07月30日
新しく家を建てる準備に入りました。
土台、柱、梁、桁と主体となる構造材を入れて並べたところです。
順番に図面を見ながら、墨付(今は、ボールペンですけど)といって、墨刺しという竹製のペンに墨をつけて部材の接合部分や切り取る位置をつけていきます。
この作業の後、切ったり、金物を着けたりしていきます。
いまやプレカットといって、工場で機械によって作って、現場に直接持ってくることが主流です。古いやり方といえばそれまでですが、大工の技術や伝統を守るためにもできることなら、手作業でやりたいと思っています。
投稿者Toyoshima : 2008年07月30日 17:26
07月26日
防水工事は、新築だけではありません。
既存の建物でどんな構造で、そんな仕上材でもいずれメンテナンスは必要になります。
外部のメンテナンスは特に重要です。建物を長持ちさせるには、雨風の侵入を防ぐのがいちばんです。
この建物は、鉄骨のALCで仕上た建物で、バルコニーや通路などは、アスファルト防水の上にモルタルを塗って仕上ています。しかし、何年もたって防水が効力が無くなり、モルタルも風化すると雨水は簡単に入ってきます。
そこで、きれいに掃除をして、こけなど除去し、再度防水をします。その際、下地をきれいにしておくこと、雨水の排水口周りも防水をかけておくこと、細部のひび等も注意してうめること。天候が悪いのに無理をして施工しないこと。いろいろ気をつけながら工事しないといけません。ただ、防水材を塗布すればいいものではないのです。
投稿者Toyoshima : 2008年07月26日 16:38
07月22日
建物前の敷地を利用して、車庫の土間を作っています。
土間は、コンクリートを打ったままの仕上で、左官業者が鏝でならします。
玄関までのアプローチは、100角のタイルを貼ります。
土間の仕上としては、タイル、自然石、インターロッキングなどの舗装材、アスファルト(雨水の浸透性にはよい)、洗い出し、枕木、砂利(石が飛び散るのでやめたほうがよいでしょう)といろいろありますが、コストバランス、デザイン(建物との協調)を考慮しましょう。
投稿者Toyoshima : 2008年07月22日 17:58
07月21日
雨樋の掃除をしています。
写真のように近くに植木や近所に木が多くある場合、またはグランドなど砂埃が多く出るところなど、雨どいをよく注意して点検しましょう。
樋に草やホコリまたは、飛んで来たごみがたまり、樋が詰まります。
そうなると雨が降ってもうまく流れず、あふれた雨水が軒先から内部に入ることもあります。入らなくても、軒先を傷めることになります。
だから、定期的に樋の点検は行ってください。
とはいえ、1階の屋根ならともかく2階の屋根となると危険です。樋から雨水があふれているような状態を発見したら、業者に点検を依頼したほうがよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2008年07月21日 16:07
07月20日
新築前には、いつもどおり地鎮祭を行っています。
この祭典を行うといよいよ新築工事の始まりだなと思います。
地鎮祭は、通常午前中に執り行われることが多いので、残りの時間にやり方を出します。そのやり方で、建物の建つ位置を確定し(基本的には、確認申請に提出した図面通り)、地盤面の高さ(これも基本的には、確認申請図面どうり)を決めます。
地盤面の高さというのは、建物の立つ地面が道路や隣地と変わらない高さなら
そのままですが、周囲より高すぎたり低すぎると検討しなければいけません。
この地鎮祭とやり方を行わないと建物が建たないので、本当にスタート地点といったところでしょうか。(それ以前に確認申請が通らないとできませんが)
投稿者Toyoshima : 2008年07月20日 15:43
07月17日
外部の塗装が済み、1階の出入口にテントを張っているところです。
もともと店舗だったので、看板を兼ねてついていたのですが、それをそのまま庇として残しました。新たに張替えて、外装と共に一新。
10日間程のことでしたが、壁も屋根もきれいになって、すっかり新築です。
今回は塗装にあわせて、窓を交換したり、悪いところを直したりしました。
このように足場をかけて、塗装をするときは、思い切ってやってみるのも良いと思います。悪いところを直せばより家は長持ちします。
是非、外部には気をつけてみてください。
投稿者Toyoshima : 2008年07月17日 14:23
07月09日
タイトルどおりいろいろな素材が見られる建物です。
外壁は、ガルバニウム鋼鈑で横貼り式。外階段は、鉄骨でできており、亜鉛メッキされています。当然ですが、窓はアルミサッシです。つまり、屋根を除き金属製の素材で形成された建物です。そこに、目隠しを兼ねた木の面格子が象徴的に取り付けてあります。
格子は、米杉でキシラデコールという塗料で仕上ています。シンプルながら力強い感じがしませんか?
投稿者Toyoshima : 2008年07月09日 17:04
地盤の土留めを兼ねたブロック塀工事です。
もともと大谷石の塀でしたが、経年変化で老朽化し、危なかったのと建替前の解体や新築時の工事の妨げになるため撤去しました。
地盤が道路よりも60cmほど上がっていたのでそのままでは、危険であることから新規にブロックで作ることにしました。
化粧ブロックといって通常のブロックに色などのデザインが加わったタイプです。強度としては、重量ブロックなみにあるのである程度の土留めなら使用できます。
ベースにコンクリートを打ち、鉄筋を立てて強度を保ちます。
まっすぐになるよう基準線を出し、水平垂直を見ながら重ねていきます。
投稿者Toyoshima : 2008年07月09日 11:24
07月08日
最近、新築からは離れていますが、そのついでにキッチンのリフォーム。
キッチンについては、リフォーム新築に問わず、いくつかのスタイルがあります。
一般的になったシステムキッチンでも
・I型といってキッチンが一直線になって、壁に沿って設置されているもの。
・L型といって壁に設置されてはいますが、90°に曲がったプランのもの。
・キッチンがリビングに向かい前面が開放されている対面式。
・キッチンが独立した位置にあるアイランド型。
写真は、アイランド型で最近多いパターンです。ただ、対面式も含めてある一定の部屋の広さを確保できる空間がないとかえってキッチンが邪魔になります。
キッチンも今、引き出しタイプが多いので自分の立つ位置のスペースも考慮しなくてはいけません。それとあわせて、排気の取れる場所である事など制約もあります。
設備も食洗器、オーブン、昇降式の吊戸棚、IH式コンロ、同時給排気のあるレンジフード、ダストボックス、合わせて同じシリーズから食器棚、家電収納など多様にあります。
まずは、計画しているキッチンの大きさ、広さを考えて、何が必要かも含めてショールームに行きましょう。工務店に相談すれば、ショールームの予約もできます(当然、当社も)。
さっそく、遊び感覚で覗いてみては?
投稿者Toyoshima : 2008年07月08日 10:49
07月01日
建物外部の塗り替え工事に伴い、足場を組み立てています。
屋根や外壁を塗り替える場合は、ほとんど足場を設置します。それは、作業のためでもあり、安全性を確保し、近隣への迷惑を防止するためのものです。
また、塗り替えだけの工事であっても足場のあるときに普段目の届かないところをチェックするのもいいチャンスです。
危険ですからできれば業者に確認してもらうようにしましょう。塗装で解決できれば、いいのですが、そうでない場合も多々あります。
発見したら足場のあるうちに修復するようにしましょう。塗り替え工事は、ただ建物をきれいにするだけでなく、悪いところの検査修理する定期検査とも考えてよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2008年07月01日 10:57