12月30日
こんな飾りを見るとすっかりお正月ですね。
当社の前の信用金庫に飾ってあるお餅のお飾りです。私の知り合いが飾りました。
この時期は、皆様もお餅に限らず、玄関先に松の飾りや門松、車にもお飾りをしているでしょう。
たぶん、花屋さんやスーパーでお買い求めになっているのでは?
神社や近所にお飾りを売っているところがあるかと思います。鳶の方がよく販売しています。
今はどこでも買えるようになりましたが、ちょっとお値段が高くても日本の風情を味わう意味で、
お買いになっては?お飾りの意味合いなんかも教えてくれますよ。
では、よいお年を。
投稿者Toyoshima : 2011年12月30日 08:12
12月29日
コンクリートの強度は、設計基準などにより現場ごとに決められています。
また、住宅の基礎ぐらいになれば、コンクリートは現場で練るものではなくプラント(コンクリート工場)で配合されてきます。その配合の状況、現場で打ち込むコンクリートの状況を当日第3社機関によって検査します。
最初に来たミキサー車からサンプル用にコンクリートをもらって、検査します。
空気の入っている濃度、固さ他サンプルから検査します。それと同時に持ち帰ってサンプルを使って圧縮の強度を調べなす。
最近はよほどのことがなければ、正規の生コンクリート会社から取り寄せるコンクリートに問題はありませんが、安全確認のために毎回検査しています。
投稿者Toyoshima : 2011年12月29日 13:46
 
鉄筋の配筋が終わったら、コンクリートを打ちます。
まずは、土間(底盤)を打ちます。
状況にもよりますが、早く済ませるためにポンプ車を手配しました。
ポンプ車にミキサー車から生コンクリートを流し込み、圧力でコンクリートを流し込みます。
ポンプ車には、長く太いホースがあり、打ち込みたい場所へコンクリートを流し込みます。
打ち込む時は、バイブレーターと言って、振動させる機械を使います。
ただ、打ち込むだけだとコンクリートは水ではないのでいきわたりません。
そこで、バイブレーターを鉄筋にあてることにより、コンクリートが隙間なく入るようにします。
打ち込みながら鏝で平らに均します。
あとは、乾くのを待つのみです。
投稿者Toyoshima : 2011年12月29日 13:16
12月27日
当社(当家)が飼っていた猫が、12月27日の午前3時に他界しました。
もともと野良猫だったのですが、住みついてしまって20年近く。ものすごい長生きしてると思います。
このままいくと本当に化け猫になるのではと心配してたほど(笑)。
ほとんど病気もせず、さして手のかからない猫でした。死ぬ時も速かったです。
ふらっときて、ふらっと去ってしまいました。来年の正月は、ちょっとさびしいでしょうね。
猫だから、いくら可愛がっててもそんなに感情的にはならないと思っていましたが、やっぱり感情的になってしまいましたね。名前は、なぜか「コロ」でした。うちの会長が転がり込んできたからという、薄い理由でつけた名前です。
「ころ」さようなら。
投稿者Toyoshima : 2011年12月27日 09:49
12月26日
アンカーボルトは、写真で言うと4本ほど金色の棒です。下が、傘の柄のようにフックになっています。長くて太いのと、短くて太いのがあります。各々意味があります。
下がフックのようになっているのは、引っ張られる力に対して、抜けにくくするためです。
これからコンクリートを流し込むとこのアンカーボルトは、埋め込まれ頭の部分だけが飛び出ます。
我々は、一般的にアンカーボルトと言うと短い方のことを言ってました。これは、ずっと前から使用されていました。基礎と土台を固定するための金物です。アンカーボルトの頭は、ねじ山が切れていて、土台を据えるとアンカーボルトの頭が飛び出て、ナットと座金で締め付けます。
さらに、木造の構造耐力の基準が厳しくなって、ホールダウンという金物をつけるようになりました。それが、長い方のアンカーボルトになります。これは、土台よりもさらに高い位置まで頭が出ます。
それをホールダウン金物というもので、柱に結び付けます。つまり、基礎と柱が固定されるのです。
これで、木の構造体が、基礎から離れるということは、なくなります。
それだけ基礎と躯体を結びつけなければいけないので、アンカーボルトも太く長くなっていますし、柱がないところには入っていません。
にょきにょき生えているこの金色の棒には、家をしっかりさせる重要なアイテムだったのです。
投稿者Toyoshima : 2011年12月26日 11:39
12月24日
約3から4日で、基礎の鉄筋を組み立てました。おおよそは、工場で組んで持ってきています。
鉄筋は、太さが何種類かあり基礎も形状や規模によって使い分けて、組み合わせています。
思いつきで組んでいるわけではなく、標準の仕様書という公の指針がありますので、それにのっとって作っていきます。
鉄筋が組み終わる頃に、検査を受けます。検査とは、工務店やお客さん、設計事務所以外に役所などの第3者の期間の検査です。
役所の場合、木造ですと3階建て以上の場合あります。他に瑕疵保険が工務店の場合はいるように義務付けられており、保険会社から派遣された検査機関の検査があって、これは、2階建てでも検査が必要です。あとは、金融機関がらみです。
鉄筋が組み終わったら、アンカーボルトという土台と基礎を固定する金物を鉄筋に取り付けます。
投稿者Toyoshima : 2011年12月24日 14:21
12月16日
コンクリートは、そこのスラブ(床と言った方がわかりやすいかな?)の厚みが15cm(建物によって違います)あります。それから立ち上がり分もあります。
コンクリートは固まるまでは、泥のようですから、枠を建てないと基礎の形にはなりません。
まずは、外周部の型枠を建てます。このあとは、鉄筋を組み立てます。
そして、コンクリートを流し込みます。そのコンクリートが固まったら、内部の基礎の立ち上がりの型枠になります。
投稿者Toyoshima : 2011年12月16日 15:47
 
