外壁の下地と通気
わかりにくい写真になってしまいましたが、右側が建物の壁になります。
まだ、下地の段階ですが、ここが重要なところです(何事も下地が重要ですが)。
外壁の下地でもあり、建物の構造上強度を高めるために構造用合板を貼ります。
その上にすぐ外壁材で仕上げる現場をよく見ますが、ここからが建物のための下地です。
まず、最近よく見かける透湿シート(防水の効果が主な要素で雨水の侵入を防ぎます)を貼ります。これで外部の湿気を入れずに内部の湿気を放出します。
放出された湿気はどうなるかというと、次に縦に桟を等間隔(45センチぐらい)に打ちます。この桟の厚みが空気層となり、上昇気流で内部からの湿気を上に流します。当然下に通気の入り口があるので、外部の湿気も通ります。そこで透湿シートが貼っていないとだめなのです。
この桟が外装材を留めるための下地になります。
投稿者 Toyoshima : 2010年06月15日 08:36
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