床レベルの調査
古い建物の改装工事ですが、約50年近く前の建物で、かなり老朽化しているのと内装など現代にあわない仕上げになっているため、補強と修理を兼ねてきれいに改装します。
まず、床のレベル(水平)が悪いためそれを直します。そのために床の骨組みを全部解体しました。
そうしないととても水平に直せる状態ではありませんでした。
そこで、この写真の機械の登場です。
我々はよくレーザーと言っておりますが、水平や垂直を測定できる機械です。
カメラの三脚と同じものがあるので、高さは自由になりますし、それで自身の水平を保ちます。
まさしくレーザーのように赤い光が水平(もしくは垂直)にでます。その水平線を基準に天井や床を測って、レベル差を出します。また、その線を基準に新しい床や天井の水平線を出します。
縦に枠をつけたり、建具を入れたりするときは、この機械で垂直を見るとまっすぐに取り付けできます。
あと、これで床材の貼り初めの基本線を出したり、内装業者は、ビニルクロスの貼る基準位置をだしています。非常に便利な機械です。
投稿者 Toyoshima : 2009年03月16日 14:26
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