01月31日
外部ができてくると、大工さんは中の仕事に入ってきます。まず、天井の下地の骨組みを組みます。
升目のように縦横に木下地を組んで、石膏ボードを貼ります。
この際、先行して電気工事の配線も組みます。主に照明器具の配線となります。
ですから、このころには、どこに照明器具の位置を決めるか、どこにコンセントをつけるかなどが必要となってきます。
投稿者Toyoshima : 2008年01月31日 10:38
01月22日
基礎も立ち上がりのコンクリートを打てば完了です。あとは、一定の養生期間の後に型枠をはずして、いよいよ木工事が始まります。
基礎の天端は、左官業者などが水平に均していましたが、今は、レベラ?といってトロのようなモルタル系の材料を流し込み、その材が自然に水平に均され硬化します。写真は、そのレベラ?を流す前に水平を見る機械を使って細かく水平のポイントを出しているところです。
投稿者Toyoshima : 2008年01月22日 12:54
01月21日
外壁の下地の状態です。ここで何度も説明している通気層をあらためて説明しましょう。建物にとって大事なことと我々は考えていますので、今後もそのたびに説明していきたい工事です。
白いシートは、透湿シートといっていくつかのメーカーから販売されています。その特徴は、共通で防水の意味と外部の湿気を防ぎつつ、内部からの湿気は外部に通すという便利なシートです。ジョイントには、専用のテープで気密性を保ちます(専用のテープが無いメーカーもあります)。本来の外壁は、この上に貼るのですが、なぜこのように湿気を防ぐ必要があるかというと、シートの上に竪に打ってある木が、外装材を受ける材ですが、同時にこの期時の間の空間が通気(空気)層になるのです。
壁の下から入った空気が、上昇気流でこの空間を通るのです。そして、屋根の換気棟から出て行きます。となると壁の中を湿気を含んだ空気が通るので透湿シートが必要なのです。そして内部の湿気をこの空気層で上に押し上げるのです。
この通気層によって、漏水・湿気を防ぐこと、断熱効果をあげる効果があります。アルミサッシのペアガラスがなぜ良いのかというと、2枚のガラスの間の空気層が断熱効果を出すからです。それと同じです。
この通気層を持つか持たないかで家の性能は大きく変わるといってよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2008年01月21日 19:25
毎年1月の日曜日に新春恒例の地区まつりがあります。奥沢・東玉川地区限定のイベントです。
工務店や設計事務所から構成される「世田谷の住まいを考える会」もこの行事に「木工教室」という形で参加しています。
広く木に触れてもらうことや作る面白さ、大変さを知ってもらおうという主旨です。当然我が社も参加しており、この他に商店街として「わたあめ」にも参加しています(トップページのピックアップ写真)。
いろんな団体が参加しており、何百人と子供を中心とした人が集まってきます。9月の奥沢神社の祭に次いで大きなイベントでしょう。
けっこうこちら側も楽しんでいますが、とにかく寒いです!!
投稿者Toyoshima : 2008年01月21日 11:21
01月17日
鉄筋の配筋に関して適正か現場で検査をしますが、同じくコンクリートも検査します。コンクリートの場合は、そのもの材料の品質に検査です。
基礎にコンクリートを打ち込むときに最初にサンプルをコンクリートのミキサー車より無作為に採取します。
それらを円筒の箱に詰めて(写真右側の6本のもの)、4週間で設計強度の数値以上になるか第3社機関によって行われます(これは、依頼しないと行われません)。
他にコンクリートの空気量や塩化物の量、打ち込み時の硬さなど検査します。
また、冬の寒い季節は、コンクリートの強度数値を高く設定します。
よほどのことがなければ、変なコンクリートを使用することは無いと思われますし、試験には、別費用がかかりますが、安心のためには、試験することをおすすめします。
投稿者Toyoshima : 2008年01月17日 13:14
01月14日
この写真は、HP用に撮影していますが、この定規を使って鉄筋の間隔や継ぎ手の長さなどを測り、設計図どおりもしくは、一般的な仕様になっているか検査します。違う点があれば、修正します。
この検査は、自主的なもの、設計事務所によるもの、第3者機関や役所によるものとあります。ここでは、現場監理をしている設計事務所が検査を行いました。
木造の2階建て程度の住宅ですが、やはり思い違いや人為的なミスもありますので、違う目でチェックしてもらいのがよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2008年01月14日 16:15
01月10日
かなり現場が重なっているので、似たような内容が良く出てくると思いますが、復習していると思ってみてください。
当社では、通常ベタ基礎といって、土台があるところ以外の土間にも鉄筋を入れて、基礎そのものが1枚の板のような状態にしています。最近は、この方法が一般的といえるでしょう。今までの基礎よりも強く、土間下の湿気も防ぐ形となり有効な方法といえます。
この基礎の場合、先に外周部に型枠を建ててから、まず、土間の鉄筋を組み、それから立ち上がりの基礎を組みます。鉄筋の太さや並べ方は、建物の規模によって、設計されており、その図面のとおりに施工します。
投稿者Toyoshima : 2008年01月10日 14:15
01月09日
地盤調査の結果が悪かったため、基礎下の補強、杭工事を行いました。
地盤補強には、他にも種類がありますが、ここでは、セメントと鋼管を複合した杭を採用しています。
どれが良い悪いではなく、地盤の強弱や状況によって、またコストを考えて選びます。
ここでやる杭は、ドリルで掘り込みながらセメントを注入、その後杭を打ち込みます。
ほかに、地盤の土を改良する方法や、鋼管杭のみを打ち込む方法など様々です。
地盤調査を行った上で、業者と打ち合わせて予算の中で対応できる良い方法を選びましょう。
投稿者Toyoshima : 2008年01月09日 11:38
01月01日
本年もよろしくお願い致します。
皆さんにとって良い年になりますように!
投稿者Toyoshima : 2008年01月01日 13:57