基礎工事 シート敷き及び捨てコンクリート
地盤を突き固めたのち、気密シートというビニールを敷き込みます。
写真は、そのあとに打った捨てコンクリートの途中ですが、山のようなところの透明なビニルが見えると思います。
ビニルと言っても厚みがあり結構重く、敷きにくいです。
これは、地盤から来る湿気を上にあげないためです。このようなことやり始めてからは、基礎の中が乾燥しているようです。やはり、基礎が乾いたていたほうが1階の床にはよいことです。
気密シートを敷いたら、捨てコンクリートを打ちます。何で捨てと言うかは、わかりませんが、本体の基礎のコンクリートではないからでしょうか。
このコンクリートは、せいぜい厚み3センチか5センチぐらい。
乾いたら、その平坦にしたコンクリートを利用して墨で、鉄筋の組み立てるための位置出しをします。
また、その上に来る鉄筋がなるべく地盤から離すという意味もあります。
今後出てきますが、コンクリートの中に入ってしまう鉄筋については、規定があり、外部から一定の距離を保つこと。それをコンクリートのかぶりと言いますが、そのかぶりが薄くなれば薄いほど、強度もそうですし、さびてくるなどの弊害が出てきます。
基礎下の場合、最近は気密シートを敷くので直接触れてしまうことはないといえ、強度上のことからこの捨てコンクリートを打ちます。
捨てという言葉は、失礼かもしれませんね(笑)。
投稿者 Toyoshima : 2011年12月14日 16:52
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