世田谷区奥沢の豊島工務店ブログ 新築実況中継!

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09月26日

浴室のリフォーム




既存の浴室を壊して、ユニットバスを設置。写真はその床を据え付けたところです。

今では、当たり前になりつつあるユニットバス。種類も豊富で、そのグレードも様々。

メリットとしては、
定価設定されているので、見積しやすくショールームに見本もあるので、現物がわかりやすい。
グレードがいろいろあるので予算に応じて選べる。また、デザインや機能もいろいろある。
漏水の心配が非常に少ない。
部分補修ができる。
施工日程が早い。

と、いいところが多いんですが、
サイズに限定がある。
特殊な間取りに対応できない。
といった システム上の限界があることがデメリット。

でも、それも良くなりつつあるので、リフォームには、是非ユニットバスをお勧めします。

投稿者Toyoshima : 2009年09月26日 09:28
09月25日

筋交い金物




筋交いというのはご存知でしょうか。

柱と柱の間を写真のように斜めに入っている部材です。まれにクロスして入れていることもあります。

簡単に言うと建物が地震の揺れや風による揺れに対して、斜めの部材でつっぱていると思ってください。
これを、構造計算から適正な場所に入れることで建物が強くなります。
それが、ちょっと前までは大工さんの感覚で入れていることもありました。
古い建物だとないこともあるようで。

ただ、以前はこの筋交いは、釘で柱と土台に止めていたのですが、より強度を出すために専用の金物を使って、確実に固定するようになりました。

ですから、後からリフォームで壁を壊す時には、この筋交いがないところを選んでください。壁をとって家の強度が落ちては何もなりませんから。

投稿者Toyoshima : 2009年09月25日 10:11
09月23日

ホールダウン金物




ホールダウン金物は、基礎から立ち上がったアンカーボルト(土台を貫通している)と柱を結ぶ構造用金物です。

ホールダウン金物の前にボルトの頭が見えます。以前は、この金物だけでした。
基礎工事の際にアンカーボルトを鉄筋に取り付け、基礎工事完了して土台を載せたときにこの金物で基礎と土台を結ぶ、つまり建物が基礎につながるということですが、

土台と柱の継ぎ手が悪いと土台だけ残して柱が抜けてしまう恐れもあります。

そこで、このホールダウンを使って、建物が地震や風で基礎から外れないようにするのです。
あとは、構造計算からその耐力に見合ったものを使用します。

そうなると基礎が悪いと意味がないので、鉄筋をちゃんと組んで適正な強度のコンクリートが必要となるのです。

投稿者Toyoshima : 2009年09月23日 15:21
09月17日

建て方




基礎が出来上がり、1日で建物の骨組みが組みあがる 一番ダイナミックな時です。

お客様も出来上がって喜び、はっきりとわかりやすい時です。

大工さんとしては、一番緊張している時です。
間違えたからやり直せばいいとか、何日もかけていいとかというわけにもいかない、
独特な1日です。

ですから、組み上がるととお客様以上に我々に達成感があるのです。
まだ、完成までにはこれからですが、一区切りとして重要な1日です。

投稿者Toyoshima : 2009年09月17日 11:12
09月10日

大場家住宅




世田谷区にある国の重要文化財、大場家住宅の長屋門です。

長屋門のほかに土蔵と住宅(主屋)があります。
江戸中期の形式を残す民家として保存され、重要文化財に指定されました。

別に世田谷の観光案内しているわけでもありませんが、学生時代から前の職場で、このような古い建物の調査をよくやっていたもので、つい見てしまいました。

この東京に 江戸時代の住宅があるなんて 今更ながら 感心しています。

絶対保存すべきですし、皆さんにも見ていただきたいです。
最新の設備も工法もない建物ですが、ないゆえにその技術や工夫を見てみると
学ぶところもあります。

お時間ありましたら、近くに古い民家を残した公園や民家園といった大きなところもありますので 是非見学してみてください。

投稿者Toyoshima : 2009年09月10日 13:58
09月09日

基礎のレベル




基礎の立ち上がりにコンクリートを打ち、あとは固まるのを待つだけです。

料理みたいな感じですね。
あわてて枠を取らないよう、養生期間を待って、枠を外していく。アルミホイルでボイルしているような、せいろで蒸しているような、オーブンに入れて焼けるのを待つような。

電子レンジみたいに固まったら、音が鳴って知らせてくれればいいのにと思う。

基礎の天端は、平坦にしていてもやはり多少でこぼこしたり、水平でなかったりします。そこで、水平になるよう測量機を使って位置出しをし、レベラーというセメントのトロみたいなものを流します。水は、常に水平を保つ原理を使っています。

