06月30日
既存の建物を改装しているところですが、窓の位置が変わったり、構造上の補強のため、外壁を壊しています。その部分の補修になるのですが、既存の外壁がモルタル塗りの上に吹き付けてあるので、それに合わせた仕上げにします。
ラスカットという、モルタル下地用の合板の上にネットを貼り、それからモルタルを塗ります。金製の鏝でむらなく均等に平らに塗っていきます。
この上から塗装するといっても塗装材で均等に平らにはできないので、このモルタル塗りが大事になります。
投稿者Toyoshima : 2011年06月30日 13:35
窓枠が腐食して、その周辺に雨漏りの形跡があったので、外壁を一部撤去したら柱が腐食していました。
みると、2階のバルコニーと建物の付け根にひびが入っており、そこから雨が浸入し長い間に壁の内部で腐食したようです。さらにそのこにシロアリも来て周囲の土台壁下地がやられていました。
新しい柱などに入れ替えたりして補修しましたが、ちょっと大変な工事です。
取り替えた材木には、防蟻材を塗布して元に戻します。
雨の侵入から始まったと思われるこの状況。ちょっとしたひびなどでも長い年月になるとおおごとになってしまいます。不審な点を見つけたら、工務店に相談しましょう。
我々は、ある意味医者と同じですから。初期症状なら簡単に直せることもありますよ。
投稿者Toyoshima : 2011年06月30日 12:06
06月25日
  
浴室を壊して、新しくユニットバスを組み立てました。
ユニットバスを作る前には、メーカー側から採寸や状況を見に来ます。
ユニットバスは、床、浴槽、壁、天井、その他機器類とパーツに分かれて搬入されます。ユニットバスを組み立てる前には、水道業者が先行して給水給湯・排水を配管します。
まずは、床のパネルを設置します(左上)。
床がセッティングされたら、次に壁のパネルを建てます。まずは、壁に取り付く照明器具や鏡などの位置出し、穴あけします。窓があれば、開口します(右上)。
壁ができると、天井を載せ、それから浴槽を置きます。入り口の建具を組んだら、あとは、蛇口や鏡、照明器具、棚など取り付けていきます。最後に隙間をコーキングで埋めて完了します。
リフォームでも新築でも最初に完成する部屋です。
投稿者Toyoshima : 2011年06月25日 17:36
06月24日
 
リフォームといっても様々ですが、この写真のように内装の壁や床下地まで壊してしまう場合には、断熱材も入れるようにしています。
もともと入っている場合もあります。しかし、古い家の場合、断熱材の基準が今とは違うので、省エネルギー基準という意味では、効果の少ない断熱材が多く入っていました。また、湿気によって、断熱材がはがれていたりして、効果を満たしていないことも。
床下に関しては、入っていない方が普通でしょう。
そこで、この機会に断熱材を入れます。できるだけ今の基準に近い、性能のよいものを入れてあげたいと思っています。
ここまでの規模のリフォームだと窓も改修する場合もあります。
その時にエコポイントが使えるのですが、残念ながら平成23年7月末をもって終了します。これからという時に残念です。
ただ、この制度が終わっても助成を受けられることもありますし、断熱材を良くすることで、空調設備の効果も上がり、エコな住宅になっていくのです。
これからを考えると、より必要なことではないでしょうか。
投稿者Toyoshima : 2011年06月24日 09:11
06月23日
 
便所の床直しを依頼され、日程を調整の上、工事に入りました。
床が今にも落ちそうなほど、トランポリンのようにバウンドしていたのです。
床は、タイルで仕上がっていました。
壊してみたのが左の写真。
すべて撤去したのでわからないと思いますが、床を受けている根太という木の骨(約3.5cm×4.5cm・一般的な太さです)が、折れてしまい、タイル下地の合板のみで便器や人を支えていました。
床の下は、土。基礎でがっちり囲まれており、通気口もなく、湿気が多い状態でした。
おそらく長い間に湿気で骨が腐って(実際腐りかけてました)、荷重がかかって折れてしまったようです。多少排水が漏れていたかもしれません(床が動くので排水管の接続から微妙に漏れていた可能性もあります)。
合板は、粘りがあるのでいきなり割れてしまうこともなく、タイルと相まって何とか今まで持っていたのでしょう。
いかに、床下が乾燥しているのかが重要かというのがわかりました、まだ、シロアリにやられていなかったのは幸いです。
このあと、土間に気密シートを敷いて、防水テープで基礎に止めて、木部には防腐防蟻材を塗布して、フローリングで仕上げました。
フローリングも耐水性のあるものを選びました。
投稿者Toyoshima : 2011年06月23日 18:05
06月20日
ちょっと遅いのですが、東北関東大震災で被災された方々の復興を願って商店街でフラッグを取付ました。
工務店として受けた仕事ではありませんが、若輩ながら私豊島が商店街の会長になりましたので、そのお手伝いをさせてもらっています。
東北だけでなく、日本全体が沈んでいるように思え、この商店街ももう一つ盛り上がろうということから、「頑張ろう」というコピーにしました。
ある意味自分に言い聞かせているところもあるかも。
投稿者Toyoshima : 2011年06月20日 18:05
06月18日
これから屋形船
天気悪いけど 楽しみにしてます。
投稿者Toyoshima : 2011年06月18日 16:54
 
