基礎配筋と先行配管
基礎の外周部に立ち上がりの基礎のための型枠を建てます。
それから、基礎の配筋を行います。異形鉄筋といってでこぼこした鉄筋を組んでいくわけですが、太さもいくつかあり、通常二階建てぐらいですと今は、13ミリ、10ミリぐらいです。これは、設計上の強度で変わりますから、もっと太くなることもあります。
たいてい土間になる部分は、格子状の網目に組みます。それが、上下二重になることもあります。格子のピッチは、設計の強度によって変わります。
その土間の鉄筋に合わせて、立ち上がりの鉄筋も組んでいきます。これは、必ずしも土間と同じ太さやピッチとは限りません。
基礎の立ち上がりがあるところは、たいていその上に土台や柱がくると考えてください。
それと並行して入るのが、設備業者さんです。水道の配管でコンクリートを打ってしまうと配管できなくなってしまう場合、鉄筋の状態で配管します。
また、電気業者も床下から配線する場合があれば、先行します。
また、アース線を入れて、土間のどこかに打ち込みます。アース付きのコンセントを見かけると思いますが(電子レンジ、洗濯機など)、そのアースの行く先は、地面です。
ガス業者は、あまり先行することはありませんが、必要となれば、基礎の段階で配管します。
投稿者 Toyoshima : 2009年11月20日 15:53
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