内部造作の塗装
内部の造作材(窓枠や建具枠、幅木など)の多くは、建材メーカーの商品になっています。すでに塗装(化粧シート貼り)してあるため、大工さんが取り付ければそれで完成してしまうからです。色も何種類かあって選ぶことができます。
これは、コスト面や仕上げにむらがないことから、使用することが多くなりましたが、無垢の木を使って、塗装で仕上げるのが従来のやり方です。
塗装する意味は、色を好みに合わせるというのもありますが、木の劣化を防ぐことや、汚れが付きにくくすることが機能的な意味となります。
ここでは、多くの造作材がメーカー品ですが、棚や小さな戸棚などは、大工や建具業者が作っています。それらは手のかかる位置にあるものなので、塗装をしています。
色はあえてつけず、クリア(透明)仕上げにしています。その方が木の目や風合いを生かせるからです。また、塗装してもいずれこれらの造作材は、日焼けしてきます。
そうするといい色合いになるのです。
投稿者 Toyoshima : 2010年03月04日 10:51
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