透湿シート張り
この白いシートで建物を覆おうと包帯まいたみたいな感じです。
写真を見ても分かるようにこれは、透湿防水シートというものです。防水は、その名のとおり、雨が入らないように保護するためです。万が一仕上げの外壁材から雨水が侵入しても、このシートがそのカバーをして、外壁下から排水します。
もう一つは、湿気止め。このシートと外壁の仕上げ材との間に空気層を設けます。外壁の下から屋根上まで空気が抜けるように厚み25ミリの空間を作るのですが、当然湿気も流れます。
その湿気が中に入らないようにするための効果もあります。また、シート同士の重ね部分が出てきます。これも15センチ以上、上から重ねるようにして、ジョイントに専用の防水テープを張ります。
薄いシートですが、結構重要な役割を持っているのです。
投稿者 Toyoshima : 2012年03月07日 17:10
|