筋交い
よく見かけるとは思います。
壁となるところに斜めやクロスして板が打ってあります(写真の手前に斜めに見える板は別です)。
これで建物の強度を保っているのは、もう常識的にお分かりと思います。
立体的な面として壁を考えて水平方向のゆがみをこの筋交いで防ぎます。
突っ張り棒と思えば、わかりやすいでしょうか。
ここでは、計算上斜めに1本にしていますが、不足する場合は、たすき掛けにクロスして入れます。
この筋交いの上下は、構造用の金物でしっかりと止めるので、外れることはありません。
この筋交いは、家の内部の壁にする場合もあります。
ですから、壁を壊してくださいという要望に答えられない場合もあります。
適当に入れているのではありません。ちゃんと必要なところに入れてあるので、むやみに撤去はできないのです。
投稿者 Toyoshima : 2009年12月19日 10:30
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