FRP防水
 
2階や3階にバルコニーを設ける方は多いはず。洗濯物を干したり、または子供があそんなだりと 利用方法はいっぱいあります。
でも、雨が降れば当然そこに水がたまります。水がたまるとその下に漏れます。
雨漏りすれば、木造なら腐るし、下が部屋なら物が濡れてしまい生活できません。
そのためにも、防水を施します。防水には、シート防水やウレタン防水などいろいろありますが、ここで使用しているFRP防水を当社では多く使用しており、一番信頼できる工法と思っています。
まず、下地を施します。ネット状にできたシートを敷き込み、専用の防水材を塗り込んでいきます。それが固まると船底のような状態になります。つまり、バルコニーそのものが、お椀のようになります(上)。
それから、仕上げの塗料を塗ります(下)。
当然水がたまるので、その排水も設けますが、その周りが一番危ないので、専用の排水部材を取付、そこの防水は、念入りにします。また、万一詰まってたまった場合のオーバーフロー用の排水管を壁に設け外壁から出すようにします。
ただ、それがあるからといっていいわけではありませんので、排水が詰まらないよう普段の生活で気を付けてください。
特に植木などを置かれる方は要注意です。
あとは、窓下が危険です。設計基準によると窓下は12センチほどあけるようになっています。雨水が吹き込む可能性があります。これは、施工側が気をつけることですが、台風などの激しい雨の時は、注意してみてください。
投稿者 Toyoshima : 2009年10月22日 15:07
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