構造用金物
大きい地震が続く中、耐震性が常に話題になります。
私たちは、当然そのことを考えながら家を建てているわけですが、行政からも建築基準法として構造の強化を指示しています。
その中の一つが構造用金物の使用です。基礎と土台、土台と柱、柱と梁や桁などの水平材、筋違、それぞれの部材同士を強く接合するために必要な場所に金物を取り付けるのです。
また、ただ取り付けるのではなく、建物全体のバランス(一部が強くて他が弱くならないこと)を考え、地震などのときに掛かる荷重やゆれを考慮して金物はつけられます。
写真で言うとまず、筋違という斜めの部材が取り付けられます。今までは、釘だけでしたが柱と離れないような金物もつけます。それと柱と土台(または梁)をつなげる金物。土台にボルトの頭が見えますが、これが基礎と土台をつなげるボルトです。場所によっては、もっと太く長いボルトを入れ、柱とつなげます。
投稿者 Toyoshima : 2007年09月26日 16:52
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