地盤改良
  
地盤調査を行い、その結果が建築される建物に対し強度が不足していたり、地下水位が高かったりすると何らかの地盤改良を行わなければいけません。
どんなに建物が頑丈でも基礎の下の地面が軟弱ではだめです。
そこで、地盤が軟弱という結果が出た場合、基礎工事に入る前にまずは、地盤改良工事です。鉄の管による杭、セメントを混ぜてコンクリートの柱のように固める改良杭、地盤そのものを固めてしまう表層改良などなど、いろいろなやりかたがあります。
地盤調査のデータをもとに適正な方法を選ぶとともにコストも考えて杭のやり方を選択します。
ここでは、柱状改良杭という工法を選びました。
地盤の強度が発揮される深さまでドリルで掘りながら、セメントを混ぜていき、約径60センチの柱を作るような形にします。これを、何本も打ちこみます。
まず機械を搬入、これも場所が悪いと杭のやり方に制限が出てくるため、必ずしも勝手にやり方が選択できないときもあります。
それから、材料を搬入し、まず試しに掘ります。土のサンプルもその時採取します。
それからドリルで掘りながら、セメントを注入します。
一定の養生期間ののちに基礎工事に入ります。
投稿者 Toyoshima : 2010年04月21日 15:29
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