そして、ただ固まるのを待つばかり。早く音が鳴らないかな。

投稿者Toyoshima : 2009年09月09日 12:21
09月08日

手すり工事




介護保険に伴う改修工事として、最も多いのがこの手すり取り付けです。

一番施工しやすく、最も必要となる設備だからです。
そんなに高価でもないので、介護保険の限度額内でかなり取り付けできます。

ここでは、大きくリフォームもしたので、きれいに取り付けできましたが、多くは、現状のまま取り付けることが多いでしょう。
その時、問題になるのは下地です。

手すりは、体重など大きな力をかけます。今の壁は、石膏ボードが多く中には合板の場合もありますが、それに取り付けただけでは、すぐに取れてしまい、かえって危険なものになってしまいます。

まず、下地(柱や間柱、その他荷重に耐えられそうな下地)を探すこと。
しかし、下地があったからといって必ずしも、必要な位置とは限りません。
その時には、見栄えがちょっと悪くなりますが、手すりを取り付ける前に幕板を取りつけます。手すりの長さに応じて、下地のあるところにまず板を取り付け、その板に手すりを取りつけます。

今、必要がないと言っても いずれどうなるかわかりません。新築やリフォームをする方でも 将来を考えて下地だけでも入れておけば、写真のようにすっきりとした取り付けができます。

投稿者Toyoshima : 2009年09月08日 17:07
09月05日

道路舗装




敷地前の道路を ガス・水道業者が 引き込むために掘ります。

掘った後は、ちゃんと復旧しますが、それは仮復旧で本式の復旧は、ほぼ建物完成後ぐらいになります。

これは、ガス業者かもしくは水道局側のどちらかが行います。工務店としては、管理外なので、いつやるのかとかは寸前まで分かりません。

場合によっては、引っ越しが終わってから来ることもあります。

そんなに大きな道路でなければ、ほぼ半日で終わります。
よく、ポストに工事のお知らせが入っているかと思います。

投稿者Toyoshima : 2009年09月05日 11:05

土間コンクリート




鉄筋の配筋が終わると その検査を行い間違いなどないか確認後、コンクリートを打ちます。
たいていは、まず土間から打ちます。指定の強度(ただのコンクリートといっても建物の状況や気温、時期によって強度は違うのです)を生コンクリートのプラント(製造工場)に指示し、必要な量を依頼するとミキサー車が来るのです。

あのタンクがぐるぐる回っているのは、移動中にコンクリートが固まらないため、セメント砂利がよく混ざるようにです。

それから、打ち込む前に強度試験のサンプルを採取。簡易的に調べ問題なければ、打ち込みます(正式な結果は後で報告されます)。

コンクリートを打ちながら、バイブレーターなどを使って隅々まで、コンクリートがいきわたるようにして、鏝で平滑にならしていきます。

投稿者Toyoshima : 2009年09月05日 10:17
09月04日

塀工事




建物の工事と並行もしくは、完成近くに廻りの工事を行います。

よく、外構工事とかエクステリア工事とかいいます。

車庫、門扉、塀、庭、道路から玄関へのアプローチ・・・。

敷地の状況、近隣との状況から判断するもので、決まりもなく、いろいろなパターンがあります。
ここでは、道路と敷地、敷地と隣地の間に塀を作っています。

ここの塀は、目隠しの意味合いが大きく、中があまり見えないように作ります。
お客様の好みで木製にしています。
風合いがあってよいのですが、欠点はいずれ腐食してしまうこと。
それを防ぐために、何度も塗装しますが、費用もかかります。

そこで、最初の金額は高いのですが、イペという硬くて強い輸入材があるので、それを使用しました。
港の桟橋とかによくつかわれています。

色は、いずれ灰色に退色しますが、なかなか腐りません。塗装をしてもらえばなおもちます。

木、アルミ、鉄、ステンレス、樹脂、植木、いろいろ材料はありますから、状況やコストに合わせて選びましょう。

投稿者Toyoshima : 2009年09月04日 17:45
09月01日

鉄骨階段の掛け替え

 


アパートによく見られる鉄骨製の外階段です。

鉄骨の階段も 塗装などのメンテナンスをよく見ないと 写真のように錆びてもろくなり、いずれ上がり降りが危険な状態になってしまいます。

さびが出始めたり、塗装が取れてきたらまず塗装で塗り替えましょう。
早い段階で処置すれば、長持ちします。

それでも、手すりや段板に部分的に腐食が出て塗装で直しきれない場合でも、鉄骨業者さんが部分的に補修します。ただ、塗装は必要になります。

ここでは、塗装も無理で補修しても新規に作っても変わらないぐらいの状態だったので、掛け替えました。

工場でほぼ作っていくので、約半日あれば上り下りはできるようになります。設置前には、さび止めだけは塗っています。

この後塗装業者さんが直さないところも含めて塗りかえます。

投稿者Toyoshima : 2009年09月01日 14:20
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