サイディングの張りはじめ
 
この新築現場では、サイディングと一般的に言われる外壁材を仕上げにしています。
サイディングは、セメント系の素材でできた外壁材で、幅が約45センチで長さが約3m。
厚みは、14ミリからあります。
たいていは、このサイディングか、左官業者などの塗り壁の上に吹き付けが多いでしょう。他には、金属系のサイディングもあります。
サイディングは、下から張っていきます。雨水の切れがいいようにまず、水切という金属材を先に張ります(写真上)。これは、規格でできたものから、加工して作るものとあります。
それから、スターター(黒いもの)を付けて、それを基準にサイディングを下から張っていきます。
それと同時に建物の出隅の角に役物(コーナー材)を張っていきます(写真下)。
このコーナー材を基準にサイディングを横にして(縦張りもあります)張っていきます。
サイディングを止めるのは、釘やビスを使うところもありますが、専用の金物を先に打ち付けて、それにサイディングをひっかけます。そうやって下から作業しますが、積み上げていくような感じでもあります。
サイディング同士のジョイント、軒裏との取り合いなどは、コーキング材を打ちます。
投稿者 Toyoshima : 2012年03月26日 11:29
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