内部の塗装
カウンターの天板を塗装しているのですが、なぜ取り付ける前に塗っているのか?
カウンターは、たいてい幅が広く長さもあります。なかなか無垢の1枚板ではできませんが、それでも合板よりはということで、積層の集成材のカウンターをよく使います。
木は、おもしろいことに積層の集成材でも無垢の板と同じなので、塗装をした面としない面があるとそのどちらかに反ってしまいます。
カウンターを取り付けてから沿ってしまうと直すのが大変です。
ですから、取り付ける前に下面をまず塗って、取り付けて上面を仕上げます。
反ったという話のついでですが、材木は、板状にすると必ず反ります。今のように塗装しないまま放置しても湿気などの関係から反ってきます。
だから、無垢だという考えもありますが、使用するには不都合です。
塗装でその反りを防いでいるといってもよいでしょう。
カウンターに塗る塗料は、ここでは、ウレタン塗装にしています。塗った表面が固く強くなることからですが、塗料の成分などに敏感な方は、自然塗料材(→コラムを参照してください)をお勧めします。
ウレタンほど強くはありませんが、何度も塗ることでその効果はあります。
投稿者 Toyoshima : 2010年07月14日 08:53
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