補強します
壁も壊すような今回のリフォームの場合、壁の中が見えることによってできることがあります。
古い家だと断熱材が入っていないことが多いので、できるだけ入れるようにすること。
もう一つ大きいのは、構造上の補強です。同じくあまり古い家だと写真のうな壁に斜めに入る筋交いというものが少ないことがあります。
今回のように間取りも大きくいじることになると、りオーム後の間取りを考慮して、構造上必要なところに筋交いを入れていきます。
また、柱が不足しているようなら柱を建てたり、床の骨組みが細いようなら太く補強したり、いろいろできます。
写真では、床に桟のようなものが並べて売ってあります。これは、構造上の補強ではありませんが、畳のところをフローリングに変えるために行っています。
フローリングの方が当然畳より薄いので、そのまま張ってしまうと前より床が下がって、かえってバリアフリーにならなくなります。
そこで桟を打ち、高さを調整するのです。
さらにこの上に構造用合板を貼って、床の剛性をとります。
リフォーム後の外見がきれいになるのも大事ですが、見えないところも直していくのもリフォームの大きな魅力です。
投稿者 Toyoshima : 2011年01月29日 15:48
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