いろんな水回りメーカーが出展していて 最新の機器を見ています。
これから 各メーカーは、新商品を発表していきます。
水回り商品取り換えを予定されている方は、ご相談ください。
各メーカーの情報を仕入れてきました。
投稿者Toyoshima : 2011年06月18日 15:02
なぜか セグウェイ
投稿者Toyoshima : 2011年06月18日 14:35
06月10日
手すりは、屋内だけではありません。屋外にも必要なところはあります。
道路から玄関までのアプローチで、段差があるところなどは、壁に取り付けたり、地面に手すりを建てたりします。
屋外なので、木製というわけにはいきません。鉄製だと錆びてしまうので、ステンレス製の物を使います。いろんなメーカーから出ているのでカタログを見て選びましょう。
ただのステンレスの手すりもありますが、やはり手で触るところが冷たかったりしますので、樹脂でカバーされているものをお勧めします。
投稿者Toyoshima : 2011年06月10日 16:04
06月09日
大規模なリフォームの場合お勧めするのが、耐震補強です。
現在、市町村など自治体でそれぞれ耐震補強に関する助成など受けられる制度があるので、最近耐震工事をされている方はよく見かけます。
それだけ、まだ20年、30年経過している住宅が多いということです。
木造の骨組みの補強もよく施工しますが、基礎の補強もできうる範囲で行っています。
古い基礎だとコンクリートだけで鉄筋が入っていない場合があります(場合によっては、石の時も)。
また、基礎が割れていたりすることなど。
それと古い基礎の多くは、土間にコンクリートを打っていません。
立ち上がりの基礎を補強することも重要ですが、この土間の補強も重要です。住宅の基礎を平面的に補強させます。基礎が沈みにくくなり、お互いがつながることで現状よりも耐震性を上げられると思います。
また、土間にコンクリートを打つことで土間下からの地面の湿気を防ぐこともできます。
こういった作業ができるのも現状の床や壁を壊すからできるので、家の内装をいじらずに工事するのは難しいです。
ですから、思い切った工事をするのであれば、耐震、断熱、建物の老朽化の修繕を見据えていただきたいと思います。
投稿者Toyoshima : 2011年06月09日 14:15
 
介護保険の改修工事、けがなどどうしても補助が必要な状態、いろんな理由はありますが、手すりの取付工事は、ここ何年よく依頼されます。
これも高齢化社会のひとつのあらわれでしょうか。
便所や、階段がその中でも特に多いですね。
新築の場合は、あらかじめ入れる位置が分かっているので、骨組みの状態の時に下地を入れますが、既存の住宅の場合、仕上がってしまっているので、下地がわかりません。
本職なのにといわれてもきれいに仕上がってしまうとある程度予想はしますが、分からないのです。
そこで、写真の左のように補強の化粧板を先に貼ります。ボンドや両面テープを併用して、下地の骨のある場所やアンカーを使ってビスで留めていきます。
それから手すりを付けるのです。このように化粧板を長く貼って取り付けておけば、総体で力を分散させることができるからです。
もし、手すりをそのまま付けてしまうと、外れてしまう可能性があります。
でも写真のようなやり方をすれば、問題ありません。
今は、いらないと思っていてもいずれ必要になります。
新築の場合でもあらかじめ下地だけでも入れておくと、設置の時に役立ちます。
投稿者Toyoshima : 2011年06月09日 14:14
06月04日
 
窓ガラスに防犯フィルムを貼る工事を請け負いました。
当然防犯という目的ですが、万が一地震が来て窓にひずみが来て割れてしまっては、というお客様の不安もあったからです。ここは、当社が建てた家ではないのですが、フィルムを貼る窓は、雨戸やシャッターが付いているため建築基準法上では、ガラスに網を入れなくてもよいので、入っていないようです(本来は、防火上から網を入れるのですが)。
網が入っていれば、ガラスが飛散することがないのですが、網がないためにフィルムを貼りました。
フィルムも種類があり、防犯性能によって厚みや割れにくさが変わり、同時に価格も変わります。透明と不透明もありますし、パターンが付いたものもあるようです。
フィルムを貼ることで若干色味が付きますので、ご注意ください。
左の写真では、ガラスを清掃しています。やはり汚れていると密着しないようです。
それからガラスの寸法を測り、それに合わせてフィルムをカットします(右)。
フィルムは固いので、作業スペースが結構必要なようです。
それから糊をつけて貼っていきます。
投稿者Toyoshima : 2011年06月04日 10:34
06月01日
逆光でわかりにくいかもしれませんが、本来あるべきはずの柱が、腐食してなくなっていました。
原因は断定できませんが、状況からみるとかなり前から雨漏りしていたようでそれで腐食したのと、それに伴いシロアリによって完全に柱としての形をなくしていました。
改装工事で表面の内装だけでなく、内部も見ることでわかったことです。
これが、改装、リフォームのよいところです。
作業は大変ですが、柱の補強をすることでこの家をさらに良くすることができます。
また、これを見てもわかるように外装工事はとても大事です。ただ、表面的にきれいにするのではなく、こういった悪いところがわかるかもしれません。それで早く補修すれば、被害は少なく金額もかからないのです。
ぜひ、家のメンテナンスを怠らないでください。
投稿者Toyoshima : 2011年06月01日 13:28