構造用金物
今や、木造建物欠かせないのが、これらの金物です。
写真の金物は、基礎と柱を結びつけるホールダウンという金物。これで、建物が基礎から外れることがないようにします。
土台に埋め込まれている丸い金物は、土台と基礎を固定させる金物。
柱の横にある斜めの部材が筋交いで、それを柱に止めている金物。
他にも柱と土台、柱と梁や桁、屋根の垂木を留める金物とたくさんの種類の金物があり、それらを使用します。
土台を除けば、各木材は、お互いを固定するように加工されており、釘ビスを使って止まっています。しかし、それだけでは、大きな地震には耐えられないので、このように金物を使うのです。
また、この金物も適当に使っているのではなく、適材適所に計算されているのです。
木造は地震に弱いと、早合点をしないでください。見えないところでこのような工夫がされているのです。
投稿者 Toyoshima : 2010年03月01日 14:55
|