ホールダウン金物その2
ホールダウン金物という構造補強金物は、基礎土台廻りで紹介していますが、その場所以外にもホールダウン金物は使用します。
家の形状などによって、使用する場所が異なりますが、3階建てとなればまず必要となります。
使うアンカーボルトは、基礎の時と違っていますが、用途としては同じです。写真は、屋根を受けいる水平材(梁または桁)と柱をつないでいます。他にも1階と2階、2階と3階というように階上の構造材とその階下の柱を結びつけるために使用しています。
この金物によって柱と水平材が離れる(引き抜かれる)ことがありません。
また、アンカーボルトを柱に留めるホールダウン金物は、使用する場所によって強度が変わります。
これは、構造計算や定められた仕様書によって変わってきます。
まだ、他にも補強金物はいろりいろ取り付けられます。木造とはいえ、その強度は、ずいぶん上がっています。ちょっと過剰では、と思う時もありますが、地震の後に過去に建てた方の感想を聞くと当社の物件に限らず、この方法になってからは、丈夫だと喜ばれます。
投稿者 Toyoshima : 2012年02月17日 14:36
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