昨今、防犯の意識が高まっている中で、いろいろな対策をされている方も多いと思います。
そのうちの一つが、ガラスを交換。
防犯ガラスというものがあり、2枚のガラスを合わせているのですが、その中にシートやアクリル板のようなものをあんこ状態にして合わせています。
これによって、ガラスが割れにくくなります。中にはさんでいる板の厚みがシート状の物から何ミリといったものまであり、当然厚いほど丈夫ですg、お値段も高くなります。
ただ、交換する際アルミの枠の中に収まらないこともあるので、要注意。専門家に見てもらいましょう。
アルミサッシは、枠がビス止めなので解体できます。
ガラスは、ビートというゴムを押しこんで動かないようにしています。
それらを撤去し、新しいガラスを入れてまた枠を組み直します。
また、防犯ガラスには、その性能を表示するマークが貼ってあるので、見ただけで防犯ガラスとわかります。ある意味泥棒に対する意思表示ですね。
投稿者Toyoshima : 2011年12月16日 09:49
12月14日
地盤を突き固めたのち、気密シートというビニールを敷き込みます。
写真は、そのあとに打った捨てコンクリートの途中ですが、山のようなところの透明なビニルが見えると思います。
ビニルと言っても厚みがあり結構重く、敷きにくいです。
これは、地盤から来る湿気を上にあげないためです。このようなことやり始めてからは、基礎の中が乾燥しているようです。やはり、基礎が乾いたていたほうが1階の床にはよいことです。
気密シートを敷いたら、捨てコンクリートを打ちます。何で捨てと言うかは、わかりませんが、本体の基礎のコンクリートではないからでしょうか。
このコンクリートは、せいぜい厚み3センチか5センチぐらい。
乾いたら、その平坦にしたコンクリートを利用して墨で、鉄筋の組み立てるための位置出しをします。
また、その上に来る鉄筋がなるべく地盤から離すという意味もあります。
今後出てきますが、コンクリートの中に入ってしまう鉄筋については、規定があり、外部から一定の距離を保つこと。それをコンクリートのかぶりと言いますが、そのかぶりが薄くなれば薄いほど、強度もそうですし、さびてくるなどの弊害が出てきます。
基礎下の場合、最近は気密シートを敷くので直接触れてしまうことはないといえ、強度上のことからこの捨てコンクリートを打ちます。
捨てという言葉は、失礼かもしれませんね(笑)。
投稿者Toyoshima : 2011年12月14日 16:52
基礎となる場所を掘り、そのあとは地盤を突き固めます。
いくら強固なコンクリートを打ち込んでも、下の地盤が軟らかいとなじませんし、ちゃんとした基礎となりません。
今回は、杭をやっていますが、そうでないところはやはり固めないといけません。
砕石を捲き、突き固めるのですが、専用の機械がありそれを使って、地盤を固めます。
結構機械も重く、振動もあるので大変な作業です。
投稿者Toyoshima : 2011年12月14日 16:51
12月13日
店舗の内装解体です。といっても、今回は解体工事のみです。
賃貸契約の場合、店舗を止めたりなどで引き払う時は、たいてい原状復帰と言って、元に戻さなくてはいけません。当初の姿に戻すのです。
となると、内装や設備をすべて撤去して、オーナーのもどすということになります。
場合によっては、居抜きと言ってそのまま次の人が使うこともあるので、壊さないこともあります。
当社は、あまり店舗工事は受けませんが、たまにこういう工事もやっています。
投稿者Toyoshima : 2011年12月13日 12:05
実は、当社(自宅)の工事です。
15年目にしてついに畳の入れ替えです。持たせた方なのか、持ちすぎたのか。
猫を飼っているせいもあって、畳表は、ややぼろぼろ。
畳は、裏返し、表替え、入れ替えとあります。簡単に言うと、裏返しはまさしく、畳表の裏返し使用。
表替えは、表面を貼り替え。あとは、新規に入れる。
当然だんだん単価は、高くなります。
早めの段階なら、裏返しや表替えでいいのですが、あまり古くなると・・・。
畳を外して、まずは採寸。この写真にある棒のような定規で、部屋の寸法を取ります。
真四角のようでも実際は、一辺一辺の寸法は違います。対角を測ったり、綿密に採寸して、製作します。古い畳は、新しい畳ができた時に取り替えます(でないと畳のない生活になってしまう)。
畳は、日本古来からある建築部材なので、ここで畳について書き始めたら、論文ができてしまうので、それは、現場でお話ししましょう。
投稿者Toyoshima : 2011年12月13日 10:53
12月12日
 
