浴室交換と土台入替
浴室工事は、何度も紹介してきましたが、あらためてよくみられる状態を紹介します。
浴室交換とタイトルにしましたが、在来のタイル貼りの浴室からユニットバスに交換することです。
今でも防水してタイルを張る工事は行われていますし、その方が自由があります。
ユニットバスは、規格型の商品なのでサイズなどに制限はあります。
でもあえて、それを勧めるのは、たいてい浴室を壊すと、土台、柱の根元が腐食しているか白アリにやられています。
これは、何年もたつと防水が劣化したり、タイルが割れたりして水が浸入するからです。それと常に湿気にさらされているからです。
外壁は塗り替えができますが、内部のことはなかなかできません。
そこで、浴室を工事するときは、写真のように腐食した部材を交換したり防腐剤を塗布したりするのです。場合によっては、断熱材が入っていないこともあります。
こういった工事ができるのもリフォームのいいところです。
ここで、ユニットバスを勧めるのは、同じように仕上げるとまた、内部の腐食を心配することがあるからです。ユニットバスの良さをここであげるときりがないし、タイル貼りにはその良さもあるので、ここでは略します。
ただ、古いからといって必ずしも腐食していることはありません。下から1mぐらいまでブロックを積んでいたり、コンクリートの基礎を立ち上げていることもあります。その場合は、木材が腐食していることはあまりありませんでした。こういった工夫をすれば、在来の方法も問題ありません。
タイルにひびが入ってきたら、ちょっと気にしてください。
投稿者 Toyoshima : 2011年09月15日 15:50
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