クロスの決め方2
 
ここでは、決め方というより過去の事例をお話しします。
我々業者にたまに壁紙はお任せしますと言われます。白ければ何でもいいよ、と。
確かに納戸やめったに使わない部屋などはそれでもいいのですが、リビングや玄関などは結構プレッシャーになります。当然、決めてお伺いをしてから発注しますけど・・・。
それと我々が決めるととかく無難なものになります。派手な柄や色合いは選びません。どうしても個人の好みが入ってしまうので、合わないかもしれないからです。そうなると、誰が見ても気にならないような無地のクロスになってしまいます。
自分の思いでやりたいこともありますが、気に入られなければ何にもなりません。
まぁ、クロスは張り替えが簡単な工事ではありますが・・・。
また、お客様が決めたものを見せてもらうと たまに え? と 思う柄があります。
いやぁ、やめた方がよいと言いにくく、ついそのまま張ってみるとこれがまたバッチリだったり!
先にも書いたように調度品やカーテン、住む方たちのスタイルがその柄によって際立たすこともあるんです。また、センスのいいお客さまも多く、感心することもあります。
我々の先入観や固定概念が崩されることがあり、それがまた新しい発見で、楽しくなります。
アドバイスもしていますが、自分の思いは、業者にぶつけてみたほうがよいと思います。
任せるにしても、好みの色や柄、または逆に嫌いな色など、伝えたほうがよいと思います。
私みたいに必ずしもセンスがいいと限りませんから(自分で言っては、だめか・笑)。
投稿者 Toyoshima : 2011年07月25日 18:06
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