基礎工事・気密シート張り
設計上の深さまで地盤を掘り下げたあとは、ぐり石といって、石を砕いたような物を敷き並べて、突き固めます。
そのあとに、ビニールのシートを敷きこみます。
これは、地盤からの湿気を止めるためのものです。この効果がよくわかるということは、建ててからではわかりにくいのですが、このシートを敷いた後に翌日でも見てみると、シートの下に水滴があることが。
つまり下からの湿気が出ており、それをシートでふさいでいるのがわかります。この上には、基礎のコンクリートができますが、コンクリートも湿気を持っています。そのコンクリートを超えて湿気がこないように、このシートを先行して敷きこむのです。
床下は、普段見えないところです。その床下に湿気を持ち込まず、床の骨組みを保護する。こういう、仕組みなのですが、できてしまうと見えなくなります。家を長く持たせるのはどういうところに注意強いるのかをご理解できればと思います。
投稿者 Toyoshima : 2009年03月30日 18:39
|