土間打ち均し
家の前と道路の間の庭のような空間を車庫に変える工事です。
いらない植木類を伐採し、塀や門扉を解体撤去。
当然そのあとは、土なので整地して、コンクリートが打てる状態にします。
ただ、コンクリートを打っただけでは車が乗ると割れてしまいます。
ちゃんと土を突き固めたうえで、砕石を捲いてさらに突き固めます。このあたりは、建物の基礎工事と変わりありません。
それから鉄筋を組み(ワイヤーメッシュという最初からメッシュ状になっている鉄筋を使用)、コンクリートを打ちます。
仕上げは、さまざま。タイルで仕上げたり、石を捲いたり、・・・。
ここでは、コンクリー炉そのまま仕上げです。ですから左官業者さんに表面を均してもらいます。
写真のようにトンボという木で作った均しの工具(野球場でも見かけます)で大まかに均していき、
鏝で仕上げます。
ただ、鏝だときれいな表面にはなりますが、すべることもあるので、刷毛引きといって少々粗めに仕上げることもあります。
午後からコンクリートを打ち始めて、均し終わるのは夕方でしょうか。これが、冬だと夜になってしまうことも。だから、季節と時間と天気が大きく左右するので、気をつけなければいけません。
投稿者 Toyoshima : 2011年08月01日 13:51
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