基礎立ち上がりとアンカーボルト
型枠が立ち上がると、コンクリートを打ち込みます。
設計の高さになるようにして、枠の中にコンクリートが隙間なく入るよう注意しながら(廻りをたたいたり、バイブレーターで振動を当てながら)、コンクリートを流し込んでいきます。
打ち終わったら表面を鏝で平坦でならしますが、その後、レベラーというノロ状の液体のモルタルを流します。これで上端を平滑にし、高低差がなくなるようにします。
打ち終わったコンクリートから頭を出しているのは、アンカーボルトです。
基礎の上に次は、土台を載せるのですが、その土台と基礎が離れないようにするためのもので、頭にボルトが取り付けられるようになっていて、土台を締め付けて固定します。
そのアンカーンボルトも斜めになっていたり、土台の端にあったのでは、強度が出ないのでなるべく垂直に中心にくるようにします。
以前は、コンクリートが固まる前に手でさしこんでいたのですが、今は、コンクリートを打ち前に鉄筋に固定します。
投稿者 Toyoshima : 2009年12月01日 11:48
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