車庫の屋根と言ってもいろいろありますが、ここでは、木造の車庫屋根のやり替えです。
柱や垂木など骨組みは木造。その上にビニル製の波板が貼ってあったのですが、長年の経年変化と台風などの影響で破損してしまいました。
そこで、すべて撤去して張り替えました。
木部は、あまり悪くなかったので、部分的にやり替えて、すべて塗装し直しました。
屋根を貼る前に塗る作業をしますが、それは、屋根面が塗装できないため何もない状態で塗装をしてもらうのです。そのかわり、少しの間、屋根のない状態になっていしまいます。
それから、波板を貼るのですが、同じ波板でもポリカーボネート製品にしました。
ただのビニルのよりも強度があり、劣化が少ないためです。
色もブラウン、グレー、透明などいくつかあります。
ここでは、ブラウンの波板にしました。ブラウンと言っても完全な目隠しではないので、光は、入ります。まぁ、サングラスのような状態でしょうか。
波板がばたばた音がし始めたら、そろそろ張り替え時ですよ。
投稿者Toyoshima : 2011年12月12日 11:58
12月10日
 
位置出しという書き方は、わかりやすくと思っての表現で、我々はよく「やり方」を出す、と言います。
これからのやり方という意味なのかな??
何もない地面にいきなり建物を建てることはできません。当然、位置出しをしないといけません。
まず、基準となる敷地境界線か道路境界線を決めます。それと建物が平行ならば、建物が境界からどれくらい離れているかを図面から見て、まず、基準の通りの位置出しをします。
それから、直角をみて(建物が四角ならば)二辺を出します。
あとは、図面の寸法を見て平面の位置を決めます。
そして、基礎工事や高さ方向を決めるための作業です。
写真左のように杭を打ち、そこに水平に板を打ちます。この杭は、建物から基礎業者が邪魔にならない程度に離して建てます。
その結果が右の写真。
水平の板は、基礎の高さから何センチか上がった位置に水平に打ちます。
これに糸を張って各位置出しをしていきます。この糸が基礎より上にくるので正確に出せるのです。
なかなか言葉では、伝わらない作業ですが、このような作業をしないと建物の位置は、出せないのです。
これから、このやり方を基準にして基礎工事が始まります。
投稿者Toyoshima : 2011年12月10日 18:10
ビルの道路側のスペースに樹木のある花壇のようなものがありました。
大谷石で積まれていた塀(植木スペースの土留めと言った方がよいかも)が、長年の劣化と
植木と土の押されてしまい、壊れてしまいました。
そのままだと危ないので、すべて撤去し、新しく化粧ブロックを積みました。
ブロックは、重量と軽量の二種類のブロックに分かれています。
軽量の場合は、ちょっとした花壇などあまり構造上強くなくても大丈夫な場所に使用します。
重量は、背の高い塀や写真のような土留めに使います。長い年月持たせる時も重量の方がよいようです。
その重量ブロックの中に化粧ブロックというのがあります。表面がリブ状のすじが入っていて色も付いています。種類は、他にもいろいろあります。
ただのブロックでは、味気がありませんし、たいていタイルや塗装をするのが前提です。
