神棚の取り外し
当社のある商店街の毛糸屋さんが、店をしまい、お引越しすることになりました。
そのあとは、解体されて建売になるようです。
この神棚は、お店の方に聞くと80年は経つそうです。新しい住まいに持っていくということで、慎重に外しています。
建物も古く、この奥沢で100年は、建っていたようです。さらに柱などの部材は、その前にあったところから持ってきたと言いますから、材料自体は相当古いです。
道路側に土間があり奥に生活空間がある、木造2階建ての商店建築です。
東京は、関東大震災、大空襲などを受けており、さらに開発によって、古い建物はどんどんなくなっていきます。有名建築や公共建築物は、残されていく可能性はありますが、100年前後の住宅は、なかなか保存されません。
維持していくのも大変ですし、こういった写真やデータで残していくしかないんでしょうね。
残念です。
投稿者 Toyoshima : 2012年09月21日 14:11
|