広島の家
この土日で母方の実家である広島県広島市佐伯区に行ってきました。
郊外の住宅地といえば、いいでしょうか。子供心に覚えているのは、山や川のある典型的な田舎町というイメージでしたが。
黒い瓦部分の平家(本来の住宅部分)と納屋を改造した2階建ての赤い瓦屋根の住居と
同じく赤い瓦屋根の土蔵があります。
おそらく、この地域の典型的な配置構成と思います。
また、主家は、座敷が六つあり、あとは土間(現在は台所と応接間)の構成で、うっすら覚えているのは、六つ間取りという形式の民家と分類されたようなされないような・・・。違ったら、ごめんなさい。
昔の家なので(100年は軽くいっている)、大きい家ですが、壁が少ないのと屋根が瓦なので、今回の地震から考えるとちょっと耐震上は弱い家と判断されるかもしれません。
個人的には、こういった古い形式を残している家は、できれば、そのままの形で保存したいのですが、安全を考えると改造を勧めなければいけません。
このあたり、どのようにしたらよいか。東京のように古い家が少なくなったり、簡単に建て替えることが多いのですが、地方では、まだまだこのような家はたくさんあります。
考えさせられた1日でした。
投稿者 Toyoshima : 2011年03月21日 16:28
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