この化粧ブロックを使えば、やや価格が高いですが、そのままでOKなので、よくお薦めしています。
よく使用されていますので、ご近所を歩いてみれば見つかると思います。
投稿者Toyoshima : 2011年12月10日 12:29
12月07日
  
地盤調査の結果、その土地の地質、強度がわかります。その結果、建物を建てた場合、地盤が弱く建物が沈下する恐れがある場合は、その改良工事をする必要があります。
いろいろな工法が、メーカー、業者によりあります。
多くは、鋼管杭を打つ方法、セメントを杭状に注入して、コンクリートの杭のような状態にする方法、表面の土を固める方法など。
ここでは、直径60センチの穴を掘り、そこにセメントなどを注入して杭状に固める柱状改良工事を選択しました。
深さは、地盤調査のデータ結果により変わります。
ミキサー車のような重機にセメントなどの混入材を入れてかくはんします(左上)。
それから、ドリルの付いた重機で穴を掘っていきつつその混入材を注入していきます(右上)。
基礎の下の高さまで打ち込みます。その後表面を平らにします(左下)。
地盤がよければ必ずしも必要な工事ではありませんが、地盤に関しては直感で大丈夫とかは、保証できません。不安がある場合は、施工をお勧めしますが、コストのこともありますから、適正でかつ見あった金額になるよう検討しましょう。
投稿者Toyoshima : 2011年12月07日 16:44
12月06日
 
夜、たまに気分転換に散歩をしています。寒くなってきて、あまり出ていませんが、昨夜久々自由が丘まで歩いてみると、きれいなイルミネーションがありました。
六本木や表参道とかに比べると小さいですが、当社よりはきれいです(笑)
LEDが出てから本当にイルミネーションはきれいになりました。当社のは古いので電球です。
電気代もかかっちゃいますね。
LEDといえば、照明器具もだいぶ出揃ってきました。まだまだ価格は、高いですが、これからもっと安くなっていくでしょう。注文も増えました。このイルミネーションを見ながら、ご自宅の照明も考えてみてください。
投稿者Toyoshima : 2011年12月06日 07:26
12月02日
 
夏のエアコン交換工事も需要がありますが、冬もあります。
いまや冷暖房は、エアコンに頼ることが一般的になって冬の寒さの前に新しいエアコンをという依頼も多いです。
壊れてしまっては、もう遅い・・・ということでしょうか。
交換であれば、簡単な工事ではありますが、設置状況によっては変わってきます。
作業は、ただはずすだけでなく、古いエアコンであれば、中にあるフロンガスを外部に漏れないようにします。
それから室内機室外機を取り外し、新しいエアコンを取りつけます。
そのエアコンも室内機は、脚立で届くような場所にありますが、室外機が屋根上の置いてあったり、狭い場所にあったりすると時間がかかります。場合によっては、設置費用に影響することもあります。
どんな設備機器もそうですが、故障の回数が増えたり、異様な状態になり始めたら、我慢して使わず
思い切って新品を取り付けてください。
省エネとか環境面を考えるとあたらしい機器をお薦めします。
投稿者Toyoshima : 2011年12月02日 11:28