アプローチ
建物は、すでに完成しお引っ越しも済んでいる住宅ですが、その後の様子を写真にとりました。
ポスト機能を備えた門柱のある門扉を取り付け、建物までのアプローチを丸い敷石を並べたところまでで、引き渡しをしました。
その周りについては、お客様の方で整備されるということだったので、引き渡し後は、こちらも通りがかりにいつもどうなっているかなと、何気なくのぞいていました。
ご夫婦二人でコツコツと芝生を植えられている姿も何度か見ました。
掘っていたら、砕石が出てきて処分もしました。
それから半年余り、見事に芝生が育ち、きれいなアプローチになりました。
純粋に素晴らしいと思いました。特別お手伝いもしませんでしたが、ここまできれいになると業者としても、うれしい限りです。家も含めて大切にしているんだなと同時に気に入っていただけたのかという、実感がわきました。
こんな時に仕事の喜びを感じます。
と、個人的な感情に走りましたが、アプローチは、その距離によって見せ方も変わってくると思います。
短くても茶室のように草木が生い茂って、コケが生えた土に敷石を並べることもアプローチです。
コンクリートを打っただけでも、タイルを貼っても、玉石を敷き詰めても、煉瓦を敷き込んでも やはりアプローチです。土のままでも(ただ、泥だらけになるので何かしないといけないとは思いますが)。
たいてい最後の工事になりますから、ちょっと家の外観や周りの状況を見ながら考えてみるのも面白いのでは?
投稿者 Toyoshima : 2009年07月09日 18:22
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