リフォームのための解体
もはや原形をとどめていないほど、壊してしまいました。
古い住宅の改装で、設備から内装をすべて新しくするのですが、とにかく古いので現状のままを直すことが難しく不要な物を撤去しているのですが、構造も弱いことがわかり補強するため、骨組の状態にして直すことにしました。
リフォームといってもいろいろあることは何度もお話していますが、古い住宅の場合は、施工性を考えてもなるべく既存を撤去し、新しくしたいものです。
当然コストもかかりますが、いろいろ理由もあり、利点もあります。
ここの場合、建て替えができない状況にあるため、既存の規模を変えることなく直す必要がありました。
解体することによって、構造上の補強が可能になります。ここが木造のよいところです。
補強が可能ならば、間取りの変更もできます。
設備から建具なども一新できます。当然内装もきれいになります。
大工さんをはじめ職人さんの作業がこの後やりやすい。 古いものが残っているとそれに合わせることが大変です。
断熱の補充、湿気やシロアリ対策など目に見えない部分を直すこともできます。
欠点は、コストのほかに状況によっては、居住できない状態になること。そのために引っ越しが必要となることです。
工務店と相談して計画よくやってもらうとよいでしょう。
投稿者 Toyoshima : 2009年03月17日 10:20
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