内部塗装工事
  
和室の塗装工事ですが、塗装というより清掃に近いです。
基本的に和室には、ペンキやニスなどは施しません。崩した和室でない限り、色も付けません。
ここは、茶室にもなるので、木材の素材をいかさないといけません。
作業としては、水やシンナーを使って汚れをふき取り、そのあと専用のワックスを掛けます。
ひとつは汚れを落とし、また汚れがつかないためですが、ここの壁は、珪藻土という塗り壁になります。
塗り壁だと、壁際の材木に塗り物材料が浸透し、灰汁が出てくることがあります。それを避けるためにも、ワックスを掛けます。
通常塗装工事でも同じでうが、上の写真からまず、塗装がかかってはいけないところと塗っていいところを見切るために養生のテープを貼ります(その前に塗る周りには汚れないよう養生もします)。
貼った状態が中の写真。テープの色は、関係ありません。これらを施してから。
塗ります。ここは、ワックスなので、養生前に洗浄もしています。塗装ならサンドペーパーをあてます。
塗り方は、その材料で変わってきます。
投稿者 Toyoshima : 2009年07月27日 14:04
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