番付
柱材に「い四」など記号のように書いてあるのが番付です。
これは、建物のその部材が来る位置を示すものです。設計図があるので、どこに柱が建っていたり、梁などの部材が取り付けるのかわかります。
山のように並んだ材木を見て、各職人が誰が見ても直ぐにその位置がわかるようにするには、番付をつければ、図面が無くてもわかるのです。
木造の場合、3尺(約910?)ピッチに番号や文字を振ります。い通りと四通りの交点にある部材に「い四」と符号をつけるのです。
これは、ずっと昔から続くもので、CADができても、機械が進んでもこのやり方は変わりません。(ただ、最近アルファベットの場合もありますが、大工さんは困っているようです)
投稿者 Toyoshima : 2007年07月31日 10:45
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