ですから、天候や周りの環境に影響されませんが、狭いところで作業するので大変です。打ち終わったら、ある程度固まるまで表面を均して、あとは乾燥を待つだけです。
投稿者Toyoshima : 2013年02月06日 13:17
リフォームを兼ねた耐震補強で、まずは基礎から行いました。基礎そのものは変えられないので、
土のままになっている土間に補強工事をしました。
やり方としては、土間にコンクリートを打つことです。
まずは、コンクリートの厚みが取れるよう、整地して砕石を並べ、機械で突き固めました。
土を固めたら、気密シートを敷き込みました。新築でもやっていますが、地面からの湿気が上がってこないようにするためです。
それから、鉄筋をある一定間隔に配筋します。ただ、並べるだけでなく、既存の基礎にアンカーで差し込んで、新しい土間と既存の基礎が一体化するようにします。
投稿者Toyoshima : 2013年02月06日 09:33
02月04日
家を建てるには、敷地がないと建てられません。その敷地の大きさがわからないと、家の大きさが決まりません。
家の大きさは、その敷地に対する建物の面積の割合(建蔽率)や高さなどから、決まります。そうなると敷地に測量図が必要です。
何らかの事情で測量されていたり、不動産売買の時に不動産業者より測量図が所有されている方もいますが、たまにまったく存在しないこともあります。
その時は、測量士(測量会社、土地家屋調査会社)にお願いします。
敷地の形状や状態によって、測量する方法や金額も変わりますが、ここでは、おおよその敷地境界が確定していたので、まず道路の幅などを測量し(セットバックなども見る)、それから敷地の大きさを追っかけていきます。
今回の測量は、建築する敷地の大きさの測量なので、境界を確定するものではありません。協会が全く不明瞭な場合や、土地を売買する、分筆するなど境界を明確にする場合(境界の杭を打つ場合)となると、隣地の方にも立ち会いしていただいて、同意書をお願いするようになります。
投稿者Toyoshima : 2013年02月04日 11:43
1階を耐震補強のために、リフォームを兼ねて、内装を解体しています。
補強するため、天井から、壁、床まで壊します。
古い家なので、外壁側に断熱材が入っておらず(正面に入っているのは、以前当社がとなりをリフォームした時に入れたもの)、これを機会に断熱材も入れます。
ただ、2階の水道関係の配管がいろいろあって、それをどのように直すかが問題になりました。
とにかく、今は、今後の作業のためにひたすら壊します。
投稿者Toyoshima : 2013年02月04日 10:24
02月01日
マンションの改装工事で、部分的に塗装工事が出ました。
無垢の木材を使って、壁の見切りや棚などを作ったので、そこを塗装しています。
基本的に木材の素材を生かすために、着色はしていません。ウレタンという表面の保護としては、強い塗料を使用しています。
塗装するタイミングは、当然木工事が終わらないと塗れませんが、次に入るクロス工事の前に塗装します(壁や天井の仕上げが、塗装や左官塗り壁としても)。
今回は、ウレタン塗料を使用していますが、自然素材から作られた塗料も多く出ており、状況に応じて使用しています。中には、ペンキで塗りつぶす方もいらっしゃいます。
クロスなどと違って、色の配合もできるので、自由度は塗装工事の場合、多いです。
ただ、下地がよくできていないと、ペンキでない限りは、仕上げに出てしまいます。
単価も変わりますし、そこは注意したほうがよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2013年02月01日 17:11
城南信用金庫が発行している、情報誌に 当社が、紹介しされました。
ちょっとオーバーかな?
投稿者Toyoshima : 2013年02月01日 17:02