アンカーボルト金物
金色の長い棒が鉄筋に取り付けてあります。
これらがアンカーボルトといっておりますが、途中曲がっている部分があります。
今までや現在でも通常まっすぐなものを使用していますが、その場合、鉄筋が基礎の幅のほぼ中央に組んであるため、どうしてもアンカーボルトがその脇に取り付けることから、中央からずれます。
そうすると、上に乗る土台の中央からも外れ、土台の穴が端に寄ってしまいます。また、コンクリートのかぶり厚も少なくなります。それを解消するためこういう形状にしています。
まだ、まっすぐなアンカーボルトを使用することが多いのですが、今後はこういったものが増えてくるでしょう。
このアンカーボルトは、このまま鉄筋とともにコンクリートに埋め込まれます。それで完全に固定されるわけです。
次に土台を載せます。先ほど述べたとおり、アンカーボルトがくる部分は、穴をあけます。そして先端に締め付けるボルトが付き、土台と基礎をがっちり止めるのです。
右に見える長いアンカーボルトは、土台より上に伸びて柱とつながるようになっています。
これで、建物が基礎から動かなくなります。
投稿者 Toyoshima : 2010年01月22日 15:27
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